JPS61171327A - 複合ヘルメツトとその製法 - Google Patents

複合ヘルメツトとその製法

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JPS61171327A
JPS61171327A JP60243002A JP24300285A JPS61171327A JP S61171327 A JPS61171327 A JP S61171327A JP 60243002 A JP60243002 A JP 60243002A JP 24300285 A JP24300285 A JP 24300285A JP S61171327 A JPS61171327 A JP S61171327A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ような複合ヘルメットは、ある時には兵隊に「衝撃防止
ｊ用として使用され、そのため、ある時にはｒ防弾ヘル
メッ）Ｊと呼ばれている。
〔従来の技術〕
従来、複合ヘルメットはフェノール樹脂含浸の強い繊維
材料によって作られており、複数の花弁を放射状に配置
したクラウンからなるピン歯車と呼ばれる形状に裁断さ
れている。複数のピン歯車が相互のトップ上にピン歯車
のクラウンを置くことによって重ね合わされ、花弁が互
違の関係になっている。その結果として形成された原型
は適合するスチール製ダイを有する圧縮加圧機の加熱型
内に置かれ、加熱、加圧してヘルメットに形作られる。
〔本発明が解決しようとする問題点〕 ピン歯車を作るには、多くの繊維材料を無駄に裁ち切り
、そして骨の折れる繊維細片を連続した°原型に仕立て
あげるのであるがこの作業が多大な労力を要する。本発
明は繊維材料の無駄な使用量を減少するブランクから原
型を製造する方法を含む複合ヘルメットを作る方法を提
供して、上記従来技術の問題点を解決しようとするもの
である。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本発明による複合ヘルメッ
トの原型用ブランク製法は強化用繊維材料の長手をジグ
ザグ線に沿って裁断し、該繊維材料の長手を該裁断線に
沿って２つの部分に分離する工程を含み、該分離される
各部分が長手方向に延在する切断されない基部と、その
−縁部に沿って該基部から突出する一連の歯部とを有す
ることを特徴とする。
上記繊維材料はその裁断の前または後に樹脂に含浸され
てよい。
裁断は回転カッタ上の刃翼またはグイ・カッタによって
行なってよい。
上記繊維材料は、裁断後、製造されるべきヘルメットの
開口部とほぼ同一寸法の直径を有する２個の並置された
円筒状成形具上に巻かれてよい。
上記裁断された繊維材料の各部分の山部のピッチは、上
記成形具に巻かれたときに、連続した繊維材料層の歯部
が互違の関係になるようなものであるのが便利である。
上記裁断した繊維材料から、原型を製造するには、繊維
材料の１部を重なり合った歯部をもつ複数の繊維材料層
を作るために成形具上に巻き、該歯部を相互に対して内
方に屈曲させ、ヘルメットのクラウンのところで付き合
わせるが重ね合わせて成形する。次に、上記歯部をクラ
ウン領域で相互に、例えば溶接法により接合し、このよ
うにして成形した原型を型に入れ加熱および加圧してヘ
ルメットを作る。
本発明は上記したようなブランクを含む原型から製造さ
れた複合ヘルメットを含む。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示す添付図面を参照し　　　　
　　　５て本発明を更に詳述する。
第１図において、本発明による原型用ブランクは直線平
行縁部１１と１２をもつ繊維材料１０、即ち、この例で
は樹脂含浸繊維材料の長手を構成する。該繊維材料１０
の長手はジグザグ線１３に沿って切断されており、繊維
材料の長手は該線１３に沿って２つの部分１４と１５に
分離されることができ、該各部分は長手縁部１１または
１２に隣接する非切断基部１６または１７のそれぞれを
含み、該非切断基部１６または１７からは一連の同一均
一間隔を置いた歯部１８または１９が上記対の縁部１１
または１２から遠方へ突出している。
に示す装置によって切断できる。第２図の装置において
、該繊維材料はフィードロール２２から解巻され、かつ
ローラ２３と２４との間を通過する。
該ローラ２３は該ローラ２３の軸に対して適度に配向さ
れた刃翼２５を担持していて該繊維材料の境界線を同一
にするジグザグ切断を可能にする。
ローラ２４は逆送りローラとして働らき、かつ切断され
た繊維材料はローラ２６の上に巻取される。
上記切断繊維のロー、ルは、次に、第３図に示す装置に
