JPS61216735A - FCC装置のSOx排出量を低減するための触媒及びSOx低減方法 - Google Patents

FCC装置のSOx排出量を低減するための触媒及びSOx低減方法

Info

Publication number
JPS61216735A
JPS61216735A JP61043919A JP4391986A JPS61216735A JP S61216735 A JPS61216735 A JP S61216735A JP 61043919 A JP61043919 A JP 61043919A JP 4391986 A JP4391986 A JP 4391986A JP S61216735 A JPS61216735 A JP S61216735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
alumina
cerium
sox
lanthanum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61043919A
Other languages
English (en)
Inventor
ゲイリー・ジエイムズ・グリーン
ツオン‐ユアン・ヤン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ExxonMobil Oil Corp
Original Assignee
Mobil Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mobil Oil Corp filed Critical Mobil Oil Corp
Publication of JPS61216735A publication Critical patent/JPS61216735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/02Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils characterised by the catalyst used
    • C10G11/04Oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/10Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of rare earths
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/04Mixing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/02Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils characterised by the catalyst used
    • C10G11/04Oxides
    • C10G11/05Crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は炭化水素接触クラッキング装置の触媒再生装置
中で発生する排ガス中の汚染ガス量を低減するための操
作に使用する新規な触媒に関する。
[従来の技術] 及在の炭化水素接触クラッキング装置は触媒微粒子の移
動床または流動床を使用している。接触クラッキングは
外部から供給される水素分子の不在下で行なわれ、それ
によって水素を添加する水素化クラッキングと区別され
る。接触クラッキングにおいて、触媒はクラッキング反
応と触媒再生操作を連続的に循環する。流動接触クラッ
キング(F CC)装置において、炭化水素装入原料流
が炭化水素クラッキング帯域または反応器中で通常的4
27〜600℃(800〜1100下)の温度で流動化
した触媒粒子と接触してカッリン及び軽質留出油を生ず
る。この温度での炭化水素類の反応は触媒粒子上に炭素
質コークスの沈着を生ずる。
クラッキング装入原料中の硫黄のかなりの区分はコーク
スと共に触媒上に沈着する0次に、得られた流体生成物
をコークス化した触媒から分離し、クラッキング帯域か
ら回収する。コークス化した触媒から揮発性成分を通常
スチームを用いてストリッピング(剥離)し、触媒再生
帯域へ循環する。
触媒再生装置において、コークス化した触媒を所つ/r
l遺卿〃1飴専葛ヱル冬古千ス六償〃1トらt−イフと
接触させて触媒からコークスを燃焼し、その結果、触媒
は高温へ加熱される。再生操作の後、熱触媒をクラッキ
ング帯域へ循環し、炭化水素類を気化し且つ炭化水素の
クラッキングを促進するために該熱触媒を使用する。触
媒再生装置中でコークスを燃焼することによって生成す
るSOx及びNOxを含有する排ガスは再生装置から除
去される。現在、排ガスは微粒子及び−酸化炭素を除去
するための処理を行なうことができ、処理済みガスを通
常大気へ排出している。硫黄酸化物類のような排ガス中
の汚染物の排出に関して、該汚染物を制御するための改
善された方法が探求されている。
工業的なFCC装置で処理される炭化水素装入原料類は
通常装入原料硫黄(feed 5ulfur)と呼称さ
れる硫黄を通常含有している。FCC装置中で処理され
る炭化水素装入原料流中の硫黄の約2〜10%またはそ
れ以上はクラッキング中に触媒粒子上に形成されるコー
クスの1部分として装入原料から触媒粒子へ必ず移動す
る。触媒上に沈着した硫黄(本明細書ではコークス硫黄
と記載する)はコークス化した触媒上をクラッキング帯
域から触媒再生装置へ送られる。すなわち、装入原料硫
黄の約2〜10重量%またはそれ以上はコークス化した
触媒上をクラッキング帯域から触媒再生帯域へ送られる
。FCC触媒再生装置で、コークスに含まれる硫黄は燃
焼され、再生装置から排ガスに放出されるガス状二酸化
硫黄及び二酸化硫黄を形成する。
装入原料硫黄のほとんどはクラッキング反応器中でコー
クス硫黄にならない、その代わりに、通常ガス状である
硫化水素または酸硫化炭素のような硫黄化合物類または
通常液体である有機硫黄化合物類に転化される。上述の
全ての硫黄化合物類並びに蒸気状炭化水素クラッキング
生成物がクラッキング反応器から回収される。すなわち
、装入原料硫黄の約90%またはそれ以上は処理且つク
ラッキングされた炭化水素類流中にクラッキング反応器
から連続的に除去され、この硫黄の約40〜.60%は
硫化水素の形態であ、る、クラッキング反応器からの流
出流から硫化水素を回収するための準備が通常なされて
いる0通常、非常に低い分子量の排ガス蒸気流はガス回
収装置中でC1十液体炭化水素類から分離され、該排ガ
スをアミン溶液でスクラビングことによるような処理を
行なって硫化水素を除去する。FCCクラッキング反応
器からの流体流出流からの硫化水素のような硫黄化合物
の除去、例えばアミンスクラビングは慣用の方法により
FCC再生装置排ガスから硫黄酸化物類を除去するより
も相対的に簡単且つ安価である。
更に、FCC操8作流から除去すべき硫黄が全て反応器
排ガスに施される1回の操作で回収することができる場
合には、FCC操作への複数の硫黄回収操作を使用しな
くてすみ、その費用が低減される。
クラッキング前に別個の脱硫装置中で炭化水素装入原料
を脱硫することによってFCC再生装置排ガス中の硫黄
酸化物類の量を低減するか、またはFCC再生装置から
再生装置排ガスを除去した後、慣用の排ガス脱硫操作に
より該ガス自体を脱硫することが提唱されている。上述
の方法はいずれも複雑でFCC操作とは無関係の処理操
作を必要とし、多大な資本及び用役経費を伴うことは明
らかである。
再生装置排ガス中の硫黄酸化物類としてFCC装置から
通常除去される硫黄分がクラッキング反応器中でHz 
Sへ転化されて処理したクラッキング済み炭化水素類と
共に除去、される場合には5、このよう番ヨシて再生装
置排ガスから排出されずにクラッキング反応器、流出流
のH2S増分と、して排出される硫黄分は反応器流出流
中に不変的に存在する多量の硫化水素及び有機硫黄化合
物に対して若干の増加分をなすのにすぎない、工業的手
段によりFCC反応器排ガスから5〜15%程度の硫化
水素を除去する場合の費用の増加があったとしても少額
であり、この費用は別個の装入原料脱硫により排ガス中
の硫黄酸化物類の量を低減する費用よりもかなり安い、
