JPS61205532A - 安全ベルト装置 - Google Patents

安全ベルト装置

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Publication number
JPS61205532A
JPS61205532A JP60289134A JP28913485A JPS61205532A JP S61205532 A JPS61205532 A JP S61205532A JP 60289134 A JP60289134 A JP 60289134A JP 28913485 A JP28913485 A JP 28913485A JP S61205532 A JPS61205532 A JP S61205532A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
safety belt
clamping
belt device
teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP60289134A
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English (en)
Inventor
ハンス―ヘルムート・エルンスト
エトムント・ロヒビーラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Britax Kolb GmbH and Co
Original Assignee
Britax Kolb GmbH and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は検出及び制御装置と、ベルトが巻取り及びロッ
ク機構からさらに後退するのを防止するための制御され
たクランプ部分を有するクランプ装置とを有し、上記ク
ランプ部分が例えば巻取りリールの上昇または回転動作
のような巻取り部ハウジングに対する巻取り及びロック
機構の少なくとも一部分の動作に応答する作用をなす工
うに連結されていてこの相対的な動作によりクランプ部
分のクラ/グ位置への移動がなされるようにした巻取り
及びロック機構からなる安全ベルト装置に関する。
自動車等に用いられる安全ベルト装置の安全ベルトに、
安全ベルトがショルダーベルトあるいは時にはラップス
トラップのような変向部全通過しfc後に自動車に乗っ
ている人の身体に係合する工うにした巻取り及びロック
機構が設けられており、例えば衝突あるいは他の自動車
で決定されろ減速の場合に急激に減速すると、自動車に
乗っている人の身体が安全ベルトに圧しつけられて安全
ベルトを巻取り及びロック機構のリールから引戻そうと
する。し力為しながらこの場合に前述のロック機構がウ
ェブ検出型、車体検出型で制醐1されて作動するのでリ
ールの回転運動が妨げられる。このような場合に通常、
リールが回転方向にロックされベルトの張力負荷を受け
るときにリールに巻かれたベルトが滑って迫害る工うに
移動するのでベルトがさらにある程度引戻されるように
なるという効果を有するいわゆるフィルムリール効果が
生ずる。ベルトの層は巻かれたベルトが堅く巻付けられ
るまで相互に相対的に移動できる。この効果に工り安全
ベルトの遅延応答が生じ、これは乗っている人の負荷レ
ベルに不都合な効!I!、を与える。
この現象を避けるために従来は安全ベルトがリールから
出てクランプ爪部と相互作用する予め設定され几変向ロ
ーラの回りに通されるようにしている。しかしこの変向
は特に接金ベルトが締付けのためにリールから引戻され
るときに摩擦が増大するという欠点を有する。従来変向
部設置の領域における締付は装置に関する提案がなされ
ている( GB−PS2085709)。その際に安全
ベルトを着けた自動車に乗っている人の身体によってか
けられる圧力で締付は効果が生じ、それによってクラン
プ部分が作動しているロックレバ−に回動自在に配置さ
れる。
Dz−os 2234157 (第6図)から前述の意
味でのベルトの締付けはベルト巻取り部の負荷吸収ロッ
ク動作と結合した巻取りリールの変位で行なわれるべき
であることが知られている。この変位は揺動レバーとし
て形成されたクランプ部分に伝えられ、それによってこ
のクランプ部分が鋼製ストリップに係合してこれを堅固
にクランプする。しかしながらクランプ部分は線状の接
触によって鋼製ストリップに係合するようになるにすぎ
ず、このことは好ましくない力が生じてクランプ効果が
不十分となる結果を招くことになる。さらに鋼製ケーブ
ルあるいは鋼製ス) IJツブの巻取りから生ずる安楽
性の減少は実際に使用するのには許容されないものであ
る。
クランプ体の最も重要な性能上の特徴は、例えば安全ベ
ルトを締付け、あるいは安全ベルトが自動車の制御機素
に達するように締付けられたときに何らかの動作を行な
うためにベルトが通常一致した安楽さでベルト収納部か
ら引戻される程度を超える張力がベルトにかかるときの
非常に短いベルトの引戻しにある。
いわゆる巻取りのクランプ体、すなわち巻取り及びロッ
ク機構と相互作用するクランプ体は例えばDI−083
001758、DI!i −O83124188及びD
B−,083330938に開示されている。
これまでにDm−os3124188及びDK−os3
001758 による巻取りクランプ体だけが実現され
ている。しかし両方の巻取りクランプ体とも以下のよう
な重大な欠点含有している。それらは90’で2回ある
いは18(1’で1回になる強度なベルトの変向を必要
とする。その結果好ましくない引込み及び引戻しの量に
なり、これは作動時の便宜性が悪くなることを意味する
。前述の、また公知の巻取りクランプ体は全て通常の作
動状態(08=0.45 g、、 WS=0.5 g 
)で通常の巻取り部がブロック及びロックを行なう機素
とともに作動させられてより高い負荷(例えば事故のと
き)があるときにだけベルトのクランプが開始されるよ
うに作用する。これはクランプの開始に対する抵抗が比
較的に大きくてブロックないしロックの機素によっであ
る程度の負荷がかけられなければならないようになるこ
とを意味している。
かくして増大した張力がかかるときに巻取りクランプ体
によって生ずるクランプが引続いて生ずる初期の負荷吸
収型のブロック動作が常にある。
DE−os3124188 に関連したこの増大した張
力は約200ないし25ONである。
それゆえ検出器による始動の際にベルトの引戻しを非常
に短くすることが単純な構成手段及び良好な操作のし易
すさで確実になされる安全ベルト装置ないしベルトクラ
ンプ体を与えることが本発明の1つの目的である。
この目的は本発明によれば、ベルトに係合するクランプ
部分がそれ自体可動で、加速度が例えば車体検出式に(
CS )例えば約0.45gの下限値を超えま九ウェブ
検出式に(WS)に約1.5gの低い限界値を超えると
きにベルトのクランプ・ブロック動作がある程度の負荷
を吸収するプレブロック体の使用を介することなく検出
及び制御機構を通じて直接的にクランプ部分により開始
されるということで解決される。
最初に巻取り部での事故の場合にある程度の負荷を伝え
るロック機素を全く有していない巻取りクランプ体が本
発明で提案される。ベルトの引戻しKよるクランプ・ブ
ロック動作の開始に必要な抵抗力はプラスチックの部品
からなり実質的に力を吸収しない、どの場合にもある検
出及び制御機構によって与えられる、かくして事故の場
合、すなわちベルトに増大した負荷がかかつているとき
にクランプ・ブロック動作を開始するだけでなく車体検
出式(as )で0.5gウェブ検出式(ws)で1.
