JPS61206008A - プラント異常と検出器異常との識別装置 - Google Patents

プラント異常と検出器異常との識別装置

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JPS61206008A
JPS61206008A JP60046434A JP4643485A JPS61206008A JP S61206008 A JPS61206008 A JP S61206008A JP 60046434 A JP60046434 A JP 60046434A JP 4643485 A JP4643485 A JP 4643485A JP S61206008 A JPS61206008 A JP S61206008A
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JP
Japan
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plant
value
detector
abnormal
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JP60046434A
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Haruhisa Komatsu
小松 治久
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0224Process history based detection method, e.g. whereby history implies the availability of large amounts of data
    • G05B23/0227Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions
    • G05B23/0235Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions based on a comparison with predetermined threshold or range, e.g. "classical methods", carried out during normal operation; threshold adaptation or choice; when or how to compare with the threshold
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、事業用パワープラント、自家発用パワープラ
ント、舶用プラント、化学プラント(石油精製、石油化
学プラント)、および造水プラント等に応用できる異常
識別装置□に関する。
従来の技術 プラントの大容量化、制御の複雑化、運用の多様化に伴
い、プラントの異常事故発生の可能性は、従来以上に多
く含むようになり、プラントの信頼性向上、安全な運用
が強く望まれる。
このために、異常事故が発生しないあるいは。
万一、事故が発生した場合、事故の影響を出来るだけ受
けない強い体質のプラントをつくることが重要であるが
、これは轟然の事ながら経済的に一定の限度がある。
たとえば、ボイラ、タービン発電機を含むパワープラン
)−C−ハMFT(マスク・フューエル・トリップ)に
つながるようなプラントの重大事故に対しては経験則に
従う監視安全保護装置が設置されているが、補機類すべ
てに発生する異常事故に上記重大事故と同様に監視、安
全保護装置を適用すると膨大な数の検出器、変換器を必
要とし、経済的に実現不可能である。
一方、多種多様な構成機器(ボイラ、タービン、発電機
など)からなるプラントの状態を正確に把握するために
、必然的に多くの検出器が設置される。その検出器の信
号を基に、各機器の複雑な制御が行なわれ、種々の高度
な運用が行なわれている。
ところが、ひとたび検出器が故障すると高度な運用を行
うことが不可能になる。このように重要な検出器の信頼
性は完全に保証されていない。検これは当然の事ながら
多額の費用がかかり経済的にも一定の限度がある。
以上のように、プラントの信頼性と検出器の信頼性とが
完全に保証されていないとなると、異常事故あるいは検
出器故障が発生した場合(但し、プラントの異常と検出
器の故障とは同時には起りえないものとする)、プラン
トが異常なのか検出器が異常なのかをすばやく識別し、
それぞれに応じた異常時の処置を適確に、迅速に行なう
必要がある。
パワープラントの自動化、省力化が高度化する時、この
課題に必然的に直面する。
たとえばプラントに何らかの異常が発生して、その異常
の状態が検出器に反映されているにもかかわらず、運転
員が検出器の故障と判断し、異常事故に対して、早期に
適切な処置を行なわなかったために、異常事故発生中の
状態で、長時間運転することになり、機器の損傷を大き
くし、大損害となる場合がある。
逆に検出器の故障をプランFの異常事故発生と誤まって
判断し、その結果、誤まった操作をし、プラントを停止
させ、再度、起動するまでに多額の費用と時間を要する