送られる。第３図の装置において、ブロック２８に対し
て働らく裁断機２７はローラ２９から解巻された繊維材
料を原型ユニットにする。必要に応じて、裁断機に代え
て帯のこまたは他の裁断装置を使用してもよい。上記裁
断機２７の各作用の結果得られた２単位の原型ユニ７）
は第３図の装置の巻き取り端の共通軸上に並置された分
離した円筒状成形具３０　、３１上に巻き取られる。
上記円筒状成形具３０の直径は、各成形具の横切断面が
形成されるヘルメットの開口部とほぼ同記繊維部分１４
と１５の連続層の歯が互違の関係になるように決める。
即ち、第２繊維材料層の歯部が第１ｍ維層等の歯部間の
割れ目に重なるようにする。繊維材料層の数は製造する
ヘルメットの夛イブに依存する。通常は１２から２４層
が用いられる。
上記原型製造の最終工程用として巻き取られた繊維材料
層は、第４図において、３３によって示されている。第
５図はこの最終工程を示す。上記繊維材料部分１４をも
つ巻取した繊維材料層３３はｌ状断面今の支持台３４上
に載置され、ドーム型ダイ３５が上記歯部１８の端部上
に降下されて該歯部を相互に内方へ屈曲させ、かつ該歯
部を高周波溶接法を用いてクラウン領域内で一緒に溶接
して原型３６を形作る。
１個の小型クラウン３９、または複数のそのようなりラ
ウンは円形状に形成されてよく、歯部を閉じて形成した
ドームの上に載置されても、該ドームの下に載置されて
もよく、または該歯部に差し込まれてもよく、そして同
様の方法によって該歯部に溶接されてよい。上記ドーム
の同領域においてｌまたは２以上のクラウンに加えて他
の強化材が選択的に加えられてよい。例えば、１以上の
環状形強化材が使用されてもよい。
最後に、原型３６から複合ヘルメットを製造するには、
原型を金型のドーム型雄部３７上に載置し、かつ加熱し
、更に冷型の雌部３８を雄部３７の上にかぶせた後に加
圧する。
このようにして製造したヘルメット型はトリミングと、
例えば内部パッドを詰めるといった疑装品の取付けを必
要とする。
本発明の原型のブランクおよびクラウン強化材料３９に
使用できる強化用繊維材料ｌＯにはポリアミド繊維また
は防弾特性をもつナイロン繊維によって形成した繊維織
物がある。
強化用繊維材料の含浸樹脂にはフェノール樹脂（例えば
、フェノール・ホルムアルデヒドとポリビニルブチラー
ル樹脂との５０　：　５０固体混合物）、ポリエステル
樹脂または熱可塑性樹脂が使用できる。
〔発明の効果〕
上記の構成により、本発明の複合ヘルメットは、境界線
を共通にするジグザグ線によってブランク　　　　　Ｊ
が形成されるので強化用として使用される繊維材料に裁
ち無駄がなく、このブランクを基にしたヘルメット原型
の製造が簡単であるので作業能力を向上せさる。
明図、 第４図は本発明による原型作成の一工程図、第５図は本
発明による原型製作の最終作業を示す説明図、 第６図は本発明による原型からヘルメットを形成する型
取り作業を示す説明図である。
１０・・・繊維材料、　　　１１　、１２・・・縁部、
１３・・・ジグザグ線、　　１４　、１５・・・部分、
１６　、１７・・・基部、　　　　１８　、１９・・・
歯部、２２・・・フィードロール、 ２３・・・ローラ、　　　　　２４・・・ローラ、２５
・・・刃翼、　　　　　　２６・・・ローラ、２７・・
・裁断機、　　　　　２８・・・ブロック、２９・・・
ローラ、　　　　３０　、３１・・・成形具、３３・・
・繊維材料層、　　３４・・・支持台、３５・・・グイ
、　　　　　３６・・・原型、３７・・・雄部、　　　
　　３８・・・雌部、３９・・・クラウン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、裁断した繊維材料片で強化された複合ヘルメット原
    型用ブランクを製造する方法であって、強化用繊維材料
    （１０）の長手がジグザグ線（１３）に沿って裁断され
    、前記繊維材料の長手が前記裁断線に沿って２つの部分
    （１４、１５）に分離可能であり、前記各部分が裁断さ
    れない長手方向に延在する基部（１６、１７）と、該基
    部の縁部に沿って該基部から突出した一連の歯部（１８
    、１９）とを有することを特徴とする複合ヘルメットの
    原型用ブランクの製法。 ２、上記繊維材料が上記の繊維材料長手を裁断する前に
    樹脂に含浸されることを特徴とする特許請求の範囲第１
    項に記載の製法。 ３、上記繊維材料が上記の繊維材料長手を裁断した後で
    樹脂に含浸されることを特徴とする特許請求の範囲第１
    項に記載の製法。 ４、上記強化用繊維材料（１０）の長手から裁断された
    ２つの部分（１４、１５）が共通軸をもつ２個の並置さ
