JPS61161223A - 高濃度ヒトγ型インターフェロンフラグメント水溶液の製造法 - Google Patents

高濃度ヒトγ型インターフェロンフラグメント水溶液の製造法

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JPS61161223A
JPS61161223A JP60002586A JP258685A JPS61161223A JP S61161223 A JPS61161223 A JP S61161223A JP 60002586 A JP60002586 A JP 60002586A JP 258685 A JP258685 A JP 258685A JP S61161223 A JPS61161223 A JP S61161223A
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潔 奈良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、高濃度ヒトγ型インターフェロン水溶液の製
造法に関する。
(従来の技術) インターフェロン(以下工FNと略称することがある)
は、高等動物の細胞がウィルスや核酸などの刺激によっ
て誘発されて産生ずる蛋白であシ、抗ウィルス作用、抗
腫瘍作用などを有する。
ヒトのインターフェロンには、現在α型、β型および1
Mの3種の性状の異なるタイプが存在することが知られ
ている。
α型インターフェロン(以下IFN−αと略称する)、
β型インターフェロン(以下I F N−βと略称する
)に関する研究は比較的す(んでおシ、精製法もそれら
の物性もかなシ明らかになって来ている。
γ型インターフェロン(以下工FN−γと略称すること
がある。)はリンパ球の芽球化やリンホカイン産生が起
るような状況下で、免疫担肖細胞から産生されるため免
疫インターフェロンとも呼ばれている。工FH−γは工
FN−α−?IFN−βと比較して、抗細胞増殖活性や
抗腫瘍活性が高いといわれておシ、臨床的応用面からよ
)期待されている。しかし、その産生に新鮮なリンパ球
が必要であることなどの制約があるため、これまで効率
のよい産生糸は確立されていない。また、異なる実験系
では、異なる細胞種が異なる分子種のIFN−γを産生
ずる可能性も示唆されておυ、その構造や性質に関して
も不明な点が数多く残されている。
(発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは、遺伝子組換え技術によυ生産されたヒ)
IFN−γの精製につき技術開発研究を行なっている際
、ヒト1FN−γが非常に多量化を起しやすく、精製が
困難であることを認め、これを解決するために還元性硫
黄化合物および蛋白変性剤の共存下に灼し濾過すること
を特徴とするヒ)、IFN−γ単量体の製造法を開発し
た(特願昭58−186383号明測書参照)。この方
法で得られたと)IFN−γ単量体水溶液には還元性硫
黄化合物および蛋白変性剤が含まれており、これらの低
分子化合物のうち特に蛋白変性剤は製剤には用いられな
いので除去する必要があるが、該除去処理により得られ
る水溶液中のヒトIFN−γは溶解度が低く、濃縮操作
等において容易に析出するため、製剤原料としてはあま
り適切でないことが判明した。
本発明者らは、さらに鋭意研究を行ないヒ)IFN−γ
ガ(溶化の原因を究明し、高濃度ヒト■FN−γ水mW
の製造法を確立した。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、蛋白変性剤を含有するヒ)Il’i’N−γ
の希薄水溶液から蛋白変性剤を除去し、該溶液を液体状
態で熟成させ、ついで濃縮することを特徴とする該水溶
液の製造法を提供するものである。
上記、蛋白変性剤を含有するヒト■FN−r水溶液とし
て、好ましくは、粗ヒ)111i’N−γを還元性硫黄
化合物および蛋白変性剤の共存下ゲル濾過して得られる
ヒ)IFN−γ単量体水溶液が用いられる。
」二記粗ヒトIFN−rは、ヒト1FN−γ含有物であ
ればいかなるものでもよい。例えば、天然に存在するヒ
)IFN−γを濃縮して得られる天然型IFN−γ(n
IFN−γ)や遺伝子組み換え技術によって得られるヒ
)IFN−γを生産する微生物を養培して製造されるヒ
トIFN−γ(rIFN−r)含有物(EPC公開第0
089676号公報;ヌクレイツク アシツズ リサー
チ、第10巻、2487〜2501頁(1982)iネ
イチャー、第295巻、503〜508頁(1982)
;ヌクレイツク アシッズ リサーチ、第10巻、36
05〜3615頁(1982)など〕が挙げられる。
より具体的には、上記γ工FN−γは、第5図で例示さ
れる146個のアミノ酸からなるポリペプチドやそのポ
リペプチドの種々のフラグメントを包含する。種々のフ
