JPS6118833B2 - - Google Patents
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- JPS6118833B2 JPS6118833B2 JP3230780A JP3230780A JPS6118833B2 JP S6118833 B2 JPS6118833 B2 JP S6118833B2 JP 3230780 A JP3230780 A JP 3230780A JP 3230780 A JP3230780 A JP 3230780A JP S6118833 B2 JPS6118833 B2 JP S6118833B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1006—Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor
Landscapes
- Read Only Memory (AREA)
- Dram (AREA)
Description
この発明は、半導体メモリ装置に係り、なお特
に、適用される情報処理装置のビツト数に応じ
て、出力ビツト数が制御される半導体メモリ装置
に関する。 たとえば、マイクロコンピユータにおいては、
主として8ビツト単位の並列情報が使用されてい
る。そのため、このようなコンピユータに合わせ
て、8ビツト単位で構成された半導体メモリ装置
が一般に製品化されている。ところが、最近半導
体技術の進歩により、集積回路の集積度の向上と
共に、16ビツト単位の並列情報を使用して情報処
理を実行するマイクロコンピユータが現われてき
た。 しかしながら、このような16ビツト並列情報を
使用するマイクロコンピユータに、一般に製品化
されている8ビツト単位で構成されたメモリ装置
を使用するには、メモリ装置を2個並列にして、
16ビツト単位の並列情報を得るようにするもので
あり、常にメモリを2個ずつ使用する必要があ
る。そのため配線が増えたり、メモリ装置に対す
るアクセスが遅くなつたりする不都合があつた。 この発明は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、あるビツト構成の情報処理装置のみなら
ず、他のビツト構成の情報処理装置にも使用でき
る汎用性をもつた半導体メモリ装置を提供するこ
とを目的とする。 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第1図は、この発明による代表的一実施
例である半導体メモリ装置を構成する、一メモリ
単位の一例を示すものである。半導体メモリ装置
は、このメモリ単位を複数個例えば4個使用する
ことで構成される。この実施例は情報の書き換え
が可能なROM、すなわちEPROM(イレイザブ
ル・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)
に適用した場合を示す。半導体メモリを構成する
一メモリ単位は、第1〜第4のメモリブロツク1
11〜114を備える。図では一部省略してある
が、これらメモリブロツク111〜114は、共
通の行線C1〜Cnを有している。一方メモリブロ
ツク111〜114は、それぞれ列線L11〜Lo
1,L12〜Lo2,L13〜Lo3,L14〜Lo4を有してい
る。各行線と各列線の交差部には、それぞれメモ
リセル12がマトリクス状に配設されている。こ
のメモリセル12はそれぞれゲートが行線に、ド
レインが列線に接続され、ソースがアースに接続
されるフローテイングゲート型MOSトランジス
タ13から構成されている。このフローテイング
ゲート型MOSトランジスタ13はフローテイン
グゲートに電子が注入されている時は、しきい値
電圧が上昇し、ゲートに通常「1」レベルの電圧
が印加されても、オン状態とならず、電子が注入
されていない時はオン状態となるものである。す
なわち、フローテイングゲートに電気的の電子を
注入するか否かで、「1」または「0」を記憶す
るようになる。 このようなメモリセル12を指定するための列
線および行線の指定は、列および行デコーダ1
4,15で行う。列デコーダ14にはCPU等
(図示しておらず)から、列アドレスデータが供
給され、列線を指定する列指定信号R1〜Roのい
ずれか1つを選択的に発生する。たとえば、列指
定信号R1は4つのMOSトランジスタT11〜T14の
ゲートに、共通に供給される。これらトランジス
タT11〜T14は、各々のメモリブロツク111〜
114の第1番目の列線L11〜L14にソースが接続
されている。上記信号R1によつてトランジスタ
T11〜T14のゲートが制御され、トランジスタT11
〜T14は、例えば同時に導通することで、同時に
指定されるように構成されている。信号R2は
MOSトランジスタT21〜T24のゲートに供給され
ており、列線L21〜L24を指定する。以下同様に、
信号Roでは列線Lo1〜Lo4が指定されるように構
成されている。一方、行デコーダ15は、行アド
レスデータが供給され、行線C1〜Cnのいずれか
を指定する信号を発生する。 たとえば、信号R1が発生され、4本の列線L11
〜L14が指定され、同時に行線C1が指定される
と、各交差部に対応して設けられているメモリセ
ル121〜124が指定される状態となる。すな
わち、各メモリブロツク111〜114におい
て、このように1つづつのメモリセル12が指定
される状態となる。 すなわち、各メモリブロツク111〜114そ
れぞれから、MOSトランジスタT11〜To1,T12
〜To2,T13〜To3,T14〜To4を介して、各メモ
リブロツク毎に指定された列の信号が取り出され
るもので、各メモリブロツク111〜114それ
ぞれ毎に、点a〜dでそれぞれ列線からの信号を
統合する。そして、この各a〜d点の信号は、
MOSトランジスタ161〜164を介して検知
し、トランジスタ161と162および163と
164からのそれぞれの出力信号をそれぞれ統合
して、トランジスタ171,172にそれぞれ供
給する。このトランジスタ171,172からの
出力信号は、統合して第1の出力部181に供給
する。また、上記トランジスタ163および16
4からの出力信号を統合して、トランジスタ19
