JPS61173412A - ワイヤ・ハ−ネスのためのフレキシブル自動製造装置 - Google Patents

ワイヤ・ハ−ネスのためのフレキシブル自動製造装置

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JPS61173412A
JPS61173412A JP60255820A JP25582085A JPS61173412A JP S61173412 A JPS61173412 A JP S61173412A JP 60255820 A JP60255820 A JP 60255820A JP 25582085 A JP25582085 A JP 25582085A JP S61173412 A JPS61173412 A JP S61173412A
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JP
Japan
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wire
terminal
clamp
end effector
cable harness
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Application number
JP60255820A
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English (en)
Inventor
ジエームス・アレン・ヘンダーソン
コンスタンチン・マイケル・トラブロス
マーク・ラヴアーン・ホランド
ロナルド・カール・ヴアンシクル
マーク・ステーブン・ウエイクセル
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS61173412A publication Critical patent/JPS61173412A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/012Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses
    • H01B13/01236Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses the wires being disposed by machine
    • H01B13/01245Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses the wires being disposed by machine using a layout board
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばレーダ・システムのような大規模の電気
システムにおける電気的サブシステムの相互接続に利用
されるようなケーブル・ハーネス集合体を製造する自動
的な製造装置及び製法に係わる。
最新のレーダ・システムや電気光学システムにおいては
、試験、保守及び部品交換を容易にするため、サブシス
テムの多くがモジュールとして設計される。これらのモ
ジュール・サブシステムは電気的に相互接続しなければ
ならないが、そのためにケーブル・ハーネスを利用する
場合が多い。レーダ・システムのメーカは数種類のレー
ダ・システム及びその他の多様な電気的装置を同時に製
造することがある。そこで多様なケーブル・ハーネスの
製造が必要となる。これらのケーブル・ハーネスはワイ
ヤーの太さ、長さ、端子のタイプ、及び配線経路におい
て多種多様である。
従来は所期の組立て経路に従ってケーブル・ハーネスを
レイアウトするため手作業でワイヤーを敷設できるよう
に構成されたワイヤー杉板を利用するのが常道であった
。この手作業による敷設は多大の時間を要し、ワイヤー
選択及び敷設経路の正確を期するためチェックを重ねね
ばならない。
この種のケーブル・ハーネスを正確に、しかも低コスト
で製造できるためには、自動化されたワイヤー加工装置
及びケーブル・ハーネス組立て装置の実現が望まれる。
ケーブル・ハーネスの製造及び設計データを入力され、
このデータを利用して所定の直径及び長さのワイヤー片
の自動化された加工作業を制御する自動装置がその1つ
である。
これらのワイヤー片は各端に所定の端子手段を形成され
る。ワイヤーの選択、裁断、及び端子形成は汎用デジタ
ル・コンピュータまたは専用マイクロプロセッサ手段の
ようなコンピュータ手段の制御下に操作されるワイヤー
加工装置によって行われる。
端子付きワイヤーはその端部を把持するための適当なエ
ンド・エフェクタを有する従来型のロボットにより、ワ
イヤー加工装置からケーブル・ハーネス形成装置へ自動
的に供給される。ケーブル・ハーネス形成装置は所期の
ケーブル・ハーネスに関する製造及び設計データを入力
されるコンピュータ手段の制御下に操作される。このコ
ンピュータ手段はワイヤー加工装置用と同じでもよいし
、別のものであってもよい。製造及び設計データ・ベー
スはワイヤー加工装置にもケーブル・ハーネス形成装置
にも利用される。ケーブル・ハーネス形成装置も平面的
な形板に沿って個々のワイヤーを順次敷設する適当なエ
ンド・エフェクタを有するロボットシステムである。
形板は所定パターンに配列され、形板の平坦面から直立
している係留片を含む。ロボットエンド・エフェクタは
端子付きワイヤーの第1端を把持し、ワイヤー経路を画
定する係留片に係留しながら杉板沿いに所定のパターン
でワイヤーが敷設し、ケーブル・ハーネスを構成するす
べてのワイヤー敷設され、ケーブル全長に沿ってケーブ
ル・タイで束ねられるまで順次ワイヤーを敷設する。
多様な端子を有する複数の個別ワイヤーを束ねてケーブ
ルとし、多くの場合、本線から数本の枝線が分岐してい
るこのようなケーブル・ハーネスをケーブル・ハーネス
形成装置から取出せば、あらかじめ位置ぎめされている
電子素子またはサブシステムの相互接続に直ちに利用す
ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施
例を説明する。
第1図に略示するケーブル・ハーネス集合体形成のため
の自動化装置においては、ライン10を介してコンピュ
ータ手段12にケーブル・ハーネス設計データが人力さ
れる。ケーブル・ハーネスデータは例えばレーダ・シス
テム・メーカが必要とするような膨大な数の特殊なケー
ブル・ハーネスを設計するのに利用されるCAD装置が
提供するような形式を取るのが普通である。本発明の自
動化装置は、例えばレーダ・システムに使用されるよう
な多様の電子サブシステムと併用するために製造しなけ
ればならないケーブル・ハーネスが極めて多種多様であ
ることにかんがみ、極めてフレキシブルな製造能力を提
供できるように構成されている。
コンピュータ手段12としては、適当なソフトウェア及
びメモリを具えた汎用デジタル・コンピュータまたはマ
イクロプロセッサ手段を採用すればよい。コンピュータ
手段12はケーブル・ハーネスデータを入力され、制御
信号を出力してこれをライン14を介して自動ワイヤー
加工装置16に供給する。ワイヤー加工装置16の機能
は図示しないワイヤー貯蔵手段からライン18に沿フて
供給されるワイヤーを受取り;所期の長さに裁断し;ワ
イヤー端に所要の端子手段を形成し:ケーブル製造の結
果を視覚的にチェックし、かつ記録することを可能にす
る識別情報をワイヤーにマーキングすることにある。ワ
イヤー加工装置において、ワイヤー供給及び貯蔵手段は
実際にはワイヤー加工装置と一体であるが、広義の自動
ケーブル・ハーネス製造装置を理解し易くするため、こ
のワイヤー供給/貯蔵手段をあえて別素子として図解し
た。
ワイヤー加工装置16によって順次製造される端子付き
ワイヤーがライン20に沿って搬送手段28に供給され
、ここからライン30に沿っテケーブル・ハーネス形成
装置22に搬送される。端子付きワイヤ二をケーブル・
ハーネス形成装置22に送る搬送手段28は最も簡単な
形として手動操作するオペレータの場合もあり得るが、
多くの場合、端子付きワイヤーを把持し;しれをワイヤ
ー加工装置16から取出し一ケーブル・ハーネス形成装
置22へ搬送するための適当なエンド・エフェクタを有
する自動ロボット装置である。
このケーブル・ハーネス形成装置22はコンピュータ手
段12からライン24を介してケーブル・ハーネス形成
装置22へ送られる制御信号に従って、所定のケーブル
経路に沿って個々の端子付きワイヤーを順次敷設する。
ケーブル・八−ネス形成装置22は適当なエンド・エフ
ェクタを有するロボット手段を含み、このロボット手段
は、コンピュータ手段12に入力され、記憶されたケー
ブル・ハーネス設計データによって画定される所定経路
に従ってケーブルが組立てられる杉板上に、直角座標運
動しながら、ワイヤーを敷設する。ワイヤーが適当な集
束手段で束ねられてケーブルとなり、ケーブル・ハーネ
スが完成するまで、端子付きワイヤーが順次敷設される
。このようなケーブル・ハーネスは数フィートに及び、
本線経路から分岐した複数の枝経路を含むのが普通であ
り、前記本線経路はケーブルが予想される環境下で電子
サブシステムの相互接続に正確にマツチするように形成
すればよい。前記サブシステムとしては、試験し易く、
かつ最新の航空機用レーダ・装置に採用されているLR
U(ライン交換可能ユニット)のように交換可能なモジ
ュール方式の電子ユニットが考えられる。
完成したケーブル・ハーネスはケーブル・ハーネス形成
装置22からライン26に沿って取出される。この時点
で本発明のフレキシブルな自動ケーブル・ハーネス製造
装置は同じケーブル・ハーネス設計データを利用して、
前に製造したのと全く同じ別のケーブル・ハーネスを製
造するか、あるいは異なるケーブル・ハーネス設計デー
タに基づいて異なるケーブル・ハーネスを形成すること
ができる。即ち、本発明の装置は最新の電子装置のメー
カが必要とするおびただしいタイプのそれぞれが独自の
ケーブル・ハーネスを製造することができる。
組立てを開始するためには、所定のエンド・エフェクタ
を有する従来型ロボットが先ずワイヤーを捕捉し、挿入
に備えて把持しなければならない。すでに述べたように
