JPS6121452B2 - - Google Patents

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JPS6121452B2
JPS6121452B2 JP12603478A JP12603478A JPS6121452B2 JP S6121452 B2 JPS6121452 B2 JP S6121452B2 JP 12603478 A JP12603478 A JP 12603478A JP 12603478 A JP12603478 A JP 12603478A JP S6121452 B2 JPS6121452 B2 JP S6121452B2
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JP
Japan
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tml
anemia
mice
cyclophosphoamide
antitumor
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JP12603478A
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JPS5470429A (en
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Rapisu Karori
Zende Bera
Ienei Andorasu
Kotsupaa Rasuro
Shimon Karori
Teihaku Eruno
Kisufuarudei Rayosu
Koasu Rayosu
Dobo Gyoruji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
Original Assignee
RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
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Publication date
Application filed by RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII filed Critical RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は新規な抗腫瘍性貧血剤組成物に関す
る。より詳しく述べれば、本発明は、一種もしく
はそれ以上の公知の細胞性塞栓性剤(cytostatic
agent)もしくは抗腫瘍性貧血剤にN〓―トリメ
チルリジン(以下、「TML」と略す)を組合せ配
合することによつて、副作用を低減せしめた抗腫
瘍貧血剤組成物に関する。 本発明の親規な医薬組成物は細胞性塞栓性活性
を有し、その程度は前記組成物中に存在する抗腫
瘍性貧血剤の量に対応するか、もしくはそれより
高い。他方、前記組成物は公知の細胞塞栓剤にみ
られた骨髄損傷という副作用は殆どなく、かつ偶
発的な損傷を生じたにしても回復が早いという特
徴をもつている。 従来の技術 腫瘍細胞の増殖の抑制作用が強いと知られてい
る全ての細胞性塞栓性薬剤ないし抗腫瘍性貧血剤
は骨髄及び(小腸粘膜及び生殖腺のような)他の
集中的に増殖する組織の細胞に対して毒性の副作
用を示すため、それを用いる悪性腫瘍の化学療法
はかなり制約を受けることが知られている。特
に、造血系(haemopoeticus)及び免疫系をひど
く損傷させるので、この副作用はしばしば最終的
に患者の死を招く。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、抗腫瘍性貧血剤の毒性を低下
させ、そしてこの毒性に基づく損傷からの回復を
速めた抗腫瘍性貧血剤組成物を提供するにある。 問題点を解決するための手段 抗腫瘍貧血剤の毒性はTMLと組合せて生体に
投与するときにかなり低下することが判つた。こ
の知見はこれまでTMLが腫瘍生長促進作用を示
すことが判つていることに鑑みても非常に驚くこ
とである〔スゼンデ(Szende)他、ネオプラズ
マ(Neoplasma)」、17,4,433ないし434
(1970)〕。 本発明は、腫瘍の生長及び他の組織、例えば、
