JPS61208513A - 移動体制御装置 - Google Patents

移動体制御装置

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JPS61208513A
JPS61208513A JP5084685A JP5084685A JPS61208513A JP S61208513 A JPS61208513 A JP S61208513A JP 5084685 A JP5084685 A JP 5084685A JP 5084685 A JP5084685 A JP 5084685A JP S61208513 A JPS61208513 A JP S61208513A
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hand
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JP5084685A
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Tadashi Akita
正 秋田
Kazuo Asakawa
浅川 和雄
Nobuhiko Okuda
奥田 信彦
Toru Kamata
徹 鎌田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図)作用 実施例 (al−実施例の説明(第2図、第3図)(b)他の実
施例の説明(第4図、第5図)(Clロボットへの通用
例の説明 (第6図、第7図、第8図、第9図) 発明の効果 〔概要〕 物体に対し移動体を駆動手段の駆動によって接近、接触
、押し付けを行なわしめる移動体制御装置であって、移
動体に加わる外力の力検出手段と、駆動手段を速度制御
するサーボ手段と、指令値と検出外力とを合成した信号
をサーボ手段に供給する制御手段を設けることによって
、接近、接触、押し付けを連続的に行うようにしたもの
である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ロボットのハンド等の移動体に対し、物体に
接近、接触後、一定力で物体を押し付ける作業を行わせ
るための移動体制御装置に関し、特に接近、接触、押し
付は力発生の3過程を連続的に進行することの可能な移
動体制御装置に関する。
例えば、ロボットによる物体の取り出し作業等において
は、ロボットのハンドが物体に接近し、接触した後、一
定力で物体を押し付けて、把持を行っており、同様に物
体の取付は作業等においても、相手物体に対し物体を把
持したハンドが相手物体に接近し、接触した後、相手物
体に把持した物体を一定力で押し付け、はめ込み、取付
けを行う。
このため、移動体であるハンドを前述の接近、接触、一
定力発生という3つの過程で制御する必要があり、一般
に速度(又はトルク)制御と力制御とを併用した制御系
が用いられる。
〔従来の技術〕 例えば、第10図に示す真空吸着ハンド5によって磁気
ディスク(以下円板と称す)9を吸着し、これを持ち上
げて運ぶ作業を行う場合には、ハンド5を駆動するZ軸
モータ26をハンド下降のための速度制御と、必要な押
し付は力を発生する力制御の2つの制御モードを切替え
て制御する必要がある。
このモード切替えは、ハンド5と円板9の接触を境界と
して切り替わることが理想的である。
このため、従来、力センサ3によってハンド5を支持し
、ハンド5に与えられる力を計測できるようにし、且つ
Z軸モータ26の速度(即ち、ハンド5の移動速度)を
検出する速度検出器26aが設けられ、一方、制御部と
しては、指令速度VCと速度検出器26aの実速度Vr
との差をとる第1の差動器APIと、指令力Fcと力セ
ンサ3の力計測値Frとの差をとる第2の差動器AP2
とによって速度フィードバンク系とカフィードバック系
が構成され、これらの差動器API、AP2の出力はア
ナログスイッチSWによって切替えてアンプAMPを介
してZ軸モータ26に供給するように構成されていた。
そして、この切替えのため、ハンド5の先端に近接セン
サNSを設け、ハンド5と円板9との接近を検知して、
これによって接触前後でアナログスイッチSWを動作し
て速度制御系から力制御系に切り替えを行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の構成では、速度制御系から力制御
系へループ切り替えするため、動作が不連続となり、接
触直後に急激な力が付与され、円板9を傷つけるおそれ
があるという問題があった。
又、近接センサNSの感度の調節具合によっては、接触
