JPS61168350A - 水枕 - Google Patents
水枕Info
- Publication number
- JPS61168350A JPS61168350A JP841585A JP841585A JPS61168350A JP S61168350 A JPS61168350 A JP S61168350A JP 841585 A JP841585 A JP 841585A JP 841585 A JP841585 A JP 841585A JP S61168350 A JPS61168350 A JP S61168350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- small
- pillow
- polyurethane elastomer
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D20/00—Wristbands or headbands, e.g. for absorbing sweat
- A41D20/005—Wristbands or headbands, e.g. for absorbing sweat with cooling effect
Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、水枕に関し、更に詳しくは−３０〜−４０℃
という極低温でも柔軟性を失わない優れた水枕に関する
。
という極低温でも柔軟性を失わない優れた水枕に関する
。
（従来の技術）
従来、発熱を柔げるために氷を入れた水枕が使用されて
おり、これらの昔から使用されている水枕は、簡単に氷
がとけてしまい効果を失うものであるため、水枕容器中
にエチレングリコール等の多価アルコールと水との混合
物を含浸させたクッション体を挿入したものが使用され
ている。
おり、これらの昔から使用されている水枕は、簡単に氷
がとけてしまい効果を失うものであるため、水枕容器中
にエチレングリコール等の多価アルコールと水との混合
物を含浸させたクッション体を挿入したものが使用され
ている。
（発明が解決しようとしている問題点）上記の如き従来
技術の水枕は、冷蔵庫等中で冷凍してから使用するもの
であるが、冷凍によって内容物が柔軟性を失い、使用感
が非常に悪く、また解凍してくるとブヨブヨとした感じ
を与え、いずれにしても使用感に劣るものである。
技術の水枕は、冷蔵庫等中で冷凍してから使用するもの
であるが、冷凍によって内容物が柔軟性を失い、使用感
が非常に悪く、また解凍してくるとブヨブヨとした感じ
を与え、いずれにしても使用感に劣るものである。
本発明者は、上述の如き従来技術の欠点を解決すべく鋭
意研究の結果、従来の水枕の内容物として特定の材料を
使用するときは、上述の従来技術の欠点が解決され、使
用感に優れた水枕が得られることを知見して本発明を完
成した。
意研究の結果、従来の水枕の内容物として特定の材料を
使用するときは、上述の従来技術の欠点が解決され、使
用感に優れた水枕が得られることを知見して本発明を完
成した。
（問題点を解決するための手段）
すなわち、本発明は、内容物を冷凍して使用する水枕に
おいて、内容物が水溶性物質と水との溶液を吸収して膨
張した水膨潤性高分子物とポリウレタンエラストマーか
らなる小形状物であることを特徴とする水枕である。
おいて、内容物が水溶性物質と水との溶液を吸収して膨
張した水膨潤性高分子物とポリウレタンエラストマーか
らなる小形状物であることを特徴とする水枕である。
次に上記本発明を更に詳細に説明すると、本発明におい
て使用し、本発明を第１に特徴づけるポリウレタンエラ
ストマーとは、従来公知のポリウレタンエラストマーで
もよく、好ましいものはポリウレタンエラストマーの製
造において、得られるポリウレタンエラストマーの側鎖
に、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、アミド基
等の如き親木性基あるいはそれらの塩基を導入するか、
あるいは主鎖中にポリオキシエチレン鎖の如き親木性セ
グメントを導入することによって得ることができる。
て使用し、本発明を第１に特徴づけるポリウレタンエラ
ストマーとは、従来公知のポリウレタンエラストマーで
もよく、好ましいものはポリウレタンエラストマーの製
造において、得られるポリウレタンエラストマーの側鎖
に、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、アミド基
等の如き親木性基あるいはそれらの塩基を導入するか、
あるいは主鎖中にポリオキシエチレン鎖の如き親木性セ
グメントを導入することによって得ることができる。
本発明者の詳細な研究によれば、ポリウレタンエラスト
マー中に上記の如き親木性基および／または親水性セグ
メントを導入することによって、得られるポリウレタン
