JPS61191429A - 油圧駆動車の油圧駆動力制御装置 - Google Patents

油圧駆動車の油圧駆動力制御装置

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JPS61191429A
JPS61191429A JP60031858A JP3185885A JPS61191429A JP S61191429 A JPS61191429 A JP S61191429A JP 60031858 A JP60031858 A JP 60031858A JP 3185885 A JP3185885 A JP 3185885A JP S61191429 A JPS61191429 A JP S61191429A
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pump
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hydraulic pump
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Seiji Komamura
駒村 清二
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
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Kayaba Industry Co Ltd
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、油圧駆動車の油圧制御装置に関し、特に、四
輪駆動車の前輪又は後輪のいずれか二輪を、あるいは二
輪駆動車の当該二輪を油圧で駆動するように形成された
車輌への利用に最適な油圧駆動車の油圧制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
例えば、後輪は駆動用エンジンで8駆動し、前輪のみ油
圧によって駆動し得るように形成された油圧駆動の車輌
への利用を町とする油圧駆動車の油圧制御装置として、
従来、牙7図に示すような装置の提案があった。
すなわち、この従来の提案によれば、後輪1α、Ibは
、車輌の駆動用エンジン2によって、ミッション3を介
して駆動されるように形成されていると共に、前輪4α
、4bは当該前輪車軸に連結された油圧モータ5α、5
bへの油圧ポンプ6からの圧油の供給によって、駆動さ
れろように形成されている。そして、上記油圧ポンプ6
は、車輌の駆動用エンジン2に連結さシて供給し、所望
の前輪、駆動状態が得られるように形成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来の提案にあっては、前輪4α
、45の回転数は後輪1a、1hの回転数と同期するよ
うに制御する必要があるが、後輪1a、1”bを回転さ
せ會駆動用エンジン2の回転数は当該駆動用エンジン2
に連結されたミッション3によって可変とされるに対し
、前@ 4al 4 bを回転させる油圧ポンプ6の回
転数は、駆動用エンジン2の回転数と同期されるので前
輪4a、4bの回転数と後輪1α、1sの回転数とを同
期させるのは容易でなく、そのたぬ上記油圧ポンプ6を
大容量でしかも町変容量型ポンプとする必要がある。そ
して、油圧ポンプ6が大容量とされることから油圧モー
タ5α。
5hも大容量とされろこととなり、その結果、車輌への
油圧ポンプ6および油圧モータ5σ。
5bの装備に際して大きいスペースが必要とな゛ ると
共に、車輌全体の重量が増すこととなり、かつ、油圧ポ
ンプ6としての町変容量型ポンプがコスト高であること
によって、当該油圧制御装置全体が高価なものとなりそ
の汎用性が低下されることとなる不都合がある。
そこで本発明は、車輌への装備に際しても大きいスペー
スを必要とすることがなく、かつ、不必要な車輌1曾の
増大を招来させず、しかも、装置全体のコスト低廉化に
よって、その汎用性を向上させろことができる油圧駆動
車の油圧制御装置を新たに提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明の構成を、車輌の駆
動用エンジンで回転5駆動されると共に、車輌の車軸に
連結される油圧モータに圧油を供給するように形成され
た油圧ポンプを有してなる油圧駆動車の油圧制御装置に
