JPS61204579A - 放射能測定装置 - Google Patents

放射能測定装置

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JPS61204579A
JPS61204579A JP4564485A JP4564485A JPS61204579A JP S61204579 A JPS61204579 A JP S61204579A JP 4564485 A JP4564485 A JP 4564485A JP 4564485 A JP4564485 A JP 4564485A JP S61204579 A JPS61204579 A JP S61204579A
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dish
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Yoshihiro Fukuari
福有 義裕
Tetsuo Goto
哲夫 後藤
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Toshiba Corp
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Toshiba Corp
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原子力施設等から放出される低レベル液体廃
棄物の放射能濃度を蒸発乾固法により測定するための装
置に関する。
[発明の技術的背景] 原子力発電所等の原子力施設では、種々の廃棄物が発生
する。このうち冷却水として使用された海水、手洗いや
クーラで使用された水等は放射能をほとんど含んでおら
ず、低レベル液体廃棄物と呼ばれている。低レベル液体
廃棄物は原子力施設外にそのまま放出しても原則として
問題はない。
しかしこのような低レベル液体廃棄物も原子力施設内に
一旦取り入れられたものであるので、何らかの原因で放
射能を人参に含むおそれがある。
そこでこのような低レベル液体廃棄物を原子力施設外に
放出する場合、その放射能濃度を測定し、一定濃度以上
であるときにはそのまま放出しないように、法的な規制
が行われている。
このため冷却水として使用された海水のように低レベル
液体廃棄物が比較的大量に発生し原子力施設・外に連続
して放出される場合には、その放射能濃度が連続して測
定されている。また手洗いやクーラで使用された水のよ
うに低レベル液体廃棄物が比較的小層に発生する場合に
は、これらがある程度まとめら慧て定期的に放出され・
測定はその都度行われる。
低レベル液体廃棄物の放射能濃度を測定する方法には、
いくつかの方法がある。
一つの方法は、GM計数管あるいはNa I (Tf)
、Zn S (Ag>、プラスチック等のシンチレーシ
ョン検出器等からなる放射能測定器を、放出しようとす
る低レベル液体廃棄物中に直接入れ、その放射能濃度を
測定する方法である。
しかしながらこのような方法では、γ線については問題
ないが、α線やβ線のみを放出する核種の場合には各放
射線の水中での飛程が極めて短いので、水中での測定対
象体積が小さくなり、測定に必要な検出限界を得ること
ができないという問題がある。
このためα線やβ線をも測定することのできる方法とし
て、凝集沈殿法あるいは蒸発乾固法と呼ばれる方法が知
られている。
凝集沈殿法では、まず低レベル液体廃棄物から一定量の
例えば1(程度の試料を沈殿皿に採取し、これにバリウ
ムや鉄等の担体を加え、更にアンモニアを加えて沈殿を
生じさせる。次にフィルタで濾過し、蒸留水で洗浄する
。この洗浄工程は、可溶性の塩分を沈殿物から除く工程
である。これにより得られた残漬を試料皿に移し、次い
でその残漬の放射能濃度を測定し、その結果に基づいて
前記11程度の試料中の放射能濃度を求めている。
ところでこのような方法では、試料が海水等のように高
塩分を含むものである場合には、沈殿および濾過工程で
塩分が除去されてしまうので、塩分による放射能吸収が
なく、良好な測定を行うことができる。しかしながらこ
のような方法では、試料の採取工程、沈殿工程、沈殿物
をフィルタ上に移す工程、残漬を試料皿に移す工程およ
び測定工程と工程数が多く、しかも担体を加える等の複
雑な化学操作を必要とするので、自動化しがたいという
