JPS6115847A - 硝酸エステル化方法 - Google Patents

硝酸エステル化方法

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JPS6115847A
JPS6115847A JP13655784A JP13655784A JPS6115847A JP S6115847 A JPS6115847 A JP S6115847A JP 13655784 A JP13655784 A JP 13655784A JP 13655784 A JP13655784 A JP 13655784A JP S6115847 A JPS6115847 A JP S6115847A
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acid ester
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオキシ化合物の新規な硝酸エステル化方法に関
する。
従来、硝酸エステル類は、(1)アルコール類を、濃硝
酸、硝酸−硫酸混液、アセチルナイトレート、ベンゾイ
ルナイトレート等を用いて直接硝酸エステル化する方法
又は(2)ノ・ロゲン化物を、硝酸銀、硝酸水銀等と反
応させ硝酸エステルとする方法により製造されている。
しかしく1)の方法においては、硝酸エステル化試薬の
取扱い、反応条件の設定が難しく、工業的には爆発の危
険を回避する装置が必要である等の問題、さらにこの方
法を、芳香族化合物に適用すると芳香核ニトロ化が副反
応として同時に進行し、目的の硝酸エステル体の収率及
び純度が悪く、特に電子供与性置換基を有する芳香族化
合物に至っては目的物が得られない等の欠点がある。ま
た(2)の方法は、試薬が高価であり、かつ反応後に生
成する銀、水銀の回収処理が必要となり工業生産に向い
ていない等の問題がある。
本発明者らは、種々の硝酸エステル化合物の工業的有用
性に着目し、それらの化合物の簡便かつ効率的合成方法
を開発すべく検討を重ねた結果、緩和な条件下で処理で
き、簡便に、しかも再生使用可能な試薬を用い高収率、
高純度で硝酸エステル類を製造する方法を見出した。
本発明は、スルホノ酸エステルを有機四級アンモニウム
硝酸塩と反応させることを特徴とする硝酸エステル化方
法である。
本発明方法によれば工業的に有利に硝酸エステル類を製
造することができる。
本発明に用いられるスルホン酸エステル類は、オキシ化
合物例えばアルコール類を常法によりスルホン酸エステ
ル化することにより得られる。
本発明方法の反応は次式により示される。
酸 (式中Rは有機残基、R’=SO2−はスルホへ残基、
■ Qは有機四級アンモニウム残基を示す。)本発明方法に
類似する反応としては、J、Am。
Chema 3o’c、 87巻476o〜4781頁
1965年の報文に記載の方法がある。この方法によれ
ば、有機ハロゲン化合物と四級アンモニウム硝酸塩を反
応させるが、可逆反応であるため、反応が完結しない。
したがってこの方法は、硝酸エステル類の合成に適用し
ても収率が悪く、かつ分離操作を必要とするため、工業
生産には不適当である。
本発明におけるスルホン酸エステルと四級アンモニウム
硝酸塩との反応は、脱離基スルホン酸と四級塩との親和
性が強いため不可逆反応であり、時間経過に比例して反
応が進行するので、目的の硝酸エステル類をほぼ定量的
に製造することができる。
本発明方法により硝酸エステル化できるアルコール類と
しては、脂肪族、芳香族又は複素環族例えばピリジン環
、インドール環、キノリン環、ベンゾビラン環などの、
−級、二級又は三級アルコールのいずれでもよい。これ
らのアルコールはさらにアルキル基、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、アシル基、アミン基等の置換基を
有していてもよい。
本発明を実施するに際しては、まず式Iのアルコール類
を常法により、式■のスルホン酸エステルにする。スル
ホン化試薬としては、メタンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸等のアルキルスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸、ニトロベンゼンスルホン酸等の芳香
族スルホン酸のハライド、酸無水物等の活性誘導体が用
いられる。
次いでスルホン酸エステル(It)を有機四級アンモニ
ウム硝酸塩と反応させると、硝酸エステル(璽)が得ら
れる。
四級アンモニウム硝酸塩としては、(1)テトラメチル
アンモニウム硝酸塩、テトラエチルアンモニウム硝酸塩
、テトラブチルアンモニウム硝酸塩、ベンジルトリブチ
ルアンモニウム硝酸塩等の四級アルキル(置換アルキル
)アンモニウム硝酸塩、又は(2)四級アンモニウムを
交換基として有する強塩基性陰イオン交換樹脂の硝酸塩
が用いられる。
四級アンモニウムを交換基として有する強塩基性陰イオ
ン交換樹脂としては、最強塩基性陰イオン交換MR型(
マクロレティキュラー型)樹脂の非水溶媒用が特に好ま
しく、例えばアンバーリス)A−26(ロームアンドハ
ース社製)、ダイヤイオンHPA25(三菱化成工業社
製)、あるいは、−膜溶媒用としてアンノ+A−。
900、IRA−904、工RA−4oo(ロームアン
ドハース社製)等が用いられる。
(1)の四級アルキルアンモニウム硝酸塩は例えば下記
の方法で製造される。強酸性イオン交換樹脂(H型)に
テトラアルキルアンモニウムハライドを作用させ、次い
で硝酸水溶液を作用させる。次いで硝酸水流出液をジク
ロルメタンで抽出し、洗浄、乾燥後、ジクロルメタンを
