JPS61171828A - タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置 - Google Patents

タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

Info

Publication number
JPS61171828A
JPS61171828A JP1267185A JP1267185A JPS61171828A JP S61171828 A JPS61171828 A JP S61171828A JP 1267185 A JP1267185 A JP 1267185A JP 1267185 A JP1267185 A JP 1267185A JP S61171828 A JPS61171828 A JP S61171828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbocharger
lubricating oil
oil
amount
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1267185A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Urasato
浦郷 雅文
Hiroshi Komatsu
宏 小松
Takeshi Yamane
健 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1267185A priority Critical patent/JPS61171828A/ja
Publication of JPS61171828A publication Critical patent/JPS61171828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ターボチャージャの潤滑装置に関する。
〔従来技術〕
従来のターボチャージャの潤81装置としては、例えば
第8図に示すようなものがある。すなわち、エンジン本
体101とターボチャージャ103とは、ターボチャー
ジャ103にrIJ滑油を供給する入口配管105で連
結され、一方ターボチャージャ103とエンジン本体1
01のオイルパン107とは、ターボチャージャ103
に供給された後排出される潤滑油がオイルパン107に
戻される出口配管109で連結されている。
そして、エンジンの駆動により図外のオイルボンプが作
動して、オイルパン107内の潤滑油がエンジン本体1
01内に圧送された後入口配管105を経てターボチャ
ージャ103に送り込まれる。ターボチャージャ103
に送られた潤滑油は、ターボチャージャが高速で回転す
る軸受部を潤滑した後、出口配管109を通ってオイル
パン107に戻される。(ターボチャージャ付エンジン
1979年技術解説書日産自動車株式会社発行35頁参
照) 〔従来技術の問題点〕 しかしながら、このような従来のターボチャージャの潤
滑装置は、エンジンの駆動により作動しエンジン本体1
01内に潤滑油を圧送するオイルポンプによりターボチ
ャージャ103へ潤滑油を供給しているため、換言すれ
ばターボチャージャの回転速度とは無関係にエンジンの
回転速度に関連してターボチャージャ103への供給油
量を変化させているため、以下のような問題点がある。
まず第1番目に、ターボチャージャの軸受としては、そ
の回転速度に対する潤滑油の最適供給口があるにかかわ
らず、エンジン回転速度で定まってしまうため、油量が
多過ぎると軸受損失が増大し、少な過ぎると軸受の耐久
性が減少するという問題である。
次に、第2番目の問題点は、ターボチャージャ103に
対する潤滑油の入口側と出口側との温度差が小さく、か
つ出口側の温度レベルが低い場合であっても、エンジン
の回転速度が比較的高い状態にあると、必要以上に潤滑
油が供給されることとなり、その結果常に粘性の高い潤
滑油がターボチャージャ103の軸受部に存在して、そ
の粘性抵抗により軸受損失馬力が増大し、ターボチャー
下 ジャの効率の低X、を招くという問題点である。
更に、第3番目の問題点は、エンジン加速時にターボチ
ャージャの回転速度をできるだけ短時間に上昇させたい
のにかかわらず、エンジンの回転速度に応じた潤滑油量
がターボチャージャの軸受、、、。81、、)□、ヵ、
□、よ。1や  を失のため、ターボチャージャが期待
通りに回転上昇できず、加速応答性が悪いという問題点
である。
上記に鑑み、第1番目の発明はターボチャージャに軸受
損失の増加及び耐久性の減少を生じない最適量の111
1W4油を供給する潤滑装置を提供することを目的とし
