JPS61171705A - スチレン系樹脂粒子の製造法 - Google Patents

スチレン系樹脂粒子の製造法

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JPS61171705A
JPS61171705A JP1303785A JP1303785A JPS61171705A JP S61171705 A JPS61171705 A JP S61171705A JP 1303785 A JP1303785 A JP 1303785A JP 1303785 A JP1303785 A JP 1303785A JP S61171705 A JPS61171705 A JP S61171705A
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JP
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carbon black
polymerization
styrene
dispersed
weight
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JP1303785A
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Seizo Mishima
三島 清三
Takao Suzuki
貴雄 鈴木
Hideaki Shibata
英昭 柴田
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カーボンブラツクを安定的に高濃度で含有す
るスチレン系樹脂粒子の製造法に関する。
(従来の技術) カーボンを含有させることによ如合成樹脂を黒色に着色
させ耐候性を向上させることあるいは導電性を付与する
試みは広く行なわれている。カーボンブラツク含有スチ
レン系樹脂の製造方法として下記の方法がある。
(1)押出機、ニーダ−等により、カーボンブラック(
以下CBと略す)とスチレン系樹脂を混線裁断する方法
(2)CBを界面活性剤やシラン系カップリング剤で予
め処理し、しかるのちスチレン等のモノマー中に分散さ
せ、水性媒体中で懸濁重合する方法(特公昭49−30
702号公報、特公昭50−27079号公報)。
(31予めCBとスチレン等のモノマーを別の装置で混
合重合させ、ポリマーグラフト−カーボンブラツク(P
GCBと略す)を製造し、そののちこれをスチレン等の
モノマーに溶解し重合する方法。
(41PGCBとスチレン系ポリマーを押出機等で混線
裁断する方法(特公昭58−46255号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、押出機、ニーダ−等による方法は高温かつ高剪
断力を必要とするため経済的に有利な製造法といえず、
また得られる裁断物はペレット状のため流動性が悪いと
か9粒子径の調節の任意性が不足する等の欠点がある。
一方予めCBとスチレンモノマー等を混合重合したPG
CBtl用する懸濁重合は、別の1糧。
装置を必要とする為工業的には有利な製造方法とはいえ
ない。すなわち、CBをスチレンモノマー等に混合しそ
のまま直接懸濁重合するのが工業的に有利と考えられる
しかしこの方法の問題点としては、(イ)CBの重合阻
害性のためか重合反応が遅く2重合反応の完結まで長時
間を要することと、(ロ)CBがスチレン等と反応しス
チレン等の油性モノマーに親和性の大きな物に変化する
までの期間が長く、このため水性媒体中へCBが移行し
廃水を汚濁すること。
さらに(ハ)モノマー油滴の分散が不安定となり塊状化
(アグロメレーション)が起きるとか不揃の粒子となシ
易いことの欠点があった。
本発明はこれらの問題点を解決するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、カーボンブラツクを分散させたスチレン系単
量体を水性媒体中に分散させ、ベンゼン環を有しない三
官能有機過酸化物の存在下に懸濁重合させることを特徴
とするスチレン系樹脂粒゛子の製造法に関する。
ここで使用出来るカーボンブラツクは、一般に市販され
ているファーネス系ブラック、チャンネル系ブラック、
サーマル系ブラック等が使用出来る・カー″2ブラ7り
