JPS61211015A - 熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法 - Google Patents

熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法

Info

Publication number
JPS61211015A
JPS61211015A JP5284085A JP5284085A JPS61211015A JP S61211015 A JPS61211015 A JP S61211015A JP 5284085 A JP5284085 A JP 5284085A JP 5284085 A JP5284085 A JP 5284085A JP S61211015 A JPS61211015 A JP S61211015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
vinyl acetate
heat
copolymer
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5284085A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Ogushi
大串 芳美
Itsutoshi Soda
想田 逸俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP5284085A priority Critical patent/JPS61211015A/ja
Priority to EP86103484A priority patent/EP0195386A3/en
Publication of JPS61211015A publication Critical patent/JPS61211015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C61/00Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
    • B29C61/003Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor characterised by the choice of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2027/00Use of polyvinylhalogenides or derivatives thereof as moulding material
    • B29K2027/06PVC, i.e. polyvinylchloride

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品お゛よびその
製造方法に関するものであり、特には可塑剤量を主材樹
脂成分100重量部当り10重量部以下とした塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体系の透明度のすぐれた硬質熱収
縮性成形品の提供を目的とする。
(従来の技術) 塩化ビニル樹脂製の熱収縮性フィルム、チューブ等は、
透明性、光沢性にすぐれており、ヒートシールが可能で
あり、耐薬品性、耐水性、印刷性もよいので1食品から
機械部品に至るまでの各種物品の包装材として、またキ
ャップシール、ラベル等にも応用されている。
これらの熱収縮性フィルム、チューブ等は、原料樹脂(
塩化ビニル樹脂)組成物をカレンダー圧延成形、Tダイ
押出し、チューブ状押出し等により成形し、このように
して得たフィルム、チューブ等をその融点付近の温度(
約95〜105℃)に加熱し、−軸または二輪延伸加工
することにより製造される。
上記原料樹脂には、通常、可塑剤や安定剤、滑剤等の加
工助剤が添加されるが、硬質の成形品を得る目的で可塑
剤の配合量を少なくすると、前記した加熱延伸加工の操
作が困難となり、たとえば高い延伸倍率の加工を行おう
とすれば、可塑剤配合量の少ない硬質ポリ塩化ビニルフ
ィルムでは延伸時破断を起こす問題がある。
(発明の構成) 本発明は、上記問題点を解決したものであって、これは
酢酸ビニル含有量1〜30重量%の塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体100重量部に。
10重量部以下の可塑剤および安定剤、滑剤を配合した
塩化ビニル系樹脂!lI成物を成形、延伸加工してなる
熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法に
関する。
本発明によれば、従来の塩化ビニルホモポリマーに対し
、酢酸ビニルが共重合されているために、可塑剤の配合
量を少量としてもフィルム、チューブ等の成形品は延伸
加工が行われる温度での延び率が高く、この結果、延伸
工程における破断等の問題がなくなり、製品収率の向上
がもたらされ、効率的な生産が行われるようになる。
また、従来工業的には2倍ないし2.5倍程度の延伸が
限度であったが1本発明によれば高倍率の延伸を行うこ
とができ、たとえば4倍の延伸も容易に可能である。こ
の結果、熱収縮率の高い製品を得ることができ、100
℃の温水中5分間浸漬による収縮率は従来品が50%程
度であるのに対し本発明によれば70%に達するものも
得られる。
さらに本発明によれば比較的低い加熱温度で延伸加工を
行うことができ、たとえば従来90−100℃で延伸加
工を行ったものが、本発明では70℃前後の温度でも延
伸することが可能である。このように低温で延伸したも
のは、低温での収縮性が大きく、シたがって低温での収
縮作業が要求される用途に好適な製品を得ることができ
る。
本発明の熱収縮性成形品たとえばフィルムは、ゲル分(
フィッシュアイ等)がきわめて少なく透明度の非常にす
ぐれた製品である特長を有する。
本発明の主原料とされる塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体は、懸濁型合法等従来公知の方法により製造されるが
、本発明には酢酸ビニル含有量1〜30重量%特には3
〜15重量%であるものが好ましく、この酢酸ビニル含
有量が1重量%未溝のものでは高延伸倍率の加工を行う
ことが困難であり、一方30重量%以上になると熱安定
性が著しく悪くなる。
このようにして製造した塩化ビニル系共重合体樹脂に1
通常塩化ビニル樹脂に配合されている可塑剤、安定剤、
滑剤、充填剤、着色剤など、さらには耐衝撃強度増強剤
を必要量加えてコンパウンドとしたのち、フィルム、シ
ート、チューブ等目的とする成形を行うのであるが、可
塑剤については、硬質の熱収縮性成形品を得る目的から
