JPS61215678A - リグニン−エポキシ樹脂接着剤の製造法 - Google Patents

リグニン−エポキシ樹脂接着剤の製造法

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JPS61215678A
JPS61215678A JP5761685A JP5761685A JPS61215678A JP S61215678 A JPS61215678 A JP S61215678A JP 5761685 A JP5761685 A JP 5761685A JP 5761685 A JP5761685 A JP 5761685A JP S61215678 A JPS61215678 A JP S61215678A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 紙パルプ工業では、木材から製紙原料であるセルロース
分をパルプ化法により取り出し、残ったリグニン成分は
、そのほとんどが燃料として回収されているのが実状で
めワ、リグニン成分についてはより価値の高い用途開発
が望まれているところでるる。
本発明は、アルカリリグニンを、好ましくは、リグニン
のフェノール類およびアルコール類によるソルボリシス
を促進する触媒の存在下で、脂肪族又は芳香族多価アル
コール類又はフェノール類に高濃度で溶解させ、エピク
ロルヒドリンと適当な縮合触媒の存在下でグリシジルエ
ーテル化させるから成るリグニン・エポキシ樹脂接着剤
の製造法に関するものである。上記反応によって得られ
た樹脂は種々の溶剤に対して高度の溶解性を示し、この
結果塗布性が優れ、接着強度に優れたリグニン・エポキ
シ樹脂接着剤が得られる。
更に詳しくはクラフトリグニンを中心とするアルカリリ
グニンを、好ましくは、適当な触媒の存在下で、270
℃までの温度好ましくは70〜!00℃程反の中温での
処理により、50重量%以上という高濃度域を含め、脂
肪族又は芳香族多価アルコール類又はフェノール類に溶
解させ、必要に応じて中和したのち、エピクロルヒドリ
ンと適当な縮合触媒の存在下でグリシジルエーテル化す
ることを特徴とするリグニン・エポキシ樹脂接着剤の製
造法に関するものである。この接着剤は一般にアミン類
や酸無水物などの硬化剤と組合せて用いる。リグニンの
添加量としては、多価アルコール又はフェノール100
部に対シて10〜1000部と広範囲ζことることが出
来るが、更ζこ高濃度で溶解させるためにはメタノール
、アセトンなどの低沸点の溶媒と多価アルコールの混合
溶媒を用い、ソルボリシス後前者を溜去せしめるなどの
手法を用いることも出来る。
(従来技術)及び(発明が解決しようとする問題点〕 クラフトリグニンのエポキシ樹脂化については、いくつ
かの報告がなされている。たとえば特公昭36−499
1号公報にはビスフェノールAのグリシジルエーテル(
分子量300〜400)にリグニンを190℃で溶解し
、無水フタル酸等で硬化反応をおこさせ、得られた生成
物を樹脂注入剤や成型物の製造に使用する方法の記載が
みられる。
本方法の問題点としては、リグニン自身が反応にあずか
る度合が低いこと、及び、全量の30%以下しかリグニ
ンを混入することができない点が挙げられ、リグニンを
有効に利用する目的としては不十分である。
また戴ら(木材学会誌13、(6)、257〜262(
1967))は、エポキシ化リグニンを用いて、ジエチ
レントリアミンや無水フタル酸を硬化剤とする接着剤の
製造法を報告しているが、この方法による接着剤はすぐ
れた接着性能を有しているが、エポキシ化リグニンの有
機溶媒に対する溶解性が低いことから、作業性の点で問
題があることが指摘されている。
以上のようにこれまで報告されたリグニン・エポキシ樹
脂接着剤の製法には一長一短があり、不十分なものと言
わざるを得なかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は芳香族又は脂肪族多価アルコール又はフェノー
ル類100部に対して、アルカリリグニンを10〜10
00部加えて、ソルボリシスを併用して溶解し、一般に
はリグニンのソルボリシスを促進する酸などの触媒の存
在下で270℃以下、好ましくは、70〜100℃程度
の中温に加熱して溶解し、必要に応じて上記触媒に用い
た酸を中和したのち、溶液中の各構成要素の有する水酸
基を、エピクロルヒドリンを加えることにより、場合に
よっては適当な縮合触媒たとえば主として苛性ソーダあ
るいはBF3のようなルイス酸などの存在下でグリシジ
ルエーテル化することからなるリグニン・エポキシ樹脂
接着剤の製造法であり、得られる接着剤はアミン類や酸