再生装置排ガス中に通常排出される硫黄が実質上量てF
CC反応器排ガス中の硫化水素を形成したとしても−F
CC反応g4Jtガスからの硫化水素を除去するための
現在の工業的。
設備は全てではないとしてもほとんどの場合において、
反応器排ガスに付加される余分の硫化水素をも処理する
ことができる。従って、装入原料硫黄の実質上量、てを
クラッキング反応器からの流動クラッキング生成物、、
除去通路へ向かわせ、それによって再生装置排ガス中の
硫黄酸化物類の量を低減することが望ましい。
再生装置排ガスからSOx排出量を制御するための解決
策の1つはFCC触媒系の改変にある。
すなわち、再生装置排ガス硫黄酸化物類(SOx)を反
応器側の、排出硫化水素へ変える流動クラッキング触媒
系が多年にわたって開発されてきた。排ガス硫黄酸化物
類を硫化水素として反応器側排出硫化水素へ変える原理
はクラッキング触媒中に所定の成分を混合してSOxを
捕獲し、放出することによって行なわれる。該方法につ
いて一般的に提唱されたメカニズムは金属酸化助触媒に
より再生装置中のS02をSOlへ酸化し、金属酸化物
部位上にSO5を硫酸塩として吸着させることを含む、
アルミナを硫黄酸化物化合物と反応させるために通常使
用し、WfR酸アルミニウムを形成させる。
次に、硫酸塩としての硫黄を触媒と共に反応器へ送り、
硫酸塩を還元且つ加水分解してH2Sにする。FCCに
ついてのSOx移行触媒系の使用はイー・トーツス・ハ
ビブ・ジュニア(E、Tho餉asHabib、Jr)
のSOx・トランスファー・カタリシス・システムス・
フォー・FCC・ニード・デベロプメント(SOx t
ransfer catalyst system f
orFCCneed development)、オイ
ル・エンド・ガス・ジャーナル(Oil and Ga
s Journal)、1L32:111〜113頁(
1983年8月8日)に掲載されている。排ガスのSO
xの排出量は若干の場合においては上述のような移行触
媒系により減少される。しかし、現在の移行触媒系は全
て非常に制約された操作条件を必要とし、また窒素酸化
物(NOx)放出量を増大するような他の欠点をもつこ
とがある。従って、この技法は工業的にも効果的であり
、経済的にも実施可能であるように更に改善する必要が
あることは明らかであるナトリウム、マンガンまたはリ
ンを含有するアルミナ含有粒子を含む移行触媒である前
記移行触媒系の1つが米国特許第4,252,635号
明細書に開示されている。該特許明細書の第1表には、
該特許発明移行触媒がアルミナ並びにセリウムのような
希土類金属類を含む他の酸化助触媒を含有する移行触媒
と比較されている。該特許明細書に記載されているよう
に、0.5重量%のセリウムは好適なリン、マンガン及
びナトリウムに比較して不活性であり、またランタン助
触媒を使用して得られる結果よりもかなり低い結果を与
える。
本発明はSOx移行触媒及び該触媒を使用する方法の改
善に関する。
クラッキング触媒再生装置からのSoにをクラッキング
反応器中でH2Sに移行するために移行触媒を利用する
方法において、クラッキング反応器のH2S放出速度が
触媒のSOx移行効率を決定する際の制御工程であるこ
とを今般見出した。驚くことに、セリウムはSOx吸収
速度を増大するのみならず、より重要なことにクラッキ
ング反応器中のH2Sとして硫黄放出を促進し、それに
よってより効率的な全硫黄除去が導かれることが見出さ
れた。これは米国特許第4,252,6.15号明細書
の教示と異なるものである。また、更にセリウムが硫酸
塩化学種としてのSOxの吸収に直接関与することが見
出された。すなわち、触媒再生装置からのSOxを反応
器中でH2Sに転換する方法において、セリウムを含む
希土類金属から実質上なるSOx移行触媒は効率的な硫
黄除去を提供することができる。また、高再生装置温度
で、セリウムの性能はランタンの存在によって増大する
。それ故、特に好適なSOx移行触媒はセリウムと組み
合わされたランタンを更に包含し、全SOx移行効率を
改善する。
本発明のS Ox移行触媒はセリウム以外のアルミナの
ような金属酸化物SOx吸収剤を含有し、SOlと反応
して表面硫酸塩化字種を形成することができる。アルミ
ナ成分及びセリウム成分は硫黄酸化物と反応して硫酸塩
を形成しない不活性支触媒はクラッキング触媒とは別個
の添加粒子として使用することができ、またFCC触媒
粒子に読会することができる。
流動触媒クラッキング方法は(a)硫黄含有炭化水素流
をクラッキング帯域中で微粒子クラッキング触媒の流動
床と427〜704℃(800〜1300下)の温度範
囲を含むクラッキング条件下で接触させ、それによって
硫黄含有コークスが触媒上に沈着し、またクラッキング
帯域から炭化水素流を取り出し;(b)クラッキング帯
域からのコークス含有触媒及び酸素含有ガスをクラッキ
ング触媒再生帯域に送り、538〜816℃(1000
〜1500下)の範囲の温度で再生帯域中で触媒から硫
黄含有コークスを燃焼し、硫黄酸化物化合物排ガスを形
成し触媒再生帯域から排ガスを除去し;且つ(e)触媒
再生帯域から得られたコークス枯渇触媒をクラッキング
帯域へ返却して炭化水素流と接触させる工程よりなる0
本発明のSOx移行触媒はTCCのような他の移動床接
触りう、リキングL:4菖田で・ヘス 本発明は触媒再生帯域とクラッキング帯域の間に本発明
の新規なSOx移行触媒を循環させることによって排ガ
ス中の硫黄酸化物類の量を減少させる改善された方法に
関する。
本発明は炭化水素装入原料をクラッキングするための流
動触媒クラッキング(FCC)方法に有用である。法的
規制限度を超えるSOxを放出するほど硫黄を含有する
装入原料類が本発明を使用するクラッキング装置で処理
することができる代表的な装入原料類である。適当な装
入原料は例えばバージンまたは部分的に精製した石油留
出油または残さ油である0石炭油(coal oil)
及びけつ岩油のような合成装入原料類もまた適当である
0通常。
適当な装入原料類は約204〜593℃(400〜11
00下)の範囲またはそれ以上で沸騰し、且つ比較的高
硫黄含量をもつものである。また、装入原料は既にクラ
ッキングを行なったリサイクル炭化水素類を含有するこ
とができる。
本発明に有用なりラッキング触媒は多数の利用できる慣
用のクラッキング触媒を包含する0本発明に有用である
クラッキング触媒のある特定のクラスは無定形母剤に含
有される結晶性アルミノシリケートゼオライト類である
本発明のクラッキング触媒として使用することが適当な
結晶性アルミノシリケート類は米国特許第3,140,
249号明細書並びに米国特許第3,140,253号
明細書に記載されている0本発明に適当な代表的な結晶
性アルミノシリケート類は約6人〜約15人の好適直径
の均一気孔をもつ天然産結晶性アルミノシリケート及び
合成結晶性アルミノシリケートを包含する。該結晶性ア
ルミノシリケート類はゼオライトAまたはX(米国特許
第2,882,243号明細書”)、ゼオライトY(米
国特許第3,130,007号明細書)、ゼオライトZ
K−5(米国特許第3.247,195号明細書)、ゼ
オライトZK−4(米国特許第3,314,752号明
細書)、ゼオライトZSM−5(米国特許第3,702
,886号明細書)、ゼオライトZSM−11(米国特
許第3.709.979号明細書)、ゼオライトZSM
−12(米国特許第3,832,449号明細書)、合
成モルデナイト、脱アルミニウム合成モルデナイト(こ
れらは数種の名前を挙げためにすぎない)並びにチバザ
イト、ファウジャサイト及びモルデナイト等の天然産ゼ
オライト類を包含する。好適な結晶性アルミノシリケー
ト、類は合成ファウジャサイトゼオライトX及びYを包
含し、ゼオライトYが特に好適である。
本発明に使用するクラッキング触媒組成物に使用する結
晶性アルミノシリケート粒子は高接触活性により実質上
特徴付けられる。
この高接触活性は母剤にアルカリ金属型アルミノシリゲ
ート粒子を分散させる前または後に該粒子を周期表第1
B族〜第■族の元素のカチオン、水素、水素先駆体また
はそれらの混合物からなる群から選択されたイオン含有
塩基交換溶液で塩基交換することによって該粒子に付与
できる。アンモニア及びアンモニウム塩のような゛水素
先駆体をアルミノシリケートと接触させて熱分解すると
前記水素先駆体は通常水素カチオンになる。塩基交換の
適当な方法は上述の米国特許第3,140,249号ア