エラストマーは、その導入量に従って親木性化し、つい
には水溶性になるが、本発明において有用なポリウレタ
ンエラストマーは、親木性基および／または親木性セグ
メントの導入量を制限して、得られたポリウレタンエラ
ストマーが十分な耐水性を有する程度で親水性であるこ
と、すなわち水不溶性且つ親木性とする必要がある。
マー中に上記の如き親木性基および／または親水性セグ
メントを導入することによって、得られるポリウレタン
エラストマーは、その導入量に従って親木性化し、つい
には水溶性になるが、本発明において有用なポリウレタ
ンエラストマーは、親木性基および／または親木性セグ
メントの導入量を制限して、得られたポリウレタンエラ
ストマーが十分な耐水性を有する程度で親水性であるこ
と、すなわち水不溶性且つ親木性とする必要がある。
本発明においては、このような水不溶性且つ親水性のポ
リウレタンエラストマーが、これを小形状物に成形した
ときに十分な耐水性を有するとともに、予想外にも優れ
た透水性を併せ有することを知見したものである。
リウレタンエラストマーが、これを小形状物に成形した
ときに十分な耐水性を有するとともに、予想外にも優れ
た透水性を併せ有することを知見したものである。
このようなポリウレタンエラストマーの水不溶性且つ親
水性という性質は、導入する親水性基および／または親
木性セグメントの種類によって著しく異なるため、それ
らの親水性基および／または親木性セグメントの導入量
は一概には規定できないが、親水性基および／または親
水性セグメントの導入自体は従来公知の技術によって容
易に行うことができ、且つその導入量の調節も極めて容
易であるので、親水性基および／または親木性セグメン
トの好ましい導入量は、当業者であれば容易に実験的に
求め、且つ決定することができる。
水性という性質は、導入する親水性基および／または親
木性セグメントの種類によって著しく異なるため、それ
らの親水性基および／または親木性セグメントの導入量
は一概には規定できないが、親水性基および／または親
水性セグメントの導入自体は従来公知の技術によって容
易に行うことができ、且つその導入量の調節も極めて容
易であるので、親水性基および／または親木性セグメン
トの好ましい導入量は、当業者であれば容易に実験的に
求め、且つ決定することができる。
本発明において使用し１本発明を第２に特徴づける水膨
潤性高分子物とは、水と接触すると吸水して膨張するが
、水には溶解しない高分子物であり、例えば、デンプン
−ポリアクリル酸ナトリウムグラフト化物、デンプン−
ポリアクリロニトリルグラフト化物のケン化物、セルロ
ース−ポリアクリル酸ナトリウム、ビニルアルコール−
（メタ）アクリル酸ナトリウム−（メタ）アクリル酸共
重合体、架橋ポリ（メタ）アクリル酸ナトリウム、架橋
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体のアルカリ中和
物、架橋カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、
架橋ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン鎖含有
ポリウレタン等であり°、従来公知のものはいずれも使
用することができる。
潤性高分子物とは、水と接触すると吸水して膨張するが
、水には溶解しない高分子物であり、例えば、デンプン
−ポリアクリル酸ナトリウムグラフト化物、デンプン−
ポリアクリロニトリルグラフト化物のケン化物、セルロ
ース−ポリアクリル酸ナトリウム、ビニルアルコール−
（メタ）アクリル酸ナトリウム−（メタ）アクリル酸共
重合体、架橋ポリ（メタ）アクリル酸ナトリウム、架橋
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体のアルカリ中和
物、架橋カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、
架橋ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン鎖含有
ポリウレタン等であり°、従来公知のものはいずれも使
用することができる。
特に好ましい水膨潤性高分子物は、例えば特開昭５４−
４７７９６号、同５４−８３０９１号、同５４−８３９
８９号、同５４−８７７９１号、同５４−１０８８９５
号公報等に記載された（疎水性ポリマーセグメント）−
（親水性ポリマーセグメント）−（疎水性ポリマーセグ
メント）の結合形式を有するブロックコポリマーである
。このようなブロックコポリマーのうちで最も好ましい
ものは上記の親木性ポリマーセグメントの親水性基がカ
ルボン酸あるいはスルホン酸のアルカリ金属塩であるも
のである。
４７７９６号、同５４−８３０９１号、同５４−８３９
８９号、同５４−８７７９１号、同５４−１０８８９５
