JPS6115858A - アルファーベータエチレン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法 - Google Patents

アルファーベータエチレン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法

Info

Publication number
JPS6115858A
JPS6115858A JP60137637A JP13763785A JPS6115858A JP S6115858 A JPS6115858 A JP S6115858A JP 60137637 A JP60137637 A JP 60137637A JP 13763785 A JP13763785 A JP 13763785A JP S6115858 A JPS6115858 A JP S6115858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
reactor
formaldehyde
monocarboxylic acid
acid compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60137637A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0226616B2 (ja
Inventor
トーマス・ジー・スミス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BP Corp North America Inc
Original Assignee
BP Corp North America Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BP Corp North America Inc filed Critical BP Corp North America Inc
Publication of JPS6115858A publication Critical patent/JPS6115858A/ja
Publication of JPH0226616B2 publication Critical patent/JPH0226616B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/584Recycling of catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明の分野はアルファーは一ターエチレン性不飽和カ
ルボン酸化合物の製法に関するものであり、その方法は
、(1)吻相脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアル
デヒド8とを反応器へ供給し、(2)気相条件下で上記
の飽和モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒドを縮合
させて上記飽和カルボン酸化合物よシ炭素原子が1個多
いアルファー(−ターエチレン性不飽和モノカルボン酸
化合物を固体触媒の存在下において生成させ、(3)上
記反応器中で」二記固体□触媒上にコークが沈着したの
ち、脂肪族モノカルボン酸化合物とポルムアルデヒド9
化合物の上記反応器への供給を止め、稀釈酸素を、上記
触媒上に650°F(343℃)をこえない温度、好ま
しくは550°FC288℃〕をこえない温度において
、発熱を約10から30°F(5,6から167℃)へ
抑制しながら通し、約20%の酸素と80%の不活性ガ
スとの混合物例えば空気で以て発熱がなくなるまで発熱
を約10から30°F(5,6から16.7℃)へ抑制
しながら酸素含量を増分的に増し、次いで25から75
′″°F(13,9から41.7℃)づつ温度を増分的
に上げ脱コークが約650から800°F(34,3か
ら427℃)において完了するまで発熱を約10から3
0°F(5,6から16.7℃)へ制御する、ことから
成る。
より特定的にいえば、本発明の分野は1個または1個よ
り多くの反応器中でメタクリル酸をプロピオン酸とホル
ムアルデヒドから気相アルド9−ル型縮合反応において
固体触媒の存在下において製造する方法に関するもので
あり、その場合、コークが第−反応器中で固体触媒上に
沈着したのち、プロピオン酸−ホルムアルデヒド9の供
給を第二反応器へ転換させるか完全に停止し、稀釈酸素
をコーク沈着固体触媒上に5506F″(288℃)よ
り低い温度において通して上記触媒を脱コークする。固
体触媒は好ましくは第1族または第■族金属の少くとも
一つのカチオンとシリカ担体とから成り、との担体は好
ましくは20から275 m2/j;/の表面積、0.
1から0.8 CC/ 、9の細孔容積、および75A
から20OAの平均細孔径をもつ。
発明の背景 メタクリル酸およびアクリル酸のような不飽和酸、アク
リロニトリル、およびメタクリル酸メチルのようなこの
種の酸のエステルは相当するポリマー、樹脂などの製造
に広く用いられている。各種の方法と触媒が酢酸または
プロピオン酸のようなアルカン酸とホルムアルデヒドゝ
とを和尚スるモノカルボン酸例えばメタクリル酸ヘアル
ドール型反応によって転化させるために提案されてきた
−S的には、酸とホルムアルデヒドとの反応は蒸気相ま
たは気相中で塩基性または酸性の触媒の存在下でおこる
飽和カルボン酸化合物より炭素数が1個多いアルファー
ベーターエチレン性不飽和脂肪族モノカルボン酸化合物
を生成させる脂肪族カルボン酸化合物とホルムアルデヒ
ドゝとの反応についての開示に関しては、文献が豊富で
ある。
カーク・オスマーの第5巻、第3版(1981)の36
4頁と374頁において、プロピオン酸塩−ホルムアル
デヒド径路がメタクリル酸またはメタクリル酸メチルの
製造において考慮されていることが述べられている。カ
ーク・オスマーは適当な触媒は高い選択率と転化率を与