の平均粒子径が大きすぎb      (とスチレン系
単量体油滴中でのカーボンブラックの分散が悪く、懸濁
重合の途中において水相にカーボンブラックが移行して
水相を汚濁し2分散を不安定にすることがある。またカ
ーボンブラックのpHが小さすぎると重合遅延が生じ9
重合が完結せず、このため最終生成物の特性低下や9重
合途中での分散不安定によシ反応物が塊状化(アグロメ
レーション)することがある。従って、カーボンブラッ
クの平均粒子径は100mμ以下が分散上好ましく、ま
たpHは18以上のものが重合性の面から好ましい。
ここで、スチレン系単量体としては、スチレンtたはα
−メチルスチレン、クロロスチレン、t−プチルスチレ
ン等の置換スチレンを意味し、これに、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル
酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステル、アク
リロニトリル等を含有していてもよい。
スチレン系単量体としては、スチレンまたは置換スチレ
ンを50重量%以上含むものが9発泡性スチレン系樹脂
粒子として使用する場合、特性上好ましい。
カーボンブラツクとスチレン系単量体の使用割合は、得
られる樹脂の黒色度や、導電性で変更し得るがこれらの
総量に対してカーボンブラツクが10重量%になるよう
に配合されるのが好ましい。
カーボンブラックの量が少なすぎると黒色度が低下し、
多すぎると得られる樹脂の機械的強度が低下する傾向が
ある。
カーボンブラツクは重合前にスチレン系単量体に分散さ
せておくことが好ましい。
上記スチレン系単量体の重合に際し1重合開始剤として
ベンゼン環を有しない三官能有機過酸化物が使用される
。このような重合開始剤としては。
例えば、ジ−t−ブチルペルオキシトリメチルシクロヘ
キサン、ジ−t−ブチルペルオキシシクロヘキサン、ジ
−t−ブチルペルオキシへキサヒドロテレフタレート、
ジ−t−ブチルペルオキシトリメチルアジペート、ジ−
t−ブチルペルオキシブタン等がある。これらは一種又
は二株以上の混合で使用される。
CBの存在下で過酸化ベンゾイル等のベンゼン環を有す
る重合開始剤を使用すると1重合遅延や停止等の不満足
な結果しか得られない。また、アゾビスイソブチロニト
リル等のアゾビス系化合物を使用すると重合途中におい
て分解生成ガスが油滴中に含まれる。これにより油滴の
浮き上り現象によるアグロメレーションが起こりやすか
ったシ。
また得られる樹脂に気泡が含まれやすい。t−ブチルパ
ーオキシアセテート等のベンゼン環を有しない一官能有
機過酸化物の使用は単独での使用で、は重合時間が長く
なる傾向があるため好ましくないが、三官能有機過酸化
物と併用してもよい。
重合開始剤総量の使用量はスチレン系単量体100重量
部に対し0.01〜2重量部、好ましくは0.1〜1.
0重量部である。重合開始剤が少なすぎると重合が完結
し難くなり、多すぎると得られる樹脂が脆くなったり耐
熱性が低下する傾向がある。
ベンゼン環を有しない一官能性有機過酸化物を併用する
場合、その使用量はベンゼン環を有しない三官能有機過
酸化物に対して20重量%以下が好ましい。なお、併用
されるベンゼン環を有しない一官能有機過酸化物は、1
0時間半減期温度が100〜110℃のもの(例えば、
t−ブチルペルオキシアセテート等)が好ましい。
重合反応系の温度は用いる開始剤の分解温度および得ら
れるポリマーの重合度を勘案して決めるが、50〜11
0℃の範囲で選ばれるのが好ましい。重合が進んで転化
率が95%以上となった時点ではポリマー中の残留モノ
マーを減じる目的でt−ブチルペルオキシアセテート等
のベンゼン環を有しない有機過酸化物を併用して系の温
度を110〜130℃に上昇することもできる。重合開
始剤は9重合前に予めスチレン系単量体に溶解しておく
のが好ましいが、場合により重合中に追″Om :’I
ll L ? 4 J: “o           
            li本発明においては、水性
媒体中で懸濁重合が行なわれる。このとき、懸濁重合の
分散安定剤としては、燐酸カルシウム、ピロ燐酸マグネ
シウム。
ベントナイト等の難溶性無機物を用いるのが好ましい。
水溶性高分子を分散安定剤とする場合、油相に加えられ
たカーボンブラックが水相に移行して水相を汚濁し9分
散を不安定にすることがある。