に供給する。このトランジスタ19からの出力信
号は、第2の出力部182に供給する。さらに、
bおよびd点の信号は、それぞれMOSトランジ
スタ201および202に供給する。そして、こ
のトランジスタ201および202各々からの出
力信号をそれぞれ第3および第4の出力部18
3,184に供給する。 上記トランジスタ161および163のゲート
には、アドレス情報の1ビツト情報に対応した信
号A1が供給されゲート開閉制御する。また、ト
ランジスタ162,164は、信号A1を反転し
た信号1によつてゲート開閉制御される。さら
に、トランジスタ171,172はそれぞれアド
レス情報の1ビツト情報に対応した信号A0およ
びその反転信号0によつてゲート制御される。
また、トランジスタ19は外部から供給される制
御信号130で、ゲート制御され、トランジスタ
201,202は制御信号C0で制御される。 上記第1〜第4の出力部181〜184は、そ
れぞれセンスアツプ21および出力回路22から
構成されており、それぞれ第1〜第4の出力端子
231〜234を介して情報が出力されるように
なつている。 すなわち、上記のように構成された半導体メモ
リ装置の1つのメモリ単位にあつては、たとえば
ビツト数を選択する制御信号B0,C0が共に
「0」レベルの状態に設定しておくと、トランジ
スタ19,201,202がカツトオフ状態にあ
り、出力部182〜184に対する情報伝達が禁
止される。そして、この状態では制御信号A0お
よびA1はメモリブロツク111〜114の1つ
を選択するアドレス情報となるので、このアドレ
ス信号A0およびA1の論理レベル状態で4つのメ
モリブロツク111〜114のうち1つが選択さ
れる。例えばA1,A0が共に「1」の時は、トラ
ンジスタ161,171のゲートが開かれ、点a
におけるメモリブロツク111からの情報が出力
部181に導かれる。したがつて、この図に示さ
れるメモリ単位が4組である場合、4ビツトの出
力情報が得られるようになる。 また、信号B0が「1」レベルで、信号C0が
「0」レベルでかつ、信号A0を「1」レベルに設
定しておくと、トランジスタ172,201,2
02がカツトオフ状態となり、アドレスデータの
入力および信号A1の状態により、選択的に第1
および第2のメモリブロツク111,112の一
方の記憶情報が第1の出力端子231から出力さ
れるようになる。同時に、第3および第4のメモ
リブロツク113,114の一方の記憶情報が、
選択的に第2の出力端子232から出力される。
すなわち2ビツト並列の情報が出力されるように
なり、4つのメモリ単位で8ビツトの情報が出力
される。 さらに、信号B0およびC0が共に「1」レベル
で、かつ信号A0およびA1を「1」レベルに設定
しておくと、トランジスタ162,164,17
2がカツトオフ状態となり、第1〜第4のメモリ
ブロツク111〜114内のメモリセルの記憶情
報が、それぞれ第1〜第4の出力端子231〜2
34から出力されるようになる。すなわち4つの
メモリ単位で16ビツトの情報が得れる状態とな
る。 第2図は、上記出力回路221〜224の1
つ、例えば出力回路223を取り出しその具体例
を示す。前記の説明から明らかなように、出力部
183には、信号C0が「1」の時、トランジス
タ201がオン状態となり、メモリブロツク11
2からの出力ビツト情報が伝達される。そして、
信号C0が「0」ならばトランジスタ201がオ
ンフ状態となるもので、この時は特に出力回路2
23は動作する必要はない。したがつて、信号
C0が「0」である時、出力回路223に流れる
電流をカツトして、不必要な電力を減らすように
することが効果的である。 この出力回路223は、センスアツプ213か
らの信号が供給されるインバータ回路I1を備えて
いる。この回路I1は、信号C0が「1」の時、セン
スアツプからの信号を反転して、信号X1を出力
するように構成されるもので、この信号X1は、
次段のインバータ回路I2でさらに反転する。この
回路I2は、信号C0が「1」レベルの時に、信号X2
を出力するようにしている。この信号X2は、出
力トランジスタ30のゲートに供給されている。
このトランジスタ30には、直列にトランジスタ
31が接続されており、その接続点における電位
を出力端子223〜233から出力するようにし
ている。また、信号X2は、上記同様のインバー
タ回路I3に供給される。この回路I3は、信号C0が
「1」の時に反転動作するようになつており、こ
の回路I3からの出力信号は、ソースがアースされ
ているトランジスタ32のドレインに供給され
る。このトランジスタ32のゲートには、信号
C0を反転した信号0が供給されており、ドレ
インにおける電位レベル信号X3を前記トランジ
スタ31のゲートに供給するようになつている。 すなわち、このように構成される出力回路にあ
つては、信号C0が「1」でセンスアツプからの
データが「0」である時には、信号X2は「0」
となり、トランジスタ30はオフ状態となる。ま
た、回路I3において信号X2が反転され、信号X3は
「1」となり、トランジスタ32はオフ状態にあ
るので、トランジスタ31はオン状態となる。し
たがつて、出力端子233から「0」が出力され
るようになる。また、信号C0が「1」で、セン
スアツプからのデータが「1」の時には、信号
X1,X2,X3は、それぞれ「0」,「1」「0」のレ
ベル状態となり、トランジスタ30がオン、トラ
ンジスタ31がオフ状態となり、出力端子233
には「1」が出力される。すなわち、信号C0が
「1」の時には、出力回路が動作状態となつてい
る。 次に、信号C0が「0」の時には、インバータ
回路I1〜I3は非動作状態となり、この時には、セ
ンスアツプ213からのデータにかかわらず、信
号X1は「1」なので、信号X2は「0」、信号X3
も、トランジスタ32がオン状態にあり、「0」
となつている。したがつて、トランジスタ30,
31は共にオフ状態となり、出力回路223は非
動作状態となる。 上記の説明では、出力部183における出力回
路223について説明したが、出力部184につ
いても同様で、出力部182においては、第2図
における信号C0,0を、信号B0,0にかえ
れば、同様の回路で使用できる。 また、この様な出力回路を使用すれば、第1図
に示したトランジスタ19,201,202は省