ラグメントとしては、例えば上記ポリペプチドのN末端
部分の4個以下のアミノ酸が欠落したN末端部欠落スピ
ーシーズや上記ポリペプチドもしくはN末端欠落スピー
シーズの第181番アミノ酸残基以降の部位で切断され
たC末端部欠落スピーシーズなどが挙げられる。
さらに上記rIFN−γは上記ポリペプチドのシスティ
ン残基がセリンもしくはスレオニンに置換されたものも
包含する。
上記種々のフラグメントの中では、第5図で示される1
46個のアミノ酸からなるポリペプチドのN末端部分の
4個以下のアミノ酸が欠落したN末端部欠落スピーシー
ズまたは当該N末端部欠落スピーシーズのC末端部分が
切断されたものが好ましい。
とりわけ本発明のヒ)IFN−γとしては第5図で示さ
れる146個のアミノ酸からなるポリへ欠落スピーシー
ズ〔デス(Oys −Tyr −Cys ) I F 
N−γ〕が好ましい。
希薄水溶液は、例えば、半量化しているIFN−γの溶
液を凝集沈澱しないように緩衝液を用いて30〜200
μg7mlに稀釈して得られるが、凝集沈澱しないよう
にすればどんな方法ンとってもかまわない。通常、T)
H5,0−8,0の緩衝液のみで稀釈すると、ただちに
自沈が出るので、好ましくは、これに0.5〜4程度の
蛋白変性剤を緩側’rFj、に含ませたもので稀釈する
と凝集沈澱のない稀薄な溶液を得ることができる。また
IFN−γがンヌテイン残基を有する場合は4−記緩衝
液には、さらに還元性硫黄化合物を含有させてもよい。
上記蛋白変性剤としては、例えば、グアニジン塩(塩酸
塩、硫酸塩)、尿素、チオシアン酸塩(ナトリウム塩、
カリウム塩)などがあげられる。
蛋白変性剤は、上記希薄水溶液を、ゲルp過または限外
膜濾過することによυ除去されるが、ゲ/I/濾過する
のが好都合である。
ゲル濾過の方法は、通常用いられるカラム法が適してい
る。
ゲ)V濾過の原液として上記ヒトエFN−γ希薄水溶液
が好ましいが、多少析出物があってもゲル沖過にさしつ
かえない程度であればかまわない。
またゲル濾過中に一部析出することもあるが、析出物は
、たとえば、0.22μのメンブレンで沖過すれば、除
去できる。
ゲA/濾過用のゲルとしては市販のものなどから自由に
選択されるが、デキストフン、ポリアクリルアミド、ア
ガロースなどのゲル粒子が好ましい。
とりわけセファデックスG−25,トリスアクリル(’
)F−05など低分子化合物の除去に適したものがあけ
られる。
使用するゲルの量は、通常負荷するサンプ′ルの2〜1
00倍量(V/V )、好ましくは5・〜20倍量であ
る。
展開溶媒は、通常pHについて50〜8.0、とり、わ
け中性付近の緩衝液を用い、また丁FN−γがンステイ
ン残基な有する場合は、好ましくは還元性硫黄化合物を
1〜loomMとりわけ5〜20mMの濃度で含有させ
る。
具体的には、展開溶媒であらかじめ平衡としたゲルカラ
ムに上記希薄水溶液を負荷する。これを展開溶媒により
溶出する。溶出速度は、サンプルの不純度、ゲルの種類
、量により異なるが、通常S■(スペース ベロシティ
)01〜10、好ましくは5VO95〜3である。溶出
液は通常の方法により分画する。
ヒ)IFN−γの画分は、通常の方法、たとえばO,D
、280nm の吸収等で溶出曲線として表わすことに
よシ容易に検出することができる。
蛋白変性剤を除去した希薄水溶液の液体状態での熟成は
、該希薄溶液を適当な時間、温度で放置することで達成
できる。
熟成の温度、時間の両ファクターは適宜法められるが、
温度についてはヒ)IFN−γの雑菌汚染等の観点から
低温、たとえば4°C附近が、また熟成の効率の観点か
ら35〜40℃が好ましいが、0°C〜40℃附近であ
れば、適当な温度を選ぶことができる。時間については
、ゲル濾過直後を濃縮すると白濁してくるが、1時間も
放置しておけば、白濁はずっと少なくなる。通常0.5
〜7日間、好ましく、は24〜72時間放置後濃縮すれ
ば十分である。
なお、必要により、熟成を行う前またはその途中で無菌
濾過等の操作をすることもできる。
濃縮は、限外膜処理によシ好都合に行うことができる。
限外膜はMWCO10,000程度のものを用いるのが
好ましく、通常の操作によって行うことができる。
上記によシ製造されるヒ)11i’N−γ水溶液は、0
.2〜1.5ダ/ meのヒトI ’F N −7を含
有し、前記の製造法による0 、 05 W/ll程度
のものに比し、易溶化されたと)Ili’N−γを含有
する高濃度水溶液であシ、ヒトIN’N−γの大量製造
中間体として好適である。
本発明によるヒトエFN−γの易溶化は以下によυ達成
するものと考えられる。
すなわち粗ヒトエFN−γを還元性硫黄化合物および蛋
白変性剤の共存下にゲ/I/沖過して得られる原料のヒ
)IFN−γは、共有結合的にも非共有結合的にも単量
体であるが、蛋白変性剤を除去すると非共有結合的に多