ルカリ金属型アルミノシリケートを初めに使用する場合
、アルミノシリケート粒子を母剤と複合する前または複
合した後に塩基交換を行ない、最終生成物のナトリウム
含量を約4重量%以下、好適には1重量%以下に低減す
ることが必要である。最終複合体のナトリウム含量は実
質上1重量%以下であ今、該複合体はゼオライトYまた
はゼオライトXが結晶性アルミノシリケート成分である
場合に高接触活性を提供する。しかし、特に、ゼオライ
トYま、たはXが結晶性アルミノシリゲート成分である
場合には、最終複合体のナトリウム含量を1重1%以下
とすることが好適である。
上述のように、塩基交換は結晶性アルミノシリケートを
母剤と混合する前及び/または混合した後に周期表第1
B族〜第■族の元素のカチオン、水素、水素先駆体及び
それらの混合物からなる群から選択されたイオンを含有
する溶液と1回または2回以上接触させることによって
行なうことができる。結晶性アルミノシリケートは希土
類金属W噛νす丹スL 青−−41素、Iしt−ビシi
、1.盾め整一←類金属カチオンを含有する流体媒体、
好ましくは流体媒体での結晶性アルミノシリケートの処
理の結果として希土類金属カチオンを含有する結晶性ア
ルミノシリケート組成物が最も好適である。希土類金属
塩は希土類金属カチオンの給源を示すものである。流体
媒体による処理から得られた生成物は結晶性及び/また
は結晶性−無定形アルミノシリケートヘ主として化学吸
着またはイオン的に結合した希土類金属カチオンをもつ
まで変性された構造の付活アルミノシリケートである。
最終複合体中に混合する前に希土類金属置換ゼオライト
を焼成することが好適である。
希土類金属置換ゼオライトが望ましい場合、希土類金属
イオンの給源として種々の希土類金属化合物が容易に使
用できる。使用可能な化合物は希土類金属塩化物類、硼
化物類、ヨウ化物類、炭酸塩類、重炭酸塩類、硫酸塩類
、硫化物類、チオシアン酸塩類、ペルオキシ硫酸塩類、
酪酸塩類、ベンゾエート類、クエン酸塩類、硝酸塩類、
ギ酸塩類、プロピオン酸塩類、酪酸塩類、吉草酸塩類、
乳酸塩類、リンゴ酸塩類、シュウ酸塩類、パルミチン酸
類、水酸化物類及び酒石酸塩類などを包含する。使用す
る1種または2種以上の希土類金属塩に対する唯一の制
約は必要な希土類金属イオンの移動を得るために使用す
る流体媒体中に充分に溶解することである。好適な希土
類金属塩は塩化物類、硝酸塩類及び硫酸塩類である。
希土類金属の代表例はセリウム、ランタン、プラセオジ
ム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウ
ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホル
ミウム、エルビウム、ツリウム、スカンジウム、イツト
リウム及びルテシウムである。
使用する希土類金属塩類は希土類金属塩化物類またはジ
ジム塩化物類のような1種または2種以上の希土類金属
塩であることができる。後述するように、希土類金属塩
化物溶液はランタン、セリウム、ネオジム及びプラセオ
ジムと少量のサマリウム、ガドリニウム及びイツトリウ
ムの塩化物から実質上なる希土類金属塩化物類の混合物
である。
希土類金属塩化物溶液は市販されている。また、希土類
金属の他の混合物類を本発明に有用なりラブキング触媒
複合体の調製に使用できるが、ランタン、ネオジム、プ
ラセオジム、サマリウム並びに上述のカチオンの1種ま
たは2種以上を主要量含有する希土類金属カチオン類の
混合物が好適である。これはこれらの金属類が接触クラ
ッキングを包含する炭化水素転化に最適な活性を提供す
るためである。
本発明に使用する希土類金属置換ゼオライトはナトリウ
ム型ゼオライトXを希土類金属イオンで塩基交換して希
土類金属置換ゼオライトXを形成するかく米国特許第3
,140,249号明細書の例26を参照されたい)、
特に好適には同様の方法で、ナトリウム型ゼオライトY
を希土類金属イオンで塩基交換して希土類金属置換ゼオ
ライトYを形成することにより製造することができる。
FCC装置のクラッキング工程すなわち転化工程に使用
するクラッキング条件は炭化水素装入原料をクラッキン
グ帯域へ導入する前に約316〜399℃(600〜7
50下)の温度へ予熱及び熱交換することによってしば
しば部分的に提供される;しかし、装入原料の予熱は必
須ではない、クラッキング条件は通常触媒/炭化水素重
量比的371〜10/1を包含する。約300〜3.0
OOWHSVのクラッキング帯域の炭化水素重量時間空
間速度を好適に使用できる。触媒が再生装置へ送られる
場合のクラッキング帯域中で炭化水素類と接触した後に
触媒中に含まれるコークスの平均量は個々の装置で再生
した触媒の炭素含量並びに個々の装置の熱収支に1部分
依存して約0.5重量%〜約2.5重量%が好適である
本発明の実施に使用するFCC装置に使用する触媒再生
帯域は慣用の設計の装置である。再生帯域の全圧は少な
くとも1 、4 kg/ cm2・ゲージ圧(20ps
ig)に維持することが好適である。再生帯域内のガス
状雰囲気は再生装置内の場所により濃度が変化するガス
類の混合物である。また、ガス類の濃度は再生装置へ入
る触媒粒子上のコークス濃度、及び再生装置へ送られる
酸素分子及びスチ−ムの量により変化する。再生装置の
ガス状雰囲気は通常5〜25%のスチーム、及び種々の
量の酸素、−酸化炭素、二酸化炭素及び窒素を含有する
9本発明は空気のような酸素及び窒素含有ガスが触媒再
生装置でのコークスの燃焼に使用される場きに適応でき
る。
SOx移行触媒を使用してSOxを移行させるために、
クラッキング触媒のコークスを燃焼し且つSOx移行触
媒上にSOxを効率的に吸着させることが必要な場合に
S02をSOlへ酸化するために充分な量の酸素が存在
しなければならない、従って、先行技術によるSOx移
行触媒を使用する場合には、再生装置を完全CO燃焼型
で運転するこ7 とが必要であり、すなわちCOを完全
にCOtへ酸化し、完全CO燃焼型必要量より3体積%
過量の02を供給することが必要であった。この02過
量レベルで、所望でないNOxの放出が観察される。
本発明によれば、硫黄酸化物は触媒再生帯域の排ガスか
ら除去され、新規なSOx移行触媒を再生装置と反応器
の間に循環させることによって硫化水素として反応帯域
へ放出される0本発明の新規なSOx移行触媒はセリウ
ムが再生装置でSOx吸収の初速を速めるためiこ作用
し、更に重要なことは反応器中でのH2S放出速度を速
めるという知見に基づくものである0反応器に放出され
る硫化水素の速度が該触媒のSOx移行効率を決定する
制御工程であり、米国特許第4,252,635号明細
書の教示と異なるものであるが、セリウムはSOx移行
触媒に好都合に使用できることが観察された。セリウム
含有SOx移行触媒の付加的利点は該SOx移行触媒が
先行技術SOx移行触媒より非常に少量の再生装置0□
体積過量で操作できることにある0本発明の新規なSo
に移行触媒を用いれば、先行技術の完全CO燃焼及びS
Ox移行に必要であった3体積%のo2過量以下の量で
再生装置の操作を行なうことができる0本発明のセリウ
ム含有SOx移行触媒を使用すれば、0〜2体積%、好
適には0.5〜1体積%の02過量で再生装置を運転す
ることができる0本発明のSOx移行触媒を使用するS
Ox移行についてのこの低い02必要条件は幾つかの重
要な利点をも□つ。
1つは汚染物NOx放出量の減少である。
しかし、o2必要量を減少することによって、より良い
熱効率及び全体的な操作の柔軟性が達成される。
すなわち、本発明はセリウムまたはセリウムとランタン
の混合物を含む希土類金属酸化触媒より実質上なる新規
なSOx酸化触媒を意図するものである。ランタンを添
加すると、高再生装置温度でSOx移行効率が改善され
ることが見出された。
ランタンを混合した触媒では、ランタンの存在により寄
与される良好な高温安定特性とセリウムにより提供され
るSOx吸収及びH2S放出速度の増加が組み合わされ
るように思われる。希土類金属(CeまたはCe+La
)SOx移行触媒はSolのSOlへの反応を促進し、
硫黄酸化物を硫酸塩として吸収する作用をし、該硫酸塩
を反応帯域でH2Sとして放出するものと思われる。ラ
ンタンt−フII  fe  1.  L−/M  R
’+  叩トL  +F−ム   J#  II  −
v  )、  /  3 1ノIP  ’/重量比1/