略できる。 第3図は、他の実施例を示すもので、第1図と
同一構成部分は、同一符号を付して、その説明を
省略する。そして、この実施例では、列および行
デコーダ14,15からのアドレス指定に対応し
て読み出された点a,b,c,dのビツト情報
は、それぞれ出力部1801〜1804に対応供給す
る。そして、この出力部1801〜1804それぞれ
の出力回路2201〜2204に対して、ゲート回路
COS1〜COS4に供給して、そのの出力の発生
を選択制御させるようにする。 すなわち、点a〜dから4ビツト並列の情報を
出力する時は、ゲート信号COS1〜COS4を、
それぞれ「1」レベルとして、出力回路2201〜
2204を動作状態とする。また、図に破線で示す
ように、出力端子2301と2303、2302と2304
をそれぞれ外部で共通接続点g,hで接続して、
例えばCOS1=「1」,COS3=「0」,COS2=
「1」,COS4=「0」とすれば、共通接続点g,
hから2ビツト並列の情報が出力される。 第4図は、上記ゲート信号COS1〜COS4を
発生する回路を示すもので、図中K1はノア回路
で、前記実施例で使用したと同様の信号C0およ
びA1が供給されている。このノア回路K1からの
出力信号Y1は、ノア回路Q1,Q2に入力する。ま
た、ノア回路K2には、信号C0および1(信号
A1を反転した信号)が入力されており、その出
力信号Y2を、ノア回路Q3,Q4に入力する。そし
て、3入力ノア回路K3には、信号A0,B0,C0が
入力されており、その出力信号Y3はノア回路
Q1,Q3に入力する。また、ノア回路K4には信号
0,B0,C0が入力されており、その出力信号
Y4はノア回路Q2,Q4に入力する。そして、ノア
回路Q1〜Q4の出力信号を、ゲート信号COS1〜
COS4として出力するようにするものである。 すなわち、このように構成されるゲート信号発
生回路にあつては、単位ブロツクから4ビツト並
列に情報を出力する場合には、信号C0を「1」
とする。この時、信号Y1〜Y4はすべて「0」と
なるので、その信号が入力されているノア回路
Q1〜Q4の出力信号COS1〜COS4はすべて
「1」レベルとなる。すなわち、出力回路2201
〜2204はすべて動作状態となり、4ビツト並列
の情報が出力されるようになる。 また、2ビツト並列に情報を出力する場合に
は、信号C0を「0」に信号B0を「1」に保持す
る。この場合、信号Y3,Y4は「0」に保たれる
ので、ゲート信号COS1〜COS4は信号Y1,Y2
の状態で制御される。信号A1=「1」,2=
「0」の時、信号Y1=「0」,Y2=「1」となり、
ゲート信号COS1=「1」,COS2=「1」,COS
3=「0」,COS4=「0」となる。したがつて、
出力端子2301,2302を介して情報が出力され
るようになる。また、信号A1=「0」,1=
「1」の時、信号Y1=「1」,Y2=「0」となり、
ゲート信号COS1=「0」,COS2=「0」,COS
3=「1」,COS4=「1」となる。すなわち、出
力端子2303,2304を介して情報が出力される
ようになる。 さらに、シリアルに情報を出力する場合には、
信号C0およびB0を「0」に保持する。この時、
ゲート信号COS1〜COS4は、信号A0,A1で制
御される。この様子を第1表に示す。
に、適用される情報処理装置のビツト数に応じ
て、出力ビツト数が制御される半導体メモリ装置
に関する。 たとえば、マイクロコンピユータにおいては、
主として8ビツト単位の並列情報が使用されてい
る。そのため、このようなコンピユータに合わせ
て、8ビツト単位で構成された半導体メモリ装置
が一般に製品化されている。ところが、最近半導
体技術の進歩により、集積回路の集積度の向上と
共に、16ビツト単位の並列情報を使用して情報処
理を実行するマイクロコンピユータが現われてき
た。 しかしながら、このような16ビツト並列情報を
使用するマイクロコンピユータに、一般に製品化
されている8ビツト単位で構成されたメモリ装置
を使用するには、メモリ装置を2個並列にして、
16ビツト単位の並列情報を得るようにするもので
あり、常にメモリを2個ずつ使用する必要があ
る。そのため配線が増えたり、メモリ装置に対す
るアクセスが遅くなつたりする不都合があつた。 この発明は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、あるビツト構成の情報処理装置のみなら
ず、他のビツト構成の情報処理装置にも使用でき
る汎用性をもつた半導体メモリ装置を提供するこ
とを目的とする。 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第1図は、この発明による代表的一実施
例である半導体メモリ装置を構成する、一メモリ
単位の一例を示すものである。半導体メモリ装置
は、このメモリ単位を複数個例えば4個使用する
ことで構成される。この実施例は情報の書き換え
が可能なROM、すなわちEPROM(イレイザブ
ル・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)
に適用した場合を示す。半導体メモリを構成する
一メモリ単位は、第1〜第4のメモリブロツク1
11〜114を備える。図では一部省略してある
が、これらメモリブロツク111〜114は、共
通の行線C1〜Cnを有している。一方メモリブロ
ツク111〜114は、それぞれ列線L11〜Lo
1,L12〜Lo2,L13〜Lo3,L14〜Lo4を有してい
る。各行線と各列線の交差部には、それぞれメモ
リセル12がマトリクス状に配設されている。こ
のメモリセル12はそれぞれゲートが行線に、ド
レインが列線に接続され、ソースがアースに接続
されるフローテイングゲート型MOSトランジス
タ13から構成されている。このフローテイング
ゲート型MOSトランジスタ13はフローテイン
グゲートに電子が注入されている時は、しきい値
電圧が上昇し、ゲートに通常「1」レベルの電圧
が印加されても、オン状態とならず、電子が注入
されていない時はオン状態となるものである。す
なわち、フローテイングゲートに電気的の電子を
注入するか否かで、「1」または「0」を記憶す
るようになる。 このようなメモリセル12を指定するための列
