JPS61178016A - 消化槽におけるメタンガス回収方法 - Google Patents
消化槽におけるメタンガス回収方法Info
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- JPS61178016A JPS61178016A JP60018937A JP1893785A JPS61178016A JP S61178016 A JPS61178016 A JP S61178016A JP 60018937 A JP60018937 A JP 60018937A JP 1893785 A JP1893785 A JP 1893785A JP S61178016 A JPS61178016 A JP S61178016A
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- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/20—Sludge processing
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本発明は、有機性廃液の嫌気性メタン発酵消化槽にかけ
る生成混合ガス中の、メタンガス若しくは炭酸ガスにそ
れらの注状に固有の挙、助をとらせることにより、特、
′こメタンガスも濃縮すると共に回収の効率化を図る方
法に係るものである。
る生成混合ガス中の、メタンガス若しくは炭酸ガスにそ
れらの注状に固有の挙、助をとらせることにより、特、
′こメタンガスも濃縮すると共に回収の効率化を図る方
法に係るものである。
従来技術:
嫌気性メタン発酵消化槽(以下消化槽と称する。)にお
いて生成される主としてメタンガスと炭酸ガスとの混合
ガス(以下消化ガスと称する。)中のメタンガスを濃。
いて生成される主としてメタンガスと炭酸ガスとの混合
ガス(以下消化ガスと称する。)中のメタンガスを濃。
、宿する方法としては、(イ)NaOHなどによるアル
カリ洗浄法、(o) K2CO,などによる熱アルカ
リ洗浄法、(ハ) MKA(モノエタノールアミン)、
DEA(ジェタノールアミン)などによるアミンプロセ
ス、 (→ モレキュラーシープなどの吸着作用を利用したP
SA方式、 などがφるが、0)は薬品コストが嵩むこと、に)はモ
レキュラー7−プの再生に安するエネルギーコストが高
くつくこと、(ロ)(ハ)は設備賛が鳩く、なり大容量
の処理を行う場合にしか採用できないこと等υ諸点に問
題がめる。
カリ洗浄法、(o) K2CO,などによる熱アルカ
リ洗浄法、(ハ) MKA(モノエタノールアミン)、
DEA(ジェタノールアミン)などによるアミンプロセ
ス、 (→ モレキュラーシープなどの吸着作用を利用したP
SA方式、 などがφるが、0)は薬品コストが嵩むこと、に)はモ
レキュラー7−プの再生に安するエネルギーコストが高
くつくこと、(ロ)(ハ)は設備賛が鳩く、なり大容量
の処理を行う場合にしか採用できないこと等υ諸点に問
題がめる。
また、消化槽に炭酸ガスを吹込むことによりCO2分圧
を^くしてメタン発酵を促進し、消化プロセスを短時間
に進行させ得ることは、たとえば特公昭57−4691
3号にも開示されているごとく公知であるが、こnらの
方法では消化槽内空間に他系から002ガスを導入充填
し、或いはC02吸収液を消化原料液に供給する手段が
とらnでいる。
を^くしてメタン発酵を促進し、消化プロセスを短時間
に進行させ得ることは、たとえば特公昭57−4691
3号にも開示されているごとく公知であるが、こnらの
方法では消化槽内空間に他系から002ガスを導入充填
し、或いはC02吸収液を消化原料液に供給する手段が
とらnでいる。
発明の目的:
本発明は斯かる現況に鑑み、消化旧に2けるメタン発酵
を促進すると共に、生成するメタンガスを幼果的に回収
する手段を提案せんとしてなされたもので、具体的には
消化ガス中の各組成ガス金濃縮することによりメタンガ
スリッチなガス体と炭酸ガスリッチなガス体とに分離し
、前者からはメタンガスを効率よく回収し、後者は消化
槽に饋還してメタ/発酵を促進し、これらの協働により
消化槽にしけるメタンガス回収金高能率とする方法の提
供を目的としている。
を促進すると共に、生成するメタンガスを幼果的に回収
する手段を提案せんとしてなされたもので、具体的には
消化ガス中の各組成ガス金濃縮することによりメタンガ
スリッチなガス体と炭酸ガスリッチなガス体とに分離し
、前者からはメタンガスを効率よく回収し、後者は消化
槽に饋還してメタ/発酵を促進し、これらの協働により
消化槽にしけるメタンガス回収金高能率とする方法の提
供を目的としている。
発明の構成;
本発明方法は、消化槽で生成する消化ガスを、非多孔質
高分子膜で2室に区分されたチャ/パーの一方の室に供
給し、高分子膜を透過することなくこの膜に6ってその
まま排出されるガスを濃縮さ八たメタンガスとして取出
すと共に、高分子膜で隔離された他方の室を減圧状態と
することにより、高分子膜を透過してきたガスt−濃縮
された炭酸ガスとして消化槽に鳩還し、消化槽内のCO
!分圧全高め、これによって炭酸ガスのメタン化を促進
するものである。本発明方法の具体化に際しては、在来
