JPS61159584A - カルシウム剤補給装置 - Google Patents

カルシウム剤補給装置

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JPS61159584A
JPS61159584A JP59281432A JP28143284A JPS61159584A JP S61159584 A JPS61159584 A JP S61159584A JP 59281432 A JP59281432 A JP 59281432A JP 28143284 A JP28143284 A JP 28143284A JP S61159584 A JPS61159584 A JP S61159584A
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JP
Japan
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water
calcium
chamber
calcium agent
storage chamber
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JP59281432A
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Shinichi Sugano
信一 菅野
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明カルシウム剤補給装置、より詳細に述べれば冷
暖房設備などの流体回路におけるカルシウム剤補給装置
に関する。
例えば、冷暖房設備あるいは給湯設備などにおいては、
各単位装置えの流体の供給に当つて、その流体中に気泡
が含まれており、あるいはボイラー等において水の加熱
時にも気泡が発生するので、相当期間中には冷暖房設備
および、その各単位体すなわちユニツトならびに流体回
路の内壁面に於ける金属部分が酸化され、ついには腐食
するに至る。したがつて、ボイラーその他の供給源から
各単位体を通る冷暖房設備の流体回路に於て、単位体の
上流側に、流体中に含まれる気泡を排出する脱気装置を
設けることが望ましい。また流体回路に脱気装置を配設
した場合のもう一つの好ましい利益として、冷暖房設備
の流体回路に於て、循環ポンプの羽根で流体を圧送する
と流体が配管系回路の内壁面を噛む様な乱流状態で流れ
るために回路の内壁面を磨耗し、腐食の原因になるので
あるが、この乱流が接続主管の内径上りも、より大直径
の脱気装置の膨張管内を通過すると「自動車の排気マフ
ラーの原理」つまり「連続の理」により減流速、減圧す
るので、脱気装置の吐出側導管と接続する下流側主管回
路内の流状が、流体回路の内壁面に沿い平行線状に流れ
る層流化つまり整流化が計られる。
斯様に、脱気装置を設置した下流側の流体回路の流状が
整流化されることにより、流水中にイオン元素状で溶存
してる各種の元素がイオン交換現象により、回路の内壁
面に酸化鉄被膜が形成され、その上皮面にカルシウム被
膜が形成し、次いで其の上皮面に硅酸被膜を形成し、次
いで其の最上皮面に亜鉛被膜を形成する順序層で堅固な
絶縁性の防錆自然被膜が形成されることは、すでに北海
道立工業試験場に於てスケール分析で立証されて居るし
、大手設備業界でも公知されてるものである。 しかし
ながら、この種の脱気装置を冷暖房設備の流体回路に設
置した場合において、水質内容によつては、流体回路の
内壁面に前記の防錆自然被膜層の形成期間が相当日時を
要する場合がある。その原因は、例えば日本の原水中に
は前記防錆自然被膜層形成の母層となるカルシウム被膜
の母材であるカルシウム成分が、極めて微量しか溶存し
てないことが主な原因である。
したがつて、この発明は以上に述べた通りの流体回路に
おいて前記の脱気装置と併設して、流体回路の原水中に
カルシウム剤収容室から人為的にカルシウム成分を溶出
補給して、流体回路の内壁面に早期にカルシウム被膜を
形成し、もつて短期間で前記の防錆自然被膜の順位層の
形成を完了させて、サビヤ赤水の発生を未然に防止する
、極めて小型で然かもカルシウム被膜形成効率の優れた
カルシウム剤補給装置を提供することを目的とする。さ
らにこの発明の目的は、狭少な場所にも容易に取付ける
ことができ得るカルシウム剤補給装置を提供することに
ある。
この発明の以上の諸目的と、それ以外の利益とは、この
発明のカルシウム剤補給装置に関する好ましい実施態様
について、添付図面と併せて詳細に述べる説明によつて
容易に理解されよう。
図面において第1図は、この発明のカルシウム剤補給装
置40を配置すべき位置を明確にするために、温水暖房
設備の流体回路を例にとつた略系統図である。第1図に
おいて液体の供給源たとえば水槽Tより水が導管Cを介
してボイラーBに送られる。ボイラーB内で加熱された
温水は、循環ポンプPを経て導管Gを通り、例えば温水
バネルヒーターその他のラジエーターのエニツトUTに
送られエニツトUTより導管Cを径て再びボイラーBに
至る流体回路を循環する。 以上に述べたような流体回
路において、第2図に示す脱気装置10は、その回路内
の適切な場所、すなわち例えば循環ポンプPとユニツト
UTとの中間の導管C1〜C2の間に配設し、 この発
明のカルシウム剤補給装置40は、前記脱気装置10の
下流側すなわち例えば、脱気装置10と、ユニツトUT
との間の導管C2の間にバイバス導管C3を設けて配設
するものである。
また、例えばユニツトUTとボイラーBとの間の導管C
の適当なケ所にフランジ継手を用いて、テストビース短
管T.Pを配設しておくことが望ましい。 次いで、た
とえばこの発明と関連のある脱気装置について、第2図
に示す特許出願番号、昭56−026745号の明細書
に開示された応用設計による逆Y字型脱気装置10にお
いて、その概要を説明する。 第2図において31、3
3は逆Y字型に配置した膨張筒であるが、膨張筒31、
33の両端壁には、それぞれ上流側の流入導管C1と下
流側の流出導管C2とに接続するための継手装置17と
19が設けてある。前記逆Y字型に配置した膨張筒31
、33の接合部には、上方に直立した気体溜め筒32を
固定してある。 前記気体溜め筒32の上部壁面から脱