ている。
次に、第2番目の発明は、ターボチャージャの潤滑油の
出口側の油量が低い場合等に、必要以上の潤滑油がター
ボチャージャに供給されないように積極的に潤滑油の供
給量を制御して、ターボチャージャの軸受損失馬力を低
下させ、かつ高速高負荷運転から低速低負荷運転に減速
した場合等にターボチャージャへの潤滑油の供給量を不
足させないようにして軸受部の異常昇温を防止させたタ
ーボチャージャの潤滑装置の提供を目的とする。
更に、第3番目の発明は、エンジン加速時に、加速応答
性が低下しないように、ターボチャージャへの潤滑油の
供給を制御する潤滑装置を提供することを目的としてい
る。
〔発明の構成〕
前記目的を達成するため、第1番目の発明は、ターボチ
ャージャの回転速度を検出する回転速度検出器と、ター
ボチャージャに供給する潤滑油量を調整供給する潤滑油
供給手段と、前記検出器の信号を受けて前記潤滑油供給
手段の作動をυ制御する制御手段とを有するものであり
、第2番目の発明は、ターボチャージャの回転速度を検
出する回転速度検出器と、ターボチャージャを潤滑する
潤滑油のターボチャージャに対する入口側と出口側との
それぞれの油温を検出する温度検出器と、ターボチャー
ジャに供給する潤滑油量を調整供給する潤滑油供給手段
と、前記各検出器の信号を受けて前記潤滑油供給手段の
作動を制御をする制御手段とを有するものであり、更に
、第3番目の発明は、ターボチャージャの回転速度検出
器と、エンジンの加速状態を検出する加速状態検出器と
、ターボチャージャに供給する潤滑油量を調整供給する
潤滑油供給手段と、前記検出器の信号により加速時と判
断した場合は前記潤滑油供給手段を作動して潤滑油の供
給を停止する制御手段とを有するものである。
〔作 用〕
第1番目の発明によれば、ターボチャージャの回転速度
に対し最適の潤滑油圧力(即ち油温)になるよう制御し
たので、ターボチャージャの軸受に過不足ない潤滑油R
が供給されることになり、これにより、軸受損失を防止
すると共にその耐久性を向上することができる。
次に、第2番目の発明によれば、ターボチャージャの回
転速度に加え、潤滑油の入口と出口の油温に対し最適の
潤滑油量になるよう制御したので、たとえば回転速度が
低くても油温か高い場合には油量を多くするなどして常
時、適量の潤滑油を供給し、もって軸受損失の防止及び
耐久性の向上を図ることができる。
更に、第3番目の発明によれば、エンジンの加速と判断
した場合は、ターボチャージャの軸受への潤滑油の供給
を停止するようにしたので、軸受損失が大幅に減少し、
もって加速応答性を高めることができる。
〔実施例〕
第1図は第1番目の発明の一実施例を示す。この実施例
はアンギュラ形ころがり軸受使用のターボチャージャに
この発明を適用したものである。
もちろんころがり軸受以外のフル7目−ティング軸受で
も同様に適用できる。
第1図において、エンジン本体1にターボチャージャ3
のコンプレッサ33がら空気が圧送され、また、エンジ
ン本体1からの排気でタービン34が駆動される。潤滑
油はエンジン本体1(図示していないがオイルポンプが
内在する)から入口配管5を通り、圧力調整弁(潤滑油
供給手段)31を介してターボチャージャ3に供給され
、出口配管9を通ってエンジン本体1に返送される。圧
力センサ32が圧力調整弁31の出口に設けられ、また
ターボチャージャの回転速度検出器17がコンプレッサ
33の回転軸端の部分に設けられる。
次に作用をフローチャートを示す第2図により説明する
■ タービン回転数(即ち、ターボチャージャの   
 !1回転速度)Nを回転速度検出器17より読取る。
■ タービン回転数Nに依存する最適油圧PoをNによ
り計算する(予め、タービン回転数Nの増大に比例して
最適油圧POが増加する直線関係にあるものが実験的に
決められている)。
■ 油圧Pを圧力センサ32より読取る。
■ P≧POの時、圧力調整弁31を開方向に動作させ
、油圧Pを低下させる。
p<poの時、圧力調整弁31を開方向に動作させ、油
圧Pを増加させる。
■ P=Poとなるようフィードバックする。
ころがり軸受への潤滑油噴射速度(油量に相当する)は
、はぼこの軸受の軸、即ち、ターボチャージャ3のター
ビン軸の回転数Nに比例する最適速度がある。この最適
速度以下の時は潤滑油の軸受貫通力が低下し耐久性が落
ちることになり、またそれを超えると軸受の中での潤滑
油のかきまぜによる損失が増加し軸受損失を増すことに
なる。
噴射速度はノズル径と油圧Pにより決定され、従って、
最適な油圧はタービン回転数に比例した直線状の値を呈
する。
この実施例では前述のように潤滑油の圧力をタービン回
転数Nにより定まる最適値になるようフィードバックす
