JPS61179163A - 生体端子 - Google Patents

生体端子

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JPS61179163A
JPS61179163A JP60016671A JP1667185A JPS61179163A JP S61179163 A JPS61179163 A JP S61179163A JP 60016671 A JP60016671 A JP 60016671A JP 1667185 A JP1667185 A JP 1667185A JP S61179163 A JPS61179163 A JP S61179163A
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JP
Japan
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living body
terminal
connecting body
blood pressure
skin tissue
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JP60016671A
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JPH0445190B2 (ja
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秀希 青木
赤尾 勝
美治 秦
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Advance Res & Dev Co Ltd
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Advance Res & Dev Co Ltd
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  • Materials For Medical Uses (AREA)
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はその要部がハイドロキシアパタイト等のアパタ
イト系材より成る生体端子に関する。
従来のcannula(挿管)といった生体用端子はそ
の一端が生体皮膚上にあり他端が皮下に埋設されて、血
圧、血流速度、温度、心電信号等の各種生体情報数り出
しのための電気的端子として或いはその貫通孔を介して
輸液、各種薬液等の注入又は人工腎臓透析等のための血
流の取り出し・注入口等としで使用される番、のであり
、主としてシリコーンゴム、ふっ素樹脂等の所謂生体不
活性材より形成されたちのが既に提案されている。
しかし乍らこれらは生体にとってはあくまでも異物に池
ならずその生体装着部位は一種の外傷を受けた状態に置
かれるものとなるので両者の間隙からの細菌感染等によ
り長時間の使用には到底耐え得ないものであり、例えば
揺動による出血の心配、或いは心電信号等の生体電気信
号の取り出しに当っては所謂アーチファクト等を生じ、
更には、物理的動揺による導線内部の断線、及び生体組
織との接触による導管の劣化等の問題により未だ普及し
得ないものとなっている。
他方、近時ハイドロキシアパタイト焼結体等のアパタイ
ト系材の優れた生体親和性、更には骨誘導性が解明され
ると共にその焼結体による人工歯根、人工骨への利用が
提案、実用されつつあるが、同焼結体の皮膚組織との生
理学的反応性については先行技術に於いて全熱未解明で
ある。
上記に鑑み本発明者らは鋭意研究の結果、驚くべきこと
に71イドロキシアパタイト焼結体等の7パタイト系材
は皮膚組織に対し単に親和性を有するのみならずこれら
組織と緊密且つ一本的に接合するという事実並びに前記
物理的動揺と負荷による導管の劣化、導線内部の断線が
生じたとしても容易に交換が可能な接続体の配設:こよ
り容易に解決されることを知見し、本発明に到達したち
のである。
以下、本発明生体端子につきその材料組成及び製法、形
状乃至構造、使用の態様等につき詳細に分脱する。
材料組成・製法 1゜本発明に於ける゛アパタイト系材”とはその化学組
成がCa1゜(PO2)6(○H)2で表わされるハイ
ドロキシアパタイトのみならず、○Hパインのかわりに
1〜10%のカーボネート(CO,)イオンやフッソ、
塩素イオン或いはそのCaの代わりにMg等を含むこと
らあるその各種イオン置換体、或いはこれらを主成分と
するら焼結性、強度、細孔度等を向上すべくこれにCa
z(P O、) : 、Ca + O(PO2)21 
Mgo+ N a 20 、K 20 + Ca F 