の嫌気性消化設備に加えて高分子膜チャンバーと真空ポ
ンプとを付設するだけで済み、イニシャルコストは安価
でろりランニングコストも殆んど真空ポンプの動力費だ
けのため、前記他方式にみるごとき、薬品を多量に使用
したり、100°C以上の加熱用熱源又は高圧が不用史
、従来法に比べて低廉である。
高分子膜で2室に区分されたチャ/パーの一方の室に供
給し、高分子膜を透過することなくこの膜に6ってその
まま排出されるガスを濃縮さ八たメタンガスとして取出
すと共に、高分子膜で隔離された他方の室を減圧状態と
することにより、高分子膜を透過してきたガスt−濃縮
された炭酸ガスとして消化槽に鳩還し、消化槽内のCO
!分圧全高め、これによって炭酸ガスのメタン化を促進
するものである。本発明方法の具体化に際しては、在来
の嫌気性消化設備に加えて高分子膜チャンバーと真空ポ
ンプとを付設するだけで済み、イニシャルコストは安価
でろりランニングコストも殆んど真空ポンプの動力費だ
けのため、前記他方式にみるごとき、薬品を多量に使用
したり、100°C以上の加熱用熱源又は高圧が不用史
、従来法に比べて低廉である。
以下、本発明方法の1具体例を図面に基づき説明する。
第1図に示すように、嫌気性メタン発酵消化槽(1)で
生成したメタンガスと炭酸ガスとの混合ガスは上部から
取出され、ガス配管(2)を通シガス循壌グロアー(3
)にて7JO圧され、ガス配管(4)の途中で、後記高
分子膜チャンバー(2)から真空ポンプ四を経て送らル
てくる濃縮さnた炭酸ガスとよく混合され、しかる後消
化槽内中央部に設けたドラフトチューブ(5)内のノズ
ル(6)から消化槽(1)内に放出される。このガスの
ドラフトチューブ(5)内での上昇に伴って消化槽(1
)底部の消化液が吸い上げられ、消化液への炭酸ガスの
溶解が行われ、充分に炭酸ガスを溶解した消化液が充填
層(7)部をゆっくりと下方に流れる過程でメタン菌に
よる消化作用が行われる。
生成したメタンガスと炭酸ガスとの混合ガスは上部から
取出され、ガス配管(2)を通シガス循壌グロアー(3
)にて7JO圧され、ガス配管(4)の途中で、後記高
分子膜チャンバー(2)から真空ポンプ四を経て送らル
てくる濃縮さnた炭酸ガスとよく混合され、しかる後消
化槽内中央部に設けたドラフトチューブ(5)内のノズ
ル(6)から消化槽(1)内に放出される。このガスの
ドラフトチューブ(5)内での上昇に伴って消化槽(1
)底部の消化液が吸い上げられ、消化液への炭酸ガスの
溶解が行われ、充分に炭酸ガスを溶解した消化液が充填
層(7)部をゆっくりと下方に流れる過程でメタン菌に
よる消化作用が行われる。
−万、生成した消化ガスは配管(8)から取出され、た
とえば、有水式のガスホルダー(9)に貯留され、つい
で、配管αq、ガスブロアー(2)、送入配管(6)を
経て高分子膜チャ/パー(至)に送られる。高分子膜チ
ャ/パー(至)は高分子膜(ロ)とこの膜で区分された
非透過ガス室(ト)と透過ガス室(至)とからなってお
り、高分子膜α◆は平膜、スパイラル又は中空系などに
モジュール化されている。
とえば、有水式のガスホルダー(9)に貯留され、つい
で、配管αq、ガスブロアー(2)、送入配管(6)を
経て高分子膜チャ/パー(至)に送られる。高分子膜チ
ャ/パー(至)は高分子膜(ロ)とこの膜で区分された
非透過ガス室(ト)と透過ガス室(至)とからなってお
り、高分子膜α◆は平膜、スパイラル又は中空系などに
モジュール化されている。
、Ji%分子膜チャンバーaalc送入された消化ガス
は、真空ポンプ四による吸引で透過ガス室q・が電圧と
なるために炭酸ガス組成分は高分子膜α荀を透過して透
過ガス室Q時に移行し、メタンガス成分は高分子膜IJ
4に宿って非透過ガス室(ト)に残り、メタンガスリッ
チに濃縮さルたガス体は送入配管(6)の下流にめるメ
タンガス取出管(ロ)から排出され、通常のガスホルダ
ーに貯えられるか、或いは必要に応じて直接使用される
。また、透過ガス室(至)に移行した炭酸ガスリッチな
ガス体は配管(至)を経て真空ポンプ(至)のエキシス
トとなって虐遁配−eGOを通り上記ガス配管(4)に
合流し、この管内を流れる消化ガスと混合され消化槽(
1)へ還流する。
は、真空ポンプ四による吸引で透過ガス室q・が電圧と
なるために炭酸ガス組成分は高分子膜α荀を透過して透
過ガス室Q時に移行し、メタンガス成分は高分子膜IJ
4に宿って非透過ガス室(ト)に残り、メタンガスリッ
チに濃縮さルたガス体は送入配管(6)の下流にめるメ
タンガス取出管(ロ)から排出され、通常のガスホルダ
ーに貯えられるか、或いは必要に応じて直接使用される
。また、透過ガス室(至)に移行した炭酸ガスリッチな
ガス体は配管(至)を経て真空ポンプ(至)のエキシス
トとなって虐遁配−eGOを通り上記ガス配管(4)に
合流し、この管内を流れる消化ガスと混合され消化槽(
1)へ還流する。
発明の作用;
次に斯かる構成により行われる本発明方法の機作につき
詳説する。
詳説する。
消化槽(1)に投入された有機性廃液は、消化槽(1)
内の各種嫌気性菌の作用を受けて分解されるが、@1段
階は高分子有機質が通性嫌気性菌群(基質分解菌)によ
りいったん低分子中間生成物、すなわちアルコール、有
機酸、有機塩などに分解する。この場合、多量の水素と
