JPS61217529A - 延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法 - Google Patents
延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法Info
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- JPS61217529A JPS61217529A JP5599885A JP5599885A JPS61217529A JP S61217529 A JPS61217529 A JP S61217529A JP 5599885 A JP5599885 A JP 5599885A JP 5599885 A JP5599885 A JP 5599885A JP S61217529 A JPS61217529 A JP S61217529A
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- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法に係り、
とくに引張強度80Kg?/+u+″程度以上で、高度
の延性を併せ持つ高強度鋼板の製造方法に関するもので
ある。
とくに引張強度80Kg?/+u+″程度以上で、高度
の延性を併せ持つ高強度鋼板の製造方法に関するもので
ある。
(従来技術および問題点)
近年、自動車の燃費低減のための車体軽量化の要請に応
えて種々の高強度鋼板が開発されている。このような公
知の鋼板については、たとえば特公昭58−57482
号公報にみられるごとく、ルーフ、フェンダ−、ドアな
ど外板向けとして強度=35〜45 Kgf/+*f、
伸び、= 40%程度の冷延鋼板が、また特開昭58−
11734号公報にみられるごとく、ホイール、メンバ
ー類など強度部材として強度:50〜80 Kgf/s
r 、伸び! 30$程度の熱延鋼板が重用されている
。さらに強度50 Kg4/層V以上でとくに伸びの良
いものを要する用途には5日本特許第1073451号
等で提案されている。フェライト・マルテンサイト2相
鋼(Dua l phase鋼=DP鋼)を用いる場合
もある。この鋼は一軸引張の際、強度のわりに低い降伏
点を有すること、すなわち降伏比(YP/TS)が0.
5前後かそれ以下であること、また降伏伸びが無いこと
などの特性を有し、専ら50〜80 Kgf/sW′程
度の強度レベルで固溶強化型や析出強化型の鋼板よりす
ぐれた延性を示すものとしてよく知られているが、この
種の鋼とても強度8゜Kgf/m♂ではせいぜい伸び1
5%止りである。
えて種々の高強度鋼板が開発されている。このような公
知の鋼板については、たとえば特公昭58−57482
号公報にみられるごとく、ルーフ、フェンダ−、ドアな
ど外板向けとして強度=35〜45 Kgf/+*f、
伸び、= 40%程度の冷延鋼板が、また特開昭58−
11734号公報にみられるごとく、ホイール、メンバ
ー類など強度部材として強度:50〜80 Kgf/s
r 、伸び! 30$程度の熱延鋼板が重用されている
。さらに強度50 Kg4/層V以上でとくに伸びの良
いものを要する用途には5日本特許第1073451号
等で提案されている。フェライト・マルテンサイト2相
鋼(Dua l phase鋼=DP鋼)を用いる場合
もある。この鋼は一軸引張の際、強度のわりに低い降伏
点を有すること、すなわち降伏比(YP/TS)が0.
5前後かそれ以下であること、また降伏伸びが無いこと
などの特性を有し、専ら50〜80 Kgf/sW′程
度の強度レベルで固溶強化型や析出強化型の鋼板よりす
ぐれた延性を示すものとしてよく知られているが、この
種の鋼とても強度8゜Kgf/m♂ではせいぜい伸び1
5%止りである。
ところで、最近になってユーザーからはドアガードバ−
、バンパーなどで強度80 Kgf/sr以上、伸び2
01以上という、上述の従来鋼の感覚からすれば、きわ
めて厳しい要求例も見られるようになり、素材メーカー
としても従来の常識から脱した抜本的な対策を講する必
要に迫られている。
、バンパーなどで強度80 Kgf/sr以上、伸び2
01以上という、上述の従来鋼の感覚からすれば、きわ
めて厳しい要求例も見られるようになり、素材メーカー