、ワイヤーを所定の長さに裁断し;ワイヤー両端をトリ
ミングし;ワイヤー各端に適当なコネクタを設けてこれ
をクリンプまたははんだ付けで固定するワイヤー加工装
置において端子付きワイヤーが形成される。適当に端子
形成されたワイヤーが所定のエンド・エフェクタに渡す
ため自動装置または手作業で搬送される。
端子付きワイヤーをエンド・エフェクタに渡す自動装置
の1例が空気圧式ワイヤー搬送装置である。一般に、空
気圧式ワイヤー搬送装置はワイヤー供給手段及び給気源
を含む。空気圧式供給管はワイヤー供給手段からエンド
・エフーエクタ端挿入点に達している。加工ずみワイヤ
ーが供給手段に供給され、次いで空気圧に駆動されて管
を通り、所定のエンド・エフェクタが端子付きワイヤー
の一端を係合できる位置まで搬送される。
実際のケーブル・ハーネス組立て装置はエンド・エフェ
クタを所定のケーブル・ハーネス経路に従って位置ぎめ
し、案内するために産業マニピュレータを利用する。1
例として、ガントリー形直交軸マニピュレータ装置を第
、15図に図示した。この種のロボットは直交座標に従
ってプログラムできるから特に有用である。ケーブル・
ハーネス組立て杉板131はマニピュレータの作業範囲
内に配置される。マニピュレータ装置181はX金集合
体183、Y金集合体185、及びZ金集合体187の
3つの直交軸集合体から成る。汎用ロボット・ハンドH
を取付けるため、Z金集合体187に選択多重軸回転リ
スト機構189を固定する。
汎用ロボット・ハンドHは複数の個別エンド・エフェク
タのいずれか1つと係合してこれを操作するフィンガ一
手段F含む。ケーブル・ハーネス形成の複雑さ、及び所
与のケーブル・ハーネスに含まれるコネクタの多様性に
かんがみ、数個の専用エンド・エフェクタ191を利用
するのが好ましい。ケーブル・ハーネス組立て専用エン
ド・エフェクタの1例が両方向コネクタ・ピン挿入工具
である。
X、Y%Z軸集金集合体成る組合わせ体を、工場床に固
定した垂直支持部材SMによってガントリー状に支持す
る。マニピュレータ装置181は例えばウェスチングハ
ウス・エレクトリック・コーボレー、シミンから市販さ
れているPRODUCERCNCシステムのような公知
の数値制御卓によって工作機械のように動作制御される
。このガントリ一式直交軸マニピュレータ装置は所要の
ケーブル・ハーネス組立てを実施するのに必要なリスト
関節数を著しく少なくすると共に、杉板取付けに従来必
要とされた回転テーブルのような補助装置の必要性をも
軽減する。
杉板131は木線Tから複数の枝線B1〜B5が分岐し
ているケーブル・ハーネスを対象として形成されている
。これに比較的簡単なケーブル・ハーネスであり、あく
までも説明のために例示したものである。電子システム
の複雑さ、所与の電子装置を構成するモジュール成分が
互いに物理的に分離している事実にかんがみ、個々の枝
線の長さ、枝線及び各枝線の端子としてのコネクタの数
はこのケーブル・ハーネスを使用するシステムに固有で
ある。杉板131はほかに複数の組立て点A1〜A5及
び係留部材またはワイヤー敷設ビンをも含む。ケーブル
・ハーネスにおけるワイヤーの具体的な配置は製造条件
の1つであり、ケーブル・ハーネスそのものの用途によ
フて決定される。従って、本発明の装置及び方法では多
種多様な任意個数の係留片及びコネクタを使用できる。
組立て点A3、A4及びA5の拡大図から明らかなよう
に、所与のケーブル・ハーネス中に多様なワイヤー端子
が任意の個数存在する。例えば、組立て点A3の拡大図
は多数のピン形コネクタ端子付きワイヤーを挿入できる
標準的な軍用コネクタである。組立て点A4の拡大図は
公知のラグ形コネクタ、組立て点A5の拡大図はあとで
組立てを行うために加工された簡単な錫メッキはだが線
をそれぞれ示す。
ケーブル・ハーネス形成プロセスを概説するため、製造
プロセスの個々の段階を簡単に説明する。先ず、ガント
リー型ロボット181のハンドHが、挿入すべきワイヤ
ーのタイプに適合する所定のエンド・エフェクタと係合
する。該当のエンド・エフェクタが捕捉されたら、この
エンド・エフェクタに対してワイヤー搬送装置が端子付
きワイヤーを渡す。次いで端子付きワイヤーがこのエン
ド・エフェクタに挿入される。端子付きワイヤーはエン
ド・エフェクタ内で必要に応じて整列させられ、次いで
、端子付きワイヤーの第1端が所期の第1組立て点の近
傍に来るようにエンド・エフェクタが位置ぎめされる。
端子付きワイヤーの第1端が第1組立て点に挿入され、
所定ケーブル・ハーネスレイアウトに沿った端子付きワ
イヤーの敷設が開始される。詳しくは後述するようにエ
ンド・エフェクタはワイヤー敷設にもワイヤー挿入にも
利用されるが、端子付きワイヤーの挿入には1つのグリ
ッパを利用し、敷設には別のグリバを利用するのが現実
的である。それぞれの作業に別々のグリッパを使用する
場合、専用グリッパ191はロボット・ハンドHによっ
て選択的に利用される。次いで、ロボットは所定の経路
をたどって係留片に沿ってワイヤーを敷設し、第2組立
て点に至る。ケーブル・ハーネスの構成によっては第2
組立て点が例えば組立て点A4とA5の場合のようにそ
のまま杉板におけるワイヤーの最終位置となる。ケーブ
ル・ハーネスが完了するまで上記段階が繰返される。ケ
ーブル・ハーネスの組立てが完了すると、ケーブル・ハ
ーネスが杉板131から取外され、必要な係留片及びコ
ネクタを取付けることによフてこの杉板を次のケーブル
・ハーネス形成に利用することができる。
以上、高密度ケーブル・ハーネスを製造する方法と装置
を概説したが、実施例として、多重プラグ・コネクタを
利用して複雑なケーブル・ハーネスを組立てる特定エン
ド・エフェクタについて以下に説明する。経験に照らし
て、このような組立てには上記UNIMATEシリーズ
60QQ電動ロボットのような直交軸マニピュレータ装
置を使用するのが好ましい。専用エンド・エフェクタを
、第3図に示したグリッパの一部と共に第2図に分解斜
視図で示した。
以下余白 エンド・エフェクタ11は1対の取り 付はブラケット13.15、組み立て工具17及びワイ
ヤ引っ張り/6立て口部19から成る。取り付はブラケ
ット13.15はエンド・エフェクタ11をロボット・
ハンドに着脱自在に取り付けるための取り付は孔21、
ロボット・ハンドと併用されるバヨネット・マウント、
またはグリッパまたはエンド・エフェクタが取り付けら
れる特定ホスト・ロボットに固有の取り付は機構を含む
。第15図に略示するように、ロボット・ハンドHは1
対のフィンガを具備する。このフィンガは取り付はブラ
ケット13.15を把持することができる。このような
取り付は機構を採用したから、フィンガFが互いに接近
または離脱するのに伴って、ブラケット13.15に取
り付けた外側グリッパ・ジョーも互いに接近または離脱
する。取り付はブラケット13はほぼL字形の部材であ
り、この部材から片持アーム23が突出している。移動
自在なワイヤ引っ張り/6立て工具19の取り付は点と
なる片持アーム23はブラケット13と一体に形成して
もよいし、別部材としてブラケット13に固定してもよ
い。
取り付はブラケット13.15はそれ ぞれ組み立て工具17を支持する。組み立て工具17は
2つの対称部分25.27から成り、この2つの対称部
分または半体25.27はジョーのように協働してワイ
ヤを把持し、コネクタまたは組み立て点に敷設する。組
み立て工具の各半体25または27は二重端を有し、対
称半体25の端部29.31、対称半体27の端部33
.35をそれぞれに形成する。詳しくは後述するように
、ワイヤを組み立て工具の左右いずれかの半体によって
コネクタに挿入できるように二重端構成となっている。
説明の便宜上、左半休し、右半体R1前部F及び後部R
を具備するものとして組み立て工具17を説明する。こ
の場合、ワイヤ搬送工具はエンド・エフェクタ後部の位
置にある。ただし、詳しくは後述するように、実際には
この二重端組み立て工具には前部後部の別は存在しない
組み立て後部の左”L”側部分は取り 付はブラケット13の垂直り字形部分によって画定され
る支柱37を含む。この支柱37の内面にはV字形ざぶ
43が形′成され、V字形ざぶ43の底から外方に孔4
5が支柱部分37を貫通している。
この孔45に空気圧シリンダ47が取り付けられ、その
ピストン49がV字形ざぶ43から突出している。空気
圧シリンダ47のピストン49に内側挿入クランプ51
を取り付ける。この内側挿入クランプ51は第1位置ま
たは引込み位置に位1仁;、おいてV字形座部43に着
座するV字形基部53を含む。内側クランプ51の基部
に形成したジョ一部分55は右側ブラケットに設けた第
2の対称内側クランプ51′の対向側と係合する。左手
内側クランプと右手内側クランプの相互作用については
詳しく後述する。クランプを選択的に作動させることに
より、工具に保持されているワイヤを把持したり解放し
たりする。
支柱37の孔39.41に1対のロボ ット57.59をそれぞれ摺動自在に取り付けて、グリ
ッパの前後方向に突出させる。ロッド57・59の前端
に第1コレツト61.61′を、ロッド57.59の故
右端に第2コレツト63.63′をそれぞれ取り付ける
。第2図から明らかなように、各コレットは第1及び第
2半体、即ち、61.61′及び63. 63′から鳴り、半休が互いに協働してワイヤを支持し
、たNSI形成位置へ案内する。コレットは図示dよう
に支柱37の両側ロッドの少なくとも一方に着座した1
対のばね65.67により、支柱に対して第1位置また
は中立位置に維持される。上方ロッド57、下方ロッド
59または上下両ロッドに偏倚手段を設けてもよいこと
はいうまでもない。このように構成すればコネクタピン
を挿入する過程で支柱を所定のコレットにむかって摺動
接近させ、再び中立位置へ離脱させることができる。コ
レット61.61’、63及び63′のそれぞれは溝6
9を含み、この溝が対向するコレットの溝と協働して孔
を形成し、エンド・エフェクタ11が杉板周りにワイヤ
を搬送する際にワイヤが前記孔を通って摺動する。各コ
レットはほかに1対のナイフ・エツジ71をも含み、こ
のナイフ・エツジは対向コレットのナイフ・エツジと協
働して互いに対向するコレットをより確実に整合させて
ワイヤを案内する。コレット対61.61′及び63.
