JPS61170521A - 線材の連続熱処理装置 - Google Patents
線材の連続熱処理装置Info
- Publication number
- JPS61170521A JPS61170521A JP1021385A JP1021385A JPS61170521A JP S61170521 A JPS61170521 A JP S61170521A JP 1021385 A JP1021385 A JP 1021385A JP 1021385 A JP1021385 A JP 1021385A JP S61170521 A JPS61170521 A JP S61170521A
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- JP
- Japan
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- wire
- laser beam
- heat treatment
- condensed
- cooling
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、レーザービームな熱源とする線材の連続熱
処理装置に関するものである。
処理装置に関するものである。
第4図は、例えば実開昭52−55909号公報C:示
された従来の線材の連続熱処理装置を示す構成図である
。
された従来の線材の連続熱処理装置を示す構成図である
。
図に詔いて、(11はプラズマ・アーク発生機構、(2
1はプラズマ・トーチ、(3Iはプラズマ・アーク、(
4)は熱処理される線材、+51は線材の供給機構で、
(5a)は巻出し機構、(5b)は巻取り機構である。
1はプラズマ・トーチ、(3Iはプラズマ・アーク、(
4)は熱処理される線材、+51は線材の供給機構で、
(5a)は巻出し機構、(5b)は巻取り機構である。
従来の連続熱処理装置は以上のように構成されており、
巻出し機構(阻)から供給された被熱処理材(4)は、
線材(41を中心として各々90度ずつの角度をなすよ
うに設置され、プラズマ・アーク発生機構+11からプ
ラズマ・ガス詔よびアーク電力の供給を受けるプラズマ
・トーチ(21との間ベニ発生するプラズマ・アーク(
31によって、加熱され、熱処理されて巻取り機構(5
b)によって巻取られる。
巻出し機構(阻)から供給された被熱処理材(4)は、
線材(41を中心として各々90度ずつの角度をなすよ
うに設置され、プラズマ・アーク発生機構+11からプ
ラズマ・ガス詔よびアーク電力の供給を受けるプラズマ
・トーチ(21との間ベニ発生するプラズマ・アーク(
31によって、加熱され、熱処理されて巻取り機構(5
b)によって巻取られる。
また、従来の連続熱処理装置で熱処理された線材の温度
の時間的変化の一例を第5図C:示す。
の時間的変化の一例を第5図C:示す。
図において、横軸は時間、縦軸は線材の温度を示してお
り、(6Iは線材(4)のプラズマ・トーチ(2a)に
よる加熱時の温度変化、171 、181 、191は
夫々プラズマ・トーチ(2b)、プラズマ・トーチ(2
c)、プラズマトーチ(2i)による加熱時の線材(4
)の温度変化を示している。
り、(6Iは線材(4)のプラズマ・トーチ(2a)に
よる加熱時の温度変化、171 、181 、191は
夫々プラズマ・トーチ(2b)、プラズマ・トーチ(2
c)、プラズマトーチ(2i)による加熱時の線材(4
)の温度変化を示している。
〔発明が解決しようとする問題点3
以上説明したように、従来の連続熱処理装置では、線材
を全体に均一に加熱するため、プラズマ・トーチを4個
用いているが、これらの4個のプラズマ・トーチは、線
材の同じ位置を加熱するように設置されていないため、
第5図に示すように、線材の温度は、時間的にずれたピ
ークを持ち、しかも、各々のピークの温度は必ず時間と
ともI:高くなシ、熱処理に必要な十分な加熱保持時間
を得ようとして、線材の供給速度を遅くすると、線材の
温度が必要以上C:高くなシすぎて、表面の溶融等の重
大な熱処理の欠陥が発生することがあるという問題点が
あった。
を全体に均一に加熱するため、プラズマ・トーチを4個
用いているが、これらの4個のプラズマ・トーチは、線
材の同じ位置を加熱するように設置されていないため、
第5図に示すように、線材の温度は、時間的にずれたピ
ークを持ち、しかも、各々のピークの温度は必ず時間と
ともI:高くなシ、熱処理に必要な十分な加熱保持時間
を得ようとして、線材の供給速度を遅くすると、線材の
温度が必要以上C:高くなシすぎて、表面の溶融等の重
大な熱処理の欠陥が発生することがあるという問題点が
あった。
また、線材の温度の上昇を抑えて、十分な加熱保持時間
を得ようとすると、プラズマ・トーチの間隔を太き(し
なければならず、装置が大きなものとなるばかりでなく
、線材の温度分布が均一となり、歪の発生の原因となる
という問題点があった。
を得ようとすると、プラズマ・トーチの間隔を太き(し
なければならず、装置が大きなものとなるばかりでなく
、線材の温度分布が均一となり、歪の発生の原因となる
という問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解決するため::なさ
れたもので、線材を高速で、しかも歪や表面溶融等を生
じない線材の熱処理装置を提供することを目的としてい
る。
れたもので、線材を高速で、しかも歪や表面溶融等を生
じない線材の熱処理装置を提供することを目的としてい
る。
この発明の線材の熱処理装置は、発振器から発生したレ
ーザービームを集光し、集光されたレーザービームな所