おいて、油圧ポンプは固定容量型ポンプとされると共に
、駆動用エンジンに連結されるミッションを介して回転
、駆動されろように形成されてなり、かつ、駆動用エン
ジンには補助ポンプが連結されると共に、当該補助ポン
プからの圧油が油圧モータに供給されるように形成され
てなることを特徴とする・とじたものである。
〔実施例〕
以下、図示したところに基づいて本発明を説明する。
田・1図は、本発明に係るところを実施化した車輌を示
すものであって、当該車輌の後輪1α。
1hが車輌の駆動用エンジン2によってミッション3を
介して駆動されろように形成されているに対して、前輪
4α、4bは当該前輪車軸に連結された油圧モータ5α
、’5bへの油圧ポンプ6からの圧油の供給によって、
駆動されるように形成されている。そして、当該油圧ポ
ンプ6は、固定容量惚ポンプで構成されていると共に、
I−言Pミッション3に褌柚3れでおり一当λ亥ミッシ
ョン3を介して上記駆動用エンジン2によって回転駆動
されるように形成されている。そしてまた、当該油圧ポ
ンプ6から上記油圧モータ5α、5Aに供給される圧油
の流通を可とする管路6αには、補助ポンプ6sが連結
されている。当該補助ポンプ6bは、上記、駆動用エン
ジン2に連結されており、当該駆動用エンジン2の回転
に同期して回転駆動され所定の圧油な上記油圧モーフ5
α、5bK供給し得るように形成されているものである
ここで、本発明において、油圧ポンプ6を固定容量型ポ
ンプ−とすると共に、ミッション3に連結して、かつ、
補助ポンプ6bを駆動用エンジン2に連結して、上記油
圧ポンプ6と補助ポンプ6bとから油圧モータ5α、5
hに圧油を供給するとしたことについて少しく説明する
先ず、前輪駆動負荷と油圧モータの回転数、および油圧
ポンプの吐出量の関係について考察する。
ここで 後輪駆動@3aの回転数  −−一−〜NS後輪1α(
1b)の回転数 −−=−NR油圧ポンプ6の回転数 
  −−−−NP油圧モータ5α(5h)の回転数−N
M前輪4α(4h)の回転数  −−−−NFとし、前
後輪の有効半径を同じと仮定すれば。
前後輪の同回転の条件として、下記の(1)式が成立す
る。
Np = NR−−−−’(11 一方、ディファレンシャルギヤ3hの減速比ヲKlとす
れば、機械的にに/は変動せず一定だから、後輪1α(
16)の回転数NRと後輪駆動軸3aの回転数NSとの
間には、下記の(2)式が成立する。
NR= K/ x NS  −−−−(21−また、油
圧ポンプ6の回転数NFと当該油圧ポンプ6の吐出量Q
pとの関係は、油圧ポンプ6の容積をDPとするとき、
理論的には、下記(3)式となる。
Qp = Dp x NP   −一−−’ (31同
様に油圧モータ5α(56)の回転数NMと当該油圧モ
ータ5tZ(5A)への流入HQMとの関係は、油圧モ
ータ5a(5A)の容積をDMとするとき、理論的には
、下記(4)式となる。
QM、 = DM x NM   −−−−(41そし
て、油圧モータ5α(5b)の回転数NMと前輪4α(
4b)の回転数NFとの間には、減速比に2とすれば、
下記(5)式が成立する。
Ny=、にコXNM   −−−−(51なお、減速比
に−は一定で、油圧モータ5α(56)と前輪4α(4
h)の車軸とが直結されているものであれば、KJ =
 1となる。
2つの油圧モータ5α、5hは1つの油圧ポンプ6によ
って駆動されろため、油圧ポンプ6の吐出量QPと油圧
モータ5α、5Aへの流入量QMとの間には下記(9)
式が成立する。
Qp = 2QM、    −−一−,(61−ここで
、(51式に(4)式を代入して(6)式に代入すると
、下記(7)式となる。
NY−にλX、QM /DM、=Kz xQP/2DM
 7−− (7)この(7)式に(3)式を代入すると
、下記(8)式になる。
Nv = K2x DP/、2DM x Np    
−−−−(81そして、後輪1α(1h)の回転数NR
と前輪4α(41I)の回転数NFとを同期させるため
には、(IH21および(8)式から、油圧ポンプ6の
回転数Npは下記(91式となる。
”P= K’/Kx X 2DM/DP x Ns  
−−−−(g)従って、上記(9)式の回転数NPとな
るようにミッション3と連結される回転軸3Cで油圧ポ
ンプ6を回転すれば、理論的には、良いこととなる。
しかしながら、油圧ポンプ6、油圧モータ5α(5b)
の容積効率は、理論的には上記(31(4j式となるが