線および行線の指定は、列および行デコーダ1
4,15で行う。列デコーダ14にはCPU等
(図示しておらず)から、列アドレスデータが供
給され、列線を指定する列指定信号R1〜Roのい
ずれか1つを選択的に発生する。たとえば、列指
定信号R1は4つのMOSトランジスタT11〜T14の
ゲートに、共通に供給される。これらトランジス
タT11〜T14は、各々のメモリブロツク111〜
114の第1番目の列線L11〜L14にソースが接続
されている。上記信号R1によつてトランジスタ
T11〜T14のゲートが制御され、トランジスタT11
〜T14は、例えば同時に導通することで、同時に
指定されるように構成されている。信号R2は
MOSトランジスタT21〜T24のゲートに供給され
ており、列線L21〜L24を指定する。以下同様に、
信号Roでは列線Lo1〜Lo4が指定されるように構
成されている。一方、行デコーダ15は、行アド
レスデータが供給され、行線C1〜Cnのいずれか
を指定する信号を発生する。 たとえば、信号R1が発生され、4本の列線L11
〜L14が指定され、同時に行線C1が指定される
と、各交差部に対応して設けられているメモリセ
ル121〜124が指定される状態となる。すな
わち、各メモリブロツク111〜114におい
て、このように1つづつのメモリセル12が指定
される状態となる。 すなわち、各メモリブロツク111〜114そ
れぞれから、MOSトランジスタT11〜To1,T12
〜To2,T13〜To3,T14〜To4を介して、各メモ
リブロツク毎に指定された列の信号が取り出され
るもので、各メモリブロツク111〜114それ
ぞれ毎に、点a〜dでそれぞれ列線からの信号を
統合する。そして、この各a〜d点の信号は、
MOSトランジスタ161〜164を介して検知
し、トランジスタ161と162および163と
164からのそれぞれの出力信号をそれぞれ統合
して、トランジスタ171,172にそれぞれ供
給する。このトランジスタ171,172からの
出力信号は、統合して第1の出力部181に供給
する。また、上記トランジスタ163および16
4からの出力信号を統合して、トランジスタ19
に供給する。このトランジスタ19からの出力信
号は、第2の出力部182に供給する。さらに、
bおよびd点の信号は、それぞれMOSトランジ
スタ201および202に供給する。そして、こ
のトランジスタ201および202各々からの出
力信号をそれぞれ第3および第4の出力部18
3,184に供給する。 上記トランジスタ161および163のゲート
には、アドレス情報の1ビツト情報に対応した信
号A1が供給されゲート開閉制御する。また、ト
ランジスタ162,164は、信号A1を反転し
た信号1によつてゲート開閉制御される。さら
に、トランジスタ171,172はそれぞれアド
レス情報の1ビツト情報に対応した信号A0およ
びその反転信号0によつてゲート制御される。
また、トランジスタ19は外部から供給される制
御信号130で、ゲート制御され、トランジスタ
201,202は制御信号C0で制御される。 上記第1〜第4の出力部181〜184は、そ
れぞれセンスアツプ21および出力回路22から
構成されており、それぞれ第1〜第4の出力端子
231〜234を介して情報が出力されるように
なつている。 すなわち、上記のように構成された半導体メモ
リ装置の1つのメモリ単位にあつては、たとえば
ビツト数を選択する制御信号B0,C0が共に
「0」レベルの状態に設定しておくと、トランジ
スタ19,201,202がカツトオフ状態にあ
り、出力部182〜184に対する情報伝達が禁
止される。そして、この状態では制御信号A0お
よびA1はメモリブロツク111〜114の1つ
を選択するアドレス情報となるので、このアドレ
ス信号A0およびA1の論理レベル状態で4つのメ
モリブロツク111〜114のうち1つが選択さ
れる。例えばA1,A0が共に「1」の時は、トラ
ンジスタ161,171のゲートが開かれ、点a
におけるメモリブロツク111からの情報が出力
部181に導かれる。したがつて、この図に示さ
れるメモリ単位が4組である場合、4ビツトの出
力情報が得られるようになる。 また、信号B0が「1」レベルで、信号C0が
「0」レベルでかつ、信号A0を「1」レベルに設
定しておくと、トランジスタ172,201,2
02がカツトオフ状態となり、アドレスデータの
入力および信号A1の状態により、選択的に第1
および第2のメモリブロツク111,112の一
方の記憶情報が第1の出力端子231から出力さ
れるようになる。同時に、第3および第4のメモ
リブロツク113,114の一方の記憶情報が、
選択的に第2の出力端子232から出力される。
すなわち2ビツト並列の情報が出力されるように
なり、4つのメモリ単位で8ビツトの情報が出力
される。 さらに、信号B0およびC0が共に「1」レベル
で、かつ信号A0およびA1を「1」レベルに設定
しておくと、トランジスタ162,164,17
2がカツトオフ状態となり、第1〜第4のメモリ
ブロツク111〜114内のメモリセルの記憶情
報が、それぞれ第1〜第4の出力端子231〜2
34から出力されるようになる。すなわち4つの
メモリ単位で16ビツトの情報が得れる状態とな
る。 第2図は、上記出力回路221〜224の1
つ、例えば出力回路223を取り出しその具体例
を示す。前記の説明から明らかなように、出力部
183には、信号C0が「1」の時、トランジス
タ201がオン状態となり、メモリブロツク11
2からの出力ビツト情報が伝達される。そして、
信号C0が「0」ならばトランジスタ201がオ
ンフ状態となるもので、この時は特に出力回路2
23は動作する必要はない。したがつて、信号
C0が「0」である時、出力回路223に流れる
電流をカツトして、不必要な電力を減らすように
することが効果的である。 この出力回路223は、センスアツプ213か
らの信号が供給されるインバータ回路I1を備えて
いる。この回路I1は、信号C0が「1」の時、セン
スアツプからの信号を反転して、信号X1を出力
するように構成されるもので、この信号X1は、
次段のインバータ回路I2でさらに反転する。この
回路I2は、信号C0が「1」レベルの時に、信号X2
を出力するようにしている。この信号X2は、出
力トランジスタ30のゲートに供給されている。