無水物類などの硬化剤と組合せて三次元樹脂化して使用
する。
’J fニンのソルボリシス時にはリグボンの分子内結
合の稲々の度合の開裂をはかること0こより、緩かな条
件、すなわち比較的低い溶解温度と、短かい溶解時間に
おいて容易に溶解を行わせることを可能番こし、リグニ
ンの多価アルコール又はフェノール溶液を容易に襄遺し
、その溶液性を高め、爾後の反応を行いやすいものとす
る。この結果最終的に得られる接着剤の溶液物性がより
良いものとなる。この溶解の際、多価アルコール類又は
フェノール類は一部、リグニン側鎖α位に化学結合によ
り導入されるが、これは接着剤の接着性などの特性を高
めるように働く。
この本明細書において単にソルボリシスすなわち加溶媒
分解という総称名をしばしば用い、あえてアルコリシス
とは言っていないが、これはフェノールやビスフェノー
ルを用いる場合がろ9、又ヘキサンジオールとアセトン
系など、多価アルコールと何らかの意味のある低沸点溶
媒との混合系を含めて用いることがあるからである。
本発明(ご用いる多価アルコール類としては、二価7 
/l/ :I−ルトシてのエチレングリコール、フロピ
レンゲリコール、トリメチレン/り’)コール、1゜4
−ブタンジオール、l、5−ベンタンジオール、1.6
−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,
4−ヘキサンジオール、1.7−ヘプタンジオール、l
、8−オクタンジオール、1.9−ノナンジオール、l
、10−デカンジオール、テトラメチレン−グリコール
、シクロペンタン1.2−ジオール、シクロヘキサン−
1,2−ジオール、シクロヘキサン1,4−ジオール、
ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレ
ングリコール、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチ
レングリコールなと、また3価アルコールとしてのグリ
セリンを挙げることが出来る。
又、フェノール類としてはビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、ハロゲン化ビスフェノールA5レゾルシノー
ル、テトラヒドロキシフェニルメタンなどを使用する。
これら多価アルコール類又はフェノール類は、混合物で
あってよく、又、メタノールなど1価の低級アルコール
類あるいはアセトンなど主として低沸点をもつ適当な溶
媒類と混合して使用することも出来る。
ソルボリシスを起こさせるためには、塩酸、硫酸、トリ
フルオロ酢酸等の鉱酸から塩化アルミニウム、塩化亜鉛
、三フッ化ボロン等のルイス酸すどの酸又は第四級アン
モニウム塩や力性ソーダなどのアルカリのようなリグニ
ンのソルボリシスを促進する触媒の存在下で加熱処理を
行うと特に好適である。ソルボリシスlこあたっては多
価アルコール100部に対し、リグニンを10〜100
0部の割合で加える。低濃度溶液は容易に調設できるが
、リグニン利用の接着剤として、その濃度が10%程度
なければ無意味なので下限をIOXとした。上限は性能
上十分意味のある接着剤を得る範囲として1000部と
した。
この本発明の第1段階の溶解操作のあと、必要(こ応じ
て、ソルボリシスの際使用した触媒を中和する。次の樹
脂化の第2段階で苛性ソーダやアミン類を触媒に使う場
合はこの中和にあたってそれらの苛性ソーダなどを使っ
て良い。また、三7ツ化ボロンのようなルイス酸や第四
級アンモニウム塩を触媒とした場合、それらをその後の
樹脂化の触媒として用いるとか、塩酸やトリフルオロ酢
酸のような触媒を蒸留などにより回収することができる
こともあり、それらの場合には中和の必要はない。
本発明の第2段階は、得られたリグニンの多価アルコー
ル又はフェノール溶液のグリシジルエーテル化である。
上記リグニン−多価アルコール又はフェノール溶液中の
各構成要素の有する水酸基を必要に応じて適当な触媒の
存在下でエピクロルヒドリンを加えて縮合し、グリシジ
ルエーテル化することlこよりエポキシ樹脂とする。こ
の過程は従来のビスフェノールAやグリセリンなどのグ
リシジルエーテル化の条件に準じて行なうことが出来る
すなわち、必要な触媒としては、主メして苛性ソーダを
グリシジルエーテル化すべき水酸基1モルに対して約1
.4モル量、水溶液として加えて用いる。
三7ツ化ホウ素やテトラメチルアンモニウムクロライド
などを用いることもできる。触媒添加後、45℃に加熱
し、水酸基に対して、1.2モル当量のエピクロルヒド
リンを激しく撹拌しながらすみやかに添加し、95℃に
加温し、80〜100分撹拌下で反応する。生成物を熱
水中に投入すると二層に分離するので、塩化ナトリウム