場合がある。
パワープラントの場合について考えて見ると、プラント
の状態をあられす状態変数、観測値は独立には変りえず
、マス・ヒートバランスを通じて結びついている。
また、実際にプラントに設置されている指示計、記録計
をみると、プラントの状態を把握するのに、最小限必要
な数より、やや多い。但し、全く同じものがあるわけで
はない。たとえば、抽気復水タービンでは主蒸気流量と
抽気流量との指示計があって、これから復水流量が求め
られるが、実際には、復水流量の指示計が余分について
いる。
発明が解決しようとする問題点 運転員によるプラント異常と検出器異常との識別に関し
、一般に、運転員は常時、プラント計装の計器指示、あ
るいは記録データを監視し、通常と異なるデータ(極め
て主観的なものである)を察知するか、プラントの著し
い不平衡状態を知ったとき、過去のデータや経験に従っ
て、プラントが異常なのか、プラント状態を表わす検出
器の故障なのかを識別している。このため、多穏多様な
構成機器からなるパワープラントでは、プラントが異常
なのか検出器が異常なのかを早期K、適確に指摘するに
は、豊富な経験と充分な時間を要し、したがって、従来
技術では、プラントが異常か、検出器が故障したままの
状態で、プラントが長時間運用されることがあり1機器
の寿命を縮める原因になる。
検出器によりプラント異常検知をする場合、特定の異常
事故に対して情報含有量を高めるためには、検出器の数
を増やして、正、異常の判定を行なうことが考えられる
。しかしこの考え方、手法は膨大な検出器、変換器を必
要とし、枝分れ論理(Yes、Noの組合せ論理)によ
る判断が主体で経済的に実現不可能である。
検出器の多重化により故障検知をする場合、検出器の二
重化ないしは三重化等の多重化による故障検知が考えら
れる。しかし、この考え方、手法は、まず多額の費用が
かかる。又、多重化した検出器の信号を選択する選択回
路及び故障を検知する故障判定回路が必要となり、更に
費用がかかることKなる。
本発明は、上記事情にかんがみてなされたもので、運転
員をプラント及び検出器の監視のための単純作業から解
放し、プラントの経済的運用等の高度の判断力を要する
作業に専念できるようにすることを目的とする。
更に、本発明は、プラントが異常なのか検出器が異常な
のかをすばやく識別し、プラントが異常の場合は、故障
した機器を早期に発見して修復費をできるだけ少なくす
るようにし、検出器が異常の場合はプラントの異常事態
発生と誤まって判断することによる誤操作を防ぐととも
に、故障した検出器を早期に発見し、すみやかに正常な
検出器と取換え、プラントの状態を正確に把握すること
を目的とする。
また、本発明はプラント異常と検出器異常とを自動的に
識別するために、特別に、検出器、変換器群を追加する
ことなく、既設の検出器、変換器群からの信号を用いた
識別装置とし、しかもコンパクトかつ価格低摩な装置と
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、パワープラントに備えられた多数の検
出器からの観測値を受けてそれぞれ演算処理できる値に
変換する装置と、検出器が全て正常な場合の評価゛関数
値および異常がある場合の上下限値を設定かつ記憶する
装置と、前記観測値と前記評価関数値および上下限値と
を用い変数(未知数)の数に比べて満足しなければなら
ない条件式の数が多い連立方程式を解く最小二乗法を適
用してプラントおよび検出器正常、プラント異常および
検出器異常を判定かつ診断する装置と、異常箇所を表示
する装置とから成るプラント異常と検出器異常との識別
装置を提供することができる。
発明の原理 Zをn次元状態ベクトル、Yをm次元観測ベクトル変数
、Yo ?: m次元観測値ベクトルとするとき、状態
ベクトルZと観測ベクトル変数Yとの関係は(0式で、
また観測ベクトル変数Yと観測値ベクトルY0 との関
係は(2)式で近似できる。
PZ k QY + R−−−−一(1)Yζyo−−
−−−(2) 但し、Pはpxn係数行列、Qはpxm係数行列である
(1)式と(2)式とを一緒にすると(3)式となる。
但し、■□はm次の単位行列とする。
ここで、(3)式を(4)式で表わすとする。
AX夕B          −−一−−(4)但し、
Aは係数の(p+m)X (n+m)行列、Xは未知の
(n−)−m )次元ベクトル、Bは既知の(p+m)
次元ベクトルであり、更に、p+m>n+mである。
ここで、誤差の二乗和の(5)式を定義し、この(5)
式を最小にするX=Xを求める。
、r(x) = (AX−B) /’(AX−B)  
−−−−−(5)但し、rは圧定、対称行列、では転置
変換を表わす。(5)式のJ (X)の最小を求めるこ
とは、F (X)≧なる。すなわち、 ぬり、両辺の転置をとると(7)式となる。
A 7’AX −A rB = O−−−−−(7)(
7)式からただちにXが解けて、推定値Xが求められる
今、成る検出器が故障して、観測値ベクトルの値が異常
であるとする。それをY。とする。自然m個の検出器の
うちどの検出器が故障したのかは判っていない。
(3]式において、■。はm次の単位行列であるが、こ
の対角要素の1を上から順次Oに置きかえていく。
このようにして得られた(4)式はi番目について(8