無機物を分散剤とした場合は、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等の界面活性剤が少量併用されるのが好
ましい。使用量は難溶性無機物が水性媒体に対しO,O
S〜1.0重量%、界面活性剤は5〜100 ppmの
範囲で選ばれるのが好ましい。
カーボンブラツクを含有して重合を行なう本発明では9
例えば、一般のスチレ/及びスチレン主体の単量体のみ
の懸濁重合の場合に比し、約2〜3倍の分散剤を使用す
るのが1重合系の分散安定性の点で好ましく、さらに添
加の仕方も重合の進行に合せて、逐次追加して行く方法
が好ましい。
また、水性媒体中に9.硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ等の
水溶性無機塩を粒径調整を目的として、水性媒体に対し
て0.001〜0.1重量%添加するのが好ましい。
発泡性スチレン系樹脂粒子を得る場合1発泡剤の含有量
はスチレン樹脂に対し1〜8重量%であるのが好ましい
。この量は最終的に目指す発泡体の密度を勘案して決め
られるが100g/r〜20g/l!の密度の発泡体を
得ようとするときは2〜6重量%であるのが好ましい。
発泡剤の含浸時期は9重合転化率が65%を越えてから
が好ましい。発泡剤の含浸速度より2分散の安定性をよ
シ重視する場合は重合がほぼ完了した重合転化率95%
以上の時点で加えられるのがよい。また。
発泡剤の含浸は重合終了後にひきつづいて行なってもよ
く9重合終了後得られたスチレン系樹脂粒子を新たに水
性媒体に分散させて行なってもよい。
発泡剤の含浸方法としては、水性媒体中に発泡剤を添加
(例えば、圧入)して行なうことができる。
また9重合終了後に得られたスチレン系樹脂粒子に他の
公知の方法によシ発泡剤を含浸させることができる。
発泡剤としては、スチレン系樹脂の軟化点以下の沸点を
有する炭化水素、ハロゲン化炭化水素等が使用され9例
えば、ヘキサン、ペンタン、ブタン、プロパン、トリク
ロロモノフルオロメタン。
ジクロロジフルオロメタン等がある。
得られるスチレン系樹脂粒子の物性を改良する目的で必
要に応じて各徨添加剤を加えて重合を行なうことも出来
る。
特に発泡性スチレン系樹脂粒子を得る時は1発泡を容易
にするため可塑剤を加えることが出来る。
この様な可塑剤としてトルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素、
ジオクチルアジペート等のエステル化合物のようなスチ
レン系樹脂に親和性を有する物質を加えてもよい。この
とき、可塑剤の総量は該粒子の樹脂分に対して0.2〜
章3重量%が好ましい。
当該スチレン系樹脂粒子に難燃性を付与するため2通常
使われている有機ハロゲン化合物を含有させることが出
来、″また。導電性を良くするため酸化チタン、酸化ル
テニウム等の金属微粉末や金属酸化物を含有させても良
い。添加量は、該粒子の樹脂分に対して1〜10重量%
が好ましい。その他の添加物の成分としては9色調の調
整のため有機染料および無機系の顔料を併用することも
出来る。
これらの添加剤は、スチレン系単量体に重合前。
予め溶解又は分散させるのが好ましい。
(実施例) 次に2本発明の実施例を示す。
実施例1 内容積30Jの耐圧回転攪拌機付の反応器に。
脱イオン水20に9.  リン酸三カルシウム(TCP
)60g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムo、
4g、硫酸ソーダ20gを添加し攪拌を行ないなから油
相を添加した油相はスチレン9.5 kgにカーボンブ
ラック(三菱化成工業■、商品名す900:ファネス系
カーボンブラック、平均粒子径16mμ、 pH5,0
) 500 g、 ジーt−ブチルペルオキ′トリl 
f ’/り°ヘキサ″′95g・ t−プ7     
 啼1ルベルオキシアセテート19gを添加したものか
らなっている。攪拌状態で油相は概ね液滴径0.5〜1
.5 tmnで良好に分散していた。
反応槽を外部から加温し50分後、内部温度を90’C
(初期重合温度)とし、その後この温度に維持した。槽
内の液滴の分散状態を観察しながら時々リン酸三カルシ
ウム’1109ずつ加えて液滴径が0.5〜1.5 T
Miよシ大きくならないよう制御した。90℃に到達し
てから6時間30分後に反応温度を120℃に60分間