このトランジスタ30には、直列にトランジスタ
31が接続されており、その接続点における電位
を出力端子223〜233から出力するようにし
ている。また、信号X2は、上記同様のインバー
タ回路I3に供給される。この回路I3は、信号C0が
「1」の時に反転動作するようになつており、こ
の回路I3からの出力信号は、ソースがアースされ
ているトランジスタ32のドレインに供給され
る。このトランジスタ32のゲートには、信号
C0を反転した信号0が供給されており、ドレ
インにおける電位レベル信号X3を前記トランジ
スタ31のゲートに供給するようになつている。 すなわち、このように構成される出力回路にあ
つては、信号C0が「1」でセンスアツプからの
データが「0」である時には、信号X2は「0」
となり、トランジスタ30はオフ状態となる。ま
た、回路I3において信号X2が反転され、信号X3は
「1」となり、トランジスタ32はオフ状態にあ
るので、トランジスタ31はオン状態となる。し
たがつて、出力端子233から「0」が出力され
るようになる。また、信号C0が「1」で、セン
スアツプからのデータが「1」の時には、信号
X1,X2,X3は、それぞれ「0」,「1」「0」のレ
ベル状態となり、トランジスタ30がオン、トラ
ンジスタ31がオフ状態となり、出力端子233
には「1」が出力される。すなわち、信号C0が
「1」の時には、出力回路が動作状態となつてい
る。 次に、信号C0が「0」の時には、インバータ
回路I1〜I3は非動作状態となり、この時には、セ
ンスアツプ213からのデータにかかわらず、信
号X1は「1」なので、信号X2は「0」、信号X3
も、トランジスタ32がオン状態にあり、「0」
となつている。したがつて、トランジスタ30,
31は共にオフ状態となり、出力回路223は非
動作状態となる。 上記の説明では、出力部183における出力回
路223について説明したが、出力部184につ
いても同様で、出力部182においては、第2図
における信号C0,0を、信号B0,0にかえ
れば、同様の回路で使用できる。 また、この様な出力回路を使用すれば、第1図
に示したトランジスタ19,201,202は省
略できる。 第3図は、他の実施例を示すもので、第1図と
同一構成部分は、同一符号を付して、その説明を
省略する。そして、この実施例では、列および行
デコーダ14,15からのアドレス指定に対応し
て読み出された点a,b,c,dのビツト情報
は、それぞれ出力部1801〜1804に対応供給す
る。そして、この出力部1801〜1804それぞれ
の出力回路2201〜2204に対して、ゲート回路
COS1〜COS4に供給して、そのの出力の発生
を選択制御させるようにする。 すなわち、点a〜dから4ビツト並列の情報を
出力する時は、ゲート信号COS1〜COS4を、
それぞれ「1」レベルとして、出力回路2201〜
2204を動作状態とする。また、図に破線で示す
ように、出力端子2301と2303、2302と2304
をそれぞれ外部で共通接続点g,hで接続して、
例えばCOS1=「1」,COS3=「0」,COS2=
「1」,COS4=「0」とすれば、共通接続点g,
hから2ビツト並列の情報が出力される。 第4図は、上記ゲート信号COS1〜COS4を
発生する回路を示すもので、図中K1はノア回路
で、前記実施例で使用したと同様の信号C0およ
びA1が供給されている。このノア回路K1からの
出力信号Y1は、ノア回路Q1,Q2に入力する。ま
た、ノア回路K2には、信号C0および1(信号
A1を反転した信号)が入力されており、その出
力信号Y2を、ノア回路Q3,Q4に入力する。そし
て、3入力ノア回路K3には、信号A0,B0,C0が
入力されており、その出力信号Y3はノア回路
Q1,Q3に入力する。また、ノア回路K4には信号
0,B0,C0が入力されており、その出力信号
Y4はノア回路Q2,Q4に入力する。そして、ノア
回路Q1〜Q4の出力信号を、ゲート信号COS1〜
COS4として出力するようにするものである。 すなわち、このように構成されるゲート信号発
生回路にあつては、単位ブロツクから4ビツト並
列に情報を出力する場合には、信号C0を「1」
とする。この時、信号Y1〜Y4はすべて「0」と
なるので、その信号が入力されているノア回路
Q1〜Q4の出力信号COS1〜COS4はすべて
「1」レベルとなる。すなわち、出力回路2201
〜2204はすべて動作状態となり、4ビツト並列
の情報が出力されるようになる。 また、2ビツト並列に情報を出力する場合に
は、信号C0を「0」に信号B0を「1」に保持す
る。この場合、信号Y3,Y4は「0」に保たれる
ので、ゲート信号COS1〜COS4は信号Y1,Y2
の状態で制御される。信号A1=「1」,2=
「0」の時、信号Y1=「0」,Y2=「1」となり、
ゲート信号COS1=「1」,COS2=「1」,COS
3=「0」,COS4=「0」となる。したがつて、
出力端子2301,2302を介して情報が出力され
るようになる。また、信号A1=「0」,1=
「1」の時、信号Y1=「1」,Y2=「0」となり、
ゲート信号COS1=「0」,COS2=「0」,COS
3=「1」,COS4=「1」となる。すなわち、出
力端子2303,2304を介して情報が出力される
ようになる。 さらに、シリアルに情報を出力する場合には、
信号C0およびB0を「0」に保持する。この時、
ゲート信号COS1〜COS4は、信号A0,A1で制
御される。この様子を第1表に示す。
【表】
第1表から分かるように、信号A0,A1の論理
レベルの組み合わせにより、ゲート信号COS1
〜COS4のいずれか1つのみが「1」レベルの
状態となことが分かる。すなわち、信号A0,A1
の状態で、順次出力回路2201〜2204を動作状
態として、出力端子2301〜2304を共通接続し
て、その共通接続点から1ビツトづつシリアルに
出力されるようにする。 第5図は、上記ゲート信号COS1が入力され
る出力回路2201の具体例を示す。この出力回路
2201は、基本的には第2図に示した前記実施例
の出力回路と同様であるが、異なる点は、チツプ
選択信号も考慮して構成されている点であ
る。このチツプ選択信号は、この半導体メモ
リ装置を選択するか否かを、図示しないCPU等