やアルカリを含む水層をサイホンで除き、あめ状の生成
物を熱水で中性になるまで繰返し洗滌したのち105℃
で3時間加熱して脱水してリグニン・エポキシ樹脂接着
剤を得ることができる・ このようにして得られたリグニン・エポキシ樹脂接着剤
は、接着剤として用いる直前に硬化剤を加えて使用する
。硬化剤としては、通常のエポキシ樹脂の硬化剤が使用
できる。その好適例としてはジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、N−アミノエチルピペラジン、
ジエチルアミノプロピルアミン、ポリアミド樹脂、イミ
ダゾール、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェ
ニルスルホン、ジシアンジアミド、BF3−モノエチル
アミン、無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メ
チルナジック酸無水物、クロレンデツクアンノ飄イドラ
イド、ヘキサメチレンジインシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、などを挙げることが出来、必要
に応じて、トリエチルアミンなど3級アミンを併用して
エポキシ基同士の反応を行わせたり、全体としての硬化
反応を促進することができる。
本発明で得られる接着剤の性能をより改善するため、使
用前ζこ各種の添加剤を添加することができる。たとえ
ば、接着剤のコスト低減、熱膨潤率の低下、硬化収縮率
の減少、硬化時の発熱の抑制、接着性の改善などのため
、充てん剤を加えることが望ましい。充てん剤の好適例
としては、無機質のものでは砕石、砂、シ□リカ、タル
ク、炭酸カルシウムなどの増量剤、マイカ、アスベスト
、ガラス細片などの補強性充てん剤のほか、その目的に
応じて、石英粉、グラファイト、陶磁器粉、アルミナ、
シリカゲル(とくに、シキソトロピックな性質を与える
ため)、アルミニウム、酸化アルミ、鉄、醗化鉄、銅な
ど熱膨潤係数、熱伝導性、接着性に寄与する金属、醸化
アンチモンなどの燃焼性を与えるもの、微細なプラスチ
ック粉末(フェノール樹脂、尿素樹脂など〕のような軽
量化用の充てん剤としての機能をもったものなどを加え
ることができる。
さらに、接着剤の性能を改善するためには、プレポリマ
ー溶液状接着剤に、天然および合成高分子類、オリゴマ
ー類、低分子可塑剤、およびその他公却の添加剤(耐熱
剤、耐候剤、滑剤、繊維状補強剤など)などを添加する
ことができる。
本発明の接着剤に用いられる高分子添加剤の例としては
、ポリアミド樹脂、ポリスルフィド樹脂、トリフェニル
ホスハイド、さらに場合(こよっては、コールタールな
どがあつ、プラスチック化リグノセルロース・エポキシ
樹脂との反応性、親和性、混和性を改善でき、接着性向
上に好適ζご用いつる。
オリゴマー類としては、フェノールホルマリン初期縮合
物などホルマリン樹脂類、低縮合度アルキッド樹脂、ポ
リエチレングリコールエステルなどグリコールエステル
類を好適に用いることが出来る。
低分子量可塑剤としては、フタル酸ジメチルなどフタル
酸ジエステル類、アジピン酸(2−エチルヘキシル)な
ど脂肪族二塩基酸エステル類、ジブチルスズラウレート
、ロジン類がある。
本発明で得られる接着剤は通常は、溶液ないしペースト
状で被接着面に塗布することをこより使用される。接着
温度、接着時間、接着圧など簸着条件は、従来のエポキ
シ樹脂接着剤で用いられている条件に準じて設定しうる
。すなわち硬化剤との組合せで、常温゛および各様の加
熱接着が可能であり、接着時間も硬化剤種と接着温度に
より、数分から数時間あるいは、数日といった各様のも
のとなる。この接着剤は、低い接着圧の下で、すぐれた
接着を行うことが出来る。
本発明の接着剤を用いての擬着は、常温での圧締、ホッ
トプレスによる加熱によるほか、高周波加熱、マイクロ
波加熱、低電圧加熱(こよる熱圧によって、適宜行うこ
とが出来る。
本発明で製造される接着剤は、木質建材用、一般木工用
、木材と他材料との接着に用いることができる外、金属
、プラスチックなどを含めた各種の材料の接着に用いる
ことが出来る。
実施例L クラフトリグニン12g、ビスフェノール、412Iお
よびエタノール10−をフラスコ(こ秤すトリ、35%
塩酸水溶’g、 1 ml 75加えて80℃で1〜2
時間撹拌し、溶解させた。次いで、40%苛性ソーダ水
溶液を12−、エピクロルヒドリン3〇−加え、95℃
で2時間グリシジルエーテル化し、リグニン−エポキシ
樹脂を得た。余剰のエピクロルヒドリンを留去し過剰の
熱水に投入して洗浄した。生成樹脂を、酢酸メチル−メ
チルセロソルブ−キシレン(1: 1 二1 Vol、
