JPS61218026A - 端子を有するケ−シング - Google Patents

端子を有するケ−シング

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JPS61218026A
JPS61218026A JP6009585A JP6009585A JPS61218026A JP S61218026 A JPS61218026 A JP S61218026A JP 6009585 A JP6009585 A JP 6009585A JP 6009585 A JP6009585 A JP 6009585A JP S61218026 A JPS61218026 A JP S61218026A
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piece
armature
terminal
coil
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信時 和弘
健治 小野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は端子を有するケーシング、さらに詳しくは、合
t、樹脂のような成形品によって一面が開放された箱状
に形成され各種部品が納装されるベースを有し、ベース
内に納装された部品に電気的に接続されベースと同時一
体に成形さF′Lだ複数の端子片がベースの周壁の外側
面から突出するケーシング1こ関するものである。
[背景技術1 一般に端子を有するこの種のケーシング内にリレーのよ
うに機械動作部分を有する部品を納装する場合において
、ベースの強度が小さいと機械動作部分の特性が変化し
、信頼性が低下するという問題がある。
[発明の目的1 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、成型品により形成されたベー
スの強度を高めてケーシング内に納装された部品の動作
信頼性が低下しないようにするとともに、ベースの補強
部材として既製の端子を利用することにより部品点数の
増加などが生じないようにした端子を有するケーシング
を提供することにある。
[発明の開示1 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する、なお
、以下の説明においては本発明を利用した有極リレーを
例示する。
第1図に示すようにケーシング1は上方に開放された箱
状のベース11と、下方に開放された箱状であってベー
ス11の上方からベース11の側壁の外側を覆う形で被
嵌されるカバー12とから構成される。
ベース11は略直方体に形成された合成樹脂のような絶
縁性材料の成型品であり、中方向の両側壁にはその長手
方向の中央部において上方および内側面が開放された凹
所13がそれぞれ形成される。各凹所13の底面にはそ
れぞれ接触片21が臨み、接触片21はベース11の中
方向の側壁の外側に露出して下方に突出する共通端子片
22と一体に導電板で形成されでいる。ベース11の内
側の四隅には上下に走り上端がベース11の上面よりも
下方に位置するリプ14がそれぞれ形成される。リブ1
4の上面には上面に固定接点23を有した固定接点板2
4が重複し、固定液、ζ板24はベース11の中方向の
側壁の外側に露出して下方に突出する固定端子片25と
一体に導電板で形成されている。ベース11の長手方向
の両側壁には七へぐれ巾方向の中央部において上方およ
び側壁の表裏に開放された切欠部15が形成されており
、各切欠部15の底面からはぞれぞれ一対のコイル端子
結合片26が上方に向かって突設される。
コイル端子結合片26はベース11の巾方向の両側壁の
外側に露出して下方に突出するコイル端子片27と一体
に導電板で形成されている。このように、接触片21と
共通端子片22、固定接点板24と固定端子片25、お
よびコイル端子結合片26とコイル端子片27は、それ
ぞれ導電板で一体に形成され、ベース11と各導電板と
はインサート成形によつて一体化されている。導電板は
ベース11の側壁内で引き回され、ベース11の側壁内
の略全長に亘って導電板が内装されるようにしている。
したがって、ベース11の側壁は導電板によって補強さ
れることになり、ベース11が箱形であることと相まっ
て強度が大きくなっている。
カバー12はベース11と同様に略直方体に形成された