10〜10/1、好適には1/2〜2/1を利用できる
。700℃以上のような高再生装置温度では、ランタン
含量を増加することが好ましく、セリウム単独ではより
低い再生装置温度で効果的である。セリウム、ランタン
またはそれら両者は希土類金属混合物の市販の給源を含
6任意の給源から得ることができ為、希土類金属類は通
常上述の金−の酸化物の形態である。希土類金属類はS
Oxとの反応に不活性である物質上に支持させることが
できる。
本発明のSOx移行触媒はS Osを硫酸塩として吸収
するアルミナめような金属酸化物を含有することが好適
である。アルミナは別個の粒子として循環ぎせるか、ま
たは希土類金属成分用の支持体として使用することがで
きる。アルミナはガンマ−形態、イータ形態及びシータ
形態の合成アルミナ並びに天然産アルミナ類を含む高表
面積をもつ活性形態が好適である。アルミナはFCC触
媒のガソリン収率を減少する鉄及びニッケルのような遷
移金属が不在でなければならない。
アルミナをSO,吸収剤として使用して表面硫酸塩を形
成する場合、セリウムを含有する希土類金属酸化物成分
はアルミナの少なくとも1重量%、好適には少なくとも
10重量%、より好適には少なくとも20重量%の量で
存在させることができる。希土類金属類の混合物を使用
する場合、セリウム/ランタン重量比は1/10〜10
/1である。
更に、アルミナ及び希土類金属イオンはS Otまたは
So、と反応して硫酸塩を形成することがない不活性支
持体すなわち母剤上に支持させることができる。アルミ
ナ及び希土類金属酸化物成分用の支持体はシリカ、シリ
カ/アルミナ、ゼオライト類、珪藻土、セライト及びア
ルミナからなる群より選択される。ゼオライト類を母剤
として使用する場合には、高シリカ/アルミナ骨格構造
比をもつゼオライト類が好適である。SOxと反応しな
い不活性性、高表面積及び熱水処理に対する安定性は必
要な特徴である0重要なことは、支持体が遷移金属類を
含有しないことである。
SOx移行触媒は数種の方法で調製することができる0
例えば: (1)支持体を塩化アルミニウム及び/または希土類金
属塩化物化合物類を含む水溶性塩のような所定量の金属
塩で含浸することができる。
(2)支持体がゼオライトである場合、アルミナ及び/
または希土類金属をイオン交換により混合することがで
きる。ゼオライト支持体へのアルミニウムイオンと希土
類金属イオンとのイオン交換は競合するが、まず希土類
金属で、次にアルミニウムで順次イオン交換することが
好適である。上述のイオン交換操作はより安定な熱水性
をもつ支持体を製造する傾向にある。
(3)希土類金属をまずアルミナまたはその先駆体と混
合することができる0次に混合物をゲル形態の支持物質
と混合し、次に噴霧乾燥することができる。
高耐摩砕性をもつ触媒を得るために、不活性支持体/ア
ルミナ比は約0.05以上、好適には約0.1〜0.3
とすべきである。勿論、この比は触媒製造方法に依存す
る9例えば、まず希土類金属をアルミナと混合し、次に
支持物質と混合することからなる製造操作の場合の不活
性支持体/アルミナ比は他の操作で必要な不活性支持体
/アルミナ比よりも低くてもよい、この比はSOx移行
能力を最大とするために、耐摩耗性が許す限り、従って
、FCC系装置のSOx移行触媒の循環速度を最小限と
するまでできるだけ低く保つべきである。
更に、摩砕による損失を防止するために、SOx移行触
媒粒子を使用するFCC触媒系と同様の形状、寸法及び
密度にすべきである。
本発明を実施する際に、SOx移行触媒粒子をクラッキ
ング装置へ導入し、クラッキング触媒との物理的混合物
で循環される。微粒子固体形態の別個のSOx触媒粒子
の仕込量はクラッキング装置系を循環する全微粒子固体
仕込み量の25重量%またはそれ以下が好適である。全
微粒子固体仕込み量の1.0〜25重量%の量のSOx
移行触媒の添加が特に好適である。すなわち、SOx移
行効率はクラッキング触媒の活性とは別個に維持される
。この融通性は装入原料の硫黄3量が増加する場合また
はSOx維持触媒がクラッキング触媒と異なる速度で老
化する場合により多量のSOx移行触媒を添加すること
ができ、それによってSOxの減少量を一定のレベルに
維持することができるために重要である。クラッキング
触媒粒子との混合物として循環する別個のSOx移行触
媒粒子の寸法、形状及び密度はSOx移行触媒粒子が個
々のクラッキング装置中の慣用の触媒粒子と実質上同様
に循環するようにすることが好適であり、例えば、ビー
ドは移動床ビード触媒装置に使用することができ、また
直径50〜100ミクロンの粒子はFCC装置に非常に
適している。
SOx移行触媒中のアルミナ及び/または希土類金属酸
化物類はクラッキング触媒再生装置中の硫黄酸化物及び
a素と反応してアルミニウムまたはセリウムの硫酸塩の
ような硫黄含有固体を形成する。このようにして、硫黄
酸化物が再生装置の排ガスから除去される。固体の硫黄
含有S Ox移行触媒含有粒子並びに再生済みクラッキ
ング触媒はクラッキング帯域へ送られる。クラッキング
帯域において、硫化水素は硫黄含有SOx移行触媒中の
硫黄とクラッキング装置中で処理される炭化水素流の反
応により形成される。SOx移行触媒中のアルミナ及び
/または希土類金属酸化物は再生される。硫化水素の形
成に加えて、硫黄含有固体と炭化水素装入原料の反応は
クラッキング条件下で蒸気相中にある酸硫化炭素、有機
硫化物類等のような若干の他の硫黄化合物を製造する。
得られた硫化水素及び他の蒸気相硫黄化合物類並びにク
ラッキング反応中に炭化水素装入原料中の硫黄から直接
形成されたより多量の蒸気相硫黄化合物類はクラッキン
グ済み炭化水素類の流れの1部と゛  してクラッキン
グ帯域を出る。すなわち、次にクラッキング済み炭化水
素流から分離した排ガスは装入原料硫黄から直接形成さ
れた硫化水素並びに硫黄含有SOx移行触媒固体と炭化
水素流の反応または流動接触クラッキング装置のストリ
ッピング帯域中のスチームとの接触上よる加水分解によ
り形成された硫化水素を含む。
本発明の別の実施態様において、SOx移行触媒をFC
C触媒へ複合することができる。SOx移行触媒をFC
C触媒へ複合する場合、FCC触媒系の管理は簡略化で
きる。更に、触媒は通常耐摩砕性である。この別個の実
施態様はSOx移行触媒がセリウムまたはセリウム及び
ランタンのような希土類金属類からなる場合に有用であ
る。しかし、上述の重要な操作融通性は低減する。増大
したSOx移行活性をもつFCC触媒を調製するために
、以下に記載す゛る一般的な操作が使用できる。希土類
金属は含浸または共沈によりアルミナへ複合できる。こ
の混合物及びゼオライトFCC触媒成分を更に結合剤、
好適にはシリカ−アルミナゲルと混合し、最後に噴霧乾
燥する。勿論、アルミナをSOx吸収剤として使用しな
い場合には希土類金属を直接FCC触媒と混合すること
ができる。アルミナ結合剤の多量の使用は低耐摩砕性触
媒を製造する傾向にある。これはアルミナ結合剤がS0
2移行反応に関与し、反復的な化学的及び物理的転位□
中にアルミナの結合能力を損失するためやある。
現在利用されているSOx移行触媒は摩砕損失を受ける
0本発明触媒の特徴は゛良好なSOx移行性能のみなら
ず支持体としてシリカを含有することによって増大した
構造的保全性及び耐摩砕性を提供するために改善できる
こビにある。はとんどのS″Ox移行触媒が非常に柔軟
で゛あるアtQミナに支持されているために、物質を強
化するための1解決策はシリカまたはシリカ−アルミナ
と結合させることにある。シリカの存在は金属支持体相
互作用の差異のために純粋なアルミナと異なり希土類金
属類のSOx移行能力に顕著な効果をもつ。
驚くことに、セリウムはS Ox移行に不活性であるシ
リカに支持された渇きでさえSOx移行触媒として非常
に有効である。
[実 施 例] 以下に実施例(以下、特記しない限り単にr例」と記載
する)を挙げ、本発明を更に説明する。
以下に記載する例は本発明の好適な実施態様のみを3部
日at^家、のr−東、リ 太巻■日め冨聞ネ誼巾(−
るものと解釈すべきではないことを理解されたい。
1」−・ □ 本例はS02の酸化を促進するためのセリウムの能力を
説明す′るもの゛である。SO,酸化に関して、種々の
゛希土類金属置換X型ゼオライトの活性を研究する際に
、CeX型ゼオライト(CeX)が活性であり、LmX
型ゼオライト(LaX)が不活性であることが観察され