骨髄の増殖を速めることが知られているTMLと
抗腫瘍性貧血剤とを組合せ投与するとき、細胞性
塞栓性活性が実質的に変わらないかもしくは高め
られ、その上前記細胞性塞詮性薬剤の毒性は減少
するという知見に基づく。 本発明の組成物においては、多くの天然の、半
合成もしくは合成せる抗腫瘍性貧血剤を用いるこ
とができる。これらの薬剤の代表例を以下に示
す。 ビンブラスチン、ビンクリスチンおよびリユウ
ロシンのような天然に産生されるもの;ならびに
1,4―ジ―(2―メチルスルホフエニルオキシ
エルアミノ)―1,4―ジデスオキシエリスライ
トジメチルスルホネート(以下、この化合物は
WHOで容認された名称「リトサルフアナム」と
略して呼ぶ)、2〔ビス―(2―クロロエチル)
―アミノ〕―テトラヒドロ―2H―1,3,2―
オキサホスホリン―2―オキシド(シクロホスホ
アミド)、および下記式で表わされるN―ホルミ
ルリユウロシンのような合成抗腫瘍性貧血剤。 上記化合物は単なる例であつて、本発明の組成
物に用いることができる公知の抗腫瘍性貧血剤の
範囲を限定するものではない。 本発明による医薬組成物は実施するに当たり、
抗腫瘍性貧血剤をそれらの医薬として許容され得
る塩の形で用いるのが一般的である。前記塩は酸
付加塩もしくは四級塩であることができる。塩の
形態とすることによつて、吸収が良好でかつ迅速
になり、ジインド―ルアルカロイドのように、熱
及び光感受性であつて分解しやすい遊離塩基が安
定な形態となる。 TMLはラセミ体もしくは光学活性形態のいず
れの形でも使用できるが、我々の実験によれば、
L―TMLが最も効果的であることが判つた。
TMLは医薬として許容され得る酸付加塩の形で
有利に使用される。前記酸付加塩は無幾もしくは
有機酸、例えば、塩化水素、臭化水素、もしくは
ヨウ化水素のようなハロゲン化水素、硫酸、リン
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、マレイン酸、フ
マル酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコル
ビン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸等を用い
て製造される。好ましくは、前記TMLの塩酸
塩、モノフマル酸塩、酢酸塩もしくはアスコルビ
ン酸付加塩を使用する。TMLのモノグルタメー
ト(TML・Glu)は特に有利に使用できる。フマ
ル酸、アスパラギン酸もしくはグルタミン酸の一
もしくはそれ以上の分子とで生成されたTMLの
塩は新規であり、特公昭58−58340号明細書に製
法が記載されている。 本発明の組成物の医薬として有用な性質を実証
するために、いろいろな抗腫瘍貧血剤の血液検査
に及ぼす有害な作用をTMLも存在する組成物の
それと比較した。前記試験は体重がそれぞれ25g
のCBAのメスマウス35匹について以下のように
して実施した: マウス各5匹からなる7つの群(グループa)
ないしg)に分けた。上記の個々の群に以下の処
置を施した: a 処置しない; b リトサルフアナムを30mg/Kg1回投与; c リトサルフアナム30mg/Kg及びTML20mg/
Kgの配合剤を1回投与; d シクロホスホアミド50mg/Kgを1回投与; e シクロホスホアミド50mg/Kg及びTML20
mg/Kgの配合剤を1回投与; f ビンクリスチン2mg/Kgを1回投与; g ビワクリスチン2mg/Kg及びTML20mg/Kg
の配合剤を1回投与 前季薬剤を腹腔内に投与した。何例かでは
TMLをその塩酸塩の形態で用いた。mg/Kg値は
検査動物の体重Kg当たりのmg数を示す。 処置の前日(下表において0で示す)及びその
後の8日間、一日一回同じ時刻に16時間餌を絶つ
た後、マウスの鑑別及び定量的な末梢血液の血球
計算を行つた。得られた結果は下記表1ないし3
及び第1図ないし第6図に示す。表1及び第1図
と第2図はリトサルフアナムで得た結果を示す;
表2及び第3図と第4図とはシクロホスホアミド
による処置に関し、そして表3及び第5図と第6
図とはビンクリスチンによる処置の結果を示す。 図中、点線Iはいろいろな抗腫瘍性貧血剤単独
で処置したマウスの血球計算の変化を示し、そし
て実線はいろいろな抗腫瘍性貧血剤とTMLと
の配合剤で得た結果を示す。8日間の実験の間に
おける赤血球細胞(RBC)の数の変化は百万の