定位置へ照射する集光機構、上記レーザービーム内をレ
ーザービームの軸に沿って線材を上記所定位置C;供給
する線材供給機構、線材の外周面で反射されたレーザー
ビームを吸収するビーム吸収機構を備えたものである。
ーザービームを集光し、集光されたレーザービームな所
定位置へ照射する集光機構、上記レーザービーム内をレ
ーザービームの軸に沿って線材を上記所定位置C;供給
する線材供給機構、線材の外周面で反射されたレーザー
ビームを吸収するビーム吸収機構を備えたものである。
この発明においては、集光したレーザービームな線材に
照射すること1:より、加熱領域が広くしかも均一な加
熱が出来るので、線材の加熱保持時間が長く、滑らかな
温度の時間的変化の熱処理が出来る。
照射すること1:より、加熱領域が広くしかも均一な加
熱が出来るので、線材の加熱保持時間が長く、滑らかな
温度の時間的変化の熱処理が出来る。
第1図は、この発明の線材の連続熱処理装置の構成図で
ある。図z二環いて、(4)は線材、+51は線材(4
りの供給機構、顛はレーザー発振器、aりはレーザー発
振器αaで発生したレーザービームαυを集光する集光
レンズ、(13は集光レンズ(Lカで集光されたレーザ
ービームな線材(4)の軸とビームの光軸が一致する方
向から、線材(4)の外周面へ照射し、中央部に孔を有
する反射鏡、この場合はベンドミラー、αeは線材(4
1の外周面で吸収されなかったレーザービーム(I4を
集光レンズαeI:導くペンドミラー、住ηは集光レン
ズ(15で集光された反射ビームを吸収するビーム吸収
体で、例えばカーボンなどである。
ある。図z二環いて、(4)は線材、+51は線材(4
りの供給機構、顛はレーザー発振器、aりはレーザー発
振器αaで発生したレーザービームαυを集光する集光
レンズ、(13は集光レンズ(Lカで集光されたレーザ
ービームな線材(4)の軸とビームの光軸が一致する方
向から、線材(4)の外周面へ照射し、中央部に孔を有
する反射鏡、この場合はベンドミラー、αeは線材(4
1の外周面で吸収されなかったレーザービーム(I4を
集光レンズαeI:導くペンドミラー、住ηは集光レン
ズ(15で集光された反射ビームを吸収するビーム吸収
体で、例えばカーボンなどである。
なお、線材供給機構aeは、線材がレーザービーム内を
レーザービームの軸に沿って移動するようにするもので
あり、この場合線材はペンドミラーの中央部の孔を貫通
して移動する。
レーザービームの軸に沿って移動するようにするもので
あり、この場合線材はペンドミラーの中央部の孔を貫通
して移動する。
この発明の装置は以上のように構成され、レーザー発振
器(1(lから発生したレーザービーム住υは集光レン
ズαりによシ集光されて出力密度を高められ、ベンド・
ミラー(131:より線材Iの外周面へ照射され、線材
(41はビームを吸収し熱処理されろう線材(41の外
周面で吸収されなかったレーザービームIは、ベンド・
ミラーα9と集光レンズ(teで集光され、ビーム吸収
体a7)で吸収される。
器(1(lから発生したレーザービーム住υは集光レン
ズαりによシ集光されて出力密度を高められ、ベンド・
ミラー(131:より線材Iの外周面へ照射され、線材
(41はビームを吸収し熱処理されろう線材(41の外
周面で吸収されなかったレーザービームIは、ベンド・
ミラーα9と集光レンズ(teで集光され、ビーム吸収
体a7)で吸収される。
さて、この発明は、焼なまし、または焼戻し等の冷却速
度の遅い熱処理を行なうことはできるが、急冷を必要と
する焼入等の熱処理を行なうことが難しい。そこで第2
図に示すように、強制的C:線材の冷却を行なう冷却機
構(11を設けることにより、急冷を必要とする熱処理
が可能となる。
度の遅い熱処理を行なうことはできるが、急冷を必要と
する焼入等の熱処理を行なうことが難しい。そこで第2
図に示すように、強制的C:線材の冷却を行なう冷却機
構(11を設けることにより、急冷を必要とする熱処理
が可能となる。
第3図は、この発明の一実施例C:よって熱処理された
線材の温度の時間的変化を示すグラフである。第5図に
おいて、翰はレーザービームαυの照射領域にある線材
(41の温度の時間的変化を示し、■はレーザービーム
aυの照射領域を通過した後の線材(4)の温度の時間
的変化を示し、+211は冷却機構ttS+によシ線材
(41が強制的に冷却された場合の線材(4)の温度の
時間的変化を示す。
線材の温度の時間的変化を示すグラフである。第5図に
おいて、翰はレーザービームαυの照射領域にある線材
(41の温度の時間的変化を示し、■はレーザービーム
aυの照射領域を通過した後の線材(4)の温度の時間
的変化を示し、+211は冷却機構ttS+によシ線材
(41が強制的に冷却された場合の線材(4)の温度の
時間的変化を示す。
第3図から明らかなように、この発明の装置C:よる線
材の温度の時間的変化は、レーザービームIの線材への
照射範囲が非常に大きいため、滑らかなものとなり、し
かも、加熱保持時間を長くとることができるようになっ
ている。
材の温度の時間的変化は、レーザービームIの線材への
照射範囲が非常に大きいため、滑らかなものとなり、し
かも、加熱保持時間を長くとることができるようになっ
ている。
な$、上記実施例にこだわる必要が無いことは言うまで
もない。
もない。
し、集光されたレーザービームな所定位置へ照射する集
光機構、上記レーザービーム内でレーザービームの軸に
沿って線材を上記所定位置(:供給する線材供給装置、
線材の外周面で反射されたレーザービームな吸収するビ
ームの吸収機構を備えたので線材の外周面へ均一に照射
することができるので、線材の外周面へ均一(:照射す