63′の係合、整合を容易にするため、少なくとも1つ
の好ましくは2つのピン及び孔整合システムを設ける。
コレット61.63のそれぞれに、溝69の上下に位置
するように1対の孔60を形成すると共に、コレット6
1′及び63′のそれぞれに1対のピン62を設け、対
向する前記孔61に嵌入されるようにする。各コレット
におけるピンと孔の組み合わせはグリッパを安定させる
だけでなく、組み立て工具17が閉鎖状態になれば必然
的に各グリッパ半休を他方の半体を整合させる。
図示のように、互いに離脱方向に移動 可能な取付はブラケット13.15を有する公知のロボ
ット・ハンドの端部に作動端17を取付けることにより
、内側クランプ51.51′は組立て工具の外側クラン
プ・コレット61.61′、63.63′とは独立に互
いに係合することができる。
第2図及び第3図に示すように、作動 端17のワイヤー引張り/6立て工具19をX軸及びY
軸に沿って独立に移動できるように取付けることによっ
て、ジョー集合体を含むブラケット13.15のX軸沿
い独立移動に対してワイヤー供給機構の中心位置を維持
する。引張り/6立て工具19はブラケット部材77に
取付けた少なくとも1つの、好ましくは2つの空気圧シ
リンダ73.75によりZ軸に沿って駆動できるように
取付ける。
ブラケット部材77は取付はブラケット13の後方に突
出する片持アーム23に取付けた少なくとも1つの、好
ましくは3つの空気圧シリンダ79.81.83゜によ
って支持される。具体的には、鎖線で示すようにX軸方
向に移動できるように各シリンダ79.81.83のピ
ストンにブラケット77を固定する。ワイヤー引張り/
6立て工具19の本体部分はブラケット部材77に固定
され、これを貫通して垂下する空気圧シリンダ73.7
5のピストンによってX軸沿いに駆動される引張り/6
立て装置87である。
作動端の正常動作中、引張り/6立て装置87がブラケ
ット部材77に対して下向き、即ち、Z軸方向の第1位
置、即ち、最大突出位置に来るように空気圧シリンダ7
3.75が作動する。シリンダ73.75が空気圧を除
かれると、引張り/6立て装置87が組立て工具17に
対して第2位置、即ち、上昇位置に後退する。この上昇
は空気圧シリンダ73.75に設けた内側ばね、または
ブラケット部材7フと引張り/6立て装置87の間に懸
架したばねなどの偏倚手段を利用することによって達成
することができる。
ワイヤー引張り/公立て工具19の引 張り/公立て装置87を孔91が貫通し、この孔の組立
て工具ジョーからは遠隔の端部は漏斗93状に形成する
のが好ましい。空気圧式ワイヤー搬送システムを引張り
/公立て装置87と接続する(95)ことにより、コネ
クタ・ビンをクランプされたワイヤーをワイヤー搬送工
具へ運ぶことができる。引張り/公立て装置87内にク
ランプ手段97を配置し、ワイヤー供給手段によって挿
入されるワイヤー“Wooをクランプさせる。クランプ
部材97はピストン101がクランプ手段97と連絡し
ている空気圧シリンダ99で構成するのが好ましい。空
気圧シリンダ99が作動すると、クランプ部材97が下
降し、ワイヤーを孔91の底壁に圧接させることにより
、このワイヤーをクランプする。ワイヤー搬送工具の引
張り/公立て装置の具体的な作用については、ワイヤー
搬送システム及び配線の製造との関連で以下に詳しく説
明する。
以  下  余  白 固設クランプ111の垂直断面図を第4図に、エンド・
エフェクタ11の引張り/公立て装置87の簡略図を第
1図にそれぞれ示した。固設クランプ111は後述のよ
うに杉板に取付けられるほぼ矩形の部材113から成り
、該部材の基部119から上部121に至る孔117に
取付けた空気圧ピストン115を含む。孔117とほぼ
直交する方向に杉板に敷設すべきワイヤー端部にクリン
プされた接点ピン゛°P゛°が嵌入するように寸法設定
した接点嵌入孔123を形成しである。孔123をさら
座ぐり加工(125)することによって、クリンプ接点
Pを孔123へ嵌入できるようにする。空気圧シリンダ
115はシリンダ115からは遠隔の端部にクランプ手
段129を具備する。接点Pが孔123に嵌入すると、
空気圧シリンダ115が作動してクランプ手段129に
より接点Pを孔123の内部に積極的に固定する。
第6図に平面図で略示した杉板131に固設クランプ1
11を取付ける。固設クランプ111はワイヤ・ハーネ
ス製造中にたどる典型的なルートからずれた位置で杉板
131に固設する。固設クランプ111がエンド・エフ
ェクタ11と協働する態様は詳しく後述する。
再び第5図において、整列手段は一括して参照番号13
3で示してあり、第6図から明らかなように、杉板13
1上の複数位置に配置されている。この複数位置はワイ
ヤーを組立てるコネクタの近傍に設定するのが普通であ
る。整列手段133は図示しない締めねじ、クランプな
どを介して整列手段133を杉板131に積極的に、し
かし着脱自在に固定できるように取付は孔137を形成
したブロック135から成る。整列手段133の少なく
とも1つの面139に少なくとも1つの整列孔141を
設ける。この整列孔141は組立て工具によってコネク
タに接点Pを挿入する前に接点ピンを組立て117のコ
レットと整列することを可能にする。整列手段133の
1つの面139に複数の整列孔141.143を設けて
もよい。具体的には、整列孔141は接点Pが挿入され
る細長い通路145と、整列時にコレット端が着座する
ざら座ぐり部分147とから成る。整列孔143は挿入
されるコネクタ・ピンのサイズに応じて寸法設定する。
各種のコネクタ・ピンに適応できるように種々の内部形
状を具えた任意の個数の整列孔を設けることができる。
第7図乃至第14図は本発明の方法及び装置によるワイ
ヤ・ハーネスの製造に採用されるいくつかの段階を略示
すると共に、第2図に示したエンド・エフェクタ11の
動作をも示す。第15図はワイヤ・ハーネスの製造に際
して本発明のワイヤー供給システム及びエンド・エフェ
クタと併用できるuNIMATEシリーズ6000電動
ロボットを示す。略示した製造段階を実際のワイヤ・ハ
ーネス製造と関連づけるため、時に応じて第6図に示し
た杉板に言及する。
再び第7図において、組立てを開始するには先ずグリッ
パ11が挿入すべきワイヤーWを捕捉し、把持しなけれ
ばならない。ワイヤーはワイヤー加工部において所定の
長さに切断され、さらに、ワイヤー両端はトリムされ、
各端に接点がクリンプされている。このワイヤー加工部
については、ここでは図示及び説明を省く。加工ずみの
ワイヤーはワイヤ・ハーネス組立て用エンド・エフェク
タにむかってワイヤーを搬送する空気圧系へ自動または
手動システムで搬送される。第7図の149はこのよう
な空気圧式ワイヤー搬送システムであり、ワイヤー供給
手段153、給気源151及び空気圧式供給管155を
含む。加工ずみワイヤーは供給手段153に送ら−れた
後、空気圧によって駆動され、迅速かつ円滑に管155
を通フてワイヤー引張り/6立て装置87に達する。各
ワイヤーは導入部、即ち、併給手段149に装入され、
シールされる。次いで、ワイヤーは約80psiの空気
背圧、約25フイート/秒の速度でワイヤー引張り/6
立て装置87へ移送される。空気圧をプログラム制御す
るため、弁口が並列するように一連のマック空気弁を設
けた。可撓管155は低コストの塩化ポリビニル(PV
[:)で形成したものが好ましい。管155はその端部
95においてグリッパ11の引張り/6立て装置87に
接続する。ワイヤーWの接点Pは杉板上の固設クランプ
111に進入する。
ワイヤー接点Pが接点孔123に進入すると、クランプ
手段129が空気圧シリンダ115(第4図)の作用下
に接点と係合する。換言すれば、ワイヤーが固設クラン
プに進入した後、空気圧シリンダが作動してワイヤーの
接点ピンPを固定し、組立て工具17によってピックア
ップされるようにワイヤーを位置ぎめする。第2図及び
第7図から明らかなように、プロセス中のこの時点で組
立て工具17のジョー、即ち、左右半休は互いに間隔を
保つ位置にあるから、グリッパが軸線沿いに8動しなが
ら管155から引張り/6立て装置87にワイヤーを送
入し、組立て工具17によってピックアップされるよう
に前記装置87がワイヤーを位置ぎめ及び公立てするの
に伴なって、ジョーの左右両半体は固設クランプ111
にまたがることができる。
第8図から明らかなように、引張り/6立て装置87は
軸線沿いに固設クランプ111から遠ざかり、その結果
、グリッパ11の引張り/6立て装置87も組立て工具
17も固設クランプ111の同じ側に位置する。ここで
引張り/6立て装置87の、第3図に示す内側クランプ
手段101が作動して、ワイヤーを正しく緊張させ、位
置ぎめする。この時点で、整列工具の左右半休のコレッ
ト61.61′、63.63′、によって画定される溝
69内にワイヤーを位置ぎめするため、組立て工具17
の左右半休が閉じる。グリッパのコレット61.61′
から成るヘッドがピンPの肩部Sで閉じ、固設クランプ
手段129がクランプ作用を止め、グリッパがワイヤー
を把持する。ここでワイヤーが挿入のための正しい位置
にあるかどうかをチェックされることになる。グリッパ
11の前端コレット対61.61′は肩部Sの後方に位
置する接点ビンPのクリンプ部分Cと係合し、杉板上の
その他の位置へワイヤーを搬送できるようにクリンプ部
分を把持している。
第6図の杉板から明らかなように、グリッパ11はオー
バヘッド・ロボットによって操作されて固設クランプ1
11からワイヤーを取出し、これを第1組立て点、即ち
、コネクタ157へ搬送する。この動作中、ワイヤー自
体はグリッパと共に移動するだけであり、管を通って搬
送されるのではない。挿入に適正なピンPの位置は杉板
131上のコネクタ157の近傍に設けた整列手段13
3を利用して確認される。図面では整列手段133がコ
ネクタ157の横に取付けられているが、コネクタ及び
整列手段を一緒に保持する一体的なマウントを設けても
よい。実際には第9図に示すように、挿入される特定の
接点ピンに合わせて形成された孔141へ組立て工具1
7がコネクタ・ピンPを挿入する。整列手段が挿入にそ
なえてピンをグリッパに対して正確に再位置ぎめする間
、挿入グリッパは一時的に開口する。整列が完了したら
、グリッパ・ジョーが閉じ、組立て工具は再びコネクタ
のクリンプ部分を孔69内に固定する。
第10図及び第11図において、先ず、組立て工具がグ
リッパ11を介してコネクタ157の対応孔159と整
列する。ロボットはロボット・リストに設けたひずみ計
が力の増大を感知するまで、突出ピンPコネクタ孔15
9に挿入する。ピンPがコネクタに充分深く進入せず、
障害のあることが示唆されると、ロボットは後退して正
しい位置が得られるまで挿入を試み、それでも適正な挿
入が不可能なら作業を止めてオペレータの助力を求める
信号を発する。コネクタ・ピンPがコネクタ157の孔
159に正しく挿入されると、組立て工具が僅かに開口
し、その結果、外側クランプを画定するコレット61.