問題がある。
一方蒸発乾固法では、まず低レベル液体廃棄物から一定
量の例えば1β程度の試料を採取し、これを蒸発皿に入
れ、5 個β程度になるまで濃縮する。これにより得ら
れた濃縮液を試料皿に移し、蒸発乾固する。次に試料皿
中の残漬の放射能濃度を測定し、その結果に基づいて前
記1β程度の試料中の放射能濃度を求めている。
ところがこのような方法では、蒸発皿から試料皿に濃縮
液を移す必要があるので、自動化しがたいという問題が
ある。また大量の試料を濃縮する工程で沈殿物が生じ、
これが蒸発皿に固着してしまうので、濃縮液を試料皿に
移すとき放射能の損失を生じることがある。このため放
射能濃度を過小に評価する可能性がある。更に試料皿の
面積が狭い場合には、残漬の層が厚くなる。このため試
料が海水等のように高塩分を含むものである場合には、
残漬中で発生する放射能が塩分に吸収され、放射能濃度
を更に過小に評価する可能性がある。
そこで自動化することができ、しかも良好な測定を行う
ことのできる放射能測定装置が提案されている。
第9図は従来のこのような放射能測定装置の一例を表わ
したものである。この装置では、回転自在に設けられた
ベルト1の外周面においてその長さ方向に複数の試料皿
2が間隔的に配置されている。ベルト1の上方において
その長さ方向両側には給水管3と放射能測定器4がそれ
ぞれ設けられている。給水管3と放射能測定器4の間に
は工業用の電子レンジ等からなる第1の乾燥器5が設け
られている。放射能測定器4の後段においてベルト1の
近傍には洗浄器6および第2の乾燥器7がこの順でそれ
ぞれ設けられている。
この装置のベルト1が矢印方向に走行され、−の試料皿
2が給水管3と対向する所定の位置に到達すると、ベル
ト1の走行が停止される。この後給水管3から低レベル
液体廃棄物が試料8として一定量例えば11程度−の試
料皿2に給水される。
この給水が終了すると、ベルト1が矢印方向に−定量走
行され、−の試料皿2が第1の乾燥器5内の所定の位置
に到達する。この状態では−の試料皿2の次の試料皿2
が給水管3と対向する所定の位置に到達している。−の
試料皿2中の試料8は第1の乾燥器によって蒸発乾固さ
れる。これにより−の試料皿2の底部には残渣9が形成
される。
試料皿2の面積は比較的大きくなっているので、残漬9
の層の厚さは比較的薄くなる。
蒸発乾固が終了すると、ベルト1が矢印方向に一定量走
行され、−の試FI[I2が放射能測定器4と対向する
所定の位置に到達する。この後放射能測定器4が下降し
、−の試料皿2内に適宜に進入されて残漬9の若干上方
で停止される。放射能測定@4を残渣9に近接させるの
は、α線やβ線の空気中での飛程が短いので、測定に必
要な検出限界を得るためである。しかしてこの状態で放
射能測定器4による測定が行われる。測定が終了すると
、放射能測定器4は上昇して元の位置に戻る。
この後ベルト1が矢印方向に一定量走行され、−の試料
ff12が洗浄器6と対向する所定の位置に到達する。
この後洗浄器6から水が噴射され、−試料1m2の底部
に形成された残渣9を洗い流す。
この後ベルト1が矢印方向に走行され、−の試料皿2が
第2の乾燥器7内の所定の位置に到達すると、−の試料
皿2は第2の乾燥器7によって乾燥され、再使用可能な
状態とされる。
ところでこのような装置では、洗浄工程で試料皿2を尭
分に洗浄しがたく、このため試料皿に放射能が漸次蓄積
され、残渣のない状態における放射能測定値(バックグ
ラウンド)の上昇により放射能濃度を過大に評価してし
まうことになる。また各試料皿2の間でバックグラウン
ドに差が生じ、良好な測定を行うことができなくなって
しまう。
このようなことを回避するには、試料皿2を交換すれば
よい。しかしながら試料ff12の交換の頻度がかなり
大きくなり、ひいては比較的長期間の自動化を図ること
ができなくなってしまう。また洗浄水や古い試料皿2が
新たな放射性廃棄物となり、これらの処理も大変なこと
となってしまう。
第10図は、同じく自動化することができ、しかも良好
な測定を行うことのできる従来の放射能測定装置の他の
例を表わしたものである。この装置では、長尺の1躾1
1を巻回してなる供給ロール12が備えられている。供
給ロール12から繰り出された薄膜11は、乾燥器13
内に進入されてこの内部に設けられた滴下管14の下方
を通過し、この後放射能測定器15の下方を通過して巻
取ロール16に巻き取られるようになっている。