    れた円筒状成形具（３０、３１）上に別々に巻かれ、か
    つ該各部分が製造されるべき、ヘルメットの開口部とほ
    ぼ同一寸法の直径を有し、該１つの部分（１４）の上記
    裁断されない基部（１６）が該円筒状成形具の１個（３
    ０）の上に巻かれ、該他の部分（１５）の上記裁断され
    ない基部（１７）が該他の円筒状成形具（３１）上に巻
    かれ、該各部分（１４、１５）の上記歯部（１８、１９
    ）のピッチが、該各部分（１４、１５）を該各円筒状成
    形具（３０、３１）上に巻いたときに該各部分の連続繊
    維材料の層の歯部が互違の関係となるようなものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１、２または３項の
    いずれか１項に記載の製法。 ５、上記の繊維材料長手の裁断が、該繊維材料長手を断
    続的に移動させるダイ・カッタによって行なわれること
    を特徴とする特許請求の範囲第１、２、３または４項の
    いずれか１項に記載の製法。 ６、上記の繊維材料長手の裁断が該繊維材料長手を連続
    的に移動させる回転カッタ（２３、２４）によって行な
    われることを特徴とする特許請求の範囲第１、２、３ま
    たは４項のいずれか１項に記載の製法。 ７、裁断した繊維材料片により強化された複合ヘルメッ
    トの原型用ブランクであって、ブランクが強化用繊維材
    料（１０）の長手の一部分（１４、１５）を構成し、該
    一部分（１４、１５）が該ブランクの一直線状縁部（１
    １、１２）を画定するための長手方向に延びる基部（１
    ６、１７）と該ブランクの他縁部を画定するための該基
    部（１６、１７）から突出した一連の歯部（１８、１９
    ）とを有することを特徴とする複合ヘルメットの原型用
    ブランク。 ８、上記強化用繊維材料（１０）が樹脂を含浸している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載のブラン
    ク。 ９、上記歯部（１８、１９）のピッチが、製造されるべ
    きヘルメットの寸法との関係において、上記ブランクが
    成形具（３０、３１）上に巻かれるときに該歯部（１８
    、１９）が互違の関係にあるようなものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第７または８項のいずれかに記
    載のブランク。 １０、裁断された繊維材料片により強化された複合ヘル
    メットの原型を製造する方法であって、ブランク（１４
    、１５）が、該ブランクの一縁部（１１、１２）を画定
    する長手方向に延在する基部（１６、１７）と該ブラン
    クの他縁部を画定するための該基部から突出した一連の
    歯部（１８、１９）とを有する強化用繊維材料（１０）
    からなり、前記ブランクを成形具（３０、３１）上に巻
    き取り、連続層状態において前記歯部が互違となる複数
    の繊維材料層を形成し、かつ前記歯部を相互に内方に屈
    曲させることによって前記原型（３６）を形作る各工程
    を含むことを特徴とする複合ヘルメットの原型製造法。 １１、上記繊維材料層の歯部（１８、１９）を内方に屈
    曲させて接合または重合し、かつこの内方に屈曲させた
    歯部を相互に固定することによって上記原型（３６）を
    、形作ることを特徴とする特許請求の範囲第１０項に記
    載の原型製造法。 １２、上記原型（３６）にヘルメットのクラウン領域で
    少なくとも更に一片の強化用繊維材料を付加することに
    よって該原型を更に強化することを特徴とする特許請求
    の範囲第１１項に記載の原型製造法。 １３、特許請求の範囲第１０、１１または１２項のいず
    れか１項の製造法によって得られる樹脂を含浸した原型
    を加熱および加圧することを特徴とする裁断された繊維
    材料片で強化された複合ヘルメットを製造する方法。 １４、特許請求の範囲第１０、１１または１２項のいず
    れか１項の製造法によって得られる原型。 １５、特許請求の範囲第１３項に記載の製造法によって
    得られるヘルメット。 １６、特許請求の範囲第１または６項のいずれかに記載
    の製法によって得られるブランク。
JP60243002A 1984-10-31 1985-10-31 複合ヘルメツトとその製法 Granted JPS61171327A (ja)

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