気管24を気体溜め筒32の内部に挿入して取付けてあ
り、脱気管24の上部末端には自動排気体弁25が固着
してある。 流液が小さな管径の流入導管C1から、よ
り大直径の膨張筒31の第1膨張部E1内に流入すると
、流液は「自動車の排気マフラーの原理」で減流速及び
減圧される。 したがつて循環回路内を水流に巻き込ま
れた状熊で流液とともに流れていた微細な気泡が、第1
膨張部E1、次いで第2膨張部E2において浮力を増し
て上昇し、一括、気体溜め筒32内に急浮上し、脱気管
24を介して自動排気弁25から大気中に排出される仕
組みである。 他方、循環ポンプの羽根で圧送した流液
は、第3図の流線が示す様に回路の内壁面を噛む様な乱
流状で流れてたものが、脱気装置10の膨張筒31、3
2に流入して第1膨張部E1、第2膨張部E2、第3膨
張部E3を通過して下流側の流出導管C2に流入した流
状は、第4図の流線が示すように、回路の内壁面に沿つ
て平行線状の流状の層流化つまり整流化した状熊の流状
に変化する。斯様に回路内の流液が脱気装置10を介し
て水中の気泡を一括脱気し、同時に整流化した条件を備
えると、前述の通り回路内の流液中にイオン状で溶存し
てる各種の元素が、イオン交換現象により、回路の内壁
面に酸化鉄被膜、カルシウム被膜、硅酸被膜、亜鉛被膜
の順位層で堅固な防錆自然被膜層が形成される。 従つ
て冷暖房装置の適切ケ所に脱気装置10を配置すること
で、流液中に混在する気泡を一括脱気して錆や赤水発生
の原因である水酸化第2鉄の生成を未然に防止すると同
時に、乱流を整流化して前記の堅固を防請自然被膜が形
成され金属回路の内壁面の腐食を防止する利益が得られ
るが、 水中にカルシウム成分が微量しか溶存してない
場合には、前記の防錆自然被膜層形成の母層であるカル
シウム被膜の形成に日時を要するので、回路の内壁面に
おける前記の防錆自然被膜順位層形成の完了までに相当
の日時を要する不利益を及ぼす場合がある。
第5図は、この発明のカルシウム剤補給装置40を、こ
の装置の長手軸線に沿つて縦断面図として示す略図につ
いて説明する。 第5図で明らかなように、カルシウム
剤補給装置40は、本体容器部44と蓋部材45および
連絡管部47とから成つている。 本体容器部44には
、上部に手動ミニ脱気弁46を設けた蓋部材45が嵌合
してある。また本体容器部44の内部には、通水多孔板
61を設置して、通水多孔板61の上部室は、カルシウ
ム剤収容室51と、下部室は混合水室60とに区分して
ある。 カルシウム剤収容室51には、粒状のカルシウ
ム剤53が填充してある。 混合水室60には、通水多
孔板61の中心部から下方の混合水室60に垂直に突き
出た垂直部62が固定金具65で固定してあり、垂直部
62の先端部には、回転羽根63が嵌合してあり、止め
金具64で混合水室60の中間部に位置づけしてある。
本体容器部44の底部壁には、先端に流体そらせ突起部
49を設けた流入導管48と、下流側に流出導管50と
が配設してあり夫々連絡管部47と連結してある。連絡
管部47の両端部には、上流側の導管P1と下流側の導
管P2とに接続するために継手装置52、54が設けて
ある。 この発明のカルシウム剤補給装置の実施態様に
おいては、以上に述べたように構成してあるので、導管
P1より連絡管部47に流入した原水は、流体そらせ部
49の導入作用により要易に流入導管48内に導かれて
上昇し、混合水室60内に流入する。 混合水室60内
に流入した原水は、水流の作用を受けて回転する回転羽
根63から発生する上昇水流の影響で、通水多孔板61
を通過しカルシウム剤収容室51内に送り込まれる。
カルシウム剤収容室51に送り込まれた原水は、カルシ
ウム剤53の一粒々の表面を洗う様な流状を呈しつゝカ
ルシウム剤層を万遍なく通過する。斯様に原水がカルシ
ウム剤層を洗うような流状で通過することで、粒状カル
シウム剤の表面から水中にカルシウム成分が、カルシウ
ムイオンの元素状で溶出する際の遊離効率をたかめる効
果がある。
因みにカルシウム剤は具殻を焼いて細かく砕き活性炭酸
カルシウム状にしたものが、溶解度がよいので使用に好
ましい。前記カルシウム剤層を通過した流水はカルシウ
ムイオン水となり、再び通水多孔板61を通過して混合
水室60内に流出し、流線が示す様に流出導管50を介
し連絡管部47に流出し、継手装置54によつて接続さ
れた下流側の導管P2に流入して、例えば第1図に示す
ユニツトUTを通過し導管Cを通つて温水ボイラーBに
戻り、再び流体回路の循環を繰り返す。 従つて、流温
水が、この発明のカルシウム剤補給装置40を通過する
ごとに流温水中には溶存カルシウムイオン成分が濃厚と
なり、流温水中のカルシウムイオン元素がイオン交換現
象により、流体回路の内壁面に付着してカルシウム被膜
が早期に形成され、この発明の目的が達成される。 な
お、この発明のカルシウム剤補給装置は、水道の配管系
路、例えば高架水槽からの流出管の上流側に装置した場
合も、下流側の配管回路の内壁面に前記と同様の被膜形
成の成果が得られ、同時に水中のカルシウムイオンが飲
水をおいしくまろやかにする利益がある。 因みに、流
体回路の全内壁面に防錆自然被膜層の形成が完了したの
ちに於ても、乱流による内壁面の磨耗損傷を防止するう
えで、引続き脱気装置を設置することが望ましい。
以上、この発明のカルシウム剤補給装置40の具体的な
実施態様について述べたが、これまで述べた内容と、特
許請求の範囲に記載の構成要件に応じて種々この設計を
変更することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のカルシウム剤補給装置の配設部位
を説明する流体回路の略図、 第2図は、脱気装置の従来例の断面図、第3図及び第4
図は、それぞれ流体回路内の流状を示す部分断面図、 第5図は、この発明のカルシウム剤補給装置の実施態様
を示す立断面図である。 図面において参照符号と要部との関係は、下記の通りで
ある。 40−−−−カルシウム剤補給装置 44−−−−本体容器部 45−−−−蓋部材 47−−−−連絡管部 48−−−−流入導管 49−−−−流体そらせ突起部 50−−−−流出導管 51−−−−カルシウム剤収容室 60−−−−混合水室 61−−−−通水多孔板 63−−−−回転羽根