少量のメタンガスとが遊離するので第1段階の消化は「
水素発酵」とも言われる。
内の各種嫌気性菌の作用を受けて分解されるが、@1段
階は高分子有機質が通性嫌気性菌群(基質分解菌)によ
りいったん低分子中間生成物、すなわちアルコール、有
機酸、有機塩などに分解する。この場合、多量の水素と
少量のメタンガスとが遊離するので第1段階の消化は「
水素発酵」とも言われる。
ついで第2段階では、低分子中間生成物が絶対嫌気性一
群(メタン直)により、水各性悪機吻とガスとに分解さ
れる。すなわち、炭酸ガス、メタンガス、アンモニアな
どになるが、同時にメタンガスを多量に生成するので第
2段階の消化は「メタン発酵」とも言われる。
群(メタン直)により、水各性悪機吻とガスとに分解さ
れる。すなわち、炭酸ガス、メタンガス、アンモニアな
どになるが、同時にメタンガスを多量に生成するので第
2段階の消化は「メタン発酵」とも言われる。
アンモニアは亜硝酸アンモンの形で消化液中に残るから
、結局メタンガス、炭酸ガスを生成分とし、少量の水素
及び硫化水素を含むガスが消化槽かうの生成ガスとなり
、一般に消化ガスとして扱われる。
、結局メタンガス、炭酸ガスを生成分とし、少量の水素
及び硫化水素を含むガスが消化槽かうの生成ガスとなり
、一般に消化ガスとして扱われる。
このような消化ガスは、メタンガスが65〜70高分子
膜チャンバーは、上記のごとき構造となされているが、
高分子膜の種類としては非多孔質膜が好ましく、この膜
は、膜を形成する高分子鎖の間隙が熱振動により揺いで
いることを利用して気体を透過させるもので、高分子膜
を気体が透過する機構は、 (&) 高分子膜表面に気体が溶ける・・・溶解、(
b) fi体の溶解によって生ずる濃度勾配により、
上記高分子鎖の間隙に拡がり移動する・・・拡散、 (e) 高分子膜の低fI&度側へ達した気体が離反
する・・・脱離又は蒸発、 から成り立っており、透過7)!I易度或いは透過速度
は、気体の種類、高分子膜の種類若しくは厚さ、高分子
膜を挾む両側の室の圧差により異り、これらを適宜設定
することにより非透過ガス体又は透過ガス体を選択でき
る。
膜チャンバーは、上記のごとき構造となされているが、
高分子膜の種類としては非多孔質膜が好ましく、この膜
は、膜を形成する高分子鎖の間隙が熱振動により揺いで
いることを利用して気体を透過させるもので、高分子膜
を気体が透過する機構は、 (&) 高分子膜表面に気体が溶ける・・・溶解、(
b) fi体の溶解によって生ずる濃度勾配により、
上記高分子鎖の間隙に拡がり移動する・・・拡散、 (e) 高分子膜の低fI&度側へ達した気体が離反
する・・・脱離又は蒸発、 から成り立っており、透過7)!I易度或いは透過速度
は、気体の種類、高分子膜の種類若しくは厚さ、高分子
膜を挾む両側の室の圧差により異り、これらを適宜設定
することにより非透過ガス体又は透過ガス体を選択でき
る。
一般に非多孔質膜での定量気体の透過速度は次式によっ
て表わされる。
て表わされる。
ここに、透過推進力は、それぞれの気体について高分子
膜の両側の分圧差で示される。
膜の両側の分圧差で示される。
従って、高分子rJIXを用いて混合気体を分離すると
きの度合を示す分離係数(12)は、たとえばメタンガ
スと炭酸ガスとの2成分系の場合、次式のようにそれぞ
れのガスの透過係数の比で表わすことができる。
きの度合を示す分離係数(12)は、たとえばメタンガ
スと炭酸ガスとの2成分系の場合、次式のようにそれぞ
れのガスの透過係数の比で表わすことができる。
すなわち、分離機能を重点に高分子膜を選定するに際し
ては、それぞれのガスの透過係数比、つまシ分離係数(
α)の大なることが基本的条件となる。
ては、それぞれのガスの透過係数比、つまシ分離係数(
α)の大なることが基本的条件となる。
本発明方法に用いるのは種種の実験の結果、弗素樹脂全
ベースとした高分子膜で炭酸ガスとメタンガスとの分離
係数(α)が12のものなどが好適でろるが、他にもC
A膜(セルローズアセテート膜)の1種のα=27程(
の非常に大きな分離係数、t−有する膜を用いてもよい
ことは勿論であり、本発明方法の要旨である高分子膜と
消化槽とを組合わせた相乗効果によシ、メタンガスを濃
縮すると共にその収得の効率化を図る機作からすれば、
上記分離係数はα>10であればよく、このような機能
をもつ高分子膜であればその種類には拘らない。
ベースとした高分子膜で炭酸ガスとメタンガスとの分離
係数(α)が12のものなどが好適でろるが、他にもC
A膜(セルローズアセテート膜)の1種のα=27程(
の非常に大きな分離係数、t−有する膜を用いてもよい
ことは勿論であり、本発明方法の要旨である高分子膜と
消化槽とを組合わせた相乗効果によシ、メタンガスを濃
縮すると共にその収得の効率化を図る機作からすれば、
上記分離係数はα>10であればよく、このような機能
をもつ高分子膜であればその種類には拘らない。
また、高分子膜を気体が透過する・Dに要する透過推進
力は、高分子膜を挾んだ画室におけるそれぞれの気体成
分の分圧差でるるか、この分圧差を生ぜしめる方法は、
高分子+’Aを挾む一方の室を常圧(消化槽の圧力。)
とし他方の室を真空ポンプによシ減圧すルばよいが、場
合によっては、一方の室を加圧し他方の室を常圧にして