た。S02の酸化は硫酸塩の形成を導く。
種々の形態めX型ゼオライト類を大気圧で純粋なHas
の流れ中で触媒を加熱することによって硫化した。硫化
温度は室温から700℃へ徐々に(約3時間で)上昇さ
せた。PL化した触媒をN2気流中で室温へ冷却した。
°触媒をHCl(またはH,O)で抽出し、抽出済み触
媒をBaCl2と反応されることによってSO4の存在
について試験を行なった。白色沈澱の出現はS04イオ
ンの存在を示すものである。X線粉末回折法を使用する
と、この沈澱物はBa5O,と同定された。
実験結果を第1表に記載する。
第−」−−スー 1.   LaX  粉末を20時間空気になし露出し
た。
2    CeX  粉末を15分間空気に有り露出し
た。
3   La/Ni/χ粉末を20時間空気に痕跡量露
出しな。
硫酸塩は触媒上に吸収されたH、Sの酸化により形成さ
れるものと思われる。これが真実であるならば、CeX
は実際にはS02の酸化に非常に活性である。S02酸
化活性は置換物質の酸化還元能力に間するものと思われ
る。この能力はなぜCeXが活性で、LaXが不活性で
あるかを説明するために記載するものである。セリウム
がバナジウムまたは白金より活性が低いことが観察され
ているにも拘わらず、セリウムが上述の反応にかって考
慮されたものであるなめに、セリウム自体は明らかに良
好なS02酸化触媒である。実験2及び3を比較すると
、S02の酸化についてCeXはLa/Ni/Xより活
性であることが観察された。
また、含浸したN;の活性は置換Ceよりもかなり不活
性であることが観察された。
例2及び3において、以下の操作を使用した。
ガンマ−アルミナ[カイザー(K aiser)]と硝
酸セリウムアンモニウム及び塩化ランタン・5水和物を
水性含浸(ちょうど湿った程度)することによってガン
マ−アルミナに支持されたセリウム及びランタンを調製
した0次にこれらを空気中で538℃で4時間にわたり
焼成し、環境条件へ平衡化し、次に試験を行なった。こ
の方法で、ガンマ−アルミナ上の20重量%La、20
重量%Ce、及び10重量%La/10重量%Ceを調
製した。これらの希土類金属装填量は比較のために試験
した市販のSOx移行触媒について報告された1つ。7
重量%の合計希土類金属装填量くほとんどランタン)と
ほぼ一致するような選択した。シリカ[ハイジル(Hy
sil)]に支持されたセリウム及びランタンを同様に
調製した。
触媒によるSOx吸収速度及び程度並びにH2Sとして
放出される硫黄の速度及び程度を監視するために、重量
増加量及び損失量は模擬FCC条件下での熱重量分析(
TGA)を使用して記載した。
第2表及び第3表に触媒挙動を比較するための実験に使
用したガス組成物、流速及び温度を記載した。個々の触
媒試料は個々の工程当り5分間の吸収/放出工程を完全
に4サイクル行なった。5分間は2種の理由により選択
された。まず、この時間は触媒がSO2を酸化及び吸収
するためのFCC装置の再生装置にある時間と非常に近
い滞留時間である。第2に、FCCのライザー帯域中の
触媒滞留時間が約8秒だけであるが、触媒の硫黄放出速
度の測定をこの時間基準で正確に測定することが非常に
困難である。初期I4□S放出速度のより正確な測定方
法は時間を5分間に延長することによって観察できる。
例2ではS Ox吸収工程は穏やかな低温再生温度操作
を模擬するために675℃の温度で行なわ+12−K 
淵りr↓tn−h−小ロrr王ル壮饗屹にφ1伜経験す
るより過酷な代表的温度である725℃で行なわれた0
両例において、H2S放出工程の温度は現在のFCCラ
イザーの代表的温度である540℃に設定した。吸収工
程/放出工程各5分間後の増加/減少重量開会を20重
量%La/ガンマ−アルミナ、20重量%Ce/ガンマ
−アルミナ、10重量%Ce/10重量%La/ガンマ
−アルミナ、及び上述の市販のSOx移行触媒について
4回の完全なサイクルの個々について測定した。また、
純粋なガンマ−アルミナについてのベースライン実験を
この方法で行なった。
乱−L 第2表は675℃のSOx吸収温度で行なわれた20重
量%La/ガンマ−アルミナ、20重量%Ce/ガンマ
−アルミナ、10重1%Ce/10重量%La/ガンマ
−アルミナ、ガンマ−アルミナ及び市販のS Ox移行
触媒で行なわれたSOx循環実験からの結果を要約する
ものである0本発明により調製された3種の希土類金属
物質類のSOx吸収レベルは市販の触媒を伸ff(+−
て四*されるSOx吸収レベルに匹敵するか、該レベル
より2〜3倍多い、また、Hz S放出速度は本発明物
質間では同様であり、市販の触媒について観察されるH
、S放出速度より2〜3倍速い、ここでH2S放出速度
は5分間の測定期間で観察された触媒重量損失として単
に規定する。また、触媒の平均利用割合(SOx移行に
ついての可逆触媒能力の割かとして規定する)は本発明
物質について若干高い。
」−Σ 第3表は725℃のSOx吸収温度で行なわれたSOx
移行循環実験からの結果を同様に要約するものである。
675℃での実験と比較して、725℃の実験では上述
の物質の挙動により顕著な差異がある。特に、セリウム
を複合する上述の物質はランタン触媒または市販の触媒
と比較して改善されたH2S放出速度及び平均利用割合
を示す、金属を混合した10重量%Ce/10ffi量
%La/ガンマ−アルミナは20重量%La/ガンマ−
アルミナまたは20重量%Ce/ガンマ−アルミナのS
Ox吸収レベル及びH2S放出速度より優れたそれらを
もつ全て最良の性能を示す、SOx移行についての共働
効果はガンマ−アルミナにセリウムとランタンを併用し
たこの場合に明確に立証される。
例2及び3で得られた相対SOx移行性能を比較する適
当な方法は第4表に示すように装置から除去されるSO
x正味量の平均値を考慮することにある。ここで除去S
Ox正味量は区分利用割合に重量%増加(第2表及び第
3表からの)、すなわちHz S放出工程を経て装置か
ら最後に排出されるSOxの量(触媒の重量増加により
換算する)として規定する。数値は個々の実験4サイク
ルの平均値として表示する。675℃でのSOx吸収工
程において、2種のセリウム含有触媒がランタンのみを
含有する触媒よりもほぼ20%良好な最良の全SOx移
行性能を示す、これらの性能は市販の触媒の性能より3
倍良好である。セリウムの存在は上述の条件下でのSO
x移行サイクルに正の効果をもつことは明らかである。
更に、ガンマ−アルミナ単独は上述の条件下で市販の触
媒よりも優れていることは驚くべきことである。
725℃でのSOx吸収工程において、Ce/La混合
酸化物触媒はCe単独触媒またはLa単独触媒よりも顕
著に良好な性能を示し、SOx移行に関してCeとLa
の共働効果を再度示すものである。Ce/La混合酸化
物触媒の除去SOx正味量は市販の触媒の除去SOx正
味量よりほぼ2.5倍多く、現在のFCC操作でのより
代表的な再生装置温度であるより高い温度で市販の触媒
を超えるSOx移行性能の顕著な改善を示すものである
金属/ガンマ−アルミナ混合物上で形成される表面硫酸
塩化学種の正確な化学特性及び熱力学的特性は知られて
いないが、ランタンの存在により寄与される良好な高温
安定性とセリウムにより提供されるSOx吸収速度及び
H2S放出速度の増加が組みきわされることは明らかで
ある。SOx吸収、H2S放出及び移行効率の改善は本
発明のSOX移行触媒を使用する種々の範囲の再生装置
温度にわ希土類金属の関係も明らかである。すなわち、
Cs含量及びLa含量は最も高い移行効率を得るために
再生装置温度に依存して選択することができる。
4     11.4    −6.5      5
74     12.4    −8.8      
713      4.8    −2.4     
 504      4.2    −3.1    
  74ガンマ−アルミナ       1     
     5.9       −4.1      
    702      6.0    −4.1 
     693      5.9     −3.
9      663      7.4     −
2.5       33ガンマ−アルミナ     
 3         9.2       −5.9
          644      9.7   
 −5.9      613      4.7  
  −3−7      784      4.6 
