JPS61160186A

JPS61160186A - タクシ−・カ−ド処理装置

Info

Publication number: JPS61160186A
Application number: JP122685A
Authority: JP
Inventors: 永田　幸信; 賢治井上
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1985-01-07
Filing date: 1985-01-07
Publication date: 1986-07-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、賃走するタクシ−の乗車料金を、乗客がタ
クシ−の利用毎に支払うのではなく、テレフォンカード
と同じように一定の貨幣挽Ｒ１１ｌｌｉ（ｉＱが記録さ
れているタクシー・カードを作り、これをタクシ−の利
用毎に使用し、かつタクシ−側においてはその都度タク
シー・カードの４４幣換曽価値を書き換えるようにする
キャシュレス・システムに用いるタクシー・カード処理
装置に関する。

（ロ）発明の背景キャシュレス・システムは、多額の貨幣を携行したり、
あるいは小銭の準備したりする危険性、煩雑さのために
多方面に広く利用されつつあり、上記のテレフォン・カ
ードもその代表的な例である。また、このキャシュレス
・システムをタクシ−の賃走料金の支払いに利用ずれば
、タクシ−利用者およびタクシ−ドライバにとっても極
めて便利であり、両者は高額紙幣での支払い時のつり銭
清算の煩雑さ、時間的ロスが避けられ、特にタクシ−ド
ライバは金銭犯罪から安全性を確保される。

しかし乍ら、現在使用されているタクシ−・メータには
上記のタクシー・カードに対応してこれを処理する機能
がないため、システム化されたタクシ−カード処理装置
の開発が要望されるに至っている。

（ハ）発明の目的この発明は以上の点に鑑み、キャシュレス・システムと
しての新規なタクシー・カード処理装置を提供するもの
で、乗客が差し出したタクシー・カードからカードリー
ダによって必要とする情報を読取る一方、盗難等にあっ
たタクシー・カードが不正に使用されないように、乗客
が告げたそのカードの暗証コード番号を入力して、上記
カードリーダが読み取ったコード番号情報とを照らし合
わせる機能を有したタクシー・カード処理装置の提供を
目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、タクシー・カード処理装置本体を賃走設定
した時点から、タクシ−の車軸の回転を検出する手段を
設け、この手段の回転検出信号量から制御部が、走行距
離算出と、時計との併用による停車時間算出とを行なっ
てタクシ−乗車料金を演算し、他方では装置本体に挿入
されたタクシー・カードからカードリーダによって各種
の情報を読取らせると共に、テンキーからカード所有者
の暗証コード番号を入力させて、メモリバックに記憶さ
れている暗証コード番号とを比較し、しかして使用して
いるタクシー・カードが有効であり、上記比較番号が一
致する時に、賃走金額をプリンタにより領収書に打ちだ
し、かつ賃走金額をその都度メモリ・パックに書込むよ
うにしたタクシー・カード処理装置であることを特徴と
する。

（ホ）発明の効果この発明によれば、使用されるタクシー・カードが有効
であるか否か、つまりタクシ−乗車料金に見合う貨幣換
娃価値をそのカードがもっているか否か、そして使用さ
れているタクシー・カードが真正にその乗客のものであ
るか否かを判別するので、タクシー・カードの不正使用
がその場で判断できると共に、キャシュレス化により、
特に密室金銭犯罪の対象となりやすいタクシ−・ドライ
バの安全を確保できる。

またメモリ・パックに賃走料金、使用されたタクシー・
カードのカード所有者暗証コード番号を書込んでゆくこ
とにより、業務終了後の賃走料金の集計等の後方業務の
効率が向上する。

さらに、乗客、即ち、真正なカード所有者は、タクシ−
の利用毎に自動的に領収書を受けとることができるので
、この領収書によって今現在のタクシー・カードが有し
ている貨幣換障価値を適確に把持できる。

（へ）発明の実施例以下、この発明の一実施例を図面によって説明する。

第１図はタクシー・カード処理装置本体を示し、メータ
および処理部を含むメインボックス１と、満・空車表示
器２と、車軸回転検出器３ど、メモリ・パック４、およ
びカードリーダ５を有している。

メインボックス１は、マイクロコンピユータによる制御
部６（第３図に示す）を内蔵しており、第２図に示すパ
ネル部７には、料金表示部８「空車」「賃走」　「回送
」　［割増］　「支払」　「領収書」等の選択ボタン群
９、その他の表示部が設けられると共に、上記メモリ・
パック４を装填する装填口部１０、および領収書を打出
すプリンタ部１１が装備される。

満・空車表示器２は］−ド１２にてメインボックス１に
接続され、上記選択ボタン群９のうちのいずれかのスイ
ッチボタンを押すに伴い、たとえば賃走なら賃走の表示
がなされる。