かけて昇温し120°Cで2時間保温した。このあと冷
却し反応物を取り出し、塩酸で懸濁液のpHを低下させ
、脱水、水洗。
乾燥を行ない黒色球状のカーボンブラック含有ポリスチ
レン粒子を得た。このように、懸濁重合は安定に、しか
も円滑に行なわれた。得られた粒子HJIS篩14メツ
シュ通過、32メツシュ止りの範囲に92重量%が入っ
ており、未反応スチレンモノマーが0.1重量%、高速
液体クロマトグラフィーによるポリスチレンの重量平均
分子量(標準ポリスチレン換算)は33X104を示し
た。
実施例2〜9 カーボンブラツクの種類および使用量を表1に示す様に
かえて行なった。他の条件は実施例1に準じて実験を行
なった結果を表1に示すが、いずれの場合も懸濁重合は
安定に、しかも円滑に行なわれ、カーボンブラック含有
ポリスチレン粒子が得られた。
実施例10〜15 表2に示す重合開始剤、その使用量および条件により、
他は実施例1に準じて実験を行なった結果を表2に示す
が、いずれの場合も懸濁重合は安定に、しかも円滑に行
なわれ、カーボンブラツク含有ポリスチレン粒子が得ら
れた。
比較例1〜2 実施例1でジ−t−ブチルペルオキシトリメチルシクロ
ヘキサンの代わ9にベンゾイルパーオキサイド(BPO
)をスチレンモノマーに対し1重量チ使用して重合を行
なった(比較例f−)。これは90℃到達後3時間目で
分散が破壊し塊状化した。またBPO濃度を3チ使用し
90℃昇温昇温後間毎にBPOo、5%追加して最終濃
度を6%とした時(比較例t>は9粒子径が不揃で分子
量が低かった。結果を表2に示す。
比較例3                     
     φ実施例1でジ−t−ブチルペルオキシトリ
メチルシクロヘキサンの代わりに、N、N’−アゾビス
イソブチルニトリル(AIBNと略す)を使用した。
AIBNの使用量はスチレンモノマーに対して1重量%
使用して初期温度80℃で重合を行なった。
これは重合途中で油滴が浮き上シ現象がしばしば発生し
たがそのたびに分散剤を追加することによシどうにかビ
ーズが合成出来た。出来たビーズの中には無数の気泡を
含んでおシ、得られた粒子はJIS篩の14メツシュ通
過32メツシュ止シのものは40重量%と収率が悪かっ
た。さらには重量平均分子量も13X104と低いもの
でめった。
結果を表2に示す。
比較例4 実施例1で重合開始剤としてジ−t−ブチルペルオキシ
トリメチルシクロヘキサンを使用しないでt−ブチルパ
ーオキシアセテートのみを使用した。t−ブチルパーオ
キシアセテートの使用量はスチレンモノマーに対して1
重量%使用して、初期温度100℃で重合を行なった。
重合、転化率95%に到達するまでに12時間畳した。
得られた粒子はJIS篩の14メツシュ通過32メツシ
ュ止りのものが60重量%であり、未反応モノマー量は
0.6重量%1重量平均分子量は15 X 10’と低
いものであった。
結果を表2に示す。
実施例16 30I!ステンレス製オートクレーブに脱イオン水2 
okg、 ’rcp 609.  ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム0.49.硫酸ノーダ209を添加
し250 rpmで攪拌する。次いで、三菱カーボンナ
900をs o o g、  ジオクチルアジペート2
0g、)ルエン80g、ジーt−ブチルペルオキシトリ
メチルシクロヘキサン759及びt−ブチルペルアセテ
−)19’にスチレンモノマー9.5に9に添加してい
る油層を仕込み実施例1と同様に重合を行なった。重合
終了後、この懸濁スラリーに炭酸カルシウム40g、ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0g及びイソ
ペンタン7009を添加し、100℃で5時間保温した
。このあと冷却し2反応槽内の残余ガスを排出し、塩酸
で懸濁液のpHを低下させ、脱水、水洗、乾燥を行ない
黒色球状のカーボンブラック含有発泡性粒子を得た。こ
のように懸濁重合は安定に、しかも円滑に行なわれた。
得られた発泡性粒子はJIS篩14メツシュ通過32メ
ツシュ止りの範囲に90重量%が入っており9発泡剤を
5.5重量%、トルエンを0.6重量%含有していた。
このものを15℃の温度で3日間保持してから、開放状
態でスチーム加熱し50g/lに予備発泡した。予備発
