JPS61185368A - ピストン洗浄装置 - Google Patents

ピストン洗浄装置

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Publication number
JPS61185368A
JPS61185368A JP2599185A JP2599185A JPS61185368A JP S61185368 A JPS61185368 A JP S61185368A JP 2599185 A JP2599185 A JP 2599185A JP 2599185 A JP2599185 A JP 2599185A JP S61185368 A JPS61185368 A JP S61185368A
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
compressed air
nozzle
cleaning
rotary table
Prior art date
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Pending
Application number
JP2599185A
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English (en)
Inventor
高梨 明
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPS61185368A publication Critical patent/JPS61185368A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、ピストンの製造工程中にリング溝やピストン
ピン嵌着用孔等に付着する切粉、埃塵等を除去するため
のピストン洗浄装置に関する。
b、従来の技術 周知の如く、エンジンのピストンは有底円筒状に成形さ
れ、その周面にはピストンリング嵌着用のリング溝が切
削形成されると共に、ピストンの周壁には互いに対向す
る個所に一対のピストンピン嵌着用孔がドリル等にて切
削形成される。この際、リング溝及びピストンピン嵌着
用孔内やそれらの周辺に切粉が付着したまま残存するた
め、この切粉を除去してピストンを洗浄する必要がある
従来では、1つのピストンを一方の手に、そして他方の
手で1つのノズルを持ち、手でピストンを回しながら、
ノズルから噴射される圧縮エアーをピストンに吹き付け
て各部の切粉を吹き飛ばすようにしていた。
C9発明が解決しようとする問題点 しかしながら、1日に例えば1200個のピストンを洗
浄するのに上述の如き従来の洗浄方法を用いた場合には
、手の疲労が顕著に生じ、作業能率が悪いという大きな
問題点があった。さらに、手作業によるため、品質上の
バラツキも生じ、また工数的にも問題となっていた。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって
、その目的は、上述の如き各種の問題点を解消し得るピ
ストン洗浄装置を提供することにある。
d0問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本発明においては、 (A)有底円筒状のピストンをその軸心を中心として回
転駆動する回転駆動手段と、 (B)前記ピストンの周面に形成されたリング溝に対応
して配置される第1のノズルと、(C)前記ピストンの
開口に対応して配置される第2のノズルと、 (D)前記第1及び第2のノズルに圧縮エアーを供給す
る圧縮エアー供給手段と、 をそれぞれ設け、前記回転駆動手段にて前記ピストンを
回転駆動させながら、前記圧縮エアー供給手段からの圧
縮エアーを前記第1および第2のノズルを介して前記ピ
ストンに吹き付けることにより、前記ピストンを洗浄す
るようにしている。
以下、本発明を通用したピストン洗浄装置の一実施例に
付き図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はピストン洗浄装置1を示すものであ
って、本装置lは有底円筒状のピストン2を回転駆動す
る回転駆動手段3と、ピストン2の周面に形成されたリ
ング溝4に対応して配置される第1のノズル5と、ピス
トン2の開口6に対向して配置される第2のノズル7と
、これらの第1及び第2のノズル5.7に圧縮エアーを
供給する圧縮エアー供給手段8とをそれぞれ具備してい
る。
上述の回転駆動手段3は、第2図に明示するよに、基台
10上に回転自在に配設された羽根車11と、この羽根
車11に同軸状に取付けられた回転テーブル12と、図
外の圧縮エアータンクからチューブ13を介して圧縮エ
アーが供給される回転駆動用ノズル14とを有している
。なお、回転駆動用ノズル14は、基台10に立設され
た支柱15及びこの支柱15に取付けられた高さ位置調
整部材16に支持されており、ノズル14の圧縮エアー
吹出口14a(第6図参照)は前記羽根車11と同じ高
さ位置に配置されている。また、第1図及び第5図に示
すように、回転テーブル12上には等角度間隔に例えば
3つの載置台17aを介して位置規制ピン17がそれぞ
れ立設されており、これらのピン17によって囲まれた
領域内にピストン2がその開口6を上に向けた状態で挿
入配置されるようになっている。
また、上述の圧縮エアー供給手段8は図外の圧縮エアー
タンクとこのタンクに連結されたエアーコントロールバ
ルブ19とから成り、このタンクからの圧縮エアーはエ
