JPS61164719A - 金属間化合物の加工方法 - Google Patents
金属間化合物の加工方法Info
- Publication number
- JPS61164719A JPS61164719A JP290085A JP290085A JPS61164719A JP S61164719 A JPS61164719 A JP S61164719A JP 290085 A JP290085 A JP 290085A JP 290085 A JP290085 A JP 290085A JP S61164719 A JPS61164719 A JP S61164719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- machining
- electrolysis
- intermetallic compound
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H5/00—Combined machining
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、難削材である金属間化合物の切削加工方法
にかかり、特にNi Ti系合金の切削加工に有効な加
工方法に関するものである。
にかかり、特にNi Ti系合金の切削加工に有効な加
工方法に関するものである。
[従来の技術l
形状記憶効果、超弾性効果、制振効果等の機能を有する
等原子比近傍のNi Ti系合金は高強度であり、かつ
靭性および耐摩耗性に優れている。
等原子比近傍のNi Ti系合金は高強度であり、かつ
靭性および耐摩耗性に優れている。
従来このような材質の金属間化合物の切削加工には、超
硬合金の最も硬い材質のチップもしくはバイトが用いら
れている。
硬合金の最も硬い材質のチップもしくはバイトが用いら
れている。
[発明が解決しようとする問題点]
上述のような材質の金属間化合物は、特に耐摩耗性に優
れているため、超硬合金のチップもしくはバイトを用い
て切削加工したところで、切削速度が遅く作業の能率が
低い、あるいは工具の摩耗が激しく寿命が短い、さらに
は複雑な形状への加工が難しい等の難点があった。
れているため、超硬合金のチップもしくはバイトを用い
て切削加工したところで、切削速度が遅く作業の能率が
低い、あるいは工具の摩耗が激しく寿命が短い、さらに
は複雑な形状への加工が難しい等の難点があった。
また、研削加工の場合には砥石の摩耗が激しいため、乾
式での研削加工では多量の粉塵が発生し、作業現場の環
境悪化が甚だしく、さらには摩耗粉塵が砥石の目づまり
の原因となり作業能率の低下を招いていた。
式での研削加工では多量の粉塵が発生し、作業現場の環
境悪化が甚だしく、さらには摩耗粉塵が砥石の目づまり
の原因となり作業能率の低下を招いていた。
この発明は上述のごとき問題点に鑑みこれらを有効に解
決すぺ< 81案されたものである。したがってその目
的は、切削速度を大きくして作業能率を高めることので
きる金属間化合物の加工方法を提案することにある。
決すぺ< 81案されたものである。したがってその目
的は、切削速度を大きくして作業能率を高めることので
きる金属間化合物の加工方法を提案することにある。
E問題点を解決するための手段]
この発明にかかる金属間化合物の加工方法は、電解加工
と放電加工と研削加工とを同時に行なう。
と放電加工と研削加工とを同時に行なう。
電解放電研削盤の本体は普通の研削盤と同様であるが、
砥石への通電装置を備えており、砥石と研削盤とは電気
的に絶縁されている。また、硝酸ソーダのような電解液
を用いるので防蝕処理が施されている。なお、電解液で
はなく通常の研削油剤を用いる場合には防蝕処理の問題
はない。
砥石への通電装置を備えており、砥石と研削盤とは電気
的に絶縁されている。また、硝酸ソーダのような電解液
を用いるので防蝕処理が施されている。なお、電解液で
はなく通常の研削油剤を用いる場合には防蝕処理の問題
はない。
砥石は導電性を有しており、激しい放電をさせない限り
電解研削用の砥石を用いることができる。
電解研削用の砥石を用いることができる。
具体的には100メツシユ程度のメタルボンド砥石また
は導電性レジノイド砥石が有効である。これらの砥石を
電極にして放電させると電極消耗が起こる。消耗が過度
にならずドレッシング効果が得られる程度に電気条件を
調節するならば、切れ味を保ちながらメツシュの細かい
砥石を用いることができる。そのほかには、めっきまた
は充填砥石あるいは断続導電砥石を用いることができる
。
は導電性レジノイド砥石が有効である。これらの砥石を
電極にして放電させると電極消耗が起こる。消耗が過度
にならずドレッシング効果が得られる程度に電気条件を
調節するならば、切れ味を保ちながらメツシュの細かい
砥石を用いることができる。そのほかには、めっきまた
は充填砥石あるいは断続導電砥石を用いることができる
。
加工液としては、電解を主とする場合には硝酸ソーダま
たは亜硝酸ソーダなどの10〜20%水溶液を用いる。
たは亜硝酸ソーダなどの10〜20%水溶液を用いる。
電圧を上げればこの加工液の中でも放電が起こる。
一般の研削油は導電率が小さいので電解電流はあまり流
れない。放電が発生する状態はどの油剤でもあまり違い
はない。これは、電解放電研削における放電が放電加工
のように銹電体の絶縁破壊によるだけでなく、削り屑を
介して砥石のsW1部と工作物が電気的に接触し分離す
るとき放電が発生するためである。したがって被削材の
機械的研削に適する通常の油剤を使うことができる。
れない。放電が発生する状態はどの油剤でもあまり違い
はない。これは、電解放電研削における放電が放電加工