も、或いは一方の室を加圧し他方の室を減圧してもよく
、分離せんとする混合気体の成分と以後の処理段階に2
ける圧分布のバランスとにより適宜方法を選択できる。
力は、高分子膜を挾んだ画室におけるそれぞれの気体成
分の分圧差でるるか、この分圧差を生ぜしめる方法は、
高分子+’Aを挾む一方の室を常圧(消化槽の圧力。)
とし他方の室を真空ポンプによシ減圧すルばよいが、場
合によっては、一方の室を加圧し他方の室を常圧にして
も、或いは一方の室を加圧し他方の室を減圧してもよく
、分離せんとする混合気体の成分と以後の処理段階に2
ける圧分布のバランスとにより適宜方法を選択できる。
メタン歯には、太陽エネルギーと葉緑素が無くても炭酸
ガスを分解する能力があり、消化のat段階で発生した
水素・脂肪を含有するアルコール及び脂肪酸の力を借り
て炭酸ガスをメタンガスに還元する作用をなす。同時に
脂肪酸は水を還元剤又は水素供与体としてメタン還元が
行わn、これらの反応の作表的な式を以下に示す。
ガスを分解する能力があり、消化のat段階で発生した
水素・脂肪を含有するアルコール及び脂肪酸の力を借り
て炭酸ガスをメタンガスに還元する作用をなす。同時に
脂肪酸は水を還元剤又は水素供与体としてメタン還元が
行わn、これらの反応の作表的な式を以下に示す。
CO□+4H,−α、 + 2H10
Co2+ zC,0,OH−CM4+ 2CH,C0O
H■、 + 2CBd、C0OH+H20→CH,+4
CH,C■H 発明の実権例: 次に本発明方法の具体例による幾つかの実施例につき説
明する。
H■、 + 2CBd、C0OH+H20→CH,+4
CH,C■H 発明の実権例: 次に本発明方法の具体例による幾つかの実施例につき説
明する。
先づ比較例として高分子膜チャンバーを付帯させない従
来法によりメタン発酵を行った。
来法によりメタン発酵を行った。
すなわち、下水汚泥の熱処理分離液を、充填材を500
1充填した卵形消化槽に投入し嫌気性消化試験を下記条
件で実施した。
1充填した卵形消化槽に投入し嫌気性消化試験を下記条
件で実施した。
熱処理分離液の投入量 1601/日l
のC0Dcr11,600 Q/llI の滞留日
a 3.1日消化槽の温度
36〜37°C上記条件による実験結果は下記のとお
りであった。 − 消化槽から生成するガス量 594 e/日組成
はCH4濃度 66.11 co、 ’ 31.91 H! # O−02T。
のC0Dcr11,600 Q/llI の滞留日
a 3.1日消化槽の温度
36〜37°C上記条件による実験結果は下記のとお
りであった。 − 消化槽から生成するガス量 594 e/日組成
はCH4濃度 66.11 co、 ’ 31.91 H! # O−02T。
処理水の■Dcr4,6004/I
I pH7,8
従って、メタンガス生成量は39317日 と計算され
る。
る。
〔実施例1〕
実験例と同一の条件により消化槽を運転rると共に、消
化槽から発生するガスを高分子膜チャンバーに導入し、
透過ガス室を減圧して炭酸ガスリッチなガス体をこの側
に流通させ、そして消化槽に填還した。
化槽から発生するガスを高分子膜チャンバーに導入し、
透過ガス室を減圧して炭酸ガスリッチなガス体をこの側
に流通させ、そして消化槽に填還した。
又、非透過ガス室に2いて高分子膜に沿って流れるメタ
ンガスリッチなガス体は、4品ガスとして外部へ取出し
た。
ンガスリッチなガス体は、4品ガスとして外部へ取出し
た。
偽分子嗅は弗素樹脂系COv’ cHa分離係数12の
もので、巾2B□sawx長さ6001111の膜1枚
を平膜に形成したもので、非透過ガス室は常圧に、又透
過ガス室は真空度300 Torr、の減圧に設定し、
下記のとンりの結果を得た。
もので、巾2B□sawx長さ6001111の膜1枚
を平膜に形成したもので、非透過ガス室は常圧に、又透
過ガス室は真空度300 Torr、の減圧に設定し、
下記のとンりの結果を得た。
消化槽から生成するガス量 x、x9zIl/日組
成はCM44度 629チ CO,# 35.1チ H! # 0−02チ 濃縮されたメタンガスf 602g/日組成ハ
ctt、 濃度72.5 % ■= 1 25.3チ H!l 微少 1縮された炭酸ガスi 5901/日組成
はCH,濃・尤 53.3チCO,#
44.7% H2I θ、03憾 処理水の■Ocr 4.700Wl/1
1pH7,6 従って、メタンガス生成量は43617日 となり、メ
タンガス収率は実験例に対し10.9%の向上をみた。
成はCM44度 629チ CO,# 35.1チ H! # 0−02チ 濃縮されたメタンガスf 602g/日組成ハ
ctt、 濃度72.5 % ■= 1 25.3チ H!l 微少 1縮された炭酸ガスi 5901/日組成
はCH,濃・尤 53.3チCO,#
44.7% H2I θ、03憾 処理水の■Ocr 4.700Wl/1
1pH7,6 従って、メタンガス生成量は43617日 となり、メ
タンガス収率は実験例に対し10.9%の向上をみた。
〔実権例2〕
実施例1と同一の条件で消化flを運転すると共に、同
材質の高分子膜を3枚とし、透、Iaガス室は真空度2
00 Torr、の減圧に設定し、下記のとおりの結果
を得た。
材質の高分子膜を3枚とし、透、Iaガス室は真空度2