えるべきでありかつ少くとも6ケ月の寿命をもつことを
述べている。
効果的な触媒はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
アルミノ珪酸塩、水酸化カリウムまたは水酸化セシウム
で処理したシリカ、アルミナ、およびランタン酸化物を
含む。カーク・オスマーはそれらの結果がある範囲の転
化率と選択率にわたっておりかつ一般的には最良の結果
は約50%の転化率において80%以上の選択率である
ことを示しているが、これらの転化率と選択率は、カー
ク・オスマーがホルムアルデヒドに対する実質上モル過
剰のプロピオン酸を使用する方法に言及しないかぎp高
すぎると思われ、それらの転化率と選択率はホルムアル
デヒドを基準としている。プロピオン酸をホルムアルデ
ヒドとモル当量で用い転化率と選択率がプロピオン酸を
基準とするときには、選択率と転化率パーセントはとも
に低い。従来技術を注意深く概観しても、反応が1日以
上あるいは2日以上継続された操作例を当量において示
すことができない。これは驚くことではなく、なぜなら
ば、我々の経験では、触媒寿命は一般的に短かく触媒上
にコークが沈着しその結果触媒活性が急速に落ちること
が示されているからである。
コーク沈着触媒表面に関する我々の研究では、コークの
沈着は触媒表面のある領域の活性能を減らし、継続的な
触媒活性能は触媒表面上の沈着コーク量だけでなく触媒
組成に依存することが示されている。コーク付着シリカ
触媒床の2gまたは3gならば空気で以て1000°F
(538℃)において再生できるけれども、さらに大き
いコーク付着シリカ触媒床はこれらの再生条件の下で焼
結をおこすO 我々の研究では、はぼ等モル濃度のプロ1オン酸とホル
ムアルデヒドを使用するとき、シリカ担持触媒はプロピ
オン酸を基準にして比較的高度の転化率と選択率を提供
することが示された。一般には、反応温度が高いほど、
プロピオン酸の転化パーセントが大きくかつ触媒の選択
率が低い。我々の研究ではまた、シリカ担体は、触媒表
面積が減少し一方平均細孔径が増加するという意味にお
いて、長時間の間で劣化する傾向があることが示された
。表面積が約10ないし20m2/gへ落ち1200Å
以下の直径をもつ細孔数が減少するにつれて触媒活性は
急速に落ちる。この劣化はまた反応媒体の含水量の関数
でもある。水の存在が多いほど、シリカゲル担体の劣化
は早い。実質上無水の反応剤を使用できるけれども、生
成物1分子あたり1分子の生成水が存在する。その上、
アルカリ金属またはアルカリ土類金属のカチオンが触媒
担体から揮発する傾向が存在し、その結果、触媒活性(
転化%および/または選択率%)は急速におちる。
カーク・オスマーが指摘するとおり、より長時間の運転
を可能にする触媒系を求める要請が存在している。カー
ク・オスマーは触媒寿命は少くとも6ケ月であるべきで
あると述べているが、我々は24時間から48時間以上
の縮合反応を開示している従来法の例を知らない。従っ
て、実質的々触媒劣化をおこすことなく長期間にわたっ
て利用できる、プロピオン酸化合物をメタクリル酸化合
物へ転化する適当な触媒および/または方法を求める要
求が存在している。
本発明の一般的目的は飽和脂肪族モノカルボン酸化合物
とホルムアルデヒド化合物とをアルファーは一ターエチ
レン性不飽和モノカルボン酸化合物へ接触的に縮合させ
ることに使用するのに適する新しい触媒再生方法を提供
することである。その他の目的は以後において明らかに
なる。
本発明の目的はアルファーは一ターエチレン性不飽和カ
ルボン酸化合物を製造する方法によって達成することが
でき、その方法は、(1)飽和脂肪族モノカルボン酸化
合物とホルムアルデヒドゝを反応器へ供給し、(2) 
 気相条件下で上記飽和モノカルボン酸化合物とホルム
アルデヒドを縮合させてこの飽和カルボン酸化合物よシ
炭素原子が1個多いフルファーベーターエチレン性不飽
和モノカルボン酸化合物を周体触媒存在下で生成させ、
(3)コークが上記反応器中の上記固体触媒上に沈着し
たのち、脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒ
ド化合物との上記反応器への供給を停止し、そして、上
記触媒上に稀釈酸素を650°F(343℃)をこえな
い温度、好ましくは550°F(288℃)をこえない
温度において発熱を約lOから30°F(5,6から1
6.7℃)へ抑えながら通し、約20%の酸素と80%
の不活性ガスとの混合物例えば空気で以て発熱がなくな
るまで約10から30°F(5,5から16.7℃)へ
発熱を抑えながら酸素含量を増分的に増し、次いで25
から75°F (13,9から41.7℃)づつ温度を
増分的に上げかつ脱コークが約650から800′F(
343から427℃)において完了するまで発熱を約1
0から30°F(5,5から16.7℃)へ制御する、
ことによって脱コークを実施する、ことから成る。
再生中の発熱を抑制することによって、触媒の消失およ
び/または触媒床の焼結を防ぎシリカ触媒の細孔構造と
表面積の変化を減らすことが可能である。従って、触媒
は多数回の再生後においても繰返し使用できる。
商業的基準において、本方法はアルファーイータ−エチ
レン性不飽和モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒド
゛との流れを第一反応器から第二反応器へ転換し、一方
、第一反応器は再生を行なうことによって有利に実施で
きる。再生をアルドゝ−ル型縮合が実施されつつある時
間の半分の間実施する場合には、3個の反応器と2個の
下流処理部分を採用し、1個の反応器は再生を受け2個
の反応’15 (dアルファーば一ターエチレン性不飽
和モノカルボン酸化合物を製造することが可能である。
要約すると、本発明のシリカ担体は水性シリカコロイド
をゲル化させ、その組成物を乾燥して水和水以外の実質
上すべての水分を除き、そして烟焼することによってつ
くることができる。