により決定され、メモリに供給されている。例え
ば、信号が「1」レベルの時には、トランジ
スタ39,40をオン状態とし、トランジスタ4
1,42が共にオフ状態となる。すなわち、出力
端子2301はフローテイング状態となり、非選択
の状態となる。また、信号が「0」レベルの
状態で、ゲート信号COS1が「1」レベルの時
は、トランジスタ43〜46が導通状態となり、
インバータ回路M1〜M4が動作状態となる。すな
わち、センスアツプから出力されるデータを、出
力端子2301に伝達する。さらに、信号が
「0」レベルであつても、ゲート信号COS1が
「0」レベルならば、回路M1〜M4を非動作状態と
するので、消費電流をなくすことができる。 なお、第5図では、ゲート信号COS1が供給
されている出力回路2201を示したが、他の出力
回路2202〜2204も同様に構成されている。 上記2つの実施例を用いて説明したような半導
体メモリにおけるメモリ単位を4つ形成すること
で使用される情報処理装置に合わせて、4ビツ
ト、8ビツトおよび16ビツト並列の情報を出力す
ることができるメモリ装置を作製することができ
る。 なお、上記実施例では、メモリ単位を4つのメ
モリブロツクから構成するようにしたが、これは
2以上の任意数のメモリブロツクから構成しても
よいものである。 また、上記実施例では制御信号B0およびC0を
外部から供給するように説明したが、メモリチツ
プ上に、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ素
子を利用した制御信号発生回路を設け、制御信号
を供給するようにしてもよい。 第6図はこの不揮発性半導体メモリ素子を利用
した制御信号発生回路の一例を示す。この回路
は、そのメモリの使用者が不揮発性半導体メモリ
素子にデータを書き込むことにより、メモリから
の出力ビツト数を決定できるようにしたものであ
る。この回路をメモリチツプ上に特別の端子を設
けるように設計してもよいが、例ばアドレス入力
端子ATと共用することもできる。すなわち、出
力ビツト数をまず決定した後メモリデータを書き
んだり、読み出したりするようにすればよいもの
である。図において、トランジスタ1,2か
らなるインバータは、入力端子ATに、例えば
10V以上の電圧が印加されないと、反転動作しな
いように設計されている。つまり、入力端子AT
が10V以下では、入力が「0」であるとして、節
点N1は「1」のままである。これは、入力端子
ATをアドレス入力として使用する時、つまり通
常の使用状態では、0Vと5Vの間を変動するた
め、これに応答しないようにするものである。こ
の0Vと5Vの間の変動では、アドレスドツフアAB
が応答するようになつている。なお、トランジス
タ3,4および5,6で波形整形用のイ
ンバータを形成している。 11はメモリ素子となるフローテイング型のト
ランジスタであり、このトランジスタ11のフロ
ーテイングゲートに、電子の注入が行なわれてい
ない時には、ゲートに5Vの電圧が印加された時
にオン状態となるものである。また電子の注入さ
れている状態では、ゲートに5Vの電圧が印加さ
れてもオフ状態を保つようになつている。この素
子のゲート電位は、トランジスタ70と71の節
点N4で決められている。通常のアドレス信号が
端子ATに入力されている状態では、節点N1,
N2,N3はそれぞれ「1」,「0」,「1」となつて
いるので、トランジスタ8と71の節点N5は、
「0」レベルとなつている。しかしながら、節点
N5が「0」レベルとなつていても、トランジス
タ70,71の能力を適当に設定することによ
り、上記節点N4を電源電圧Vc程度、例えば5V程
度の「1」レベルの状態に保つことができる。こ
の時、トランジスタ10は節点N5が「0」レベル
の状態にあり、オフ状態となつており、また節点
N3が「1」レベルの状態となつているので、ト
ランジスタ12はオン状態となつている。したが
つて、トランジスタ11,13でインバータが形
成される。このトランジスタ11のフローテイン
グゲートには、電子が注入されていず、かつゲー
ト電位は「1」レベル状態となつているので、こ
のトランジスタ11はオン状態となり、節点N7は
「0」となる。すなわち、制御信号B0又はC0は
「0」レベル状態となる。 また、トランジスタ11のフローテイングゲー
トに電子が注入されていれば、このゲート「1」
レベルの信号が供給されても、トランジスタ11
はオフ状態のまである。すなわち、節点N7は、
「1」レベルとなり、信号B0又はC0は「1」レベ
ルの状態となる。 このように、トランジスタ11に電子が注入さ
れているか否かの状態により、制御信号B0およ
びC0の論理レベル状態を決めことができる。 次に、このフローテイング型トランジスタ11
に電子を注入する場合について説明する。この場
合入力端子ATに、高電位の例えば25Vの電圧を
印加する。この時、トランジスタ2はオン状態
となり、節点N1は「0」,N2は「1」、N3は
「0」となる。そして、節点N4,N5は、トランジ
スタ9を介して、充電される。この時の節点
N4,N5の電位は、25Vからトランジスタ9のし
きい値電圧をひいた電圧となる。そのため、トラ
ンジスタ10はオン状態となり、フローテイング
型トランジスタ11のドレインおよびゲートに、
充分な電圧が印加され、フローテイングゲートに
電子が注入される。このようにして、1ビツトの
アドレス入力用の端子ATを、トランジスタ11
のフローテイングゲートに電子を注入する場合の
端子として共用することができる。 なお、上記制御信号発生回路の実施例では、メ
モリ素子として、フローテイング型のトランジス
タを用いたが、MNOS(金属窒化酸化膜半導体)
でもよいことはもちろんである。 また、上記実施例では、この発明をEPROMに
適用した場合を示したが、これはRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)にも適用できる。 以上述べたように、この発明によれば、特定の
単一種類のビツト構成の情報処理装置のみに、限
定されること無く、他のビツト構成の情報処理装
置にも使用できる、汎用性を持つた使用範囲の広
い半導体メモリ装置を提供することができる。
レベルの組み合わせにより、ゲート信号COS1
〜COS4のいずれか1つのみが「1」レベルの