5gを超える減速になるとクランプ機構をクランプ可能
状態にもするクランプの手法が本発明により初めて実現
された。例えば自動車が0.5gでカーブすると、例え
ば球形の検出器が変向し制御爪を上昇させる。このこと
だけでクランプの可能状態がすでに確実になっている。
例えば自動車が溝に落込むというように、不意な状況が
曲走のために生じた場合に、乗っている人の変位によっ
てベルトが引戻される。このベルトの引戻しで確実に作
動した検出及び制御機構により直接巻取りリールにスラ
ストが、またベルトへのクランプ部分の接近がなされる
。最小の引戻しの力でベルトの直接的なクランプが開始
されるので低い加速度でも強制的に制御されたクランプ
の可能状態(クランプ部分までの制御機構を通じての検
出器の確実な結合)で事故の際に非常に短いベルトの引
戻しが確実になされる。それにより小さいベルトの力で
も測定可能なフィルムリール効果が予め防止される。
有利な実施例において前述のクランプ・ブロック動作が
直接前述の低い加速度の値で開始されるのに十分なだけ
の強さとなるようにクランプ部分の復元ばねがその弾性
力に関して調節される。
ベルトに対置して配設され圧力を負荷された揺動レバー
に回転可能なりラング部分が設ケラれるのが便宜的であ
る。ベルトのクランプ部分のクランプ面の全面係合を行
なうために、ベルトへのクランプ面の最初の係合の後に
クランプ部分が揺動レバーに対する相対的な角度位#、
ヲ占めるとともにクランプ部分が常にそのクランプ面全
体にわたってベルトと接触するようにその相対的角度位
置を維持するような摩擦抵抗でクランプ部分が回転部分
に回動自在に装着される。これにより保護的なクランプ
係合がなされる。
クランプ部分とベルトとの間でのさらに改善され友保護
的係合を確実にするために、この動作を開始するロック
機構ないし巻取り機構と揺動レバーとの間での運動の伝
達はクランプ部材のクランプ面がベルトへの接近の際に
ベルトの移動と同じ方向成分で、ベルトと同じ速さで移
動するように設定されている。その結果クランプ部分の
クランプ面とベルトとの間に相対的な移動が生じないこ
とになり、これはある状況では常にほぼ同じ箇所に生ず
るベルトへの損傷となるであろう。
可動のクランプ部分はそのクランプ面に複数の把持用の
歯が設けられている。クランプ部分は負荷吸収体と把持
用歯のある前進した平板とからなる。これは例えば上記
把持用歯を支持する平板が対応するプラスチック材料で
形成された射出成形された部分として形成されるときに
、特に把持用歯の形状に関して、把持面をその材料につ
いてそれぞれの条件に適合させる可能性を与える。それ
からクランプ部分自体が対応して生ずる力に抗するよう
な材料で形成され得る。
把持用歯の箇所は特に効果的な把持用歯の係合がなされ
るように引戻し方向と反対でベルト面に向かって揃えら
れるのが好ましい。把持プロセスないしクランププロセ
スの効率のために把持用歯の後方テーパ面がベルト面へ
の法線に対して特定の角度をなすことが重要である。こ
の角度は3〜10であるのが好ましい。
把持用歯の高さも非常に重用である。これがベルトの厚
さの273(ベルトの厚さが1.211の場合に0.8
111の高さ)となるように設定されれば、これは歯が
負荷を受けて十分に入り込まず(ベルトが圧縮されたと
きに)かくして圧力抵抗面に接触することが確実になる
ものである。
把持用歯は非対称形のピラミッド状の形状を有するのが
便宜的で、把持用歯の箇所が相互に後方の歯の列内で偏
寄しそれによって第15図に示される定められた角度δ
が約20″になる。
特に把持用歯の形状、配列状態がベルトのそれぞれの構
造的要素に、特にベルト布地のよこ糸及びたて糸の位置
からの歯の列の間隔に対して調節されるようにするのが
よい。特に歯の列の間隔がよこ糸の間隔に一致する。
ベルトラ最も保護してクランプするようにベルトと歯を
設けたクランプ面との間の係合をさらに増大させるため
に、把持用歯はベルト面に平行な平面内でベルトの移動
方向に対し鋭角をなして、好捷しくは20の角度で配設
される。これに関連してクランプ面の平面内でのベルト
の移動方向に垂直に間隔が設けられると、これは負荷吸
収を行なうたて糸が歯の間に曲折して挿入され自由な空
間内に押入ることができるので歯をこれらの糸で中途ロ
ックすることになる。
把持用歯の高さがベルトの引戻し方向と逆の向きに増大
し、最初の3列が他の歯より次第に小さくなり、第1列
における前述の方向の把持用歯が40%の高さを有し、
第2列の歯が50チの高さを有し、第3列の歯が60%
の高さを有し、他の列の歯がベルトの厚さの2/3の一
足の高さを有するというようになっていれば、その結果
として主要な負荷衝撃の箇所において事故の際により高
い負荷許容力が得られろ。通常把持用歯の占めるクラン
プ面の幅はベルトの縦方向におけるベルトの移動方向に
減小するようにすることができる。
クランプ部分はその縁部に薄い材料の部分を有してこの
箇所を曲げることに工りクランプ部分が圧力抵抗側板の
不可避的な曲率に適合するようにできる。これにより縁
部の保護と併せて高い負荷でベルトへのより均一な力の
効果が生じ、この箇所でロックが行なわれないようにな
る。
把持用歯を備えたクランプ部分のクランプ面においてク
ランプ面全体にわたってベルトの移動方向に延びるゴム
または同様な材料の突起ストリップが挿入されるのがよ
い。このス) IJタッグ最初にベルトに係合しそれか
ら歯自体が係合するようにある力を受けて変形する。こ
れに関連してベルトの方向の圧力抵抗面が球面状に設定
されると特に好ましい係合がなされる。より大きい力が
かかると、この球面体は平坦な圧力抵抗面が作動するよ
うに変形する。
前述の本発明の他の実施例によれば、部品数がより少な
くなる之めに形状がより単純になり製造がより経済的で
信頼性が増加するだけでなく、まり検出器のパルスをベ
ルトのクランプにより速く変換し本発明のクランプ体で
安全ベルトの使用時短約1000回、受容及び放出の持
続試験の際に20.000回生ずると見られろ各検出の
とき(CS=0.45 g、 WS= 1.5 g、 
)にベルトにクランプがなされるときにもクランプのプ
ロセスによってベルトラ十分に保護して付加的なロック
機素によって生ずる負荷吸収性のプレブロックを避ける