泡粒子を6時間風乾後5nmの肉薄部から40onの肉
厚部まで複雑な形状の製品の成形を行なったが予備発泡
粒子はキャビティ内に均一に充填されており、成形体表
面は艶があり、黒色度にもムラがなかった。
実施例17 実施例1〜9で得られたカーボンブラック含有ポリスチ
レン粒子それぞれに発泡剤を下記に示す工程で含浸させ
た。内容積101!のステンレス製オートクレーブに脱
イオン水5に9.  ポリビニルアルコール(日本合成
製KH−20)259及びポリアクリル酸ナトリウム2
−5gを溶解し1次いで14メツシュ通過32メツシュ
止に分級したカーボンブラツク含有ポリスチレン粒子4
kgを分散させた。オートクレーブを密閉し1反応槽を
外部から加温し80℃としトルエン28g、シクロヘキ
サン409.n−ブタン240g圧入し1時間後110
℃に60分かけて昇温し4時間保持した。
このあと冷却し9反応槽内の残余ガスを排出し。
脱水、水洗、乾燥を行ない黒色球状のカーボン含有発泡
性粒子を得た。これらのビーズは発泡剤5.0〜6.0
重量%、トルエンを0.65〜0.75重量%含有して
いた。以下実施例16と同様九発泡。
成形を行なった。すべての成形品は1表面に艶があり、
黒色度にもムラがなかった。
実施例18 実施例10〜16で得られたカーボンブラツク含有ポリ
スチレン粒子それぞれに発泡剤を下記に示す工程で含浸
させ九。
ioI!ステンレス製オートクレーブに脱イオン水5k
g、  ljン酸三カルシウム159.炭酸カルシウム
209及びドデシルベンゼンスルフオン酸ナトリウムo
、7sgを分散または溶解し9次いで14メツシュ通過
32メツシュ止に分級したカーボンブラツク含有ポリス
チレン粒子5に9を分散させた。オートクレーブを密閉
し1反応槽を外部から加温し100℃とし、スチレン3
5g、ノルマルヘキサン75g及びn−ヘンタン300
 i圧入し5時間保温後冷却し、残余ガスを排出し、塩
酸で懸濁液のpHを低下させ、以後実施例17と同操作
をしカーボンブラック含有発泡性粒子を得た。
これらのビーズは発泡剤5.5〜6.5重量%、スチレ
ン0.60〜0.7重量%含有し得られた成形品もすべ
て表面に艶があり、黒色度にもムラがなかった。
実施例19 実施例16において発泡剤の含浸条件を以下の様に変更
した。90@CK到達してから6時間30分後(重合転
化率約96チ;油滴の比重と重合率の関係から求めたも
の)に炭酸カルシウム409゜ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.og及びイソペンタン7009を圧
入し、1時間後110℃に60分かけて昇温し4時間保
温した。この後。
実施例16と同操作を行なった。得られた抛泡性粒子は
JIS篩14メツシュ通過32メツシュ止シの範囲に9
0重量%が入ってお91発泡剤を5.6重量%、トルエ
ンを0.6重量%含有していた。
得られた成形品も表面罠艶があり、黒色度にもムラがな
かった。
(発明の効果) 本発明により、CB(カーボンブラック)の存在下に、
安定した懸濁重合が可能であシ、得られたスチレン系樹
脂は、比較的短時間で充分九分子量が高く、カーボンブ
ラックが良好に分散している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カーボンブラツクを分散させたスチレン系単量体を
    水性媒体中に分散させ、ベンゼン環を有しない二官能有
    機過酸化物の存在下に懸濁重合させることを特徴とする
    スチレン系樹脂粒子の製造法。 2、上記カーボンブラツクのpHが2.8以上である特
    許請求の範囲第1項記載のスチレン系樹脂粒子の製造法
    。 3、上記カーボンブラツクの平均粒径が100mμ以下
    である特許請求の範囲第1項又は第2項記載のスチレン
    系樹脂粒子の製造法。 4、上記懸濁重合における分散安定剤として難溶性無機
    物を使用する特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項
    記載のスチレン系樹脂粒子の製造法。
JP1303785A 1985-01-25 1985-01-25 スチレン系樹脂粒子の製造法 Pending JPS61171705A (ja)

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