00 Torr、の減圧に設定し、下記のとおりの結果
を得た。
消化槽から生成するガスt2,3701/日組成はCf
(、濃度 59.84■! ’ 3
8.2% H* ’ o、oz* 濃縮されたメタンガスt 59517日組成
はCH4!1度 79.1%C02譲度
18.84 H8I 微少 濃縮された炭酸ガス量 1,171/日組成は
α4濃度 53.4チ ■! ’ 44.6’16H,I
O,03% 逃理水のC0Dcr 4.500 Q/
II pH7,5 従って、メタンガス生成量は47117日 となり、メ
タンガス収率は実験例に対し19.8%の向上をみた。
(、濃度 59.84■! ’ 3
8.2% H* ’ o、oz* 濃縮されたメタンガスt 59517日組成
はCH4!1度 79.1%C02譲度
18.84 H8I 微少 濃縮された炭酸ガス量 1,171/日組成は
α4濃度 53.4チ ■! ’ 44.6’16H,I
O,03% 逃理水のC0Dcr 4.500 Q/
II pH7,5 従って、メタンガス生成量は47117日 となり、メ
タンガス収率は実験例に対し19.8%の向上をみた。
発明の効果:
本発明方法は高分子膜チャンバーと消化槽とを組合せる
ことにより、濃縮したメタンガスを、消化槽で生成した
メタンガス濃度よりも5−以上濃度を上げて回収すると
共に、従来法によれば廃棄するか又は高い設備費と経常
費を要する炭酸ガス洗浄法等によす分離回収していた炭
酸ガスを、高分子膜チャンバーを流通させることによシ
濃縮された炭酸ガスとなし、これを消化槽へ1還させる
ことにより(透過ガス室金介して饋還される炭酸ガスリ
ッチなガス体量は、非透過ガス室より取出されるメタン
ガスリッチなガス体量の1〜5倍とすることが好ましい
。
ことにより、濃縮したメタンガスを、消化槽で生成した
メタンガス濃度よりも5−以上濃度を上げて回収すると
共に、従来法によれば廃棄するか又は高い設備費と経常
費を要する炭酸ガス洗浄法等によす分離回収していた炭
酸ガスを、高分子膜チャンバーを流通させることによシ
濃縮された炭酸ガスとなし、これを消化槽へ1還させる
ことにより(透過ガス室金介して饋還される炭酸ガスリ
ッチなガス体量は、非透過ガス室より取出されるメタン
ガスリッチなガス体量の1〜5倍とすることが好ましい
。
)消化槽でのメタン化を一層促進し、メタンガスの収率
向上を可能としたのである。
向上を可能としたのである。
実験例の結果から明らかなごとく、消化ガスを高分子膜
チャンバーに供給して得らルる濃縮されたメタンガス濃
度は、66.11から715チないし79.11に濃縮
さn1収得の効率も10.9%ないし19.81促進さ
nている。また、生成ガス総量は、高分子膜チャンバー
の設置り有無にA係なく殆んど増減がないことから、上
記現象は消化槽内で炭酸ガスのメタンガスへの還元反応
が促進されたことを示し、その原因は消化槽内の炭酸ガ
ス濃度が31.9チから35.1%ないし38.2チヘ
上昇していること、すなわち消化槽内での炭酸ガス分圧
の上昇により液中への炭酸ガスの溶解菫が増力口し、こ
れによりメタン菌の増殖作用が活性化されたことによる
と推認される。
チャンバーに供給して得らルる濃縮されたメタンガス濃
度は、66.11から715チないし79.11に濃縮
さn1収得の効率も10.9%ないし19.81促進さ
nている。また、生成ガス総量は、高分子膜チャンバー
の設置り有無にA係なく殆んど増減がないことから、上
記現象は消化槽内で炭酸ガスのメタンガスへの還元反応
が促進されたことを示し、その原因は消化槽内の炭酸ガ
ス濃度が31.9チから35.1%ないし38.2チヘ
上昇していること、すなわち消化槽内での炭酸ガス分圧
の上昇により液中への炭酸ガスの溶解菫が増力口し、こ
れによりメタン菌の増殖作用が活性化されたことによる
と推認される。
第1図は本発明方法を具体化した1実施例の7o−シー
トでるる。 (1)・・・嫌気性メタン発酵消化・1(2)・・・ガ
ス配管 (3)・・・ガス循環ブロアー(4)・
・・ガス配管 (5)・・・ドラフトチューブ(
6)・・・ノズル (7)・・・充填層(8)
・・・配管(9)・・・ガスホルダー叫・・・配管
(ロ)・・・ガスブロアーIQ・・・送入配g
【l・・・高分子膜チャンバーα→・・・高分
子膜 (至)・・・非通過ガス室四・・・透過ガ
ス室 (17)・・・メタンガス取出管−・・・配
管 (至)・・・真空ポンプ四・・・饋還配
管 第1図 6 手続補正書 昭和60年4月2日 事件の表示 特願昭60−018937号発明の名称
消化槽に2けるメタンガス回収方法補正をする者 11件との関係 特許出願人 f1′、所(居所) 大阪市北区堂島浜1丁目3番23
号氏名格称) 株式会社田熊総合研究所 ! 06 (932) 0662 ほか1名 1コ付 昭和 年 月 日 l 特許請求の範囲を下記のとおり補正します。 [有機性廃液及び汚泥を嫌気性メタン発酵処理する際に
生成される主としてメタンガスと炭酸ガスとが混合した
消化ガスを、適当な分離係数を有する高分子膜で非透過
ガス室と透過ガス室とに区分された高分子膜チャンバー
に導入するようにし、上記透過ガス室に真空ポンプを連
結し該室を減圧すると共に消化槽に連結し、非透過ガス
室に供給された消化ガス成分中のメタンガスは高分子膜