合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であって、土壁の
内周面から下方に向かって4枚の仕切片16が突設され
ている。仕切片16はカバー12の長手方向に沿って形
成されている。
ベース11とカバー12とにより形成されたケーシング
1内にはコイルブロック3と、磁石片4と、接極子ブロ
ック5とが配設されている。
フィルブロック3は13図に示すように、上方に開放さ
れた略コ字形の鉄芯31の横片にコイル32が巻装され
るとともに、鉄芯31の脚片がそれぞれ絶縁性材料で形
成された鰐33に覆われ鰐33の周面の一所から脚片の
先端部が露出した形状に形成されている。コイル32に
接l!されたフィル端子34は各鍔33に対応してそれ
ぞれ一対設けられ、鍔33の上端よりも上方に突出する
とともに上記コイル端子結合片26に当接するように折
曲されている。コイルブロック3がベース11内に収納
された状態でコイル端子34とコイル端子結合片26と
は溶接結合、あるいは半田結合などの方法で電気的およ
び機械的に結合される。
ここで、コイル端子34およびコイル端子結合片26は
それぞれ鉄芯31の脚片の上端よりも上方に突出してお
り、またコイル端子結合片26が切欠部15内に突設さ
れているから、コイル端子結合片26とコイル端子34
とがベース11から露出するものであり、両者の溶接結
合あるいは半田結合などの作業が容易となるものである
。鉄芯31の脚片の露出部分の間には上記磁石片4が磁
極を当接させろ形で介装されている。
磁石片4は板状であって、上面中央部にベース11の中
方向に走る断面略半円形の凹tti41が形成されてい
る。磁石片4の上面はベース11の長手方向における中
央部でもっと6厚みが大きく端部に向かって次第に厚み
が小さくなるように傾斜した傾斜面42となっている。
また、ベース11の長手方向における磁石片4の両端部
はそれぞれ同極に着磁され、中央部が異なる磁極に着磁
されている。すなわち、両端部がN極であれば、中央部
はS極となるように着磁されているのである。
そして、その両端部の磁極がコイルブロック3の鉄芯3
1の各脚片の内側面に当接した形で両脚片間に介装され
るのである。
接極子ブロック5は略矩形の平板状に形成された磁性体
製の接極子51と、接極子51の中方向の両側において
接極子51と略同一平面に配設された可動接触ばね片5
2と、接極子51およ1可動接触ばね片52とともに一
体に成形された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品で
あるばね支持体53とから構成されている。接極子51
の下面には第4図に示すように、接極子51の巾方向に
走る断面略半円形の突条54が形成されている。
可動接触ばね片52は細長い導電性の板ばねであって、
長手方向の中央部には中方向に向かって先端部が略丁字
形に形成された支持片55が一体に突設されている。ま
た、長手方向の両端部にはそれぞれ先端開口するスリッ
ト56が形成され、可動接触ばね片52の先端部が撓み
やすくなっている。
ばね支持体53には接極子51の中方向における両端縁
に開口する切欠57が形成されている。この切欠57の
奥端から支持片55が突設され、支持片55の先端部が
接極子51の中方向においてばね支持体53よりも外方
に突出している。すなわち、可動接触ばね片52は長手
方向の中央部においてばね支持体53によって固定され
、また支持片55がばね支持体53から突設されている
ものであるから、可動接触ばね片52の長手方向の両端
部および支持片55はそれぞれ独立してばね力を作用さ
せることになる。この後極子ブロック5は接極子51の
下面に設けた突条54を磁石片4の凹溝41に収めると
ともに、支持片55をベース11の側壁に設けた凹所1
3に嵌合させることによってベース11内の定位置に配
設されるものであって、接極子ブロック5は支持片55
を軸として揺動自在となるのである。このように、可動
接触ばね片52に一体に形成された支持片55が接極子
ブロック5の支持を行なうものであるから、可動接触ば
ね片52が導電部と支持部とを兼ねることになり、構成
部品の削、減につながるものである。また、平板状の支
持片55を接極子ブロック5の回動輪とした構成により
、接極子ブロック5が揺動することによって支持片55
にねじれが生じ、このねじれに対するばね力が接極子ブ
ロック5に作用するから、第5図に示すように、接極子