量体とな)その溶解度が低下するものと推定される。こ
れを希薄水溶液状態で熟成させると、一度生じたヒトエ
i’N−7多量体が、安定な非共有結合二量体とkす、
その易溶化が達成され、容易に高濃度に濃縮が可能とな
ったと考えられる。
本発明によル製造される高濃度ヒトエFN−γ水溶液は
前記の方法で得られるヒトエFN−γ水溶液に比し高濃
度であるので、保存用凍結品や凍結乾燥して得られる注
射用製剤等の原液として、より有利に使用される。
本発明によシ製造されるヒトTFN−γは、低毒性で、
従来の方法で得られる工FN−γと同様の目的に同様の
用法により使用でき、抗つイρス。
抗腫瘍、細胞増殖抑制および免疫増強作用等を有するの
で、公知のIFN−γと同様にして投与することができ
る。
なお、原料の蛋白変性剤を含有するヒト1F’N−9γ
水溶液は、例えば粗ヒトエ¥H−rを還元性硫黄化合物
および蛋白変性剤の共存下にゲ/L/’ffz過するこ
とによシ製造できる。
ここで粗ヒトエF’N−γはヒトTFN−γを含有する
ものであればいかなるものでもよい。天然に存在するし
トエFN−γを濃縮9分離したものや遺伝子組み換え技
術によって得られると)IFN−γ生産能を有する微生
物の培養により製造されたヒトTFN−γ〔特開昭58
189197号公報;ヌクレイツク アシッド リザー
チ、第10巻、2487−2501頁(1982年);
ネイチャ、第295巻、503−508頁(1982年
)参照〕を用いることができる。実用面からは、上記ヒ
)IFN−γ生産能を有する微生物を培養して得られる
菌体抽出液、硫安分画液、抗体カラム溶出液、イオン交
換溶出液を粗ヒ)、TFN−γとして用いるが、不純蛋
白量が多いほど還元性硫黄化合物の負が多く必要になシ
経済的ではないため、一般には抗体カラムあるいはイオ
ン交換カラム溶出液等を適用するのが好ましい。また粗
ヒトエFN−γは多量化していてもさしつかえない。
還元性硫黄化合物としては、例えばンステイン。
N−アセチμシヌテイン、H−アセチルホモシヌテイン
、還元型グμタチオン、チオエタノールアミン、モノチ
オグリセロール、ジチオスレイト−μ1次素数1〜7の
チオアルカン、ロンガリットなどの有機含硫黄化合物や
メタ重亜硫酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩)なとの無
機含硫黄化合物があげられる。
蛋白変性剤としては、前記したものがあげられる。
ゲyv’fi適用のゲルとしては市販のものなどから自
由・に選択されるが、デキストフン、ポリアクリルアミ
ド、アガロースなどのゲ″ル粒子が好ましい。
また、例えば遺伝子組み換え技術によ)製造されるヒト
TFN−Tに適用す葛湯合、その分子量が17.143
であること中伸の不純蛋白との分離効率を考え、分画範
囲1.0’ 00〜a’o、ooo程度の性能を有する
ものから選択゛して使用す”るのが好都合セある。具体
的にはとシ□わけセフ7デツダスG−’5’O,G−7
5.セフ1クリfi/5−200゜バイオゲ/I/P−
10,P−3’0・・、’ F −’ 60’等があ゛
げられる。
使用するゲμ量は、通常負荷す゛るサンプルの5〜10
0倍(W/W)好ましくは10〜30倍 □(W/W)
量である。            ゛ゲ/L/F5過
の方法は、通常用いられるカフ′ム法が適している。
すなわち、粗とトエrn−rf、緩衝液などに゛溶解し
水溶液となし、展開溶媒であらかじめ平衝としたゲルカ
ラムに負荷する。これを展開溶媒により゛溶出する。溶
出速度は、サンプルの不純度、ゲルの種類、量に・よ多
異なるが、通常BY(スペース ベロシティ)0.1〜
10、好ましくはsv’“0.5〜3である。溶出液は
通常の方法によυ分画する。
ヒトT]i’N−γ゛と還元性硫黄化合物および蛋白変
性剤□を共存させるのは上記ゲ/l/濾過操作のいずれ
の工程において寸もよいが、ヒトTFN−γをゲ/I/
に負荷するための水溶液および展開溶媒に還元性゛硫黄
化合物および蛋白変性剤を加えておくのが好ましい。
なお蛋白変性剤は□、゛抽出、抗体カラム処理など前処
理で使用している場合には、カラムに負荷する九めめ水
゛溶液に改めて加えることなくその溶液のまま使用する
ことが可能である。
上記負荷用水溶液番よ゛び展開溶媒は、pHについては
5.0〜8.0′、とカわけ中性付近で、還元゛性−黄
化合一を1〜1’ 0’ OmM とシわけ5〜20 
mMの濃度で含有させるのが好ましく、蛋白変性剤を0
.1〜7Mとりわけ1〜2Mの濃度で含有させることが
好ましい。
本願明細書中、IFN−γの活性としての抗ウィルス活
性;国際単位(工U)は、単位(ユニット)の確定した
国際標準IFN−γと目的とする資料を、ヒト羊膜由来
Ii’Li胞株に対するシンドビヌ ウィルス(Sin
dbis  Virus )の卸1胞変性効果阻止試験