留去すると、四級アルキルアンモニウム硝酸塩が得られ
る。
(2)の強塩基性陰イオン交換樹脂の硝酸塩は、例えば
下記の方法で製造できる。アンバーリストA−26(C
1型)に、水酸化ナトリウム水溶液を接触させてOH型
にイオン交換し、次いで硝酸水溶液と接触させたのち、
洗浄、乾燥させてアンバーリス)A−26硝酸塩(No
3型)を製造することができる。
本発明方法は、各種の有機化合物、例えばアルキル基、
アルコキシ基を有する芳香族化合物、水酸基(アルコー
ル性、フェノール性)、イミド基を有する化合物に適用
できる。また二級スルホン酸エステル誘導体においても
、脱離反応を伴うことなく進行させることができる。酸
化に対して弱い化合物、例えば1,4−ジヒドロピリジ
ン誘導体は、従来法では硝酸エステル化することが困難
であったが、本発明方法によればこれらの化合物を硝酸
エステル化することができる。さらに本反応は中性条件
で進行するため、酸性、塩基性で不安定な化合物に適用
することもできる。
また光学活性化合物に適用した場合には、ラセミ化する
ことなく、絶対配位の反転した硝酸エステル体を製造す
ることができる。すなわちR体(8体)アルコールを原
料として用いた場合は、8体(R体)硝酸エステルを得
ることができる。したがって、得られた光学活性硝酸エ
ステルを還元することにより、原料アルコールから絶対
配位の反転した光学活性アルコールを製造することもで
きる。
参考例1 四級アルキルアンモニウム硝酸塩の調製カラムにテトラ
−n−ブチルアンモニウム・プロミド75gの水500
 ml溶液を通過させる。
さらに水300 mlを通過させたのち、6N−硝酸水
溶液1.51を通過させる。硝酸流出液をジクロルメタ
ン700m1及び300 mlで2回抽出し、ジクロル
メタン層を飽和食塩水で洗浄後、乾燥する。ジクロルメ
タンを留去すると、白色固体が得られ、酢酸エチル−エ
ーテルより再結晶すると、融点121℃の無色プリズム
晶として、テトラ−n−ブチルアンモニウム硝酸塩53
.2.9(収率75.1%)が得られる。
得られたテトラアルキルアンモニウム硝酸塩は、本発明
反応に使用後は、テトラアルキルアンモニウムスルホン
酸塩となり、これを再度前記ダイヤイオン5KIB (
H型)に吸着させたのち、硝酸を用いイオン交換して、
再生使用することができる。
参考例2 強塩基性陰イオン交換樹脂型・四級アンモニウム硝酸塩
の調製 アンバーリストA−26(C1型) (ロームアンドハ
ース社製)500gをカラムに充填し、水及びメタノー
ルで洗浄したのち、2.5N−水酸化ナトリウム水溶液
31を通過させ、OH型に変換する。
次いでイオン交換水3.51で水洗したのちIN−硝酸
水溶液31を通過させ、硝酸塩型(oNo2型)に変換
する。イオン交換水で洗浄流出液のpHが7になるまで
洗浄する。エタノール2A、アセトン11で順次洗浄し
水分を除去したのち加温乾燥し、真空乾燥してアンバー
リストム−26硝酸塩(ONO□型)211gを得る。
得られたアンバーリス) A−mo□型)は本発明反応
に使用したのち、スルホン酸塩(O802R型)となる
。これは水酸化ナトリウム等でOH型としたのち、再度
硝酸を用いてイオン交換すると、簡単に0N02型に変
換でき、再生使用可能である。
また、直接、硝酸ソーダNaNO3水溶液を通過するこ
とにより一〇NO,,型に変換可能である。
実施例1 (1)2−(t−ブトキシカルボニルアミ/)−2’、
6’−ジメチル−4’−(2−ヒドロキシエトキシ)プ
ロピオンアニリド19.4.!9、)リエチルアミン9
.2 ml及び4−ジメチルアミノピリジン1、34 
、!i’をテトラヒドロフラン200 mlに溶解し、
氷水帝王、メタンスルホン酸クロリド4.7mlを徐々
に滴下する。滴下終了後、室温で2時間攪拌し、析出物
を沢去し、溶媒を留去して得られる残留物を酢酸エチル
に溶解する。希塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗
浄したのち、溶媒を留去して得られる残留物を酢酸エチ
ルがら再結晶すると、融点114〜116℃の無色結晶
として、2−(t−ブトキシカルボニルアミノ) −2
’、6’−ジメチル−4’−(2−メタンス(2)得ら
れたメタンスルホニル体1.50g及びテトラ−n−ブ
チルアンモニウム硝酸塩2.109をジオキサン1.8
 mlに加え、浴温90’Cで4時間攪拌する。次いで
混合物をベンゼンに溶解し、水洗し、乾燥したのちベン
ゼンを留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィに付し、ベンゼンで流出すると、無色油状物が得ら
れる。これを酢酸エチル−n−ヘキサンから再結晶する
と、融点111〜112.5°Cの無色プリズム品とし
て、2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)  z/、
 6′−ジメチル−4’−(2−ニトロキシエトキシ)
プロピオンアニリド1.34g(収率96.7%)が得
られる。
Br IR値” ’ max m−’ 1682.1660.1665.1277.847NM
R値:δCDC13 1,42(9H,s、−C(CH3)3 )1−42 
(6HS、d 1J−7Hz1/CH””Hs )4、
10〜4.24 (2H,m、 −0CH20H2−)
4.70〜4.84 (2Hlm、 −CH,,0NO
2)5.35 (H,d、 J=7 Hzl−NHCO
O−)6.50 (2H,s、芳香環H) HRMS値: 697.1849 (M)実施例2〜1
5 実施例1と同様にして以下の化合物を製造できる。工程
(1)、(2)における反応条件、目的物の物性等は下
