JPS61206420A

JPS61206420A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPS61206420A
Application number: JP4900785A
Authority: JP
Inventors: 正樹高橋; 信市中島; 利明岩井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-03-12
Filing date: 1985-03-12
Publication date: 1986-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、特に店舗用、業務用およびセントラルクリー
ナ等、長寿命を必要とする電気掃除機に係るものである
。

従来の技術従来この種の電気掃除機は真空ファンを利用して、その
吸引力によシ集塵機能を有するものである。そしてこの
真空ファンの吸引には高い真空度が必要であり、そのた
めＫは高速回転が必要となる。そしてこの高速回転を安
価に得られるモータとして、整流子モータが最適であっ
た。

発明が解決しようとする問題点しかし、この整流子モータの欠点は、ブラシとコミュテ
ータを必要とすることである。このブラシは、コミュテ
ータとの接触によって摩耗し、その摩耗寿命としては一
般に６００〜１０００時間程度であり、それ以上の使用
についてはブラシの交換が必要となる。またコミュテー
タも当然摩耗し、一般にはブラシを２回交換すれば、は
ぼコミュテータも寿命となり、それ以上の使用について
は、普通、モータが交換されている。実際には７１ンモ
ータユニツトごと交換されている。

短期間の使用では問題ないが、店舗用、業務用等、その
使用頻度が高く、長期使用するものでは上述のようなメ
ンテナンスが必要であり、面倒であると同時に費用がか
さむ等の問題があった。又、セントラルクリーナ等、家
屋にビルトインするものにおいては、その家屋寿命同様
の寿命が当然必要と考えられ、上述同様の問題があった
。

問題点を解決するための手段そして上記問題点を解決するための技術的手段としては
、高い真空度を得るために整流子モータのかわりに、ブ
ラシレスモータを用いることである。すなわち、モータ
駆動用制御回路配設部の隔壁板に少なくとも１つ以上の
空気の吸気孔を設けている。

作　　用本発明は上記構成により、整流子モータを用いた電気掃
除機と同程度の外形で、ブラシ、コミュテータのないブ
ラシレスモータを用いるこトラ可能とし、長期使用に際
しても、メンテナンスフリーとなる。

実施例以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図において、１は側壁に吸気口２を有し、かつ上方
部が開放されたダストボックス、３はこのダストボック
ス１の開放部に着脱自在に取付けた集塵フィルター、４
は吸引時に前記集塵フィルター３の表面積を広く保つよ
う集塵フィルター３に取付ケたエキスパンダー、５はフ
ｌン６とモータ駆動用の制御回路７とブラシレス直流モ
ータ８とからなるファンモータユニット、９はこノア１
ンモータユニツト６を下方向に向けて保持しダストボッ
クス１の開放部に取付ける隔壁板、１ｏはファンモータ
ユニット６をカバーして隔壁板９上に取付けたボデー、
１１はファン部フィルター、１２はファンモータユニッ
ト６による空気の排気通路をボデー１０と隔壁板９との
間の一部形成する防音筒、１３は防音筒排気部フィルタ
ー、１４はボデー１０の排気孔である。前記した制御回
路７は、排気通路外の隔壁板９とボデー１０との間に配
設している。１５は制御回路７の配設部分の隔壁板９に
設けた少なくとも１つ以上の空気の吸気孔、１６は外気
の吸気孔、１７はボデー１０に取付けた取手、１８はキ
ャスター、１９は異常時に作用して外気を取入れるプロ
テクターである。

上記構成において、ブラシレス直流モータ８のロータは
軸周方向に複数極となるよう円環状に磁石を配設固定し
ている。そしてこのロータの回転位置をセンサーで検知
し、そのセンサーの出力信号を受けて、ロータの回転位
置に対して最適な巻線電流が流れるようモータ駆動用の
制御回路７で巻線電流を切換えている。言いかえると、
ステータに回転磁界を生じさせるために、従来のブラシ
コミュテータを用いる機械的方式をセンサー、制を御回
路７を用いて行なう電気的方式としている。