を用いて測定し、その比率から力価を算出して求めたも
のである。溶液中の蛋白量は、E:480nm = 1
.0 をl Mfとして計算して求めた。
以下実施例および参考例により本発明をよシ具体的に説
明するが、これらにより本発明は制限されるものではな
い。
なお参考例中に記載した抗体力ラムAb (MOγ2−
11.1)は特開昭59−80646号公報記載の方法
で調製した。
実施例1 参考例2 (If )でえた工FN−γ(化ツマ−)含
有溶出画分530ゴのうちの26g?(9,85q含有
)にI O=Mvヌテイン塩酸m、150mM塩化ナト
リウム、0.5M塩酸グアニジンおよび0.01%ツイ
ーン20を含む25mM酢酸緩衝液(pH6、0)の希
釈液174g/を添加、混合し、タン白含量0.05〜
/ tttlの低濃度溶液を調製した。この溶液を予め
19mMシスティン塩酸塩+150mM塩化ナトリウム
および0.01%ツイーン20を含む’15 mM酢酸
駁衝液(pII6.0)で平衡化したセファデックスG
−25のカラム(5X60α)に負荷し、同一緩衝液で
溶出し、塩酸グアニジンを除去した工FN−γの溶出画
分190m/(9,12ダ含有)をえた。この溶液のタ
ン白含量は0.048ダ/mlで、澄明であった。
タン白回収率は92.5%で、工F N−γの比活慴1
よ3.7xlOxU/my  タン白であった。
実施例2 実施例1でえた工FN−γの溶出画分40yxl(1,
92”f含有)を4°Cで24時間熟成したのち、ダイ
アフローPM−101431φ(アミコン社製限外p過
暎)を用い限外p過にょシ4tnlまで濃縮した。この
濃縮液は澄明で、タン白含景は0 、470 Ml/l
elであった。またタン白回収率は98%(1,88ダ
)であった。との工FN−γの比活性は6.8X106
エU/xv タン白であった。
実施例3 実施例゛1でえたIFN−γの溶出画分40ゴ(1,9
1g含有)を4℃で100時間熟成したのち、実施例2
と同様の方法で4mlまで濃縮した。
この濃縮液は澄明で、タン白含量は0.475wIg/
meであった。タン白回収率は99%(19〜)であっ
た。なおIFN−γの比活性は?、8X106IU/■
タン白であった。
実施例4 参考例2(■)と同様の方法でえたIFN−γ溶出画分
510m1(0、3881ng/ml)に、実施例1と
同様の希釈液3447+++/を添加、混合しタン白含
量0.05ダ/ ytl 1jlf1度の溶液を調製し
た。
次いで、この溶液を予め実施例1と同様の千両化緩衝液
で平衡化したセファデックスG−25のカラム(14X
100cm)に負荷し、同一緩衝液で溶出し、塩酸グア
ニジンを除いた工FN−γの溶出画分3760m1をえ
た。この溶液のタン白含量は0.048り/窮lであル
、その工FN−γの比活性は3.510  工U/1!
vタン白であった。
この溶液を4°Cで48時間熟成したのち、ダイアフロ
ーPM−10,150藺φ膜を用い188肩lまで濃縮
し、タン白含量0 、96 W/mlの澄明な工FN−
γ溶液をえた。との工FN−7の比活性は6.7X10
  工U/# タン白で、5DB−PAGKではモノマ
ーに収斂した。
実施例5 参考例4でえたヒトIFN−γ(化ツマ−)溶出画分4
50m1にlQmM還元型グルタチオン。
150mM塩化ナトリウム、0.5Mi[酸グアニジン
および0.01%ツイーン20を含む25mM酢酸緩衝
液(pH6,0)の希釈液3.240Iltを添加、混
合し、タン内含、110.05〜/lrlの低濃度溶液
を調製した。この溶液を予め、10m1ll還元型グμ
タチオン、150mMtn化ナトリウムおよび0.01
%ツイーン20を含む25mM酢酸俵衝液(pH6、0
)で平衡化したセファデックスG−25のカラム(14
X100cIIK)に負荷し、同一緩衝液でゲル濾過を
行い、塩酸グアニジンを除去したヒトエFN−γの溶出
画分3.180 we(155,8W)をえた。この溶
液のタン内含景工U/Wタン白であった。この溶液を4
℃で48時間熟成させたのち、実施例2と同様の方法で
159+/まで濃縮した。この濃縮液は澄明で、そのタ
ン白含量は0 、92 W/weであった。タン白回収
率は93.9%(146,3〜)であった。
なおヒトエFNづの比活性は6.8XlO’工U/q 
タン白であった。
実施例6 参考例2と同様の方法でえたと)IFN−7(化ツマ−
)溶出画分435m1(0゜392Hg/r?)に15
0mM塩化ナトリウム、0.5Mm酸グアニジンおよび
0,01%ツイーン20を含ム25mM#酸腹衝液(p
H’6 、0ンの希釈液2.975x/を添加し、タン
白含量0 、05 q/mlの溶液を調製した。この溶
液を予め窒素ガスを注入し、十分に脱気したt 50 
mM 塩化ナトリウムおよび0.01%ツイーン20を
含む25mM酢酸緩衝液(、pH6,0)で平衡化した