61′、63.63′はもはやコネクタ・ピンのクリン
プ部分Cと係合しなくなる。この時点で、該当の空気圧
シリンダが組立て工具79の内側クランプ51を作動さ
せ、ワイヤーを把持させる。ここでロボット・アームが
支柱を組立て点、即ち、コネクタ157にむかって移動
させる。ロボット・アームの横移動に伴なってばね67
が圧縮される。この圧縮作用で支柱がコレット61.6
1′に接近してワイヤーを押出し、ピンを組立て点に着
座させる。即ち、支柱が内側クランプ51と共にコレッ
トに対して移動するのに伴ない、ワイヤーは力感知手段
がピンがコネクタへ完全に挿入されたことを指示するま
でコネクタに押入される。必要に応じてこの段階は反復
可能である。工具を後退させながらワイヤーのテンショ
ンをモニターして正しく挿入されたことを確認する。充
分なテンションが存在しなければ、例えば、ピンが係止
されていなければ、再び挿入を試みるようにロボットを
プログラムする。挿入のチェックは第12図に示すよう
に、内側クランプ手段51でワイヤーを把持し、ロボッ
トを挿入方向とは反対の方向にやや移動させて適正なテ
ンションが存在するかどうかをチェックすることによっ
て達成される。
挿入が確認されたら、工具の反対端にワイヤーを送入し
ながら杉板レイアウトに沿ってワイヤーを敷設する。第
6図から明らかなように、この敷設はコネクタ157か
ら絶縁体161.163を通ってコネクタ165の近傍
に設けた整列手段133にむかって行われる。説明の便
宜上、コネクタ167の近傍に第3整列手段133を図
示した。ワイヤ・ハーネスにおけるワイヤーの具体的な
配置は製造条件の1つであり、ワイヤ・ハーネスそのも
のの用途に応じて異なる。従って、本発明のグリッパ装
置及び方法では任意の個数の多様な係留片及びコネクタ
を使用できる。ワイヤー敷設の過程で数個のコレットが
互いに近接して孔69を画定し、内側クランプ51がワ
イヤーとの係合を解かれる。ワイヤーは引張り/6立て
装置87から送出されながらこの孔69を通過する。敷
設中、ワイヤー・テンションをモニターしてたるみやか
らみを検知する。正しい敷設が完了すると、孔69から
引出されるワイヤーWの第2端コネクタ・ピンPが自動
的に挿入され、コレット・ピン63.63′と係合する
第14図に示すように、第2端におけるワイヤー挿入も
力感知手段によって検知される。接点ピンPの肩部Sが
組立て工具17のコレット対63.63′に達すると、
ワイヤー・テンションが増大し、ロボット・ハンドのひ
ずみ計が接点ビン挿入を指示する。ひずみ計がこのよう
に検知すれば、ワイヤー第2端が引張り/6立て装置8
7から離脱していることは明らかである。その結果、引
張り/6立て装置87を下方突出位置に維持する数個の
シリンダ73.75がら空気圧が開放され、引張り/6
立て装置は第2位置、即ち、上昇位置へばね付勢される
。う1張り/6立て装置が上昇位置に来ると、コレット
・ピン63.63′によって画定される組立て工具の第
2端、即ち、後端が整列手段133及びその近傍のコネ
クタ165に接近する。すでに詳しく説明したように、
ロボット・グリッパは必要に応じて再位置ぎめするため
、ワイヤー第2端の突出ピンPを整列手段に押入する。
この時点で、ワイヤーは第2コネクタへ挿入できる状態
にある。第2コネクタへの挿入に必要な動作は第1コネ
クタへの挿入に必要な動作と同様である。なお、コネク
タはタイプの異なるものを任意の数だけ使用することが
できる。ただし、ピンのサイズが異なり、従って、挿入
に必要な力も異なる場合には、プログラム可能なロボッ
ト・システムがこの新しい事態に対応するように力感知
手段を調整する。ピンが挿入されたら、ここでも挿入後
に引張試験を実施してピンがコネクタ内に正しく係止さ
れているかどうかを確認する。ピンの整列及び挿入手順
の詳細については第9図、第10図及び第11図と関連
の説明を参照されたい。
高密度ワイヤ・ハーネスの自動組立てにおけるワイヤー
挿入の複雑さにかんがみ、センサを組立て工具と一体化
する必要がある。このようなセンサの一体化はすでに公
知であり、市販のロボットの多くに実現されているから
、ひずみ計の操作をここでは詳しく説明しない。多くの
場合、この種の組立て作業に必要なセンサ入力を提供す
るのひずみ計が利用される。従って、挿入、敷設には力
のモニターを利用し、この力はひずみ計の利用を介して
コンピュータによってモニターされる。ひずみ計出力ま
たは力はグリッパに加わる力を求めるため随時アクセス
可能な変数としてプログラム中に表わされる。挿入に先
立ち、グリッパがコネクタに接近する過程で端子付きワ
イヤー端に作用する力をモニターすることにより、通路
に障害物のないことを確認する。挿入の過程では位置の
フィードバックと共に力のフィードバックを利用してピ
ンが完全にコネクタに挿入された時点を検知する。力が
所定の増大を示したら位置をチェックし、ピンがコネク
タ内に正しく嵌入したかどうかを確認する。挿入が終っ
たら、グリッパが引込み、ワイヤーを引張る。ここで再
び力がチェックされ、ピンがコネクタ内に係止、されて
いないことが判明したら、新しい通路で再度挿入が試み
られる。もし適正な力が感知されたら、そのまま組立て
が続けられる。組立てを完了する、即ち、ワイヤー第2
端を挿入するためには、端子付き第2端を位置ぎめしな
ければならない。グリッパはワイヤーと共に軸線沿いに
、力が増大して第2端がグリッパに把持され、挿入準備
完了状態にあることを指示するまで移動する。以上に述
べたようにセンサを利用して組立て作業を行えば、エラ
ー補正の対策が提供されるだけでなく、ワイヤー第2端
をワイヤー挿入グリッパ第2端に挿入するためにワイヤ
ー端を位置ぎめする有効な工具も提供されるから、挿入
が確実になる。このようなひずみ計は本発明のエンド・
エフェクタを把持し、作動させるフレキシブル・リスト
またはロボット・ハンドに組込むことができる。このリ
ストまたはハンドは市販されており、リストやハンドの
運動をモニターするためにひずみ計を使用することは自
動製造の当業者には公知である。
以  下  余  白 本発明のワイヤ片製造装置400を制御装置402と共
に第16図及び第17図に略示した。この制御装置40
2は第16図ではコンピュータ手段12として言及し、
ワイヤ製造装置を制御するコンピユー12の部分は制御
装置402として言及する。制御装置402はケーブル
・ハーネス組み立て装置の制御に用いるものとは別個の
コンピュータ手段とすることも可能であるが、その各々
の場合において製造及び設計データベースはワイヤ製造
装置及びケーブル・ハーネス組み立て装置の両方にとっ
て制御装置として働く。バッチ・モードで、またはケー
ブル・ハーネス用の−揃いのワイヤ片を形成するためシ
ーケンス・モードで製造されるワイヤ片に関する製造デ
ータが、ワイヤ片製造装置400に作動的に接続された
制御装置402にライン404を介して入力される。制
御装置は複数のマイクロプロセッサまたは汎用コンピュ
ータ手段で構成することができ、ワイヤ片製造装置及び
これを形成する個々の加工部を制御、作動させるため、
ライン406〜409を介して制御信号を供給する。
ワイヤ片製造装置の目的は任意の直径のワイヤを所定の
長さに切断し、ワイヤ片を装置に沿って種々の加工部に
送り、ワイヤ片に任意の電気的端子及び識別マーキング
を形成することにある。製造されたワイヤ片は本出願人
の米国特許出願第670.528号 (1984年11月13日出願)に記載されているよう
なケーブス・ハーネス用の材料としてそのまま使用でき
る。
はぼ矩形に構成され、その周縁に間隔を保って加工部が
順次配列されたワイヤ片製造装置を示す第16図及び第
17図では、最初の加工部は右下隅に位置する。はぼ矩
形の中央作業域は(図示しないが)工作物を含む。
ワイヤ線製造装置は次のように機能する。
裁断されたワイヤ411 (第17図)を、エンドレス
・チェーン手段416及び複数スプロケット418.4
19.420.421により中央作業域の周りを移動可
能な搬送パレット414に取り付けたワイヤ片容器41
2内に配置し、中央作業域の周りに配置された加工部か
ら加工部へワイヤ片搬送パレットを進め、各加工部にお
いて、加工部ごとのパレットで特定のワイヤ片加工作業
を行う。第16図の実施例には合計32の加工部がある
第17図から明らかなように、はぼ矩形の中央域410
の各隅に配置された駆動スプロケット部材418.41
9.420.421によって進められるチェーン416
に、典型的なものを参照番号414で示す複数のパレッ
トを取り付ける。各パレットに取り付けた容器412が
両端を突出させた状態で1木のワイヤ片を保持する。ワ
イヤ搬送パレット及びワイヤ容器の詳細は第20.21
及び22図に、また駆動手段の詳細は第18図及び第1
9図に示す。
第16図及び第17図の右下隅に位置する最初の加工部
422はワイヤ送出/切断部である。必要に応じて直径
の異なるワイヤを送出できるように複数の前記ワイヤ送
出/切断部422〜426を設ける。これらのワイヤ送
出/裁断部は第32及び33図に詳細に示されている。
所定直径の単一ワイヤ411を、第17図に示すように
その端部413.415が第1及び第2のクランプに支
持されそのクランプからほぼ互いに平行に加工部の方へ
所定距離だけ延びるような態様で加工部422からワイ
ヤ容器420へ送る。
ワイヤ送出/裁断部を第32及び33図に詳細に示す。
所定直径の単一ワイヤ片411を送出部422からワイ
ヤ片容器420に送入し、第17図に略示するように、
ワイヤ片の両端413.415を第1及び第2ワイヤ・
クランプで支持し、互いにほぼ平行にそれぞれのクラン
プから所定の長さだけ突出させる。
ワイヤ片容器に保持され、第1及び第2ワイヤ・クラン
プに支持されたワイヤ片と共に、ワイヤ搬送パレット4
14はワイヤくせ取り加工部428に送られ、このくせ
取り加工部において、ワイヤ・クランプから突出してい
るワイヤ端がくせ取り処理されると共に、以後の加工部
にワイヤ端413.415が供給される際の所定の間隔
に設定される。このワイヤくせとり加工部428を第4
0図において詳細に示す。
第16図において、ワイヤくせ取り加工部428の次に
予備加工部430があり、その次にワイヤ・ストリッピ
ング加工部432がある。このストリッピング加工部4
32はワイヤ片の突出端413.415の所定長さ部分
から電気絶縁材を除去する。次の加工部はワイヤ・スト
リッピング確認部434であり、ここでワイヤ412の
端部413及び415のTV像を形成、分析して絶縁材
が確かにする。端部39から除去されているか否かを検
知する。
ワイヤ・ストリッピング加工部432において、ワイヤ
片412の端部413.415が順次ストリッピング処
理される。即ち、第1端413がストリッパの手前に配
置され、第1端を保持するワイヤ・クランプが外方へ移
動して第1端413をストリッピング加工部432に挿
入すると、ストリッピング作業が行われる。ワイヤ搬送
パレットに含まれる水平割り出し手段がワイヤの他端4
15をストリッパ434の手前に割り出し、この第2端
に対して上記作業が行われる。
ワイヤ片412が正しくストリッピング処理すれたこと
が確認されたら、このワイヤ片を保持しているワイヤ搬
送パレットを次のワイヤ片加工部を進める。ストリッピ