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冷暖房設備などの流体循環回路において、流体回路
    を通過する液体中にカルシウム剤収容室から人為的に溶
    出カルシウム成分を補給して、配管系のパイプ及び各種
    配管機器類の内壁面に早期に防錆カルシウム被膜を形成
    するためのカルシウム剤補給装置において、 本体容器部と、手動ミニ脱気弁を固着した蓋部材と、接
    続主管との連絡管部とから成る とし、前記カルシウム剤収容室のカルシウム剤に接触さ
    せようとする流水の導入連絡管を備えに、前記本体容器
    と、前記本体容器内の適当に流水を通過させるための通
    水多孔板を設けて、前記通水多孔板の上方室を前記カル
    シウム剤収容室し、下方室を前記カルシウム剤収容室を
    通過した水と、まだ通過してない導入原水との混合水室
    として、前記導入原水を前記を前提にカルシウム剤収容
    室に速やかに上昇送流する目的で、前記通水多孔板の中
    心部から下方の前記混合室内に垂直に突き出た垂直部に
    回転羽根を嵌合し、前記混合水室の下流側において前記
    本体容器に流出連絡管を設けたことを特徴とするカルシ
    ウム剤補給装置。 2、前記本体容器内に内に流水を導入しやすくするため
    に、前記導入連絡管の下端部に流体導入突起部を設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のカルシ
    ウム剤補給装置。
JP59281432A 1984-12-31 1984-12-31 カルシウム剤補給装置 Pending JPS61159584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5910084A (en) * 1995-10-31 1999-06-08 Ykk Architectural Products Inc. Reinforcing structure for vertical frame member of sash frame

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5910084A (en) * 1995-10-31 1999-06-08 Ykk Architectural Products Inc. Reinforcing structure for vertical frame member of sash frame

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