、主材原料である塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体10
0重量部当り10重量部以下で使用する。
延伸加工は、成形して得た成形品をクラツシュベルグ柔
軟温度(JIS  K  6745)より10℃以上高
<70℃以上は高くない温度に加熱して行うことが望ま
しい、該温度範囲の下限より低い加熱温度では所望の延
伸倍率として加工することが困難であり、一方該温度範
囲の上限より高い加熱温度とすると成形品が軟かくなり
すぎ、良好に延伸加工することができなくなる。
本発明にかかる熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品、たと
えば熱収縮性フィルムは高透明度のもので、可塑剤を含
むとしても少量にとどめられており、従来の塩化ビニル
樹脂製のものに比べて、高い熱収縮率をもち、特に比較
的低温での熱収縮性にすぐれているので、各種食料品等
の包装材料として好適とされる。
次に具体的実施例をあげる。
実施例1 酢酸ビニル含有量5重量%の塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂(商品名 信越PVCMA800F)100
重量部に、可塑剤(DOP)5重量部およびすす系安定
剤、滑剤を配合し、さらに耐衝撃強度増強剤としてMB
S(商品名 メタブレンC−100)5重量部を加えて
成形用コンパウンドとなし、このものをカレンダー圧延
加工することにより厚さ0.2+s■の無色透明なフィ
ルムを得た。なお、この成形用コンパウンドから試験片
をつくり、物性を測定したところ下記のとおりであった
引張り強さ= 480 kg/cゴ タラツシュベルグ柔軟温度= 53℃ 上記厚さ0.2層層のフィルムを横幅方向に延伸するテ
ンターにかけ、80℃の温度で横幅方向に3倍延伸およ
び同条件で4倍延伸し、熱収縮性フィルムを得た。
上記3倍延伸フィルムは、JIS  K  6714に
よる曇価およびフィッシュアイが下記のとおりであり、
透明性にきわめてすぐれていた。
曇価(JIS  K  6714):  L、Sフィッ
シュアイ(0,1鳳麿 以上のもの)      : 5個/ 300 cゴ4
倍延伸フィルムも透明性にすぐれたものであつた。
このようにして得た各熱収縮性フィルムは、100℃の
温水中5分浸漬での収縮率がそれぞれ60%および67
%であって、熱収縮率の高い製品であった。
また上記条件での延伸加工においてはフィルムが切断な
いし破断することがなく収率は100%であった・ 他方、上記3倍延伸および4倍延伸のそれぞれ熱収縮性
フィルムについて、各温度の温水中に5分間浸漬した際
の収縮率(%)を調べたところ、添付図面中白線Iおよ
びIIに示すとおりの結果が得られた。
実施例2 酢酸ビニル含有量7重量%の塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂(商品名信越PVCMAaoos)too重
量部に、可塑剤(DOP)5重量部およびすず系安定剤
、滑剤を配合し、さらに耐衝撃強度増強剤としてMBS
(商品名 メタブレンC−100)5重量部を加えて成
形用コンパウンドを得た。
このコンパウンドから試験片をつくりクラツシュベルグ
柔軟温度を測定したところ、値は50℃であった。
上記コンパウンドをチューブ状に押出成形し、この押出
されたチューブをそのまま連続工程で70℃で約2.5
倍に延伸拡張して熱収縮性チューブを得た。このものは
65℃の温水中5分間の浸漬で40%以上の収縮率を示
した。
他方上記延伸チューブおよび樹脂としてポリ塩化ビニル
を用いて同様に作成した延伸チューブについて各温度の
温水中に5分間浸漬した際の収縮率(%)を調べたとこ
ろ、添付図面中白線mおよびIVに示すとおりの結果が
得られた。
なお、前例と同様にして延伸フィルム(延伸2.5倍)
を作り、曇価およびフィッシュアイを調べたところ、下
記のとおりであり、フィルムは透明性にきわめてすぐれ
ていた。
曇価(JIS  K  6714):  2.177/
  −、S7−  ’71  (n  Imwa以上の
もの)    = 5個/ 300 cゴ
【図面の簡単な説明】
図面は各実施例で得られた熱収縮性のフィルムおよびチ
ューブについての各温度による収縮特性を示したもので
ある。 曲線I: 実施例13倍延伸フィルム 曲線!■:  実施例14倍延伸フィルム曲線m :実
施例22.5倍延伸チューブ曲111V:  ポリ塩化
ビニル使用2.5倍延伸チューブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)酢酸ビニル含有量1〜30重量%の塩化ビニル−酢
    酸ビニル共重合体100重量部に、10重量部以下の可
    塑剤および安定剤、滑剤を配合した塩化ビニル系樹脂組
    成物を成形、延伸加工してなる熱収縮性塩化ビニル系樹
    脂成形品。 2)酢酸ビニル含有量1〜30重量%の塩化ビニル−酢
    酸ビニル共重合体100重量部に、10重量部以下の可
    塑剤および安定剤、滑剤を配合した塩化ビニル系樹脂組
    成物を成形し、この成形品をクラッシュベルグ柔軟温度
    (JIS K6745)より10℃以上高く70℃以上
    は高くない温度に加熱して延伸加工することを特徴とす
    る熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品の製造方法。
JP5284085A 1985-03-15 1985-03-15 熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法 Pending JPS61211015A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5284085A JPS61211015A (ja) 1985-03-15 1985-03-15 熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法
EP86103484A EP0195386A3 (en) 1985-03-15 1986-03-14 A heat-shrinkable shaped article of a vinyl chloride-based resin and a method for the preparation thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5284085A JPS61211015A (ja) 1985-03-15 1985-03-15 熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61211015A true JPS61211015A (ja) 1986-09-19