ング作業が正しく行われなかった場合には、正しくスト
リッピングされていないワイヤ片と共にパレットを、以
下の加工を施されることなく放出部へ回送されるように
、またはオペレータが介入してストリッピング処理を完
了できるように制御装置402に信号を送る。
各ワイヤ端に配置される端子のタイプによっては以後の
加工部を使用してもしなくてもよい。制御装置は各加工
部におけるワイヤ片を追跡し、適当なワイヤ片製造作業
及び端子形成が行われるように該当の加工部に対して制
御信号を供給する。ワイヤの終端部は電気的コネクタに
挿入可能なビン接点、アイレットまたはU字形タイプの
ターミナルラグ、または任意種の端子手段として形成す
ればよい第16図及び第17図に示すワイヤ片製造装置
は320作業部スペースを有し、作業部436〜468
はワイヤ片に電気端子を取り付けるためそれぞれ特定の
作業を行う。作業部436.438及び440はラグま
たは接点取り付け/形成部である。作業部442ははん
だフラックス塗布部、作業部444は前記はんだ7ラツ
クス塗布部442においてフラックスを塗布されたワイ
ヤ端にはんだを塗布するはんた塗布部である。作業部4
46ははんだを塗布されたワイヤ端から過剰フラックス
を除去するクリーナ部である。作業部450′ELび4
52は作業部436〜440とは異なる電気的端子の取
付け/形成部である。
作業部454.456及び458はさらに別の端子取付
け/形成部である。作業部460はスペア作業部、作業
部462.464.466.468はさらに別の端子形
成部である。これらの作業部436〜468は所要のワ
イヤ端に所要の端子を取り付け/形成するためのもので
ある。制御装置の制御下に、配線条件、ワイヤ片の設計
及び製造データに従って各ワイヤ端に必要な端子形成が
行なわれる個々のワイヤ搬送パレット上のワイヤ片容器
に保持されて搬送される各ワイヤ片は次に引張り試験部
470に進み、各ワイヤ端の電気的端子または接点の完
全性が試験される。
端子とワイヤ本体部の双方を保持してワイヤ片の長手方
向に引っ張ることにより、端子とワイヤ本体部とが機械
的にも電気的にも確実に接続していることを確認する。
このワイヤ引っ張り試験部470を第42図に詳細に示
した。。
次いでワイヤ片はインクジェット・マーキング部472
に進む。各ワイヤ端付近の絶縁材に識別マーキングをス
プレーする。識別マーキングは制御装置402によって
制御され、各ワイヤ端に対応する識別コードは配線デザ
イン及び製造データによって決定される。
インクジェット・マーキングを施されたワイヤ片をイン
ク乾燥部474に進め、加熱してインクを乾燥させ、ワ
イヤ識別マーキングを完成する。
第16図の実施例では2つの放出部476.478があ
り、これともう1つのスペア作業部480とを加えて作
業部は合計32となる。ワイヤ放出部において、製造を
終えてワイヤ製造装置を巡回するワイヤを装置から取り
出し、そのまま前述の米国特許出願に開示されているよ
うなケーブル・ハーネス組立装置に転送することができ
る。この転送はワイヤ片の少なくとも一端を係合し、ワ
イヤ片容器から取り出し、ケーブル・ハーネス組立装置
に直接送り込むエンド・エフェクタを有する簡単なロボ
ット・アームによって行うことができる。ワイヤ片をワ
イヤ片容器中に保持したまま、この容器を取り出し、両
者を一緒に搬送、貯蔵するか、または直接搬送組立装置
に送り込んでもよい。ロボット・アーム・エンド・エフ
ェクタをワイヤ両端と係合させてワイヤをワイヤ片容器
から取り出してから、一方の端部をケーブル・ハーネス
組立装置へ直接送り込むか、または一旦貯蔵手段へ送り
込むこともできる。  ワイヤ片製造を行う特定作業部
の機能と同様に、作業部の数も任意に設定できることは
いうまでもない。
第17図はワイヤ片搬送パレットと、ワイヤ製造装置用
りにパレットを巡回させるチェーン/スプロケット駆動
装置を示す。ワイヤ両端はワイヤ片搬送パレットと整列
した各作業部にむかって突出している。各作業部におい
て、制御装置によりワイヤ片搬送パレットを作動させる
ことによってワイヤ両端を別々に、または−緒に作業部
にむかって送ると共に、ワイヤ製造作業を行うために規
定された態様でワイヤ両端が個々の作業部に送られるよ
うに、ワイヤ両端に一定間隔で水平に割り出すことがで
きる。
以上、単一ワイヤ片の加工に関して本発明装置の動作を
説明したが、各作業部は他のすべての作業部とは独立に
、割り当てられたワイヤ片製造作業を行うことができる
。即ち、ワイヤ片製造のための加工を必要とするワイヤ
片が複数の作業部に配置されており、制御装置402が
ワイヤ片製造作業を行わねばならないすべての作業を制
御し、すべての作業がそれぞれの作業を完了するまで搬
送装置の割り出しを阻止する。従って、いかなる場合で
も、サイクル時間が最も長い作業部が割り出インターバ
ルを制御する。
第18図は駆動チェーンを支持するスプロケットの1つ
と、第17図の頂面図に示した主要支持台(構造)62
0に対する前記スプロケットの関係とを一部断面図で示
す図である。各スプロケットは頂部及び底部を含み、頂
部は内側円形部材601及び外側リング部材600から
成る。底部は単一の円形部材602から成り、頂部と底
部とは円筒形スペーサ604を介して互いに間隔を保つ
。スプロケットの画部分はねじのような適当な手段によ
りスペーサ604に固定する。
スプロケットの底部材602は中空軸部材607に固定
されたフランジ部材606に固定する。上下軸受608
.610が中空軸部材607を支持し、前記軸受は上下
いずれも支持板612に固定する。支持板612は支持
台構造620の残りの部分によって支持される。支持台
構造620はレベリング装置622.624を含む。
以上に述べた構造は第17図に示した駆動スプロケット
のそれぞれにおいてもほぼ同様であるが、第17図の場
合には、1つの隅部において中空軸部材607とモータ
を連動させることにより、第16図及び第17図に示す
通路に沿って割り出し歩道式にチェーン搬送機構を駆動
することができる。制御装置402ガ駆動モータを作動
させて、ワイヤ片搬送パレットを、必要なワイヤ片加工
を行なうそれぞれの作業部に歩道式に位置ぎめする。
第19図は第18図に示したスプロケット機構の頂面図
であり、周りに種々の作業部が配設されているテーブル
トップ構造630の一部を示すと共に、駆動チェーンを
支持するための装置の直線に沿って配置されたガイド6
26.628の一部をも示す。第18図及び第19図に
示す駆動スプロケットの直径は約3フイートであり、搬
送チェーンのリンクの長さは約1フイートである。従っ
て、チェーンがスプロケットの外円周に順応(一致)し
ないから、スプロケット周りの有効通路長が短縮される
。即ち、チェーンのリンクはスプロケット600の切り
込みを結ぶ線分を形成する。この減少を補償しなければ
、駆動チェーンに作用する引っ張りが駆動スプロケット
の回転位置に応じて変化するおそれがある。この減少を
補償するため、溝626.628が接線方向に直線的に
駆動スプロケット600に接近せず、スプロケットの直
前で内方へ湾曲してから外方へ湾曲するように構成する
ことにより、チェーンの駆動ビンがスプロケットに接近
し、遠ざかるのに従ってチェーンの駆動ピンがやや内方
へ寄るようにする。
このように構成すれば、スプロケットが回転してチェー
ンを割り出し、ワイヤ搬送パレットを作業部に位置ぎめ
する過程でチェーンに作用する引フ張りを一定に維持し
ようとする効果が得られる。
直線縁に沿って駆動チェーンを垂直に支持する垂直支持
ローラ734はローラガイド626.628の頂面上を
移動する。垂直支持ローラ734の接近に伴って、スプ
ロケット支持部材ローラガイド628の頂面からリング
部材600の頂面に固定された支持ブロック735に移
行する。多対のワイヤ片搬送パレット414間に垂直支
持ローラ734を設けたから、リング部材600の2つ
の切り欠きごとに垂直支持ブロック735が設けられる
ことになる。
すでに述べたように、ワイヤ片搬送装置の機能はあらか
じめ裁断されたワイヤ片を規定の態様で種々の作業部へ
搬送することである。具体的には、ワイヤ片搬送パレッ
ト414は第19図から明らかなように、搬送チェーン
から等距離の位置に固定されており、各ワイヤ片搬送パ
レット414は第1及び第2ワイヤ支持クランプ656
.658を含み、ワイヤ片の第1及び第2端413.4
15が前記クランプ656.658からそれぞれ外方に
突出している。ワイヤ片はワイヤ支持クランプ656.
658から突出し、テーバ縁を有する丸い容器649(
第20図)の内側でコイル状を呈している。ワイヤ支持
クランプ656.658はほぼ矩形の第1及び第2板部
材660.662に固定され、矩形板部材660.66
2は第20図には示さない2枚の別の板に、矩形板部材
660.662が独自に前方へ摺動できるように固定さ
れている。たたし、矩形板部材660.662は常態で
はコイルばね661.663によって引込み位置に保持
される。
ワイヤ支持クランプ656.658とは反対側の矩形部
材660.662の端部に2つのL字形ブツシュ・ブラ
ケット666.668を固定し、支持ブラケット652
に2木の支持ロッド668.669により摺動自在にブ
ツシュ・バー670を取り付けである。図示しない)ア
クチュエータがブツシュ・バー670を押出してブツシ
ュ・ブラケット668.667と当接させることにより
、ワイヤ支持クランプ656.658を、従って、ワイ
ヤ両14413.415を一定量だけ押し出す。第20
図において、ブツシュ・バー670は、U字形ブツシュ
・ブラケット666.668の両方に接触しワイヤ41
3及び415の両端を所定量だけ前方に押し出するよう
に長さが選択される。押し出されたワイヤ端は作業部が
後述するストリッピングやラベリングのようなワイヤ片
製造作業を行うことができるように位置ぎめされる。作
業部はいずれも、ワイヤ支持クランプ658.660で
ワイヤ片を保持しているワイヤ搬送パレット414が作
業部の前に配置され、ワイヤ支持クララブが押し出され
ると、ワイヤ端413.415が作業部の作用範囲内に
位置するように構成されている。
以  下  余  白 第21図はワイヤー端413.415を作業部に送るた
めにワイヤー支持クランプ656.658を押出す機構
の他の実施例を示す。ここではブツシュ・バー670の
長さがブツシュ・ブラケット666.668間の距離よ
りも短く設定されており、クランプ保持機構は板部材6
60に取付けたブツシュ・ブラケット666がブツシュ
・バ一部材670の端部の1つの前に来るように配置さ
れる。ブツシュ・バー670を押出しても第2端は第2
ブツシユ・ブラケット668と接触しない。即ち、1つ
または2つ以上の作業部の作用域に臨むようにワイヤー
片の第1端415を押出すだけである。第2クランプ部
材658が押出されるようにワイヤー支持クランプ55
δ、658の配置を変えてもよい。従って、第20図及
び第21図から明らかなようにワイヤー片は容器666
に収納され、規定の態様で各作業部に搬送され、いかな
るワイヤー片製造作業が行われるか、また、ワイヤー端
413.415が作業部へ別々に押出されるか一緒に押
出されるかは個々の作業部の機能によって決定される。
第22図及び第23図はワイヤー支持クランプ660.