単位で第1,3及び5図中に、そして白血球細胞
(WBC)の数の変化は千の単位で第2,4及び6
図中に示す。
【表】
【表】
【表】 表1ないし3及び第1図ないし第6図から、本
発明の組成物の下記の予期しない利益がはつきり
と認められた; 1 処置後2ないし3日後、赤血球細胞数の若干
の低下が観察されるが、それらの程度は必らず
公知抗腫瘍性貧血剤を単独で投与したときに誘
発された低下量未満に留まつている。更に、処
置して3ないし4日目には、再生が観察でき、
そして赤血球の数は対照値に近ずく(シクロホ
スホアミドの場合には、この値は4日目で既に
対照値と同じになる)。 2 シクロホスホアミド+TML及びリトサルフ
アナム+TMLの場合も同様に処置して2日目
に白血球細胞の数が低下するが、回復は比較的
速く、そして処置後8日で、白血球細胞の数が
正常値に達する。 3 ビワクリスチン及びTMLの配合剤を投与す
るとき、ビンクリスチン単独で処置したマウス
におけるより赤血球数及び白血球数の低下がか
なり低減する。 血球計算に関する研究は以下に示す方法で
TML―モノグルタメートでも行つた; a 12匹の健康なCFLPのメスのマウス
(LATI)(生後2週間、体重20ないし22g)そ
れぞれにリトサルフアナムを体重Kg当たり30mg
腹腔内に一回転投与した。これらマウスの半分
はTML―モノグルタメート100mg/Kg(体重)
を腹腔内から投与した。投与後、2,4,7,
10及び17日目に鑑別血球計算及び定量的血球計
算を行つた。各測定は胃が空である午後3時
に、マウス3匹について行つた。得られた結果
は下記表4に記載の通りである。本発明による
配合剤で処置すると赤血球細胞数及び白血球細
胞数も同様に有利な影響を得ることは明らかで
ある。前記配合剤はリンパ球:顆粒球の割合に
及ぼす影響は実質的にもたない: b 生後8週間経つたCFLP(LATI)の健康な
メスのマウス10匹(体重はそれぞれ20ないし22
g)それぞれにシクロホスホアミド体重Kg当た
り300mgを腹腔内から1回投与した。半分のマ
ウスにはシクロホスホアミドを投与した他、
TML―モノグルタメートを腹腔内に体重Kg当
たり100mgで処置した。処置後、4及び10日目
に定量的血球計算を行つた。得られた結果は表
4に挙げた通りである。前記配合剤で処置した
群における赤血球細胞数はシクロホスホアミド
だけの処置を施した対照群より多いことが明ら
かである。
【表】
【表】 多くの場合致命的となる抗腫瘍性貧血剤の毒性
効果は実質的に骨髄損傷作用によるものであるか
ら、本発明の組成物の毒性の減少程度をいろいろ
な抗腫瘍性貧血剤の毒性及びLD5値と比較した。 三種の公知抗腫瘍性貧血剤、即ち、リトサルフ
アナム、シクロホスホアミド及びビンクリスチン
をそれぞれTML―塩も含む対応組合せ組成物と
比較した。 それぞれの体重が25gのDBAのメスのマウス
について試験を実施した。被験マウスをそれぞれ
5匹からなる群に分け、そして各群は供試化合物
もしくは組成物を腹腔内から1回投与して試験し
た。
【表】
【表】 最初の10日間及び処置後30日目に生存マウスの
数を記録した。得られた結果は表5の通りであ
る。
【表】 上記データからシクロホスホアミド+TML及
びビンクリスチン+TMLの配合剤でマウスを処
置したときは、シクロホスホアミド及びビンクリ
スチン単独で処置した場合と比較して、マウスの
死亡率が実質的に低減しかつ死亡率も低下するこ
とが明らかである。本発明の組成物はシクロホス
ホアミドもしくはビンクリスチンが示す毒性副作
用を有意に抑制するという結果が引き出せる。 我々の実験によれば、リトサルフアナムと
TMLとからなる配合剤はリトサルフアナム単独
と比較して死亡率の低下、保護作用を示さなかつ
た。 腫瘍細胞の増殖に及ぼす本組成物の作用も試験
した。本試験は以下のように行つた: 155匹のCFLPのメスマウスにエールリツヒ腹
水癌(1匹当たり細胞106個)を腹腔内に注射し
た。処置後10日目に被験マウスをグループに分
け、そして以下の処置を施した: a マウス30匹に生理食塩液だけ(対照); b マウス25匹にTML20mg/Kgを腹腔内に1回
投与; c マウス25匹にシクロホスホアミド20mg/Kgを
腹腔内に1回投与; d マウス25匹にリトサルフアナム20mg/Kgを腹
腔内に1回投与; e マウス25匹にシクロホスホアミド20mg/Kg及