51のねじれに起因するばね力で接極子51に作用する
吸引力が1RW1でき、また可動接点ばね片52のばね
力により固定接点23と可動接点ばね片52との間の接
点圧が調節できるものである。
その結果、可動接点ばね片52の長手方向の両端部の形
状や寸法を調節することにより接、克圧を調節でき、ま
た支持片55の形状および寸法の調節により吸引力をa
mできるから、接点圧と吸引力とをそれぞれ別個に独立
して調節することができるのである。さらに、可動接触
ばね片52は長手方向の両端部がそれぞれ独立したばね
力を作用させるものであろから、可動接触ばね片52の
両端部の形状や寸法を調節することで両固定接点23に
対する接点圧をそれぞれ独立して調節することが可能で
あり、接点圧のllN節が容易となっている。
また、可動接触ばね片52が接極子51の巾方向の両側
で接極子51と略同一平面上に配設されているから、全
体として上下方向の厚みを小さくできるものである。
以上のようにして、ベース11内にコイルブロック3と
磁石片4と接極子ブロック5とが収納された状態でベー
ス11にはカバー12が被嵌される。
カバー12の内周面に突設された4枚の仕切片16は、
第2図に示すように、ベース11にカバー12を被嵌し
た状態でそれぞれ接極子51と可動接触ばね片52との
闇の隙間に挿入され、接極子51と可rJJ1接触ばね
片52との間に絶縁性の仕切片16が介在することによ
り両者間の絶縁距離が大きく取れるようにしている。
なお、上述の例で磁石片4の凹溝41を断面略半円状と
した例を示したが、断面形状を上方に開放された略■字
形としてもよいものである。この場合には接極子51に
形成された突条54を薄刃状とすればよいものである。
以上の構成により、コイル32に通電すれば、磁化の向
きに応じて接極子51の長手方向の一端部が鉄芯31の
一方の脚片に吸引されで接極子ブロック5が揺動し、鉄
芯31→接極子51→磁石片4→鉄芯31の閉磁路が形
成され、可動接触ばね片52の長手方向の一方の端部が
対応する固定接点23に接触するのである。この状態で
コイル32への通電を停止すると、磁石片4の磁力によ
り上記閉磁路がそのまま維持され、接極子51が鉄芯3
1の一方に接触した状態が保たれるのである。また、コ
イル32への通電方向を逆向きにすれば、接極子51は
鉄芯31の他方の脚片に吸引され、可動接触ばね片52
の長手方向の他方の端部が対応する固定接点23に接触
する。この状態においても通電を停止した後、そのまま
の状態が維持されるものであり、いわゆる双安定動作を
行なうことができるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、ベースが一面開放された箱状に
形成されていることにより、ベースの強度を比較的大き
くする二とができるとともに、ベースから突出する各端
子片のベース内に埋入された部分がベースの周壁内で引
き回され、ベースの周壁の略全周に亘って端子片が埋入
されているので、端子片によってベースの周壁が補強さ
れるものであり、小形リレーのようにベースを形成して
いる成形品の肉厚が小さい場合であっても、十分な強度
が得られるという利点を有するものである。
また、ベースを補強する部材として端子片を利用してい
るから、ベースの強度を高めたことによって部品、α数
が増加したり、外観が変化することがないという利点を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上のカバーを外した状態の一部省略平面図、第3図は
同上の断面図、第4図は同上に使用する接極子ブロック
を示す下面側の斜視図、第5図は同上の動作説明図であ
る。 1はケーシング、3はコイルブロック、4は磁石片、5
は接極子ブロック、11はベース、12はカバー、13
は凹所、14はリプ、15は切欠部、16は仕切片、2
1は接触片、22は共通端子片、23は固定接点、24
は固定端子板、25は固定端子片、26はコイル端子結
合片、27はコイル端子片、31は鉄芯、32はコイル
、33は鍔、34はコイル端子、41は凹溝、42は傾
斜面、51は接極子、52は可動接触ばね片、53はば
ね支持体、54は突条、55は支持片、56はスリット