ことにもなる。これは特に自動調節式のクランプ部分と
ベルトへのクランプ部分の同期した接近とに関連した前
述の本発明の実施例の思想をさらに発展させるという意
味で実現される。
これに関して巻取り部はクランプ機構に付加的なロック
ないしブロック機素金倉まず検出器の動作が制御機構に
より直接クランプまたはクランプ可能の状態に変換され
ろということがわかるはずである。ベルトのクランプは
20,000回のクランプの後でも衝突事故での全負荷
を吸収できる状態にあるように留意してなされる。
特にコンパクトで単純な形状の部品について揺動レバー
に取付けられろ可動ないし回動可能なクランプ部分ある
いは揺動レバー自体がアルミニウムの射出成形部品ある
いはプラスチックの射出成形部品として形成される。こ
れに関連して回転軸が揺動レバーの可動クランプ部分の
一体的な要素として設定され、その後に対応する他の部
分により回転軸を受入れるように対応する凹部が形成さ
れるのがよい。この対応する形状に関連して凹部の開い
友縁部は保持用係止部をなすようにできる。
そのとき部品は押出し成形の形状で形成されるものであ
るのが好ましい。
このコンパクトで単純な形状の部品について回転軸はピ
ッチ円筒の棒であるのが好ましく、凹部はこれに対応す
るようにした、少なくとも一端が開いた、縦方向のスリ
ン11有する中空円筒であるのが好ましい。これはピッ
チ円筒の棒が中空円筒の開いた側から中空円筒内に回転
軸に沿って挿入されるという点で部品が簡単に組立てら
れるという結果になる。かくして付加的要素として軸が
必要とはされない。
クランプ部分が破損の危険がなくより大きな力を吸収で
きるようにするために、上記クランプ部分にはクランプ
面と逆に配設され、凸面状曲面で球面状あるいはピッチ
円筒状であり、180’に等しいかこれより小さい部分
的な周方向の範囲を有し揺動レバーの凹面状のピッチ円
筒形回動軸受面に係合する回動軸受が設けられ、それに
よって揺動レバーに取付けられたクランプ部分のばねが
揺動レバーに係合する。それによってクランプ部分のば
ねはクランプ部分への係合箇所に案内され、かくして固
定されたハウジングの箇所に支持され得る。かくしてこ
のばねは二重の作用を有する。
一方においてこれはクランプ部分を前述の軸受面と一体
的に保持する。他方においてこのばねはもはやフラング
が望ましくないときにクランプ部分をベルトとの係合状
態から外すように作用する。
クランプ部分を保持するばねが前記クランプ部分の回転
軸上にあるクランプ部分の箇所で係合するときに、ばね
はクランプ部分に何らのトルクもかけないので対応して
設定されたクランプ部分と揺動レバーとの間の摩擦抵抗
でクランプ部分はクランプ部分を揺動レバー上に保持す
るばねで逆に作用を受けることなく所望の回転位置を占
めることができるようになる。
ハウジングを横方向に擦らない揺動レバーの低摩擦の取
付けとともに特別な取付は部品のない揺動レバーの軸の
矩形で、経済的かつ軽量な形態に関し、本発明の他の実
施例は、揺動レバーが平行なハウジングの壁部に接触せ
ずに軸によってこれに取付けられるとともにハウジング
カバーに対応する揺動レバーの凹部に係合する中心部固
定の突起が設けられ、また軸が前記ハウジングカバーを
通って軸方向に移動しないように取付けられているとい
う特徴を有している。揺動レバーを可能な限り軽量に最
も経済的な形態にするため、また同時に容易に組立てら
れるようにする之め、揺動レバーはさらに斜面が設けら
れ平行なハウジングの壁部を押拡げることによりその対
応する孔内にロックされる軸受ピンをその両側にこれと
一体的に有するような形態とされ、またこれらのハウジ
ングの壁部は所望の間隔を確保する組立て後に取付けら
れるスペーサで連結されている。
ハウジングの壁部が押拡げられたときにピンが壁部の開
口内に拘止されるようにするため、拘止プロセスの後に
ブッシングが外側からそれぞれ次第に大きくなる開口内
に挿入され、ピンは実際に前記ブッシングに支持される
。これらのブッシングは特殊な面を有しまたより良好な
軸受の特性を示すようにできる。
前述の同期効果と、揺動レバーの前述の動作を開始する
巻取り及びロック機構と揺動レバー自体との間での揺動
レバーと動作の伝達についての対応する伝達条件とをよ
り良好に設定できるようにするため、回動可能に取付け
られた作動レバーがハウジングの側部に配設され、この
レバーはその非接触位置において巻取り及びロック機構
の自由な回動を可能にする。揺動レバーにグランジャを
設定し配置することによっても同等の伝達条件が得られ
る。
巻取り及びロック機構と反対のクランプ部分の側ととも
にクランプ部分と巻取り及びロック機構との間での前述
のベルトの案内はコイルの直径あるいはベルトの引戻し
の方向とは独立的にベルトがクランプ部分に十分に定常
的に案内されて非接触位置で把持用歯に接触しないよう
にするものである。
本発明は図面に概略的に示された実施例に基いて以下に
より詳細に説明されよう。
第1図に示されるクランプ装置はハウジングに固定され
た枢支軸90に取付けられた揺動レバー86からなる。
枢支軸の反対側の揺動レバー86の端部において回転軸
84にクランプ部分32が回動自在に取付けられており
、クランプ部分はその係止部94に作用する復元ばね8
2により保持用係止部92に押付けられまたある始動位
置に保持されている。保持用係止部92と反対側の揺動
レバー86の端部にクランプ部分32をベルト20に係
合させろように第1及び2図の矢印の方向に作動する制
御棒46がある。始動位置においてクランプ部分32は
ベルトの案内部としても設定されている係止部77に接
する。
クランプ部分320反対側でベルトの他方の側にハウジ
ング壁部64の補強フィン66によって形成される圧力
抵抗面60があり、この圧力抵抗面60は特に小さい摩
擦係数の面を有するのが好ましい。これはクランプのプ
ロセスの完了後に安全ベルト20を取外すのを補助する
。第2図によれば補強フィン66の内側にストリップ状
の材料68が施され、これは例えば特に小さい摩擦係数
を有するポリテトロフルオロエチレンのストリップであ
る。
クランプ部分32にはそのクランプ面72に複数の把持
用歯74が設けられている。
軸84.96の利点は負荷を受けるとそれが耐久性及び
変形に関係しないように圧力抵抗面60の実際の傾斜に