としても従来の常識から脱した抜本的な対策を講する必
要に迫られている。
このような高強度Φ高延性の得られる唯一の例、として
残留オーステナイトによる変態誘起超塑性(Trans
formation Induced plastic
ity:TRIP)を利用した鋼を挙げることができる
。これはもともとZackay がTrans、As
)[,80(1987)、252頁において提示したも
ので、この場合多量のNiやCrを含有し、゛複雑な工
程を要するため実用的とは言い難く、単に学問上興味の
対象となり得たに過ぎなかった。その後特公昭5B−4
2246号記載の方法が提案され、これは低合金系であ
り工程も比較的単純なため、実用化の範囲に近ずいたと
言えるが、成品の組織が残留オーステナイト中ベーナイ
トあるいはマルテンサイトであるためプレス成形(−次
加工)後の靭性に難点があり、したがって耐衝撃特性(
二次加工性)を必【とするドアガードバ−やバンパーな
どの強度部材として、現実の使用に耐え得るものとはな
らなかった。
残留オーステナイトによる変態誘起超塑性(Trans
formation Induced plastic
ity:TRIP)を利用した鋼を挙げることができる
。これはもともとZackay がTrans、As
)[,80(1987)、252頁において提示したも
ので、この場合多量のNiやCrを含有し、゛複雑な工
程を要するため実用的とは言い難く、単に学問上興味の
対象となり得たに過ぎなかった。その後特公昭5B−4
2246号記載の方法が提案され、これは低合金系であ
り工程も比較的単純なため、実用化の範囲に近ずいたと
言えるが、成品の組織が残留オーステナイト中ベーナイ
トあるいはマルテンサイトであるためプレス成形(−次
加工)後の靭性に難点があり、したがって耐衝撃特性(
二次加工性)を必【とするドアガードバ−やバンパーな
どの強度部材として、現実の使用に耐え得るものとはな
らなかった。
(問題点を解決するための手段)
L記の実情をふまえて本発明者らは種々の検討を行なっ
た結果、プレス成形品の耐衝撃特性は、成形前素材の一
軸引張試験にお客する最高荷重点以降破断に至るまでの
伸び、つまり局部伸びと密接に関係し、局部伸びが大と
なれば、衝撃吸収エネルギーが増し、良好な耐衝撃特性
が得られることを見出した。 TRIP効果は木来均−
伸び(最高荷重点に至るまでの伸び)を向上させるが、
局部伸びには寄与しない0局部伸びを向上させるには、
延′靭性に富んだ固溶Cの少ない清浄かっ細粒フェライ
ト相の存在を必要とする0本発明者らはTRIP効果を
もたらす残留オーステナイト相と延靭性のすぐれたフェ
ライト相とを共存させるため成分的にはC,Si、Mn
と共にA1の適正添加、工程的には焼鈍後の冷却速度、
時効保持条件、その後の冷却速度の適正化が不可欠であ
ることを知見した。
た結果、プレス成形品の耐衝撃特性は、成形前素材の一
軸引張試験にお客する最高荷重点以降破断に至るまでの
伸び、つまり局部伸びと密接に関係し、局部伸びが大と
なれば、衝撃吸収エネルギーが増し、良好な耐衝撃特性
が得られることを見出した。 TRIP効果は木来均−
伸び(最高荷重点に至るまでの伸び)を向上させるが、
局部伸びには寄与しない0局部伸びを向上させるには、
延′靭性に富んだ固溶Cの少ない清浄かっ細粒フェライ
ト相の存在を必要とする0本発明者らはTRIP効果を
もたらす残留オーステナイト相と延靭性のすぐれたフェ
ライト相とを共存させるため成分的にはC,Si、Mn
と共にA1の適正添加、工程的には焼鈍後の冷却速度、
時効保持条件、その後の冷却速度の適正化が不可欠であ
ることを知見した。
即ち、本発明者らは10%以上の残留オーステナイト相
にもとづく変態誘起塑性により均−伸びび増あるいは衝
撃特性向上および残部ベーナイト相あるいはマルテンサ
イト相による強度確保の複合効果を合せて利用すること
によって高強度、高延性かつ良好な二次加工性が得られ
ることを見出したものである。さらに、このような組織
を得るための手段としては、既存の連続焼鈍設備もしく
は熱処理設備を利用し、製造条件のみを特定のものに設
定することによって容易に製造できることも知見した。
にもとづく変態誘起塑性により均−伸びび増あるいは衝
撃特性向上および残部ベーナイト相あるいはマルテンサ
イト相による強度確保の複合効果を合せて利用すること