状態となことが分かる。すなわち、信号A0,A1
の状態で、順次出力回路2201〜2204を動作状
態として、出力端子2301〜2304を共通接続し
て、その共通接続点から1ビツトづつシリアルに
出力されるようにする。 第5図は、上記ゲート信号COS1が入力され
る出力回路2201の具体例を示す。この出力回路
2201は、基本的には第2図に示した前記実施例
の出力回路と同様であるが、異なる点は、チツプ
選択信号も考慮して構成されている点であ
る。このチツプ選択信号は、この半導体メモ
リ装置を選択するか否かを、図示しないCPU等
により決定され、メモリに供給されている。例え
ば、信号が「1」レベルの時には、トランジ
スタ39,40をオン状態とし、トランジスタ4
1,42が共にオフ状態となる。すなわち、出力
端子2301はフローテイング状態となり、非選択
の状態となる。また、信号が「0」レベルの
状態で、ゲート信号COS1が「1」レベルの時
は、トランジスタ43〜46が導通状態となり、
インバータ回路M1〜M4が動作状態となる。すな
わち、センスアツプから出力されるデータを、出
力端子2301に伝達する。さらに、信号が
「0」レベルであつても、ゲート信号COS1が
「0」レベルならば、回路M1〜M4を非動作状態と
するので、消費電流をなくすことができる。 なお、第5図では、ゲート信号COS1が供給
されている出力回路2201を示したが、他の出力
回路2202〜2204も同様に構成されている。 上記2つの実施例を用いて説明したような半導
体メモリにおけるメモリ単位を4つ形成すること
で使用される情報処理装置に合わせて、4ビツ
ト、8ビツトおよび16ビツト並列の情報を出力す
ることができるメモリ装置を作製することができ
る。 なお、上記実施例では、メモリ単位を4つのメ
モリブロツクから構成するようにしたが、これは
2以上の任意数のメモリブロツクから構成しても
よいものである。 また、上記実施例では制御信号B0およびC0を
外部から供給するように説明したが、メモリチツ
プ上に、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ素
子を利用した制御信号発生回路を設け、制御信号
を供給するようにしてもよい。 第6図はこの不揮発性半導体メモリ素子を利用
した制御信号発生回路の一例を示す。この回路
は、そのメモリの使用者が不揮発性半導体メモリ
素子にデータを書き込むことにより、メモリから
の出力ビツト数を決定できるようにしたものであ
る。この回路をメモリチツプ上に特別の端子を設
けるように設計してもよいが、例ばアドレス入力
端子ATと共用することもできる。すなわち、出
力ビツト数をまず決定した後メモリデータを書き
んだり、読み出したりするようにすればよいもの
である。図において、トランジスタ1,2か
らなるインバータは、入力端子ATに、例えば
10V以上の電圧が印加されないと、反転動作しな
いように設計されている。つまり、入力端子AT
が10V以下では、入力が「0」であるとして、節
点N1は「1」のままである。これは、入力端子
ATをアドレス入力として使用する時、つまり通
常の使用状態では、0Vと5Vの間を変動するた
め、これに応答しないようにするものである。こ
の0Vと5Vの間の変動では、アドレスドツフアAB
が応答するようになつている。なお、トランジス
タ3,4および5,6で波形整形用のイ
ンバータを形成している。 11はメモリ素子となるフローテイング型のト
ランジスタであり、このトランジスタ11のフロ
ーテイングゲートに、電子の注入が行なわれてい
ない時には、ゲートに5Vの電圧が印加された時
にオン状態となるものである。また電子の注入さ
れている状態では、ゲートに5Vの電圧が印加さ
れてもオフ状態を保つようになつている。この素
子のゲート電位は、トランジスタ70と71の節
点N4で決められている。通常のアドレス信号が
端子ATに入力されている状態では、節点N1,
N2,N3はそれぞれ「1」,「0」,「1」となつて
いるので、トランジスタ8と71の節点N5は、
「0」レベルとなつている。しかしながら、節点
N5が「0」レベルとなつていても、トランジス
タ70,71の能力を適当に設定することによ
り、上記節点N4を電源電圧Vc程度、例えば5V程
度の「1」レベルの状態に保つことができる。こ
の時、トランジスタ10は節点N5が「0」レベル
の状態にあり、オフ状態となつており、また節点
N3が「1」レベルの状態となつているので、ト
ランジスタ12はオン状態となつている。したが
つて、トランジスタ11,13でインバータが形
成される。このトランジスタ11のフローテイン
グゲートには、電子が注入されていず、かつゲー
ト電位は「1」レベル状態となつているので、こ
のトランジスタ11はオン状態となり、節点N7は
「0」となる。すなわち、制御信号B0又はC0は
「0」レベル状態となる。 また、トランジスタ11のフローテイングゲー
トに電子が注入されていれば、このゲート「1」
レベルの信号が供給されても、トランジスタ11
はオフ状態のまである。すなわち、節点N7は、
「1」レベルとなり、信号B0又はC0は「1」レベ
ルの状態となる。 このように、トランジスタ11に電子が注入さ
れているか否かの状態により、制御信号B0およ
びC0の論理レベル状態を決めことができる。 次に、このフローテイング型トランジスタ11
に電子を注入する場合について説明する。この場
合入力端子ATに、高電位の例えば25Vの電圧を
印加する。この時、トランジスタ2はオン状態
となり、節点N1は「0」,N2は「1」、N3は
「0」となる。そして、節点N4,N5は、トランジ
スタ9を介して、充電される。この時の節点
N4,N5の電位は、25Vからトランジスタ9のし
きい値電圧をひいた電圧となる。そのため、トラ
ンジスタ10はオン状態となり、フローテイング
型トランジスタ11のドレインおよびゲートに、
充分な電圧が印加され、フローテイングゲートに
電子が注入される。このようにして、1ビツトの
アドレス入力用の端子ATを、トランジスタ11
のフローテイングゲートに電子を注入する場合の
端子として共用することができる。 なお、上記制御信号発生回路の実施例では、メ
モリ素子として、フローテイング型のトランジス