Family

ID=12926041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5284085A Pending JPS61211015A (ja) 1985-03-15 1985-03-15 熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0195386A3 (ja)
JP (1) JPS61211015A (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1576505A (en) * 1978-01-27 1980-10-08 Coal Industry Patents Ltd Heat recoverable plastics artefacts
US4264010A (en) * 1978-10-04 1981-04-28 Mitsubishi Plastics Industries, Ltd. Heat shrinkable polyvinyl chloride film
JPS5917935B2 (ja) * 1981-08-25 1984-04-24 住友電気工業株式会社 熱収縮チユ−ブ
JPS5952618A (ja) * 1982-09-17 1984-03-27 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 熱収縮性ラベル用フイルム及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0195386A3 (en) 1989-01-18
EP0195386A2 (en) 1986-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3900534A (en) Thermoplastic films based on blends of polypropylene and polybutene
US4277578A (en) Composition for drawn film, cold drawn film made of said composition and process for manufacture of said film
DE69005722T2 (de) Biorientierter Film.
US4431705A (en) Shrinkable polyamide film and process for its production
US4294935A (en) Method of producing ethylene-vinyl alcohol copolymer film
US4156709A (en) Process for preparing a polypropylene film for shrink packaging
US4766178A (en) Butene-rich butene-1 propylene copolymer composition
US4247663A (en) Heat shrinkable polyvinyl chloride film with methyl methacrylate polymer additive
US4264010A (en) Heat shrinkable polyvinyl chloride film
JPS61211015A (ja) 熱収縮性塩化ビニル系樹脂成形品およびその製造方法
US4166082A (en) Vinylidene chloride copolymer film having high bubble stability in inflation-stretching process and cold resistance
JPS61130018A (ja) ポリプロピレンシ−トおよびその製造方法
JPS6270024A (ja) 熱収縮性塩化ビニル樹脂成形品およびその製造方法
JPH0257009B2 (ja)
US4088725A (en) Process for making high moisture barrier polyvinyl chloride film
AU627640B2 (en) Improved heat shrinkable polyolefin film
KR100203444B1 (ko) 선형 저밀도 폴리에틸렌 열수축성 필름 조성물 및 그 필름의 제조방법
JPS6241096B2 (ja)
US3509236A (en) Molding compositions comprising vinylidene chloride
JPS5890924A (ja) 二軸延伸フイルムの製造方法
JPS6241097B2 (ja)
JPS61120719A (ja) 溶融押出法を用いた塩化ビニリデン−メチルアクリレ−ト系共重合体の成形加工方法
CN114316457A (zh) 一种高强度抗冲击聚苯乙烯片材及其制备方法
EP0278695A1 (en) Shrinkable film
JPS61152418A (ja) 熱成形用熱可塑性樹脂シートの製造方法