JPS61207937A - 流体温度計測装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は流体温度、特に粒子（ダスト）を含む流体の測
度を測定する装置に関するものである。

〔従来の技術〕

流体の温度を計測する場合には、流体流路内に温度計、
たとえば、シース型熱電対などを挿入して温度計測を行
っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

流体が液体や気体などだけで構成されている場合には、
１本の温度計を流路内へ入れることにより正確な温度を
測定することができる。

しかし、流体中にダストなどの粒子が含まれ。

その粒子温度が流体温度と異なる場合、また。

粒子が流体の流れに沿わずランダムな動きをする場合１
通常の一本の温度計による測定では。

ダストによる温度の変動が把握できず、流体温度を正確
に測定することができない不具合があった。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明の流体温度計測装置は、流体の流路内に測温部が
挿入された温度計と、同温度計を挾み流体の上流側と下
流側とに夫々配置された一対の遮蔽板とを有するもので
ある。

〔作用〕

本発明の装置では、温度計の上流側および下流側に遮蔽
板を配置しである。従って、流れに乗ってダストが運ば
れたとしても温度計に直接ダストがぶつかることはなく
、ダスト自身の温度影響を除却する。

〔実施例〕

以下９本発明を第１図ないし第３図に示す一実施例の装
置について説明する。

１は温度計で１図の下方から上方へ流れる流体の流路内
に挿入されている。

２および８は一対の遮蔽板で、半円筒形をなし上記温度
計１を挾みその上流側と下流側に配置されている。なお
、この実施例では遮蔽板２・３の外側にも夫々上流側温
度計４と下流側温度計５とが配置されている。

第２図には１本実施例の装置近傍の流れを示しである。

白抜きの矢印が流体の流れ、たとえ、ば、流動床上のフ
リーボード部のガス流れであり１点線矢印がダストの流
れで、ダストはガス流れに沿って上昇するものと、下降
するものとがあり。

上昇するダスト自身の温度はガス温度より高く。

逆に下降するダストの温度は低い。

第３図には、上記３つの温度計の出力を示しである。Ａ
が温度計１．Ｂが上流側温度計４゜Ｃが下流側温度計の
出力である。

第２図に示すようにダストは温度計１に直接当たること
がなく、温度計１は第３図の曲線Ａの如くほぼ一定のガ
ス温度を出力する。

一方、上側側および下流側温度計４．５は。

ダストの上昇あるいは下降に応じてその出力を変化させ
るので、ダストの挙動を知ることができる。

なお、上記実施例では遮蔽板２・３を半円筒状にしたが
、夕′ストを効果的に遮るものであれば、特に形状はこ
だわらない。

〔発明の効果〕

本発明の装置によれば、夕゛ストを含む流体であっても
、ターストに影響されることなくその温度を正確に測定
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の斜視図、第２図
は流れの説明図、第３図は温度計の出力の図である。１：温度計、２・３：遮蔽板。垢１悶謔２圀第３図

【特許請求の範囲】