の時点をうまくとらえることができず、接触前に切り替
わる時は高速性が損なわれ、逆に接触後に切り替わる時
は、円板9に余分の衝撃力を与えてしまうという問題も
生じていた。
本発明は、接近、接触、押し付けの3過程を連続的に円
滑にしかも自律的に実行できる移動体制御装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図であり、第1図(A)はそ
の構成図、第1図(B)、(C)はその動作説明図であ
る。
第1図(A)中、第10図で示したものと同一のものは
同一の記号で示してあり、8は制御部であり、入力指令
値(速度指令又は力指令)Vcと力計測値Frとを合成
する合成部85と、合成部85の出力Vc’と実速度V
rとの差によってZ軸モータ26を速度制御するサーボ
回路86とを有している。
即ち、本発明においては、接近、接触、押し付けの3つ
の過程を通して、実速度Vrと実側力Frとの両方が常
にフィードバックされている系を構成している。
〔作用〕 第1図(B)の移動量対速度特性図、第1図(C)の時
間対力持性図に示す如く、ハンド(移動体)5の円板(
物体)9への接近中は、ハンド5が円板9を押していな
いから、力計測値Frは零であり、実質的にフィードバ
ックされているのは、実速度Vrのみであるため、入力
指令VCは速度を指令していることになり、Z軸モータ
26はサーボ回路86によって速度制御される。次にそ
の速度のまま、ハンド5が円板9に接触すると(時刻t
1)、力センサ3が変形し、これに応じて力計測値Fr
が発生し、従って入力指令Vcの値は力計測値Frに差
し引かれた形となり、みかけ上達度指令値を小さくした
形になって、ハンド5は減速し始める。
最終的な平衡状態では、時刻toで位置PoでZ軸モー
タ26が停止し、実速度値が零となる。
この時入力指令Vcと力計測値Frが等しく、力計測値
Frは力センサ3の変形によって物体9への押し付は力
Foとなるから、入力指令Vcは力指令として働く。従
って、入力指令Vcの大きさが押し付は力を制御するこ
とになる。
従って、力センサ3のたわみ(変形)により接触時のシ
ョックを吸収しつつ、モータ26の回転速度を連続的に
落としていき、速度が零となった所で、適切な押し付は
力を発生するという理想的な形とすることができる。
このようにして接近、接触、押し付けの3過程が連続的
に円滑に行われ、しかも近接センサを用いずに自律的に
行われる。
〔実施例〕
(81一実施例の説明。
第2図は本発明の一実施例構成図である。
図中、第1図及び第10図で示したものと同一のものは
同一の記号で示してあり、82はプロセッサ(以下CP
Uと称す)であり、マイクロプロセッサで構成され、力
計測値Frに所定の利得αを利得手段82aで乗算し、
乗算出力α・F「を入力指令Vcから合成手段85で差
し引き指令出力Vc’を発するものであり、86はサー
ボ回路であり、指令出力Vc’と実速度VrO差をとる
もの、86aはパワーアンプであり、サーボ回路86の
出力を増幅してZ軸モータ26に電流を供給するもので
ある。尚、力センサ3は平行板バネと歪ゲージ30とで
構成されている。
第2図構成の動作を第3回動作説明図を用いて説明する
ハンド5が円板9に接近中では力センサ3の力計測値F
rは零であるから、Vc’=Vcであり、Z軸モータ2
6はサーボ回路86によってパワーアンプ86aを介し
速度制御され、ボールネジ26bを回転させて、力セン
サ3を介しハンド5を下降せしめる。一方、ハツト5が
円板9に位置Plで接触すると、力センサ3が板ばねで
構成されているからたわみ、このたわみを検出する歪ゲ
ージ30より力計測値Frが発生し、CPU82によっ
てVc’は(Vc−α・Fr)となる。これによって出
力Vc’は減少し、モータ26は減速し始める。この時
減速の傾きは利得αで制御され、平行板ばねがモータ2
6の回転で更にたわみ、力計測値Frは上昇する。最終
的には位置POで実速度Vrが零となり、この時、vC
−α・Frであり、FOの押し付は力が発生している。
この利得αを乗算する意味は次の如くである。
入力指令Vcは接近時の速度指令値と押し付は力発生時
の力指令値の両方を兼ているため、速度計測値Vrと力
計測値Frの出力レベルの相対的な大きさによっては、
1つの入力Vcで最適な移動速度と、最適な押し付は力
の両方を同時に満たせないおそれがある。
このため、力計測値Frのフィードバンク量を可変にす
るための入力を設け、即ち利得αを設定して、入力指令
Vcと利得αを独立に設定し、最適な速度指令値と、力
指令値を1つの入力指令で得ることができるようにして