号公報等に記載された（疎水性ポリマーセグメント）−
（親水性ポリマーセグメント）−（疎水性ポリマーセグ
メント）の結合形式を有するブロックコポリマーである
。このようなブロックコポリマーのうちで最も好ましい
ものは上記の親木性ポリマーセグメントの親水性基がカ
ルボン酸あるいはスルホン酸のアルカリ金属塩であるも
のである。
本発明の水枕に使用する小形状物は、上記の如き特定の
材料を用いて形成されるが、使用する水膨潤性高分子物
とポリウレタンエラストマーとは、得られる小形状物中
で水膨潤性高分子物が約３０〜９０重量％を占める割合
で使用するのが好ましく、水膨潤性高分子物の使用量が
約３０重量％以下では得られる小形状物の吸液性および
保液性が不十分となり、また水膨潤性高分子物の使用量
が９０重量％を越えると吸液した状態での小形状物の感
触が悪くなるので好ましくない。
材料を用いて形成されるが、使用する水膨潤性高分子物
とポリウレタンエラストマーとは、得られる小形状物中
で水膨潤性高分子物が約３０〜９０重量％を占める割合
で使用するのが好ましく、水膨潤性高分子物の使用量が
約３０重量％以下では得られる小形状物の吸液性および
保液性が不十分となり、また水膨潤性高分子物の使用量
が９０重量％を越えると吸液した状態での小形状物の感
触が悪くなるので好ましくない。
また、本発明で使用する小形状物とは、具体的には、細
紐状、小片状、小シート状、小リング状、小チューブ状
であり、特に好ましいものは細紐状物である。
紐状、小片状、小シート状、小リング状、小チューブ状
であり、特に好ましいものは細紐状物である。
次に、上記の如き材料から小形状物を調製する方法を説
明し、本発明を更に詳しく説明する。
明し、本発明を更に詳しく説明する。
すなわち、最も好ましい方法は、前記ポリウレタンエラ
ストマーを、メチルエチルケトン、メチル−ｎ−プロピ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、
ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキサン、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、ブタノール、メチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ペンタ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ミネラルスピリット、石油エーテル、ガソリン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム、四塩化炭素、
クロルベンゼン、パークロルエチレン、トリクロルエチ
レン等の有機溶剤に溶解あるいは分散させて、有機溶剤
の溶液または分散液を調製し、この中に前記の如き水膨
潤性高分子物を必要量溶解あるいは分散させる。
ストマーを、メチルエチルケトン、メチル−ｎ−プロピ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、
ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキサン、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、ブタノール、メチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ペンタ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ミネラルスピリット、石油エーテル、ガソリン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム、四塩化炭素、
クロルベンゼン、パークロルエチレン、トリクロルエチ
レン等の有機溶剤に溶解あるいは分散させて、有機溶剤
の溶液または分散液を調製し、この中に前記の如き水膨
潤性高分子物を必要量溶解あるいは分散させる。
このようにして得られた溶液または分散液を１個以上の
ノズルを有する吐出装置から、水中あるいは上記の溶液
または分ｌ液の有機溶剤と異なる有機溶剤中に流下ある
いは押し出しあるいは噴出させる方法である。
ノズルを有する吐出装置から、水中あるいは上記の溶液
または分ｌ液の有機溶剤と異なる有機溶剤中に流下ある
いは押し出しあるいは噴出させる方法である。
このような処理によって、水膨潤性高分子物とポリウレ
タンエラストマーとからなる溶液または分散液は１２固
し、非常に大なる表面積を有する好ましい細紐状物に凝
固する。
タンエラストマーとからなる溶液または分散液は１２固
し、非常に大なる表面積を有する好ましい細紐状物に凝
固する。
このようにして得られた好ましい細紐状物はその表面積
が非常に大であり、ちぢれた状態に成形されているので
