JPS6119666Y2 - - Google Patents

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JPS6119666Y2
JPS6119666Y2 JP11493881U JP11493881U JPS6119666Y2 JP S6119666 Y2 JPS6119666 Y2 JP S6119666Y2 JP 11493881 U JP11493881 U JP 11493881U JP 11493881 U JP11493881 U JP 11493881U JP S6119666 Y2 JPS6119666 Y2 JP S6119666Y2
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JP
Japan
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bottom plate
distance
locking
side plates
pieces
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JP11493881U
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JPS5821277U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゴキブリ類捕虫器に関するものであ
り、更に具体的には、器内に形成された粘着層に
ゴキブリ類を粘着させて捕虫する構造の捕虫器に
関するものである。
従来この種の捕虫器の最も進歩したものとして
は、侵入口を有する容器に組み立て得るように厚
紙を裁断するとともに必要部分に折曲線を刻設
し、これを流通段階では前記折曲線に沿つて扁平
に折りたたんだ状態で包装しておき、需要者が購
入して使用する時に商品に記載されている要領に
従つて組み立てるようにしたものが提供されてい
る。
しかしながら、前記捕虫器は、組み立てる時折
曲線の部分が容易に折曲するようにするため、あ
るいは折りたたんだ状態で自然に展開しないよう
にするため、折曲線は例えば一定間隔に切れ目を
切設する等の手段により材料の弾性を完全に減殺
する要領で形成しなければならず、更に、組立要
領も複雑であつた。
本考案の目的は前記の欠点を解消すること、特
に、製造段階で捕虫器としてほヾ組み立てられて
おり、使用されるまでの流通段階等では組み立て
られたままの状態で扁平に折りたたむことがで
き、使用に当つては極めて簡単に使用できる状態
となるゴキブリ類捕虫器を提供することにある。
以下図面によりその好適な実施例を説明する
と、第1図で展開して例示するように、厚紙より
なる四角形の底板1の一の対辺には折曲線a,a
を介して対称な合掌側板2,2が一体に形成さ
れ、底板1の他の対辺には折曲線b,bを介して
対称な側壁板3,3が一体に形成されている。こ
の実施例において前記折曲線a,bは、合掌側板
2,2および側壁板3,3が後述するように折曲
線a,bに沿つて底板1上に重ねられる状態に折
曲された場合において、少くとも前記合掌側板
2,2および側壁板3,3が自然に展開方向(復
元方向)へ蝶動し得る程度の弾性を有する状態に
形成されている。前記合掌側板2,2と底板1と
の境界線上にある折曲線aは、材料の紙をすいた
方向に対し略直交する状態に形成することによ
り、該折曲線aにおける弾性が強くなるようにす
るのがより望ましい。
底板1の上面には剥離シート12で被覆された
粘着層11が形成されているが、第7図で拡大し
て示すように、剥離シート12は粘着層11の一
端において反対方向へ折り返えされ、その折り返
えされた部分の先端部12′は粘着層11の他端
部分において器体に形成されたスリツト13を通
じて器体外に突き出され、この先端部12′を第
7図矢印イの方向へ引張つて剥離シート12を粘
着層11の表面から剥離するように構成されてい
る。この実施例において、粘着層11は第8図で
例示するように薄い台紙14の表面に粘着性物質
15を展着したものである。
前記合掌側板2,2には、ゴキブリの侵入口を
なす窓孔25を適当な位置に形成し、更に合掌側
板2,2において、一方には両側へ係止片21,
21とこの係止片21,21の並びに小突片2
6,26が形成された突出片22を先端に形成す
るとともに、他方には前記突出片22を挿込案内
するためのスリツト状の案内部24を形成し、こ
の案内部24の両側端には前記突出片22の係止
片21,21および小突片26,26を係止する
係止部23,23を形成している。前記突出片2
2と案内部24は少くとも一個形成されていれば
十分であり、また、案内部24は前記のようなス
リツト状のものに代えて、第2図で例示するよう
に切欠状に形成しても実施することができる。
前記構成において、突出片22の基端から底板
1までの間隔lと前記案内部24における係止部
23から底板1までの間隔L′とを加えた長さは合
掌側板2,2の間隔Wと略同一又はそれよりやや
小さくなるように設定され、前記係止片21,2
1から底板1までの間隔Lと前記係止部23,2
3から底板1までの間隔L′は合掌側板2,2の間
隔Wより小さくかつその1/2より大きくなるよう
に設定してある。
前記両側壁板3,3には、両側に合掌側板2,
2と連係させるための突片32,32が形成さ
れ、更に、ゴキブリの侵入口をなす窓孔31が適
当な位置に形成されている。この側壁板3,3
は、このような構成に代えて、例えば踏み板状に
形成してもよい。
この実施例においては、第1図で展開して例示
したような状態に材料である厚紙を打抜き裁断
し、その後の工程において、第3図で例示するよ
うに側壁板3,3を折曲線b,bに沿つて底板1
上に傾斜する状態に折り曲げ、次いで合掌側板
2,2を折曲線a,aに沿つて前記側壁板3,3
上に重なる状態に折り曲げ、各側壁板3の突片3
2,32を合掌側板2,2のそれぞれの窓孔25
から突出させて両者2,3を連係させ、突出片2
2を案内部24へ挿入案内し、小突片26,26
が案内部24の係止部23,23へ係止される状
態で両合掌側板2,2を合掌状に組み合わせる。
前述のように組み立てられた捕虫器は、包装等
により押しつけられると第4図で例示するように
扁平に折りたたまれ、この際破損するようなおそ
れはない。これは一方の合掌側板2における突出
片22の基端から底板1までの間隔lと、他の合
掌側板2における係止部23,23から底板1ま
での間隔L′とを加えた長さが、合掌側板2,2の