触媒のアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の
カチオンは乾燥固体基準でシリカ担体100gあたり0
001から0,2当量(ダラム原子)のカチオン濃度で
使用できる。一般には、乾燥固体基準でシリカ担体10
0.!9あたり約0.004から0.1当量のカチオン
をもっことが好ましく、なぜならば、カチオン濃度が高
いほど、飽和脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアル
デヒドゝ化合物との縮合に必要とする温度が低く、触媒
の選択率と寿命が大である。カチオン濃度が低いホト、
アルファーベーターエチレン性不飽和モノカルボン酸化
合物への所望転化率を得るに必要な縮合温度が高く、触
媒の選択率が低く寿命が短かい。
アルカリ金属およびアルカリ土類金属の適当な源は水酸
化す) IJウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、
水酸化リチウム、水酸化ルヒシウム、水酸化ストロンチ
ウム、水酸化マグネシウム、燐酸リチウム、燐酸三ナト
リウム、燐酸セシウム、硼酸ナトリウム、水酸化バリウ
ム、炭酸ナトリウム、弗化セシウム、硝酸セシウム、な
どを含む。
これらのうち、アルカリ金属カチオンが好ましい。
商業的に入手できるコロイド状シリカはどれでも使用で
きるが、平均粒径が40から100OAのもの特に、表
面積が20から275m2/g、細孔容積が0.1から
0.8CC/11、平均細孔径約75から20OAであ
るシリカ担体触媒をつくるよう、約50から250Aの
粒径をもつ商業的入手可能のコロイド゛状シリカを使用
するのが好ましく、これは共願S、N      (C
,N、 24,056 ) (ハーゲンらの名前で同一
日付出願)の主題であり、これは本明細書において文献
として組入れられている。S、N。
(C,S、 24,506)において指摘されていると
おり、元素週期率表(Handbook of Che
mistryand Physics 、 46版、 
Chemjcal Rubber Co。
オハイオ州クリープランド、の裏表紙〕の第1族または
第■族金属の少くとも一つのカチオンとシリカ担体とか
ら成るシリカ触媒は、その担体は2゜から275m/g
の表面積、01から0.8 CC/ gの細孔容積、お
よび75から2ooi’)平均細孔径をもつものである
が、比較的高い活性能(転化率および選択率)と比較的
長い寿命をもっている。細孔容積、表面積および平均細
孔径は相互依存性変数である。一つの変数を一定に保つ
とき、表面積が増すにつれて細孔容積が増し、表面積が
増すにつれて平均細孔径が小さくなり、細孔容積が増す
につれて平均細孔径が増す。S、N、      (C
、N。
24.056)においては、触媒が細孔容積、表面積お
よび平均細孔径の各々を満足させることが重要である。
例えば、触媒が0.8CC/9より大きい気孔率をもつ
場合には、触媒は長時間使用にとって必要である耐磨耗
強度に欠ける。気孔率が0.ICC/、!9以下である
場合には、表面積は小さすぎそして/あるいは平均細孔
径が大きすぎる。しかし、上記説明のとおり、触媒は1
200人より小さい直径をもつ細孔が消滅するにつれて
活性を失なう。従って、触媒が適切な寿命をもつように
実質的により小さい平均細孔径をもつ触媒をC史うこと
か望ましい。出発触媒の平均細孔径が20OAより実質
的に大きい場合には触媒寿命の実質的低下がおこる。
少くとも75Aの細孔径は反応剤と反応生成物のガス拡
散を可能にするために必要である。
シリカは乾燥前あるいは似焼前のいずれかにおいてカチ
オンで以て処理できる。ゲル化前またはゲル化中にコロ
イドゝ状シリカへカチオンを添加することによってつく
った触媒は同時形成触媒と見ることができ、これらはカ
ダソクらの名前の同一日付登録の出願S、N、    
  (C,N、23,072 )(7)主題であり、こ
の出願は本明細書において文献として組入れられている
。出願S、N、     (C,N。
23.072 )において指摘されるとおり、同時形成
触媒はそれらかり焼シリカをカチオン水溶液で以て処理
することによってつくられる触媒よりも実質的に耐水性
がありかつ脱コークがより容易であるという意味におい
て有利であり、なぜならば、他の条件が同じであれば、
それらは含浸によってつくった触媒はどに発熱しないか
らである。これは明らかに担体中でのカチオンのより均
一な分布に基づくものである。
本発明のシリカ担体は、乾燥基準で約20から60重量
%のコロイド″伏シリカとアルカリ金属および/または
アルカリ土類金属カチオンとから成る水性組成物を形成
させることによってつくるのが好ましい。コロイド状シ
リカはpHを約3から10の範囲、好ましくは約6.0
から約9.0へ調節することによってアルカリ金属また
はアルカリ土類金属のカチオンと一緒にゲル化させる。
NH4NO3のような塩類をゲル化促進に使用できる。
シリカヒドロゲルは2週間またはそれ以上熟成できるが
、熟成は触媒の性質に及ぼす効果が々いように思われ、
従って熟成は必要でない。組成物は次にマイクロウエー
ノ浴中のような任意の適当手段によって恒量まで、そし
て、見掛けの乾燥例えば乾燥固体基準で約4から5%の
水分まで乾燥する。恒量まで乾燥後は明らかに水和水の
みがシリカゲルによって保持される。シリカゲルは次に
約300℃から800℃、好ましくは約300℃から6
00℃において似焼する。S、N、     (C,N
、 24,0.56 )において指摘のとおり、約80
0℃をとえる暇焼温度においては表面積が減少し、細孔
容積が減少し、細孔直径が増大する傾向があり、その結
果、触媒はS、N、     (C,N。24,056
)において要求される範囲をはずれる。しかし、そのよ
うな触媒を本発明において使用できる。
本発明の方法は、飽和脂肪族モノカルボン酸化合物をそ
の出発飽和脂肪族カルボン酸化合物より炭素原子が1個
多いアルファーベーターエチレン性不飽和モノカルボン