十分に適合し得る点にある。
第1及び2図に示されるクランプ部分32の初期の非接
触位置は、この非接触位置でクランプ部分32がベルト
上に旅回するときにクランプ面全体が直接ベルト上の把
持用歯に係合するようにベルトの移動方向においてベル
トに対し予め設定された角度をとるように調節すること
ができる。
第2図による実施例は回転軸84がネック部98により
揺動レバー86の実体部に連結され几揺動レバー86の
部分的円柱形の一体的部分96として形成されていると
いう点で第1図のものと異なる。このネック部98は係
止面100が係合する保持用係上部をなしている。この
係止面1o。
は中空の円筒形凹部104をなす開口スリット縁部10
2で形成されている。この凹部104は少なくとも一方
の縦方向の端部で開いていて回転軸96がその側から凹
部内に挿入されるようになっている。
可動なりう71部分32の特殊な実施例が第3図に示さ
れている。この実施例によれば、クランプ部分が2つの
部分で形成され、クランプ部分32は負荷吸収基台本体
33と歯74を有する予め設定された歯板35とからな
る。この歯74は第14a 、14b及び15図により
詳細に示されている。
第3図での例示によれば、枢支軸90の回りに回動する
揺動レバー96には通常巻取り部の作動リール45から
約0.3ないし0.511)離れていて通常のベルトの
引戻しでこれが揺動レバーがノ・クランプの側部にある
係止部117に係合する際に自由に回動可能であるよう
な一体的なグランジャ46′が設けられている。枢支軸
90の反対側の揺動レバー86の端部において揺動レバ
ー86には凹形の部分的円柱形凹部104′が設けられ
ている。この凹部はクランプ部分32の凸形の部分的円
柱形突出部に係合し、この円柱形突出部96の周方向の
範囲は180に等しいかそれより小さい。
それゆえ通常クランプ部分は凹部104′から外れるで
あろう。これを避ける友めにクランプ部分にはその両側
にピン103が設けられ、その回りに一端114で前記
揺動レバーに取付けられ他端116でハウジング部分1
18に支持されているクランプ部分のばね112が配設
されている。このハウジング部分での支持でクランプの
後に揺動レバー86がベルトとのクランプ係合から解放
されるように予め偏寄がなされる。この凸形突出部96
はクランプ部分あるいはクランプ面がベルトと正確に合
致できるという効果を有する。これは特に負荷を受けて
変形が生ずるときに自動調節型になる。この調節能力で
クランプ圧力がクランプ面全体に最適に分布するように
なる。
これは図示されていないけれども、グランジャ46′は
またリール45上で転動する円板の形状とすることがで
き、これは円板が揺動レバーに回動自在に取付けられる
ときにより摩耗が少なくなるようにするためである。
第4図による実施例は、クランプ部分のはね112′が
ハウジングの他の箇所に取付けられているだけでなくこ
のばねがクランプ部分320回転軸96′の配設されて
いる軸の短小突部103′上でクランプ部分に係合する
という点で第3図のものと異なっている。かくしてクラ
ンプ部分のばね112′はクランプ部分32t−揺動レ
バー86の凹部104′に保持するという1つだけの作
用をなす。クランプ部分の凹形面104′と面96との
間に、クランプ部分が1回転した後で対応する位置で解
放された彼にクランプ部分のばねがクランプ部分に反対
方向のトルクをかけていないようにすろ摩擦がある。こ
れはクランプ部分を最初にそれ自体で調節する能力を与
えろものである。ベルトへのクランプ部分の最初の接近
でクランプ部分はフラング面72全体がその歯34でベ
ルトに十分に全面にわたって係合するように自動的に整
置される。ここで揺動レバー86が再びクランプ部分3
2とともにベルトから離れるように移動すると、クラン
プ部分32は新友な回動部86の回動でクランプ面全体
が同時にベルトに係合するような回動部86に対する相
対的角度位置にある。また当然揺動レバー86の始動位
置によってこの結果が得られるようにする一定の角度位
置を予め設定する可能性もある。
前述のように揺動レバー86に動作を生ぜしめるのはク
ランプ部分32がベルトと同じ速さでベルトに接近する
ときにベルトの張力方向の運動成分に対して移動するよ
うになされるべきである。
この同期効果によりクランプ部分32の歯による把持面
とベルトとの間の相対的移動がなく、これでベルトとの
非常に摩耗の少ない係合がなされる。
同期効果を得ろように揺動レバー・の伝達比の設定に大
きな多様性があるようにするために、巻取り及びロック
機構12と協働するための作動機素は例えば第3図に示
されるように揺動レバー86とは一体的に連結されてい
ない。その代りに第5図によれば例えば2つの作動レバ
ー46”が軸受172においてハウジングの側部に枢支
されており、このレバーは点線で示されている棒174
で相互に連結されている。この作動レバーの形態により
てこ比の条件が正確に調節される。作動レバー170の
底部位置に、正常な作動状態で巻取り及びロック機構が
自由に回転できるようにこれに対して約0.51113
の遊びyがある。第5図において角度γは始動位置にお
けるクランプ部分32のクランプ面の予め設定された角
度を明らかにしているのでクランプ部分がベルトに対し
て回動するとクランプ部分全体が常に前記ベルトに係合
するようになる。
ベルトの移動方向に対する揺動レバー及びクランプ部分
の角度も重要である。最適で効果的な自動補強効果を得
るために、この角度は約20〜40’の範囲で調節され
るべきである。これはベルトへの揺動レバーの枢支軸を
通る法線とクランプ部分のクランプ面及び揺動レバーの
枢支軸を通る線との間の角度である。この角度が大き過
ぎれば自動補強効果がなくてベルトのすべりが生ずる。
ブロック解除の際に問題がなくより低い圧力が生ずるけ
れども全面的にクランプを行なうことができるようにす
るためにクランプ部分の面に非常に大きな摩擦が必要で
ある。他方でこの角度が小さ過ぎれば非常に良好な自動
補強効果が生じてベルトのすべりはなくなる。さらにク
ランプ面に大きな摩擦は必要でない。しかしながらブロ
ック解除の際にかなりの問題が生じ非常に高い圧力が現
れるので圧力レバーとして作用する揺動レバーが急速に
クランプすることになる。
上下のベルト案内部70.70’はまた摩擦を減少させ