セフ1デックスG−25カツム(14X100cII)
に負荷したのち同一緩衝液でゲ/L’濾過を行い、塩酸
グアニジンおよび還元型グルタチオンを除去したとトエ
IN−rの溶出画分3.2’80m1(l18WIII
含有)をえた。この溶液のタン白含量は0.04211
1/mlであった。タン白回収率は81%で、そのヒト
エKN−7の比活性は2.8X10  工U/1q タ
ン白であった。
この溶液を4℃で24時間熟成させたのち、実施例2と
同様の方法で300府lまで濃縮した。そのタン白含量
は0.239〜/ tlであった。タン白回収率は52
%(71,8η)で、ヒトエFN−γの比活性は1.l
X10’Iυ、4ツ タン白でおうた。
実施例I 実施例5で得たヒ)IFN−γの性状は以下のとおりで
あった。
(1)  ドデシ/I/硫酸ナトリウムのスラブ電気泳
動法(8D8−PAGE)による分子Ji測定見かけ上
の分子量約18,000でモノマー−に収斂した。
測定条件:8D8濃度、0.1%;アクリ〜アミド濃度
6%(l縮ゲ/L/)、12.5%(分離用ゲ/1/)
N電圧160VC濃縮時)。
180V(分離時);濃縮60分9分離2.5−3.0
時間1発色剤、クマシーブリリアント プμ− (2)  ゲlv濾過による分子量測定見かけ上の分子
量は約40.000であった(第1図)。
測定条件 (リ 資料:本発明の高濃度とトエFN−γ水溶液(タ
ン白濃度−1,731 11jg/肩11但しツイーン20を含まない) meタン白: 牛血1アルブミン(M、W。
68.000)、卵白アルブミン (M、W、45.000)、キ毫ト リプシノーゲンA (M、W。
25.000)、チトクロームC (M、!、12,500) (11)ゲ/L’濾過:25mM酢酸アン屹ニウム。
150 mM NaC1およびIQ’mM還元型グルタ
チオンを含むpH6,0の緩衝 液で平衡化したセファデックスG− 100カラム<2.7×B7as>に資料2.46ダ4
ゴおよび各標準タン白 5q/2薦lを負荷し、溶出速度21d/時藺、フック
シ、ン4.5mlでゲル濾過を行った。
(aj−S’DS存在下におけるゲル濾過による分子量
測定 見かけ−1−の分子量は約18,000であった(第2
図)。
測定条件 (1)資料二本発明の高濃度ヒ) I F N−γ水溶
液(タン白濃度−1029mμl。
但しツイーン20を含まない) 標桑タン白:牛血清アルブミン(M、W。
68.000)、卵白アルブミン (M、W、45,000 ) 、キモトリプシノーゲン
A (M、 W、25,000 )+チトクロームC(
MoW、■2.500〕(11)  ゲル濾過:25m
M酢酸アンモニウム。
150mM NaCl  10mM4元型グルタチオン
および0.1%SDS を含むpH6,0の緩衝液で平衡化 したセファデックスG−100カ ラム(2,7X87訓)に資料206 1n? / 2 mlおよび各標準タン白5■/ 2 
mlを負荷し、溶出速度21mg/時間、フラクション
4.5 mlでゲル濾過を行った。
実施例5で得たヒトIFN−γは、5DS−PA、 G
 EおよびSDS存在下におけるゲル濾過では単量体(
見かけ」−の分子量約18,000)として検出され、
ゲル濾過では二量体(見かけ上の分子量約40,000
)として検出されることから、分子量約18,000の
サブユニットからなる二量体であり、その結合は非共有
結合であることが判明した。すなわち、このヒ)IFN
−γは共有結合的には単量体であり、非共有結合的には
二量体である。
実施例8 参考例4でえたヒ)IFN−γ(七ツマ−)溶出画分8
6m13にtomM還元型グルタチオン。
150mM塩化ナトリウムおよび0.5 M塩酸グアニ
ジンを含む25mM酢酸緩衝液(pH6,0)の希釈g
7.164m1を添加、混合し、タン白含量0、059
 mLi/meの低濃度溶液200+++lを調製した
この溶液を予め、10mM還元型グルタチオンおよび1
50mM塩化ナトリウムを含む25 mM #酸緩衝液
(p I−16,0)で平衡化したセファデックスG−
25のカラム(5X60儂)に負荷し、同一緩衝液でゲ
ル濾過を行い、塩酸グアニジンを除去したヒ)IFN−
γの溶出画分218m1をえた。
この溶液のタン白含量は0.0457”グ/meであっ
た。
溶出液をアクロ5’0A(0,2μm;ゲルマン社)を
用いて滅菌濾過した後、37°Cで8日間熟成させた後
ダイアフローpM−10(アミコン社製限外濾過膜)で
限外濾過し、10Mまで濃縮した。
この濃縮液は澄明で、タン白含量は0.9051”i’
/mlであった。また5DS−PAGEで七ツマ−に収
斂した。なおヒト■FN−γの比活性は3,7X10 
 IU/ηタン白であった。
実施例9 参考例5 (ili )でえたdes (0ys−Ty
r −0ys )IFN−γ含有溶出画分の2.2m1