巻取ロール16は図示しないモータによって回転される
ようになっている。
この装置では、乾燥器13が作動している状態で滴下管
14から放射性液体が試料として滴下されるようになっ
ている。このため薄膜11上に滴下された試料は順次蒸
発乾固されることになる。
一定量の試料が薄膜11上に滴下され、蒸発乾固が終了
すると、11111上の一定の範囲には残渣17が層状
に形成される。11111が巻取ロール16に適宜に巻
き取られ、残漬17が放射能測定器15と対向する所定
の位置に到達すると、放射能測定器15による測定が行
われる。測定が終了すると、残漬17は薄膜11と共に
巻取ロール16に巻き取られる。
ところでこのような装置では、大量の試料を蒸発乾伺す
るのは困難であり、低レベル液体廃棄物の場合には放射
能濃度測定限界を充分に低くすることができない。従っ
て低レベル液体廃棄物にはどちらかといえば不向きであ
る。また仮に大量の試料の蒸発乾固を行うことができた
としても、それに要する時間がかなりかかることになり
、連続して測定する場合にはこれまた不向きである。
[発明の目的] 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、試□
料■を汚染することなく低レベル液体廃棄物の放射能濃
度を迅速にかつ良好に測定することのできる放射能測定
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] 本発明では、上下動自在の底板を有し、この底板の下降
により箱状とされる試料皿と、この試料皿の上方に設け
られた給水管と、この給水管から試料皿に向けて給水さ
れた低レベル液体廃棄物を蒸発乾固するための乾燥器と
、試料皿の後段に設けられた放射能測定器と、試料皿の
前段に設けられ、幅が試料皿の同方向の長さよりも長い
長尺の11110を巻回してなる供給ロールと、この供
給ロールから繰り出され、試料皿と給水管の間および放
射能測定器をそれぞれ通過せしめられたWIIllを巻
き取るための巻取ロールとを具備し、給水管から試料皿
に向けて低レベル液体廃棄物が給水されるとき、試料皿
の上方に存在する薄膜が試料皿の底板と共に低レベル液
体廃棄物の重量によって下降せしめられ、箱状となった
試料皿の内面に沿うように変形せしめられるようにした
ものである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例における放射能
測定装置の主要部分を表わしたものである。
この装置では、工業用の電子レンジからなる乾燥器21
の内部に試料皿構成体22が設けられている。試料皿構
成体22は、中空の枠体23と、この枠体23の上部に
配置された試料皿24を備えている。枠体23は、適宜
に彎曲された4枚の側板を例えば花が開くように配置し
た構造となっている。試料皿24は、方形状の底板25
の4辺に4枚の側板26をそれぞれヒンジ27を介して
回動自在に取り付けた構造となっている。4枚の側板2
6の先端部は、後述する薄膜を損1Nしないようにする
ために、R部とされている。所定の−の側板26のR部
の上部には複数の突起28が間隔的に設けられている。
試料皿24の底板25の下面中央部にはロッド31の上
端が取り付けられている。ロッド31はガイド部材32
に案内されて上下動自在とされている。ロッド31の下
端部にはビン33が設けられている。ビン33は、はぼ
L字状の作動部材34の一片に形成された長孔35に遊
嵌されている。
作動部材34の折曲部はシャフト36に回動自在に取り
付けられている。作動部材34の他片の先端部には重り
37が設けられている。作動部材35は重り37の作用
により第1図において時計方向に回動され、これに伴い
ロッド31と共に試料ff1124の底板25が上昇さ
れるようになっている。
ロッド31が図示しないストッパによって係止されるか
、あるいは試料1■24等の重量と重り37の重量とが
釣り合うことにより、試料m24の底板25は第1図に
示すような上限位置に位置決めされるようになっている
。この状態では、試料皿24の側板26は若干傾斜せし
められ、試料皿24には若干のくぼみが形成されている
試料皿24の底板25の上方には給水管41が設けられ
ている。給水管41は給水装置42に接続されている。
乾燥器21の後段には放射能測定器43が設けられてい
る。放射能測定器43の下方には、矢印へで示す方向か