2 +A1.○−、SiO2,Cab、Fe2O,、M
nO,MnO2,ZnO。
C,Sr○、Pb0.Bad、TiO2,ZrO2又は
各種高分子材等々の周知各種添加剤を添加混合したもの
をも包含する。
ここで、高分子との複合剤とする場合は、比較的毒性の
少ないポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタ
クリレート。
ポリウレタン、ポリエステル、ABS樹脂、フッ素樹脂
、ポリカーボネート、ポリスルホン、エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂。
ノアリルフタレート(3(脂、フラン樹脂等の樹脂を選
〕ことができる。
池方、その製造法としては単体或いは金属等の基材上で
の所謂焼結法を始めとして金属等の基材へのプラズマ溶
射法等を例示し得、例えばその単独焼結体は一般にハイ
ドロキシアパタイト粉末を金型又はラバープレス等によ
り500〜3,000kg/c m 2程度の圧力下、
所望の形状に圧縮成形し、次いでこれを700〜1. 
、300°C程度の温度で焼結処理して得られるもので
あるが、その他の製法及び組成を含めてより詳細は下記
公知技術が参照される。すなわち、特開昭51−404
00、同52−64199、同52−82893、同5
2−142707、同52−147606、同52−1
49895、同53−28997、同53−75209
、同53−111000、同53−118411、同5
3−144194、同53−110999、同54−1
58099、同55−51751、同55−13085
4、同55−140756、同56−45814、同5
6−166843、特公昭57−40776及び同57
−40803号各公報。
尚、皮膚組織との接合性という観点から本発明に於いて
特に有用な焼結体の相対密度(ハイドロキシアパタイト
単結晶の密度を基準)は、60〜99.5%、より好ま
しくは85〜95%程度である。
杉臥乃P〜迄 本発明生体端子の形態は使用目的に応して所望のものと
なし得るが、その典型例につき添付図面を参照して詳説
すれば次の通りて゛ある。
すなわち、第1図は本発明生体端子の1例を示す断面図
であり、図中、端子1は共にハイドロキシアパタイトよ
り成る端子頭部1と端子胴部2と同底部3とを一本的に
結合して成るものであり、その内部に小本内外を分離、
接続するテフロンより成るコネクタのその1端を生体外
部に位置する第1の接続体4と、その1:4を生体内部
に位置する第2の接続体5とを圧入する。更にコネクタ
の第1の接続体4と第2の接続体5には、シリコンゴム
等より成る体液の侵入を阻止する阻止帯6,7及び生体
端子内壁には阻止溝8,9を設ける。第1の接続体4及
び第2の接続体5には電気的に連結するための金線、銀
線、白金線1合金線、カーボンファイバ等の導電性部材
10.11及びこれをつつむダフロン、テフロン、シリ
コン樹脂等の被覆材12.13からなる導線が埋設され
ている。第1の接続体4には外部装置との接続のための
電気的端子14が突出配置されており、生体内部には電
気的端子14より延びた導電性部材10.11を介して
電気的センサーなどが接続されている。第2図は、皮膚
組織と接触するアパタイト系材よりなる端子部■と管状
体を生体内に接続するためのコネクタであり生体外部に
位置する第1の接続体15、生体内部に位置する第2の
接続体16とより成り、この内部にステンレス、パイタ
リウム、チタン等からなる金属管等の導管17.18が
埋設されている。
使用態様 前述の通り、本発明によるハイドロキシアパタイトを主
原料とする生体端子は、その内部に生体内及び生体外に
分離及び接続ができるコネクタの配設をしたため皮膚組
織と界面接合し生体に安定的に固定され、生体内部での
導管及び導線の劣化が生じた場合でもアパタイト系材か
らなる端子を残し、生体内部の接続体のみを交換でbる
。更に上記理由により交換時における生体端子からの細
菌の感染を防ぎ、連続あるいは断続的な生体情報の検出
又は特定の生体内組織等に生体外部からの電気的信号の
供給又は生体内に対する薬物の投与が行なわれる等々広
範に適用されるものである。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 1、ハイドロキシアパタイト粉末は、0.5モル/1水
酸化カルシウムと0.3モル/1リン酸溶液を徐々に滴
下し、37°Cで1日反応させて合成し、これを濾過乾
燥して得た。この合成粉末を金型に充填し、800 k
g/ c+n”の圧力で圧縮成形し径2 +n+nの貫
通孔を有し且つカサ密度1.6g/cm’の圧粉体を得
た。これを端子頭部形状(第1図参照)に旋盤及び歯科