に宿ってそのままメタンガスリッチなガス体として収得
さル、減圧された透過ガス室に移行した炭酸ガスリッチ
なガス体は消化ガスと混合して消化槽に饋還し、消化槽
内での炭酸ガス分圧を高くすることにより消化槽におけ
るメタンガス生成反応を促進し、メタンガス収得の効率
全向上させるよりにしたことを特徴とする消化槽におけ
るメタンガス回収方法。 lIC11細書、第2頁第3行目、「有機性廃液の」と
あるを、「有機性廃液及び汚泥の」と補正します。 ■ 明細書、第7頁第5行目、「イ機性廃液は、」とろ
ろを、「有機性廃液及び汚泥は、」と補正します。 手続補正書 昭和60年6月21日 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 大阪市北区堂島浜1丁目3番23号氏名
侶称) 株式会社田熊総合研究所 1!06 (932) 0662 ほか1名 日付 昭和 年 月 日 (1)特許請求の範囲を下記のとおり補正します。 [有機性廃液及び汚泥を嫌気性メタン発酵処理する際に
生成される主としてメタンガスと炭酸ガスとが混合した
消化ガスを、適当な分離係数を有する高分子膜で非透過
ガス室と透過ガス室とに区分された高分子膜チャンバー
に導入するようにし、上記非透過ガス室に供給され之消
化ガス成分中のメタンガスは高分子膜に滑ってそのまま
メタンガスリッチなガス体として収得され、透過ガス室
に移行した炭酸ガスリッチなガすることにより消化槽に
おけるメタンガス生成反応金促進し、メタンガス収得の
効率を向上させるよりにしたことを特徴とする消化槽に
おけるメタンガス回収方法。」 (2)明細書、第4頁第14行目、「消化槽内のCO2
分圧を高め、」とあるを、「消化槽内をガス攪拌しつつ
該槽内のCO2分圧を高め、」と補正します。 (3) 明細書、第4頁第17行目、「高分子膜チャ
ンバーと真空ポンプ」とあるを、「高分子膜チャンバー
と真空ポンプ又は加圧プロワ−」と補正します。 (4) 明細書、第4頁第19行目から第20行目ま
で、「真空ポンプの動力費」とあるを、「真空ポンプ又
は加圧プロワ−の動力費」と補正します。 (5)明細書、第5頁第8行目から第9行目まで、「ガ
ス循環ブロアー(3)」とあるを、「ガス循環プロワ−
(3)」と補正します。 (6)明細書、第5頁第10行目から第11行目まで、
「真空ポンプ翰」とろろを、「真空ポンプU鴨及び加圧
プロワ−(ホ)」と補正します。 (7) 明細書、第6貞第2行目、から第3行目まで
、「ついで、・・・・・・を経て」とめるを、「ついで
、配管αQt−経て」と補正します。 (8) 明細書、第6頁第13行目から第14行目ま
で、「送入配管@」とめるを、「配管αQ」と補正しま
す。 (9) 明細書、第6頁第18行目から第19行目ま
で、「真空ポンプσ燵・・・・・・を通り」とめるを、
「真空にンプO優及び加圧プロワ−翰を経て鳩還配・g
hυ1に遁り」と補します。 αq 明細書、第6頁第20行目から第7頁第1行目ま
で、「消化槽(1)へ還流する。」とろるを、[消化槽
(1)へ還流する。第2.3.4図は本発明を具体化し
た他の実施例を示したもので、第1図に示す実施例Dガ
ス循環プロワ−(3)及びガス配沓−(4)の一部′I
t除き、透過がスのみを消化槽に吹込み、夜をガス攪拌
しつつメタン化反応?促進させるメタン回収システムで
ある。」と補正します。 (lυ 明細−薯、第17頁第2行目から第14行目ま
で、「・育1図は・・・・・・順還配管」とめるを、[
第1図は本発明方法を具体化した実施例のフローシート
、第2.3.4図は同じく他の実施例のフローシートで
ある。 (1)・・・嫌気性メタン発酵消化槽 (2)・・・ガス配管 (3)・・・ガス循環プ
ロワ−(4)・・・ガス配管 (5)・・・ドラ
フトチューブ(6)・・・ノズル (7)・・
・充填層(8)・・・配管(9)・・・ガスホルダー(
10・・・配管 (至)・・・高分子膜チャ
ンバーa→・・・高分子a! (ト)・・・非
透過ガス室(ト)・・・透過ガス室 (ロ)・・・
メタンガス取出管(至)・・・配管 四・・
・真空ポンプ(イ)・・・加圧プロワ−(財)・・・嘲
還配管に)・・・スクリュ一式攪拌装置 」と補
正します。 @ 図面、第1図を添付図面のとおシ補正し、第2図、
第3図、第4図を補充します。 手続補正書 2 昭和60年12月26日
トでるる。 (1)・・・嫌気性メタン発酵消化・1(2)・・・ガ
ス配管 (3)・・・ガス循環ブロアー(4)・
・・ガス配管 (5)・・・ドラフトチューブ(
6)・・・ノズル (7)・・・充填層(8)
・・・配管(9)・・・ガスホルダー叫・・・配管
(ロ)・・・ガスブロアーIQ・・・送入配g
【l・・・高分子膜チャンバーα→・・・高分
子膜 (至)・・・非通過ガス室四・・・透過ガ
ス室 (17)・・・メタンガス取出管−・・・配
管 (至)・・・真空ポンプ四・・・饋還配
管 第1図 6 手続補正書 昭和60年4月2日 事件の表示 特願昭60−018937号発明の名称
消化槽に2けるメタンガス回収方法補正をする者 11件との関係 特許出願人 f1′、所(居所) 大阪市北区堂島浜1丁目3番23
号氏名格称) 株式会社田熊総合研究所 ! 06 (932) 0662 ほか1名 1コ付 昭和 年 月 日 l 特許請求の範囲を下記のとおり補正します。 [有機性廃液及び汚泥を嫌気性メタン発酵処理する際に