   −3.2      71市販触媒   1  
  5.3   −1.9     362     
5.6    −2.4      433     
 6.1     −2.0      334   
   6.1    −2.7      43ガン7
づルミナ       1          2.8
        −2.2           77
2      3.0    −2.2      7
2第−エ先−」1 SO□吸収温度 1−鰐L                     
 675℃   725℃20重量%La/ガンマ−ア
ルミナ 7、0  2.910重量%Ce/10重量%
La/ガンマ−アルミナ8.2  5.3 20重量%Ce/ガンマ−アルミナ 8.4  3.6
市販の触媒         2.6  2.2ガンマ
−アルミナ      4.0  2.4注(a)SO
x除去率を利用割合×重量%増加(第1表及び第2表)
として規定する場合の触媒の重量%とじて表示する。
皿−U致1 希土類金属/シリカ相互作用の効果(またはそれが無い
こと)を試験するために、シリカ上の20 % Ce及
びシリカ上の20%LaについてT G A実験を行な
った。(純粋なシリカを用いたベースライン実験はSO
x吸収について何も親和拳1 ンζ−1l すs 7’
7 1.%  ”  し 1.、、、−  +  す−
’l    :/  II  fi  L−/h a 
 ’y  々ンは675℃でセリウムよりSOx吸収が
僅かに多いが、シリカ上のランタンについての540℃
でのH2S放出速度はシリカ上のセリウムからの放出速
度よりも10倍以上遅い。換言すれば、硫酸セリウム表
面化学種の還元は容易に行なわれるが、シリカ上の硫酸
ランタン化学種は実質上還元されない、また、シリカ上
の20%CeからのH2S放出速度は上述の実験におけ
るアルミナ上の20%Ceについて観察される放出速度
の約20%であることを記憶されたい。
上述の実験から、支持体が所定の希土類金属のSOx移
行能力に多大な影響を及ぼすことは明らかである。上述
の結果は潜在的工業的用途において物理的強度を向上す
るためにシリカと結きすることができる物質に関して、
活性希土類金属生物としてセリウムを混合することが好
適であることを示唆するものである。最後に、上述の結
果は完全SOx移行サイクルを行なう際にアルミナが必
須ではないことを示すものである。しかし、アルミナは
SOx移行操作を促進するために必要であることが明ら
かであり、アルミナ自身が希土類金属表面化学種の硫酸
塩化/m元により直接的に関与することが明らかである
九−1 本例は再生装置の02濃度を変化させた以外は例3と同
様の操作を使用して行なわれた。iは04度に対する種
々のSO’x移行触媒の除去SOx正昧正味量係を要約
するものである。より高い再生装置温度で、結果はCe
/La混合触媒が上述のように好適であることを示すも
のである。
更に、本発明により製造した個々のSOx移行触媒は低
02濃度でSOx除去を示す。
【図面の簡単な説明】
図は02濃度に対する種々のSOx移行触媒の除去SO
x正味量の関係を示すグラフ図である。 図面の浄書(内容口変更なし) 除去SOx五昧量(ja嫌の1量%) 手続補正書 昭和61年 4月 3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クラッキング触媒及びSOx移行触媒を触媒再生帯
    域と炭化水素クラッキング帯域の間に循環し、前記触媒
    再生帯域で該帯域に含まれる硫黄酸化物類をSOx移行
    触媒と反応させ且つ前記炭化水素クラッキング帯域で反
    応済みSOx移行触媒を炭化水素流と接触させることに
    より硫化水素を形成することからなる炭化水素接触クラ
    ッキング装置中の排ガスからのSOx放出量の低減方法
    において、アルミナ及びアルミナの少なくとも1重量%
    のセリウムよりなるSOx移行触媒を使用することを特
    徴とする炭化水素接触クラッキング装置中の排ガスから
    のSOx放出量の低減方法。 2、セリウム/アルミナ重量比が少なくとも0.1であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、SOx移行触媒が更にランタンを含有する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4、セリウム/ランタン重量比が1/10〜10/1で
    ある特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、セリウム/ランタン重量比が1/2〜2/1である
    特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、再生装置が少なくとも700℃の温度で操作される
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 7、セリウム/ランタン重量比が1/10〜2/1であ
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、アルミナがガンマーアルミナ、イータアルミナ、シ
    ータアルミナ、合成アルミナ及び天然産アルミナからな
    る群より選択される特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、アルミナが遷移金属を含有しない特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 10、セリウムがアルミナ上に含まれ、セリウム及びア
    ルミナが更に母剤へ支持される特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 11、母剤がシリカ、シリカ−アルミナ、ゼオライト類
    、珪藻土、セライト及びアルミナからなる群より選択さ
    れる特許請求の範囲第10項記載の方法。 12、母剤がシリカである特許請求の範囲第11項記載
    の方法。 13、SOx移行触媒が単一粒子としてクラッキング触
    媒と混合される特許請求の範囲第1項記載の方法。 14、SOx移行触媒がクラッキング触媒と別個の粒子
    として循環する特許請求の範囲第1項記載の方法。 15、再生装置がCOをCO_2へ完全に酸化するため
    に必要なO_2量より3体積%以下の過剰量で運転され
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 16、O_2の過剰量が0〜2体積%である特許請求の
    範囲第15項記載の方法。 17、クラッキング触媒及びSOx移行触媒を触媒再生
    帯域と炭化水素クラッキング帯域の間に循環し、前記触
    媒再生帯域で該帯域に含まれる硫黄酸化物類をSOx移
    行触媒と反応させ且つ前記炭化水素クラッキング帯域で
    反応済みSOx移行触媒を炭化水素流と接触させること
    により硫化水素を形成することからなる炭化水素接触ク
    ラッキング装置中の排ガスからのSOx放出量の低減方
    法において、SOx移行触媒がセリウムまたはセリウム
    とランタンから実質上なることを特徴とする炭化水素接
    触クラッキング装置中の排ガスからのSOx放出量の低
    減方法。 18、SOx移行触媒がランタンを含む特許請求の範囲
    第17項記載の方法。 19、セリウム/ランタン重量比が1/10〜10/1
    である特許請求の範囲第18項記載の方法。 20、セリウム/ランタン重量比が1/2〜2/1であ
    る特許請求の範囲第19項記載の方法。 21、再生装置が少なくとも700℃の温度で運転され
    る特許請求の範囲第18項記載の方法。 22、セリウム/ランタン重量比が1/10〜2/1で
    ある特許請求の範囲第21項記載の方法。 23、セリウムまたはセリウムとランタンの混合物が不
    活性母剤上に支持されてSOxと反応する特許請求の範
    囲第17項記載の方法。 24、母剤がシリカである特許請求の範囲第23項記載
    の方法。 25、母剤がクラッキング触媒である特許請求の範囲第
    23項記載の方法。 26、SOx移行触媒がクラッキング触媒と別個の粒子