記のとおりである。
実施例2 (1)3−フェニルプロピルメタンスルホネートの製造 出発物質:3−フェニルプロパツール 反応条件:メタンスルホン酸クロリド/ピリジン 収率95.0%、無色油状物。
NMR値:δCCl4 1、84〜2.20 (2H,m、 −CJ(、、CH
2CH2−)2.85 (3H,s、 −0302CH
,)4.15 (2H,t、’ J=7 Hz、 −C
H2O802−)7.00〜7.40 (5H,m1芳
香環H)(213−フェニルプロピルナイトレートの製
造出発物質=(1)のスルホン酸エステル反応条件:テ
トラ−n−ブチルアンモニウム硝酸塩、トルエン、90
℃、6時間 収率96.2%、無色油状物。
1628.1278.860 (−ONO2)NMR値
:δCDCl 3 2.00 (2H,q 、 J=8 Hz、 −CH,
、CH2CH2−)4.38 (2H,tl、T=a 
Hz、 −CH20NO,、)7.0D〜7.40(5
H1m1芳香環H)実施例6 (1)2−フェノキシエチル=p〜トルエンスルボネー
トの製造 出発物質=2−フェノキシエタノール 反応条件:トルエンスルホン酸クロライド/トリニブル
アミン、テトラヒドロフラン(THF)、4−ジメチル
アミノピリジン収率95.2%、無色板状晶、融点74
〜75℃。
NMR値:δCDC13 2,44(’5 Hls、 −C当) 4.04〜4.26 (2n、ml−OCH2CH2−
)4.28〜4.48 (2H,、m、 −CH2CH
2−)6.64〜7.48 (7Hlm、芳香環H)7
.68〜7.90 (2H,d、 J=10Hz、芳香
環H)(2)2−フェノキシエチルナイトレートの製造
出発物質: (1)のスルホン酸エステル反応条件:テ
トラエチルアンモニウム/硝酸塩、80℃、6時間 収率95.5%、無色油状物。
1667.1279.850 (−ONO,、)NMR
値:δCDC13 4.66〜4.88 (2H,m、 −CH20NO2
)6.72〜7.04 (3H,m、芳香環H)7.1
.2〜7.43 (2H,m、芳香環H)HRMS値:
 183.0567 (M+)実施例4 実施例6(1)で得られた2−フェニルエチル−p−ト
ルエンスルホネートを用い、下記の反応条件により2−
フェニルエチルナイトレートを製造した(収率97.6
%)。
反応条件:ベンジルトリブチルアンモニウム/硝酸塩、
アセトニトリル、80℃、16時間 実施例5 (1)2−(4−クロロフェニル)エチルベンゼンスル
ホネートの製造 出発物’!:2−(4−クロロフェニル)エタノール 反応条件:ベンゼンスルホン酸クロリド/ピリジン収率
92.1%、無色油状物 NMR値:δCDC13 4、18(2H,t、 J=7 Hz、 −CH2OS
O2−)6.88〜7.24 (4H,d、、 d、 
J=10Hz、芳香環H)7、66〜7.80 (5H
,m、芳香環H)(2)2−(4−クロロフェニル)エ
チルナイトレートの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−m−ブチルアンモニウム硝酸塩、トルエン、80℃
、40分間 収率97.5%、無色清秋物。
1635.1278.848 (−ONO2)NMR値
:δCDC13 2,94(2Hlt、 J=7 Hz 、 C1−(1
)−CH2−)4.56 (2H,t、 J=7 Hz
 、 −CH20NO2)7.05 (2H,d、 J
=8Hz、芳香環H)7.22 (2Hld、 J=8
Hz、芳香環H)HFtMS値: 201.0169 
(M″−)実施例6 (112−(4−クロロフェニル)エチル−〇−二トロ
ベンゼンスルホネートノ製造 出発物質:2−(4−クロロフェニル)エタノール 反応条件二〇−ニトロベンゼンスルポン酸りロリド/ト
リエチルアミン、THF 収率80,5%、淡黄色清秋物。
NMR値:δCDC13 4,42(2H,t、 J=7 Hz、 −CH2O8
0,、−)6.96〜7.62 (4H,m、芳香環H
)7、56+−7,95(4H,m、芳香環H)(21
2−(4−クロロフェニル)エチルナイトレートの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−n−ブチルアンモニウム・硝酸塩、ジオキサン、4
0’C16時間収率85.6%、IR値、NMR値及び
MS値は実施例5(2)と同様である。
実施例7 (1)1−メチル−2−フェノキシエチル−p−トルエ
ンスルホネートの製造 出発物質:1−メチル−2−フェノキシエタノール 反応条件:トルエンスルホン酸クロリド/ピリジン 収率92.0%、無色針状晶、融点92〜96CO NMR値:δCDC13 6,60〜7.CJ 8 (5H,m、芳香環H)7、
10〜7.42 (4H,m、芳香環H)7、80 (
2H,d、 J=8Hz1芳香環H)(2)1−メチル
−2−フェノキシエチルナイトレートの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−n−ブチルアンモニウム・硝酸塩、トルエン、90
 ’C16時間収率97.7%、無色清秋物。
1660.1278.850 (ONO,、)NMR値
:δCDC13 5,60〜5.60 (H,m1CHCH3)6,80
〜7.10 (6H,m1芳香環H)7.20〜7.4
4 (2H,m1芳香環H)実施例8 (1)2−(4−メトキシフェノキシ)エチル−〇−二
トロベンゼンスルホネート 出発el質:2−(4−メトキシフェノキシ)エタノー
ル 反応条件二〇−ニトロベンゼンスルホン酸りロリド/ト
リエチルアミン、THF 収率85.0%、淡黄色油状物。
NMR値:δCDC1゜ 3.72 (3H,s、 CH30−)4.48−4.