、一般的には前輪4α(4h)側からの負荷圧力によっ
て、スリップ(リーク)が生じる。そこで、負荷圧力を
P、リーク係数をα1スリツプ係数をαつとすると、油
圧ポンプ6の吐出量Qpは、下記α0)式となり、油圧
モータ5a(5b)の流入量QMは、下記旧1式となる
Qp=DpxNp−a、×P     −−−−−(1
01QM 7DMXNM+α、×P      −一一
一 旧)この00)式および旧)式、を図示すると、牙
2図の10線および牙3図の11線となる。なお、矛2
図中10線は、1)pxNP=一定であることを示し、
矛3図中11線はDMXNM−=一定であることを示す
ものである。
ところで、前輪4α(4h)を駆動させるための駆動ト
ルクをTFとすれば、油圧モータ5α(5h)に必要な
圧力1POは、下記(121式となる。
但し・ ηMは油圧モータ5α(5h)の機械効率とす
る。
po = 2ffTF/2DMηM = ETF/DM
ηM −−−’ (121従って、前輪駆動トルクTF
を発生する為の必要条件は、上記00)11式において
、P=PoとQp = DpxNp−αpxR)   
  −−−−(10)QM = DM x NM + 
aMx P□        (illそして、同期の
条件は、上記(51f61式および00)旧)式から、
前輪4α(4h)の回転数NFについて下記(13)式
が成立する。
NF =Ky (Dp x Np −P(1(ap +
 2αM) )/2DM−m−−(131 そして、上記(11(2)式および(131式から油圧
ポンプ6の回転数NFについて、下記α4)式が成立す
る。
NP= ’/Dp(K’/Ka X2DMxNs+Po
(αp+2αM))= K/に、 x 2DM/DP 
x Ns −4−(αp+2αM)/ppxP。
−一一一α4 従って、油圧ポンプ6の回転数NFは、上記041式に
よって示されるように、ミッション3に連結されろ後輪
駆動軸3αの回転数NSに対して、油圧ポンプ6および
油圧モータ5a、5bのスリップ(リーク)量に相当す
る分だけ増加すれば良い。
すなわち、牙4図に示すように、上記(9)式で表わさ
れるスリップ(リーク)fiを加味しない場合に、図中
9線で示されるに対し、上記α4)式で表わされるスリ
ップ(リーク)量を加味する場合には、図中14線で示
される特性となるようにすれば良い。
しかしながら、牙4図中6線で示すように、所望のスリ
ップ(リーク)量を得ようとする同図中14線に対して
、ミッション3によっては、制御できないこととなる。
そこで、本発明では、以下の考察をする。
先ず、油圧ポンプ6の容量をアップし、かつ、後輪駆動
軸3αの回転数NSの実用域を、矛4図に示すように、
NS/〜Ns−とすると共に、このときの油圧ポンプ6
の必要回転数NP/ −Npxに対して、当該油圧ポン
プ6の回転数NPをNP/〜NPコとし、かつ、当該状
態の油圧ポンプ容量をDPとすると、牙4図中Net 
、 Npt点における油圧ポンプ6の必要流量は、上記
(141式から、下記(151式となる。
NP/ x Dp=に//′に、x 2DMXN8 z
+(ap+ 2αu) x Paここで、(9)式を考
えると、 NP/=に//に、2 X2DM/DPXNS/となる
から、油圧ポンプ6の容量1)pは、下記C16)式と
なる。
DP=1/(Kl/に2X2DM/DPxNsl)×(
Kl/にλ×2DMXNS/+(ap+2αM)Pot
=DP+に2DI/2KIDMNSl×(αp+2αM
)Pa−一一一 〇〇 但し、N5=NS、2の場合に、同様に考えると、必要
流量は下記a′7)式となる。
”×D”=2Kl”M/Ka XN8J+ (ap+ 
212M)PO−−一−a力 しかし、容量アップした油圧ポンプ6の吐出量は、上記
(9)式のNSλ値と上記(161式から、N几xDp
=2DMK//に、ppxNsa (DP+に一2DP
/2に/ DMNSt×(αp+2αM)Polとなり
、すなわち、下記081式となる。
N几xl)P=2に/ DM/に2 XN5J+ (α
p+2αM)POXNS、2/N5l従って、余剰流量
ΔQは上記姉式と(181式の差となり、下記09式と
なる。
△Q=NP2X Dp−NPJ XDP=(αp+2α
M)P□(N82/N37−1 )    −−一 い
とこf−N ” −2/kT Q tのI+h−ホ六い
塙をは向いが、一般的には、ミッション3の出力軸側の