662の正面図であり、これらのワイヤー支持クランプ
を搬送チェーンに取付ける支持構造の詳細をも示す。第
22図と第23図は第22図には搬送チェーンのその他
の部分をも示しである点で互いに異なる。即ち、第7図
が2つの完全な搬送チェーン・リンクを示しているのに
対して、第23図は1つのリンクと、他の2つのリンク
の部分とを示している。
ワイヤー支持クランプ656はワイヤー支持クランプ6
62と鏡像関係にある。ワイヤー支持クランプ65δは
頂部及び底部を含み、交差部分にワイヤー端を配置する
ための溝を具備する。ワイヤー支持クランプ656の底
部は矩形板660の頂面に固定されている。クランプ6
56の底部はロッド714を貫通させてワイヤー支持ク
ランプ656の頂部に固定するための開口部を含む。ロ
ッド714と同じに円筒状部分712を矩形板660の
底部に固定する。コイルばね716はロッド中央部分7
14を囲み円筒状部分712の下端及びロッド714の
下端に固定したフランジ部分717と当接している。こ
のばねは常態ではワイヤー支持クランプ656を付勢し
て一体化することにより溝に配置されているワイヤー端
を支持させる。クランプ656を開放するため、フラン
ジ部分717を押上げる適当なブツシャ−を設ける。
第22図及び第23図は下方の構造を判り易く示すため
、第2ワイヤー支持クランプ658が見えないようにし
た。即ち、矩形部分662を断面で示すことにより、矩
形板662の底部が溝部分を含むことを明らかにした。
溝には2つのすべり軸受704.706が配置されてお
り、これらの軸受の内側部分はプレート702に、上方
部分は矩形板662にそれぞれ固定される。従って、矩
形板662を押出すことにより、これに固定されている
ワイヤー支持クランプ658を押出し、ワイヤー支持ク
ランプ658に保持されているワイヤーを、ワイヤー製
造作業を行う作業部に位置ぎめすることができる。同様
に、板部材660は662と鏡像関係にあり、同様に板
700に固定されている第22図及び第23図には詳し
く図示しないが、矩形板700.702はその後方内側
隅部付近を、外方へ回転してワイヤー支持クランプ65
6.658間の距離を広げることができるように支持頂
板708に取付ける。常態において、ワイヤー支持クラ
ンプ656.858は両端を板700.702の正面付
近にそれぞれ固定したコイルばね701によって第22
図図示位置に保持される。
上述のように、板700.702はその内側後方隅部付
近を支持頂板708に回転自在に取付ける。頂板708
はまた、搬送チェーンの第1リンク719に摺動自在に
取付けられた垂直板718に取付ける。両端をチェーン
719のリンク及びばねブラケット720に固定したコ
イルばね722は第2図2及び第23図から明らかなよ
うに、垂直支持板718を右端位置に保持する。
チェーン・リンクは2種類あり、第22図ではそれぞれ
の種類を参照番号719及び738で区別した。各チェ
ーン・リンクはピン736を介して隣接リンクに連結さ
れる。代表的なピンを第22図において参照数字736
で示した。チェーン・リンクを連結するピン736゛ 
 はリンクを貫通し、各端にはローラ724.726が
取付けられている。システムの直線縁に沿って、ローラ
724.728は搬送チェーンをほぼ垂直な位置に保持
すると共に前記チェーンが直線的に走行するように維持
するためのトラック内を移動する。リンク部材738の
中央ウェブに取付けられた垂直ブラケット732は上方
トラック730よりも高い位置まで直立し、トラック7
30の頂面に沿って移動する垂直支持ローラ734を含
む。このブラケット732及び垂直支持ローラ734が
搬送チェーンを垂直方向に支持してたるみを防止する。
第24図は第23図と対応する頂面図である。該図から
明らかなように、支持クランプ65B 、6513が取
付けられている矩形板660.662は板700.70
2の上に摺動自在に取付ける。2つのコイルばね750
.752はそれぞれの両端が板680.662及び板7
00.702に取付けられている。常態において、2つ
のばね750.752はワイヤー支持クランプ656.
658を第9図に示す位置に保持する。すでに述べたよ
うに、板700.7.02はその後方内側隅部付近が回
転自在に取付けられ、前記ばね750.752の前端付
近に取付けたばね754により内方位置に保持されてい
る。説明の完全さを期するため、頂板660.662に
取付けたブツシュ・ブラケット666.668もこの頂
面図に図示した。垂直板718も支持板708に取付け
、この集合体を、すでに述べたように搬送チェーンのリ
ンク719に摺動自在に取付ける。搬送チェーンのリン
クを取付けるピンを参照番号736で示し、上方トラッ
ク730に配置された代表的な垂直支持ローラを参照番
号734(第22図)で示す。
第25図は右側のワイヤー支持クランプ656が突出し
ている状態で示す、第24図に対応する頂面図である。
クランプ656の突出はブツシュ・ロッド669を作動
させてブツシュ板670を、頂板660をその摺動マウ
ンドに沿って押出し、保持ばね750を伸ばすブツシュ
・ブラケット666と接触するまで押出すことによって
達成される。この突出を除けば、第25図は第24図と
ほぼ同じであり、各部の識別には共通の参照番号を使用
した。
ワイヤー支持クランプ658はワイヤー支持クランプ6
56と鏡像関係にあるから、ワイヤー搬送パレット41
4を水平に位置度えすることによって同様に押出すこと
ができる。
垂直支持板718及びこれに取付けであるワイヤー支持
クランプ656 、658を水平移動させることにより
、ワイヤー支持クランプ658.660に保持されてい
るワイヤー片413.415を随意に位置ぎめすること
かできる。板718はチェーン・リンク719に摺動自
在に取付けられている。
第26図では、後方に突出し、ばね763の第1端が取
付けられているブラケット761を垂直板718の左端
に取付ける。ばね763の第2端は、常態において板7
1Bを右端位置に保持するチェーン・リンク719に取
付けられている。バー760を含む水平トランスレータ
の左端には制止片765を取付ける。右端には空気圧シ
リンダ764が取付けられ、このシリンダのピストン・
ロッド端にブツシャ−766を取付けである。支持板7
76には、バー760を前後に移動させる空気圧シリン
ダ762が取付けられている。第11図に示すように押
出された状態において、制止片765が支持板718を
左方への移動を制限する一方、ブツシャ−766は空気
圧シリンダ764の作動に伴って板718の左端と接触
して板718を左方へ移動させるような位置にある。空
気圧シリンダ764のf5 Uの2つの極限を2つのセ
ンサ778.780がそれぞれ感知して、板718の位
置を指示する信号を提供する。支持板718はバー76
0の2つの極限位置を検知する別の2つのセンサ770
.772が取付けられているブラケット774を含む。
従って、支持板718及びワイヤー支持クランプ658
.680を2つの位置間で移動させると共に、これらの
位置を検知する機構が得られる。
第27図は第266図に示した機構の正面図である。こ
の図から明らかなように、支持ブラケット776はブラ
ケット部材776をシステムのテーブルトップ777に
取付けることによ一部、バー760及び空気圧シリンダ
764を固定位置に支持する。即ち、ブツシャ−機構は
固定位置に保持され、ワイヤー支持クランプ658.6
60を搬送する駆動チェーン割出システムによって固定
される。従って、プッシャー機構764を作動させるこ
とによってワイヤー支持クランプを左端及び右端位置間
で移動させ、交互にワイヤー片413.415を種々の
ワイヤー製造作業部に臨ませることができる第28図及
び第29図はワイヤー・クランプ・ブツシャ−機構とワ
イヤ支持クランプ658.660との関係を示す。第2
8図には右側ワイヤー支持クランプ658を断面で示す
。このクランプは頂板660に取付けられている。
底板700に取付けられたばね750は板600を(第
28図で)右端位置に保持するように作用する。板66
0の頂部にブツシャ−・ブラケット6δ6を取付けであ
る。
構造部材654はシステムの固定(非可動)構造の一部
である。このブラケットに第2中間ブラケット653を
取付け、これにブツシャ−機構を取付ける。具体的には
、2つの摺動案内ロッド667.669によってブツシ
ャ−・バー670をブラケット652に取付ける。この
案内ロットは2つの案内ブツシュ機構を介してブラケッ
ト652で支持する。図中、671は案内ロッド669
のためのブツシュである。空気圧シリンダ673はブラ
ケット652を貫通してブツシャ−・バー670に取付
けられたピストン・ロッド675を含む。従って、空気
圧シリンダ673が作動すると、ブツシャ−・バー67
0が前進してプッシャー・ブラケット666と接触し、
ワイヤー支持クランプ658.860を突出位置に移動
させる。制御システム402(第16図)に供給される
位置信号を発生させるセンサも含まれる。
また、第28図及び第29図はローラ724の案内トラ
ック730をも示す。チェーン719のリンクに板70
8を固定するすべり軸受機構737も示されている。同
様に、ブラケット732はローラ734が案内溝730
の頂面上を転勤してチェーン・リンクを垂直位置に保持
するように案内レール730上を内方に突出している。
第16図は搬送チェーン素子、ワイヤー支持クランプ開
放機構及びクランプ・ブツシャ−を示す詳細図である。
ワイヤー支持クランプ656は前進または突出状態で図
示されている。プッシャー空気圧シリンダ673(第1
8図)が作動してプッシャー・バー670を前進位置へ
押出している。この位置で、プッシャー・バー670は
ブツシャ−・ブラケット666と接触し、頂板660を
前進位置へ移動させる。その結果、コイルばね750は
図示のように伸張状態となる。
以上の説明から明らかなように、頂板660は下方の板
700に摺動自在に取付けられている。板700はその
板を支持板708に対して回転することを可能にするピ
ン/軸受機構810を介して板708に取付けられてい
る。
第30図はワイヤー支持クランプ656を開放するシリ
ンダ800をも示す。これはブツシュ・ロッド714の
下端と接触するように配置されたプランジャ802を具
備する空気圧シリンダである。このブツシュ・ロッドは
ワイヤー・クランプ656の頂部と連結している。空気
圧シリンダ800が作動してそのプランジャが上昇する
と、コイルばね714が圧縮され、クランプ656の頂
部を上昇させてワイヤー支持クランプ656を開放する
必要なワイヤー製造作業を行うためにクランプを開放し
なければならない位置で、ワイヤー支持クランプ656
.658が規定の態様で操作される。即ち、参照番号8
00で示すような空気圧シリンダはワイヤー支持クラン
プの開放を必要とする各作業部に配置される。開閉され
るクランプを指示するため制御システム402(第16
図)に供給される位置信号を発生させる位置センサも含
まれる。   ゛作業部の適当な位置に、搬送チェーン
のための主駆動装置割出機構よりも正確に作業部に対し
てワイヤー支持クランプを位置ぎめする割出手段を設け
る必要がある。例えば、ワイヤー送出/切断作業部は正
確な水平及び垂直位置ぎめを必要とする。このような正
確な水平位置ぎめは垂直板718に割出孔804を形成
することによって達成される。搬送チェーンが任意の作
業部に割出されたら、システムの主要構造に取付けた空
気圧シリンダ808を作動させることによって位置ぎめ
ピン806を孔808に挿入し、ワイヤー搬送パレット
全体を水平方向に正確に位置ぎめする。
第30図はすべり軸受機構737.739を板718と
チェーン719のリンクとの間で位置ぎめすることによ
り、機構全体をチェーン・リンクに対して水平に位置ぎ
めする態様をも示している。
第31図は垂直板718に対する割出機構の位置ぎめを
示す、第30図の部分頂面図である。操作シリンダ80
8はブラケット818に、ブラケット818はシステム
の構造にそれぞれ取付けられている。(第30図には図
示しない)2つのセンサ814 、816が位置ぎめピ