68 (2H,ml−CH20SO2−)6.70(4
H1s、芳香環H) 7、60〜7.85 (3H,m1芳香環H)8.00
〜8.20 (H,rn、芳香環H)(2)2−(4−
メトキシフェノキシ)エチルナイトレートの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−n−ブチルアンモニウム/硝酸塩、アセトニトリル
、50℃、5時間 収率: 98.1%、無色清秋物。
1668.1279.84 B (−ONO2)NMR
値:δCDC13 6,72(3H,s、 CH30−’)4.08〜4.
24 (2H,m、 CH20b)4.68〜4.83
 (2H,m、−CH3CH2(,0NO2)6.80
(4H,s、芳香環H) HRMS値: 213.0642 (M+)実施例9 (112−(3−メチルフェノキシ)エチルメタンスル
ホネートの製造 出発物質:2−(6−メチルフェノキシ)エタノール 反応条件:メタンスルホン酸クロリド/ピリジン 収率91.0%、無色清秋物。
NMR値:δCDC13 3,04(3H,5l−O8O2CH3)4.48〜4
.68 (2H,m、 −CH,,0802−)6.6
0〜6.88 (3H,m1芳香環H)7.04〜7.
24 (H,m1芳香環H)(212−(3−メチルフ
ェノキシ)エチルナイレートの製造 出発物質: (1)のスルホン酸エステル反応条件:テ
トラメチルアンモニウム/硝酸塩、ジメチルスルホキシ
ド、90°C,23時間 収率52.9%、淡黄色油状物。
1669.1278.845(−ONO2)NMR値:
δcDc13 2、30 (3H,s、 C!l!、−)4、12〜4
.32 (2H,m、 −CH,、CH20NO2)4
.72〜4.90 (2H,m、 −CH,0NO2)
6.60〜6.90 (3H,m、芳香環H)7、05
〜7.30 (H,m、芳香環H)HRMS値:19Z
o686(M+) 実施例10 (1)2−オクチルベンゼンスルボネートの製造出発物
質:2−オクタツール 反応条件:ベンゼンスルホン酸クロリド/ピリジン 収率91.1%、無色清秋物。
NMR値:δCDC’13 0.76〜1.00 (3Hlm、 CH3CH2−)
1.00〜1.75 (15H,m、 −(CH2)5
−1.’CHCH3)7.84〜8.03 (2H1b
r、d 、 J=8Hz、芳香環H) (2)2−オクチルナイレートの製造 出発Th質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テ
トラ−n−ブチルアンモニウム硝酸塩、トルエン、90
℃、4時間 収率95.6%、淡黄色油状物。
1621.1277.874 (−〇NO2)NMR値
:δCDC1゜ 0.76〜1.04 (5H,m、 CH3CH2−)
4.86〜5.18 (H,m、 □’CHCH3)/
 一 実施例11 (1)3−(3−ピリジjL/)プロピルメタンスルホ
ネートの製造 出発物質:6−ピリジンプロパノール 反応条件:トルエンスルホン酸無水物/ THF収率9
5.2%、淡黄色油状物。
NMR値:δCDC13 1、96〜2.24 (2H,m、 −aH2an、a
H,、−)2.98 (5H,s、 −CH3) 4.26(2H,t、 J=6 Hz、 −CH2OS
O2−)7、1(]−7,32(H,m、ピリジン環5
位H)7、42−7.58 (H,m、ピリジン環4位
H)8.36〜8.48 (2H,m 、ピリジン環2
.6位H)(2)5−(3−ピリジル)プロピルナイト
レートの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−n−ブチルアンモニウム硝酸塩、トルエン、90℃
、3時間 収率698%、無色清秋物。
NMR値:δCDC13 1、88〜2.24 (2H,m、 −CH2CH,、
CH2−)2.76 (2H,t、 J =7 Hz、
 −CH2CH2CH20NO2)4.44(2H,t
、J=7Hz、−CH20NO2)7、14〜7.32
 (H,ml ピリジン環5位H)7.40〜7.56
 (H,m、ピリジン環4位H)8.62〜8.52 
(Hlm、ピリジン環2,6位H)HRMS値: 22
5.0629 (M+)実施例12 m 3− メタンスルホニルオキシ−8−メトキシ−3
,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピランの製造 出発物質=6−ヒドロキシー8−メトキシ−3,4−ジ
ヒドロ−2H−l−ベンゾピラン(特開昭59−296
81号公報記載の化合物) 反応条件:メタンスルホン酸クロリド/ピリジン 収率890%、無色針状晶、融点104〜105℃。
NMR値:δCDC13 2,90〜3.40 (2H,m、 C,−2H)g、
o 3(6H,S、−080,、CH3)5.136 
(3H1s、 −0CH,)4.12〜4.54 (2
H1m1 C2−2H)5、10〜5.30 (Hlm
、 c3−H)6、58−6.96 (5H,m、芳香
環H)(2)8−メトキシ−6−二ト^キシー5.4−
ジヒドロ−2H−l−ベンゾピランの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−n−ブチルアンモニウム硝酸塩、トルエン、90℃
、14.5時間収率799%、無色針状晶、融点79〜
80℃。