(0,881”9/ml含有)に8倍量の150mM塩
化ナトリウムおよび0.5 M塩酸グアニジンを含む2
5mM酢酸緩衝液(pH6,0)の希釈液を添加、混合
し、低濃度溶液を調製した。この溶液を予め1”50 
mM塩化ナトリウムを含む25mM酢酸緩衝液(pH6
,0)で平衡化したセファデックスG−25カラム(2
,6X15cm)に負荷し、同一緩衝液で溶出し、塩酸
グアニジンを除去したdes (Cys −Tyr −
Cys ) I F、N−γの溶出画分80m1をえた
。この溶液のタン白含量は0.0227’97m1で、
澄明であった。
本溶出画分を4 ”Cで24時間熟成したのち、ダイア
フローYM −10、25mmφ(アミコン社製限外濾
過膜)を用い限外濾過により濃縮しフィルター(0,2
μm)で濾過し0.68 mlの澄明な溶液を得た。タ
ン白含量は0.670 LIMi/mlであった。
またタン白回収率は68%であった。
実施例10 実施例9で得られたdes (Cys−Tyr−Cys
 ) I FN−γの性状は以下のとおりであった。
(1)  5DS−PA()Eによる分子量測定見かけ
上の分子量約17.000で七ツマ−に収斂した。
測定条件:SD8濃度、0.1%;アクリルアミド濃度
4%(a縮ゲル)、12.5%(分離用ゲル);電圧、
60V(#縮時)、180V(分離時);濃縮60分1
分離3.0時間;発色剤、クマシーブリリアント ブル
ー (2)ゲル濾過(二よる分子量測定 見かけ」−の分子量は約35,000であった(第3図
)。
測定条件 (1)資料:本発明の高濃度des (Cys −Ty
r−Oys)IFN−γ水溶液(タン白濃度−0,67
0〜/ml) 標準タン白:牛皿漬アルブミン(M、W。
68.000)、卵白アルブミン(M。
W、45,000)およびキモトリプシノーゲンA(M
、’W、 25,000)(11)ゲル濾過;25mM
酢酸アンモニウム、および150 mMNacIヲ含む
pH,6,O(7)緩衝液で平衡化したセファデックス
a −100カラム(to X 55cIn)’に資料
0、27m!i’/ 0.4mlおよび各標準タン白1
〜/ 0.4 mlを負荷し、溶出速度2ml/時間、
フラクションQ、 5 mlでゲル濾過を行った。
本発明のdes (Cys −Tyr−Cys ) I
 F N−γは、S D S −1?A G Eでは単
量体(見かけ上の分子量約17.000 )として検出
され、ゲル濾過では二量体(見かけ上の分子量約85,
000)として検出されることから、分子量約17.0
00のサブユニットからなる二量体であり、その結合は
非共有結合であることが判明した。
参考例1 特開昭58−189197号公報実施例8記載の発現用
°ヒ)IFN−γ遺伝子を有する菌株RRI(pRK 
24.8 cIts、pR,c 281/IFI−90
01をM9−グルコース培地で30′Cで菌体濃度が8
〜4×lO細胞7mlになるまで培養した後、グルコー
ス、カザミノ酸を濃度がそれぞれ1,0%。
05%になるように加えて42℃で1時間誘発させた。
得られた培養液を遠心分離にかけて菌体を集め、凍結し
て保存した。
参考例2 (1)参考例1でえた凍結菌体1000Fに7M着醋酸
グアニジンよび2mM  フェニルメチルヌルホニμフ
ルオライドを含む100mM)リス塩酸緩衝液(pH7
、0)を3000.w?加え、4℃で1時間攪拌したの
ち遠心分離機(17,000rpm/30分)に付し、
澄明な上清液をえた。この上清液を137mM塩化す[
リウム、 ’77 mM塩化カリウム+8mu リン酸
二ナトリウムおよび1.5mMリン酸−カリウムから成
る緩衝液(以下P。
B、Sと略す)で70倍に希釈し、生じてくる沈澱物を
シャープレス遠心分離機(,10,000rpm)に付
して除去した。次いでえられた上清液2204をベリコ
ン(ミリポア社製i分画分子量210.000)で15
4にまで環線した。この濃縮液を4℃で一夜放置し、生
じた沈澱物をさらにVヤープレス遠心分離機にかけて除
去した。この上清液を予め充填した抗体力ツム(Ab(
Moγ2−11.1)  15X303)K流速1,0
00m1/時間で負荷したのち、PB802,500+
1.1M塩化ナトリウムおよび0.1%ツイーン20を
含んだlQmMリン酸緩衝液(pH7,0)の5,00
0m1゜PB802,500+wlおよび0.−5M塩
酸グアニジンを含んだ20 mM ’jlン酸緩衝液(
pH7、0)の2.500gtの各洗浄液を遂次抗体カ
ラムを通過させたのち、2M塩酸グアニジンを含む23
mM  リン酸緩衝液(pH7、0)で溶出し、抗ウィ
ルス活性を有する溶出画分500m1を集めた。
(II)参考例2(1)で得た溶出画分にシスティン塩
酸塩を10mM量添加した。
このヒトIFli−7水溶液500m1を予め1mMエ
チレンジアミン四酢酸酢酸塩−15Q1 塩化□丹すウ