ン806の2つの位置を感知し、この位置を示す信号を
制御システム402(第16図)に供給する。具体的に
は、センサ816がピンの挿入時点を、814がピンの
引抜き時点をそれぞれ指示する。従って、位置ぎめピン
を作動させることによってワイヤー支持クランプを極め
て正確に水平方向に位置ぎめすることができる第30図
及び第31図に示す水平割出機構はこの機能を必要とす
るいかなる作業部にも設置できる点で汎用性にすぐれて
いる。
第32図は上記ワイヤー搬送パレット414にワイヤー
片を供給するワイヤー送出/切断作業部422の側面図
である。ワイヤー搬送パレット414に供給されるワイ
ヤー900は常態では図示しないロールに貯蔵されてい
る。ワイヤー900は先ず2対の直交方向に配置された
くせ取りローラ902 、904を通過する。くせ取り
ローラ902.904を通過した後、ワイヤー900は
既知直径のホイール906、これに取付けられた回転コ
ーグ及びワイヤー900をホイール906に圧接させる
引張ホイール908から成る測定装置を通過する。測定
装置を通過したワイヤー900は2つの駆動ホイール9
10を通過するが、駆動ホイール910は回転しながら
ワイヤー900を押出して、2つのシャー・ブロック9
12.914 、開放状態クランプ756、ワイヤー反
転機構918を通過させ、次いて再びシャー・ブロック
914.912を通過させる。ワイヤー反転機構はそれ
ぞれ上向き及び下向きに8動自在な上部及び下部を含む
。ワイヤーをシャー・ブロック912.914に通した
後、空気圧シリンダ920を作動させてワイヤー反転機
構918の下部を降下させる。
頂板(上部)にはこれを上昇させる適当な機構を設ける
。ワイヤー反転機構の上部及び下部を上述のようにそれ
ぞれ上昇、下降させた後、ワイヤー支持クランプの1つ
を閉じてワイヤーを把持すると共に、他方のワイヤー支
持クランプ658を開放する。ワイヤー送出部駆動機構
910を作動させて適正な長さのワイヤーをワイヤー搬
送パレット414に挿入する。次いでワイヤー支持クラ
ンプ656.658を双方とも閉じ、空気圧シリンダ9
16を作動させることによってシャー・ブロック912
を上昇させ、この2つのブロックが交差する位置でワイ
ヤー900を切断する。駆動機構910とシャー・ブロ
ック914の間にワイヤーを案内するため、可撓管を設
けて、ワイヤー900がこの管内を通過するように構成
する。
第33図はワイヤー送出/切断作業部422及びワイヤ
ー反転装置の頂面図である。第32図に関連して述べた
種々の構成素子のほかに、ワイヤー反転装置底部928
に形成した湾曲溝及び前記底部にオーバラップする頂板
930も図示されている。また、供給口ニル910に押
出されてシャー・ブロック912.914及びワイヤー
反転装置の溝を通過しながら形成されるワイヤー900
のU字形湾曲も図示されている。さらにまた、ワイヤー
装填時にワイヤー・クランプを開放するため空気圧シリ
ンダによって操作される2つのプランツジャ924 、
926も図示されている。
第34図及び第35図はそれぞれワイヤー反転装置を示
す正面図及び詳細頂面図である。両図にはワイヤー反転
装置928の底部に形成した反転溝及び頂板も図示され
ている。同様に、第34図には上述のようにワイヤー反
転装置の下半分を上下駆動する空気圧シリンダ920も
図示されている。センサ931.935がワイヤー反転
装置の位置を示す信号を形成する。同様に、センサ94
1.943はワイヤー・クランプ開放プランジャ926
の位置を示す信号を形成する。センサ937.939は
ワイヤー・クランプ開放プランジャ924の位置を示す
信号を形成する。これらのセンサの出力信号は制御シス
テム402(第17図)に送られ、これに応答して、制
御システムはワイヤー送出/切断部426及びワイヤー
反転装置を作動させる信号を形成する。
ワイヤー反転装置の動作を説明すると、ワイヤー装填の
第1段階として、第28図のブツシャ−・シリンダ67
3を作動させて第2図に示すプッシャー・ブラケット6
86 、H89の双方と係合させることによりワイヤー
支持クランプ656 、658を第32図に示すように
前方シャー・ブロック914の直前に来るように移動さ
せる。ワイヤー反転装置の下部918を、同じく第32
図に示す位置まで上昇させるのに空気圧シリンダ920
を利用する。ワイヤー反転装置の下部918を上昇させ
たら、ワイヤー反転装置の上部918を第32図及び第
33図に示すように下降させる。次いでクランプ開放ソ
レノイド924.92Bを作動させてワイヤー支持クラ
ンプ658.660を開放する。ワイヤー反転装置及び
ワイヤー支持クランプを上述のように位置ぎめしたら、
第25図に示したワイヤー駆動機構910を作動させる
ことにより、ワイヤー900を送出して、シャー・ブロ
ック912.914 、反転装置U字形部分を通過させ
、再びシャー・ブロック914.912を通過させる。
次いで、空気圧シリンダ924を作動させて第32図に
示すようにワイヤー・クランプ756を閉じる。シリン
ダ920を利用してワイヤー反転装置の下半分928を
下降させ、適当な機構を利用して上半分930を上昇さ
せる。ここで再びワイヤー駆動機構を作動させることに
よってさらにワイヤーを送出してワイヤー支持クランプ
658に通し、余剰分を第20図に示すようにワイヤー
容器649内に蓄積させる。適当な長さのワイヤーが装
填されたら、第2ワイヤー支持クランプ658を閉じ、
空気圧シリンダ916によって後方シャー・ブロック9
12を上昇させて両シャー・ブロック912.914の
界面でワイヤー900を切断する。次にプッシャー機構
を利用してワイヤー支持クランプを第21図に示す常態
位置へ引込める。
以  下  余  白 第36図はワイヤー反転装置の側面図である。この図か
ら明らかなように、ナツト923を利用して空気圧シリ
ンダ920のピストン・ロッドをワイヤー反転装置下部
928の垂直支持部材918に固定する。第2支持部材
915に直立部材918を摺動自在に固定する。この部
材は最終的にはねじを利用して板機構917に固定する
。板917は第2垂直部材919に、第2垂直部材91
9はベース支持機構921にそれぞれ取付ける。ベース
支持機構921はシステムの支台に固定する。ワイヤー
反転装置が上昇位置にあるか下降位置にあるかを2つの
位置センサが指示する。機構が上昇位置にあるか下降位
置にあるかを2つの給気口が交互に検知する。
ワイヤー支持クランプ856.658及びワイヤー反転
装置を上述のようにワイヤーを容器に装填する位置に固
定する場合、これらのクランプのワイヤー駆動機構をシ
ャー・ブロック914のワイヤー孔と正確に整列させる
ため、ワイヤー支持クランプ856.658に垂直支持
部材を設けることが好ましい。このため、第37図に示
すように、前方シャー・ブロック914の頂面にほぼ扁
平な板950を取付ける。この板の縁端付近に2つの溝
を設け、これにL字形ブラケット949.951を取付
ける。
アーム949.951に2つのローラ952.954を
取付け、ワイヤー支持クランプ656 、658をワイ
ヤー装填位置を占める時と同様に前方シャー・ブロック
914の近傍に位置させると、ワイヤー・クランプ65
8 、658が取付けられている板660.662がロ
ーラ952.954の頂面に当接してワイヤー支持クラ
ンプ656.658の溝付き部分をシャー・ブロック9
14の孔とほぼ整列した状態に保持する。これにより、
ワイヤー装填に必要なワイヤー・クランプの垂直整列が
達成される。2つのねじ953.955を利用してアー
ム部分949.951を板960に対して上下方向に調
整することにより、正確な垂直整列関係を得る。また、
水平整列ビン806(第30図)を利用してほぼ正確な
水平整列を行う。
板部材950及びアーム949.951の構成をより正
確に示すため、第38図に対応する側面図を第39図に
示した。
ワイヤー支持クランプ656 、l158にワイヤーを
装填する工程において、ワイヤー反転装置はワイヤー端
部413.415に例外なくある程度の湾曲を残す。本
発明装置の使用に際しては、ワイヤー端部413.41
5を、ワイヤー支持クランプ656.658から外方に
所定の長さだけ突出し、かつワイヤー・クランプに対し
てほぼ直角となるように前記クランプで支持することが
極めて望ましい。ワイヤー支持クランプ656.658
に装填した後、ワイヤーをまっ直ぐにするためにワイヤ
ー・ストレートナ−を利用しなければならないのはその
ためである。ワイヤーをまっ直ぐにするための装置42
8を第40図に示す。
ワイヤー・ストレートナ−428を、ワイヤー支持クラ
ンプ656で保持される単一ワイヤーに関連して以下に
説明する。ワイヤー支持クランプのそれぞれに保持され
ているワイヤーは全く同じ方法で別々にくせ取りされる
から、単一ワイヤーだけについて説明する。
ワイヤーのくせ取り行程の第1段階として、くせ取り処
理すべきワイヤーがワイヤー・ストレートナ−428の
ジョー1000.1002間に位置ぎめされるようにブ
ツシュ・バー670を利用してワイヤー支持クランプ6
56を前進位置に押出す。ジョーのグリップ内に位置ぎ
めされたら、空気圧シリンダ1014を利用してロッド
1018を第20図に示す位置に引く。この位置におい
て、ロッド1018の端部のフランジがジョー1000
.1002の端部に形成された溝に嵌入して、ジョーの
前方部分をワイヤーに密着閉鎖させる。電動機1010
をプーリ1012と連動させ、プーリ1006を介して
プーリ1012を軸部分1004と連動させることによ
ってストレートナ−のジョーを回転させる。ワイヤーを
ストレートナ−のジョーの間に位置ぎめし、ジョーを閉
じ、回転させたら、プッシャー・バー670を解放する
ことによってワイヤー支持クランプ656をストレート
ナ−・ジョー1000.1002の前方部分から引離し
、ジョーの間からゆっくりとワイヤーを引抜く。ジョー
からワイヤーが完全に引抜かれたら、くせ取り作業が完
了する。ただし、くせ取りを必要とする程度によっては
、必要な回数だけくせ取り作業を繰返すことができる。
第40図に示したワイヤー・ストレートナ−428の理
解を助けるため、ストレートナ−・ジョー1000.1
002のそれぞれを第41図にさらに詳細に示した。例
えば、ストレートナ−・ジョー1000は第41図に一
部を図示する主要な支持部材1003を含む、この部材
の端部には作用ヘッド1001の係合部分を嵌着するた
めの溝が形成されている。作用ヘッド1001は支持部
材1003の溝に嵌入され、ビンで固定される部分を含
む。くせ取り作業中、実際にワイヤーと接触する面は互
いに接合してほぼV字形の歯状構造を形成する1対ずつ
のほぼ矩形の複数面から成る。多対の面が接合する線は
ストレートナ−の回転軸線とほぼ平行である。第2作用
ヘッド1005も同様の補完面を含む。動作時には、ス
トレートナ−の対向部分1005.1001がくせ取り
処理すべきワイヤー片に反対方向の力を作用させる、互
いにずれた面を形成する。作用ヘッドを回転させ、ワイ
ヤーを引くと、これらの作用ヘッドはワイヤー表面に螺
旋状に力を加えながらワイヤーをまっ直ぐにする。
第42図はワイヤー及びこれに取付けられている端子を
把持し、両者間に力を加えることにより、端子が正しく
取付けられているかどうかを試験する引張り試験作業部
470を略示する。詳しくはワイヤー支持クランプ65
6がワイヤーを把持してこれを第42図に示すように引
張り試験作業部470の前に位置ぎめする。引張り試験
作業部470は第4図に示すようにワイヤー端子を挟持
する2つの対向するジョー1050.1052を含む。
ジョー21050.1052はそれぞれ導電性とし、装
置の残り部分から絶縁部材1054.1056によって
電気的に絶縁することが好ましい。絶縁部材はブラケッ
ト1066によって空気圧シリンダ1070のロッド部
分に固定されたグリッパ−機構1058に取付ける。空
気圧シリンダ1066に適当に空気圧を供給することに
よってワイヤーに固定されている端子に力を加える。端
子が正しくクリンプされていないと、空気圧シリンダ1
070を作動させた時に保持力が働かず、移動が検知さ
れて、端子が正しく取付けられていなかったことが判明