1616.1280.875 (−ON’02)NMR
値:δCDC13 2.84〜3.44 (2H,m、C,−2H)5.8
5 (3H,5l−OCH,) 4.16〜4.56 (2H,m1C,,2H)5、3
5〜5.53 (H,m 、 O3−H)6.56〜6
.96 (3Hlm、芳香環H)HRMS値: 225
.0629 (M+)実施例16 (1)2−(4−エトキシカルボニルオキシフェノキシ
)エテルメタンスルホネートの製造出発物質: 2− 
(p−ヒドロキシフェノキシ)エタノール 反応条件:クロル炭酸エテル/トリエチルアミ ン 、
  THF メタンスルホン酸クロリド/トリエチルアミン 収率97.7%、無色針状晶、融点75〜76℃。
NMR値:δCDC13 1、40(3H,t、 J=7 Hz、 −0CH2C
H3)3.05 (3H,5l−O8O2CH3)4、
32 (2、Hlq 、 J =7 Hz 、  0C
H2CH3)4、50〜4.65 (2H,m、 −C
H2O802−)6.90 (2H,d、 J =10
Hz、芳香環H)7、15 (2H,d、 J=10H
z、芳香環H)(2)2−(4−エトキシカルボニルオ
キシフェノキシ)エチルナイトレートの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−ハーブナルアンモニウム硝酸塩、ジオキサン、90
℃、4時間 収率96.5%、無色針状晶、融点45.5〜46℃。
t759(c=o)、1626.1286’ (0NO
2)NMR値:δCDC13 1、N’、8 (3H,t、 J=7 Hzl−OCH
2CH3)4.28 (2H,、q 、 J−7Hz 
、  0CR2CH3)4.72〜4.85 (2Hl
m、 −CH2CH20NO2)6.80 (2H1d
1J=10Hz、芳香環H)7.05 (2H1d、 
J=10Hz、芳香環H)HFtMS値: 271.0
693 (M+)実施例14 (1)2.6−ジメテルー4−(6−ニトロフェニル)
エンスルホニルオキシプロピル)エステルの製造 出発物質=2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロビリシン−3,5−ジカルボン
酸−6−エチルエステル−3−(6−ハイドロキシプロ
ピル)エステル 反応条件:トルエンスルホニルクロリド/ピリジン 収率86.1%、淡黄色油状物。
NMR値:δCDCl。
1.24 (6H,、t、 J=7Hz、 −0CH2
CH3)鰯? 1、95 (2J−7Hz 、  CH2CH2CH「
)2.65 (6H,s12,6位−C’H,)3.9
2〜4.24 (6H,m、 −0CH2CH3、−C
H2CH2C当7)5.01 (Hls、 4位H) 6.00 (H,br、 s、 −N旦−)7.25〜
8.12(8H,芳香環H)(2)2,6−ジメテルー
4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジ
ン−6,5−ジカルボ出発物質:(1)のスルホン酸エ
ステル反応条件:テトラ−n−ブチルアンモニウム硝酸
塩、トルエン、80℃、4時間 収率88.0%、淡黄色プリズム晶、融点164〜16
5°c。
3362(−NH)、1698 (−COOC,、H,
)、1629.1275 (−ONO2) NMR値;δCDCl3 1.24 (6H,t、 J=7 Hz、 −0CH2
CH3)2、02 (2H,q、 J =7 Hzl−
CH2CH2CH2−)2.35.;2.38 (6H
1s、2.6位−CH5)4、12 (2H,q1Jニ
ア Hz、 −0CH2CH3)4、16 (2H,t
、 J=7 H2,−0CH,CH2CH20NO2)
4、36 (2H,t、 J =7 Hz、 −ocH
2aH,、aH2oNo、、)5.08 (H,514
位−H) 5.92’(Hlbr、s、 −NH−)7、24〜8
.17(4H,芳香環H)HRMS値: 449.14
38 (M+)実施例15 (1)2,6−ジメテルー4−(6−ニトロフェニル)
−1,4−ジヒドロピリジン−′6.5−ジカルボン酸
ビス(6−ベ/ゼンスルホニルオキシグロビル)エステ
ルの製造 出発物質:2,6−ジメテルー4−(6−ニトロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロピリジン−6,5−ジカルボン
酸ビス(6−ハイドロキシプロピル)エステル 反応条件:ベンゼンスルホン酸クロリド/トリエチルア
ミン、THF 収率89.3%、淡黄色油状物。
2.30 (6H,S、2.6位−CH5)3.95〜
4.22 (8H,m、 −CH2CH,、CH2−X
2)4.96 (H,s、 4位H) 6、18 (Hlbr、s、 −N旦−)7.25〜8
.10 (14H,芳香環゛H)(2)2.6−シメチ
ルー4−(6−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピ
リジン−6,5−ジカルボン酸ビス(3−ニトロキシプ
ロピル)エステルの製造 出発物質:(1)のスルホン酸エステル反応条件:テト
ラ−n−ブチルアンモニウム硝酸塩、ジオキサン、60
℃、15時間収率82%、淡黄色プリズム晶、融点16
5〜136°c。
3372 (−NH−)、1694 (−Coo −)
、1664.1275.878 (−CH02)2.3