びTML20mg/Kg配合剤を腹腔内に1回投与; f マウス25匹にリトサルフアナム20mg/Kg及び
TML20mg/Kgの配合剤を腹腔内に1回投与 上記リスト中、mg/Kg値はマウスの体重Kg当た
りの供試化合物のmg数を示す。 処置後続けて4日間、毎日3匹のマウスを殺
し、そして存在する腫瘍細胞の総数を調べた。 得られた結果を下記表6に示す。
【表】 上記データから、TMLとリトサルフアナムと
からなる配合剤はリトサルフアナム単独より腫瘍
細胞数を実質的にはるかに減ずることが明らかで
ある。他方、シクロホスホアミドとTMLとから
なる配合剤の場合には、腫瘍細胞数の若干の増加
が観察できたが、しかしながらこれは無視でき
る。 上記実験から、本発明の組成物は当業界で公知
の抗腫瘍性貧血剤の望ましくない副作用を低下す
るという結果を引出せた。前記配合剤は骨髄の損
傷を消失もしくは減少させ、その結果、抗腫瘍性
貧血剤の投与量を増加させることができる。 本発明の組成物中の抗腫瘍性貧血剤の実際の投
与量は選んだ薬剤の特性に強く依存する。例え
ば、リトサルフアナムの1日の投与量は1人当た
り20ないし40mgで、シクロホスホアミドの量につ
いては1人当たり10ないし100mg、ビンクリスチ
ンについては1人当たり0.1ないし10mg、好まし
くは1ないし5mgである。TMLはその塩酸塩も
しくはモノグルタメート塩の形で好適に用いる。
最も好ましい化合物はL―N〓―トリメチルリジ
ン塩酸塩及びモノグルメートであり、これらの正
確な用量は投与方法、被処置患者の状態、症状の
重さ及び他の類似フアクターに依存するが、1
人・1日当たり、5ないし50mg、好ましくは20な
いし40mg投与する。 本発明の組成物は好ましくは二つの異なる形態
に剤型化される:媒体と抗腫瘍性貧血剤の高用量
とを含む強力な単位投与剤及び媒体を含む稀薄な
組成物である。 本発明の組成物中の前記抗腫瘍性貧血剤のN〓
―トリメチルリジンに対する割合は選んだ薬剤の
投与量に依存して1:1及び1:100の間で変化
することができる。ビンクリスチン―、ビンブラ
スチン―及びN―ホルミル―リユウロシン含有組
成物中、前記細胞性塞栓性薬剤のN〓―トリメチ
ルリジンに対する割合は1:10及び1:100の間
であり、その他の組成物においては1:1及び
1:10の間で変化する。 実施例 本発明の組成物の好ましい具体例及びその製法
を説明する。しかし、これらの例は本発明を限定
するものではない。 例 1 TML―グルタメート500mg、N,N―ビス(2
―クロロエチル)―テトラヒドロ―2H―1,
3,2―オキサゾホスホリン―2―アミン―2―
オキシド(シクロホスホアミド)500mg及び蛋白
質無含有ゼラチン200mgを注射用蒸留水に溶かし
た。この溶液を35.0mlに調節し、そして次に無菌
条件下で過して細菌を除いた。得られた殺菌溶
液から3.5ml分宛を10gアンプルに充填し、そし
てこのアンプルの中味を―60℃で20時間冷凍し、
−45℃、真空中(25mmHg)で凍結乾燥し、そし
て引続き、+20℃で10時間乾燥した。 前記アンプルを殺菌したゴム・コルク栓で密封
し、そしてアルミニウム製キヤツプにつとめた。
こうしてつくられた組成物はゴム・コルク栓で密
封したドライアンプル1個当たりTML―グルタ
メート50mg、シクロホスホアミド50mg及びゼラチ
ン20mgを凍結乾燥して含んでいた。注射液に使用
する前に全体の量が10mlになるようにアンプルの
中味を無菌蒸留水又は等張塩化ナトリウムもしく
はグルコース溶液に溶かした。 例 2 TML―グルタメート500mg、1,4―ジ―(2
―メチルスルホニルオキシエチルアミノ)―1,
4―ジデスオキシエリスライトジメチルスルホネ
ート(リトサルフアナム)300mg及びゼラチン400
mgを注射用蒸留水に溶かした。この溶液の体積は
10.0mlに調製し、そして例1に記載のようにして
その後の処理をした。ただし、凍結乾燥させるの
にアンプルには1ml分ずつ充填した。得られた組
成物はゴム・コルク栓で密封したドライアンプル
当たり、TML―グルタメート50mg、リトサルフ
アナム30mg及びゼラチン40mgを凍結乾燥形態で含
んでいた。 例 3 注射用蒸留水にTML―グルタメート500mg、ビ
ンクリスチンサルフエート5mg及びゼラチン200
mgを溶かし、そしてこの溶液の最終体積を10.0ml