ろためにローラの形状にすることもできる。
第6図はベルト収納部としての巻取り及びロック機構の
例を示している。特に制御部分の要素がよくわかるが、
この例は左方のフレーム脚部180と隣接する左方に案
内される軸のフランジ45とに限定されている。ここで
ベルト巻取り部は非接触位置で示されている。車体検出
型の検出器184(O8)のパルスレバー182が制御
ホイール190の外側凹部188に係合可能な制御爪1
86の下側に配設されている。軸の凹部にありま之非接
触位置においてハウジング側部の凹部に係合していない
歯車リムは示されていす、ハウジング側部の凹部もない
。引出し側の凹部はこの場合プランジャ461mは46
′を作動させる円板45で置換えられている。軸受ピン
202が制御円板204の回動点として配設されている
機械的合板200が点線で示されている。内側で案内さ
れる制御ホイール190と、中間の制御円板204と、
制御ホイール190上に配設された慣性円板206とを
有する制御円板204全体は、軸受ピン202を第2図
に示される非接触位置から外れるように機械的合板20
0の縦方向の溝孔210内で上昇さぜ、円板45及びプ
ランジャ46または46′に↓り揺動レバー86とま之
りラング部分32とを上昇させそれによってクランプ面
72をベルト20に係合させろために、車体検出型の制
御爪186あるいはウェブ検出型の爪208により選択
的に始動し得ろ制御ホイール190と制御円板204と
の間でロックがなされた後に上昇する。これはベルト巻
取り部にプレブロックが生ぜず、前述の上昇動作による
直接的なクランプ動作だけが生ずることを意味する。
慣性円板206と対応する凹部における制御ホイール1
90との間に配設された圧縮ばね212で第6図による
非接触位置においてウェブ検出型爪208が制御円板2
04の内側の凹部214から外されていることが確実に
なされる。ベルトがある範囲を超えて引戻された結果と
して慣性円板206が制御ホイール190の動作に遅れ
た動作音しているときにだけ圧縮ばね212の力に打克
つことによって慣性円板206と制御ホイール190と
の間に相対的移動がなされ、その相対的移動によって慣
性円板206のピ/216と制御ホイール190の軸受
ピン218との間での相互°の偏寄により爪が外方に回
動して制御円板204の内側凹部214内に入る。
かくして第6図におけろベルト巻取り部は球220を有
する車体検出型検出器とウェブ検出型検出器とを含み、
これは相互に独立的に作用し得る。
前述のように小さな加速度でも強制的に制御されたクラ
ンプ可能状態となることは、可能な最小のベルト引戻し
の力でベルトの直接的なクランプが開始されるので、事
故の場合に非常に短いベルトの引戻しとなることが保証
される。それにより小さなベルトの力でも測定可能なフ
ィルムリール効果が始めから防止される。これは従来技
術で提案されている巻取り部で大きなベルトの力がある
ときにだけベルトのクランプを開始するのとは異なって
いる。このことは必然的に従来のものでは安全にベルト
をクランプする前にすでにフィルムリール効果がかなり
大きく現れていることを意味している。これは第7図の
概略的例示かられかる。
第7図はロックされた巻取り部にかかるベルトの引戻し
力Fによるベルトの引戻しを曲ifで示している。鎖線
すは従来技術による条件を示し、鎖線aは本発明による
条件を示している。従来技術の場合に鎖線すに工りクラ
ンプは友だ増大したベルトの引戻し力で生ずるだけなの
でそのときにフィルムリール効果に工りS2の大きさの
ベルトの引戻し力が生じている。しかしながら本発明の
場合にすでに巻取り部にそれまでに負荷吸収性のブロッ
クがなくて検出器及び制御部が作動した直後に点aでク
ランプが行なわれるので、ベルトの引戻しは単にSlの
大きさの程度で生ずるにすぎない。
第10図における実施例の揺動レバー86は単−形の連
続的軸90′ヲ有する。この軸は両側で相互にほぼ平行
なハウジングの壁部152の開口150に支持されてお
り、そのうち一方の側だけが第10図に示されている。
軸90′の軸方向の取付けはリブ156に工り軸90′
のいかなる軸方向の移動も防止するハウジングカバー1
54によってなされる。カバーにはまたその中心に中心
固定式の突起158が設けられ、これは揺動レバー86
のこれに応じて中心に配設された凹部160内に係合す
る。かくして軸の位置を固定するために付加的な部分を
設ける必要がない。第8図によれば揺動レバー86には
その両端に鋳造による軸受ピン90”が設けられている
。この軸受ピンは傾斜部162を有し、これはまた平行
なハウジングの壁部152の開口150に枢支されてい
る。組立てろときには軸受ピン901が開口150に拘
止されるように揺動レバー、86がそのピンを壁部に通
して挿入されるときに傾斜部162によって支持される
ハウジング壁部152がわずかに押拡げられている。揺
動レバー86を壁部の間に挿入した後に揺動レバーがハ
ウジングに擦られずに平行な壁部の間に所望の間隔を維
持するためにスペーサ164が挿入される。
ハウジングのカバー154が開口150の外側に配置さ
れると、傾斜部162によって形成されるスペーサ16
4は潤滑剤の収容部として用いられる。
第9a及び9b図によれば、開口150と軸受ピン90
°との間に、選択的に鋼製ブッシングとするようなブッ
シング151を挿入しなければならない。この鋼製ブッ
シングが軸受ピン90“の拘止後にだけ挿入される場合
、これは揺動レバー86を工り容易に組立てられろよう
になる。さらに対応してブッシングの材料を選択するこ
とに工り軸受条件がより良好に設定される。
第11a及びll’b図からゴムまたは同様な材料のス
トリップ120がクランプ部分32のクランプ面72に
挿入されることがわかる。第11a図に示されるように
このゴムのストリップはクランプ面72の歯よりある距
離だけ突出し、第111)図に明確に示されろようにク
ランプ部分の全長にわたってベルトの移動方向に延びて
いる。ス) IJッグを中心に設定すると1本のゴム・
ストリップを取付ければよいという結果になる。どの場
合にもベルトは最初にス) IJツブ120に接触する
だけであり、それが変形した後にだけクランプ面72の
歯と接触する。反対側の圧力抵抗面60がわずかに球形