生成される主としてメタンガスと炭酸ガスとが混合した
消化ガスを、適当な分離係数を有する高分子膜で非透過
ガス室と透過ガス室とに区分された高分子膜チャンバー
に導入するようにし、上記透過ガス室に真空ポンプを連
結し該室を減圧すると共に消化槽に連結し、非透過ガス
室に供給された消化ガス成分中のメタンガスは高分子膜
に宿ってそのままメタンガスリッチなガス体として収得
さル、減圧された透過ガス室に移行した炭酸ガスリッチ
なガス体は消化ガスと混合して消化槽に饋還し、消化槽
内での炭酸ガス分圧を高くすることにより消化槽におけ
るメタンガス生成反応を促進し、メタンガス収得の効率
全向上させるよりにしたことを特徴とする消化槽におけ
るメタンガス回収方法。 lIC11細書、第2頁第3行目、「有機性廃液の」と
あるを、「有機性廃液及び汚泥の」と補正します。 ■ 明細書、第7頁第5行目、「イ機性廃液は、」とろ
ろを、「有機性廃液及び汚泥は、」と補正します。 手続補正書 昭和60年6月21日 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 大阪市北区堂島浜1丁目3番23号氏名
侶称) 株式会社田熊総合研究所 1!06 (932) 0662 ほか1名 日付 昭和 年 月 日 (1)特許請求の範囲を下記のとおり補正します。 [有機性廃液及び汚泥を嫌気性メタン発酵処理する際に
生成される主としてメタンガスと炭酸ガスとが混合した
消化ガスを、適当な分離係数を有する高分子膜で非透過
ガス室と透過ガス室とに区分された高分子膜チャンバー
に導入するようにし、上記非透過ガス室に供給され之消
化ガス成分中のメタンガスは高分子膜に滑ってそのまま
メタンガスリッチなガス体として収得され、透過ガス室
に移行した炭酸ガスリッチなガすることにより消化槽に
おけるメタンガス生成反応金促進し、メタンガス収得の
効率を向上させるよりにしたことを特徴とする消化槽に
おけるメタンガス回収方法。」 (2)明細書、第4頁第14行目、「消化槽内のCO2
分圧を高め、」とあるを、「消化槽内をガス攪拌しつつ
該槽内のCO2分圧を高め、」と補正します。 (3) 明細書、第4頁第17行目、「高分子膜チャ
ンバーと真空ポンプ」とあるを、「高分子膜チャンバー
と真空ポンプ又は加圧プロワ−」と補正します。 (4) 明細書、第4頁第19行目から第20行目ま
で、「真空ポンプの動力費」とあるを、「真空ポンプ又
は加圧プロワ−の動力費」と補正します。 (5)明細書、第5頁第8行目から第9行目まで、「ガ
ス循環ブロアー(3)」とあるを、「ガス循環プロワ−
(3)」と補正します。 (6)明細書、第5頁第10行目から第11行目まで、
「真空ポンプ翰」とろろを、「真空ポンプU鴨及び加圧
プロワ−(ホ)」と補正します。 (7) 明細書、第6貞第2行目、から第3行目まで
、「ついで、・・・・・・を経て」とめるを、「ついで
、配管αQt−経て」と補正します。 (8) 明細書、第6頁第13行目から第14行目ま
で、「送入配管@」とめるを、「配管αQ」と補正しま
す。 (9) 明細書、第6頁第18行目から第19行目ま
で、「真空ポンプσ燵・・・・・・を通り」とめるを、
「真空にンプO優及び加圧プロワ−翰を経て鳩還配・g
hυ1に遁り」と補します。 αq 明細書、第6頁第20行目から第7頁第1行目ま
で、「消化槽(1)へ還流する。」とろるを、[消化槽
(1)へ還流する。第2.3.4図は本発明を具体化し
た他の実施例を示したもので、第1図に示す実施例Dガ
ス循環プロワ−(3)及びガス配沓−(4)の一部′I
t除き、透過がスのみを消化槽に吹込み、夜をガス攪拌
しつつメタン化反応?促進させるメタン回収システムで
ある。」と補正します。 (lυ 明細−薯、第17頁第2行目から第14行目ま
で、「・育1図は・・・・・・順還配管」とめるを、[
第1図は本発明方法を具体化した実施例のフローシート
、第2.3.4図は同じく他の実施例のフローシートで
ある。 (1)・・・嫌気性メタン発酵消化槽 (2)・・・ガス配管 (3)・・・ガス循環プ
ロワ−(4)・・・ガス配管 (5)・・・ドラ
フトチューブ(6)・・・ノズル (7)・・
・充填層(8)・・・配管(9)・・・ガスホルダー(
10・・・配管 (至)・・・高分子膜チャ
ンバーa→・・・高分子a! (ト)・・・非
透過ガス室(ト)・・・透過ガス室 (ロ)・・・
メタンガス取出管(至)・・・配管 四・・
・真空ポンプ(イ)・・・加圧プロワ−(財)・・・嘲
還配管に)・・・スクリュ一式攪拌装置 」と補
正します。 @ 図面、第1図を添付図面のとおシ補正し、第2図、
第3図、第4図を補充します。 手続補正書 2 昭和60年12月26日
Claims (1)
- 有機性廃液を嫌気性メタン発酵処理する際に生成される
主としてメタンガスと炭酸ガスとが混合した消化ガスを
、適当な分離係数を有する高分子膜で非透過ガス室と透
過ガス室とに区分された高分子膜チヤンバーに導入する
ようにし、上記透過ガス室に真空ポンプを連結し該室を
減圧すると共に消化槽に連結し、非透過ガス室に供給さ
れた消化ガス成分中のメタンガスは高分子膜に沿つてそ
のままメタンガスリツチなガス体として収得され、減圧