    として循環する特許請求の範囲第17項記載の方法。 27、SOx移行触媒がランタンを含む特許請求の範囲
    第25項記載の方法。 28、セリウム/ランタンの重量比が1/10〜10/
    1である特許請求の範囲第27項記載の方法。 29、再生装置がCOをCO_2へ完全に酸化するため
    に必要なO_2量より3体積%以下の過剰量で運転され
    る特許請求の範囲第17項記載の方法。 30、O_2の過剰量が0〜2体積%以下である特許請
    求の範囲第29項記載の方法。 31、SOx移行触媒がランタンを含有する特許請求の
    範囲第29項記載の方法。 32、セリウム/ランタン重量比が1/10〜10/1
    である特許請求の範囲第31項記載の方法。 33、再生装置排ガスからの硫黄を接触クラッキング反
    応器の軽質排ガス流へ移行するための触媒において、触
    媒がセリウム及びアルミナを含有し、セリウムがアルミ
    ナの少なくとも1重量%の量で存在することを特徴とす
    る触媒。 34、セリウムがアルミナの少なくとも10重量%の量
    で存在する特許請求の範囲第33項記載の触媒。 35、触媒がランタンを含有する特許請求の範囲第33
    項記載の触媒。 36、セリウム/ランタン重量比が1/10〜10/1
    である特許請求の範囲第33項記載の触媒。 37、セリウム/ランタン重量比が1/2〜2/1であ
    る特許請求の範囲第36項記載の触媒。 38、アルミナがガンマーアルミナ、イータアルミナ、
    シータアルミナ、合成アルミナ及び天然産アルミナより
    なる群より選択される特許請求の範囲第33項記載の触
    媒。 39、アルミナが遷移金属不在である特許請求の範囲第
    33項記載の触媒。 40、アルミナ及びセリウムが別個の粒子である特許請
    求の範囲第33項記載の触媒。 41、セリウムがアルミナ上に含まれる特許請求の範囲
    第33項記載の触媒。 42、セリウム及びアルミナが母剤へ支持される特許請
    求の範囲第41項記載の触媒。 43、支持体がシリカ、シリカ−アルミナ、ゼオライト
    類、珪藻土、セライト及びアルミナからなる群より選択
    される特許請求の範囲第42項記載の触媒。 44、支持体がシリカである特許請求の範囲第43項記
    載の触媒。 45、セリウム及びアルミナを結晶性アルミノシリケー
    トゼオライトクラッキング触媒と混合する特許請求の範
    囲第33項記載の触媒。 46、再生装置排ガスからのSOxをH_2Sとして触
    媒クラッキング反応器の軽質排ガス流へ移行する触媒に
    おいて、触媒がSOx反応に不活性な支持体上のセリウ
    ムを含む希土類金属より実質上なることを特徴とする触
    媒。 47、支持体がシリカである特許請求の範囲第46項記
    載の触媒。 48、希土類金属がランタンを含有する特許請求の範囲
    第46項記載の触媒。 49、セリウム/ランタン重量比が1/10〜10/1
    である特許請求の範囲第48項記載の触媒。 50、セリウム/ランタン重量比が1/2〜2/1であ
    る特許請求の範囲第49項記載の方法。
JP61043919A 1985-03-01 1986-02-28 FCC装置のSOx排出量を低減するための触媒及びSOx低減方法 Pending JPS61216735A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/707,310 US4589978A (en) 1985-03-01 1985-03-01 Catalyst for reduction of SOx emissions from FCC units
US707310 1985-03-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61216735A true JPS61216735A (ja) 1986-09-26

Family

ID=24841191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61043919A Pending JPS61216735A (ja) 1985-03-01 1986-02-28 FCC装置のSOx排出量を低減するための触媒及びSOx低減方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4589978A (ja)
EP (1) EP0194100A3 (ja)
JP (1) JPS61216735A (ja)
AU (1) AU5375686A (ja)
BR (1) BR8600922A (ja)
CA (1) CA1262247A (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0256154A1 (en) * 1986-08-14 1988-02-24 Texaco Development Corporation Control of SOx emission
US4642177A (en) * 1985-09-30 1987-02-10 Union Oil Company Of California Process for reducing sulfur oxide emissions from catalytic cracking units
US4686204A (en) * 1985-09-30 1987-08-11 Union Oil Company Of California Sorbent for reducing sulfur oxide emissions from catalytic cracking units and process for producing the sorbent
US4917875A (en) * 1986-05-27 1990-04-17 Englehard Corporation Gas/solid contact method for removing sulfur oxides from gases
US4781816A (en) * 1987-10-19 1988-11-01 Phillips Petroleum Company Cracking process
EP0514597A1 (en) * 1989-11-08 1992-11-25 Texaco Development Corporation Reduction of sulfur content in regenerator off gas of a fluid cracking unit
US5028310A (en) * 1989-11-08 1991-07-02 Texaco Inc. Reduction of SOx in regenerator off gas of a fluid cracking unit
US5021146A (en) * 1989-12-28 1991-06-04 Mobil Oil Corporation Reducing NOx emissions with group IIIB compounds
US5120516A (en) * 1990-01-08 1992-06-09 Physical Sciences, Inc. Process for removing nox emissions from combustion effluents
US5288675A (en) * 1992-02-05 1994-02-22 W. R. Grace & Co.-Conn. SOx control compositions
US5843862A (en) * 1994-06-01 1998-12-01 Amoco Corporation Process for manufacturing an absorbent composition
US5426083A (en) * 1994-06-01 1995-06-20 Amoco Corporation Absorbent and process for removing sulfur oxides from a gaseous mixture
US5804153A (en) * 1994-12-16 1998-09-08 The Hong Kong University Of Science & Technology Catalytic removal of sulfur dioxide form flue gas