7 (6H,s、 2.6位=a(3)4、18 (4
H,t、 J=7 Hzl−OCH2CH,、CH20
NO2X2)4.42 (4H,t、 J=7 Hz、
 −CH20NO2X2 )5.08 (H,s14位
H) 6、06’ (H,br、s 、 −咀一)7.30〜
8.18(4H,芳香環H)H韻8値: 524.15
88 (M ) 62 一 実施例16 (1)実施例16(1)で得られた2−(4−エトキシ
カルボニルオキシフェノキシ)エチルメタン8、709
を加える。室温で1時間反応させたのち、10%塩酸で
中和する。溶媒を留去して得られる残留物をクロロホル
ムに溶解し、水洗、乾燥し、溶媒を留去して得られる粗
結晶をアセトン−ヘキサンから再結晶すると、融点75
.0〜75.5℃の無色板状晶として、2−(4−ヒド
ロキシフェノキシ)エチルメタンスルホネー)2.73
.!i’(収率80.7%)が得られる。
(2)得られた化合物2.13 g及びテトラ−n −
ブチルアンモニウム硝酸塩5.58 gを用い、以下実
施例13(2)と同様に処理すると、無色油状物として
、2−(4−ヒドロキシフェノキシ)エチルナイトレー
ト1.71 g(収率93.6%)が得られる。
6575.3300.1668.1279.847NM
R値:δCDC13 4,6111−4,84(2H,m、 −CH20NO
2)6.75(4H,s1芳香環H) HRMS値: 199.0478(M+)実施例17 (1)  5.8−ジヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−
2H−l−ベンゾピラン10.9の無水テトラヒトを加
え、氷、帝王にクロル炭酸エチル6.8gの無水テトラ
ヒドロンラン6Qml溶液を滴下し、2時間反応させる
。次いで無水テトラヒドロンランBOml及びトリエチ
ルアミン9.7.9を加え、メタンスルホン酸クロリド
1[]、3.9の無水テトラヒドロフラン中の溶液60
m1を滴下し、1時間反応させる。さらに室温にて1時
間反応させたのち析出物をr去し、溶媒を留去して得ら
れる残留物を酢酸エチルに溶解する。希重曹水、食塩水
で洗浄後、乾燥し、溶媒を留去し、アセトン−エーテル
から再結晶すると、融点118〜119℃の無色プリズ
ム晶として、8−エトキシカルボニルオキシ−6−メタ
ンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−l−ベ
ンゾピラン17.8.9 (収率93.5%)が得られ
る。
(2)得られた化合物16g及びテトラ−n−ブチルア
ンモニウム硝酸塩25gをトルエン25m1に溶解し、
浴温90℃で28時間攪拌する。
反応混合物をベンゼンに溶解し、水洗、乾燥後、溶媒を
留去して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィに付し、ベンゼン流出部を分取する。これをエー
テルから再結晶すると、融点77〜78℃の無色プリズ
ム晶として、8−エトキシカルボニルオキシ−6−二ト
ロキシー6.4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン9
4gC収率80,7%)が得られる。
1759.1661.1280,87ON′MR値:δ
CDC13 1,64(3H,t、 J=7 Hz、 −CH2CH
5)2.84〜3.48 (2H,m、 C4−2H)
4、1:2−4.54 (2H,m、 C2−2H)4
.30 (2H,q、 J =7 Hz、 −CH2C
H5)5.32〜5.55 (H,rn、 C3−H)
6.76〜7.15 (3H,m、芳香環H)HRMS
値: 283.0690(M+)実施例18〜21 実施例17と同一の化合物を、反応試薬を変えて製造し
た。結果を下記に示す。
実施例18 (1)実施例17(1)のメタンスルホン酸クロリドに
代えてトルエンスルホン酸クロリドを用いて下記の化合
物を製造した(収率95.6%)。
無色針状晶、融点118〜119℃ NMR値:δCDC13 2,80〜6.28 (2Hlm、 C4−2H)4.
03〜4.36 (2H,m、 C2−2H)4.60
 (2H,q、 J =7 Hz、 −CH2CH5)
4.84〜5.08 (H,m、 C3−H)6.76
〜7.10 (3H,m、 (、〜7−3H)7.24
〜7.44 (2H,d、、J=8Hz、芳香環H)7
.70〜7.90(2H,d、、J=8Hz、芳香環H
)(2)  (1)で得られた化合物及びテトラ−n−
ブチルアンモニウム硝酸塩をジオキサンに溶解し、80
℃で25時間反応させると、実施例17(2)の化合物
が得られる(収率88.2%)。
実施例19 (1)  実la例17(1)のメタンスルホン酸りロ
リドニ代工てベンゼンスルホン酸クロリドを用い、8−
エトキシカルボニルオキシ−3−ベンゼンスルホニルオ
キシ−6,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピランを製
造した(収率97%)。無色油状物。
NMR値:δCDC13 1,36(6H,tlJ 〜7 Hz、 −〇H2CH
3)2.80〜3.28 (2Hlm、 C,−2H)
4.05〜4.36 (2H,m、 C22H)4.3
0 (2H,q、 J 〜7 Hz、 −CH2CH5
)4.90〜5.15 (H,m、 C3,−H)6.
