JPS61156605A - 油入電気機器 - Google Patents
油入電気機器Info
- Publication number
- JPS61156605A JPS61156605A JP27904684A JP27904684A JPS61156605A JP S61156605 A JPS61156605 A JP S61156605A JP 27904684 A JP27904684 A JP 27904684A JP 27904684 A JP27904684 A JP 27904684A JP S61156605 A JPS61156605 A JP S61156605A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- formulas
- tables
- electric equipment
- ethane
- Prior art date
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- Granted
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は無燃性電気絶縁油を使用した防災上より安全な
油入電気機器に関するものである。
油入電気機器に関するものである。
従来の技術
従来、油入電気機器例えばコンデンサ、ケーブル、変圧
器などにおいて、次の構造式で示されるアリールフェニ
ールエタンの１種または２種以上の混合物が電気絶縁油
（以下絶縁油という）として使用されている （Ａ）ＰＴＥ （Ｂ）ＰＥＰＥ （Ｃ）ＰＣＥ （Ｄ）ＰＸＥ （Ｅ）ＰＤＥＰＥ このアリールフェニールエタンは塩化ビフェニール絶縁
油の代替地としてコンデンサを中心に使用されているが
、塩化ビフェニールと異なって不燃性ではなく、むしろ
可燃性油である。
器などにおいて、次の構造式で示されるアリールフェニ
ールエタンの１種または２種以上の混合物が電気絶縁油
（以下絶縁油という）として使用されている （Ａ）ＰＴＥ （Ｂ）ＰＥＰＥ （Ｃ）ＰＣＥ （Ｄ）ＰＸＥ （Ｅ）ＰＤＥＰＥ このアリールフェニールエタンは塩化ビフェニール絶縁
油の代替地としてコンデンサを中心に使用されているが
、塩化ビフェニールと異なって不燃性ではなく、むしろ
可燃性油である。
発明が解決しようとする問題点
近年電気機器の防災対策は一段と厳しく見立されており
、油入電気機器に使用する電気絶縁油を難燃化する必要
が高まってきた。
、油入電気機器に使用する電気絶縁油を難燃化する必要
が高まってきた。
問題点を解決するための手段
本発明は前記したアリールフェニールエタンに植物性の
菜種油または大豆油を５５ｖｏ １％以上を混合するこ
とによって燃焼性を改良して難燃性絶縁油を使用した油
入電気機器を提供°しようとするものである。
菜種油または大豆油を５５ｖｏ １％以上を混合するこ
とによって燃焼性を改良して難燃性絶縁油を使用した油
入電気機器を提供°しようとするものである。
実施例
以下本発明を実験データーに基づき説明する。
第１図は酸素指数性燃焼性試験装置の燃焼部で、１はガ
ラスカラム、２はガラスカラム１内に収納されたガラス
ピーズ、３は内径が３ ｍｍのガラス管で、一端はガラ
スカラム１内に収納し、他端は油だめ４に接続されてお
り、この油だめ４とガラス管３には油５が満たされてい
る。６はドレンで、ガラス管３に接続されており、その
接続箇所にはコック８が設けられている。また７はドレ
ンで油だめ４のところに設けられている。９は炎である
。
ラスカラム、２はガラスカラム１内に収納されたガラス
ピーズ、３は内径が３ ｍｍのガラス管で、一端はガラ
スカラム１内に収納し、他端は油だめ４に接続されてお
り、この油だめ４とガラス管３には油５が満たされてい
る。６はドレンで、ガラス管３に接続されており、その
接続箇所にはコック８が設けられている。また７はドレ
ンで油だめ４のところに設けられている。９は炎である
。
絶縁油の燃焼性は定量的な評価ができる酸素指数法で試
験した。
験した。
酸素指数法は酸素と窒素を用い燃焼部雰囲気の酸素濃度
を調節し絶縁油が着火し燃焼が持続する最低の酸素濃度
を求め、その酸素指数として表す方法である。高分子材
料の燃焼性試験方法（ＪＩＳ Ｋ ７２０１）に適
用されており、その測定装置を用いて燃焼部を第１図に
示すように液体用に改良して着火後燃焼が３分間持続す
る酸素指数を測定した。
を調節し絶縁油が着火し燃焼が持続する最低の酸素濃度
を求め、その酸素指数として表す方法である。高分子材
料の燃焼性試験方法（ＪＩＳ Ｋ ７２０１）に適
用されており、その測定装置を用いて燃焼部を第１図に
示すように液体用に改良して着火後燃焼が３分間持続す
る酸素指数を測定した。
前記アリールフェニールエタンの酸素指数は１８．５〜
２０の範囲にあり、空気の酸素濃度が２１以下で空気中
で燃焼することを示している。これに対し植物性の菜種
油および大豆油は酸素指数が２６．５および２７．０と
２１以上を示し、自己消火性油である。
２０の範囲にあり、空気の酸素濃度が２１以下で空気中
で燃焼することを示している。これに対し植物性の菜種
油および大豆油は酸素指数が２６．５および２７．０と
２１以上を示し、自己消火性油である。
この植物性油を混合することによって難燃性となること
が期待される。
が期待される。
第２図は了り−ルフエニールエタンと菜種油または大豆
油との混合油の酸素指数を示したものである。アリール
フェニールエタンに菜種油または大豆油を混合していく
と、酸素指数が高くなり、はぼ５５ｖｏ１％以上混合す
ると２１以上となり、難燃性となることが判る。菜種油
又は大豆油の混合割合の上限は、これら植物油の動粘度
がアリールフェニールエタンより高いため、混合油の適
正粘度を考慮して決めればよい。またこれら植物油はオ
レイン酸、リノール酸、リルイン酸などの鎖状不飽和炭
化水素を含有しているので、（例として脂肪酸組成を表
に示す）ガス吸収性がすぐれているが、アリールフェニ
ールエタンより低いため、このことも考慮して混合比を
決めればよい。
油との混合油の酸素指数を示したものである。アリール
フェニールエタンに菜種油または大豆油を混合していく
と、酸素指数が高くなり、はぼ５５ｖｏ１％以上混合す
ると２１以上となり、難燃性となることが判る。菜種油
又は大豆油の混合割合の上限は、これら植物油の動粘度
がアリールフェニールエタンより高いため、混合油の適
正粘度を考慮して決めればよい。またこれら植物油はオ
レイン酸、リノール酸、リルイン酸などの鎖状不飽和炭
化水素を含有しているので、（例として脂肪酸組成を表
に示す）ガス吸収性がすぐれているが、アリールフェニ
ールエタンより低いため、このことも考慮して混合比を
決めればよい。
表
菜種油および大豆油は食用としてそれぞれＪＡＳ規格第
２９条および第２３条に示されるものでよいが、さらに
活性白土および活性アルミナなどで精製すると一般的な
電気特性全酸価が向上し、絶縁油として問題なく使用で
きるものである。
２９条および第２３条に示されるものでよいが、さらに
活性白土および活性アルミナなどで精製すると一般的な
電気特性全酸価が向上し、絶縁油として問題なく使用で
きるものである。
発明の効果
以上述べたように前記アリールフェニールエタンに植物
性の菜種油または大豆油を５５ｖｏ１％以上混合すると
、難燃性絶縁油が得られ、油入電気機器の安全性が高ま
る効果がある。
性の菜種油または大豆油を５５ｖｏ１％以上混合すると
、難燃性絶縁油が得られ、油入電気機器の安全性が高ま
る効果がある。
またこれら植物性の油は食用油として使用されているも
のであり、衛生上極めて安全な物質であることはいうま
でもない。
のであり、衛生上極めて安全な物質であることはいうま
でもない。
第１図は酸素指数性燃焼性試験装置の燃焼部の説明図、
第２図はアリールフェニールエタンに植物油の混合割合
に基づく混合油の燃焼性を示す酸素指数特性図である。
第２図はアリールフェニールエタンに植物油の混合割合
