JPS61194583A

JPS61194583A - 手書き文字認識装置

Info

Publication number: JPS61194583A
Application number: JP60035119A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Aota; 青田　利裕; Deii Rento Kenesu; ケネス　デイー　レント; Pino Kobayashi Jiyusetsupe; ジユセツペ　ピノ　コバヤシ
Original assignee: C I C JAPAN KK
Current assignee: C I C JAPAN KK
Priority date: 1985-02-23
Filing date: 1985-02-23
Publication date: 1986-08-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、タブレットに代表される座標入力装置に人
間、またはロボットなどの人間以外の機械的手段が筆記
用具を用いて記入した手書き文字または図形などを認識
する手書き文字認識装置に係り、特に、入力された手書
き文字の認識範囲を段階的に行って不適当な文字が表示
されるのを防止した手書き文字認識装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の手書き文字認識装置では、座標入力、装
置に筆記用具で記入された文字の認識およびその表示は
、認識される確率の高いものから順に表示し、確率的な
操作によって確度の高いものを表示する方法が採られて
いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような装置では、相対的に高い可能性の文字を選択
するため、筆記者の記入文字とは違った文字を表示して
いても、記入文字と視覚上極めて類似した文字が表示さ
れるため、その表示文字の間違いを見出すことが困難で
ある。

そこで、この発明は、表示文字の間違いを区別してその
確認を容易にしようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

すなわち、この発明は、筆記用具で記入された文字の筆
跡に対応して座標入力装置から出力される座標情報を認
識する手書き文字認識装置において、予め文字列を記憶
している文字テーブルと、前記座標情報の集合に対応し
て前記文字テーブルから読み出された文字列と前記集合
とを比較し、前記文字テーブル中に前記集合に相当する
文字の存在する確率が低いときは不認識コード、特定の
確率範囲で複数の文字候補があるときは多重認識コード
、または、１つの文字が特定の許容範囲にある候補とし
てあるときは候補文字コードのいずれかを出力する認識
回路と、この認識回路が出力する前記不認識コードおよ
び前記多重認識コードに対応して文字以外の特定の記号
表示を行い、前記認識回路が出力する前記候補文字コー
ドに対応して文字を表示する表示回路とから構成したも
のである。

〔作　用〕

したがって、この発明は、記入文字が認識される範囲を
確率に応じて設定し、その範囲を逸脱する場合には、表
示中に文字と視覚的に区別できる記号、たとえば、「★
」や「？」を表示し、多重認識の場合にはその候補文字
から正しい文字を選択させるようにしている。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。

第１図はこの発明の手書き文字認識装置の実施例を示し
ている。

第１図において、座標入力装置２は、タブレッ　　　・
トなどに代表される座標情報の入力手段であって、スタ
イラスペンなどの筆記用具４で記入される文字や図形゛
などの筆跡に対する座標入力情報を特定のコードに変換
して出力するものである。

この座標入力装置２の出力は、オンラインで文字を認識
するための認識回路６に加えられており、この認識回路
６は、文字認識のプログラムを実行し特定のコードを出
力するコントローラ８と、予め文字列を記憶していると
ともに、筆跡に基づく座標入力装置２からの入力情報と
コントローラ８からの抽出命令に基づいて抽出された情
報とを比較し、認識コードあるいは不認識コードの構成
要因をコントローラ８に出力する文字テーブル「０とか
ら構成されている。すなわち、認識回路６では、座標情
報の集合に対応して特定の文字列と前記集合とを比較し
、その文字列中に前記集合に相□当する文字の存在する
確率が低いときは不認識コード、特定の確率範囲で複数
の文字候補があるときは多重認識コード、または、１つ
の文字が特定の許容範囲で許容し得る候補としてあると
きは候補文字コードのいずれかを出力する。

この認識回路６のコントローラ８から出力された特定の
文字を認識する認識コード、不認識コードまたは多重認
識コードは、オンラインで表示回路１２に加えられる。

この表示回路１２には、認識コードを図形情報に変換す
る表示変換手段１４とともに、その゛図形情報を対応文
字や図形、あるい゛は特定の記号を表示するためのブラ
ウン管表示器などで構成される表示器１６が設置されて
いる。

そして、表示回路１２から出力される文字や図形あるい
は特定の記号情報はプリンタ１８に加えられ、記録紙に
印刷される。

以上の構成に基づき、その動作を説明する。

座標入力装置２に筆記用具４で記入された文字は、その
筆跡に応じた情報が座標入力装置２から認識回路６に加
えられる。

この認識回路６に加えられた文字情報の集合は、コント
ローラ８から文字テーブル１０に比較入力として加えら
れ、文字テーブル１０に予め記憶された文字列と比較さ
れる。すなわち、文字テーブル１０では、入力文字情報
と記憶された文字列とを各文字の特徴部分を対比しなが
ら特定の文字を選定する。