8  D〜7.I  O(3H,m、  Ca 〜7 
 3H)7.44〜7.80 (3H,m、芳香環H)
7、85〜8.04 (2H,m、芳香環H)(2) 
 (1)で得られた化合物及びテトラ−n−ブチルアン
モニウム硝酸塩をトルエンに溶解し、80℃で18時間
反応させると、実施例17(2)の化合物が得られる(
収率92.5%)。
実施例20 (1)  3−ヒドロキシメチル−8−ヒドロキシ−3
,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピランを実施例17
(1)と同様に処理すると、無色油状物として、8−エ
トキシカルボニルオキシ−6−メタンスルホニルオキシ
メチル−3,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピランが
得られる(収率92.5%)。
NMR値:δCDCl。
IJ 8 (6H,tlJ 〜7 Hz、−CH2CH
5)2.40〜5.20 (6H,m、 c3−H,C
,−2H)6.00 (6H,s、 =So2CH3)
4.00〜4.50 (6H,m、 C2−2H,−C
H2OSO2−1−0隻CH3) 6.78〜7.16(3H,ms C,7−3H)(2
)  (1)で得られた化合物及びテトラ−n−ブチル
アンモニウム硝酸塩をトルエンに溶解し、90℃で6時
間反応させると、無色油状物として、8−エトキシカル
ボニルオキシ−3−二トロキシメチル−3,4−ジヒド
ロ−2H−l−ベンゾ−69= ビランが得られる。
1759 (−0C0OC2H,)、1668.127
6.850(−ONO2) NMR値:δCDC13 1,67(3H,t、 J=7Hz、 −CH2C’H
A)2.32〜3.16 (3H,m、 C4−2H,
C8−H)3.92〜4.44 (2Hlm、 C2−
2H)4.26 (2H,q、 J=7 Hz、−CH
,CH3)4.43 (’2 H,a、 J=7 Hz
l−CH2ONO2)6.66〜7.02 (3H,m
、 C,〜7−3H)実施例21 実施例20 (1)で得られた化合物及びベンジル−ト
リーn−ブチルアンモニウム硝酸塩をアセトニトリルに
溶解し、80℃で28時間反応させると、実施例20 
(21と同じ化合物が得られる(収率91.5%)。
実施例22 (1)N−(2−ヒドロキシエチル)ニコチンア室温で
40分攪拌する。次いでテトラエチルアンモニウム硝酸
塩6.49を加え、浴温65℃にて4時間攪拌し反応さ
せる。反応終了後、溶媒を留去して得られる残留物に水
及び酢酸エチルを加えて分配したのち、希重曹水を加え
て弱アルカリ性とし、酢酸エチル層を分取する。飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、溶媒留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィに付し、酢酸エチル
流出物より粗結晶を得る。
酢酸エチル−エーテルより再結晶すると、融点91〜9
2℃の無色針状晶として、N−(2−ヒドロキシエチル
)ニコチンアミドナイトレー) 1.489 (収率7
7.6%)が得られる。
3261.1629.1287.859NMR値:δC
DC13 3,78(2H,qlJ 〜6 Hz、 −CONHC
HL−)4.65 (2H,t、 J 〜6 H2,−
CH2ONO2)7、35 (H,d’、 d、 J 
−8Hz 、 J==5Hz、 c、  H)7.94
 (H,’、br、t、、 −NH−)8.1o (H
,a、  t、J=8H2,J=2H2,C,−H)8
.66’、(H,d、d、J=5Hz、J=2Hz、C
6−H)8.96 (H,d、J=2Hz、C2−H)
HRMS値: 212.0669(M+1)実施例26
〜25 実施例22と同様にして以下の化合物を製造できる。
実施例26 出発アルコール 反応条件ニアセトニトリル/ピリジン (CH3SO4)20 、0.5時間 テトラ−n−ブチルアンモニウム 硝酸塩、50℃、1.5時間 淡黄色油状物、収率66.1% 3454.1629.1277.857NMR値:δC
DC13 2,30(3H,s 、 C,、−CH5)3.02 
(2H,tlJ =7 Hz、 −CHXCH,、ON
O,、)3.78(6H,s、CH,0−) 4.50 (2H,t、 J =7 Hz、 −CH2
CH,、ONO,、)6.68 (H,d、 d、 J
−=8Hz、 2Hz、 c、−H)6.82 (H,
d、 J ==2Hz、C4−H)7、04 (Hla
、 J=8、C7−H)HRMS値: 25[+、()
 946(M′+)実施例24 出発アルコール 反応条件ニアセトニトリル/ピリジン 〜43− (CH3SO4)2011時間 テトラエチルアンモニウム硝酸塩、 65°G13時間 生成物: 無色針状晶、融点126℃、収率66.4%6295 
(−CONH−)、1640.1281.863(−O
NO2) NMFt値:δCDC13 3,83(2H,、q、 J=6、−NHCH,、−)
4.68 (2H,t、 J =6、CH2C曳0NO
2)、6.05(2H1s、  OCH20)、7、0
0 (H,s、 C「H)、 7、55 (H,d、 J=5 H2,C4−H)、8
.23 (H,d、 J =5Hz、、C3−H)、8
.58 (H,b、r、tl−N旦−)、HRMS値:
 305.[1634(M )実施例25 出発アルコール 反応条件ニジオキサン/ピリジン (CH3S02)2o、5分間 テトラ−n−ブチルアンモニウム 硝酸塩、80℃、6時間 生成物: 収率65.6係 物性は実施例8と同一 実施例26 実施例1(1)で得られた2 −(t、−ブトキシカル
ボニルアミノ) −2’、6’−ジメチル−4’−(2
−メタンスルホニルオキシエトキシ)プロビオgを加え
、90°Cで40時間攪拌下に還流する。
反応終了後、樹脂を戸去し、酢酸エチル/アセトンで抽
出する。溶媒を減圧留去して得られる残留物を酢酸エチ
ル−ヘキサンから再結晶すると、融点112〜116°
Cの無色プリズム晶として、2−(t;−ブトキシカル
ボニルアミノ)−2’、6’−ジメチル−4’−(2−
ニトロキシエトキシ)プロピオンアニリド35.09 
(収率88係)が得られる。
分析値は、実施例1の生成物と一致した。
実施例27〜32 実施例26の樹脂法により、実施例2.6.7.16.
14.15.17及び2oの化合物を製造する。すなわ
ちスルホン酸エステルのべ次表に示す。
実施例35 6−ピリシンプロパノール5481n9をアセトニトリ
ル’lQmlに溶解し、アンバーリストム−26硝酸塩
(ONo2型)6.0.9及びモレキュラーシーブ65
.1.ogの存在下に、メタンスルボン酸無水物を加え
、室温で30分間、60℃にて30分間攪拌する。反応
終了後、アンバーリストA−26及びモレキュラーシー
ブ6Xを沢去し、溶媒を減圧留去して得られる残留物を
薄層クロー?)グラフィ(展開溶媒メタノール−クロロ
ホルム1対10)に付し、分離精製すると、黄色油状物
として、6−(6−ピリジル)プロビルナイトレー) 
440mg(収率61%)が得られる。分析値は実施例
11と同一であった。
実施例36 N−(2−ヒドロキシエチル)ニコチンアミド831m
9を用い、以下実施例36と同様に処理すると、融点9
1〜92℃の白色結晶として、N−(2−ヒドロキシエ
チル)ニコチンアミドナイトレート810m9(収率7
6%)が得られる。分析値は実施例22と同一であった
実施例37 (1)8−ヒドロキシ−(6R)−ニトロキシ−6,4
−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン1.24gをエタ
ノール36m1に溶解し、10%パラジウム炭素0.4
gを加え、水素気流下に1.5時間攪拌する。反応後、
触媒を沢去し、溶媒な留去して得られる残香を酢酸エチ
ルから再結晶すると、融点153.5〜156.5℃の
無色プリズム晶として、(3R) 、 8−ジヒドロキ
シ−3,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン956
 m9(収率97.9%)が得られる。
Cα〕p5−45.8’ (c = 3、テトラヒドロ
フラン)36O NMR値:δCD30D 2.52〜3.18 (2H,m、 C4−2H)3.
