JPS61197905A - ロ−タリカツプバ−ナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロータリカップバーナの改良に関し、ロータ
リカップ型オイルバーナに利用されるものである。

従来の技術 従来のこの種のロータリカップバーナに、第３図に示す
ように、バーナ風箱１内に回転可能に配設され、内部に
燃料油配管を有する主回転軸２と、同主回転軸２の先端
部２ａに取付けられたカップ３と、上記主回転軸２の後
端部２ｂに係合された主軸駆動モータ４と、空気配管５
．６を介して夫夫取付けられた２次空気送風機７及び１
次空気送風機８とで構成されるものがある。

このロータリカップバーナの燃焼原理は、主軸駆動モー
タ４及び駆動ベルト９により約６００Ｏｒｐｍの回転を
カップ３に与え、該カップ３内に供給された燃料油はカ
ップ３の遠心力により、カップ３内面にフィルム状に流
れてから拡散し、該カップ３先端より噴射飛散する。

該カップ３より噴射された燃料油は１次空気送風機８か
ら供給される１次空気（風圧約１０００〜１５００　ｍ
　Ａｑ　）によシ更に微細噴霧化される。この１次空気
は燃料油の噴霧効果をあげるため該カップ３の外周に供
給される。

さらに、２次空気送風機７から供給される２次空気（風
圧約２００〜４００ａ＊Ａｑ）により燃料油は完全燃焼
する。

このロータリカップバーナは上述の燃焼原理により燃焼
を行なうため、バーナ補機としてカップ主軸駆動モータ
４．１次空気送風機８．２次空気送風機７の３台を独立
して必要としている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上述のロータリカップバーナには、次のような
問題点がある。

■　バーナ補機のメンテナンスが繁雑かつ困難である。

■　バーナ補機たる空気送風機の設置スペースが広く必
要である。

■　各空気送風機からの空気配管を必要とする。

そこで、本発明は、これら従来技術の問題点に鑑みて、
これを解決するためになされたもので、下記の事項を改
良主眼とした新規なロータリカップバーナを提供するこ
とを目的とする。

■　バーナ補機点数の省略化によるメンテナンスの簡略
化及び補機設置スペースの縮小化。

■　１次及び２次空気送風機を内蔵型とし燃焼用空気送
給手段を廃止する。

＠　コンパクトな燃焼装置とする。

問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本発明は、ロータリカッ
プバーナを、バーナ風箱内に回転可能に配設され内部に
燃料油配管を有する主回転軸と、同主回転軸の先端部に
取付けられたカップと、上記主回転軸の後端部に係合さ
れた主軸駆動モータと、上記主回転軸の中間部に主板を
介して取付けられた２次空気送風機及び１次空気送風機
とで構成したことを特徴とする。

実施例 以下、本発明の詳細を図示する実施例を参照しながら説
明する。なお、従来のものと共通する構成部分には同一
符号を使用するものとする。

第１図において、バーナ風箱１内に主回転軸２が回転可
能に配設されている。該主回転軸２の内部には、第２図
に示すように燃料油配管１０が挿通され、その先端１０
ａは上記主回転軸２の先端部に取付けられたカップ３内
に臨んでいて噴口１０ｂを具備している。

上記主回転軸２の後端部には主軸駆動モータ４と係合す
るプーリー１１が取付けられ、該プーリー１１に駆動ベ
ルト９が掛廻わされ上記駆動モータ４と連動連繋してい
る。１２は上記モータ４側のプーリーである。

また、上記主回転軸２の中間部には主板１３が取付けら
れる。

該主板１３の上流側には前後２段に空気送風機が形成さ
れ、１段すなわち前方の段が２次空気送風機１５をなし
、２段すなわち後方の段が１次空気送風機１４をなし、
かつ、１次空気送風機１４は２次空気送風機１５の外側
にある。そして、これら１次及び２次空気送風機１４．
）１５は上記バーナ風箱１内に形成される１次及び２次
空気の各導通路１６．）１７に夫々の空気を送給するよ
う設定されている。

該主板１３よりも後流側における１次及び２次空気導通
路１６．ｘ１７には１次及び２次空気リターンベーン１
８，１１９が夫々設けられている。

また、２次空気導通路１７における２次空気すターンベ
ーンエ９の下流すなわち燃焼室（バーナ）２１の入口に
スワラ２０が配設されている。

而して、カップ３は主軸駆動モータ４及び駆動ベルト９
等により６０００　ｒｐｍの回転を与えられ、燃料油配
管１０よりカップ３内面に供給された燃料油２２をその
カップ３の回転遠心力により該カップ３内面へフィルム
状に拡散し、該カップ３先端よシ飛散噴射する。

また、主回転軸２に組み込まれた２段の空気送風機はカ
ップ３と同一方向に回転することにより、２次空気送風
機１５によって燃焼に必要な空気２３を任意の圧力（約
２００〜４００＋ｍｎＡｑ）に加圧してバーナ２１及び
１次空気送風機１４へ供給する。

同様に、１次空気送風機１４は２次空気送風機１５より
供給された空気を再加圧し燃料油の微粒化に必要な任意
の空気圧力（１ｏｏｏ〜１５００　ｍ＋ｎ　Ａｑ程度）
とする。

また、１次空気２４と２次空気２５の流量は、燃焼に最
適な配分となるように予じめ１次空気送風機１４及び２
次空気送風機工５が設計されている。それ故、夫々の空
気圧に加圧された１次及び２次空気は、各々が１次空気
リターンベーン１８及び２次空気リターンベーン１９を
通って、カップ３及びスワラ２０に供給される。

発明の効果 以上述べたように、本発明によるロータリカップバーナ
では、主回転軸に２段送風機を組み込むことにより下記
の効果が得られる。

■　バーナ駆動補機が主軸駆動モータ１台のみとなり、
メンテナンスの簡略化及び補機装置スペースの縮小化が
可能となる。

■　燃焼用２段送風機をバーナに組み込むことによって
軸径が短かくな９、かつ、バーナ風箱内のスペースに送
風機を組み込めるため従来外部に露出していた配管を省
略でき、よって、ロータリカップバーナがコンパクトな
構造になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるロータリカップバーナの一例を示
す縦断面図、第２図は同上ロータリカップバーナのうち
主回転軸部分の縦断面図、第３図は従来のロータリカッ
プバーナを示す縦断面図である。 １・・バーナ風箱、２・・主回転軸、３・・カップ、４
・・主軸駆動モータ、１０・・燃料油配管、１３・・主
板、１４・・１次空気送風機、１５・・２次空気送風機
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーナ風箱内に回転可能に配設され、内部に燃料油配管
   を有する主回転軸と、同主回転軸の先端部に取付けられ
   たカップと、上記主回転軸の後端部に係合された主軸駆
   動モータと、上記主回転軸の中間部に、主板を介して取
   付けられた２次空気送風機及び１次空気送風機とからな
   るロータリカップバーナ。