酸化合物へアルドゝ−ル型縮合させるのに使用できる。
アルドール型縮合反応において転化され得る適当な脂肪
族モノカルボン酸化合物は酢識、プロ1オン酸、酢酸メ
チル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エテル、アセ
トニトリル、プロピオニトリル、などを含む。好ましい
飽和モノカルボン酸化合物はプロピオン酸化合物、特に
プロ1オン酸であり、なぜならば、本発明の触媒はメタ
クリル酸の大規模生産用に主として設計されているから
である。
ホルムアルデヒド化合物の任意の適当々源、例、tJf
、ホルマリン、パラホルムアルデヒド、メタノール性ホ
ルムアルデヒド9、トリオキサン、などを使用できるが
、実質上無水のホルムアルデヒド、特に分解されたモノ
マー質ガス状の実質上無水のホルムアルデヒドを使うの
が好ましい。
要約スれば、アルファーベーターエチレン(ilE不飽
和モノカルボン酸化合物は、気相条件下で飽和脂肪族モ
ノカルボン酸化合物とホルムアルデヒドゝ化合物とを、
乾燥固体基準でシリカ担体100gあたり約0.001
から0.2当量の濃度の第1後まだは第n族金属の少く
とも一つのカチオンをもつシリカ触媒、好ましくは20
から275 m27flの表面積0.1から0.8CC
/9の細孔容積、および75から200X(7)平均細
孔径をもつ担体から成る触媒、の存在下において、縮合
させることによってつくることができる。
この反応は約95℃またはそれ以下の共沸点をもつ炭素
原子数が6個から12個の水と非混和性の炭化水素ある
いは・・口炭化水素の存在下で実施することができ、そ
れらは同一日付出願のスミスの名前のS、N、    
 (C,N、 23,094 )の主題であり、それは
文献として本明細書に組入れられている。
生成物の流れはかなりの量の未反応プロピオン酸ト未反
応ホルムアルデヒド並びに水を含んでいるので、反応器
流出物を蒸溜して諸成分を分離する好ま[−い操作方法
における適当溶剤の選択は、プロピオン酸とメタクリル
酸との共沸物の沸点によってきめられる。プロ1オン酸
とメタクリル酸の両者はともにはホ99℃の沸点の水共
沸物を形成する。
水の存在下におけるC6−C12炭化水素の蒸溜による
分離は、形成する水:炭化水素共沸物がプロピオン酸お
よびメタクリル酸と水の共沸物の沸点以下の沸点をもつ
ことを必要とする。好ましくは、水:炭化水素共沸物の
沸点は95℃以下である。
代表的な炭化水素:水共沸物の沸点と水のパーセントは
次のとおりである: n−ヘキサン     5    − n−へブタン    13   79 n−オクタン    23   90 n−ノナン     40   95 95℃以下の沸点をもつ水:炭化水素共沸物を形成する
1分枝状C6−Ctzl’M和脂肪族炭和水肪族炭化水
素数が6個から12個の芳香族炭化水素、 炭素原子数
が6個から12個のシクロアルカン、およびそれらの混
合物も使用できる。
S、N、     (C,N、 23,964 )にお
いて指摘されているとおり、稀釈剤は触媒の選択率を低
下させることなく約3(モル)%はど生成収率を増すと
いう点において有利である。その上、あとで説明すると
おり、稀釈剤はメタクリル酸をプロピオン酸から製造す
る総括的一体力法において追加的機能をもつ。適当な稀
釈剤はn−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、2
−エチルヘキサン、n−デカン、n−ドデカン、0.p
、またはm−キシレン、ベンゼン、トルエン、シクロア
ルカンおよびそれらの混合物を含む。稀釈剤の濃度は主
反応器中の反応剤の約10から50重量%の範囲にある
ことができる。
モノカルボン酸化合物対ホルムアルデヒVのモル比は2
5:1から1:25の範囲にあることができる。しかし
、メタクリル酸製造においてこの触媒による最良の結果
は約0.5−2.0対1のプロピオン酸化合物対ホルム
アルデヒド゛のモル比を使って得ることかできる。一般
的にはモル比が低いほど、転化プロピオン酸量を基準に
した転化率が高い。
アルド9−ル型縮合は約280から500℃において実
施することができるが、反応温度が下がるほど選択率は
上昇するので約280から350℃で操作することが好
ましい。スミスの名前で同一日付登録の共願中の出願S
、N、     (C,N、23,133)において指
摘されるとおり、(1)アルファー(−ターエチレン性
不飽和モノカルボン酸の重合に対する触媒である望まし
くない不飽和環状ケトン副生成物の量は、出発プロピオ
ン酸化合物基準で390℃における4モル%から、35
0℃におけるほぼ2.5モル%あるいはそれ以°F(3
25℃における約1%)へ減らすことができ、あるいは
、(2+24時間の縮合とそれに続<24時間の脱コー
クとの繰返しの80日間にわたって、カチオンの消失は
390℃で75%であって同時に触媒活性が落ち、35
0℃においては10%であって一定活性能をもつ。
やや詳細に述べると、メタクリル酸製造のこの一体的方
法は(1)プロピオン酸とホルムアルデヒド化合物をシ
リカ触媒を含む反応器へ供給し、(2)気相条件におい
てホルムアルデヒドゝとプロピオン酸を縮合させて水、
ホルムアルデヒド9、プロピオン酸およびメタクリル酸
から成る組成物を生成させ、(3)上記反応生成物を蒸
溜して水、未反応ホルムアルデヒドおよび少くともいく
らかのプロピオン酸を反応生成物から除き、(4)  
この溜出物を約95℃またはそれ以下の共沸沸点をもつ
水と非混和性の稀釈剤から成る共溜剤と蒸溜塔中で接触
させて水とホルムアルデヒド塔頂物の少くともいくらか
を除く、ことから成る。
本方法のさらに好ましい姿においては、蒸溜塔の少くと
も中途部分に側壁抜出管を配置してプロピオン酸とホル
ムアルデヒドから成る組成物を取出す。側壁抜出管の使
用は本明細書に文献として組込まれているバレイコの名
前で登録された共願S、N、     (C,N、 2
3,004 )に開示および特許請求されている。S、