)式となる。
A ] X1 夕 B         −−−−−(
8)但し i=x 、 2 、・・・1mである。
i=1.2.・・・2mに対して(8)式から得られる
次に(5)式と同じ2次形式の(9)式を考える。
但し i=x、2.・・・2mである。
もし、異常な観測値ベクトルY。*がy。のi番△ i
      iAf 目板外ならば、推定値X はJ(X)を小さくすること
はできない。しかし、もしY。かY。のiないから、も
し他に異常な観測値がなければ1.1(2i、 )よ他
。、k(?)(k=□121””l’−□。
i+1.・・・+”)に比べて著しく小さくなる。従i
 Ai って、J(X)を最小にするiを求めることによって、
どの検出器が故障であるかが判る。
次にプラントが異常状態になって観測値ベクトルの値が
異常であるとする。当然m個の検出器のうちどの検出器
も故障していないものとする。
今、検出器が故障した場合と同じ上記手順を行i  A
i          1<  Al(つた時、J(X
)は他のJ (X)(k=x、、2゜・・・、 r−i
 、 i−z 、・・・2m)に比べて著しく小さくな
らない。
以上によりm個の検出器の値の中に異常な値を示すもの
が存在する場合、プラントが異常なのか、検出器が故障
なのか、識別でき、更に検出器が故障の場合、どの検出
器が故障なのかを指摘できる。
実施例 本発明によるプラント異常と検出器異常との識別装置の
構成概要を図面に示す。プラント異常と検出器異常との
識別装置100は以下の6つの部分から構成されている
。すなわち、入力データ処理部101と、データ設定部
102と、設定データ記憶部103と、異常判定部10
4と、異常診断部105と、異常表示部106との6つ
の部分から成り、これに入力群200が接続される。
入力データ処理部101では入力群200から、パワー
プラントからの状態量、たとえば蒸気流量、蒸気圧力、
蒸気温度、発電量などの観測値を受け、これらは流量、
圧力、温度などの検出器によって与えられる。この人力
データ処理部101は入力群200からパワープラント
に関する観測値X□、X2゜・・・、Xn1 を受ける
と、以下の処理を行なう。
(a)  m個の観測値x  、x  、・・・、Xm
と読込み、A/D (アナログ/ディジタル)変換を行
う0 (b)  A/D変換されたデータを工学値に変換する
(C1工学値に変換された値のうち流量は流量補正を行
なう。
なお(al、(b)、(C)の順に処理された観測値は
図中ではX□がY、 、 X2がY2.・・・XmがY
mFc対応する。
(d)  データ入力処理部101の出力信号Y□、Y
2゜・・・、Ymをつくる。
+el  異常判定開始指令信号S1をつくる。
以上、(a)〜(e)の処理は、一定のサンプリング周
期で行なう。
データ設定部102では、以下の数値を運転員がキー操
作を行なって設定する。
(aJ  検出器が全て、正常な場合の前記(5)式で
示した評価関数値Jの値(その値はJ。とする)。
(bl  入力データ処理部101の出力信号Y□、Y
2゜・・・、Ymに関する異常の場合の上限値H□ 。
H21・・・ILm。
図中ではH□がY□、 H2がY2 ’ ”’l Hm
がYmに対応する。
(C1人力データ処理部101の出力信号Y11Y2゜
・・・、Ymに関する異常の場合の下限値L□、L2゜
・−ILm。
図中ではり、がYl + L2がy2t ”” j L
mがYmに対応する。
設定データ記憶部103ではデータ設定部102で設定
されたデータの評価関数値Jo、上限値H1゜H2・・
・lHm%および下限値L□、L2.・・・・・+”m
をディジタルデータとして記憶する。
データ設定部102においてJo、 Hl、 H2,・
・・。
Hm + Ll r L2・・・l ”mのデータの中
で新しく値に設定された値を記憶する。
異常判定部104では、入力データ処理部101の出力
信号(異常判定開始指令信号)Srを受けて、以下の順
に処理を行なう。
(al  入力データ処理部101の出力信号Y1.Y
2゜・・・、Yrnと、設定データ記憶部103の出力
信号HJ y H2p ”’+ Hm+ LHl L2
+”’+ ”Inとを用いて、出力信号Y、 、 Y2
.・・・、 Ymが以下のαω式を満足するか否かを調
べる。
Li l Yi l Hi (i=1.2.−・・、m
 ) −−−−(13(bl  m個の観測値YI *
 Y2 + ・・・+ Ymのうち1個でもαω式を満
足しない場合は、異常診断開始指令信号S2をつくり一
1更に異常判定部1040入力信号Y1 + Y2 r
・・・、 Yrnをそのまま用いて出力信号Y1 r 
Y2 m・・・、Ymをつくる。
異常診断部105では、異常判定部104の出力信号(
異常診断開始指令信号)S2を受けると、以下の順に処
理を行なう。
(al  前記(9)式で示した評価関数値Jiを算出
する。
(bl  (alで算出した評価関数値護°を記憶する
(C1(a)、(blの処理をi=lから観測値の個数
mまで繰返し行なう。
(dl  算出されたm個の評価関数値Ji(i=1゜
2、・−・・、 m )の中から最小値を持つ評価間数
示した故障指数lを求める。
(el  算出されたm個の評価関数値Ji(i=1.
