JPS61210575A - 磁気ヘツドの位置決め回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ヘッドの位置決め回路に関し、特に磁気
ディスク装置の磁気ヘッドの位置決め回路に関する。

〔従来の技術〕

磁気ディスク装置において、磁気ヘッドの移動速度はサ
ーボ回路によって制御され、加速部分では可動部分を駆
動するボイスコイルモータに最大電流を流して加速し、
減速部分では磁気ヘッドの現在位置から目標トラック塩
のトラック数に゛よりあらかじめ定められた電圧値を有
する速度基準信号によって磁気ヘッドの速度が制御され
る。また磁気ヘッドの位置決めのための位置情報があら
かじめ書込まれている磁気ディスク面（通常これをサー
ボ面と呼ぶ）を有し、サーボヘッドと呼ばれる読出し専
用の磁気ヘッドによってこのサーボ面からの位置情報信
号を読出して、増幅、復調し、磁気ヘッドの移動に対し
て三角波状に変化する位置信号を発生する。このとき、
位置情報信号はＡＧＣ（自動利得制御）回路によって位
置信号の振幅が一定になるように制御される。ここで、
ＡＧＣ回路の基準電圧を増減させると、位置信号振幅も
増減する。磁気ヘッドの速度信号は電子タコメータと呼
ばれる回路において、三角波状に変化する位置信号を微
分し、その極性を交互に選択することにより発生される
・従って、ＡＧＣ基準電圧を増加させると、位置信号振
幅とその微分出力も増大し、電子タコメータ回路の利得
が増大する結果、磁気ヘッドの移動速度は遅くなる。こ
の関係を用いて最近の磁気ディスク装置では、マイクロ
プロセサ等によりシーク時の磁気ヘッドの速度を測定し
、速度が早い場合はＡＧＣ基準電圧を小さくし、速度が
遅い場合にはＡＧＣ基準電圧を大きくすることよりＡＧ
Ｃ基準電圧を自動的に調整する方式が採用されている。

第３図は従来回路のブロック図を示しており、ＤＡ変換
器２は速度基準信号に対応した二進値である速度基準信
号発生用入力信号７を受け、速度基準信号３を発生する
。ＤＡ変換器９はＡＧＣ基準信号に対応した二進値であ
るＡＧＣ基準信号発生用入力信号８を受け、ＡＧＣ基準
信号６を発生する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の回路は速度基準信号発生用ＯＤＡ変換器
２の他に、更にＡＧＣ基準信号発生用のＤＡ変換器９を
必要とし、従ってコストが高くなるという欠点があった
。

本発明は前記問題点を解消するもので、ＡＧＣ基準信号
発生用ＯＤＡ変換器を不要とした回路を提供するもので
ある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明の磁気ヘッドの位置決め回路は、上位回路からの
ＤＡ変換器入力信号を入力とし、速度基準信号を出力す
るＤＡ変換器と、前記速度基準信号と上位回路からのサ
ンプルホールド制御信号とを入力としてＡＧＣ基準信号
を出力するサンプルホールド回路とを有することを特徴
とするものであるＯ 〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

図において、ＤＡ変換器２はＤＡ変換器入力信号１を受
け、速度基準信号３を発生する。サンプルホールド回路
４は速度基準信号３とサンプルホールド制御信号５を受
け、ＡＧＣ基準信号６を発生する。サンプルホールド回
路４の詳細を第２図に示す。演算増幅器１４の反転入力
端子と出力端子の間にはホールドコンデンサ１２が接続
され、反転入力端子はまた入力抵抗１０と帰還抵抗１１
の接続点にアナログスイッチ１３を介して接続されてい
る。アナログスイッチ１３は、論理信号であるサンプル
ホールド制御信号がハイレベルのときオフで、ロウレベ
ルのときオンとなる。ここで、ＤＡ変換器入力信号ｌは
第３図の従来回路における速度基準信号発生用入力信号
７とＡＧＣ基準信号発生用入力信号８とを兼ねている。

磁気ヘッドがトラック上に保持されトラックフオロウ動
作をしているときは、磁気ヘッドの速度の制御のための
速度基準信号３は必要としないので、このときはＤＡ変
換器入力信号１としてはへ〇〇基準信号６に対応した二
進値が加えられる。

このとき、サンプルホールド制御信号はロウレベルでア
ナログスイッチ１３がオンしているので、演算増幅器１
４の出力にはＡＧＣ基準信号６が発生する。

磁気ヘッドが次の目標トラックへ移動するシーク動作を
する場合は、サンプルホールド制御信号５がハイレベル
となり、アナログスイッチ１３がオフになるので、ホー
ルドコンデンサ１２によりアナログスイッチ１３がオフ
になる前の電圧が保持されるため、シーク動作中も同じ
ＡＧＣ基準電圧が保たれる。このとき、ＤＡ変換器入力
信号１としては速度基準信号３に対応した二進値が加え
られ、ＤＡ変換器２により速度基準信号３が出力される
。通常、シーク動作後はトラックフオロウ動作に切換え
られるので、最大シーク時間の間、ＡＧＯ基準信号６が
保持できるようホールドコンデンサ１２の容量値を選べ
ばよい。なお、第２図の回路ではＡＧＣ基準電圧６の極
性は演算増幅器１４により反転するが、これは更に反転
アンプを追加すれば極性をもどすことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ＤＡ変換器出力を入力と
するサンプルホールド回路を使用することによシ、ＡＧ
Ｃ基準信号発生のためＯＤＡ変換器を不用にし、コスト
の低減された磁気ディスク装置を得ることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図の詳細を示す回路図、第３図は従来園路のブロッ
ク図である。 ■・・・ＤＡ変換器入力信号、３・・・速度基準信号、
５・・・サンプルホールド制御信号、６・・・ＡＧＣ基
準信号、７・・・速度基準信号発生用入力信号、８・・
・ＡＧＣ基準信号発生用入力信号、１０・・・入力抵抗
、１１・・・帰還抵抗、１２・・・ホールドコンデンサ
、１３・・・アナログスイッチ、１４・・・演算増幅器 特許出願人　　日本電気株式会社 第１図 Ｉ：ＤＡ変ｇ啼客入カイ言９　　　５ニサンプルホ一ル
ド制印信号３：速度基″４！信号　　θ−，Ａ（３Ｃ基
準信号第２図 ｎ：八力抵坑

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上位回路からのＤＡ変換器入力信号を入力とし、
   速度基準信号を出力するＤＡ変換器と、前記速度基準信
   号と上位回路からのサンプルホールド制御信号とを入力
   としてＡＧＣ基準信号を出力するサンプルホールド回路
   とを備えることを特徴とする磁気ヘッドの位置決め回路
   。