N、     (C,N、 23,004 )において
指摘されているとおり、この側壁抜出管は塔頂へ昇って
行く水性混合物からホルムアルデヒド9の一部を除去す
るのを容易にしそれによって蒸溜塔の頂部におけるホル
ムアルデヒドの重合を排除し、それによって蒸溜塔頂部
における閉塞の可能性を除きあるいは軽減する。側壁抜
出管の使用の有無にかかわらず、ホルムアルデヒド゛は
、塔頂で採取したホルムアルデヒド水溶液からこれを炭
素数が6個から12個のアルコールと反応すせてヘミア
セタールを形成させ、このヘミアセタールから水を蒸溜
し、次いで実質上無水のへミアセタールを分解してホル
ムアルデヒドを回収する、ことが期待されている。この
ホルムアルデヒドは、約95℃またはそれ以下の共沸沸
点をもつ水と非混和性の稀釈剤を塔頂において添加しヘ
ミアセタール形成に用いるアルコールからホルムアルデ
ヒドを除去することを容易にすることによって、アルコ
ールから付和に分離される。
本発明の方法は約0.1から10、好ましくはo5から
6.5の重量時間空間速度(WH8V)において実施で
きる。−投には、重量時間空間速度が低いほど必要反応
温度は低い。重量時間空間速度が大きいほど必要反応温
度は高い。
触媒は約12から72時間運転後に脱コークを行なう。
シリカゲルの焼結を防ぐために、稀釈酸素を約450か
ら650°F(232から343℃)、好ましくは45
0から550°F(232から288℃)において触媒
と発熱を約10から30′F″(5,5から16.7℃
〕へ抑えながら接触させ、酸素含量を増分的に、発熱を
約10から306F(5,5から16.7℃)へ抑え力
から発熱がなくなるまで約20%の酸素と約80%の不
活性ガスから成る混合物、例えば空気で以て増加し、次
いで温度を25から75°F (13,9から41.7
’C)づつ増分的に上げかつ発熱を脱コークが約650
から800°F(343から427℃)において完了す
るまで約10から30°F (5,5から16.7℃)
へ抑える。
一般的には、本発明はアルファーは一ター、′f−テレ
ン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法に関するもので
あり、その方法は、(1)飽和脂肪族モノカルボン酸化
合物とホルムアルデヒドとを反応器へ供給し、(2) 
 気相条件下で上記飽和モノカルボン酸化合物とホルム
アルデヒド゛とを縮合させて上記飽和カルボン酸より炭
素原子が1個多いアルファーベーターエチレン性不飽和
モノカルボン酸を固体触媒の存在下で約280℃から約
500℃の温度において生成させ、(3)コークが上記
固体触媒上に沈着したのち、上記の脂肪族モノカルボン
酸化合物とホルムアルデヒド化合物の上記反応器への供
給を停め、酸素含有ガスを上記触媒上に約800°F(
427℃)より低い温度において通すことによって脱コ
ークを行ない、工程(1)と(2)を繰返す、ことから
成る。
さらに特定的にいえば、本発明はアルファーベザーエテ
レン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法に関するもの
であり、(1)飽和脂肪族モノカルボン酸化合物とホル
ムアルデヒドを反応器へ供給し、(2)気相条件下で上
記の飽和モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒドを縮
合させて上記の飽和カルボン酸化合物より炭素原子が1
個多いアルファーイータ−エチレン性不飽和モノカルボ
ン酸化合物を固体触媒存在下で生成させ、(3)  コ
ークが上記固体触媒上に上記反応器において沈着したの
ち、脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒド化
合物との上記反応器への供給を停め、上記触媒上に稀釈
酸素を650°F(343℃)をこえない温度において
発熱を約lOから30°F(5,5から167℃)へ抑
えながら通し、酸素含量を増分的に、発熱を約10から
30°F(5,5から167℃)へ発熱がなくなるまで
抑え々から約20%の酸素と80%の不活性ガスとの混
合物例えば空気で以て増し、次いで温度を25から75
°F(13,9から41.7℃)づつ増分的に上げかつ
脱コークが約650から約800°F(343から42
7’C)において完了するまで発熱を約10から306
F(5,5から16.7℃)へ制御する、ことによって
脱コークする、ことから成り立つ。
以下の実施例においては、転化率、収率および選択率は
すべて特記しないかぎり、プロピオン酸(PA)を基準
にしている。
実施例1 本実施例はシリカ乾燥重量を基準に1.97重量%のセ
シウムを含む表面積が119 m27E/、気孔率が0
.604CC/jjおよび平均細孔径が16siである
同時形成の燐酸セシウム、シリカゲル触媒を使用して、
パイロットプラントにおいてメタクリル酸を製造するこ
とを解説している。29重量部の/ξラホルムアルデヒ
ド9.106重量部のプロピオン酸(PA:FAモル比
が3:2)および47重量部のへブタンのスラリーを連
続的に蒸発させて7ξラホルムアルデヒトゝを400°
F(204°G〕においてモノマー状ホルムアルデヒド
9へ熱分解させた。この組成物を次に、外径1インチ(
2,54CIrL)、内径0834インチ(2,12C
TL)、長さ6フイー)(180cIrL)のインコネ
ル管であって外径が0.25インチ(0,63crrL
)のサーモウェルを備え200gの触媒とその両側の1
インチ(2,54cm ) (7) fンストーン・ノ
ξノキング帯とを含む4フイー) (120CIrL)
の長さの触媒帯域をもつ管から成る反応系へ移した。こ
のサーモウェルには6インチ(15,3crrL)間隔
で挿入した熱電対を備え、電気的加熱手段を反応器に沿
って置いた。
プロピオン酸とホルムアルデヒドゝとのメタクリル酸へ
の転化は、パイロットプラントを660°F(350’
C)、10 psig(0,7に9Ax2)および1.