、57は切欠である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 M2@ wI3図 第41!J 手続補正書(自発) 昭和61年6月25日 1゜事件の表示 昭和60年特許H第60095号 2、発明の名称 1′A機器の基台 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者  藤 井 貞 夫 4、代理人 郵便番号 530 5、補正命令の日付 明細書を別紙訂正明細書の通り訂正する。。 明   細   書 1、発明の名称 電気機器の基台 2、特許請求の範囲 (1)^成   ゛の成lc″1からなる一面が開放3
れな箱癌悲≦−スを有し、ベース内!°とその− が 
  に  され    がベースと同時一体に成形され
た複数の端子片へ11で る    がベースの  か
ら   る台1.:方1+%エユ各端子片のベース内に
埋設された部分がベースの周壁内で   ろ    ぶ
 pに延mズー成ることを特徴とする電気機器の基台。 3、発明の詳細な説明 〔技術分野1 本発明は端子を備えた電気機器の基台に関するものであ
る。 E背景技術1 一般にリレー等の機械動作部分を有する電気機器本体が
内a−!−れる電気機器の基台では強度が小さいと機械
動作部分の特性が変化し、信頼性が低下するという問題
がある。 [発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、成型品により形tされたベー
スの強度を高めて内蔵された部品の動作信頼性が低下し
ないようにするとともに、ベースの補強部材として端子
片を利用することにより部品点数の増加などが生じない
ようにした電気機器の基台を提供することにある。 [発明の開示] (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお
、以下の説明では本発明の基台を用いた有極リレーを例
示する。第1図に示すようにケーシング1は箱状のベー
ス11と、箱状であってベース11を覆う形で被嵌され
るカバー12とから構成される。 ベース11は合成樹脂のような絶縁性材料の成型品であ
り、両側壁にはその長手方向の中央部において凹所13
がそれぞれ形成される。各凹所13にはそれぞれ接触片
21が設けられ、接触片21はベース11の巾方向の側
壁の外側に露出して下方に□突出する共通端子片22と
一体に導電材で形成されている。ベース11の内側の四
隅にはリプ14がそれぞれ形成される。リプ14には固
定接点23を有した固定接点板24が設けられ、固定接
点板24はベース11の巾方向の側壁の外側に露出して
下方に突出する固定端子片25と一体に導電材で形成さ
れている。ベース11の長手方向の両側壁には切欠g1
5が形成されており、各切欠部15の底面からはそれぞ
れ一対のコイル端子結合片26が突設されている。コイ
ル端子結合片26はベース11の中方向の両側壁の外側
に露出して下方に突出するコイル端子片27と一体に導
電材で形成されている。このように、接触片21と共通
端子片22、固定接点板24と固定端子片25、および
コイル端子結合片26とコイル端子片27は、それぞれ
導電材で一体に形成され、ベース11と各導電材とはイ
ンサート成形によって一体化されている。導電材はベー
ス11の周壁内で隣接するベース11の陵間を結ぶ方向
にit長され、ベース11の周壁内の略全長に亘って導
電材が内装されるようにしている。したがって、ベース
11の側壁は導電材によって補強されることになり、ベ
ース11が箱形であることと相まって強度が大きくなっ
ている。 カバー12は合成!M脂のような絶縁性材料の成形品で
あって、内底面から4枚の仕切片16が突設されている
。仕切片16はカバー12の長手方向に沿って形成され
ている。 べ−Xllとカバー12とにより形成されたケーシング
1内にはフィルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブ
ロック5とが配設されでいる。 コイルブロック3は第3[!Iに示すように、上方に開
放された略コ形をした鉄芯31にコイル32が巻装され
るとともに、鉄芯31の両磁極がそれぞれ絶縁性材料で
形成された鍔33に覆われ鍔33の局面から両磁極の先
端部が露出した形状に形成されている。コイル32に接
続されたコイル端子34は各鍔33に対応してそれぞれ
一対設けられ、鍔33よりも上方に突出するとともに上
記コイル端子結合片26に当接するように折曲されてい
る。コイルブロック3がベース11内に収納された状態
でコイル端子34とコイル端子結合片26とは溶接結合
、あるいは半田結合などの方法で電気的および機械的に