ム、’10mMシスティン塩酸塩および2M塩酸グアニ
ジンを含んだ25mM酢酸緩衝液(’pH6,0)で平
衡化したセファクリ−)Lz8−200(ファルマシア
社[)のカラム(9X100σ)に負荷し、同一緩衝液
で溶出し、七ツマー溶出画9嵐、。イ、を、あだ。3゜
よう、いえ、わえヨ分はドデシ)V硫酸ナトリウムの7
ラブ電気泳IJ法(以下8 ’D S L−P A C
J Eと略す)でもモ九−に収斂した。(見かけ上の分
子量約18,000)。
この分子ふるい操作により比活性3 、3 X I 0
6エU/クタン白のヒトX F N −7を201〜え
た。
参考例3 41例2 (II )でえたヒト工F N−γ(モノマ
ー)溶出画分530m1CO、379q/st/)のう
ちの200srt(75,8りを予めl0mMシスティ
ン塩酸塩、150mM塩化すYリウムおよび0.01%
ツイーン20を含む25111M酢酸緩衝液(pH6、
0)の平衡化緩衝液で平衡化したセファデックスG−2
5のカラム(5X603)に負荷し、同一緩衝液で溶出
し、塩酸グアニジンを除去したヒト1FN−7の溶出画
分180評/をえた。
この溶出液は溶出直後に白濁を生じ沈叙したので、遠心
分離(10,OQOrpm/30分)に付しその上清液
のタン白含量を測定したところ0.05gF/ xt 
テあった。タン白回収率は11.9%(9#)であった
。なおヒ)IFN−γの比活性は3.3XIOIU/ダ
タン白であった。
参考例4 参考例2(■)の方法で得た溶出画分420rslに還
元型グルタチオンをlQmM量添加し、ヒト工FN−γ
を七ツマ−に収斂させた。
このヒトIFN−γ水溶液420 mlを予めImMエ
チレンジアミン四酢酸酢酸塩50mM塩化ナトリウム、
10mM還元型グルタチオンおよび2M塩酸グアニジン
を含んだ25mu酢酸緩衡液緩衝液6.0)で平衡化し
たセファクリ−/L’S−200(ファルマシア社製)
のカラム(9XI00171)に負荷し、同一緩衝液で
溶出し、化ツマー溶出画分450ttlを集めた。本操
作によシ比活性3.4×106 工U/qタン白のヒト
1FN−γ(0,410q/肩l)を得た。
参考例5 des (Cys −Tyr−Oys ) I F N
−γの製造(1)形質転換体の製造 IFN−γ発現フ”ラスミドpR028/IFI−90
0(EPO公開第0089676号公報実施例7参照〕
を制限酵素NdeI、Nco工で消化し、工FN−γ遺
伝子部分を含むNdeI−NcoI 710 bp  
D N A断片(A)を分収した。一方、プラスミドp
T’(023を制限酵素Bg1. H、EcoRIで消
化し、λPLプロモーターを含む265□bpのDNA
断片(B)を分取した。(Al、(B)と化学合成して
得た蛋白合成開始コドンを含むオリゴヌクレオチドアダ
プター AATTC!A、TOOAGGATCCAC)TAOG
TOCTAG()TAT をT4DNAリガーゼを用いてNdel 、EcoRI
ののりしろ部分に結合させた。得られたDNA断片をN
coI 、BglII で処理して得たプラスミドpR
028/IFニー900に結合させ、Oys −Tyr
−cos欠落IFN−γのポリペフ”チドなコードする
発現プラスミドpLC2を構築した。(第4図)このプ
ラスミドp、LO2を用いてO0henらの方法〔プロ
シージング オブ ナショナル アカデミ−オブ サイ
エンス USA 、第69巻、2110頁(1972)
)に従って大腸菌RRI(pRK248  cIts)
を形質転換し、形質転換体エンニー33−      
               ・^町すヒア コリ(
Escherichia  colj、=E 、c o
 l j )RFtI(pLC2,pRK−2480I
ts)を得た。
(11)形質転換体の培養 上記(1)で構築したプラスミドを含む菌株E。
coli  RRI(1)LO2,pRK248 cI
tslを1%バクトドリブトン、05%酵母エキス、0
5%食塩、7μg/mlテトラサイクリンを含む液体培
地5ornl中で、35°C912時間振とう培養を行
った。培養紗を05%カザミノ酸、05%グルコース、
7μg 7ml のテトラサイクリンを含むM9培地2
.51に移し、35°Cで4時間、ついで42°Cで3
時間培養した。遠心分離して菌体を集め、−80゛Cで
保存した。
(iiil  I F N−γd3の精製上記(lll
と同様の方法で得た凍結菌体7,1gを7M塩酸グアニ
ジンおよび2mMフェニルメチルスルフォニルフルオラ
イドを含む0.1M1lス塩酸緩衝液(pH7,0) 
22mlに懸濁し、4°Cで1時間攪拌したのちio、
oooxgで30分間遠心分離にかけて上滑24m1を
得た。この上清にPBS800meを加えて希釈し、抗
体カラム(Mo  γ2−11.1.カラム容量15m
1)に流速1m11分でかけた。そののち、0.5M塩