になっていれば非常に有効なりラングがなされる。同等
に強いクランプ力でこの球形の部分が変形し、平坦な圧
力抵抗面を与えろ。球形の部分は圧力抵抗面の幅で第1
1a図に示されるように0.2鵡の球形部分の高さhが
与えられるようにしである。
また第11a図かられかるように、ベルト20の縁部1
22がクランプ面72の横万回限界部にわたってγの大
きさだけ突出していてウェブベルト20の辺縁部がクラ
ンプ圧力によって逆に作用を受けないようにしである。
クランプ部分32は変形に即応する横方向に変形可能な
横の領域73を有する。
第12図は圧力抵抗面60をなしハウジングに施される
部分62′の特殊な実施例を示している。
この部分62′はベルトの入口側の案内部70と出口側
の案内部70′とをなし、それによって両方の案内部の
間に横方向の案内部分71′が延びている。入口のスリ
ットは71で、出口のスリットは71′で示されている
第13図は可動のクランプ部分32の特殊な場合を示し
ている。ここでクランプ部分は2つの部分で形成され、
クランプ部分32は負荷吸収性の基台本体33と把持用
歯74を有する予め設定された歯板35とからなる。こ
れらの把持用歯74は第14a 、14b及び15図に
工り詳細に示されている。
把持用歯の形態は、把持用歯の材料の選択に関してもそ
の大きさ及び配列に関しても安全ベルト自体との速やか
に保護するクランプ係合の効果のために特に重要である
。第13ないし15図によれば、把持用歯が安全ベルト
の移動方向に対し押戻されている。すなわち歯の尖端が
ベルト面上に、ベルトの引戻しの方向とは逆に向いてい
る。第14及び15図の例示によれば、この把持用歯は
非対称のピラミッド形になっている。このピラミッド形
の把持用歯は歯の尖端が歯の列中で相互に対し偏寄して
配設されるように第15図に従って配設されている。こ
れは特に安全ベルトの布地の特定の構成に適合するよう
になされている。
把持用歯の大きさは特に重要である。かくして把持用歯
74の後方テーパ面106がベルト面への法線110と
3〜10°の角度αtzすのがよいことがわかっている
。歯の深さtはベルトの厚さの約273となり、歯の高
さhはウェブ状ベルトの工こ糸の間隔に一致する。これ
は歯がたて糸と工こ糸との間で特に好ましい状態で係合
しそれによってベルトの布地にわずかに応力がη171
)るという結果になる。これはベルトラ損傷させずによ
り多くのクランプ係合を可能とすることになる。
クランプ部分32とクランプ面72あるいは歯状の領域
74との間の係合力はクランプ面の出口側端部のベルト
引戻し方向Aで厳も大きく、入口側端部で最も小さくな
るので、クランプ面は第16図に示されろようにベルト
の引戻しの方向に縮小する幅を有し入口側での幅がベル
ト20の幅より若干大きくなっているのが好ましい。例
えばベルトが46〜481JIの幅を有する場合、入口
側の幅は5Qm、出口側で3ONとなるのが好捷しい、
1この形状によりベルトへのより均一な負荷と、より大
きな負荷能力とが得られる。
クランプ部分に約400の把持用歯を用いるのが好まし
、い。クランプ面は約25X45−の面積を有する。
第15図において、把持用歯はベルトの引戻しとは逆の
方向に、ベルトの引戻しの方向に平行な直線上でクラン
プ部分32のクランプ面の平面に向かう平面内に配設さ
れる。第17a図によれば個々の把持用歯74はベルト
の引戻しの方向に対するベルトの移動方向に対して約2
0°の鋭角δ′で配設され、第17a図に1つの歯だけ
が示されている。第17b図によれば、ベルトの移動方
向への法線方向に、またクランプ面の平面内に歯74の
間の間隔Cがある。歯の偏寄し友配設に工りこの間隔は
たて糸が歯の間で曲折し歯の間に拘止されるという点で
ベルトの友て糸とクランプ面の把持用歯との間に中途の
ロックを可能にする。
例えば歯は以下のような大きさである。
aの大きさはベルトのウェブに応じて約1.71111
であるのが好ましく、、bの大きさは約1,5mS c
の大きさは約0.6〜0.8 Mである。第17 ’b
図の回の間隔Cは約1.5腸、歯の高さhは第170図
によるベルトの張力の方向で約17脇である。第17c
図の角度βは60′であるのが好ましく、クランプ面に
垂直な歯の高さtはQ、8sm、すなわちベルトの厚さ
の2/3である。尖端は半径0.Imで丸くしであるの
が好ましい。ベルトの張力の方向における歯の尖端の間
隔はベルトの工こ糸の間隔によるものであり、まfcた
て糸はベルトの縦方向に通り工と糸はこれに垂直に通っ
ている。周知のようにたて糸はベルトの力吸収性の糸で
ある。
第18図は前述の差分形の力の係合による大きな負荷能
力を有する歯の配設の他の実施例を示しており、これに
よれば力のかかるのが増大するに従って歯の高さが減小
する。例えば第18図からベルトの張力の方向で下流側
に張力の方向に向かって歯は最初の3列で9.5im 
、 Q、5m 、 9.7imと増大する高さであり他
の歯の列では0.8鵡と一定になっていることがわかる
。これらの値は前述の順でベルトの厚さの約40%、5
0%、60チ及び2/3に相当する。
最後に第19a及び19t)図はベルトの端部を巻取り
部のリール45のコア124に取付ける2つの可能な方
法を示している。第19a図によれば偏心した弦に沿っ
て取付は端部に拡大部130が、またベルト20の第1
の折曲点における反対側の端部に先縁部132が設けら
れた通路スリット128が示されている。第11a図に
工ればベルト20の端部は前記スリット128に通され
ている。この端部は折fCりんで配置され係止フック2
1によって取付けられる。それからベルト20の端部は
拡大部130内に矢印134の方向に引込まれる。ベル
トの取込みの際のコイルの回転方向は矢印126で示さ
れる。このような配設は負荷が常にクランプ部分によっ
て吸収されることによって可能になる。
他の例は第19b図に見られ、これは2つの偏心したス
リン) 128’及び129を有し、スリン) 128
’が幅21111でスリット129が1.511の幅で
ある。入口側スリット128は第19a図の入口側スリ
ット128にほぼ一致し、先縁部132を有するように
対応する箇所に同等に設けられている。スリットの間の
反対側端部においてベルトの厚さだけ後退した凹部が設