間隔W、即ち底板1の幅と略同一又はそれよりや
や小さくなるように設定してあるため、扁平とな
る際に突出片22が案内部24からスムーズに突
出し、全体が扁平となるのを妨げないからであ
る。
また、捕虫器を使用するに当つて、例えば箱詰
めされた状態から取り出すと、各折曲線a,bの
部分の材料が弾性を失つていないので、第4図の
ような扁平な折りたたみ状態から、第3図のよう
に突出片22の小突片26が案内部24における
係止部23へ係止されるまで合掌側板2,2およ
び側壁板3,3が自然に弾性復元し、この状態に
おいて、第5図〜第7図で示すように、係止部2
3,23を突出片22の係止片21,21と小突
片26,26の間に案内させ、剥離シート12を
粘着層11より剥離すると使用できる状態とな
る。小突片26,26が合掌側板2,2の折りた
たみ方向へのストツパーとなるので、使用中に器
体が扁平になることはない。
尚、前記実施例の構成に代えて、折曲線a,b
の部分の材料の弾性を減殺した場合でも実施する
ことができるのであり、この場合は、案内部24
の部分を突出片22の側部に沿つて上方へスライ
ドさせ、係止部23,23を突出片22の係止片
21,21と小突片26,26との間に位置さ
せ、剥離シート12を剥離することによつて使用
できる状態となる。
前記実施例においては、器体の材料に厚紙を用
いたが、これに代えて合成樹脂製の薄い板を用い
てもよい。
以上のように、本考案に係るゴキブリ類捕虫器
は、組み立てられた状態で扁平に折りたたむこと
ができるので、梱包、輸送等の場合に取扱い易す
く、しかも極めて簡単に使用できる状態となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開図、第2
図はその要部の変形例を示す一部平面図、第3図
はその組立状態を示す斜視図、第4図は捕虫器を
扁平に折りたたんだ状態の平面図、第5図はその
使用可能状態の平面図、第6図は第5図A−Aの
拡大断面図、第7図は第5図B−Bの拡大断面
図、第8図は粘着層の一部拡大断面図である。 主要図中符号の説明、1は底板、11は粘着
層、12は剥離シート、2は合掌側板、21は係
止片、22は突出片、23は係止部、24は案内
部、25は窓孔、26は小突片、3は側壁板、
a,bは折曲線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚紙又は合成樹脂製薄板等よりなる四角形の底
    板1の一の対辺には折曲線aを介して合掌側板
    2,2を形成するとともに底板1の他の対辺には
    折曲線bを介して側壁板3,3を形成し、底板1
    の上面には剥離シート12で被覆された粘着層1
    1を形成し、前記合掌側板2,2の一方又は双方
    には適当な窓孔25を形成し、前記合掌側板2,
    2の一方には両側に係止片21,21とこれより
    底板1寄りの小突片26,26とを突出せしめた
    少くとも一個の突出片22を先端に形成するとと
    もに他方には前記突出片22が挿入案内される案
    肉部24を形成し、該案内部24の両側端には前
    記係止片21,21および小突片26,26が係
    止される係止部23,23を形成し、前記突出片
    22の基端から底板1までの間隔lと前記係止部
    23から底板1までの間隔L′とを加えた長さは合
    掌側板2,2の間隔Wと略同一又はそれよりやや
    小さくなるように設定し、前記係止片21,21
    から底板1までの間隔Lと前記係止部23から底
    板1までの間隔L′は合掌側板2,2の間隔Wより
    小さくかつその1/2より大きくなるように設定
    し、前記折曲線b,bに沿つて側壁板3,3を底
    板1上に重なる状態に折り曲げ、前記折曲線a,
    aに沿つて前記合掌側板2,2を前記側壁板3,
    3上に重なる状態に折り曲げ、前記突出片22を
    前記案内部24に挿入案内して両合掌側板2,2
    を合掌状に組み合わせ、前記剥離シート12は粘
    着層11の一端において他端方向へ折り返えさ
    れ、その折り返えされた先端部は器外に突き出さ
    れてなるゴキブリ類捕虫器。
JP11493881U 1981-07-31 1981-07-31 ゴキブリ類捕虫器 Granted JPS5821277U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11493881U JPS5821277U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ゴキブリ類捕虫器

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JP11493881U JPS5821277U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ゴキブリ類捕虫器

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Publication Number Publication Date
JPS5821277U JPS5821277U (ja) 1983-02-09
JPS6119666Y2 true JPS6119666Y2 (ja) 1986-06-13

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ID=29909216

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JP11493881U Granted JPS5821277U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ゴキブリ類捕虫器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343995Y2 (ja) * 1986-04-28 1991-09-13
JP7114050B2 (ja) * 2018-03-22 2022-08-08 フマキラー株式会社 匍匐害虫捕獲器

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Publication number Publication date
JPS5821277U (ja) 1983-02-09

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