回転変動中は大きく、余剰流量ΔQをリリーフさせるこ
ととすると、所謂パワーロスが大きくなる。
なお、牙4図中14線と6線によって区画される斜線部
分が余剰流量ΔQを示す。
以上のことから、本発明では、油圧ポンプ6および油圧
モータ5α、5hにおける洩れ量QLを上記油圧ポンプ
6以外の別ポンプたる補助ポンプ6bで補充するとする
。そして、このQLは下記■式となる。
QL = (ap + 2txM)Po    −−−
一(201次に、上記QL自体は、極めて小量の流量で
あるから小型のポンプで足りることとなり、上述したよ
うに、油圧ポンプ6の容量を増加するとすると、回転変
動に応じてリリーフ流量が増加し、所謂パワーロスが犬
となる不都合を避けることができ・る。
また、上記の補助ポンプ6bをミッション3にではなく
、駆動用エンジン2に取り付けることとすれば、駆動用
エンジン2の回転変動中によって補助ポンプ66の流量
が変化することがあっても、上記ミッション3に取り付
けることによる場合の変励巾よりは少なく、所謂パワー
ロスの巾が小さくて済むこととなる。
すなわち、補助ポンプ6bの容量Dcは、駆動用エンジ
ン2の回転数をNEとすれば、牙5図に示すように、最
少値NE/時に、下記(211式となる。
DC=Qシー、       −一−−(21+そして
、最大値N82時における吐出量Qcλは、Qcz=D
cxNz2となり、余剰流量ΔQCは、下記の式となる
ΔQa=Qca−QL=DcxN]l−DcxNmzコ
pc (NZ−−NEz) =DCNF!/ (NP′J/NE/−1)NF2 =QL(/N、−1)   −−−−(221ここで、
前記油圧ポンプ6における仮定の余剰流量べは、上記0
9式および■式より、下記(191式となる。
このとき、N11!J/NK 1 = 3と仮定し、か
つ、ミッション3の変動比を10とすれば、上記06式
におけるNMλ/NM/は30となり、従って、上記(
221式における△Qcが2QLとなるに対し、ΔQは
29QLとなる。
すなわち、油圧ポンプ6における所謂パワーロスの方が
、補助ポンプ6bにおけるパワー0スより、はるかに多
いこととなる。
従って、本発明では、駆動用エンジン2側に補助ポンプ
6bを設けることとし、当該補助ポンプ6bによって油
圧ポンプ6および油圧モータ5α、5bにおけるスリッ
プ(リーク)量を補充するとするものである。
牙6図は、本発明に係る油圧駆動車の油圧制御装置の一
実施例としての回路図を示すものである。これについて
少しく説明する。
油圧ポンプ6は、ミッション3に連結され、当該ミッシ
ョン3の回転に伴って回転駆動されるように形成されて
いる。そして、補助ポンプ6hは、駆動用エンジン2に
連結されて、当該駆動用エンジン2の回転に伴って回転
駆動されるようになっている。
なお、上記油圧ポンプ6は1本実施例にあっては、両方
向ポンプとさねていると共に、固定客fi5とされてい
る。また、上記補助ポンプ6bは一方向ポンプとされて
いる。
一方、前輪4α、4 hの車軸に連結される油圧モータ
5α、5bには、上記油圧ポンプ6からの圧油の供給を
町とする管路6αが両方向から接続されており、上記油
圧ポンプ6からの圧油の供給によって正転あるいは逆転
を町とするように形成されている。
また、上記補助ポンプ6hからは、上記管路6α(牙6
図中上方側)に接続された補助管路6hが延設されてい
る。そして、この補助管路6h中には、フローコントロ
ールバルブ7が配置されており、当該フローコントロー
ルバルブ7によって流量設定とその調整を町とするよう
にしている。そしてまた、上記補助管路6b中には切換
バルブ8が配設されており、通常は油圧モータ5α、5
Aの正転を町とする正転ポジション8αにあり、その切
り換えによって油圧モータ5α、5hの逆転を可とする
逆転ポジレヨン8hを有している。なお、当該切り換え
は、レバ−8c操作によって行なわれるが、当該レバー
8Cは、車輌をバックさせるためのギヤー切換レバーで
あっても良いこと勿論である。
上記切換バルブ8が逆転ポジション8bにあるときの補
助ポンプ6hからの圧油は、他の補助管路6bを介して
、油圧モータ5α、5b側に供給されるように形成され
ている。また、上記補助ポンプ6bからの吐出流量を上
記フローコントロールバルブ7で流量制御した際の余剰
流は、アンロード回路9を介してタンクIOK戻される
ようになっている。なお、本実施例における回路におい
ては、油圧モータ5α、5Aの回転駆動に必要となる油