らのバックグラウンドを防止するための遮蔽体44が設
けられている。
乾燥器21と放射能測定器43の間にはロッド45が上
下動自在に設けられている。ロッド45は通常上限位置
に位置せしめられている。
乾燥器21の前段には、長尺の1lJI!151を巻回
してなる供給ロール52が設けられている。供給ロール
52から繰り出された@It!151は、ガイドローラ
53、試料皿24と給水管41の間、放射能測定器43
と遮蔽体440問およびガイドローラ54を順次通過せ
しめられ、放射能測定器43の後段に設けられた巻取ロ
ール55に巻き取られるようになっている。巻取O−ル
55は図示しないモータによって回転されるようになっ
ており、一方供給ロール52はフリーとされている。薄
膜51の幅は試料M24の同方向の長さく底板24・の
長さと2枚の側板26の長さを足した長さ)よりも適宜
に長くなっている。
この装置では、供給ロール52から繰り出された薄膜5
1は通常両ガイドD−ラ53.54の間において直線状
に緊張され、試料皿22の側板26のR部に沿わされて
いる。この状態では、試料皿22の底板22と薄膜51
の間に若干の隙間が形成されることになる。
この装置で低レベル液体廃棄物の放射能濃度の測定が行
われる場合には、まず第3図に示すようにロッド45が
下降し、この部分に存在する薄膜51を適宜に押し下げ
る。このときロッド45の下降に伴って供給ロール52
から薄膜51が一定量繰り出される。ロッド45は下限
位置に到達した後上昇し、元の上限位置に戻る。これに
より薄11!851は、試料皿24と放射能測定器43
の間で適宜に弛緩される。
この後給水管41から低レベル液体廃棄物(試料)の給
水が開始される。すると第4図に示すように、試料[[
n24の上方に存在する1ll151が給水される試料
61の重量によって試料皿24の内面に沿うように変形
せしめられ、更に給水される試料61の重量によって試
料皿24の底板25が下降せしめられる。このとき試料
11[124の側板26は枠体23に案内されて漸次起
立させられる。
またこのとき突起28が1ill151に突き刺さって
これを適宜に引っ張り、また供給ロール52から薄膜5
1が適宜に繰り出される。
試料皿24の底板25が下降せしめられてガイド部材3
2に当接すると、第5図に示すように、試料ffl12
4はその側板26がほぼ完全に起立せしめられることに
より箱状とされる。この状態では、1i111!115
1ハ箱状の試料[m2417)内面ニ沿ワサレ、この中
に一定量の例えば1a程度の試料61が収納されること
になる。
給水が終了すると、試料皿24内に薄、1Ei51を介
して収納された試料61は乾燥器21によって蒸発乾固
される。このとき蒸発が進むに従って、試料[[124
内に薄膜51を介して収納された試料61の重量が漸次
減少する。このため試料61の蒸発に伴い重り37の作
用により、例えば第6図に示すように、試料皿24が上
昇せしめられる。
しかしてついには、第7図に示すように、試料皿24が
ほぼ元の位置に戻り、その底板25を被っている薄膜5
1の上面に残?1i62が形成される。
試料皿24の底板25の面積は比較的大ぎくなっている
ので、残漬62の層の厚さは比較的薄くなる。試料皿2
4の大きさおよび薄膜51の幅を長くすれば、大量の試
料61を良好に蒸発乾固することもできる。
蒸発乾固が終了すると、巻取ロール55の回転によりこ
れにMl!151が一定母巻き取らされ、第8図に示す
ように、残渣62が放射能測定器43ど対向する位置に
到達する。この状態で放射能測定器27による測定が行
われる。放射能測定終了後の残漬62は薄膜51と共に
巻取ロール55に巻き取られる。この装置では、以上の
動作を連続して行うことも可能である。
ここで薄膜51としては、濾紙、樹脂フィルムあるいは
濾紙を樹脂フィルムで裏打ちしてなるもの等が考えられ
る。ところで濾紙の場合には、試料61が通り抜けて試
料111124の内面に付着するおそれがあるので、あ
まり好ましくない。樹脂フィルムあるいは濾紙を樹脂フ
ィルムで裏打ちしてなるものの場合には、そのようなお
それがないので好ましいといえる。
なお上記実施例では試料皿24を側板26を備えた構造
としているが、底板25のみを備えた構造としてもよい
。この場合には、底板25と枠体23とで箱状の試料皿
が形成されるようにすればよい。
また上記実施例では試料皿24の底板25を重り37で
