JPS6114814A - 金属帯板のスリツト歪防止方法とその装置 - Google Patents

金属帯板のスリツト歪防止方法とその装置

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JPS6114814A
JPS6114814A JP13077384A JP13077384A JPS6114814A JP S6114814 A JPS6114814 A JP S6114814A JP 13077384 A JP13077384 A JP 13077384A JP 13077384 A JP13077384 A JP 13077384A JP S6114814 A JPS6114814 A JP S6114814A
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JP
Japan
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blade
strip
slit
slitter
distortion
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JP13077384A
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Inventor
Masayasu Kojima
正康 小嶋
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D19/00Shearing machines or shearing devices cutting by rotary discs
    • B23D19/02Shearing machines or shearing devices cutting by rotary discs having both a fixed shearing blade and a rotary shearing disc

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金属帯板のスリット歪防止方法およびそれに使
用するスリッタに関する。
更に詳細には、本発明は、スリット加工された金属帯板
のスリットエツジに形成される残留応力により、当該帯
板を素材とした製品の寸法精度が悪化する現象、いわゆ
るスリット歪を解消するスリット方法とその装置に関す
るものである。
従来の技術 上記したスリット歪の問題を添付の図面を参照して説明
する。
添付の第2図(イ)に示す如く、広巾のコイル状金属帯
板素材1を狭巾の複数条材2にスリットし、第2図(ロ
)に示す如く、条材2のエツジ2′を含む製品3をプレ
ス打抜きなどによって製造する。
このとき、第1図(ハ)に示す製品3のスリットエツジ
3°が例えば矢印aで示すようにねじれ、製品3が平坦
でなくなる。特に、第2図(ハ)に示すスリットエツジ
3°が含まれる製品部分の巾Wが小さく、かつ長さlが
大きい場合に平坦不良の程度が著しくなる。この現象は
スリット歪として知られている。
このスリット歪は、スリット加工後の条材エツジ2′か
ら、第3図に斜線で示す高々板厚の2〜3倍の巾の領域
4を切削、腐食などの方法で除去すると消滅する。
スリット歪は、最も一般的に用いられる回転刃によるス
リット加工で形成される。このようなスリット加工に一
般に用いられるスリッタは、第4図に示す如く、スタン
ド5.5°によって両端を回転自在に支持された上下ア
ーバー軸6.6′に所定スリット巾、条数に応じて複数
の回転刃7.7′を配置したいわゆるガングスリッタ8
である。
第5図は、巾Wの条材に切断する上下2枚づつの回転刃
7.7゛の位置関係を示した正面図である。上下回転刃
の横方向の間隙(クリアランス)δは通常0.05〜0
.15t(t:帯板厚)に設定される。上下方向に見れ
ば、帯板のスリットの場合には第5図に示す如く、上下
回転刃がわずかにオーバーラツプした状態に設定される
。オーバーラツプ量りは、帯板の板厚、材質、回転刃の
摩耗状況によって変化させるが、基本的には切断が可能
な範囲で小さな値とする。
次に回転刃によるスリット加工での材料との変形を説明
する。第6図に示すスリットラインC−Cで見れば、材
料と上下回転刃7.7′との位置関係は第7図に示すよ
うになる。左方より進行してきた素材帯板1は、上下回
転刃7.7゛の円周の上下方向間隔αが帯板厚tに等し
い位置a−aで回転刃にかみ込まれる。ここから剪断加
工がはじまり、上回転刃7による切り下げと下回転刃7
′による切り上げが同時に進行し、多くの場合、α=0
となる位置b−bに達するまでに破断が生じ、上回転刃
7で切り下げられた条2Bと下回転刃7″で切り上げら
れた条2Aに分離する。すなわち、第6図のスリットラ
インC−C上では、かみ込み位置a−aにおいて材料が
走行する高さ方向の向きが急変するのであり、かみ込み
位置a−aと上下回転刃中心o−o’を結ぶ位置との間
の距離gの間で条材2A、2Bが下式で示すhの高低差