US6048821A (en) * 1996-11-18 2000-04-11 Bulldog Technologies U.S.A., Inc. SOx additive systems based upon use of multiple particle species
US6074984A (en) * 1996-11-18 2000-06-13 Bulldog Technologies U.S.A., Inc. SOx Additive systems based upon use of multiple particle species
DE19962669B4 (de) * 1998-12-28 2004-07-01 Mobil Oil Corp. Verringerung des Schwefelgehaltes in Benzin beim katalytischen Wirbelschichtcracken
CN1122702C (zh) * 1998-12-29 2003-10-01 中国石油化工集团公司 一种烃类催化裂化硫转移助剂及其使用方法
CN1102433C (zh) * 1999-11-12 2003-03-05 中国石油化工集团公司 一种硫转移催化剂的制备方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4001375A (en) * 1974-08-21 1977-01-04 Exxon Research And Engineering Company Process for the desulfurization of flue gas
CA1154735A (en) * 1978-09-11 1983-10-04 Stanley M. Brown Catalytic cracking with reduced emissions of sulfur oxides
US4369108A (en) * 1979-04-11 1983-01-18 Standard Oil Company (Indiana) Process for removing sulfur oxides from a gas
US4381991A (en) * 1979-04-11 1983-05-03 Standard Oil Company (Indiana) Process for removing sulfur oxides from a gas
US4346063A (en) * 1981-03-16 1982-08-24 Exxon Research & Engineering Co. Desulfurization of hot gas with cerium oxide
US4376103A (en) * 1981-10-26 1983-03-08 Standard Oil Company (Indiana) Removing sulfur oxides from a gas
DE3473887D1 (en) * 1983-08-12 1988-10-13 Engelhard Corp A fluid catalytic cracking catalyst for cracking sulfur containing petroleum feedstocks and a process for using it

Also Published As

Publication number Publication date
AU5375686A (en) 1986-09-04
EP0194100A2 (en) 1986-09-10
BR8600922A (pt) 1986-11-11
EP0194100A3 (en) 1987-12-02
CA1262247A (en) 1989-10-10
US4589978A (en) 1986-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4115250A (en) Method for removing pollutants from catalyst regenerator flue gas
US4137151A (en) Hydrocarbon conversion with cracking catalyst having co-combustion promoters lanthanum and iron
US4497902A (en) Composition for removing sulfur oxides from a gas
US4423019A (en) Process for removing sulfur oxides from a gas
JPS61216735A (ja) FCC装置のSOx排出量を低減するための触媒及びSOx低減方法
US4381991A (en) Process for removing sulfur oxides from a gas
US4369108A (en) Process for removing sulfur oxides from a gas
US4369130A (en) Composition for removing sulfur oxides from a gas
US4300997A (en) Catalytic cracking with reduced emission of noxious gas
US4836993A (en) Process for removing sulfur oxides from a gas
US4642177A (en) Process for reducing sulfur oxide emissions from catalytic cracking units
US4405443A (en) Process for removing sulfur oxides from a gas
US4542116A (en) Catalyst for removing sulfur oxides from a gas
US4686204A (en) Sorbent for reducing sulfur oxide emissions from catalytic cracking units and process for producing the sorbent
WO2006023291A1 (en) Catalyst additive for nox and/or sox control and method for regenerating an fcc catalyst
US4243556A (en) Sulfur oxides control in cracking catalyst
US4252635A (en) Sulfur oxides control in cracking catalyst regeneration
BRPI0619396A2 (pt) processos para regenerar catalisadores de fcc em um regenerador e para craquear uma alimentação de hidrocarboneto em uma zona de craqueamento catalìtico, e, composição de catalisador para redução de emissão de nox
JPS6312115B2 (ja)
US4350615A (en) Catalytic cracking with reduced emission of noxious gas
CA1144502A (en) Pollutants control in cracking system using a combustion promoter
JPH01500571A (ja) 改良されたバナジウム、稀土類金属含有スピネル組成物及びその使用方法
US4187199A (en) Hydrocarbon conversion catalyst
JPH04136091A (ja) 窒素化合物を含む重質炭化水素原料の接触クラッキング法
US4165275A (en) Lowering sulfur oxide output from catalyst regeneration