JPS61185020A - 異常検出信号判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、異常検出信号をノイズと区別して判断する異
常検出信号判別装置に関する。

（発明の技術的背景とその問題点） 従来のこの種装置の回路構成を表わすブロック図を第４
図に示す。

検出回路１において電子装置等の異常を検出すると、異
常検出信号２としである一定周期くたとえば１０ミリ秒
）のパルスが連続して出力され、カウンタ３に入力する
。

カウンタ３では異常検出信号２のパルスを計数し、その
計数値がある一定１ｍ（たとえば、８カウント）に達す
ると、カウンタ３からメモリ４へ信号が出力され、メモ
リ４で異常を記憶づる。メモリ４から異常信号５が駆動
回路６に入力されると、駆動回路６により異常表示回路
７を駆動して異常を表示する。また、異常信号５が保護
回路８へ入力されると、保護回路８により異常に対する
電子装置等への保護手段が実行される。

第５図は、従来例で正しく電子装置等の異常を検出した
場合のタイムチャートである。

検出回路１で検出された異常信号波形（ａ）は１０ミリ
秒周期のパルスで発生し、カウンタ３でこれらを計数し
てカウント値が８カウントに達すると（ｂ）、メモリ４
から出力される異常信号波形（Ｃ）が“０″から１″に
なり、異常と判定する。

検出回路１が電子装置等の異常を検出していないときは
、異常検出信号波形はある一定周期のパルスを出力しな
い。すなわち、“０”の状態である。

しかし、検出回路１が電子装置等の異常を検出していな
いときに、第６図のタイムチャートに表わすように異常
検出信号波形（ａ）にノイズが発生すると、発生の間隔
が長い場合においても、カウンタ３の計数伯（ｂ）が８
カウントに達すると、異常信号波形（Ｃ）は０″から“
１”になり、異常でないにも拘らず、異常と判定するこ
とになり不具合である。

〔発明の目的〕

ここにおいて本発明は、従来例の難点を克服し、異常検
出手段で発生したノイズは異常とせず、異常検出信号の
パルスが出力されたときのみ異常と判定する異常検出信
号判別装置を提供することを、その目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、 検出回路で電子装置等の異常を検出すると、異常検出信
号としである一定周期のパルスが連続して出力し、カウ
ンタに入力され、このカウンタでは異常検出信号のパル
スを１致し、計数値があるカウント値に達するとカウン
タからメモリに異常を判定する信号が出力され、メモリ
で異常を記憶するとともに、 タイマからカウント値をリセットするリセット信号をあ
る一定時間間隔ごとに出力して、その一定時間間隔をお
いてもあるカウント値に達しない計数値はノイズと判定
してリセットすることにより、異常検出信号とノイズを
判別するようにした異常検出信号判別装置である。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例における回路構成を表わすブロック図
、を第１図に示す。

すべての図面において同一符号は同一もしくは相当部分
を表わす。

本発明では、従来例に比べて相違するところは、ある一
定時間間隔ごとにカウンタ３における計数値をリセット
するりセット信号１０をカウンタ３へ出力するタイマ９
が接続される。

第２図および第３図は、この実施例の回路動作を表わす
電圧波形のタイムチャートで異常検出のときおよびノイ
ズのときを示す。

（ｄ）に表わす記号はリセット信号である。

検出回路１で異常を検出し、異常検出信号２がある一定
周期（ここでもたとえば１０ミリ秒とする）で連続した
パルスとして出力され、カウンタ３で計数し計数値があ
る定数（たとえば８カウント）に達すると、メモリ４が
異常を記憶し、異常信号５が出され、その信号は保護回
路８へ与えられるとともに駆動回路６を介して異常表示
回路７に異常を表示する。

ところで、一方では、タイマ９からカウンタ３の計数値
をリセットするリセット信号１０をある一定時間間隔ご
とにカウンタ３へ出力する。

この実施例では、異常検出信号２のパルス周期は１００
ミリ秒で、異常と判定するカウンタ３の計数値が８カウ
ントとしており、 １０ミリ秒Ｘ８−８０ミリ秒 であるから、リセット信号１０の時間は８０ミリ秒より
長く、１００ミリ秒より短くする必要があり、たとえば
９０ミリ秒としている。

したがって、９０ミリ秒間隔を置いても８カウントに達
しない計数値は、ノイズと判定してリセットする。

第２図では異常検出信号２のパルス（ａ）を正しく８カ
ウント計数し、メモリ４で記憶し、異常信号５が出され
た後にリセット信号１０の（ｄ）で計数値がリセットさ
れる。

第３図ではノイズを計数しており、８カウント計数する
以前にリセット信号１０の（ｄ）でリセットされる。し
たがって、′長い時間にノイズのカウンタ３における計
数値が累積して、カウンタ３を出力させることはない。

なお、第２図で（ａ）と（ｄ）はそのパルスの立上りを
同期させているが、（ａ）の周期と（ｄ）の周期がさき
の関係で一定であればよい。

また、ノイズのパルス発生回数は、異常検出信＠２の一
周期における異常検出信号２のパルス数より少ない。

〔発明の効果〕

かくして本発明によれば、電子装置等の異常を検出する
異常検出信号のパルスを計数させるカウンタの、ある一
定時間間隔をおいてもある定数に達しないカウントをリ
セットすることにより、まれにしか発生しないノイズの
誤カウントによる異常の誤判定を完全に防ぐことができ
、当該分野に寄与するところ大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における回路格成を表わすブ
ロック図、第２図は異常検出を正しく判定したときのタ
イムチャート、第３図はノイズをリセットして異常検出
としないタイムチャート、第４図〜第６図は従来例の説
明図である。 １・・・検出回路、２・・・異常検出信号、３・・・カ
ウンタ、４・・・メモリ、５・・・異常信号、６・・・
駆動回路、７・・・異常表示回路、８・・・保護回路。 出願人代理人　　猪　　股　　　　清 第１図 第２図 第３図 ａつ１町−一一一２ 第４図 第５図 （ａ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 機器の異常を検出したとき異常検出信号として繰返しあ
   る一定周期にパルスを連続して出力する検出回路と、 異常検出信号のパルスを計数しある数値に達すると出力
   するカウンタと、 異常検出信号のパルスの一定周期より短かくカウンタが
   異常検出信号のパルスを計数しある数値に達する時間よ
   り長い周期でカウンタにリセット信号を送出するタイマ
   と、 カウンタ出力を記憶し出力するメモリーと、メモリー出
   力により駆動回路を介して異常を表示する異常表示回路
   と、 メモリー出力により異常に対する機器への保護手段が実
   行される保護回路と、 を具備したことを特徴とする異常検出信号判別装置。