80〜4.28 (3H,m、 C2−2H,C3−H
)6.44−6.78 (3Hlm、芳香環H)MS値
:m/z 166(M) (2)  得られた(3R)、8−ジヒドロキシ体1.
66gを用い、以下実施例19(1)と同様に処理する
と、(3R)−ベンゼンスルホニルオキシ−8−エトキ
シカルボニルオキシ−6,4−ジヒドロ−2H−1−ベ
ンゾピランg、 o o g (収率96.8%)が得
られる。
〔α];’ = −21,Do(c=2.4、クロロホ
ルム)(31得うレタ(3R)−ベンゼンスルホニル体
1゜809を用い、以下実施例19(2)と同様に処理
し、8−エトキシカルボニルオキシ−(3S) −ニト
ロキシ−6,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン1
.11 g(収率82.3%)を得る。これをメタノー
ル16m1に溶解し、氷水冷下に10%水酸化ナトリウ
ム水溶液2.0gを加える。
室温で60分間反応させ、5%塩酸を加え中和したのち
、メタノールを留去して得られる残有ヲクロロホルムで
抽出する。クロロホルム層を水洗、乾燥したのち、クロ
ロホルムを留去し、残香をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィに付し、クロロホルムで流出し、この流出物を酢
酸エチル−ヘキサンから再結晶すると、融点1290〜
130.5℃の無色プリズム晶として、8−ヒドロキシ
−(6S)−ニトロキシ−3,4−ジヒドI:l−2H
−1−ベンゾピラン7061n9(収率85.3%)が
得られる。
〔α)−−40,4°(c=1.46、クロロホルム)
5330(OH)、1620.1290 (−ONO2
)NMR値:δCDCl3 2.84〜3.42 (2H,m1C4−2H)4.1
2〜4.52 (2H,m、 C2−2H)5.32〜
5.50 (H,m、 C3−H)5.44(H,s、
−0H) 6.48〜6.90 (6H,m、芳香環H)なお原料
として用いた3H体の物性値は、特願昭59−6217
7号明細書に記載のとおりであるが、以下に示す。
融点:129.0〜130.5℃ 〔α)  =+40.8°(c−3、クロロボルム)3
330(OH)、1620.1290 (−ONf)2
)NMR値:δcDc13 前記の3S体と同じ 得られた38体を原料として、同様に処理すると、3H
体を得ることができる。
なお特願昭59−36178号明細書に記載の方法にし
たがってN−メチル−D−フェニルアラニン誘導体より
製造した38体の物性は以下のとおりである。
8−ヒドロキシ−(3S)−二トロキシ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−l−ベンゾピラン 融点:129.0〜130.5°C 〔“〕ゎ=−40,8°(c−3、クロロホルム)33
30(oH)、1620.1290 (−ONO2) 
 。
NMR値:δCDCl3 前記の6S体と同じ 実施例38 実施例37(2)で製造した(6R)−ベンゼンスルホ
ニルオキシ−8−エトキシカルボニルオキシ−6,4−
ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン378 M+9をト
ルエン10m1に溶解し、アンバーリストA−26硝酸
塩(ONO□型) 2.5、.9の存在下に、90℃で
72時間加熱攪拌する。反応後、実施例26と同様に処
理し、8−エトキシカルボニルオキシ−(38)−ニト
ロキシ−6,4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン1
82■(収率64%)を得る。
次いで、これをメタノール2.6rnlに溶解し、氷水
冷下、10%水酸化ナトリウム水溶液0.3gを加え、
室温で20分間反応させる。反応終了後、5%塩酸水溶
液で中和し、溶媒を留去して得られる残香をクロロホル
ムで抽出する。クロロホルム層を水洗、乾燥したのち、
溶媒を留去し、酢酸エチル−m−ヘキサンから再結晶す
の ると、融点1290〜130.5 ’CJ色プリズム晶
として、8−ヒドロキシ−(6S)−ニトロキシ−3,
4−ジヒドロ−2H−l−ベンゾピラン111■(収率
82.4%)が得られる。
このものの物性は、実施例37で製造したものと完全に
一致した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スルホン酸エステルを有機四級アンモニウム硝酸塩
    と反応させることを特徴とする硝酸エステル化方法。 2、アルコールをスルホン酸エステル化して得られたス
    ルホン酸エステルを使用することを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
JP13655784A 1984-07-03 1984-07-03 硝酸エステル化方法 Granted JPS6115847A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1994021248A1 (de) * 1993-03-15 1994-09-29 Byk Nederland Bv Verwendung von substituierten alkylnitraten zur behandlung des krankhaft erhöhten augeninnendruckes
WO2012089769A1 (en) 2010-12-28 2012-07-05 Procos S.P.A. Process for the manufacture of nicorandil

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