るようにしたのでタービン軸受は潤滑油の適正圧力によ
りNに応じた過不足ない油量の供給を受け、これにより
軸受の耐久性を低下することなく、また、軸受摩擦損失
を増大することもなく加速応答性などエンジン性能を向
上することができる。
なお、上記実施例において、ターボチャージャの振動を
検出し、この振動分による潤滑油の増(5)補正を加え
るようにしてもよい。
また、上記実施例において、エンジンの減速状態をエン
ジントルク等を計測して判断し、車両の減速時に排気熱
の軸受流人による温度上昇を抑えるため、潤滑油量を増
加させるようにしてもよい。
第3図は第2番目の発明に係るターボチャージャの潤滑
装置の一実施例の概略的な構成図である。
第3図において、エンジン本体1とターボチャージャ3
とは、エンジン本体1からターボチャージャ3へrt+
滑油が流れる入口配管5で連結され、ターボチャージャ
3とオイルパン7とは、ターボチャージャ3の軸受部を
潤滑油がオイルパン7へ向って流れる出口配管9で連結
きれている。
入口配管5の途中には、この入口配管5を流れる潤滑油
をターボチャージャ3へ供給する潤滑油供給手段として
の電動ポンプ11が配設されている。ターボチャージャ
3に対する潤滑油の入口側の入口配管5には、ここでの
油温を検出する温度検出器13が装着され、一方ターボ
チャージャ3に対する潤滑油の出口側の出口配管9には
、ここでの油温を検出する温度検出器15が装着されて
いる。また、第3図では詳細に示されていないが、ター
ボチャージャ3のコンプレッサ側の回転軸端には、ター
ボチャージャ3の回転速度を検出する回転速度検出器1
7が設けられている。
温度検出器13.15.回転速度検出器17ならびに電
動ポンプ11は制御手段(又はコントローラ)19に接
続されており、この制御手段19は各検出器13.15
.17から発せられた信号を受けた後、電動ポンプ11
の作動を制御すべく信号を発する構成となっている。
即ち、制御手段19はターボチャージャ3の回転速度N
とWJ滑油の入口及び出口の温度の信号を受けて、基本
的にはNに比例した油量の値であるが、これに出口温度
及びそれらの温度差が夫々許容値になるような油量の値
を加味して目標値を計算により求め、これにより電動ポ
ンプ11の作動、例えばその回転数を変えるなどの制御
を行なうものである。
次に、このように構成された装置の作用を第4図に示す
フローチャートを用いて説明する。 “まず、Plでタ
ーボチャージャ3の回転数(回転速度)NTCと潤滑油
出口温度及び入口温度の読取りを行なう。p4NT O
に対する供給油量目標値と!!l渭油用油出口入口の許
容温度の計算を夫・4行なう。P3でNTCに対する潤
滑油出口温度は許容温度以下どうかの判断を行なう。Y
ESの場合はP4でN“°に対する潤滑油出口及び入口
   lの温度差が所定値(許容値)以内かどうかの判
断を行なう。YESの場合はP5で供給油量の目標値の
10%減を行ない、元へ戻る。これは許容温度以下の場
合は極力油量を減らすべくその減量限界を決める必要が
あり、このようなフィードバックの制御により軸受損失
を低減できるのである。
P4でNoの場合は目標値通り現在の供給量を保持する
また、P3でNo即ち潤滑油出口温度が許容値を超えて
いる場合は、P7で供給油量を目標値の10%増を行な
い元へ戻る。これは、許容温度以上の場合は油量が不足
してるので、これを増量し、フィードバック制御により
適正とし、軸受耐久性を維持するのである。
上記の作用を具体的数字を上げて更に説明すると以下の
通りである。
ターボチャージャ3の回転速度が20.00ORPMと
低く、温度検出器13.15が検出した各温度間の差す
なわちターボチャージャ3の入口側と出口側とにおける
lII滑油滑油差が20℃以下でかつ温度検出器15が
検出した油温すなわちターボチャージャ3の出口側の潤
滑油温が80℃以下のような場合、制御手段19はター
ボチャージャ3に供給されるm滑油量が多過ぎると判断
し、電動ポンプ11の吐出流量すなわちターボチャージ
ャ3への1IIW4油供給量を減少させるように制御す
る。この結果、ターボチャージャ3の上記状態における
潤滑油供給量が必要最小限となり、ターボチャージャ3
の軸受部における潤滑油の粘性抵抗による損失馬力は極
めて少ないものとなる。
また、ターボチャージャ30回転速度が例え20、OO
ORPMと低いときであっても、ターボチャージャ3の
前記入口側と出口側との各油温の差が80℃以上でかつ
出口側の油温が160℃以上であるような場合、(例え
ば、高速高負荷運転から低速低負荷運転に減速した場合
)、制御手段19はターボチャージャ3への供給油量が
少な過ぎると判断し、電動ポンプ11の吐出流量すなわ