圧、すなわち、油圧ポンプ6および補助ポンプ6bから
供給される油圧が油圧モータ5α、5hの設定値を超え
ることとなったとき、これをリリーフするリリーフバル
ブ11が配設されており、当該リリーフバルブ11の作
動を可とするチェック弁12および、当該リリーフされ
た圧油の主たる管路6αへの供給を可とするチェック弁
13が配設されている。
以上のように形成された本発明に係る油圧制御回路力作
動について少しく説明する。
先ず、駆動用エンジン2が作動されると、補助ポンプ6
hが回転駆動されると共に、ミッション3の作動によっ
て、油圧ポンプ6が正転方向に回転駆動される。これに
よって、設定の圧油が当該油圧ポンプ6から油圧モータ
5a、5bに供給されると共に、補助ポンプ6bからの
圧油が、フローコントロールバルブ7によって制御され
て同じく油圧モータ5α、5Aに供給されることとなる
。 − その結果、前輪4α、4bが正転方向に駆動され後輪l
α、1h(第1図参照)の駆動と共に、所謂四輪駆動あ
るいは、前輪のみ駆動する二輪、駆動の走行状況が得ら
れることとなる。
また、車輌のバックによって、油圧ポンプ6を逆転させ
ることとすれば、油圧モータ5α。
56が逆転状態となると共に、補助ポンプ6bからの圧
油は、切換バルブ8の切換操作によって上記逆転する油
圧モータ5CL、5Aに所定の圧油を補充することにな
る。
上記の作動において、前輪4α、4bの駆動負荷が設定
トルクを超える場合には、油圧ポンプ6、油圧モータ5
α、5bのリーク量が大きくなると共に、前輪4α、4
bの回転数が後輪1α、Ibの回転数よりも低下するこ
ととなり、車輌への、駆動力は後輪1a、1b側での負
担が増加し、前輪4α、46側では低下することとなる
。しD・しながら、圧力の低下と共に、リーク量の低減
によって、油圧モータ5α、515の回転数が上昇し設
定トルクを保つことが可能となる。
また、逆に、前輪4α、4bの駆動負荷が設定値より低
減することとなると、リーク量は低減され、油圧モータ
5α、5bの回転数が上昇することとなると共に、後輪
1α、lbに対し、前輪4α、4Aの回転数が増加して
、積極的に前輪4α、4hに駆動力が作用することとな
り、圧力が上昇して設定圧力が維持されるようになる。
すなわち、四輪駆動状態下において、前輪4α、4hに
負荷変動が生じることとなっても、当該油圧制御装置自
体で、所謂自己バランスを図り、常に安定して前輪4α
、4b駆動力が発生されることとなる。
また、後輪の駆動負荷が増大すれば、ミッション3およ
び駆動用エンジン2力回転数が低減し、同時に油圧ポン
プ6の回転数も低減されることとなって、前後輪の回転
バランスが崩れることはない。そして、逆に、後輪負荷
が低減すれば1駆動用エンジン2の回転数が上昇し、前
後輪の回転が同期して増速することになる。
すなわち、後輪1α、1bの負荷変動に際しても、前輪
4α、4bは、前記自己バランスにより常時設定トルク
による駆動を行なうこととなり、所望の同期回転、一定
トルク駆動を別設の同期制御システム、トルク制御シス
テム等を用いることなく、なし得ることとなる。
また、上記の作動において、前輪4α、45と後輪lα
、IAの回転の同期制御および所定トルクの制御は、油
圧ポンプ6、油圧モータ5α、5hのリーク量を補充す
る補助ポンプ6bの流量をコントロールすることによっ
て可能となると共に、前後輪のトルク配分は、補助ポン
プ6bの流量を微調整することによって容易に可変制御
が可能となる。
そして、補助ポンプ6hの吐出量を零とすれば、当該制
御装置における圧力設定は零となり、前輪4α、4bの
駆動力分担はなくなる。さらに、補助ポンプ6bからの
圧油を逆側、すなわち、低圧側に補充するようにすると
、所定のパワー伝達が逆となり、油圧モータ5α、5A
が油圧ポンプとして、又、油圧ポンプ6が油圧モータと
して機能することとなる。その結果、後輪、駆動によっ
て車輌は走行し、かつ、前輪4a。
4bの回転により、所謂ブレーキがかかることとなるが
、当該ブレーキ力は、当該回路において、ミッション3
側で回収されることとなり、当該ブレーキ力による圧力
損失は、回路の圧力損失分のみで済む。
従って、油圧ポンプ6、油圧モータ5a、5Aのリーク
量を小型の補助ポンプ6bからの流量を可変制御するこ
とによって、所定の伝達パワーを自由に制御できること
となる。
さらに、上記作動において、補助ポンプ6bからの流量