たとえば、１大」の文字を記入する場合、「−」を書き
、次に「人」と書くべきところを第２図の（Ａ）に示す
ように記入した場合、文字テーブル１０では、「大」か
「丈」かを判断するが、第２図の（Ａ）に示すように部
分ａの大きさを確率的に判断し、「大」か「丈」かを判
別して選定する。

そこで、部分ａが僅かに突出している場合には、「大」
と判断してその文字コードを出力し、その部分ａがボー
ダーラインに位置するため、その判別が困難な場合には
、多重認識となり、その多重認識コードとともに、候補
文字として「大」および「丈」の両者の文字コードを出
力する。

また、第２図の（Ｂ）または（Ｃ）に示すように記入し
た場合には、文字として成立しないので、特定の文字「
大」や「丈」やその他の文字として認識できず、不認識
コードを出力する。

認識別のコードの一例を示すと第１表のようになる。

第１表第１表において、（ａ）は認識の場合、コントローラ８
から表示回路１２に送られる認識文字コードの例であり
、この認識文字コードによって表示回路１２には文字テ
ーブル１０のｃｈｒｌ　、ｃｈｒ。

に対応する漢字データが送られてくるので、この漢字デ
ータに対する文字画像が前記表示器１６上に表示される
。

（ｂ）は不認識の場合に表示回路１２に送られる文字コ
ード例であり、この場合、たとえば、「？」のような記
号が表示器１６に映像表示される。

また、（Ｃ）は多重認識の場合の文字コード例で、表示
回路１２では表示器１６にたとえば、「★」のような記
号を表示するとともに、表示器１６の一部に設定した補
助表示領域に、送られてきた文字例に相当する文字画像
のグループを表示した後、筆記者の指示に従って、正し
い文字を選び出し、「★」を正しい文字に置換し得るよ
うにする。

また、第３図は表示器１６による文字画像を示す。すな
わち、この表示は、「　　　　　　　明　　　細　　　書１、発明の名称認識文字の表示システム２、特許請求の範囲　　　　　」と記載すべきところを、ｂの記入文字が認識できなかっ
たため、不認識コードにもとづいて不認識記号「？」を
表示し、また、Ｃの記入文字が多重認識とされたため、
多重認識記号「★」を表゛示するとともに、表示器１６
の表示面の一部、この実施例では主表示部１６Ａに対し
てその下欄側に補助表示部として設定された候補文字表
示部１６Ｂに、その候補文字「請誠課誰誼」を表示して
いる。

複数の候補文字が表示された場合、その内の１つは、座
標入力装置２から選択命令を与え、特定の文字「請」を
選択し、表示記号「★」に置換することが可能である。

そして、ｄの記入文字は、「囲」と記載すべきところ、
その筆跡によって「国」と判断され、そのように表示し
たものであるが、このような紛られしい文字表示は、視
覚上類似の文字のため、後で編集をするときに、間違い
を見過ごし易い。そこで、認識の確率が低い場合に、で
きるだけ該当文字の筆頭候補を無理して画面上に表示し
て誤認識の危険を増すのではなく、実施例で示した記号
表示す、ｃのように、多重認識または不認識として表示
すれば、筆記途上あるいはその後の編集などで間違いを
容易に発見できる。

なお、実施例では不認識コードまたは多重認識コードに
基づき、その表示を画像として表示したが、その場合に
音声によって多重認識または不認識を知らしめるように
してもよい。このようにすれば、その間違いの認識効果
をより高めることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、表示文字の間
違いを特定の不認識表示や多重認識表示によって容易に
区別できるから、確率的に特定の候補文字を強制的に表
示する場合に比較し、錯誤の確率が低下するとともに、
編集を容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の手書き文字認識装置の実施例を示す
ブロック図、第２図および第３図はこの手書き文字認識
装置によって表示器の画像表示を示す説明図である。２・・・座標入力装置、６・・・認識回路、１０・・・
文字テーブル、１２・・・表示回路。第２図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）第　３　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）筆記用具で記入された文字の筆跡に対応して座標
入力装置から出力される座標情報を認識する手書き文字
認識装置において、予め文字列を記憶している文字テー
ブルと、前記座標情報の集合に対応して前記文字テーブ
ルから読み出された文字列と前記集合とを比較し、前記
文字テーブル中に前記集合に相当する文字の存在する確
率が低いときは不認識コード、特定の確率範囲で複数の
文字候補があるときは多重認識コード、または、１つの
文字が特定の許容範囲で許容し得る候補としてあるとき
は候補文字コードのいずれかを出力する認識回路と、こ
の認識回路が出力する前記不認識コードおよび前記多重
認識コードに対応して文字以外の特定の記号表示を行い
、前記認識回路が出力する前記候補文字コードに対応し
て文字を表示する表示回路とから構成したことを特徴と
する手書き文字認識装置。
（２）前記表示回路は、前記認識回路が出力する前記不
認識コードおよび前記多重認識コードに対応して音声信
号を発生することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載の手書き文字認識装置。