従って、機械的摩擦によるブラシ、コミュテータの摩耗
によるメンテナンスを必要としない長期使用が可能とな
る。

ところが衆知のように、電子部品（トランジスタ、コン
デンサ、ダイオードブリッジ、抵抗、半導体ＩＣ，等）
は、その特性、寿命等において温度依存性が高い。そし
である一定の温度以上になると、各電子部品の破壊、特
性変化および耐久時間が短かくなる等の問題が生じ、長
期使用に支障をきたしてしまう。従って、制御回路７そ
のものの温度上昇はもちろん、雰囲気温度も極力おさえ
なければならない。

一方、電気掃除機はファン６を利用して、その吸引力に
より吸気口２から集塵するものであり、隔壁板９とダス
トボックス１で覆われた部分は大気と較べて、大変空気
圧が高くなっている。

ところで、図に示すように、制御回路７の配設部分の隔
壁板９に吸気孔１６を設けることにより、空気が図り矢
印のように（電気掃除機外−外気の吸気孔１６−制御回
路７→吸気孔１６−ダストボックス１内→）７ンモータ
ユニツト６−ボデーの排気孔１４−電気掃除機外）流れ
る。従って冷たい空気により制御回路７は冷却され、温
められた空気は、吸気孔１５を通って、ダストボックス
１内に引き込まれ、ファンモータユニツ）５’を通＊て
、ボデーの排気孔１４から排気される。その結果、制御
回路７は常に冷たい外気により冷却されていることにな
り、温度上昇を極力おさえることができ、各々の電子部
品の特性、寿命等を安定させることができる。

第２図は、吸気孔１５を、制御回路７の電子部品２０を
取付けた制御回路冷却用放熱フィン２１の近傍（フィン
の下部あるいはフィン取付部）に設けたものである。こ
れにより、フィン２１の冷却効果がより一層増し、その
結果、より一層、制御回路７の温度上昇をおさえること
ができる。

発明の効果以上のことからもあきらかなように、本発明の電気掃除
機は、整流子モータの代わシに、ブラシレス直流モータ
を用いることにより、長期使用においてもメンテナンス
を必要とせず、しかも制御回路配設部分の隔壁板に、空
気の吸気孔を設け、制御回路を冷却しているため、簡単
な構成で制御回路の温度上昇が効果的に防げ、信頼性の
高い電気掃除機が提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す電気掃除機の縦断
面図、第２図は本発明の第２の実施例を示す要部断面図
である。１・・・・・・ダストボックス、６・・・・・・ファン
モータユニット、６・・・・・・ファン、７・・・・・
・制御回路、８・・・・・・ブラシレス直流モータ、９
・・・・・・隔壁板、１ｏ・・・・・・ボデー、１５・
・・・・・隔壁板に設けた空気の吸気孔、１６・・・・
・・外気の吸気孔。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
ｌ　■ ｌり・・・　ボ゛　テ”− １５・・・戚気ヱＬ・・・外気の暖気孔１９−・シシ却肩フィン？Ｏ・・・４ニーｊ−合「品

Claims

【特許請求の範囲】

（１）側壁に吸気口を有し、かつ上方部が開放されたダ
ストボックスと、ファン、モータ駆動用の制御回路、お
よびブラシレス直流モータからなるファンモータユニッ
トと、このファンモータユニットを下方向に向けて保持
する隔壁板と、この隔壁板上に取付けたボデーとを有し
、前記ファンモータユニットによる空気の排気通路を隔
壁板とボデーとの間の一部に設け、前記制御回路はこの
空気の排気通路外の隔壁板とボデーとの間の他部分に配
設し、この制御回路配設部分の隔壁板に少なくとも１つ
以上の空気の吸気孔を設けてなる電気掃除機。
（２）隔壁板の吸気孔は制御回路冷却用フィン近傍に設
けてなる特許請求の範囲第１項記載の電気掃除機。