けられている。ここでまたベルトは先縁部132が設け
られ次側で入口側スリット128′内に導かれる。従っ
てベルト20の端部は他方のスリット129内に矢印1
40に従って挿入される。端部がそこで停止する友めに
、スリット129の一部の上方に凹部142があり、こ
の凹部はそれ自体とスリット129との間に可撓性壁部
144を形成し、これにスリット129内に突出する歯
146が設けられ、この歯はベルトの挿入端部20に係
合する。
このリールのコアあるいは軸へのベルトの取付けはベル
トが十分に引出されて力が吸収されているときに軸のス
ラストによってベルトのクランプが開始されれば可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は揺動レバーとこれに回動自在に取付けられたク
ランプ部分とを有するクランプ装置を示す図である。 第2図は一体的な構造の変形し友クランプ装置を示す第
1図と同様の図である。 第3図はクランプ部分がばねで係上部に対しその初期位
置に押付けられている他の変形したクランプ装置の詳細
図である。 第4図はばねがクランプ部分の回転軸領域に係合してい
る変形した実施例を示す第3図と同様の図である。 第5図は単に概略的に示した巻取り及びロック機構によ
るクランプ装置の揺動レバーの他の型の作動を示す概略
的側面図である。 第6図は車体検出型及びウェブ検出型の検出器を備えた
、プレブロックのない巻取り及びロック機構のより詳細
な透視図である。 第7図はベルト引戻しの力に対するベルトの引戻しを概
略的に示す図である。 第8図はハウジングにおける揺動レノく−の軸受の一部
分の平面図である。 第9a図はハウジングにおける揺動レバーの軸受の一部
分の破断透視図である。 第9b図は第9a図の透視図に示された軸受領域の断面
図である。 第10図は揺動レバーの枢支軸受の他の実施例の部分的
断面図である。 第11a図はクランプ領域の断面図である。 第11b図は挿入されたゴムのストリップを有するクラ
ンプ部分のクランプ面の透視図である。 第12図は圧力抵抗面の個々の断面図である。 第13図は可動クランプ部分の他の実施例金示す図であ
る。 第14a図は把持用歯の断面図である。 第14t)図は把持用歯の平面図である。 第15図は可動クランプ部分のクランプ面の把持用歯の
列の平面図である。 第16図は特殊な歯の配設状態のクランプ部分のクラン
プ面の透視図である。 第17a図は他の配列による把持用歯の透視図である。 第171)図は第17a図による歯の配役の部分的断面
図である。 第17c図はベルトの移動方向における把持用歯の断面
図である。 第18図は異なる高さの歯を配設したベルトの移動方向
における把持用歯の断面図である。 第19a図はある型のベルトの取付けを行な−う巻取り
部の巻取りリールのコアの断面図である。 第19b図は他の型の取付けを行なう巻取り部の巻取り
リールのコアの断面図である、12・・・巻取り及びロ
ック機構 2o・・・安全ベルト32・・・クランプ部
分 6o・・・圧力抵抗面72・・・クランプ面 74
・・・把持用歯86・・・揺動レバー (外5名) FIG、3 FIG、4 FIG、5 FIG、6 ム ヤ                     (ト)
合 Uコ   O’lL&’1 FIG、10 FIG、11a FIG、16 FIG、17a FIG、18 FIG、19a FIG、 19b 手続補正書 昭和67年3月20日 2、発明の名称 安全、、:、、Fit 五補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検出及び制御機構と、巻取り及びロック機構からの
    ベルトの引戻しを妨げるように制御されたクランプ部分
    を有するクランプ装置とを有する巻取り及びロック機構
    とベルトとからなる安全ベルト装置において、上記クラ
    ンプ部分が巻取りハウジングに対する上記巻取り及びロ
    ック機構の少なくとも一部分の相対的移動に応答するよ
    うに連結されて作動しこの相対的移動に応答して上記ク
    ランプ部分が上記ベルトにクランプ係合するように可動
    であり、作動時に加速度が車体検出型で約0.45gの
    下方限界値(CS)をまたウェブ検出型で約1.5gの
    下方限界値(WS)を超えたときにクランプ部分のみに
    よつてまた検出及び制御機構のブロック作用のみを通じ
    て上記ベルトのブロックが開始されるようにしたことを
    特徴とする安全ベルト装置。 2、上記クランプ部分の復元ばねが、上記クランプ・ブ
    ロック動作が上記下方限界の加速度で直接開始される強
    さだけの弾性力で調節されるようにした特許請求の範囲
    1に記載の安全ベルト装置。 3、上記ベルトに対向して配設された圧力負荷を受ける
    揺動レバーに回動自在に取付けられたクランプ部分が設
    けられている特許請求の範囲1に記載の安全ベルト装置
    。 4、上記可動なクランプ部分が上記ベルトへのクランプ
    面の最初の係合の後に上記揺動レバーに対するある角度
    の位置を占めるような上記揺動レバーにおける摩擦抵抗
    で回動自在に取付けられ、それ以後の作動のために上記
    クランプ部分がそのクランプ面全体にわたつて常に上記
    ベルトに接触するように上記角度の位置を維持するよう
    にした特許請求の範囲1に記載の安全ベルト装置。 5、上記動作を開始する上記揺動レバーと巻取り及びロ
    ック機構との間での動作の伝達が、上記ベルトに接近す
    る際に上記クランプ部分のクランプ面が上記ベルトと同
    じ速さで上記ベルトの移動方向と同じ方向成分で移動す
    るようにしたものである特許請求の範囲1に記載の安全
    ベルト装置。 6、上記クランプ部分のクランプ面に配設された把持用
    歯の尖端が安全ベルトの引戻し方向と反対に配設され、
    上記把持用歯の後方テーパ面が上記ベルト面への法線に
    対し3〜10°の角度αをなしている特許請求の範囲1
    に記載の安全ベルト装置。 7、上記歯の高さ(h)が上記ベルトの厚さの2/3で
    あるようにした特許請求の範囲6に記載の安全ベルト装
    置。 8、上記把持用歯が非対称形ピラミッドの形状を有し、