に調節した。更に、例2に記載の操作を行つた。
この組成物はゴム・コルク栓で密封したドライア
ンプル当たり、TML―グルタメート50mg、ビン
クリスチンサルフエート0.5mg及びゼラチン20mg
を凍結乾燥形態で含んでいた。 例 4 注射用蒸留水にTML―グルタメート500mg、ビ
ンクリスチンサルフエート5mg、ポリビニルピロ
リドン80mg及びマンニツト365mgを溶かし、そし
てこの溶液の最終体積を10.0mlに調節した。更
に、例2に記載の操作を行つた。この組成物はゴ
ム・コルク栓で密封したドライアンプル当たり
TML―グルタメートを50mg、ビンクリスチンサ
ルフエートを0.5mg、ポリビニルピロリドンを8
mg及びマンニツトを36.5mg凍結乾燥の形態で含有
していた。 例 5 TML―モノグルタメート50mg、シクロホスホ
アミド50mg、コロイド状ケイ酸1mg、ステアリン
酸マグネシウム1mg、タルク2mg及びバレイシヨ
デンプン56mgを乾燥粉末の形で混合し、均一混合
物を得た。得られた160mgの均一な粉末混合物を
次に硬ゼラチンカプセルに充填し、そして経口投
与に適した組成物をつくつた。
【図面の簡単な説明】
添付図面はマウスにいろいろな抗腫瘍性貧血剤
を投与したときに観察される赤血球及び白血球の
数の変化を示すものである。第1図及び第2図は
それぞれリトサルフアナムを投与したときの赤血
球及び白血球の数の変化を示す。第3図及び第4
図の各々はシクロホスホアミドをマウスに投与し
たときの同様な結果であり、第5図及び第6図の
各々はビンクリスチンによる同様な結果である。 図中、点線は用いた抗腫瘍性貧血剤だけから得
た結果であり、実線はその薬剤にTMLを組合せ
た配合剤から得られた結果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも一種の抗腫瘍性貧血剤とN〓―トリ
    メチルリジンもしくは医薬として許容され得るそ
    の塩との組合せからなることを特徴とする抗腫瘍
    性貧血剤組成物。 2 抗腫瘍性貧血剤としてN,N―ビス(2―ク
    ロロエチル)―テトラヒドロー2H―1,3,2
    ―オキサゾホスホリン―2―アミン―2―オキシ
    ド(シクロホスホアミド)を含んでなる特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 3 抗腫瘍貧血剤として1,4―ジ―(2―メチ
    ルスルホニルオキシエチルアミノ)―1,4―ジ
    デスオキシエリスライドジメチルスルホネート
    (リトサルフアナム)を含んでなる特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 4 抗腫瘍貧血剤のN〓―トリメチルリジンもし
    くはその塩に対する割合が1:1及び1:10の間
    にある特許請求の範囲第2項または第3項記載の
    組成物。 5 抗腫瘍貧血剤としてビンクリスチン、ビンブ
    ラスチンもしくはN―ホルミルリユウロシンを含
    んでなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 6 抗腫瘍性貧血剤のN〓―トリメチルリジンも
    しくはその塩に対する割合が1:10及び1:100
    の間にある特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7 前記N〓―トリメチルリジン塩としてL―N
    〓―トリメチルリジンモノグルタメートを含んで
    なる特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP12603478A 1977-10-13 1978-10-13 Medical composition Granted JPS5470429A (en)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63186750U (ja) * 1987-05-26 1988-11-30
JPH02162096A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Cmk Corp スクリーン枠用パッド貼付方法及び装置

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