によって高強度、高延性かつ良好な二次加工性が得られ
ることを見出したものである。さらに、このような組織
を得るための手段としては、既存の連続焼鈍設備もしく
は熱処理設備を利用し、製造条件のみを特定のものに設
定することによって容易に製造できることも知見した。
(発明の構成・作用)
本発明は以上のような知見にもとづいてなされたもので
あって、その要旨は重量2でC: 0.12〜0.70
%、S i :0.4〜1.8L Mn :Q、2〜2
.5%、 sol、AI:0.01〜0.07%、To
tal N : 0.02%以下を含み残部Feおよび
不可避的不純物よりなる鋼板を昇温速度1〜b 以下の焼鈍ののち、350〜500℃の温度域まで冷却
速度1〜b 10分時効処理し、さらに少くとも150〜250℃の
温度域までは冷却速度50℃/秒以下で冷却し、その後
は任意の手段により室温まで冷却することを特徴とする
延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法にある。
あって、その要旨は重量2でC: 0.12〜0.70
%、S i :0.4〜1.8L Mn :Q、2〜2
.5%、 sol、AI:0.01〜0.07%、To
tal N : 0.02%以下を含み残部Feおよび
不可避的不純物よりなる鋼板を昇温速度1〜b 以下の焼鈍ののち、350〜500℃の温度域まで冷却
速度1〜b 10分時効処理し、さらに少くとも150〜250℃の
温度域までは冷却速度50℃/秒以下で冷却し、その後
は任意の手段により室温まで冷却することを特徴とする
延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法にある。
以下本発明の詳細な説明する。
まずCの下限を0.12%としたのは、Cをこれ未満と
すると残留オーステナイト相が少くなるため、均−伸び
向上効果が小さくなるからで、一方Cの上限を0.70
%としたのは、これを超えると、たとえ組織中に成程度
のフェライト相を有してもなお2次加工性の低下は救い
難く、然も溶接性の劣化も甚しく現実の使用に耐えない
ものとなるからである。なお強度80 Kgfladク
ラス以上で一次加工性、二次加工性および溶接性を有効
にバランスさせるには、C量を0.20−0.40%と
することが望ましい。
すると残留オーステナイト相が少くなるため、均−伸び
向上効果が小さくなるからで、一方Cの上限を0.70
%としたのは、これを超えると、たとえ組織中に成程度
のフェライト相を有してもなお2次加工性の低下は救い
難く、然も溶接性の劣化も甚しく現実の使用に耐えない
ものとなるからである。なお強度80 Kgfladク
ラス以上で一次加工性、二次加工性および溶接性を有効
にバランスさせるには、C量を0.20−0.40%と
することが望ましい。
Siの下限を0.4篤としたのもCと同様残留オーステ
ナイト量が少なくなり、均−伸び向上効果が得難くなる
からである。上限を1.8zとしたのは、これを超えて
添加しても効果が飽和に近づきフェライト相自体も硬質
化し、二次加工における脆化を招くだけで実質上のメリ
ットは得られないからである。
ナイト量が少なくなり、均−伸び向上効果が得難くなる
からである。上限を1.8zとしたのは、これを超えて
添加しても効果が飽和に近づきフェライト相自体も硬質
化し、二次加工における脆化を招くだけで実質上のメリ
ットは得られないからである。
Mnの下限を0.2%としたのは、熱延工程における熱
間脆性防止のため最低限これだけのMnを必要とするか
らである。またC、Si同様Mnも残留オーステナイト
を増す元素と言えるが、C25iを上述の範囲に限定す
る場合、2゜5zを超えてもオーステナイト安定化の効
果はほとんど変らずむしろフェライト相の脆化を招くの
で上限を2.5zとする。
間脆性防止のため最低限これだけのMnを必要とするか
らである。またC、Si同様Mnも残留オーステナイト
を増す元素と言えるが、C25iを上述の範囲に限定す
る場合、2゜5zを超えてもオーステナイト安定化の効
果はほとんど変らずむしろフェライト相の脆化を招くの
で上限を2.5zとする。
!lo1.AIについては脱酸元素として、またAIM
による最終的に細粒フェライト相を得るために0.01
〜0.07%の添加を必要とする。 o、otx未満で