アーコントロールパルプ19及びエアー分配管20を介
して前記チューブ13及び各チューブ21.22.23
にそれぞれ供給されるように構成されている。そして、
チューブ21を介して供給される圧縮エアーの一部は、
第1図及び第3図に示すように分岐管24の分岐路24
aに導かれてブレーキ解除用の摺動部材25を第1図の
矢印A方向に押圧する一方、分岐管24の分岐路24b
からの圧縮エアーはノズル26を介してピストン2の下
方に吹き付けられるようになっている。
また、第1図、第3図及び第4図に明示するように、回
転テーブル12の外周面に対応して板ばね部材27が配
設され、この仮ばね部材27の一端が取付部28に固着
されると共に、その他端が既述の摺動部材25の先端に
取付けられている。さらに、板ばね部材27には、回転
テーブル12の周面に対応する個所に耐油性ゴム材等か
ら成るブレーキシュー29が接着されている。なお、回
転テーブル12の周面はブレーキシュー29との間の摩
擦係合力が大きくなるようにローレフト加工が施されて
いる。
一方、別のチューブ22を介して供給される圧縮エアー
は第1のノズル5に導かれる。このノズル5は、基台1
0上の支柱30に装着された高さ位置調整用支持部材3
1によって、ピストン2のリング溝4に対応する高さ位
置に支持されており、その吹出口5aから前記リング溝
4に向けて圧縮エアーが吹き出されるようになっている
第1図及び第6図に示すように、上述の吹出口5aは閉
塞部材33に形成された小径の貫通孔から成り、この貫
通孔の数はピストン2のリング溝4の数と同じになって
おり、従って吹出口5aとリング溝4とは一対一に対向
されている。なお、リング溝4の間隔(ピッチ)がピス
トン2の種類により変わる場合には、支持部材31の止
ねじ35を締めて円筒状のノズル5を第6図において矢
印B方向に回転させることにより、リング溝4を吹出口
5aとの適正な対向関係を維持し得るように構成されて
いる。
また、他のチューブ23を介して供給される圧縮エアー
は、基台10上の支柱37に装着された高さ位置調整用
支持部材38を介して第2のノズル7に導かれ、下方に
向けられたノズル7の吹出ロアaからピストン2の開口
6に向けて圧縮エアーが吹き出されるようになっている
次に、上述の如き構成を有するピストン洗浄装置lを用
いてピストン2を洗浄する際の操作手順及び動作に付き
説明する。
まず、開口6が上向きとなるようにピストン2を3つの
位置規制ビン17間に挿入し、回転テーブル12に固設
された3つの載置台17a上にこのピストン2を載置す
る。これによってピストン2は水平方向の移動が前記ピ
ン17にて阻止された状態の下で、回転テーブル12上
に配置される。
しかる後に、エアーコントロールバルブ19をON状態
に切換えることにより圧縮エアータンクから圧縮エアー
の供給を開始すると、圧縮エアーは分配管20を介して
チューブ13.21.22.23にそれぞれ供給される
。そして、チューブ21に供給された圧縮エアーは分岐
管24に導かれ、その圧縮エアーの一部によって分岐路
24a内の摺動部材25が押圧移動される。これに伴い
、板ばね部材27の他端が第3図において仮想線で示す
如く変位するため、板ばね部材27がその弾性により湾
曲される。この結果、ブレーキシュー29が回転テーブ
ル12の周面から離れ、回転テーブル12はブレーキ解
除されて回転可能な状態になる。なお、圧縮エアーを板
ばね部材27の他端に直接的に吹き付けてブレーキ解除
することも可能であるが、本例の場合には、摺動部材2
5を設けたことにより、押圧力を増大できてエアー使用
量を低減でき、省エネルギー化を図ることができる。
一方、これと同時に、圧縮エアーの一部が分岐路24a
からノズル26を介してピストン2の下部に吹き付けら
れる。
また、チューブ13に供給された圧縮エアーは、回転駆
動用のノズル14に導かれ、第5図及び第6図において
矢印で示す如く、その吹出口から羽根車11に向けて吹
き付けられる。これにより羽根車11が回転駆動され、
上述の如くブレーキ解除された回転テーブル12及びピ
ストン2が羽根車11と一緒にその軸心を中心として回
転駆動される。なお、羽根車11ひいてはピストン2の
回転速度は、エアーコントロールバルブ19の操作にて
制御される。
一方、チューブ22に供給された圧縮エアーは洗浄用の
第1のノズル5に導かれ、第2図及び第6図に明示する
ように3つの吹出口5aを通して、回転しているピスト
ン2の3つのリング溝4に一対一の関係をもって吹き付
けられる。さらに、これと同時に、チューブ23に供給
された圧縮エアーは洗浄用の第2のノズル7に導かれ、
第2図に明示するように、ピストン2の上方においてそ
の吹出ロアaから開口6のほぼ中心に向けて吹き付けら
れる。
この結果、リング溝4の切削工程中生じて残存している
切粉がノズル5及び26からの圧縮エアーにてリング溝
4内及びその周辺から確実に吹き飛ばされると共に、ピ
ストン2に形成さたピストンピン嵌着用孔9の切削工程
中に生じて残存している切粉がノズル7からの圧縮エア
ーにてピストン2内から開口6を通して吹き上げられて
確実に除去される。このような一連の洗浄動作は、例え
ば5秒間程度で完了する。
洗浄完了後は、直ちにコントロールバルブ19が図外の
電気制御系にて自動的にOFF状態に切換えられる。こ
れに伴い、摺動部材25が復動するので、板ばね部材2
7が第3図において実線で示す如く復元してブレーキシ
ュー29が回転テーブル12の周面に摩擦係合する。こ
のため、回転テーブル12及びピストン2が惰性によっ