優れた弾力性、吸液性および゛保液性を保持するに至る
。
が非常に大であり、ちぢれた状態に成形されているので
優れた弾力性、吸液性および゛保液性を保持するに至る
。
このような好ましい細紐状物の太さは約０．１ 。
〜５■■程度が好ましく、その長さは任意であるが、一
般的には約１〜２０ｃ■程度が使用上有利である。
般的には約１〜２０ｃ■程度が使用上有利である。
このような好ましい製造方法においては、溶液または分
散液の有機溶剤として、水と混和しない有機溶剤を用い
ても、本発明で使用する好ましい細紐状物を調製でき、
また水と部分的あるいは完全に混和する有機溶剤を用い
てもよい。
散液の有機溶剤として、水と混和しない有機溶剤を用い
ても、本発明で使用する好ましい細紐状物を調製でき、
また水と部分的あるいは完全に混和する有機溶剤を用い
てもよい。
水と混和しない有機溶剤を用いた場合にも、このような
好ましい細紐状物に凝固成形できることは全く予想外で
あり、このようなことが可能になったのは、ポリウレタ
ンエラストマーとして親水性且つ水不溶性であるポリウ
レタンエラストマーを使用したことによると考えられる
。
好ましい細紐状物に凝固成形できることは全く予想外で
あり、このようなことが可能になったのは、ポリウレタ
ンエラストマーとして親水性且つ水不溶性であるポリウ
レタンエラストマーを使用したことによると考えられる
。
すなわち、例えば溶液または分散液が水中に流下される
と、溶液または分散液中に含有されている水膨潤性高分
子物および／またはポリウレタンエラストマーが周囲の
水を吸収して凝固ゲル化し、溶液または分散液の有機溶
剤から分離するためであると考えられる。従って、この
ような製造方法において、比較的速乾性の有機溶剤を用
いることにより、その生産性が非常に高くなる。
と、溶液または分散液中に含有されている水膨潤性高分
子物および／またはポリウレタンエラストマーが周囲の
水を吸収して凝固ゲル化し、溶液または分散液の有機溶
剤から分離するためであると考えられる。従って、この
ような製造方法において、比較的速乾性の有機溶剤を用
いることにより、その生産性が非常に高くなる。
また、水膨潤性高分子物とポリウレタンエラストマーか
らなる溶液または分散液の有機溶剤として水と混和する
有機溶剤を使用すると、水中において容易に好ましい細
紐状物に凝固し、得られた好ましい細紐状物のポリウレ
タンエラストマーは微細多孔性となっているので、更に
優れた吸液性、保液性および感触を有するものとなる。
らなる溶液または分散液の有機溶剤として水と混和する
有機溶剤を使用すると、水中において容易に好ましい細
紐状物に凝固し、得られた好ましい細紐状物のポリウレ
タンエラストマーは微細多孔性となっているので、更に
優れた吸液性、保液性および感触を有するものとなる。
別の成形方法としては、上記の如き水膨潤性高分子物と
ポリウレタンエラストマーからなる溶液または分散液を
、任意６基材、例えば、ガラス板、金属板、離型性のあ
る各種プラスチックフィルム１に約０．５〜２０ｍｍ巾
で約５〜５００４ｍの乾燥厚さに多条にコーティングし
、乾燥し、次いで剥離する方法、更には、前記の水膨潤
性高分子物とポリウレタンエラストマーとを少量の有機
溶剤の存在下あるいは不存在下で混練し、押し出し成形
する方法等も挙げられるが、最も好ましい方法は前記の
凝固方法である。
ポリウレタンエラストマーからなる溶液または分散液を
、任意６基材、例えば、ガラス板、金属板、離型性のあ
る各種プラスチックフィルム１に約０．５〜２０ｍｍ巾
で約５〜５００４ｍの乾燥厚さに多条にコーティングし
、乾燥し、次いで剥離する方法、更には、前記の水膨潤
性高分子物とポリウレタンエラストマーとを少量の有機
溶剤の存在下あるいは不存在下で混練し、押し出し成形
する方法等も挙げられるが、最も好ましい方法は前記の
凝固方法である。
本発明においては、以上の如くして得られた小形状物に
水溶液物質、例えば、尿素、ショ糖、アルコール、多価
アルコール、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセリン等の水溶液を含浸させて膨張させ
、その膨張体を水枕の内容物とすることを特徴としてい
る。使用する水溶性物質はいずれでもよいが、最も好ま
しい′ものは多価アルコール、例えばエチレングリコー
ルである。また多価アルコールとの混合比は１重量比で
多価アルコールが混合物中で約１０〜８０重量％となる
割合である。
水溶液物質、例えば、尿素、ショ糖、アルコール、多価
アルコール、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセリン等の水溶液を含浸させて膨張させ
、その膨張体を水枕の内容物とすることを特徴としてい
る。使用する水溶性物質はいずれでもよいが、最も好ま
しい′ものは多価アルコール、例えばエチレングリコー
ルである。また多価アルコールとの混合比は１重量比で