は細粒化効果が無< 、 0.072を超えると逆に介
在物による局部伸び低下を招き、したがって靭性劣化を
生じる。
による最終的に細粒フェライト相を得るために0.01
〜0.07%の添加を必要とする。 o、otx未満で
は細粒化効果が無< 、 0.072を超えると逆に介
在物による局部伸び低下を招き、したがって靭性劣化を
生じる。
Total Nについては、Ms点を下げ残留オーステ
ナイトを増す意味もしくは上記AlNによる材質向上の
意味で0.02X以下を必要とするが、0.02gを超
えても効果にとくに変りはないので0.02%以下とす
る。
ナイトを増す意味もしくは上記AlNによる材質向上の
意味で0.02X以下を必要とするが、0.02gを超
えても効果にとくに変りはないので0.02%以下とす
る。
以上が本発明の対象とする鋼の基本成分であるが、コノ
他P H0,1%以下、Ni:3%以下、Cu二0.5
%以下、Cr:1%以下、 T i、N b、V 、
Mo ヲソれぞれ0.5z以下B : 20PPM以下
添加することは、いずれもオーステナイトの安定化に大
なり小なり寄与し、残留オーステナイト量を増加させる
ので、材質的にはむしろ望ましいことである。
他P H0,1%以下、Ni:3%以下、Cu二0.5
%以下、Cr:1%以下、 T i、N b、V 、
Mo ヲソれぞれ0.5z以下B : 20PPM以下
添加することは、いずれもオーステナイトの安定化に大
なり小なり寄与し、残留オーステナイト量を増加させる
ので、材質的にはむしろ望ましいことである。
このような成分上の制約はつぎに述べる工程上の制約と
密接に関係していることは言うまでもない、以下に工程
上の限定理由を詳述する。
密接に関係していることは言うまでもない、以下に工程
上の限定理由を詳述する。
本発明で用いる素材は通常の熱延工程を経て製造された
熱延鋼板である。これらは酸洗され、冷延され、もしく
はそのまま直接以下に述べる熱履歴を経ることにより、
所期の目的が達成される。
熱延鋼板である。これらは酸洗され、冷延され、もしく
はそのまま直接以下に述べる熱履歴を経ることにより、
所期の目的が達成される。
まず、鋼板は1〜b
温度以上に加熱される。昇温速度が100℃/秒を超え
ると、部分的に未再結晶の状態でAc3以上に到達する
ため、最終的に材質のばらつきが大きい、一方り℃/秒
未満の昇温速度では時間がかかり過ぎ、生産能率に影響
する。したがって昇温速度は1〜b を避は最も効率良く昇温するには、Acl温度に至るま
でをlO℃/秒以上、Ac4温度以上を1〜b焼鈍温度
をAc3以上とするのは、ひきつづく冷却工程と併せて
フェライト相の微細再析出をはかるもので、二次加工性
向上に一層有効となる。焼鈍温度がAc3未満であると
、フェライト相の大きい混粒組織となり、これも材質ば
らつきの原因となる。 Ac3温度以上での焼鈍時間に
ついてはごく短時間で十分であり、3分を超えて保持す
ることは成分均質化を招き、残留オーステナイトを得る
意味で有害となるので3分以下とする。最も望ましいの
は、Ac3点以上で40秒以下の焼鈍にとどめることで
ある。
ると、部分的に未再結晶の状態でAc3以上に到達する
ため、最終的に材質のばらつきが大きい、一方り℃/秒
未満の昇温速度では時間がかかり過ぎ、生産能率に影響
する。したがって昇温速度は1〜b を避は最も効率良く昇温するには、Acl温度に至るま
でをlO℃/秒以上、Ac4温度以上を1〜b焼鈍温度
をAc3以上とするのは、ひきつづく冷却工程と併せて
フェライト相の微細再析出をはかるもので、二次加工性
向上に一層有効となる。焼鈍温度がAc3未満であると
、フェライト相の大きい混粒組織となり、これも材質ば
らつきの原因となる。 Ac3温度以上での焼鈍時間に
ついてはごく短時間で十分であり、3分を超えて保持す
ることは成分均質化を招き、残留オーステナイトを得る
意味で有害となるので3分以下とする。最も望ましいの
は、Ac3点以上で40秒以下の焼鈍にとどめることで
ある。
つぎに本発明で制約した成分の場合、Ac3温度以上か
ら350〜500℃の温度域まで1〜b秒の冷却速度で
冷却する必要がある。これは冷却途中で部分的にフェラ
イト相を析出させ、かつパーライトの生成をできるだけ
避けるためのもので、冷却速度が200℃/秒を超える
とフェライト相は殆んど析出せず、1”O/秒未満であ
ると、多量のパーライトが析出するため本発明の効果を