55の重量時間空間速度において保ちながら、24時間
実施した。
反応生成物を熱交換器中で捕集し凝縮させた。24時間
後、反応器への供給を中断し反応器温度を550°F(
288℃)へ下げた。窒素中の2%の酸素を脱コーク中
の発熱を約20’PC11,1℃)へ制限するために反
応器へゆっくりと添加した。その発熱が終ったのち、酸
素含量を10%へ増し、その発熱を20°F(11,1
’C)へ制限したのち、窒素−酸素混合物を空気で以て
置換えた。各発熱が終ったのち、反応器温度を50°F
(27,8℃)づつ反応器が700′F(371’C)
になるまで発熱を精密に制御することによって上昇した
。この脱コーク工程は代表的には2から4時間かかる。
空気を継続的に反応器中を700°F(371℃)にお
いて合計24時間流した。
空気を中断し、反応器温度を660′F(349℃〕へ
下げ、プロピオン酸とホルムアルデヒド゛の縮合が開示
された。縮合と脱コークの繰返し操作を80日間実施し
、その中、40日はメタクリル酸製造で40日は脱コー
クであった。PA : FAのモル比は1.5:1から
1.34:1へ変った。80日間稼動の前後の触媒の物
理的性質は表Iに示す。第1日後の収率とはじめの66
日間の平均を表I中に以下に示す。
表I 初期触媒と   最終触媒と 第1日生成物の 生成物の平均の 分析     分析値 セシウム含量    197重量%  1.76重量%
表面積      119m1ji    59 rn
2/ji細孔容積     0.604cc/、!il
   O,570C(Ill平均細孔直径   168
A     302A 、。
PA : FAのモル比   1.5     1.3
4PA−基準の転化率  32.1%    32.1
%PA基準の選択率  91.3%    85.9%
MA/PA収率    293%    276%FA
基準転化率   519%    50.0%FA基準
選択率   84.9%    742%MA/FA収
率    44.1%    37.15本実施例にお
いて用いた触媒は500CCの脱イオン水の中で103
02.9gのナルコアグ、1034−Aコロイダルシリ
カ(34%固形20OAの溶液と111.66、Pの燐
酸上シウム(分子あたり平均5分子の水をもつ)の溶液
とを強く攪拌することによってつくった。10分間の強
烈攪拌後、150gの脱イオン水中の100gの硝酸ア
ンモニウムの溶液をこのゾルへ添加し、混合物を2分間
攪拌しその時点において増粘がはじまった。このシリカ
ゲルは室温で一晩放置後固化させた。ゲルをマイクロウ
ェーブ浴中で恒量まで乾燥し、20から40メツシユへ
粒径をそろえ、次の昇温割合に従って■焼した:すなわ
ち、165℃において2時間。次いで徐々に540℃へ
4時間にわたって上げ、次いで540℃でさらに8時間
保った。すべての段階は流動空気中で実施した。
実施例■ 商業的コロイド状ンリカ、ルドツクス(商標)As −
40銘柄[プラウエア州つィルミン)/+7)E、1.
 du Pont、 de Nemours and 
Go、 (Inc、)。
Industrial Chemical、s Dep
t、]の200191の試料をビーカーに入れた。温度
は25℃であった。
この物質は比表面積が大きいシリカ粒子の水性コロイド
゛状分散本であった。特性は次のとおりであつた:比表
面積、1307712/F;平均粒径、21mμ。
シリfy (Si02として)、40重量%;7)H(
25℃)。
8.00攪拌しながら、試料のpHを約10.5から3
.0へ濃硝酸(0,16N)の滴状添加によって下げた
pHを次に濃水酸化アンモニウム(0,15N)(D滴
状添加によって約6.0へ上げた。混合物をその時点で
8時間25℃において攪拌し、その時点で粘稠ゲルが形
成した。ゲルを乾燥浴中で120’Cの温度において2
時間乾燥し、次いで粉砕し18/40メツシユの粒(米
国篩)へ篩分けた。生成触媒担体を次VC16時間52
5℃において■焼した。A、A。
スペクトロスコピーによる分析値は、アルミニウム: 
400ppm 、ナトリウム=210oppml:)ル
コニウム:(100ppm、チタン:(100ppm、
エダソクス・スペクトロスコピーニよる鉄:(200p
pm。
であった。
燐酸三す) IJウムの溶液を初期湿潤(incj、p
ientwetness)法を使って上記触媒担体へ添
加した。得られた触媒は6000ppmのす) IJウ
ムを含んでいた。
反応系は外径0.25インチ(0,636In)のサー
モウェルを備えた外径1インチ(2,546nl) X
内径0834インチ(2,12cx ) X 6フイー
ト(180Crn)の加熱されたインコネル管から成る
。触媒帯域は代表的には長さが4フイート(120CT
L)であり、代表的には200gの触媒を含んでいる。
サーモウェル中に挿入した熱電対が6インチ(15,3
CnL)間隔で温度を測定および制御する。供給系はプ
ロピオン酸−パラホルムアルデヒド9のスラリーを扱う
よう設計する。
このスラリーを蒸発器中へ輸送し、その中で、パラホル
ムアルデヒドを4.OO°F(204℃)においてモノ
マー状ホルムアルデヒド9へ熱分解させる。この系はト
リオキサンとプロピオン酸を使用する供給系よりも低い
反応器温度の使用を可能にする。トリオキサンは750
°F(399℃)の温度以下ではモノマー状ホルムアル
デヒドへ完全には分解し々いからである。
反応条件は、接触時間:3.2秒、反応温度=390℃
(734°F)であった。
反応器には上記のとお96000ppmのす) IJウ
ムを含むようつくった4−8メツシユ(米国篩)(3A
インチ)のAS −40燐酸三ナトリウムの24インチ
(103,1g)を充填した。プロピオン酸対ホルムア
ルデヒド9の比が・1:1で以て2日間試験を実施した
。触媒は次のとおり再生した。
550°F(288℃)の温度において、0.058C
FHの低流速空気を0.58CFHの窒素と一緒に反応
器へ供給し、明らかな振幅の小さい約20°F(11,
1℃)の発熱をもたらした。窒素流を徐々に減らし、そ
の間温度を′20°F(11,,1℃)づつ650°F
(343℃)へ、次いで50°F(27,8℃)づつ7
50°F(399℃)へ上げた。
この過程中において30″FC16,7℃)をこえる発
熱は存在しなかった。触媒を次に48時間750°F(
399℃)において再生した。再生に続いて、前述2日
間の試験の間に使用した反応条件を繰返した。結果を表
2に示す。表2はおだやかな再生が触媒性能に最低の影
響しか及ぼさないことを示している。
表   2 PA転化率%       37.3   37.0M
A選択率モル%     58.4   55.5MA
収率  モル%      21.8   20.8脱
コーク以後の稼動時間    45 (註):結果はすべて、734″°F(390℃);接
触時間、3.2秒; PA/FA≧1=1において、4
−8メツシユで6000 ppmNaのNa3PO4゛