多価アルコールが混合物中で約１０〜８０重量％となる
割合である。
また、このような混合液により、前記の小形状物を膨張
させる割合は、小形状物が自重の約５〜５０倍になる割
合が好ましい。
させる割合は、小形状物が自重の約５〜５０倍になる割
合が好ましい。
本発明は、以上の如き点を末完ｕ１１の］巳たる特徴点
としており、以上の如き膨張した小形状物を収納する容
器は、従来公知の水枕の容器と同様１例えばゴム製、プ
ラスチック類、あるいはこれらと織布との複合物等がい
ずれも使用でき、また、それらの形状その他はすべて従
来公知の水枕と同様でよい。
としており、以上の如き膨張した小形状物を収納する容
器は、従来公知の水枕の容器と同様１例えばゴム製、プ
ラスチック類、あるいはこれらと織布との複合物等がい
ずれも使用でき、また、それらの形状その他はすべて従
来公知の水枕と同様でよい。
（作用や効果）
以上の如き本発明の水枕は、その内の冷媒である水溶性
物質と水との混合物が、フリーの状態では存在せずに、
弾力性のある小形状物に吸収されて包含されているので
、例えば冷蔵庫内で一３０〜４０℃という極低温で凍結
されても、クッション性の良い小形状物のために柔軟性
を失うことがなく、その使用感が非常に優れており、ま
た使用中に内容物が解凍しても、従来の水枕の如くブヨ
ブヨした感じを与えることがない。
物質と水との混合物が、フリーの状態では存在せずに、
弾力性のある小形状物に吸収されて包含されているので
、例えば冷蔵庫内で一３０〜４０℃という極低温で凍結
されても、クッション性の良い小形状物のために柔軟性
を失うことがなく、その使用感が非常に優れており、ま
た使用中に内容物が解凍しても、従来の水枕の如くブヨ
ブヨした感じを与えることがない。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。尚、文
中、部または％とあるのは重量基準である。
中、部または％とあるのは重量基準である。
実施例１
５４部の水膨潤性高分子物および１４４部の２５％ポリ
エーテル型ポリウレタンエラストマー溶液（ハイムレン
Ｎ ＰＵ−１浮間合成製）を１６２部の有機溶剤（酢酸
エチル：トルエン：イソプロビルアルコール＝５０：３
０：２０）中に溶解あるいは分散させ、溶解分散液を得
た。該溶解分散液を撹拌している水中に糸状にゆっくり
と断続的に糸状で２０〜３０ｃ曹流下する。この操作を
繰返すことによって、細紐状物が析出する。これを水に
て洗浄し、乾燥すると約５〜ｌＯｃ票の長さになる。
エーテル型ポリウレタンエラストマー溶液（ハイムレン
Ｎ ＰＵ−１浮間合成製）を１６２部の有機溶剤（酢酸
エチル：トルエン：イソプロビルアルコール＝５０：３
０：２０）中に溶解あるいは分散させ、溶解分散液を得
た。該溶解分散液を撹拌している水中に糸状にゆっくり
と断続的に糸状で２０〜３０ｃ曹流下する。この操作を
繰返すことによって、細紐状物が析出する。これを水に
て洗浄し、乾燥すると約５〜ｌＯｃ票の長さになる。
この細紐状物に、エチレングリコール（ＥＧ）＋水系の
溶媒を吸液させ、ゴム袋に入れて本発明の水枕とした。
溶媒を吸液させ、ゴム袋に入れて本発明の水枕とした。
この水枕を家庭用冷凍庫（−１２℃）に１週間放置した
時の状態を第１表に示す。
時の状態を第１表に示す。
リ １
１ 旦 ｍｒｖ
１ ０／１００ ０ ２５．３ Ｘ 固まる２
１０／９Ｇ −３，２２８，５Ｘ 固まる３
２０７８０ −７．４ ２２．８ Ｘ 固まる４
３０／７０ −１２．８ ２４．１ へ シャー
ベット状５ ４０７８Ｇ −２０，０２４，１０クッ
ション性良好６ ５Ｇ１５Ｇ −２９，９２４，００
クッション性良好７ １３０／４Ｇ −４４，８２４
，００クッション性良好８ ７０７３Ｇ −１３８，
７２５，２０クッション性良好９ ０／１０Ｇ−−３，
８０クッション性なし注 １．ＥＧと水の混合比 ■；溶媒の氷点（理論値） ｍ：水膨潤度（倍） ■；−１２℃冷凍庫中に放置後の状態 以Ｅの結果からして、本発明の水枕は、ＥＧ−水系の広
い範囲で優れた吸液特性を示し、また、冷凍後も優れた
クツジオン性を保持している。
１０／９Ｇ −３，２２８，５Ｘ 固まる３
２０７８０ −７．４ ２２．８ Ｘ 固まる４
３０／７０ −１２．８ ２４．１ へ シャー
ベット状５ ４０７８Ｇ −２０，０２４，１０クッ
ション性良好６ ５Ｇ１５Ｇ −２９，９２４，００
クッション性良好７ １３０／４Ｇ −４４，８２４
，００クッション性良好８ ７０７３Ｇ −１３８，
７２５，２０クッション性良好９ ０／１０Ｇ−−３，
８０クッション性なし注 １．ＥＧと水の混合比 ■；溶媒の氷点（理論値） ｍ：水膨潤度（倍） ■；−１２℃冷凍庫中に放置後の状態 以Ｅの結果からして、本発明の水枕は、ＥＧ−水系の広
い範囲で優れた吸液特性を示し、また、冷凍後も優れた
クツジオン性を保持している。