発揮できない。
ら350〜500℃の温度域まで1〜b秒の冷却速度で
冷却する必要がある。これは冷却途中で部分的にフェラ
イト相を析出させ、かつパーライトの生成をできるだけ
避けるためのもので、冷却速度が200℃/秒を超える
とフェライト相は殆んど析出せず、1”O/秒未満であ
ると、多量のパーライトが析出するため本発明の効果を
発揮できない。
またAc3温度以上から800〜700℃の温度域に至
るまでを1〜b 500℃の温度域に至るまでを30〜b却するという2
段の冷却法も、オーステナイトを安定化する点で望まし
い方法である。
るまでを1〜b 500℃の温度域に至るまでを30〜b却するという2
段の冷却法も、オーステナイトを安定化する点で望まし
い方法である。
350〜500℃で時効処理する意味はいわゆるオース
テンパー処理であり、この段階でベーナイト生成と同時
にCがオーステナイトに富化し、これを安定化させる。
テンパー処理であり、この段階でベーナイト生成と同時
にCがオーステナイトに富化し、これを安定化させる。
この効果は350℃未満の温度では、ベーナイト変態が
遅く時間がかかり過ぎ、500℃を超す温度ではパーラ
イトを生ずるため所期の伸びが得られない、したがって
時効処理温度の下限を350℃、上限を500℃とする
0時効処理時間については、30秒未満ではベーナイト
生成不十分でオーステナイトが安定化せず、また10分
を超えるとベーナイト比率が増し、オーステナイトが減
するので、30秒〜10分に限定する。材質と生産性を
考慮した最適時間は1〜2分である。
遅く時間がかかり過ぎ、500℃を超す温度ではパーラ
イトを生ずるため所期の伸びが得られない、したがって
時効処理温度の下限を350℃、上限を500℃とする
0時効処理時間については、30秒未満ではベーナイト
生成不十分でオーステナイトが安定化せず、また10分
を超えるとベーナイト比率が増し、オーステナイトが減
するので、30秒〜10分に限定する。材質と生産性を
考慮した最適時間は1〜2分である。
なお1以上の説明から明らかなように350〜500℃
の温度域内で連続的に降温もしくは降温。
の温度域内で連続的に降温もしくは降温。
昇温を繰返す処理、あるいはこれらを段階的に行なうこ
とは、該温度域で経る時間が30秒〜lO分の範囲内で
ある限り、本発明の効果を増大こそすれ、何ら損うもの
ではない。
とは、該温度域で経る時間が30秒〜lO分の範囲内で
ある限り、本発明の効果を増大こそすれ、何ら損うもの
ではない。
時効処理後は、少くとも150〜250℃の温度域まで
50℃/秒以下の冷却速度で冷却する必要がある。これ
は、オーステナイトを更に安定化すると同時にフェライ
ト相の清浄化が一層進み均−伸び1局部伸び共更に向上
するからである。50”C!/秒を超える冷却では、上
記の効果は得られない。
50℃/秒以下の冷却速度で冷却する必要がある。これ
は、オーステナイトを更に安定化すると同時にフェライ
ト相の清浄化が一層進み均−伸び1局部伸び共更に向上
するからである。50”C!/秒を超える冷却では、上
記の効果は得られない。
この後は室温まで冷却すればよく、その際、冷却手段、
冷却速度等については、とくに限定の必要はない。
冷却速度等については、とくに限定の必要はない。
なお、以上の熱処理を経た鋼板に形状矯正のためスキン
パス圧延を施す場合には、残留オーステナイトの効果を
保存するために、1.5X以下のできるだけ軽度の圧下
で行なうことが望ましい。
パス圧延を施す場合には、残留オーステナイトの効果を
保存するために、1.5X以下のできるだけ軽度の圧下
で行なうことが望ましい。
上記のようにして得られた鋼板は、少くとも1〜50%
のフェライト相と10$以上の残留オーステナイト相を
含む複合組織を有するものとなる。
のフェライト相と10$以上の残留オーステナイト相を
含む複合組織を有するものとなる。
フェライト相が1z未満では、局部伸びが小さく、70
%程度を超えると、残留オーステナイトおよびベーナイ
ト、マルテンサイト各相のバランスがくずれて所期の強
度や伸び、あるいは強度−延性バランスが得られない、
残留オーステナイト相が10%未満であると、均−伸び
、したがって全伸びも低下する。
%程度を超えると、残留オーステナイトおよびベーナイ
ト、マルテンサイト各相のバランスがくずれて所期の強