のように銹電体の絶縁破壊によるだけでなく、削り屑を
介して砥石のsW1部と工作物が電気的に接触し分離す
るとき放電が発生するためである。したがって被削材の
機械的研削に適する通常の油剤を使うことができる。
電源としては、電解を主とするなら直流電源、放電を主
とするならパルス電源が標準である。
とするならパルス電源が標準である。
[作用]
この発明による金属間化合物の加工方法は、電解作用と
放電作用と研削作用とによって被加工材を除去する。
放電作用と研削作用とによって被加工材を除去する。
3つの作用による除去比率は任意に設定できるが、一般
的には砥石と電源とを変えることによってその比率を設
定する。
的には砥石と電源とを変えることによってその比率を設
定する。
研削が困難で電解が容易な加工の際電解に伴なって発生
する陽極膜を研削で機械的に除去して電解の進行を助番
プる。
する陽極膜を研削で機械的に除去して電解の進行を助番
プる。
〔実施例]
粒度100メツシユのメタルボンドダイヤモンド砥石と
、加工液として硝酸ソーダの20%水溶液を用いてTi
−50at%Ni合金インゴット(10C1ox50C
めの表面を11m1電解放電研削を行なった。電源は直
流電源である。
、加工液として硝酸ソーダの20%水溶液を用いてTi
−50at%Ni合金インゴット(10C1ox50C
めの表面を11m1電解放電研削を行なった。電源は直
流電源である。
その結果をフライス盤を用いて切削および単なる研削を
した場合と比較し、表に示す。
した場合と比較し、表に示す。
この表においては・高速度鋼による切削の場合を1とし
て比較した。
て比較した。
なお、レジンボンド砥石による通常の研削法に比べて粉
塵の発生が抑制され、作業環境は衛生的であった。
塵の発生が抑制され、作業環境は衛生的であった。
[発明の効果]
以上の説明より明らかなように本発明によれば次のごと
き優れた効果が発揮される。
き優れた効果が発揮される。
電解放電研削加工の複合効果により、研削速度および研
削比が増大しかつドレッシング回数が減少して加工能率
が向上する。また、研削抵抗が城少するので動力費を低
減することができる。また研削量が減少し、研削焼けも
消滅して被削材の表面近傍の材質変化を抑止することが
きる。さらに粉塵の発生がないので作業環境が衛生的で
ある。
削比が増大しかつドレッシング回数が減少して加工能率
が向上する。また、研削抵抗が城少するので動力費を低
減することができる。また研削量が減少し、研削焼けも
消滅して被削材の表面近傍の材質変化を抑止することが
きる。さらに粉塵の発生がないので作業環境が衛生的で
ある。
Claims (5)
- (1)電解加工と放電加工と研削加工とを同時に行なう
ことを特徴とする金属間化合物の加工方法。 - (2)前記金属間化合物はNiTi系合金である特許請
求の範囲第1項記載の金属間化合物の加工方法。 - (3)前記電解加工と放電加工とでは電解加工が主体と
なる特許請求の範囲第1項または第2項記載の金属間化
合物の加工方法。 - (4)前記NiTi系合金は、Niを40〜60重量%
含有し、残部がTiよりなる合金である特許請求の範囲
第2項記載の金属間化合物の加工方法。 - (5)前記NiまたはTiの一部が、Fe、Co、Zn
、V、Cu、Alからなる群より選択される1種もしく
は2種以上の元素により全体の5重量%以内の範囲で置
換された特許請求の範囲第4項記載の金属間化合物の加
工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP290085A JPS61164719A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 金属間化合物の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP290085A JPS61164719A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 金属間化合物の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164719A true JPS61164719A (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=11542225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP290085A Pending JPS61164719A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 金属間化合物の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61164719A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03111600A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Ni―Ti合金の電解研摩浴 |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP290085A patent/JPS61164719A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03111600A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Ni―Ti合金の電解研摩浴 |
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