結合される。ここで、コイル端子34お上りコイル端子
結合片26はそれぞれ鉄芯31の両磁極よりも上方に突
出しており、またコイル端子結合片26が切欠部15内
に突設されているから、コイル端子結合片26とコイル
端子34とがベース11から露出するものであり、両者
の溶接結合あるいは半田結合などの作業が容易となるも
のである。鉄芯31の両磁極間には上記永久磁石4が磁
極を当接させる形で介装されている。 永久磁石4は板状であって、表面中央部にベース11の
巾方向に走る断面略半円形の凹溝41が形成されている
。永久磁石4の表面はベース11の長手方向における中
間部でもっとも厚みが大さくi部に向かって次第に厚み
が小さくなるように傾斜した傾斜面42となっている。 また、ベース11の長手方向における永久磁石4の両端
部はそれぞれ同極に着磁され、中間部が異なる磁極に着
磁されている。すなわち、両端部がN極であれば、中間
部はS極となるように着磁されているのである。ただし
、中間部の着磁位置は一方の端部側に偏移させてもよく
、その場合には単安定型の動作をさせることができる。 永久磁石4の両端部の磁極はコイルブロック3の鉄芯3
1の各磁極の内側面に当接した形で両脚片間に介装され
るのである。 ここにおいて、鉄芯31の磁極と永久磁石4の両m部の
磁極との間に所要のギャップを介在させてもよく、所要
の磁気特性を得るためには両ギャップに差を与えてもよ
い。 接極子ブロック5は平板状に形成された磁性体製の接極
子51と、接極子51の両側に配設された可動接触ばね
片52と、接極子51および可動接触ばね片52ととも
に一体に成形された合成樹脂のような絶縁性材料の成形
品であるばね支持体53とから構成されている。、接極
子51の裏面には第4図に示すように、接極子51の巾
方向に走る断面略半円形の突条54が形成されている。 可動接触ばね片52は導電性の板ばねであって、長手方
向の中央部には巾方向に向かって先端部が略T形に形成
された支持片55が一体に突設されている。また、長手
方向の両端部にはそれぞれ先端開口するスリット56が
形成され、可動接触ばね片52の先端部が撓みやすくな
っている。ばね支持体53には接極子51の中方向にお
ける両端縁に開口する切欠57が形成されている。この
切欠57の奥端から支持片55が突設され、支持片55
の先端部が接極子51の中方向においてばね支持体53
よりも外方に突出している。すなわち、可動接触ばね片
52は長手方向の中央部においてばね支持体53によっ
て固定され、また支持片55がばね支持体53から突設
されているものであるから、可動接触ばね片52の長手
方向の両端部および支持片55はそれぞれ独立してばね
力を作用させることになる。この接極子ブロック5は接
極子51の裏面に設けた突条54を水久磁:84の凹溝
41に収めるとともに、支持片55をベース11の側壁
に設けた凹所13に嵌合させることによってベース11
内の定位置に配設されるものであって、接極子ブロック
5は支持片55を軸として揺動自在となるのである。こ
のように、可動接触ばね片52に一体に形成された支持
片55が接極子ブロック5の支持を行なうものであるか
ら、可動接触ばね片52が導電部と支持部とを兼ねるこ
とになり、構成部品の削減につながるものである。また
、平板状の支持片55を′!f!一原子ブロック5の揺
動中心とした構成により、支持片55のねじれを利用し
て接極子ブロック5が揺動自在となるから、接極子ブロ
ック5と他の部材との間に摩擦を生じる部分が全くある
いは殆ど存在せず、接極子ブロック5の初動時において
静止摩擦力に打ち勝つための起動力が少なくなるのであ
り、高感度な有極電磁石を得ることができるのである。 一方、支持片55のねじれによるばね力が接極子ブロッ
ク5に作用するから、第5図に示すように、接極子51
のねじれに起因するばね力で接極子51に作用する吸引
力が調節でき、また可動接庶ばね片52のばね力により
固定接点23と可動接点ばね片52との間の接点圧が調
節できるものである。その結果、可動接点ばね片52の
長手方向の両端部の形状や寸法を調節することにより接
点圧を調節でき、また支持片55の形状および寸法の調
節により吸引力を11節できるから、接点圧と吸引力と
をそれぞれ別個に独立して調節することができるのであ
る。さらに、可動接触ばね片52は長手方向の両端部が
それぞれ独立したばね力を作用させるものであるから、