度や伸び、あるいは強度−延性バランスが得られない、
残留オーステナイト相が10%未満であると、均−伸び
、したがって全伸びも低下する。
以下実施例により、本発明の効果をさらに具体的に説明
する。
する。
(実施例)
第1表に成分を示す熱延鋼板(3,2mm厚)を酸洗、
冷延し、1.軸膳厚としたものを用いて、第2表記載の
条件で種々の供試材を作成した。なお、形状矯正のため
1.0%のスキンパスを施している。
冷延し、1.軸膳厚としたものを用いて、第2表記載の
条件で種々の供試材を作成した。なお、形状矯正のため
1.0%のスキンパスを施している。
これからJIS 13号B引張試験片を採取しくL方向
)引張速度10m■l■inで引張し、強度、全伸びお
よび局部伸びを調べた。ここで全伸びの値はプレス成形
9曲げ成形など成形性の評価尺度として、局部伸びの値
については、これが小さいと成形後の材料が脆くなり、
衝撃特性不良となることから、成形品の二次加工性の評
価尺度としたものである。
)引張速度10m■l■inで引張し、強度、全伸びお
よび局部伸びを調べた。ここで全伸びの値はプレス成形
9曲げ成形など成形性の評価尺度として、局部伸びの値
については、これが小さいと成形後の材料が脆くなり、
衝撃特性不良となることから、成形品の二次加工性の評
価尺度としたものである。
第3表に見られるように本発明例である試料No、1〜
IOのものは、いずれも80 Kgf/mm′クラス以
上の強度を有し、全伸び30%以上、局部伸び52以上
と極めて満足すべきものとなっていることが明らかであ
る。これに対し、比較例の試料No。
IOのものは、いずれも80 Kgf/mm′クラス以
上の強度を有し、全伸び30%以上、局部伸び52以上
と極めて満足すべきものとなっていることが明らかであ
る。これに対し、比較例の試料No。
ll−26は強度或は全伸びもしくは局部伸びのいずれ
かが不十分であるため本発明の目的を達成することがで
きない。
かが不十分であるため本発明の目的を達成することがで
きない。
(発明の効果)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量%で C:0.12〜0.70% Si:0.4〜1.8% Mn:0.2〜2.5% sol.Al:0.01〜0.07% Total N:0.02%以下 を含み残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼板を昇
温速度1〜100℃/秒でAc_3温度以上に加熱し、
3分以下の焼鈍ののち、350〜500℃の温度域まで
冷却速度1〜200℃/秒で冷却し、該温度域で30秒
〜10分時効処理し、さらに少くとも150〜250℃
の温度域までは冷却速度50℃/秒以下で冷却し、その
後は任意の手段により室温まで冷却することを特徴とす
る延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5599885A JPS61217529A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5599885A JPS61217529A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61217529A true JPS61217529A (ja) | 1986-09-27 |
JPH0564215B2 JPH0564215B2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=13014747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5599885A Granted JPS61217529A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 延性のすぐれた高強度鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61217529A (ja) |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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