を零にすれば、車輌は、後輪1α。
1hのみで走行することとなるが、後輪1α。
1bが、凹凸路面等で、所謂バウンドをした場合には、
後輪1a、lbの、駆動力は失われ、駆動用エンジン2
の回転数が上昇すると共に、車速に対し油圧ポンプ4α
、4bの回転数が上昇することとなり、当該回路の圧力
が全体的に上昇し、後輪1α、Ihの接地力が回復する
迄は、前輪、駆動状態となって、駆動用エンジン2の伝
達ロスの防止を図ることができる。
上述したところは、本発明に係るところを後輪を1駆動
用エンジンで機械的に駆動し、前輪を油圧、駆動とする
ところの四輪、駆動車の実施例として説明したが、これ
に代えて、逆に後輪を油圧駆動する四輪駆動車の場合で
あってもよく、また、前輪駆動でこれを油圧駆動する二
輪駆動車の場合であっても、同様であること勿論である
〔発明の効果〕
上記したことから、本発明によれば、次の諸効果が得ら
れるものである。
(1)固定容量型の油圧ポンプおよび油圧モータとする
ことができるので、それぞれを小型化することが可能と
なり、その結果車輌への油圧制御装置の装備にあって、
取り付はスペースを小さくできると共に、車輌の全体重
量の増大を防止できることとなる。
(2)固定容量型の油圧ポンプとすることができるので
、可変容量型の油圧ポンプに較べて安価となり、装置全
体のコスト低廉化を図ることができ、その汎用性を期待
できることとなろ。
(3)油圧ポンプはミッション側で駆動し、補助ポンプ
は駆動用エンジン側で駆動することとしたので、極めて
広い回転変動域となるエンジン、駆動による後輪の回転
数と、油圧駆動による前輪の回転数とを同期制御が可能
となると共に、補助ポンプが、回転変動中の少ないエン
ジン側で駆動されるので、所謂パワーロスが少なくて済
む利点がある。
(、ll  同期制御及びパワー伝達トルク(圧力)の
制御は油圧ポンプおよび油圧モータのり一り情を補充す
る補助ポンプの吐出流量でコントロールが可能であると
共に、前後輪のトルク配分は補助ポンプからの流量を・
微調整することで容易に可変制御が可能となる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
1・1図は本発明の一実施例に係る車輌を概略的に示す
図、牙2図は負荷圧力に対する油圧ポンプの吐出量との
関係を示す特注線図、牙3図は負荷圧力に対する油圧モ
ータの流入量との関係を示す特性線図、オ・4図は後輪
車軸の回転数と油圧ポンプの回転数との関係を示す特性
線図、牙5図は駆動用エンジンの回転数と余剰流量の関
係を示す特性線図、矛6図は本発明の一実施例に係る回
路図、牙7図は従来例に係る車輌を概略的に示す図であ
る。 1α、1b・・・後輪、2・・・1駆動用エンジン、3
・・・ミッション、4a、4b・・・後輪、5α、5A
・・・油圧モータ、6・・・油圧ポンプ、6α・・・管
路、6z・・・補助ポンプ、7・・・フローコントロー
ルバルブ、8・・・切換バルブ。 大野 泉1としi(□1′−,,j 第1図 第2図     第3図 第4図     第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌の駆動用エンジンで回転駆動されると共に、
    車輌の車軸に連結される油圧モータに圧油を供給するよ
    うに形成された油圧ポンプを有してなる油圧駆動車の油
    圧制御装置において、油圧ポンプは固定容量型ポンプと
    されると共に、駆動用エンジンに連結されるミッション
    を介して回転駆動されるように形成されてなり、かつ、
    駆動用エンジンには補助ポンプが連結されると共に、当
    該補助ポンプからの圧油が油圧モータに供給されるよう
    に形成されてなることを特徴とする油圧駆動車の油圧制
    御装置。
  2. (2)補助ポンプからの圧油がフローコントロールバル
    ブによつて流量制御されて油圧モータに供給されるよう
    に形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の油圧駆動
    車の油圧制御装置。
JP60031858A 1985-02-20 1985-02-20 油圧駆動車の油圧駆動力制御装置 Granted JPS61191429A (ja)

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