に基づく混合油の燃焼性を示す酸素指数特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 構造式が▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼である １種または２種以上からなるアリールフェニールエタン
電気絶縁油に植物性の菜種油または大豆油を５５ｖｏｌ
．％以上混合してなる混合油を電気絶縁油として使用し
た油入電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59279046A JPH067443B2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59279046A JPH067443B2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 油入電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61156605A true JPS61156605A (ja) | 1986-07-16 |
| JPH067443B2 JPH067443B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=17605642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59279046A Expired - Lifetime JPH067443B2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 油入電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067443B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0868731A4 (ja) * | 1995-12-21 | 1998-11-11 | ||
| EP1304704A3 (en) * | 1995-12-21 | 2003-05-07 | Cooper Industries, Inc. | Vegetable oil based dielectric coolant |
| US6905638B2 (en) | 1995-12-21 | 2005-06-14 | Cooper Industries, Inc. | Vegetable oil based dielectric fluid and methods of using same |
| US7048875B2 (en) | 1996-06-18 | 2006-05-23 | Abb Technology Ag | High oleic acid oil compositions and methods of making and electrical insulation fluids and devices comprising the same |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133278A (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-22 | Osame Kogyo Kk | Ryutaiatsushirinda |
| JPS551642A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-08 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5942705A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-09 | 呉羽化学工業株式会社 | 電気絶縁油 |
| JPS59128708A (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-24 | 三菱電機株式会社 | 油入電気機器 |
| JPS59194307A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | 株式会社指月電機製作所 | 金属蒸着化ポリプロピレンフイルムコンデンサ |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP59279046A patent/JPH067443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133278A (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-22 | Osame Kogyo Kk | Ryutaiatsushirinda |
| JPS551642A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-08 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5942705A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-09 | 呉羽化学工業株式会社 | 電気絶縁油 |
| JPS59128708A (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-24 | 三菱電機株式会社 | 油入電気機器 |
| JPS59194307A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | 株式会社指月電機製作所 | 金属蒸着化ポリプロピレンフイルムコンデンサ |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0868731A4 (ja) * | 1995-12-21 | 1998-11-11 | ||
| US6037537A (en) * | 1995-12-21 | 2000-03-14 | Cooper Industries, Inc. | Vegetable oil based dielectric coolant |
| EP1304704A3 (en) * | 1995-12-21 | 2003-05-07 | Cooper Industries, Inc. | Vegetable oil based dielectric coolant |
| EP1365420A1 (en) * | 1995-12-21 | 2003-11-26 | Cooper Industries, Inc. | Vegetable oil based dielectric coolant |
| US6905638B2 (en) | 1995-12-21 | 2005-06-14 | Cooper Industries, Inc. | Vegetable oil based dielectric fluid and methods of using same |
| US7048875B2 (en) | 1996-06-18 | 2006-05-23 | Abb Technology Ag | High oleic acid oil compositions and methods of making and electrical insulation fluids and devices comprising the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH067443B2 (ja) | 1994-01-26 |
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