いる。
以上のように、本発明では、従来方法のように、近接セ
ンサ等のアナログスイッチを必要とせず、しかも、接触
の前後で連続的にモータの回転速度が落ちるため、接触
時の衝撃を小さく抑えることができ、ひずみゲージ30
のリニアな力出力値を使って速度制御モードから力制御
モードへ、タイミングよく、かつなめらかに切り替えて
いくことができる。また、押し付は力制御時は速度計測
値(実速度)のフィードバンクは状態変数フィードバン
クの、いわゆるダンピング項として慟らくため、制御系
としても、きわめて安定な形である。
本発明によれは、第2図のように、磁気ディスク9とス
ペーサー90を積み重ねたものを順に取り上げ、他の場
所に移す時のように、ハンド5が磁気ディスク9、又は
スペーサー90を取る時の深さが、変化していく場合で
も、希望のハンド下降速度と、希望の押し付は力が常に
、かつ自動的に得られるため、深さ方向の距離のティー
チングが不用になって、ロボットに作業を教示する人間
の負担が軽くなり、ロボットの知能化が一歩進むことに
なる。
(b)他の実施例の説明。
第4図は本発明の第2の実施例の構成図である。
図中、第2図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり、82bは不感帯部であり、セントされた不
感帯幅Wの非線形特性の入出力特性を示すものである。
この実施例では、不感帯部82bによって希望の速度と
希望の押し付は力を得るようにしている。
即ち、不感帯部82bは、力計測値Frに対し非線形要
素を通した信号のフィードバンクを実行するものであり
、CPU82の演算によって行われる。
この非線形要素の演算方法は次の通りである。
先づ、入力の絶対値が不感帯幅設定値Wより小さい時は
出力をゼロとする。一方、入力の絶対値が不感帯幅設定
値Wより大きい時は、 入力が正値の時は、(入力−不感帯幅設定値)を出力と
し、 入力が負値の時は、(入力+不感帯幅設定値)を出力と
する。
次に、第4図実施例構成の動作について第5図を用いて
説明する。
第5図に示す如く位置P1接触しても不感帯幅Wに対応
する押し付は力になるまで指令Vcで与えられた速度で
移動を続け、その後は、即ちFr〉Wとなることによっ
て第3図と同様に減速して停止する。
この時の押し付は力は、入力指令Vcによる力指令値と
不感帯幅Wに対応した力との和になり、一方、接近中の
速度は入力指令Vcだけに依存するので、移動速度と押
し付は力を独立に制御できる。
この実施例では、第2図の実施例に比し、次の利点が付
加される。即ち、力計測値Frのフィードバンクゲイン
を固定できることから、閉ループ制御系としてのループ
利得を一定に保ったまま(つまり制御系としての安定性
を保証しつつ)押し付は力を広い範囲で可変できること
、及びハンド5が空中に浮いた状態で(つまりハンド5
が他の物体を押していない時)、入力Vcをゼロとし、
その場所に止めておきたい時、第2図の実施例では、ひ
ずみゲージ30の力計測値にオフセット変動があると、
それにより、ハンド5の位置がドリフトすることがある
が、この実施例では、不感帯幅より小さなオフセット変
動に対しては、不感になり、ドリフト現象はな(なる。
また、第4図において、入力Vcをゼロとし、ハンド5
の筒の所を教示者が手でもって上下に導くと、力センサ
3のひずみゲージ30がそれを感じて、ロボットのハン
ドの動きが、作業者の手の動きに追従する。いわゆるダ
イレクトティーチ(直接教示)が可能である。これは、
入力Vcがゼロであるため、力計測値Frに不感帯の演
算を施した値がゼロになるようにモータ26が制御され
ることによる。
この場合も、不感帯幅の設定により、教示者がハンド5
の筒部から手を離した時のドリフト現象を防止すること
、ハンド5の筒部を教示者が手で導く時教示者への応答
として適当な抵抗力(不感帯幅に対応)を発生させるこ
とができる。
別の実施例として、CPU82内で利得制御及び不感帯
制御の両方を行ってもよく、利得手段82a又は不感帯
部82bをCPU82のプログラムの実行によらず、別
のハードウェアで構成してもよい。又、実速度を検出器
26aによって計測せず、モータ26の状態からオブザ
ーバ等によって推定値として得るようにしてもよい。
+Clロボットへの適用例の説明。
第6図は本発明の直交ロボットに適用した場合の構成図
、第7図は第8図構成のハンド及び力センサ構成図、第
8図は第6図構成の合成部85、サーボ制御部86及び
力制御部のブロック図である。
図中、第1図、第2図、第10図で示したものと同一の
ものは同一の記号で示してあり、1az1bはX軸モジ