がつく。
(Lニオ−バーラップ、t:帯板厚) ところでかみ込み位置からhの高低差がつく現象は第6
図のスリットラインC7Cのみで見られるのであり、回
転刃から帯板巾方向に離れたライン、例えば第6図のc
’ −c’ ラインあるいはc ” −c”ラインでは
、第8図の如きゆるやかな変化しか示さない。
したがって、かみ込み位置a−aを通る巾方向断面にお
いて、材料には第9図の如き上下交互の反りが発生する
。勿論、この反りは第10図に示す如き剪断加工時の曲
げモーメン)Mによる材料の曲がりによって助長される
結局、第1図に示す条材2Aについて言えば、C−C断
面及びc’−c’断面のスリッタ入側の断面形状は第1
1図(イ)のように、また第6図に示す条材2Bのc−
c断面及びC”−〇”断面のスリッタ入側の断面形状は
第11図(ロ)のようになる。
明らかにc−、c断面の線長はC”−c’、c″″−c
 ”の線長より長く、帯板の巾方向にみて、スリットラ
イン上の材料のみが通板方向に引張変形をうけつつスリ
ット加工され水のである。
しかしながら、スリット加工後の条材につ0てみれば、
エツジC−Cと中央部c’−c’或いはC”−口”は同
一の長さであり、エツジC−Cのみが長くなることはあ
り得ない。すなわち、第12図に示すように、スリット
エ・クジには圧縮の残留応力が形成され、これと釣り合
うために工、ノジ以外の部分に小さい引張の残留応力が
生ずる。条材のままの状態ではこの残留応力が条の形状
に影響を与えることは少ないが、前述した第2図()′
X)に示す如き製品の場合にはスリットエ・クジがねじ
れることによって圧縮の残留応力を解放する。前述した
上下の回転刃のオーバーラツプを必要最小限にするとい
う従来の慣習は、結果として第11図に示す如き線長差
を小さくすることになり、スリツトエッジの残留応力レ
ベルを低くする効果もある。
しかし、線長差を完全になくするには第7図に示すg=
0とする必要があり、スリット加工が行えなくなってし
まう。したがって、現実のスリット歪対策としては、ス
リット加工後の条にレベラーにより繰り返し曲げを与え
、スリットエツジの残留応力を小さくする方法が採用さ
ている。
しかし、この方法では、残留応力が限界値以下に低下し
たか否かは製品打ち抜き後にはじめて確認できるのであ
り、不充分な場合は再度レベラー加工を行う必要がある
など、工程が煩雑化する。
また、レベラーによる冷間加工が加わるので、加工硬化
が有害となる製品の場合には全く適用できない。
発■が解決しようとする問題点 本発明は上記した従来技術の問題点を解決することを目
的とする。
すなわち、本発明はスリットのままでスリットエツジに
残留応力を形成することのない新規なスリット方法とそ
の装置を提供することを目的とす問題点を解決するため
の手段 以上の問題点に鑑み、本発明は回転刃と直線固定刃とを
組合わせることにより、スリット加工のままでスリット
エツジに残留応力を形成しない新規なるスリット加工方
法を提供するものである。
すなわち、本発明に従うと、上刃および下刃による金属
帯板のスリット加工において、上刃または下刃のいずれ
か一方を回転刃とし、他方を直線固定刃とし、該直線固
定刃の面上を走行して切断される条のスリット加工中に
おける巾反りを防止することを特徴とする金属帯板のス
リット歪防止方法が提供される。
更に、本発明に従うと、上刃および下刃を備える金属帯
板のスリッタにおいて、上刃または下刃のいずれか一方
を回転刃とし、他方を直線固定刃とし、更に該直線固定
刃の面上を走行して切断される条を該直線固定刃の面上
に押し付ける手段を備えることを特徴とする金属帯板の
スリッタが提供される。
以下、本発明を実施例により添付の図面を参照して説明
する。これらの実施例は本発明の単なる例示であって、
本発明の技術的範囲を制限するものでないことは勿論で
ある。
ス潰1 第1図は本発明のスリットタの概略図であり、特に、第
1図(イ)はA方式、(ロ)をB方式の装置を示す。こ
れらの第1図では、特に被加工材料と上刃、下刃の位置
関係及び通板状態を示している。
第1図(イ)に示すA方式のスリ・ツタは上回転刃7と
固定された下直線刃9′とを備える。
下直線刃9°の上面はかみ込み位置a−aより入側の点
Pから、少なくとも切断が完了する点Q迄の区間が水平
である。したがって下直線刃9″上に乗った条2Δのス
リットラインC−Cは水平となり、第11図(イ)の如
き条の中央部とエツジ部の線長差が発生し得ず結果とし
て残留応力は全く形成されない。
なお、せん断加工時の曲げ、をモーメント(第10図参
照)による巾反りを防止するため、かみ込み位置a−a
において押さえロール10を使用する。
押さえロール10は例えばアーム11を介した加圧シリ
ンダ12によって、素材帯板1を下直線刃9°上面に押
しつける。
一方、上回転刃7で切り下げされる条2B+こついて説
明すると、スリ・ノドラインC−Cはかみ込み位置にお
いて急に押し下げられるので巾反りを生じ、結局、かみ
込み位置a−aでの素材帯板1の巾方向断面は第13図