この満・空車表示器２は、パネル部７どは別の料金表示
部１３を協えるようにしても良い。

車軸回転検出器３はコード１４にてメインホックス１に
接続され、メインボックス１側で賃走のスイッチボタン
を押した時点から、車軸の回転数を検出して、これを制
御部６に送る。

メモリ・パック４には、盗難や紛失にあったタクシー・
カードのカード所有者暗証コード番号が予め記録される
と共に、賃走に使用されたタクシー・カードのカード所
有者暗証コード番号と、賃走料金が書込まれてゆく。

カードリーダ５は、賃走にあたって乗客が差し出したタ
クシー・カード１５が挿入されるもので、またカードリ
ーダ５は上面にテンキー１６を右し、このテンキー１６
にて乗客から聞いたカード所有者暗証＝１−ド番号をセ
ットする。このカードリーダ５も同じくコード１７にて
メインボックス１に接続されている。

次に、第３図の回路動作を説明すると、「賃走」のボタ
ンを押し、乗客の告げた目的地に向けて車を走らせると
、車軸回転検知器３が車軸回転数信号を制御部６に送り
、制御部６はその回転数から走行距離を算出する一方、
交叉点等で車が一時停止すると、車軸回転検知信号が入
力しなくなることから内蔵する時計により停車時間を算
出し、これらによって賃走料金を演算してゆく。

目的地について、乗客がキレシュを出して精算した時は
、「領収書」ボタンを押すことによってプリンタ部１１
は第４図のような領収書１８を打ちだすと共に、その賃
走料金をメモリ・パック４に書込む。しかし、乗客がタ
クシー・カード１５を差し出した時は、これをカードリ
ーダ５に挿入し、テンキー１６により乗客が告げたカー
ド所有者暗シｒコード番号を打ちこむ。

制御部６はカードリーダ５によってタクシー・カード１
５から必要な情報、即ち、そのタクシー・カード１５が
もっている貨幣換１１１１Ｉｉ値およびカード所有者暗
証コード番号を読み出して、賃走料金と貨幣換Ｆｒ価値
を比較し、またテンキー１６から打ちこまれたカード所
誉者暗証コード番号を照合し、前者では貨幣換算価値の
方が大きい時、後者ではカード所有者暗証コード番号が
一致づる時にプリンタ部１１を働らかせて領収書１８を
打ちだし、またメモリ・パック４に使用されたタクシー
・カードのカード所有者暗証コード番号と、賃走料金と
を書込み、他方ではタクシー・カード１５表面に多くは
磁気的に書込まれている貨幣換算価値を上記賃走料金を
差し引いた額に書き直ず。

しかし、賃走料金に比べ貨幣換算価値が小額であったり
、コード番号の一致が見られない時は無効表示と共に、
その旨をメモリ・パックに記録する。

第５図は上記動作のための制御フローチャートであって
、ステップ２０で「賃走」スイッチをオンするに伴い、
ステップ２１．２２によって賃走料金の計算と表示がな
される。次に、ステップ２３の「支払」スイッチのオン
後に、賃走料金がキャッシコで支払れたときはステップ
２４．２５゜２６の領収書発行動作に移るが、タクシー
・カード１５がステップ２７で出された時は、ステップ
２８でタクシー・カード１５から情報が読み取られ、ス
テップ２９．３０．３１ではタクシー・カード１５の有
効性が判断され、有効であるとすると、ステップ３２．
３３に移って領収書の発行、メモリパックへの賃走料金
の記録がなされ、またタクシー・カード１５が盗難にあ
ったもので、それが不正使用されたような無効の場合は
、ステップ３４．３５へ移って無効表示と、無効処理が
なされ、これがメモリ・パックに記録される。そして、
ステップ３６の「空車」スイッチのオンにより制御が終
了する。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はタ
クシー・カード処理装置の構成図、第２図はメインボッ
クスのパネル部の正面図、第３図は制御回路図、第４図は領収書の一例を示す図、第５図は第４図制御回路のフローチャー１−である。３・・・車軸回転検出器４・・・メモリ・パック　　５・・・カードリーダ６・
・・制御部　　　　　　１１・・・プリンタ部第１図１１・・・プリンク（ｐ第４図

Claims

【特許請求の範囲】１、タクシー・カード処理装置本体を賃走設定した時点
から、タクシーの車軸の回転を検出する手段と、この回転検出信号量から走行距離を算出し、かつ回転検
出信号の有無と時計とによって停車時間を算出してタクシー乗車料金を演算する制御部と、上記装置本体に挿入されたタクシー・カードの情報を読取るカードリーダと、上記タクシー・カードの無効登録情報等を予め記憶したメモリ・パックと、カード所有者の暗証コード番号を入力するテンキーと、上記タクシー・カードが有効であり、このカードに記録されているカード所有者暗証コード番号と、上記テンキーからの入力暗証コードが一致する時に、精算金額を領収書に打ちだすプリンタを含み、上記賃走料金はその都度メモリ・パックに書込まれるようにしたことを特徴とするタクシー・カード処理装置。