て長い期間に亘って回転することなく急速に停止される
こととなり、次のピストン洗浄作業を直ちに行なうこと
ができ、作業能率が極めて良い。
また、本例の装置lによれば、圧縮エアータンクカミら
の圧縮エアーのみにてピストン2の回転駆動、洗浄、及
び回転テーブル12のブレーキ解除を同時に行なうよう
にしているので、構成が非常に簡素で済むという利点が
ある。
以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は既述
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施例においては、第2のノズル7をピ
ストン2の開口6のほぼ中央部に対応させるようにした
が、この開口6に対応する位置であれば必要に応じて移
動させてもよい。
C9発明の効果 以上の如く本発明に係るピストン洗浄装置は、ピストン
を回転させながら、第1及び第2のノズルから吹き出さ
れる圧縮エアーによって、ピストンのリング溝及びピス
トンピン嵌着用孔等の切削工程中に生じて残存している
切粉を吹き飛ばすようにしたものであるから、作業者は
装置へのピストンの取付は及び取外しやスイッチの切換
操作等の簡単な手作業のみを行なえば済み、他の洗浄操
作は本装置にて自動的に行なうことができる。従って、
簡単な作業によって極めて能率良くピストンの洗浄を行
なうことができ、作業性の大巾な改善を図ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を通用したピストン洗浄装置の一実施例を
示すものであって、第1図はピストン洗浄装置の平面図
、第2図はピストン洗浄装置の側面図、第3図は回転テ
ーブルのブレーキ機構を示す概略平面図、第4図は前記
ブレーキ機構の概略側面図、第5図はピストン洗浄装置
の要部の平面図、第6図はピストン洗浄装置の要部の側
面図である。 l・・・ピストン洗浄装置、   2・・・ピストン、
3・・・回転駆動手段、    4・・・リング溝、5
・・・洗浄用の第1のノズル、5a・・・吹出口、6・
・・ピストンの開口、 7・・・洗浄用の第2のノズル、7a・・・吹出口、8
・・・圧縮エアー供給手段、 9・・・ピストンピン嵌着用孔、11・・・羽根車、1
2・・・回転テーブル、 13、21.22.23・・・チューブ、14・・・回
転駆動用のノズル、 17・・・位置規制ピン、19・
・・エアーコントロールバルブ、26・・・ノズル、 
      27・・・板ばね部材、29・・・ブレー
キシュー。 第2図 第3FIJ 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)有底円筒状のピストンをその軸心を中心として回
    転駆動する回転駆動手段と、 (B)前記ピストンの周面に形成されたリング溝に対応
    して配置される第1のノズルと、 (C)前記ピストンの開口に対応して配置される第2の
    ノズルと、 (D)前記第1及び第2のノズルに圧縮エアーを供給す
    る圧縮エアー供給手段と、 をそれぞれ設け、前記回転駆動手段にて前記ピストンを
    回転駆動させながら、前記圧縮エアー供給手段からの圧
    縮エアーを前記第1および第2のノズルを介して前記ピ
    ストンに吹き付けることにより、前記ピストンを洗浄す
    るようにしたこと特徴とするピストン洗浄装置。
JP2599185A 1985-02-13 1985-02-13 ピストン洗浄装置 Pending JPS61185368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2599185A JPS61185368A (ja) 1985-02-13 1985-02-13 ピストン洗浄装置

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JP2599185A JPS61185368A (ja) 1985-02-13 1985-02-13 ピストン洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPS61185368A true JPS61185368A (ja) 1986-08-19

Family

ID=12181180

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JP2599185A Pending JPS61185368A (ja) 1985-02-13 1985-02-13 ピストン洗浄装置

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JP (1) JPS61185368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015510565A (ja) * 2012-01-19 2015-04-09 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH ピストン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015510565A (ja) * 2012-01-19 2015-04-09 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH ピストン

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