ちターボチャージャ3への供給油量を増加させるように
制御する。この結果、ターボチャージャ3の軸受部が、
潤滑油不足による異常な昇温を引起こすことはなくなる
第5図は他の実施例を示しており、ここでは前述の実施
例と同一構成要素には同一符号を付して説明を簡略化す
る。この実施例は、入口配管5の途中に電磁切換弁(f
1滑油供給手段)21が配設され、更にこの電磁切換弁
21をバイパスする入口配管5より細径のバイパス配設
23が入口配管5に連結されている。
電磁切換弁21は制御手段19に接続されており、ター
ボチャージャ3への供給油量を制御する場合は電磁切換
弁21を開閉し、エンジン本体く正確にはエンジンによ
り駆動されるオイルポンプ)1から送られる潤滑油量を
制御する構成となっている。
すなわち、前述の実施例と同様にターボチャージャ3の
回転速度およびターボチャージャ3の入口側と出口側と
における各油温闇の差ならびに出口側の油温レベルによ
り、潤滑油量が過多と判断された場合は電磁弁21が閉
じることで潤滑油は細径のバイパス管23を通るので、
ターボチャージャ3への供給油口は必要最小限に減少す
る。また、ターボチャージャ3への潤滑量が少ない場合
は、電磁弁21は開弁じ潤滑油は電磁弁21を通過しつ
つ入口配管5を流れターボチャージャ3に多量のnW4
油が供給される。その他の構成および作用は第3図に示
した前述の実施例と略同様である。
なお、この発明は前述の実施例に限定されるものではな
い。例えば、第5図のバイパス管を並列に複数設け、そ
れぞれに切換弁を設けて供給油σを段階的に制御しても
よい。
第6図は第3番目の発明の一実施例を示す。エンジン1
の排気によりターボチャージャ3のタービン34が回転
し、アンギュラ形ころがり軸受に支持された同軸のコン
プレッサ33を同じく回転し、吸気をエンジン1に圧送
するようになっており、エンジン1からの潤滑油は入口
配管5を通って三方電磁弁(潤滑油供給手段)35を介
してころがり軸受に送られ出口配管9を通ってエンジン
1に返送するようになっている。三方ii電磁弁5の残
りの出口はバイパス38を介して出口配管9に接続する
。撮動検出器36がターボチャージャ3の振動を検出す
るために設けられ、また、ターボチャージャ3の回転速
度を検出する回転速度検出器17がコンプレッサ33の
軸端に設けられ、更に、エンジン1のスロットル開度を
検出するスロットル位置検出器37が適宜の位置に設け
られている。これらの検出器の信号は制御手段(コント
ローラ)19に入力され、この出力により三方電磁弁3
5を作動するようになっている。
次に作用を第7図に示すフローチャートにより説明する
■ まず急加速をドライバーが望んでいるかいながを判
定するため、スロットル位置検出器37により規定値以
上か再、かをみる。以上ならば加速時即ち加速を望んで
いると判断する。
■ 回転速度検出器17によりタービン回転数(ターボ
チャージャ3の回転速度)を検出し振動検出器36によ
りターボチャージャ3の振動を検出し、夫々が規定値以
下の時はコントローラ19により三方電磁弁35を作動
しターボチャージャ3への潤滑油の供給を中止しバイパ
ス38よりバイパスさせる。
■ コントローラ19内のタイマにより、オイル供給中
止時間が規定値以上もしくは、タービン回転数が規定値
以上になった時はターボチャージャへの潤滑油の供給を
再開する。
なお、タービン回転数の測定は、直接これを測定せず、
エンジン回転数とエンジントルクを測定し、これらより
算出しても良(、又、空気流量を測定し、これから算出
するようにしてもよい。
更に、車両の減速時には排気熱が軸受へ熱とし流入し温
度が上昇するため、積極的に潤滑油を供給してこれを冷
却するようにしても良く、その場合はエンジン回転数と
エンジントルクで減速時を判断し、減速時には第6図の
三方電磁弁35のバイパス38111を閘じるようにす
る。また、ターボチャージャの振動を前述の振動検出器
36により検出し、振動が多い場合は、軸受の耐久性を
向上させるために、振動分の増量補正を加えるようにし
てもよい。
尚、潤滑油の適正供給量の判断は、本実施例では振動検
出器36によらしめたが、己れ代え第1図に示した圧力
調整弁と圧力センサとの組み合せによりあらかじめター
ボチャージャの回転数に比例した適正量を設定しておき
これによらしめてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、第1番目の発明によれば、ターボ
チャージャの潤滑油量をターボチャージャの回転速度に
基づいて制御するようにしたので、ターボチャージャの
軸受損失を低減してエンジン出力の向上を図ることがで
きると共に、潤滑油の軸受貴通力を増加して軸受の耐久