ることができるので、線材の温度の時間的変化は滑らか
で、加熱保持時間が長くとれるようになり、表面の溶融
や歪の発生を防止して、高品質の熱処理を高速で行なう
ことができるという大きな効果がある。
光機構、上記レーザービーム内でレーザービームの軸に
沿って線材を上記所定位置(:供給する線材供給装置、
線材の外周面で反射されたレーザービームな吸収するビ
ームの吸収機構を備えたので線材の外周面へ均一に照射
することができるので、線材の外周面へ均一(:照射す
ることができるので、線材の温度の時間的変化は滑らか
で、加熱保持時間が長くとれるようになり、表面の溶融
や歪の発生を防止して、高品質の熱処理を高速で行なう
ことができるという大きな効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の線材の連続熱処理装置を
示す側面図、第2図はこの発明の一実施例に冷却機構を
付加した場合の側面図、第3図はこの発明の一実施例に
よる線材の温度の時間的変化を示す特性図、第4図は従
来の線材の連続熱処理装置を示す側面図、第5図は従来
の装置による線材の温度の時間的変化を示す特性図であ
る。 (41・・・線材、(51・・・線材供給機構、αト・
・レーザー発振器、αト・・レーザービーム、a3・・
・集光レンズ、(13・・・ベンド・ミラー、(14)
・・・レーザービーム、(至)・・・集光レンズ、叫・
・・集光レンズ、住η・・・ビーム吸収体。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
示す側面図、第2図はこの発明の一実施例に冷却機構を
付加した場合の側面図、第3図はこの発明の一実施例に
よる線材の温度の時間的変化を示す特性図、第4図は従
来の線材の連続熱処理装置を示す側面図、第5図は従来
の装置による線材の温度の時間的変化を示す特性図であ
る。 (41・・・線材、(51・・・線材供給機構、αト・
・レーザー発振器、αト・・レーザービーム、a3・・
・集光レンズ、(13・・・ベンド・ミラー、(14)
・・・レーザービーム、(至)・・・集光レンズ、叫・
・・集光レンズ、住η・・・ビーム吸収体。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)発振器から発生したレーザービームを集光し、集
光されたレーザービームを所定位置へ照射する集光機構
、上記レーザービーム内でレーザービームの軸に沿つて
線材を上記所定位置に供給する線材供給機構、及び上記
線材の外周面で反射されたレーザービームを吸収するビ
ーム吸収機構を備えた線材の連続熱処理装置。 - (2)集光機構は、集光レンズにより集光されたレーザ
ービームを、中央部に孔を有する反射鏡で所定位置に照
射させ、線材は上記孔を貫通して移動させるようにした
特許請求の範囲第1項記載の線材の連続熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021385A JPS61170521A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 線材の連続熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021385A JPS61170521A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 線材の連続熱処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170521A true JPS61170521A (ja) | 1986-08-01 |
JPH0445567B2 JPH0445567B2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=11743984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1021385A Granted JPS61170521A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 線材の連続熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61170521A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5208434A (en) * | 1991-01-10 | 1993-05-04 | Nippon Steel Corporation | Method and apparatus for laser heat treatment for metal wire |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP1021385A patent/JPS61170521A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5208434A (en) * | 1991-01-10 | 1993-05-04 | Nippon Steel Corporation | Method and apparatus for laser heat treatment for metal wire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445567B2 (ja) | 1992-07-27 |
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