タを用いたが、MNOS(金属窒化酸化膜半導体)
でもよいことはもちろんである。 また、上記実施例では、この発明をEPROMに
適用した場合を示したが、これはRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)にも適用できる。 以上述べたように、この発明によれば、特定の
単一種類のビツト構成の情報処理装置のみに、限
定されること無く、他のビツト構成の情報処理装
置にも使用できる、汎用性を持つた使用範囲の広
い半導体メモリ装置を提供することができる。
第1図はこの発明の一実施例に係る半導体メモ
リの1つの単位ブロツクを示す回路構成図、第2
図は上記半導体メモリにおける出力回路の回路
図、第3図は他の実施例を示す構成図、第4図は
第3図におけるゲート信号の発生回路を示す図、
第5図は第3図における出力回路を示す図、第6
図は上記実施例における制御信号を発生する回路
を示す図である。 111〜114……メモリブロツク、12……
メモリセル、13……フローテイング型MOSト
ランジスタ、14……列デコーダ、15……行デ
コーダ、161〜164,171〜172,1
9,201,202……MOSトランジスタ、1
81〜184……出力部、21……センスアツ
プ、22……出力回路、231〜234……第1
〜第4の出力端子、11……フローテイング型ト
ランジスタ。
リの1つの単位ブロツクを示す回路構成図、第2
図は上記半導体メモリにおける出力回路の回路
図、第3図は他の実施例を示す構成図、第4図は
第3図におけるゲート信号の発生回路を示す図、
第5図は第3図における出力回路を示す図、第6
図は上記実施例における制御信号を発生する回路
を示す図である。 111〜114……メモリブロツク、12……
メモリセル、13……フローテイング型MOSト
ランジスタ、14……列デコーダ、15……行デ
コーダ、161〜164,171〜172,1
9,201,202……MOSトランジスタ、1
81〜184……出力部、21……センスアツ
プ、22……出力回路、231〜234……第1
〜第4の出力端子、11……フローテイング型ト
ランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数のメモリブロツクに分割されたメモリセ
ルと、各メモリブロツクから出力される各データ
を出力する複数の出力回路と、出力データのビツ
ト数を決定するゲート制御信号に応じてスイツチ
ング動作し前記複数の出力回路の所定の出力回路
に対して前記各メモリブロツクからの出力データ
の中で所定のビツト数の出力データを選択して転
送するゲート回路とを具備したことを特徴とする
半導体メモリ装置。 2 前記各出力回路は前記ゲート制御信号に応じ
て前記出力データの出力を停止する状態になるよ
うに構成されたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の半導体メモリ装置。 3 複数のメモリブロツクに分割されたメモリセ
ルと、各メモリブロツクから出力される各データ
を出力しMOSトランジスタからなる複数の出力
回路と、出力データのビツト数を決定するゲート
制御信号に応じて前記複数の出力回路の中で所定
の出力回路の各出力端子と接続しこの接続した各
出力端子の一方からデータを出力している際に他
方の出力端子をフローテイング状態とするゲート
回路とを具備したことを特徴とする半導体メモリ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230780A JPS56130884A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230780A JPS56130884A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Semiconductor memory device |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60087146A Division JPS60258799A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 半導体メモリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130884A JPS56130884A (en) | 1981-10-14 |
JPS6118833B2 true JPS6118833B2 (ja) | 1986-05-14 |
Family
ID=12355281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3230780A Granted JPS56130884A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Semiconductor memory device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56130884A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221239A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Nitto Denko Corp | 複合テープ |
JPH0351896U (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-20 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58177583A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-18 | Toshiba Corp | Ram制御回路 |
JPS58194193A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-12 | Toshiba Corp | メモリ回路 |
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