シリカゲル触媒を使用して得た。選択率5ど収率はPA
基準である。
この再生方法を繰返したが、ただし空気を1000°F
(538℃)において使用した。大きい発熱が生じた。
250m11分の空気流と1000°F(538℃)の
温度において、はじめの10分間の間、触媒床の前部は
430°F(221℃)の発熱を経験した。この発熱中
の温度上昇率はまた大きく、約30′F/分(16,7
℃/分)であった。床の終端において350°F(17
7℃)の発熱があり、1350°F(750℃)の最高
温度が得られた。これは空気で2時間後におこった。
脱コーク前後の触媒性能を表3に示す。データーは、6
−8メツシユ触媒および18−40メソシユ触媒の両方
について、脱コーク後の大きい収率低下を示している。
これらの実験に使った触媒は6700ppmのNaを含
み、初期湿潤法(incipientwetness)
によってつくったNa3PO4触媒であった。触媒を次
に反応器から三つの部分において取出して分析した。こ
れらの三つの触媒切断体は、初期の均一な尿濃度670
0ppmに比べて、3500ppm。
6800ppm、17,600ppmを含んでいた。シ
リカゲルの細孔構造変化が恐らくは同様におこった。
結果は表3にある。
表   3 1−1/1  36,565,123.81−2/2 
 29.777.823.111−3/3  29,0
70.320.448 hr再再 生−4/4  1.1,556.96.61−575 
 13.685,711.56−8メツシュ取出し 18−407ンンユ装填 2−1/6            40.2   5
9,1   23.72−2/7          
  36,5   66.4   24.248hr再
生 2−3/8            27.9   1
8.5    5.22−4/9          
  31.0   42.0   13.0<註): 
CPA ハプロピオン酸の転化バーセントチある。
SPAは転化プロピオン酸を基準にした対メタクリル酸
の選択率モル%である。
YPAはプロピオン酸供給速度を基準にしたメタクリル
酸のモル%収率である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アルファーベーターエチレン性不飽和カルボン酸化
    合物の製造方法であつて; (1)飽和脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアルデ
    ヒドとからなる供給原料を反応器の中で反応させ、 (2)気相条件下で上記の飽和モノカルボン酸化合物と
    ホルムアルデヒドとを固体触媒の存在下で縮合させて、
    その飽和カルボン酸より炭素原子が1個多いアルファー
    ベーターエチレン性不飽和モノカルボン酸化合物を生成
    させ、 (3)コークが上記固体触媒上に沈着したのち、上記の
    脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒド化合物
    の供給を止め、そして (4)酸素含有ガスを上記触媒に約800°F(427
    ℃)以下の温度において脱コークし、そして、工程(1
    )と(2)を繰返す、 ことから成る方法。 2)上記酸素含有ガスを上記触媒上に550°F(28
    8℃)をこえない温度において発熱を約10°F(5.
    6℃)から約30°F(16.7℃)へ抑えながら通し
    ;上記酸素含有ガスの流れを、上記発熱を約10°F(
    5.6℃)から約30°F(16.7℃)へ発熱がなく
    なるまで抑えながら約20(容積)%の酸素と80(容
    積)%の不活性ガスの混合物で以て、増分的に増加し;
    上記ガスの温度を25°F(13.9℃)から約75°
    F(41.7℃)づつ上げそして上記発熱を約10°F
    (5.6℃)から約30°F(16.7℃)へ制御し、
    かつ上記ガスの上記温度の上記上昇を脱コークが約65
    0°F(343℃)から約800°F(427℃)の温
    度において完了するまで繰返す;特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3)酸素と不活性ガスとの上記の20(容積)%および
    80(容積)%混合物が空気である、特許請求の範囲第
    2項に記載の方法。 4)上記のアルファーベーターエチレン性不飽和モノカ
    ルボン酸化合物がメタクリル酸である、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 5)上記原料供給を第一反応器から第二反応器あるいは
    多段反応器へ転換させ、そしてこの第一反応器中の上記
    触媒を工程(4)によつて脱コークする、特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 6)上記第二反応器あるいは多段反応器の中の上記触媒
    を工程(3)と(4)によつて脱コークする、特許請求
    の範囲第5項に記載の方法。 7)上記の飽和モノカルボン酸が酢酸とプロピオン酸か
    ら成る群から選ばれる、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 8)アルファーベーターエチレン性不飽和カルボン酸化
    合物の製造方法であつて; (1)飽和脂肪族モノカルボン酸化合物とホルムアルデ
    ヒドから成る供給原料を反応器中で反応させ、 (2)気相条件下で上記の飽和モノカルボン酸化合物と
    ホルムアルデヒドを縮合させて、第 I 族または第II族
    金属の少くとも一つのカチオンとシリカ担体とから成る
    固体触媒の存在下で上記飽和カルボン酸より炭素原子が
    1個多いアルファーベーターエチレン性不飽和モノカル
    ボン酸化合物を生成させ、 (3)コークが上記固体触媒上に沈着したのち、上記脂
    肪族モノカルボン酸化合物とホルムアルデヒド化合物と
    の上記反応器への供給を止め、そして (4)酸素含有ガスを上記触媒上に約800°F(42
    7℃)以下の温度において通すことによつて脱コークし
    、そして工程(1)と(2)を繰返す、ことからなる方
    法。 9)上記酸素含有ガスを上記触媒上に650°F(34
    3℃)以下の温度において発熱を約10°F(5.6℃
    )から約30°F(16.7℃)へ抑えながら通し;上
    記の酸素含有ガスの流れを、発熱がなくなるまで上記発
    熱を約10°F(5.6℃)から約30°F(16.7
    ℃)へ抑えながら約20(容積)%の酸素と80(容積
    )%の不活性ガスとの混合物で以て増分的に増加し;上
    記ガスの温度を25°F(13.9℃)から約75°F
    (41、7℃)づつ上昇し上記発熱を約10°F(5.