性を向上することができる効果がある。
第2番目の発明によれば、ターボチャージャの回転速度
と、ターボチャージャに対する!11181油の入口側
と出口側とにおける各油温とにより、ターボチャージャ
への供給潤滑油量を制御するようにしたため、ターボチ
ャージャの軸受部に供給する潤滑油■を適度に保つこと
ができ、例えば、ターボチャージャの回転速度が低く、
ターボチャージVに対し潤滑油の入口側と出口側との各
油温の差がある設定値より低いと、ターボチャージャへ
の供給油量が必要最小限に減少して、潤滑油の粘性抵抗
によるターボチャージャの軸受部の損失馬力を低減させ
ることができ、その結果ターボチャージャの効率が向上
してエンジンの出力が向上する。
またターボチャージャの回転速度が低くても前記m滑油
の入口側と出口側との油温差がある設定値よりも大きく
かつ出口側の油温がある設定値よりも高い場合は、ター
ボチャージャへの供給油量を増加させて、軸受部の異常
昇温を防ぐことができる効果がある。
更に、第3番目の発明によれば、加速時には軸受への潤
滑油の供給を停止するようにしたので、特に、ころがり
軸受を用いたターボチャージャにおいて加速応答性を高
め、エンジンの加速性を向上できる効果がある。
4、。□。、          を 第1図は第1番目の発明の一実施例を示すターボチャー
ジャの潤滑装置の概略的構成図、第2図は第1図の実施
例のフローチャート図、第3図は第2番目の発明の一実
施例の概略図、第4図は、第3図の実施例のフローチャ
ート図、第5図は他の実施例の概略図、第6図は第3番
目の発明の一実施例を示すターボチャージャのra滑装
置の概略的構成図、第7図は第6図の実施例のフローチ
ャート図、第8図は従来装置の概略図である。
(図面の主要部を表す符号の説明) 3・・・ターボチャージャ 11・・・電動ポンプ(fi1m油供給手段)13.1
5・・・温度検出器 17・・・回転速度検出器 19・・・制御手段(コントローラ)、31・・・圧力
調整弁(潤滑油供給手段)32・・・圧力センサ 35・・・三方電磁弁(111滑油供給手段)36・・
・振動検出器 37・・・スロットル位置検出器(加速状態検出器)3
8・・・バイパス @8図 第5図 第4図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ターボチャージャの回転速度を検出する回転速度
    検出器と、ターボチャージャに供給する潤滑油量を調整
    供給する潤滑油供給手段と、前記検出器の信号を受けて
    前記潤滑油供給手段の作動を制御する制御手段とを有す
    るターボチャージャの潤滑装置。
  2. (2)ターボチャージャの回転速度を検出する回転速度
    検出器と、ターボチャージャを潤滑する潤滑油のターボ
    チャージャに対する入口側と出口側とのそれぞれの油温
    を検出する温度検出器と、ターボチャージャに供給する
    潤滑油量を調整供給する潤滑油供給手段と、前記各検出
    器の信号を受けて前記潤滑油供給手段の作動を制御する
    制御手段とを有するターボチャージャの潤滑装置。
  3. (3)ターボチャージャの回転速度検出器と、エンジン
    の加速状態を検出する加速状態検出器と、ターボチャー
    ジャに供給する潤滑油量を調整供給する潤滑油供給手段
    と、前記検出器の信号により加速時と判断した場合は前
    記潤滑油供給手段により潤滑油の供給を停止する制御手
    段とを有するターボチャージャの潤滑装置。
JP1267185A 1985-01-28 1985-01-28 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置 Pending JPS61171828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1267185A JPS61171828A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1267185A JPS61171828A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61171828A true JPS61171828A (ja) 1986-08-02

Family

ID=11811835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1267185A Pending JPS61171828A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61171828A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001193470A (ja) * 1999-12-10 2001-07-17 Man B & W Diesel Gmbh 排気駆動過給機の潤滑油パラメータの制御・調整装置