尚、上記の水膨潤性高分子物は、（ポリスチレン）−（
ポリブタジェン）−（ポリスチレン）の結合形式を有す
るブロックコポリマー（ポリスチレン分２５％）の不飽
和二重結合に千オグリコール酸ソーダを付加したもので
あり、単独では自重の約１００倍の水を吸収して膨潤す
るものである。
ポリブタジェン）−（ポリスチレン）の結合形式を有す
るブロックコポリマー（ポリスチレン分２５％）の不飽
和二重結合に千オグリコール酸ソーダを付加したもので
あり、単独では自重の約１００倍の水を吸収して膨潤す
るものである。
実施例２
実施例１に用いた塗液を、離型紙上にフローテングロッ
ドコーターにて、塗布量が乾燥時に約５０ｇ／ｍ’にな
るようにコーティングする。ロッドニー、ジのバ一部分
に巾５■深さ約２００ミクロンの溝からなる凹状ロッド
を使用すると細いテープ状物が得られる。このものを約
１０ｃ■間隔に切断すると柔軟性に富んだ細紐状物が得
られる。
ドコーターにて、塗布量が乾燥時に約５０ｇ／ｍ’にな
るようにコーティングする。ロッドニー、ジのバ一部分
に巾５■深さ約２００ミクロンの溝からなる凹状ロッド
を使用すると細いテープ状物が得られる。このものを約
１０ｃ■間隔に切断すると柔軟性に富んだ細紐状物が得
られる。
また、同法を約２倍に稀釈し、スプレーガンにて霧状に
離型紙上に乾燥すれば、非常に変化に富み、からみ合っ
た小形状物が得られる。
離型紙上に乾燥すれば、非常に変化に富み、からみ合っ
た小形状物が得られる。
これらの小形状物のＥＧ−水系（水２０％以上）での吸
液量は、自重の約１５倍であり、これらを水枕の内容物
とすることによって、極低温でもクツジオン性良好な本
発明の水枕が得られる。
液量は、自重の約１５倍であり、これらを水枕の内容物
とすることによって、極低温でもクツジオン性良好な本
発明の水枕が得られる。
実施例３
実施例１の水膨潤性高分子物をポリアクリル酸ナトリウ
ムの架橋物（水膨潤度約５０倍）に代えて、実施例１と
同様な方法にて作製した小形状物は、給水量が約５倍で
あり、その給水物を使用して作成した本発明の水枕は、
極低温でも優れたクツジオン性を示した。
ムの架橋物（水膨潤度約５０倍）に代えて、実施例１と
同様な方法にて作製した小形状物は、給水量が約５倍で
あり、その給水物を使用して作成した本発明の水枕は、
極低温でも優れたクツジオン性を示した。
Claims (5)
- （１）内容物を冷凍して使用する水枕において、内容物
が水溶性物質と水との溶液を吸収して膨張した水膨潤性
高分子物とポリウレタンエラストマーとからなる小形状
物であることを特徴とする水枕。 - （２）小形状物が、細紐状物である特許請求の範囲第（
１）項に記載の水枕。 - （３）水膨潤性高分子物が、（疎水性ポリマーセグメン
ト）−（親水性ポリマーセグメント）−（疎水性ポリマ
ーセグメント）の結合形成を有する特許請求の範囲第（
１）項に記載の水枕。 - （４）ポリウレタンエラストマーが、親水性且つ水不溶
性である特許請求の範囲第（１）項に記載の水枕。 - （５）小形状物が、ポリウレタンエラストマーと水膨潤
性高分子物とからなる有機溶剤の溶液または分散液を、
水中で細紐状に凝固させて形成したものである特許請求
の範囲第（１）項に記載の水枕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP841585A JPS61168350A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 水枕 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP841585A JPS61168350A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 水枕 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168350A true JPS61168350A (ja) | 1986-07-30 |
| JPH0129571B2 JPH0129571B2 (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=11692503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP841585A Granted JPS61168350A (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | 水枕 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61168350A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995010252A1 (en) * | 1993-10-08 | 1995-04-20 | Scholl Plc | A compress for use in the cold and/or hot treatment of an injury |