2゜・・・、 m )の中から最大値を持つ評価関数値
ハを選ぶ。
+f)  上記(dl 、 +61で求めたJlとJh
とを比較して、両者が著しくかけはなれている場合、す
なわち検出器のどれかが故障した場合異常診断部105
の出力信号2をつくる。
その時の2の値は上記(dlで求めた値lである。
(g)  一方、上記(d) 、 (61で求めたJl
とJh とを比較して、両者がほぼ前記評価関数値Jo
に等しい場合、すなわちプラントのどこかに異常が発生
している場合、異常診断部105の出力信号2をつくる
。その時の2の値は“ON とする。
(hl  異常表示開始指令信号S3をつくる。
異常表示部106では、異常診断部105の異常表示開
始指令信号S4を受けると、次の処理を行う。
(al  上記異常診断部105の出力信号2(図中の
記号)を受ける。
(b)  上記2が“ 0”ならば、プラント異常のラ
ンプを点灯する。
(C1上記2が“0”以外ならば検出器異常のランプを
点灯すると同時に2の値を表示する。
作用 次に上述の様に構成された、この発明の詳細な説明する
まず、最初に1m個の検出器がすべて正常でかつプラン
トが正常の場合、すなわち入力群200からの信号Xl
、 X2.・・・、Xfnがすべて正常で、入力データ
処理部101の出力信号Yl + Y2 +・、・。
Ynlがすべてαω式を満たす場合を説明する。
この場合、異常判定部104は異常診断開始指令信号S
2を発生しない。その結果、プラント異常のランプも検
出器異常のランプも点灯しない。
次に、プラントが異常で、m個の検出器がすべて正常の
場合、すなわち入力群200からの信号x1゜x2.・
・・、xrnがすべて正常で、入力データ処理部101
 の出力信号L p Y2 t・・・、Ymのうち1個
以上が0111式を満たさない場合について説明する。
この場合、異常判定部104は異常診断開始指令信号S
2を発生する。異常診断部105は入力信号YY  ・
・・、YIlnを記憶した後、プラントがl 夛   
 2I 異常なのか、検出器が異常なのか診断を開始する。
i=’lから観測値の個数miでに対応する評価関数値
(Jl)を求め、最小評価関数値(J’= min(J
、J、・・・、Jm、)と最大評価関数値(Jh==m
ax(J、J、・・・ 、Im 、 )とを摘出する。
このJlとJhとの値は前記発明の原理の項で記述した
通り両者がほぼJoの値に等しくなる。したがって、異
常診断部105の出力信号2は0″になり、異常表示部
106ではプラント異常のランプが点灯する。
最後に、プラントが正常でm個の検出器のうちの1つが
故障して観測値XJが異常の場合を説明する。この場合
、複数個の検出器が同時に故障する確率は著しく小さく
、実用上、発生しないと考えてよい。
プラントが異常でm個の検出器がすべて正常の場合と同
じように異常判定部104は異常診断開始指令信号S2
を発生し、異常診断部105は入力信号Y1 + Y2
 +・・・rYmを記憶した後、プラントが異常なのか
、検出器が異常なのかにつりての診断を開始する。更に
最小評価関数値JJと最大評価関数値Jhとを摘出する
。このJlとJhとは前記発明の原理の項で記述した通
り両者は著しくかけはなれる。したがって、異常診断部
105の出力信号2の値は、最小評価関数値Jlに対応
す、るlの値になり、異常表示部106では検出器異常
のランプを点灯し、同時Vclの値を表示するのでどの
検出器が異常なのかを知ることができる。
発明の効果 本発明によれば、m個の観測値の中で異常な値を示した
場合、プラントが異常なのか、検出器が異常なのかを自
動的に識別し、その結果を表示することができ、更に、
検出器が異常の場合は、多数の検出器の中からどの検出
器が異常なのかを自動的に診断し、その結果を表示する
ことができるが、このために特別な検出器、変換器を設
置する必要はなく、本装置以外に費用もかからず実施で
きるという効果を有している。また、本装置の考えは、
マイクロ・プロセッサなどの安価なディジタル装置を用
いて実現するのに適している。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による識別装置のブロック図である。 100・・プラント異常と検出器異常との識別装置、1
01  ・・入力データ処理部、102・・データ設定
部、103・・設定データ記憶部、104・・異常判定
部、105・・異常診断部、106・・異常衣(ほか1
名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パワープラントに備えられた多数の検出器からの観測値
    を受けてそれぞれ演算処理できる値に変換する装置と、
    検出器が全て正常な場合の評価関数値および異常がある
    場合の上下限値を設定かつ記憶する装置と、前記観測値
    と前記評価関数値および上下限値とを用い最小二乗法を
    適用してプラントおよび検出器正常、プラント異常およ
    び検出器異常を判定かつ診断する装置と、異常箇所を表
    示する装置とから成るプラント異常と検出器異常との識
    別装置。
JP60046434A 1985-03-11 1985-03-11 プラント異常と検出器異常との識別装置 Pending JPS61206008A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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