ュールであり、ロボットのX軸位置決め機構を構成し、
各X軸モータ10a、10bにより搬送パレットlla
、IlbをX軸方向へ搬送位置決めするもの、2は門型
ロボットであり、X軸モジュールla、lbの両側に設
けられた一対の支持ベース20.21と、Y軸方向に移
動するZ軸ブロック22と、X軸方向に移動する2軸可
動部(アーム)23と、Z軸ブロック22を送り、ポー
ルネジ24aを回転させガイド25a、25bに沿って
Y軸方向に駆動するY軸モータ24と、Z軸ブロック2
2に設けられ、Z軸可動部23を図示しないボールネジ
送り機構を介しX軸方向に駆動するZ軸モータ26とを
有している。3は前述の力センサであり、第7図(A)
に詳細を示ず如くZ軸可動部23に対し一対の板ばね3
a、3bが平行にねじ等で固定され、更に後述する支持
部材に固定され、且つ板ばね3a、3bの内面番こ各々
一対の歪ゲージ30a、30b。
31a、31. bが設けられているものであり、歪ゲ
ージ302〜31bは第7図(B)に示す如くブリッジ
接続され、入力電圧Vinに対し、出力電圧■Outを
得て、その値より平行板ばね3a、3bの吸着ハンド5
の軸方向の変位を検出するものであり、歪ゲージ30a
、30bは圧縮荷重を受ける側、31a、31bは引張
荷重を受ける側のものである。
4はハンド支持部材であり、吸着ハンド5を支持すると
ともに第7図(A)の如く平行板ばね3a、3bが固定
されるもの、5は真空吸着ハンドであり、第7図(A)
に示す如く筒状本体50の先端に吸着面51が設けられ
るとともに、吸気ポンプに接続された吸気チューブ52
を有するもの、6は治具であり、パレットlla上で円
板9を固定するもの、7はベースであり、パレットll
bに搭載され、円板9が取付けられるものである。
80は操作パネルであり、オペレータが操作してプレイ
バックモード、教示モード等を指示するもの、81はメ
モリであり、教示データ等を格納するもの、82はプロ
セッサ(以下CPUと称す)であり、マイクロプロセッ
サ等で構成され、プレイバンク時にメモリ81の内容を
読出して各部へ指令を与えるもの、83はX、Y軸サー
ボ制御部であり、X軸モジュールla、lbのX軸モー
タ10a、10b及びY軸モータ24を位置制御するた
め、CPU82からの指令位置CX2、CX+、CYと
後述するドライバ位置検出回路からの現在位置PX2、
PXl、PYとの差を出力するもの、84はパワーアン
プであり入力を増幅してX軸モータ10a、10b、Y
軸モータ24に電流を供給するもの、85は前述の合成
部であり、第8図にて後述する如く、Z軸の指令値VZ
と後述する力制御部の制御出力PFZとの差をとり、サ
ーボ回路へ与えるもの、86は前述のサーボ回路であり
、第8図にて後述するもの、87は力制御部であり、第
8図にて後述する様に力センサ3の検出出力FZを受け
、これをデジタル値FZに変換するとともに不感帯を設
定して制御出力PFZを出力するもの、88はハンド位
置検出部であり、各軸のモータ10a、10b、24.
26に設けられたロータリーエンコーダの出力から各軸
の現在位置PXI、PX2、PY、PZを求め、ハンド
5の現在位置を得るもの、89はバスであり、CPU8
2とメモリ81、操作パネル80、サーボ制御部83、
合成部85、力制御部87及びハンド位置検出回路88
とを接続し、データ、コマンドのやりとりを行なうもの
である。
第8図中、850はデジタル/アナログコンバータ(以
下D/Aコンバータと称す)でありCPU82からバス
89を介して与えられる速度指令VZをアナログの電圧
指令に変換するもの、851は差動アンプであり、D/
Aコンバータ850の電圧指令と不感帯回路870から
の制御出力PFZとの差をとるもの、86bは差分回路
であり、差動アンプ851の出力Vc’と実速度Vrと
の差をとるもの。870は不感帯回路であり、CPU8
2からバス89を介し不感帯幅Wがセットされ、力セン
サ3の検出出力FZが−W≦M≦Wにある時は、制御出
力PFZを零とし、MOWなら正の制御出力PFZを、
M<−Wなら負の制御出力PFZを与え、合成部85の
差動アンプ851に与えるもの、871はアナログ/デ
ジタルコンバータ(以下A/Dコンバータと称す)であ
り、アナログの検出出力FZをデジタル値に変換してバ
ス89へ出力するものである。
次に、第9回吸着動作処理フロー図により係るロボット
の吸着取出し動作について説明する。
■先づ、CPU82は円板9のX、Y座標位置を位置指
令CX1、CYをバス89を介しサーボ制御部83ヘパ
ワーアンプ84より駆動電流SX+、SYをX軸モータ