| US6941830B2 (en) | 2000-03-10 | 2005-09-13 | Hitachi, Ltd. | Automatic transmission, dynamo-electric machine, and car |
-
1985
- 1985-01-22 JP JP841585A patent/JPS61168350A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995010252A1 (en) * | 1993-10-08 | 1995-04-20 | Scholl Plc | A compress for use in the cold and/or hot treatment of an injury |
| US5697961A (en) * | 1993-10-08 | 1997-12-16 | Scholl Plc | Compress for use in the cold and/or hot treatment of an injury |
| US6941830B2 (en) | 2000-03-10 | 2005-09-13 | Hitachi, Ltd. | Automatic transmission, dynamo-electric machine, and car |
| US7093512B2 (en) | 2000-03-10 | 2006-08-22 | Hitachi, Ltd. | Automatic transmission, dynamo-electric machine, and car |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0129571B2 (ja) | 1989-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4529739A (en) | Foamed polymeric materials | |
| US5843060A (en) | Non-adherent nasal, sinus and otic packing and method for processing sponge materials in fabrication of packings | |
| CN101808729B (zh) | 新物理形态的粘土连接的聚合物凝胶、其形成的方法及其用途 | |
| KR19990063960A (ko) | 첨가제가 코팅된 수지 조성물 | |
| US4649164A (en) | Foamed polymeric materials | |
| KR950032406A (ko) | 생분해성 플라스틱 물질로된 발포물 및 이의 제조방법 | |
| AU9077198A (en) | Porous material, method for making same and applications | |
| JP2002538275A5 (ja) | ||
| JPH0563179B2 (ja) | ||
| JP2002194128A (ja) | 連続気泡を有する微孔性軟質ポリマーフォーム | |
| IE54697B1 (en) | Shaped semi-solid articles | |
| JPS61168350A (ja) | 水枕 | |
| JPS6153339A (ja) | 多孔性キチン成形体及びその製造方法 | |
| JPS5910695B2 (ja) | 含水ゲル状材料 | |
| JPS5832638A (ja) | 吸水性発泡体 | |
| KR20070067094A (ko) | 양이온 중화된 이오노머 및 이의 발포체 | |
| JPH04253740A (ja) | 吸水性ポリスチレン発泡体及びその製造方法 | |
| JP2003079680A (ja) | 保冷材 | |
| JPH0118087B2 (ja) | ||
| JP5246875B2 (ja) | ポリビニルアルコールの凍結ゲル化を利用したポリビニルアルコール系発泡体の作製方法 | |
| JPH01282223A (ja) | 高吸水性樹脂成形品及びその製造方法 | |
| JPS61170318A (ja) | 人工水苔およびその製造方法 | |
| JPH0267336A (ja) | 高吸水性発泡成形品の製造方法 | |
| UA75618C2 (uk) | Ізоляція надвисокої еластичності для труб | |
| JP4069292B2 (ja) | 洗車ブラシ用の洗浄片 |