    6℃)から約30°F(16.7℃)へ制御しかつ上記
    ガスの上記温度の上記上昇を脱コークが約650°F(
    343℃)から約800°F(427℃)の温度におい
    て完了するまで繰返す;特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。 10)酸素と不活性ガスとの上記20(容積)%および
    80(容積)%混合物が空気である、特許請求の範囲第
    9項に記載の方法。 11)アルファーベーターエチレン性不飽和モノカルボ
    ン酸化合物がメタクリル酸である、特許請求の範囲第9
    項に記載の方法。 12)上記原料供給を第一反応器から第二反応器または
    多段反応器へ転換させ、上記第一反応器中の上記触媒を
    工程(4)によつて脱コークする、特許請求の範囲第8
    項に記載の方法。 13)上記第二反応器または多段反応器中の上記触媒を
    工程(3)と(4)によつて脱コークさせる、特許請求
    の範囲第12項に記載の方法。 14)上記飽和モノカルボン酸が酢酸とプロピオン酸か
    ら成る群から選ばれる、特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。 15)上記触媒が同時形成触媒である、特許請求の範囲
    第8項に記載の方法。
JP60137637A 1984-06-25 1985-06-24 アルファーベータエチレン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法 Granted JPS6115858A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62404884A 1984-06-25 1984-06-25
US624048 1984-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6115858A true JPS6115858A (ja) 1986-01-23
JPH0226616B2 JPH0226616B2 (ja) 1990-06-12

Family

ID=24500432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60137637A Granted JPS6115858A (ja) 1984-06-25 1985-06-24 アルファーベータエチレン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6115858A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254484A (ja) * 1998-06-05 2007-10-04 Lucite Internatl Uk Ltd 脱水方法
JP2013046899A (ja) * 2011-07-22 2013-03-07 Nippon Shokubai Co Ltd 3−ヒドロキシカルボン酸又はそのエステルの脱水用触媒の再生方法、及び、(メタ)アクリル酸又はそのエステルの製造方法
KR20150064099A (ko) * 2012-10-01 2015-06-10 루사이트 인터내셔널 유케이 리미티드 실리카 담지 알칼리 금속 촉매의 제조 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254484A (ja) * 1998-06-05 2007-10-04 Lucite Internatl Uk Ltd 脱水方法
US7338579B2 (en) 1998-06-05 2008-03-04 Lucite International Uk Limited Dewatering process
JP2013046899A (ja) * 2011-07-22 2013-03-07 Nippon Shokubai Co Ltd 3−ヒドロキシカルボン酸又はそのエステルの脱水用触媒の再生方法、及び、(メタ)アクリル酸又はそのエステルの製造方法
KR20150064099A (ko) * 2012-10-01 2015-06-10 루사이트 인터내셔널 유케이 리미티드 실리카 담지 알칼리 금속 촉매의 제조 방법
JP2015532196A (ja) * 2012-10-01 2015-11-09 ルーサイト インターナショナル ユーケー リミテッド シリカ担持アルカリ金属触媒を製造するための方法
US10221121B2 (en) 2012-10-01 2019-03-05 Lucite International Uk Limited Process for production of a silica-supported alkali metal catalyst
JP2019069441A (ja) * 2012-10-01 2019-05-09 ルーサイト インターナショナル ユーケー リミテッド シリカ担持アルカリ金属触媒を製造するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0226616B2 (ja) 1990-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6501754B2 (ja) メチルメタクリレートの製造方法
EP2673252B1 (en) Improved process for manufacturing acrolein/acrylic acid
Ai et al. Production of methacrylic acid by vapor-phase aldol condensation of propionic acid with formaldehyde over silica-supported metal phosphate catalysts
US4942258A (en) Process for preparation of methacrylic acid with regeneration of catalyst
EP0429800A2 (en) Process for preparing unsaturated carboxylic acid ester
JP2002518172A (ja) 改良されたバナジウム−リン酸触媒の調整とこれを用いた無水マレイン酸の製造方法
JPH0321009B2 (ja)
EP1791637B1 (en) Ester synthesis using a silica supported heteropolyacid catalyst
US4171316A (en) Preparation of maleic anhydride using a crystalline vanadium(IV)bis(metaphosphate) catalyst
US5008225A (en) Catalytic dehydrohalogenation catalyst
JPS6115858A (ja) アルファーベータエチレン性不飽和カルボン酸化合物の製造方法
US3384668A (en) Conversion of aldethydes to ketones
EP0195013B1 (en) Preparation and use of co-formed catalyst
JP2832047B2 (ja) プロピレンの製造方法
CA1244481A (en) Catalytic dehydrohalogenation process
EP2493839B1 (en) Propylene oxide isomerization process
KR102052708B1 (ko) 글리세린 탈수 반응용 촉매, 이의 제조 방법 및 상기 촉매를 이용한 아크롤레인의 제조 방법
JP2503512B2 (ja) α,β−不飽和脂肪族モノカルボン酸またはそのエステルの製造法
JP5059819B2 (ja) クロロアルカンの脱塩化水素方法
US3305587A (en) Dehydrogenation of cycloalkanols
JPH0420423B2 (ja)
US4195188A (en) Steam assisted hydrocarbon oxidation process
US3274255A (en) Oxidation of isobutylene to methacrolein
JPS6115857A (ja) アルドール型縮合
JP2007533612A (ja) エステル合成

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees