JPS61182947A - 模様入り積層構造物 - Google Patents
模様入り積層構造物Info
- Publication number
- JPS61182947A JPS61182947A JP2403785A JP2403785A JPS61182947A JP S61182947 A JPS61182947 A JP S61182947A JP 2403785 A JP2403785 A JP 2403785A JP 2403785 A JP2403785 A JP 2403785A JP S61182947 A JPS61182947 A JP S61182947A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- resin
- transparent
- crushed
- crushed stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
利用分野
本発明は、自然石に近い外観を有する繊維強化プラスチ
ックス（以下ＦＲＰと記す）の積層構造物に関し、特に
中間層として粉砕石層を設け、自然石風の味わいを現出
せんとするのであり、浴槽、浴槽付き防水パン、防水パ
ン、洗面カウンター、壁材、床材等に利用できる。
ックス（以下ＦＲＰと記す）の積層構造物に関し、特に
中間層として粉砕石層を設け、自然石風の味わいを現出
せんとするのであり、浴槽、浴槽付き防水パン、防水パ
ン、洗面カウンター、壁材、床材等に利用できる。
従来技術
ＦＲＰの外観を改善しようとする従来の試みとして、特
開昭５３−１２６０８７＠ （以下先願１と記す）があ
る。この先願１のＦＲＰ構造体は、第１図に示す如く、
透明又は半透明な上層ゲルコート層１と、不透明な下層
ＦＲＰ層２とから基本的になり、更に上層ゲルコート［
１と中［ＦＲＰＷａ３との間に天然石の破砕片を分布し
た粉砕石層４から成る。
開昭５３−１２６０８７＠ （以下先願１と記す）があ
る。この先願１のＦＲＰ構造体は、第１図に示す如く、
透明又は半透明な上層ゲルコート層１と、不透明な下層
ＦＲＰ層２とから基本的になり、更に上層ゲルコート［
１と中［ＦＲＰＷａ３との間に天然石の破砕片を分布し
た粉砕石層４から成る。
また従来の技術として、本出願人の出願に係る特願昭５
５−２１２７６号（以下先願２と記す）におけるＦＲＰ
構造体は、表面側補強１ｌＩ５の片面にレジコン！！６
、裏面側補強層７を形成し、更に表面側強化１５の他面
にゲルコートｗＪ８を設けた構成である。
５−２１２７６号（以下先願２と記す）におけるＦＲＰ
構造体は、表面側補強１ｌＩ５の片面にレジコン！！６
、裏面側補強層７を形成し、更に表面側強化１５の他面
にゲルコートｗＪ８を設けた構成である。
解決すべき問題点
従来の先願１では、以下の欠点があった。
０表面側すなわち上層ゲルコート層１側に補強層が設け
られてないため、外部力りによって製品表面にクラック
が発生しやすい。
られてないため、外部力りによって製品表面にクラック
が発生しやすい。
０表面側の第１．２層即ち上層ゲルコート層１、粉砕石
１ｉ４中の樹脂の硬化収縮により表側にそりを生じ、こ
のため成形クラックを生じる。
１ｉ４中の樹脂の硬化収縮により表側にそりを生じ、こ
のため成形クラックを生じる。
０表面ｌ１Ｉｌ第２唐即ち粉砕石層４へ水分が容易に侵
入するため成形された製品の耐熱水性が悪い。
入するため成形された製品の耐熱水性が悪い。
■透明な上層ゲルコート層１の次に模様層である粉砕石
層４が設けられているため、成形された製品に深み感が
出ない。
層４が設けられているため、成形された製品に深み感が
出ない。
以上の先願１の欠点を解消すめため先Ｍ２が発明された
が、この先願２においても、レジコン層６は顔料の混入
によって着色されているため、自然石風の味わいのある
ＦＲＰＩ造体を形成できなかった。
が、この先願２においても、レジコン層６は顔料の混入
によって着色されているため、自然石風の味わいのある
ＦＲＰＩ造体を形成できなかった。
解決するための手段
本発明は、従来の欠点を改良除去したものであり、前記
した先ＩＲ２のＦＲＰ構造体のレジコン層６に代り、先
願１に開示されている粉砕石層４と同等な粉砕石層９を
用い、前記した先願１及び先ｍ２の欠点を同時に解消し
たものである。
した先ＩＲ２のＦＲＰ構造体のレジコン層６に代り、先
願１に開示されている粉砕石層４と同等な粉砕石層９を
用い、前記した先願１及び先ｍ２の欠点を同時に解消し
たものである。
本発明の要旨は、透明又は半透明な上層ゲルコート層と
、次に透明又は半透明な表面側強化層と、裏面側着色強
化層から成り、該表面側強化層と裏面側＠色強化層の間
に天然石の粉砕片を分布した粉砕石層を設けてなる模様
入り積層構造物である。
、次に透明又は半透明な表面側強化層と、裏面側着色強
化層から成り、該表面側強化層と裏面側＠色強化層の間
に天然石の粉砕片を分布した粉砕石層を設けてなる模様
入り積層構造物である。
以下本発明を実施例に基づき説明づる。
実施例
第３図に示す如く、粉砕石層９は、粉砕した粉砕石と透
明又は半透明の合成樹脂から成る。
明又は半透明の合成樹脂から成る。
粉砕石は、大理石、寒水石等の天然石を粉砕したもの、
又はこれに着色したものである。粉砕粒径は、０．１〜
２１１ＩＩ１１であり、Ｑ、１ｍｍ以下であると粒径が
細かくなりすぎ樹脂を吸収しやすく、粘性が高くなり成
形が困難となる。また２ｍｍ以上であると成形品が厚く
なり望ましくない。該粉砕石の樹脂に対する含有率（ｐ
ｈｒ）は、重量部で５０〜４００ ｐｈｒであり、５０
ｐｈｒ以下では天然石の風味が不足し、また４ ００
ｐｈｒ以上では粘性が高くなりすぎ作業性が悪く、粉
砕石間の密着性が著るしく落ちる。粉砕石！！！！９の
厚みは、約０．５〜３ｍｍであり、Ｑ、５ｍｍ以下では
粉砕石層９にスケを生じやすく、３ＩＩＩＩＩ１以上で
は作業性が悪（粉砕石層９自体が割れを生じやすい。他
成形時間が長くなる、コストアップ等の問題がある。
又はこれに着色したものである。粉砕粒径は、０．１〜
２１１ＩＩ１１であり、Ｑ、１ｍｍ以下であると粒径が
細かくなりすぎ樹脂を吸収しやすく、粘性が高くなり成
形が困難となる。また２ｍｍ以上であると成形品が厚く
なり望ましくない。該粉砕石の樹脂に対する含有率（ｐ
ｈｒ）は、重量部で５０〜４００ ｐｈｒであり、５０
ｐｈｒ以下では天然石の風味が不足し、また４ ００
ｐｈｒ以上では粘性が高くなりすぎ作業性が悪く、粉
砕石間の密着性が著るしく落ちる。粉砕石！！！！９の
厚みは、約０．５〜３ｍｍであり、Ｑ、５ｍｍ以下では
粉砕石層９にスケを生じやすく、３ＩＩＩＩＩ１以上で
は作業性が悪（粉砕石層９自体が割れを生じやすい。他
成形時間が長くなる、コストアップ等の問題がある。
使用する樹脂には、ＦＲＰ用樹脂として用いられる任意
の熱硬化性又は熱可塑性樹脂が用いられるが、低温、低
圧成形が可Ｉであり、ｍＭ補強による補強を有利に利用
できる不飽和ポリエステル樹脂が好適である。これは本
発明の各層においても同様である。但し浴槽等の熱水を
使用する場所では耐熱水性樹脂例えば、イソフタル酸系
又はビスフェニール系不飽和ポリエステル樹脂を使用す
る。表面側のゲルコート層１０は、透明又は半透明樹脂
を使用する。この半透明とは、透過率（透過光エネルギ
ー／入射光エネルギー×１００％）が２０％以上をいう
。半透明の場合、例えば８１紫色、薄黄色等の色彩を呈
してもよく、その場合は適当量の有機顔料を透明樹脂に
混ぜてなる。このゲルコートｆｆ１１０の厚みは、１０
０μ以上で１ ａｍを越えない範囲である。
の熱硬化性又は熱可塑性樹脂が用いられるが、低温、低
圧成形が可Ｉであり、ｍＭ補強による補強を有利に利用
できる不飽和ポリエステル樹脂が好適である。これは本
発明の各層においても同様である。但し浴槽等の熱水を
使用する場所では耐熱水性樹脂例えば、イソフタル酸系
又はビスフェニール系不飽和ポリエステル樹脂を使用す
る。表面側のゲルコート層１０は、透明又は半透明樹脂
を使用する。この半透明とは、透過率（透過光エネルギ
ー／入射光エネルギー×１００％）が２０％以上をいう
。半透明の場合、例えば８１紫色、薄黄色等の色彩を呈
してもよく、その場合は適当量の有機顔料を透明樹脂に
混ぜてなる。このゲルコートｆｆ１１０の厚みは、１０
０μ以上で１ ａｍを越えない範囲である。
表面側強化層１１は、該ゲルコート層１０と粉砕石ＪＩ
９の間に設けられ、透明又は半透明の耐熱水樹脂をガラ
ス繊維に含浸させた透明又は半透明なＦＲＰ層で、０．
３〜２ｍｍの厚さである。ガラス繊維の含有量は樹脂に
対し１０〜４０重量％であり、１０％以下では耐熱水性
、強度の効果がなく、４０％以上では成形性が悪く空気
のたまりが発生しやすい。
９の間に設けられ、透明又は半透明の耐熱水樹脂をガラ
ス繊維に含浸させた透明又は半透明なＦＲＰ層で、０．
３〜２ｍｍの厚さである。ガラス繊維の含有量は樹脂に
対し１０〜４０重量％であり、１０％以下では耐熱水性
、強度の効果がなく、４０％以上では成形性が悪く空気
のたまりが発生しやすい。
裏面側着色強化１ｉ１１２は、粉砕石層９の表面側強化
層１１と反対側に設けられ、ゲルコート層１０、表面側
強化層１１、粉砕石層９までの透明又は半透明な層をｍ
層したうえで成形品としてスケの出ないよう、適当な色
望ましくは粉砕石層９と同色に着色されている。ガラス
繊維の含有分は、着色樹脂例えば無機又は有様顔料によ
って調色された不飽和ポリエステル樹脂に対し１０〜８
０重量％であり、１０％以下であると補強効果がなく、
８０％以上では成形品に空気だまりが生じる。他ガラス
繊維が多くなり着色樹脂が含浸しない。また裏面側着色
強化層１２の厚みは１〜３ｍｍの範囲である。
層１１と反対側に設けられ、ゲルコート層１０、表面側
強化層１１、粉砕石層９までの透明又は半透明な層をｍ
層したうえで成形品としてスケの出ないよう、適当な色
望ましくは粉砕石層９と同色に着色されている。ガラス
繊維の含有分は、着色樹脂例えば無機又は有様顔料によ
って調色された不飽和ポリエステル樹脂に対し１０〜８
０重量％であり、１０％以下であると補強効果がなく、
８０％以上では成形品に空気だまりが生じる。他ガラス
繊維が多くなり着色樹脂が含浸しない。また裏面側着色
強化層１２の厚みは１〜３ｍｍの範囲である。
作用及び効果
表面側の第２ＷＪとして透明又は半分透明な表面側強化
層を形成し次に自然石を粉砕した粉砕石層を設【ブだの
で ■製品として深みがあり且つ自然石風の味わいが十分に
かもしだされる。
層を形成し次に自然石を粉砕した粉砕石層を設【ブだの
で ■製品として深みがあり且つ自然石風の味わいが十分に
かもしだされる。
■製品表面のクラック、表面側のそりがなく、耐熱水性
の模様入り積層構造物が得られる。
の模様入り積層構造物が得られる。
第１．２図は従来のＦＲＰ構成体の断面図、第３図は本
発明の模様入り積層構造物の一例を示めす断面図
発明の模様入り積層構造物の一例を示めす断面図
Claims (1)
- １、透明又は半透明な上層ゲルコート層と、次に透明又
は半透明な表面側強化層と、裏面側着色強化層から成り
、該表面側強化層と裏面側着色強化層の間に天然石の粉
砕片を分布した粉砕石層を設けてなる模様入り積層構造
物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403785A JPS61182947A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 模様入り積層構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403785A JPS61182947A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 模様入り積層構造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61182947A true JPS61182947A (ja) | 1986-08-15 |
Family
ID=12127303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2403785A Pending JPS61182947A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 模様入り積層構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61182947A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6430227U (ja) * | 1987-08-13 | 1989-02-23 | ||
| JPH0463238U (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-29 | ||
| JPH0550570A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-02 | Nikko Co | 人造大理石及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56117641A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-16 | Ina Seito Kk | *rejikon* molding* which is light and is formed in high dimension accuracy* and its manufacture |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2403785A patent/JPS61182947A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56117641A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-16 | Ina Seito Kk | *rejikon* molding* which is light and is formed in high dimension accuracy* and its manufacture |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6430227U (ja) * | 1987-08-13 | 1989-02-23 | ||
| JPH0463238U (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-29 | ||
| JPH0550570A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-02 | Nikko Co | 人造大理石及びその製造方法 |
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