された透過ガス室に移行した炭酸ガスリツチなガス体は
消化ガスと混合して消化槽に饋還し、消化槽内での炭酸
ガス分圧を高くすることにより消化槽におけるメタンガ
ス生成反応を促進し、メタンガス収得の効率を向上させ
るよりにしたことを特徴とする消化槽におけるメタンガ
ス回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018937A JPS61178016A (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 消化槽におけるメタンガス回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018937A JPS61178016A (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 消化槽におけるメタンガス回収方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178016A true JPS61178016A (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=11985554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60018937A Pending JPS61178016A (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 消化槽におけるメタンガス回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61178016A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62176599A (ja) * | 1986-01-29 | 1987-08-03 | Ebara Corp | 有機性水溶液のメタン発酵法 |
JP2003089795A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 濃縮ガス製造装置及び濃縮ガス製造方法 |
JP2004160346A (ja) * | 2002-11-12 | 2004-06-10 | Hideken Sekkei:Kk | 嫌気性消化槽及び嫌気好気ろ床法 |
US6855253B2 (en) * | 2002-09-23 | 2005-02-15 | Baumgartner Environics, Inc. | Anaerobic digester |
JP2006255580A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 発酵液のアンモニア濃度低減装置および方法 |
US7708885B2 (en) * | 2001-05-31 | 2010-05-04 | Biothane Llc | Anaerobic digestion apparatus, methods for anaerobic digestion and for minimizing the use of inhibitory polymers in digestion |
JP2011189261A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 生物処理システムおよび生物処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895598A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-07 | 金井 昌邦 | メタン発酵方法 |
JPS58150493A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-07 | Sumitomo Jukikai Envirotec Kk | 廃水及び汚泥の処理槽 |
-
1985
- 1985-02-01 JP JP60018937A patent/JPS61178016A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895598A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-07 | 金井 昌邦 | メタン発酵方法 |
JPS58150493A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-07 | Sumitomo Jukikai Envirotec Kk | 廃水及び汚泥の処理槽 |
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JP2011189261A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 生物処理システムおよび生物処理方法 |
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