JP2009221911A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Toyota Motor Corp 過給機付き内燃機関の制御装置
DE102011119521A1 (de) * 2011-11-26 2013-05-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieb eines Verbrennungsmotors mit einem Abgasturbolader
JP2014159758A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Toyota Motor Corp エンジンの油圧制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001193470A (ja) * 1999-12-10 2001-07-17 Man B & W Diesel Gmbh 排気駆動過給機の潤滑油パラメータの制御・調整装置
JP2009221911A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Toyota Motor Corp 過給機付き内燃機関の制御装置
DE102011119521A1 (de) * 2011-11-26 2013-05-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieb eines Verbrennungsmotors mit einem Abgasturbolader
JP2014159758A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Toyota Motor Corp エンジンの油圧制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11692498B2 (en) Internal combustion engine system and method for reduced turbo lag
EP1700017B1 (en) Compressor surge protector for electric assisted turbocharger
CA1259804A (en) Hydraulic assist turbocharger system
JPS62247112A (ja) 内燃機関の冷却系制御装置
US7315778B1 (en) System and method for detecting and responding to fugitive fueling of an internal combustion engine
KR20020081277A (ko) 배기압의 검출에 의한 가변형상의 터보 과급기 제어방법및 시스템
CN112392590B (zh) 一种可变截面涡轮增压器的控制方法、装置及车辆
JP2001193470A (ja) 排気駆動過給機の潤滑油パラメータの制御・調整装置
JPS61171828A (ja) タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置
CN110486117B (zh) 用于混合动力发动机的电动机油泵***的控制方法
EP0905358B1 (en) Control Method
JPS61123719A (ja) タ−ボ過給機の潤滑装置
JPH04350327A (ja) 内燃機関用過給機
JPH0893490A (ja) ターボチャージャの潤滑装置
JPH04203318A (ja) 過給機の給油量制御装置
JPH0415372B2 (ja)
JP2560286B2 (ja) 車両用冷却システム
CN114321046B (zh) 一种液压***、设备及其流量控制方法
JPS6332983Y2 (ja)
JPS63176616A (ja) エンジンの二次エア供給装置
CN116398492A (zh) 防发动机超速的闭式***及控制方法
JPH0540274Y2 (ja)
JPH01163421A (ja) 内燃機関の過給装置
JPH02173323A (ja) 過給機の潤滑装置
CN118066028A (zh) 一种控制电控执行器的方法、装置和车辆