JPS61153570A - 車載用電気積算計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車等に積載される電装品と蓄電池間に
流れる電流または電力を積算する車載用電気積算計に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の積算計の実例は少なく第４図に基本構成
を示す。図において、１は内燃機関（エンジン）で、充
電発電機となるオルタネータ２および始動電動機３が機
関本体４に装着されている。

５はファン６とオルタネータ２間に巻掛けされたファン
ベルトであって、内燃機関１のクランク軸（図示せず）
によって駆動される。オルタネータ２の充電電流は接続
＄７を介して蓄電池８のプラス端子８ａに接続され、充
電される。９は蓄電池８のケーブルで、始動電動機３と
蓄電池８とが接続されている。１０はアース接続線であ
って機関本体４と蓄電池８のマイナス端子８ｂ間に接続
されている。１１はエアクリーナ、１２は吸気管、１３
は変速機である。

次に動作について説明する。始動電動機３が動作し、内
燃機関１の始動が完了するとオルタネータ２がファンベ
ルト５を介して内燃機関１によって駆動されて充電電圧
（充電電力）を発生し、蓄電池８が充電される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の装置は以上のように構成され、例えばオルタネー
タ２の発電電力量が不明であり、また始動電動機の使用
電力量が不明である等によって、装置の稼動率を知る手
段がなく、運転者に不償感を与える。また始動電動機で
は特にブラシ交換等の補修の時期が不明となってメンテ
ナンスに不便である他、短時間のうちに高負荷運用した
場合の入力電力量が不明であるので焼損する場合がある
等の問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、電装品の積算電気量を検出して運転者に表
示できると共に、過負荷保護機能あるいは間接的に蓄電
池の充電量を検出することのできる車載用電気積算を得
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る車載用電気積算計は、機関に装着される
充電発電機と、蓄電池および電装品と、蓄電池の少な（
とも一方の接続線に積算手段を備えたものである。

〔作　用〕

この発明における車載用電気積算計は、充電発電機や電
装品の電流または電力量を積算し、これを運転席の計器
板に表示しあるいは過負荷保護機能を動作させる信号と
して取出すことができる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、符号１〜１３は第４図に示した従来の装置
と同一である。ＡＨｌおよびＡＨ２はそれぞれ電流積算
装置であって、電流検出抵抗または電流検出用ホールＩ
Ｃと、これらの出力電圧を増幅する演算増幅４９、Ｆ／
Ｖコンバータおよびカウンター等を備え、積算電流をデ
ジタル表示する構成となっている。そして上記電流積算
装置ＡＨ，，ＡＨ，は蓄電池８のプラス端子８ａと充電
発電機２および始動電動機３の接続線７ａ、９ａ間に各
々直列に接続されている。

第２図は上記装置の回路図であり、図において、Ｒａｇ
はＩＣレギュレータで、励磁コイル１４を電流制御しス
テータコイル１５の出力を加減する。ＩＢは整流用三相
全波ダイオードであり電流積算装置ＡＨを介して蓄電池
８に接続される。１７はキースイッチで、充電発電機２
および始動電動機３の制御接点１７　ａ、　１７　ｂを
有する。１８は始動電動機３の電磁スイッチであり、コ
イル１９および常開接点２０で構成され、この接点２０
と蓄電池８との間に電流積算装置ＡＨ１が接続される。

次に動作について説明する。キースイッチ１７が閉じて
始動電動機３が動作すると内燃機関１が始動される。こ
のとき、電流積算装置ＡＨ，によって始動電動機３の主
電流が積算され表示される。

なお、上記の積算をキースイッチ１７の閉成後の量を比
較し、過負荷表示または通電付勢を中断する保護装置を
動作させる信号として利用することもできる。さて、内
燃機関１の始動後、キースイッチ１７が端子１７ａに接
続されて充電発電機２の発電が開始し、電流積算装置Ａ
Ｈ２が蓄電池８の充電電流を積算し、運転席に表示する
。これにより装置の負荷経過が運転者によって確認でき
、例えばブラシ交換やファンベルトの取替え等の補修時
期が判断でき、かつ電流積算装置の比較によって蓄電池
８の充電状態が間接的に把握できる。なお電流積算装置
ＡＨ１，ＡＨ，の仕口に積算電力計Ｗ、Ｗ（第２図）を
装着してもよい。

！　　　　　　２ 第３図は他の実施例を示すもので、ＡＨ，は加減算機構
を有する電流積算装置であり、この装置はアース接続５
１０５１，１０１Ｌ間に直列接続され、充電発電機２の
充電電流により加算し、他の電装品の放電電流によって
減算゛されて積算表示される。

これにより蓄電池８の残存容量が容易に判断できる利点
がある。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、自動車車載電装
品の電流路に電気積算計を接続したので、運転席の表示
板に積算電気量が表示でき、これにより運転者に安心感
と信頼感を与え、かつ電気品の補修時期も容易に判断で
きる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す車載用電気積算計を
備えた内燃機関の構成図、第２図は回路図、第３図は他
の実施例を示す要部回路図、第４図は従来の内燃機関の
構成図である。 １・・・内燃機関、２・・・充電発電機、３・・・始動
電動機、５・・・ファンベルト、８・・・ｆｉ電ｆｆｊ
１、ＡＨ，、ＡＨ，。 ＡＨ，・・・電流積算装置。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）機関に装着された充電発電機と、蓄電池および電
   装品と、上記蓄電池の少なくとも一方の接続線に通電電
   流または電力量を積算する積算手段を備えたことを特徴
   とする車載用電気積算計。
2. （２）電装品が始動電動機であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の車載用電気積算計。
3. （３）車載用電気積算計は蓄電池と接地間に接続され、
   充電発電機の充電電流によって積算され、電装品の放電
   電流によって減算されるようにしたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の車載用電気積算計。