酸グアニジンを含む20mM リン酸ナトリウム緩衝液
(I)I−I7.O)60mlでカラムを洗浄し、つい
で、2M塩酸グアニジンを含む20mMリン酸ナトリウ
ム緩衝液(pH7,0)45mJで溶出し、抗ウィルス
活性を有する画分25m1を得た。この画分25m1を
あらかじめ1mMエチレンジアミン四酢酸、0.15M
塩化ナトリウム、1omMシスティンおよび2M塩酸グ
アニジンを含む25mM酢酸アンモニウム緩衝液(pH
6,0)で平衡化した七フアクリルS−200(ファル
マシア社製)のカラム(2,6X 94cm )。
カラム容量500mA!にかけ、同−緩衝紗で溶出して
抗ウィルス活性を有する画分40m1を得た。
ここで得られた0ys−Tyr−Oys欠落IFN−γ
のポリペプチド(des (0ys−Tyr−Cys 
) I F N−γ〕は、7.0 m’/であり比活性
は2.7 X 10  IU/”9であった。
参考例6 参考例5 (iiilでえたdes (Cys−Tyr
 −Cys ) I F N−γ溶出画分1.2ml 
(0,621”fl/me )を予め150mM塩化ナ
トリウムを含む25mM酢酸アンモニウム緩衝液<pH
6,o)で平衡化したセファデックスG−25のカラム
に負荷し、同一緩衝液で溶出し、塩酸グアニジンを除去
したIFN−γの溶出画分をえた。この溶出液は溶出直
後(:白濁を生じ沈澱したので、フィルター(0,2μ
m)でr過し、2.4 mlの澄明液を得た。含量は0
150η/mlタン白でタソ白回収率は48%であった
(発明の効果) 本発明i二よりヒトγ型インターフェロンは易溶化され
、高濃度ヒトγ型インターフェロン水溶液を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1.2および3図は、それぞれ実施例? (21。 (3)および実施例10(2)のゲルr過の結果を示す
。 ・は本発明のIFN−γを、○は標桑タン白(A:キモ
トリプシノーゲンA、B:卵白アルブミン。 C:牛血清アルブミン、D:チトクロームC)を示す。 第4図は参考例5に開示した発現用プラスミドpLC2
の構築図を示す。 第5図は146個のアミノ酸からなるIFN−γのアミ
ノ酸配列を示す。 第1図 仝j−量(xlo31 第2図 発S’L  (XIO4) 第3図 扮′j−号 (x104) 第5図 Cys Tyr Cys Gln Asp PrcAl
a Glu Asn Leu Lys LYEGIY 
His Ser Asp Val A1=Leu Ph
e Leu Gly工1e LetGlu Glu S
er Asp Arg LYEGln工1e Val 
Ser Phe’ TYILys Asn Phe L
ys Asp AsILys Ser Val Glu
 Thr工1() Tyr Val Lys Glu : Tyr Phe Asn Ala L Asp Asn Gly Thr 1 LYS Asn Trp Lys ; 工1e  Met  Gln  Ser’ Phe
 LYS Leu phe )Gln  Ser  工le  G1n80    
゛ ; Lys Glu Asp Met Asn Val Lys Phe PheLYS Ar
g Asp Asp PheTyr Ser Val 
Thr AspLys Ala 工1e His Gl
uAla Glu  Leu  Ser  Pr。 LYS Arg  LYS Arg  5erGly 
Arg Arg Ala 5erASn Ser As
n Lys LYSGlu Lys Leu Thr 
AsnLeu Asn Val Gln ArgLeu
  工le  Gln  Val  Metへla A
la 、L   Thr Glys Gln Met Lau Phe Argln

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛋白変性剤を含有するヒトγ型インターフェロン
    の希薄水溶液から蛋白変性剤を除去し、該溶液を液体状
    態で熟成させ、ついで濃縮することを特徴とする高濃度
    ヒトγ型インターフェロン水溶液の製造法。
  2. (2)ヒトγ型インターフェロンが第5図で示されるポ
    リペプチドのN末端部分の4個以下のアミノ酸が欠落し
    たN末端部欠落スピーシーズまたは当該N末端部欠落ス
    ピーシーズのC末端部分が切断されたものである特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。
JP60002586A 1984-01-23 1985-01-09 高濃度ヒトγ型インターフェロンフラグメント水溶液の製造法 Expired - Lifetime JPH064680B2 (ja)

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