する。
引張り試験の動作パラメータを示す信号がセンサから制
御装置402に送られ、これに応答して制御装置は引張
り試験作業部を操作するための制御信号を供給する。
第43図はワイヤー・マーキング作業部を略示する。機
能的には、この作業部はインクスプレー技術を利用して
個々のワイヤー片にマーキングする標準的な装置である
。マーキングすべきワイヤーを一方のワイヤー・クラン
プ、例えばワイヤー・クランプ656で保持し、ワイヤ
ー自由端を、マーキング・装置の一部を形成するグリッ
パのジョー1078.1080で挟持する。マーキング
・装置はグリッパのジョーとワイヤー・クランプ656
の間にたるまずに懸架されるようにワイヤーに引張力を
加える空気圧シリンダ1074を含む。この状態におい
て、スプレーヘッド1082を利用してワイヤー片に所
要の識別マークをプリントするマーキング・装置472
に含まれるセンサは動作パラメータを示す信号を制御装
置402に送る。制御装置402はマーキング・装置4
72を操作するのに必要な信号を形成する。
ワイヤー製造装置の最後の作業は完成したワイヤー片を
装置から取出して電気配線組立プロセスに転送すること
である。この作業はワイヤー片の自由端を把持する2つ
のジョー1100.1101 (第45図)を有するグ
リッパを利用することにより放出部477において達成
される。ジョー1100.1101でワイヤー片を挟ん
だら、ワイヤー・クランプ656.858を解放し、外
方へ回転させることにより、ガラス容器からワイヤー片
を取出すのに必要なスペースを得る。この作業は空気圧
シリンダを作動させて、第45図に示すように管状部材
1104.1106を上昇させ、グリッパのブツシュ・
ロッドにかぶせることによって達成される。ばねを圧縮
してグリッパを開放する。第44図に示すピボット点1
114.1116を中心に枢動できるように取付けた2
枚の板11OL1110にアクチュエータを取付ける。
次いで空気圧シリンダ1120を作動させて板1110
.11o8を前記ピボット点を中心に回転させ、ワイヤ
ー・グリッパ856 、558を第44図に示すように
外方へ回転させる。グリッパ655 、658が開放す
ると、センサ1118.1120がこれを指示する。同
様のセンサを利用して空気圧シリンダ1120が限界位
置に達したことを検知し、クランプが第44図に示す開
放状態にあることを確認する。この状態で、アクチュエ
ータはグリッパ・ジョー1101.1100を水平方向
に移動させることによって簡単にワイヤー片を容器から
引出す。
第46図はワイヤー容器1176を示す詳細図である。
この容器はブロック1178を介して板部材708と間
隔を保つブラケット部材1175に取付ける。これによ
り、容器1176はワイヤーを受取る位置に位置ぎめさ
れる。
すでに述べたように、各ワイヤー支持パレット414は
“スペア”位置を含む各作業部位置に順次割出される。
各作業部にはワイヤー支持パレット414 *操作する
ための適当なアクチュエータを設ける。ただし、各作業
部がすべての種類のアクチュエータを必要とするとは限
らない。
また、作業部自体は所要のワイヤー製造機能を行うよう
に選択され、図示の機能はあくまでも例に過ぎない。作
業部自体はストリッパ、クリンパ、マーキング装置のよ
うにワイヤー搬送パレット414からワイヤー端を受取
るように構成された本質的には公知の装置から、ワイヤ
ーくせ取り作業部428のように全く独創的な機能を持
つ装置まで多岐にわたることができる。作業部の編成ま
たは機能に変化を加えても本発明装置の思想から逸脱す
ることはない。
以  下  余  白
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動製造装置を略伝する構成図;第2
図は配線組立て工具エンド・エフェクタの分解斜視図;
第3図はエン゛ド・エフェクタと連携するワイヤー引張
り/公立て装置の詳細図;第4図はピンを整列、固定し
、これを挿入グリッパによフてピックアップされるよう
に位置ぎめするためワイヤ・バー・ネス杉板に固設した
クランプ装置の垂直断面図;第5図は挿入グリッパと併
用される整列手段の垂直断面図;第6図はワイヤ・ハー
ネス杉板レイアウトを略伝する平面図;第7図はワイヤ
ーが杉板上の固設クランプに進入し、固設クランプがワ
イヤーを整列させ、ピンを固定し、ワイヤーを、挿入グ
リッパによってピックアップされるように位置ぎめする
態様を略伝する立面図;第8図はグリッパが軸線沿いに
移動してワイヤーを管から送出し、ピン肩部で閉じる態
様を略伝する立面図;第9図は整列手段をグリッパ及び
ワイヤー・コネクタとの関係で略伝する立面図;第1θ
図はグリッパがコネクタの対応孔と整列し、突出ピンを
コネクタに挿入する態様を略伝する立面図;第11図は
組立て工具グリッパの内側クランプがワイヤーを把持し
、ピンをコネクタに挿入する状態でロボット・グリッパ
を略伝する立面図;第12図はロボット・グリッパがコ
ネクタへのピン挿着をチェックする態様を略伝する立面
図;第13図はロボット・グリッパが工具を通してワイ
ヤーを引張り、杉板の絶縁体にワイヤーを敷設する態様
を略伝する立面図;第14図はロボット・グリッパ第2
端へのワイヤー・ピン挿入を略伝する立面図;第15図
は早替え工具アダプタを有する°   ゛UNIMAT
εシリーズ6000電動ロボットを第2図に示したエン
ド・エフェクタと併用するロボット式製造装置な略伝す
る斜視図;第16図は本発明を組込んだ装置を略伝する
頂面図:第17図は搬送装置を詳細に示す、本発明を組
込んだ装置の頂面図;第18図は搬送チェーンを支持す
るスプロケットの断面図;第19図はワイヤー搬送パレ
ットを取付けたスプロケットの頂面図;第20図はワイ
ヤー搬送パレットの斜視図:第21図はワイヤー搬送パ
レットを、突出状態にあるワイヤー・クランプの1つと
共に示す斜視図;第22図はワイヤー搬送パレット、搬
送チェーン及び支持トラックを示す正面図;第23図は
ワイヤー搬送パレット及び搬送チェーンを示す別の正面
図;第24図は第23図に示した装置の頂面図;第25
図は第24図に示した装置を突出状態にあるワイヤー・
クランプの1つと共に示す頂面図;第26図はワイヤー
搬送パレットのための水平トランスレータの頂面図;第
27図はワイヤー搬送パレットのための水平トランスレ
ータの正面図;第28図はワイヤー支持クランプ及びブ
ツシャ−の側面図;第29図は水平トランスレータの正
面図;第30図はワイヤー支持クランプ及び駆動チェー
ンの断面図;第31図は水平割出ビンを示す頂面図;第
32図はワイヤー供給部の側面図;第33図はワイヤー
供給部及びワイヤー反転部の頂面図;第34図はワイヤ
ー反転部の正面図;第35図はワイヤー反転部の頂面図
;第36図はワイヤー反転部の側面図;第37図はワイ
ヤー・シャーの頂面図;第38図はワイヤー・シャーの
側面図;第40はワイヤーくせ取り部の側面図;第41
図はワイヤーくせ取りジョーの斜視図;第42図は端子
引張試験部の側面図;第43図はワイヤー・マーキング
部の側面図;第44図はワイヤー取出しグリッパの一部
を含めてワイヤー搬送パレットを、ワイヤー・グリッパ
が外方へ回転した状態で示す頂面図;第45図はワイヤ
ーの取出しを示す、ワイヤー搬送パレットの正面図;第
46図はワイヤー容器の側面図である。 FIG、1 r−m FIG、 38 FIG、 41 FIG、 42 FIG 4B FIG、 44

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ワイヤーを所定の長さに切断し、ワイヤー端
    に所要の電気的端子を形成するワイヤー加工装置及びワ
    イヤーに識別マーキングを施す手段と; (b)個々の端子付きワイヤーを所定のケーブル・バス
    に沿って順次敷設するケーブル・ハーネス形成装置と; (c)ワイヤー加工装置からケーブル・ハーネス形成装
    置に端子付きワイヤーを供給または搬送する手段と; (d)ケーブル・ハーネス設計データを処理し、ワイヤ
    ー加工装置及びケーブル・ハーネス形成装置に動作制御
    信号を供給することにより、所期のケーブル・ハーネス
    の製造を可能にするコンピュータ手段と; より成ることを特徴とするワイヤ・ハーネスのためのフ
    レキシブル自動製造装置。 2、ワイヤー加工装置が所定の長さに切断される所定サ
    イズのワイヤーを供給する複数のワイヤー供給部を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3、ワイヤー加工装置が切断されたワイヤー片の突出端
    をくせ取り処理するためのワイヤーくせ取り部を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の装置。 4、ワイヤー加工装置がワイヤーのくせ取り処理された
    突出端から絶縁材を除去するワイヤー・ストリッパ部を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の装
    置。 5、ワイヤー加工装置がワイヤー端に所定の電気的端子
    を形成するための複数の作業部を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6、ケーブル・ハーネス形成装置が、 端子付きワイヤーを所定のエンド・エフェクタに臨ませ
    る手段と; 端子付きワイヤーを前記所定のエンド・エフェクタに装
    入する手段と; 端子付きワイヤー第1端を所期の第1組立て点に挿入す
    るためにエンド・エフェクタを位置ぎめする手段と; 端子付きワイヤー第1端を第1組立て点に挿入する手段
    と; 所定のケーブル・ハーネスレイアウトに沿って端子付き
    ワイヤーを敷設する手段と; 端子付きワイヤー第2端を前記所定のエンド・エフェク
    タに装入する手段と; 端子付きワイヤー第2端と所期の第2組立て点に挿入す
    るためにエンド・エフェクタを位置ぎめする手段と; 端子付きワイヤー第2端を所期の第2組立て点に挿入す
    る手段と を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    装置。 7、所期の組立て点に端子付きワイヤーを挿入するため
    エンド・エフェクタを位置ぎめする手段が所定のエンド
    ・エフェクタをX、Y及びZ軸に沿つて搬送できる直交
    ロボットであることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載の装置。 8、所定のエンド・エフェクタを、それぞれが特定スタ
    イルの端子付きワイヤーに適合する専用作動端である複
    数の専用エンド・エフェクタから選択することを特徴と
    する特許請求の範囲第6項に記載の装置。
JP60255820A 1984-11-13 1985-11-13 ワイヤ・ハ−ネスのためのフレキシブル自動製造装置 Pending JPS61173412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US67069684A 1984-11-13 1984-11-13
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JP60255820A Pending JPS61173412A (ja) 1984-11-13 1985-11-13 ワイヤ・ハ−ネスのためのフレキシブル自動製造装置

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CA (1) CA1257465A (ja)

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EP0182592A2 (en) 1986-05-28
CA1257465A (en) 1989-07-18
EP0182592A3 (en) 1988-08-31

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