用ダイヤモンドバーで切削、加工した。同様に前記合成
粉末を金型に充填圧縮成形、切削加工して端子底部(第
1図参照)とした。次いで、側圧粉体の貫通孔を接合上
火に両者間に予め水を加え乳鉢でよく練ったゲル状アパ
タイト粉末を塗布上接着した。 これを1.250°C
で1時間焼結処理して圧縮強度5 、 OOOkg/c
mこ、曲げ強度1 r 200 kg/ cm”、相対
密度95%且つ接着部も均一に焼結した第1図に図示の
通りの生体端子を得た。
ここに於いて端子底部円板部は直径20+nm、厚さ2
n+n+、端子頭部円板部は直径20mm、厚さ211
m、端子円筒部は直径8mm、高さ15mmであり、中
央の貫通孔は直径6m+oで端子底部及び端子頭部より
高さ1mmの所に、直径6+nm、高さO,Smmの体
液侵入阻止溝をそれぞれ設ける。尚、その内部に配設す
るコネクタの生体外部と生体内部にはシリコンゴム等に
より体液侵入阻止帯を設け、前記体液侵入阻止溝の形状
と一致する。このコネクタはカテーテル先端型血圧トラ
ンスデユーサ(株式会社豊田中央研究所製)と連結して
いる。次に二の端子とカテーテル先端型血圧トランスデ
ユーサとよりなる試料を、円筒部の上部が体外に、また
底部円板部が皮下にあるように、成人背部皮膚に埋入し
、縫合・固定した。カテーテル先端型血圧トランスデユ
ーサは大腿動脈より挿入し、センサーのある先端部が腹
部大動脈に達するように設置した。試料埋入2週間後に
は皮膚組織と完全に接合、固定された状態となった。
そこで、この犬にケタラール麻酔(三共株式会社製)を
5mβ筋注したのち箱の中に固定し、血圧の連続計測を
開始した所、24時間安定的に計測することに成功し更
に1週間後、同し様に血圧を連続計測した所、24時間
安定的に計測することができた。
更に2力月目には、生体内におけるカテーテル先端型血
圧トランスデユーサの被覆材の劣化によって計測不能と
なったが、生体端子の埋設場所の近傍より、生体内部側
の接続体と共にカテーテル先端型血圧トランスデユーサ
を摘出、交換し、再び血圧の連続計測を行なうことがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明における実施例の断面図であ
る。 第3図は第1図を皮膚組織に埋設し、皮膚!l1fi外
のコネクタを分離した状態における一部断面図である。 1、n、III・・・皮膚組織と接触する端子部、4.
15・・・第1接続体、  5,16・・・第2接続本
、12.13・・・被覆材、   19・・・皮膚組織
、14 ・・・生体外突出部、  10.11・・・金
属線、17.18・・・導管、   8,9.8’、9
’・・・体液阻止溝、61716’+7゛・・・体液阻
止帯。 特許出願人   株式会社 アドバンス開発研究所第3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも皮膚組織との接触部分が皮膚組織親和
    性成分としてのアパタイト系材より成り生体内外を連通
    するための貫通孔を有する生体端子において、その一端
    が生体外に位置すると共に前記貫通孔に圧入された第1
    の接続体と、その一端が生体内に位置すると共に前記貫
    通孔に圧入され且つ前記第1の接続体に接続される第2
    の接続体とを有することを特徴とする生体端子。
JP60016671A 1985-02-01 1985-02-01 生体端子 Granted JPS61179163A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60016671A JPS61179163A (ja) 1985-02-01 1985-02-01 生体端子

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JP60016671A JPS61179163A (ja) 1985-02-01 1985-02-01 生体端子

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JPS61179163A true JPS61179163A (ja) 1986-08-11
JPH0445190B2 JPH0445190B2 (ja) 1992-07-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020004672A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 株式会社アドバンス 血液透析用経皮端子及び個体差別血液透析システム

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