    上記把持用歯の尖端が相互に前後して偏寄した列状に配
    設され、第15図で規定された角度δが約20°である
    ようにした特許請求の範囲6に記載の安全ベルト装置。 9、上記把持用歯の列の間隔が上記ベルトのウェブにお
    けるよこ糸の間隔に一致するように上記歯が安全ベルト
    の構造に適合して形成されている特許請求の範囲6に記
    載の安全ベルト装置。 10、上記把持用歯が上記ベルトの移動方向に対して鋭
    角、好ましくは20°をなして上記ベルトに平行に配設
    されている特許請求の範囲6に記載の安全ベルト装置。 11、上記クランプ面の平面内での上記ベルトの移動方
    向にそれぞれ垂直に上記把持用歯の足部の間の間隔(X
    )が設定されるようにした特許請求の範囲10に記載の
    安全ベルト装置。 12、上記把持用歯の高さ(h)が上記ベルトの引戻し
    方向と反対の方向に増大するようにした特許請求の範囲
    6に記載の安全ベルト装置。 13、上記方向において第1の列の把持用歯が上記ベル
    トの厚さの40%の高さを有し、第2の列の歯が50%
    の高さを有し、第3の列の歯が60%の高さを有し、他
    の列の歯が上記ベルトの厚さの2/3の一定の高さを有
    するようにした特許請求の範囲12に記載の安全ベルト
    装置。 14、上記ベルトの移動方向に垂直に上記把持用歯の占
    める上記クランプ面の幅が上記ベルトの移動方向に減小
    するようにした特許請求の範囲6に記載の安全ベルト装
    置。 15、上記クランプ部分の把持用歯を設けたクランプ面
    において、該クランプ面全体にわたつて上記ベルトの移
    動方向に延びaの大きさだけ上記歯把持用歯より突出し
    ているゴムまたは同様の材料の突出ストリップが挿入さ
    れるようにした特許請求の範囲1に記載の安全ベルト装
    置。 16、上記回動自在なクランプ部分あるいは揺動レバー
    からの突出部として回転軸が形成され、対応する他方の
    部分からの上記回転軸を受容するための対応する凹部が
    形成され、ある場合には上記凹部の開いた縁部が保持用
    係止部をなすようにした特許請求の範囲1に記載の安全
    ベルト装置。 17、上記クランプ面の回転軸が上記クランプ面から離
    れるように面した部分的円柱の棒であり、上記凹部が少
    なくとも一端が開いている対応する縦方向の中空円筒で
    あるようにした特許請求の範囲16に記載の安全ベルト
    装置。 18、上記回転軸の枢支軸受面が180°に等しいかそ
    れより小さい周方向の範囲にわたり、対応した形状の凹
    形の部分的円柱枢支軸受面に係合し、それによつて上記
    揺動レバーに取付けられたクランプ部分のばねがクラン
    プ部分に係合して2つの部分を連結するようにした特許
    請求の範囲17に記載の安全ベルト装置。 19、上記クランプ部分のばねが上記クランプ部分の係
    合箇所の回りに案内され、固定されたハウジングの箇所
    に支持されるようにした特許請求の範囲18に記載の安
    全ベルト装置。 20、上記クランプ部分のばねが上記クランプ部分の回
    転軸上にある上記クランプ部分の箇所に係合するように
    した特許請求の範囲19に記載の安全ベルト装置。 21、上記揺動レバーが軸により平行なハウジングの壁
    部にこれに接触せずに支持され、ハウジングカバーに上
    記揺動レバーの対応する凹部に係合する中心固定型の突
    起が設けられ、また上記軸が上記ハウジングカバーによ
    り軸方向に移動しないように取付けられるようにした特
    許請求の範囲1に記載の安全ベルト装置。 22、上記揺動レバーが両側にこれと一体的に、斜面部
    が設けられて上記平行なハウジングの壁部を押拡げるこ
    とによりその対応する開口内に拘止され得る軸受ピンを
    有し、上記ハウジングの壁部が間隔保持体により上記揺
    動レバーの挿入後に連結されるようにした特許請求の範
    囲1に記載の安全ベルト装置。 23、上記軸受ピンと上記ハウジングの壁部に配設され
    た孔との間に軸受ブッシングが配設されている特許請求
    の範囲22に記載の安全ベルト装置。 24、上記揺動レバーの動作を開始する上記巻取り及び
    ロック機構と上記揺動レバー自体との間において、非接
    触位置において上記巻取り及びロック機構の自由な回動
    を可能にする作動レバーが上記ハウジングの側部に回動
    自在に取付けられている特許請求の範囲1に記載の安全
    ベルト装置25、上記圧力抵抗面が特に小さい摩擦係数
    を有する材料からなる上記ハウジングに施された別個の
    部分で形成されている特許請求の範囲1に記載の安全装
    置。 26、上記ハウジングに施された部分が同時に入口側と
    出口側またはそのいずれかでのベルト案内部をなしてい
    るようにした特許請求の範囲25に記載の安全ベルト装
    置。 27、上記圧力抵抗面が球形であるようにした特許請求
    の範囲1に記載の安全ベルト装置。 28、上記ハウジングに施された部分が、後方から複数
    の金属の棒が上記ハウジングの後壁の屈出に対する抵抗
    を増大させるために挿入され得るプラスチックの部分か
    らなるようにした特許請求の範囲1に記載の安全ベルト
    装置。 29、上記ベルトの端部が上記巻取り部の巻取りリール
    のコアの偏寄したスリットによつて案内され、一方の厚
    い端部が上記スリットの拡張部に配設されるようにした
    特許請求の範囲1に記載された安全ベルト装置。 30、上記ベルトの端部が上記巻取り部の巻取りリール
    のコアを通る回転軸の一方の側のスリットを通じて案内
    され、それから上記回転軸の他方の側において保持スリ
    ットに保持用凹部を通じて入り込むようにした特許請求
    の範囲1に記載の安全ベルト装置。 31、少なくとも1つの保持用突起が上記保持スリット
    内に突出している特許請求の範囲30に記載の安全ベル
    ト装置。
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