(イ)の如き形状となり、条2Bには残留応力が形成さ
れる。
したがって、Δ方式の場合には、条2Bはス1ノット歪
が問題とならない用途に使用する力1、或(1は条2B
の巾を第13図(ロ)に示す如く上回傘云刃7の厚み程
度迄まで小さくして廃棄すること(こtよる。
一方、第1図(ロ)に示すB方式スリ・ツタ(;!A方
式のスリッタの上下位置を逆関係にしIこもので、上直
線刃9と下回転刃7′とを備える。
この場合には上直線刃9の直下を通る条2Bのスリット
ラインが水平となり残留応力は形成されない。下回転刃
7″によって切り上げられる条2Aには、スリットライ
ンC−Cのかみ込み位置a−aでの急な押し上げに伴う
巾反りによって残留応力が形成されるので、スリット歪
が問題とならない用途に使用するが、或いは条2Aの巾
を下回転刃7゛の厚み程度まで小さくして廃棄すること
になる。
名】p累月 以上のように、本発明は、回転刃と直線刃を組み合わせ
たスリッタによって直線刃に板面が接する条に残留応力
を発生させないという新規なるアイデアを基礎とする。
本発明の方法によりスリットした条材は、スリット歪み
がなく、レベリング加工を必要とせず、そのままプレス
加工等に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)はそれぞれ本発明のスリッタの実
施例の概略図、第2図は広巾素材帯板をスリット加工し
て得た条に発生するスリット歪の説明図、第3図はスリ
ットエツジの残留応力発生域の巾の説明図、第4図はガ
ングスリッタの構成図、第5図は上下回転刃のセツティ
ングの説明図、第6図は帯板の巾方向位置の説明図、第
7図は従来のスリッタでのスリットラインの変化を示す
側面図、第8図はスリットライン以外の巾方向部位の長
手方向側面形状の説明図、第9図はかみ込み位置におけ
る帯板の巾反りの説明図、第10図は剪断加工時のモー
メントによる曲がりの説明図、第11図はスリッタ入側
における巾方向位置による側面形状の違い及びそれに伴
う線長差の説明図、第12図はスリット後の条に形成さ
れる残留応力の説明図、そして、第13図(イ)、(ロ
)はそれぞれ上回転刃と下直線固定刃との間隔を変えた
第1図(イ)に示す本発明のスリッタのかみ込み位置で
の巾方向断面図である。 (主な参照番号) 1、金属帯板素材、  2.2A、2B+条材、2゛:
条材のエツジ、 3;製品、       3゛ニスリツトエツジ、5.
5゛:スタンド、 6:上アーバー軸6ミ 6° ;下アーパー軸、7:」
二回転刃、    7″ ;下回転刃、9;上直線固定
刃、  9′ :下直線固定刃、10:押えロール、 
  11:アーム、○:上上回刀刃回転中心、 ○” :下回転刃の回転中心、 特許出願人 住友金属工業株式会社 代理人   弁理士 新居 正彦 q− 第2図 第4図 第5図 第7図 C「 −1□

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上刃および下刃による金属帯板のスリット加工に
    おいて、上刃または下刃のいずれか一方を回転刃とし、
    他方を直線固定刃とし、該直線固定刃の面上を走行して
    切断される条のスリット加工中における巾反りを防止す
    ることを特徴とする金属帯板のスリット歪防止方法。
  2. (2)上刃および下刃を備える金属帯板のスリッタにお
    いて、上刃または下刃のいずれか一方を回転刃とし、他
    方を直線固定刃とし、更に該直線固定刃の面上を走行し
    て切断される条を該直線固定刃の面上に押し付ける手段
    を備えることを特徴とする金属帯板のスリッタ。
JP13077384A 1984-06-25 1984-06-25 金属帯板のスリツト歪防止方法とその装置 Granted JPS6114814A (ja)

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JP13077384A JPS6114814A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 金属帯板のスリツト歪防止方法とその装置

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JPS6114814A true JPS6114814A (ja) 1986-01-23
JPH0418968B2 JPH0418968B2 (ja) 1992-03-30

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Cited By (1)

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JP2010076009A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Aisin Aw Co Ltd 円盤状部品加工装置

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