)混液に溶解させ、粘度を調整して接着剤として用いた
接着性能を検討するために2朋厚マカンバ単板を接着し
、3−プライ合板を調設して、引張せん断強度の測定を
行った。
硬化剤としてトリエチレンテトラミンを主剤の15%加
え、10 kg/crn2の圧締下、140℃30分熱
圧接着した。結果、常態接着力32〜35kF/f/c
rn2、煮沸くり返し後の接着力17〜221cgf/
crn2、水波率100%で、JASl類合板規格値(
煮沸くり返し後10 kgf/cm2)を大巾に越える
強度値である。
実施例2 実施例1と同様の方法で得た接着剤で、1(m厚マカン
バ試片を接着し、圧縮せん断試験を行った結果、常態で
165kgf/α2、煮沸くり返し後で61、3 kF
lf/crn2と、十分に高い接着力を示した。
実施例a 実施例1と同様の方法で得た接着剤で、130℃、20
分の10 kgf/cWL2の条件下2朋厚板を接着し
た結果JAS l類合板規格値を十分上回る接着力を示
した。
実施倒毛 実施例1と同様のリグニン−エポキシ樹脂溶液に硬化剤
として市販エポキシ樹脂接着剤(アラルダイトラビッド
)の硬化剤(変性ポリチオール)を用い、常温で10 
kgf/信2の圧締下で60分硬化させたところ、2闘
厚合板の常態接着力は、平均21 kgf/cm”で優
れた強度を示した。
実施例巳 実施例1に比べ、クラフトリグニン含量の高いエポキシ
樹脂接着剤を芙遺し、検討した。
クラフトリグニン16I、ビスフェノールA12、li
!およびエタノールlO−をフラスコに秤りとり、35
%塩酸水溶液1−を加えて、80℃で2時間撹拌し、溶
解、反応させた。次いで、40%苛性ソーダ水溶gを1
2−、エピクロルヒドリン35−加え、95℃で2時間
グリシジルエーテル化し、リグニン−エポキシ樹脂を得
た。過剰の熱水中に反応生成物を投入し、沈でんさせ、
洗浄した。この洗浄を数回繰返し、積層し、水きりのの
ち、樹脂に対し、80%重量のアセトンを加え、溶解さ
せ、溶液を得て、接着剤とした。
硬化剤として、トリエチレンテトラミンを、主剤の10
%加え、10 kgf/crn”の圧締下、140℃、
30分熱圧接着して、3−プ′ライ合板(2朋厚カバ単
板よりの合板)を製造した。接着試験の結果、平均常態
引張せん断接着力20.1 kgf/crrt2、煮沸
くり返し後の平均引張せん断接着力13.3に9f/c
rIL2の値が得られ、JASl類合板規格値(煮沸繰
返し後10 kgf/crrt’)を越える接着をなし
うることが仰られた。
特許出願人  王子製紙株式会社 (外1名)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪族又は芳香族多価アルコール類又はフェノー
    ル類100部に対して、アルカリリグニンを10〜10
    00部加えてソルボリシスを併用して溶解し、次いでエ
    ピクロルヒドリンを加えて縮合し、グリシジルエーテル
    化することを特徴とするリグニン・エポキシ樹脂接着剤
    の製造法。
  2. (2)芳香族又は脂肪族多価アルコール類又はフェノー
    ル類によるソルボリシスを、リグニンのソルボリシスを
    促進する触媒の存在下で行う特許請求の範囲第1項記載
    のリグニン・エポキシ樹脂接着剤の製造法。
  3. (3)芳香族又は脂肪族多価アルコール類又はフェノー
    ル類によるソルボリシスを促進する触媒が鉱酸、ルイス
    酸を含む酸である特許請求の範囲第2項記載のリグニン
    ・エポキシ樹脂接着剤の製造法。
  4. (4)芳香族又は脂肪族多価アルコール類又はフェノー
    ル類によるソルボリシスを270℃までの温度に加温し
    て行う特許請求の範囲第1項記載のリグニン・エポキシ
    樹脂接着剤の製造法。
  5. (5)芳香族又は脂肪族多価アルコール類又はフェノー
    ル類によるソルボリシスの後、触媒として用いた酸を中
    和する特許請求の範囲第1項記載のリグニン・エポキシ
    樹脂接着剤の製造法。
  6. (6)エピクロルヒドリンの添加にあたり、縮合触媒を
    加える特許請求の範囲第1項記載のリグニン・エポキシ
    樹脂接着剤の製造法。
  7. (7)低級アルコールなど沸点の低い揮発性の溶媒と多
    価アルコール類との混合溶媒を用い、アルカリリグニン
    をソルボリシスの併用で溶解せしめた後、低沸点溶剤分
    を溜去により除いて、高濃度溶解液を得る特許請求の範
    囲第1項記載のリグニン・エポキシ樹脂接着剤の製造法
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