上方に付勢しているが、スプリング等で付勢するように
してもよいことはもちろんである。
更に上記実施例では乾燥器21として例えば工業用の電
子レンジを用いているが、これに限定されないことはも
ちろんである。また種類の異なる乾燥器を複数用いても
よい。例えば工業用の電子レンジと赤外線ランプを用い
、蒸発乾固工程の終了直前まで前者で乾燥し、それ以後
後者で乾燥するようにしてもよい。このようにすれば、
残漬62を沸!lit!l、めることなく形成すること
ができ、残漬62の飛散を防止することができる。電子
レンジと赤外線ランプの切り換えは、例えば試料皿24
の底板25あるいはロッド31の位置をマイクロスイッ
チで検出し、これにより行うこと等が考えられる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、薄膜上に残漬が形
成されるので、試料皿を汚染することがなく、従ってそ
の洗浄や交換を行う必要がなくなる。また大量の試料を
一度に蒸発乾固することができ、測定時間の短縮を図る
ことができる。また薄膜のみが汚染されるので、これの
交換のみでよく、保守が容易となり、また長期間自動化
が可能となる。更に汚染された薄膜のみを処理すればよ
いので、後処理が簡単である。加えて試料■を定位置に
設けているので、これを移動させるタイプのもの(例え
ば第9図に示す装置)に比べて構造が簡単になり、また
小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における放射能測定装置の主
要部分を示す概略図、第2図は同装置の一部を示す斜視
図、第3図〜第8図はそれぞれ同装置の動作を説明する
ために示す図、第9図および第10図はそれぞれ従来の
放射能測定装置の各個を示す概略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下動自在の底板を有し、この底板の下降により
    箱状とされる試料皿と、この試料皿の上方に設けられた
    給水管と、この給水管から試料皿に向けて給水された低
    レベル液体廃棄物を蒸発乾固するための乾燥器と、試料
    皿の後段に設けられた放射能測定器と、試料皿の前段に
    設けられ、幅が試料皿の同方向の長さよりも長い長尺の
    薄膜を巻回してなる供給ロールと、この供給ロールから
    繰り出され、試料皿と給水管の間および放射能測定器を
    それぞれ通過せしめられた薄膜を巻き取るための巻取ロ
    ールとを具備し、給水管から試料皿に向けて低レベル液
    体廃棄物が給水されるとき、試料皿の上方に存在する薄
    膜が試料皿の底板と共に低レベル液体廃棄物の重量によ
    つて下降せしめられ、箱状となつた試料皿の内面に沿う
    ように変形せしめられることを特徴とする放射能測定装
    置。
JP4564485A 1985-03-07 1985-03-07 放射能測定装置 Granted JPS61204579A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4564485A JPS61204579A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 放射能測定装置

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JPH0478146B2 JPH0478146B2 (ja) 1992-12-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104316572A (zh) * 2014-11-12 2015-01-28 中国科学院城市环境研究所 一种快速简便评价水源水和饮用水微生物污染风险的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104316572A (zh) * 2014-11-12 2015-01-28 中国科学院城市环境研究所 一种快速简便评价水源水和饮用水微生物污染风险的方法

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JPH0478146B2 (ja) 1992-12-10

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