可動接触ばね片52の両端部の形状や寸法をignする
ことで両固定接点23に対する接点圧をそれぞれ独立し
て調節することが可能であり、接点圧の調節が容易とな
っている。また、可動接触ばね片52が接極子51の中
方向の両側で接極子51と略同一平面上に配設されてい
るから、全体として上下方向の厚みを小さくできるもの
である。なお、可動接触ばね片52は接極子51の両側
に配設されているが、いずれか一方にのみ設けてもよい
。 以上のようにして、ベース11内にコイルブロック3と
永久磁石4と接極子ブロック5とが収納された状態でベ
ース11にはカバー12が被嵌される。カバー12の内
底面に突設された4枚の仕切片16は、第2図に示すよ
うに、ベース11にカバー12を被嵌した状態でそれぞ
れ接極子51と可動接触ばね片52との間の隙間に挿入
され、接極子51と可動接触ばね片52との間に絶縁性
の仕切片16が介在することにより両者間の絶縁距離が
大きく取れるようにしでいる。 なお、上述の例で永久磁石4のl!l@41を断面略半
円状とした例を示したが、断面形状を上方に開放された
略V形としてもよいものである。この場合には接極子5
1に形成された突条54を薄刃状とすればよいものであ
る。さらに上述した形状以外にも、接極子51が揺動案
内されるように永久磁石4と接極子51とを一方を他方
に収めて嵌合させる形状であれば、どのような形状でも
よい。 また、永久磁石4と接極子51とは常時接触した状態で
嵌合させるか、あるいは外部からの振動や衝撃が作用し
たときにのみ嵌合させるかはどちらでもよい。 以上の構成により、コイル32に通電すれば、磁化の向
きに応じて接極子51の長手方向の一端部が鉄芯31の
一方の磁極に吸引されて接極子ブロック5が揺動し、鉄
芯31→接極子51→水久磁石4→鉄芯31の閉磁路が
形成され、可動接触ばね片52の長手方向の一方の端部
が対応する固定接点23に接触するのである。この状態
でコイル32への通電を停止すると、永久磁石4の磁力
により上記閉磁路がそのまま維持され、iIi極子51
が鉄芯31の一方に接触した状態が保たれるのである。 また、コイル32への通電方向を逆向きにすれば、接極
子51は鉄芯31の他方の磁極に吸引され、可動接触ば
ね片52の長手方向の他方の端部が対応する固定接点2
3に接触する。この状態においても通電を停止した後、
そのままの状態が維持されるものであり、いわゆる双安
定動作を行なうことができるのである。 [発明の効果J 本発明は上述のように、合成樹脂材料の成形品からなる
一面が開放された箱状のベースを有し、ベース内の電気
機器本体とその一端が電気的に接続され中間部分がベー
スと同時一体に成形された複数の端子片の他端部である
外部端子がベースの周壁から突出する基台において、各
電子片のベース内に埋設された部分がベースの周壁内で
隣接する稜間を結ぶ方向に延長されているので、端子片
によってベースの周壁が補強されるものであり、小形リ
レーのようにベースを形成している成形品の肉厚が小さ
い場合であっても、十分な強度が得られるという利点を
有するものである。また、ベースを補強する部材として
端子片を利用しているから、ベースの強度を高めたこと
によって部品点数が増加したり、外観が変化することが
ないという利点を有するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上のカバーを外した状態の一部省略平面図、第3図は
同上の断面図、第4図は同上に使用する接極子ブロック
を示す下面側の斜視図、第5図は同上の動作説明図であ
る。 11はベース、22は共通端子片、24は固定端子板、
25は固定端子片、26はコイル端子結合片、27はコ
イル端子片である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂のような成形品によって一面が開放され
    た箱状に形成され各種部品が納装されるベースを有し、
    ベース内に納装された部品に電気的に接続されベースと
    同時一体に成形された複数の端子片がベースの周壁の外
    側面から突出するケーシングにおいて、各端子片のベー
    ス内に埋入された部分がベースの周壁内で引き回され、
    ベースの周壁の略全周に亘って端子片が埋入されて成る
    ことを特徴とする端子を有するケーシング。
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