10a、Y軸モータ24に供給する。これによって、X
軸モジュール1aのX軸モータ10a、Y軸モータ24
が駆動されて、真空吸着ハンド5はX軸モジュールIa
上のバンク)llaの治具6の円板9上にX−Y位置決
めされる。
■次に、CPU82はハンド位置検出回路88の各軸の
現在位置PX2、py、pzからの所定のハンド位置に
到達したか否かを調べ、そして所定の位置に停止した後
の所定の時間経過後(0,5秒程度)、力センサ3の振
動停止とみなし、カフィードパンクをオンとする。例え
ば、図示しない力制御部87と合成部85間のスイッチ
をオンとし、力制御部87の出力PFZを合成部85へ
入力可能とする。
■CPU82は、バス89を介し指令値VZを合成部8
5へ与える。前述の如く、円板9への接近中はPFZ=
0であるから、サーボ回路86へは指令速度として出力
され、Z軸モータ26を速度制御する。従って、吸着ハ
ンド5は円板9に向って指令速度■1で下降する。
■一方、CPU82はバス89を介し力制御部87のA
/Dコンバータ871の力計測値FZを監視し、FZが
所定の値Mとなると、吸着ハンド5が円板9に接触した
と判定する。これ以降第5図で示した如く、カフィード
バンクが働き、合成部のアンプ851の出力Vc’が減
少し、2軸モータ26、即ち吸着ハンド5の下降速度は
減少し、吸着ハンド5の円板9への押し付は力が発生し
、徐々に押し付は力は増加する。
更に、CPU82はバス82を介し、吸気チューブ52
の負圧を検出する図示しない圧力センサの出力を監視し
、吸着ハンド5が円板9を吸着したかを検出する。
■CPU82は、吸着ハンド5が円板9を吸着したと判
定すると、指令値vZを零とし、次に前述のスイッチを
オフとしてカフィードバックをオフとする。
更にCPU82は、吸着ハンド5を上昇すべく、つ1 逆方向の指令値VZをバス89を介し合成部85へ与え
、これによってZ軸モータ26は逆回転し、吸着ハンド
5は上昇し、円板9の取り出しが行なわれる。
更に前述と同様にX軸モータl Ob、、 Y軸モータ
24を駆動して吸着ハンド5をX軸モジュール1bのパ
レットIlbのベース7の所定の位置に位置決めし、ス
テップ■〜■と同様Z方向に下降せしめ、ベース7への
接近、接触、押し付けを行い、吸着を解除して円板9の
ベース7への取付けを行う。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、物体への接近、接
触、押し付けがループの切換えなく連続的に円滑に行う
ことができるという効果を奏し、物体への急激な力を付
与することなく、円滑な動作ができ、特にロボット等の
取り出し、取り付は作業に好適である。
又、接触までは、指令値が速度指令なので接近の高速性
を損なうこともないという効果も奏し、高速駆動が可能
となる。しかも、係る動作を自律的に行うことができる
から、近接スイッチ等のアナログスイッチも設けなくて
も済むという効果も奏し、安価で、動作の安定した装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図は第2図構成の動作説明図、 第4図は本発明の他の実施例構成図、 第5図は第4図構成の動作説明図、 第6図は本発明をロボットに適用した構成図、第7図は
第6図構成のハンド及び力センサ構成図、 第8図は第6図構成の合成部及び力制御部ブロック図、 第9図は第6図構成における吸着動作処理フロー図、 第10図は従来技術の構成図である。 図中、3−力センサ(力検出手段)、 5−=ハンド(移動体)、 9−円板(物体)、 26−Z軸モータ(駆動手段)、 85−・−合成部(制御手段)、 86−サーボ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 移動体(5)を駆動する駆動手段(26)と、該移動体
    (5)に加わる外力によって変位し且つ該外力を検出す
    る力検出手段(3)と、 該駆動手段(26)を速度制御するためのサーボ手段(
    86)と、 指令値(Vc)と該力検出手段(3)の出力(Fr)と
    を合成した信号(Vc′)を該サーボ手段(86)に供
    給する制御手段(85)とを備え、該移動体(5)の物
    体に対する接近、接触、押し付けを連続的に行うことを
    特徴とする移動体制御装置。
JP5084685A 1985-03-14 1985-03-14 移動体制御装置 Pending JPS61208513A (ja)

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