JPS61143289A - 冷凍運搬船 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷凍運搬船に関する。

〔従来の技術〕

バナナ運搬を主とする冷凍運搬船においては、カーゴバ
ッチカバーを開くことなく別途設けられた小型のバナナ
専用ハツチ（以下バナナハツチという）のカバーを開い
てバナナの荷役を行っている。

そして、このバナナハツチの位置としては、倉内甲板に
おける荷さばきの面から、できるだけ倉内の中央に近く
、すなわち、カーゴハツチカバーに組込んで設けられる
ことが多い。

従って、従来、例えば、第５図斜視図及び第６図縦断面
図に示すように、バナナ運搬金主にする冷凍運搬船では
、クレーンＡ’に樹立した上甲板Ｂに設けたカーゴハツ
チカバー１ｂにはバナナハツチ２ｂが、また、倉内甲板
Ｃ，Ｄ、Ｅにそれぞれ設けられたカーゴハ中　。

ツテカバー１ｃ、ｌｄ、ｌｅはバナナバッチ２ｃ、、２
ｄ、２ｅがそれぞれ設けられている。

しかしながら、このよう々構造の船で、バナナ荷役の能
率を図るために、内底板Ｆ上からバナナハツチ２ｅ、２
ｄ、２ｃ、２ｂ’に垂直方向に貫通するバナナエレベー
タ−を設備しようとすると、第７〜８図縦断面図に示す
カゴ−ハツチカバーの開閉状況より分るように、バナナ
エレベータ−用の固定式ガイドレール０３がカーゴハツ
チカバー１ｃ、ｌｄ。

１ｅの折畳み開閉移動の妨げとなるので、固定式ガイド
レール０３を使用する限りでは、バナナエレベータ−を
設備することができない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
カーゴハツチカバーに組込まれたバナナハツチを具える
とともにバナナニレベーク−をも具え荷役の省力化を図
る冷凍運搬船を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

そのために本発明は、各甲板のカーゴハツチカバーの同
一関係位置にそれぞれ組込まれた跳ね上げ式バナナハツ
チカバーを有する冷凍運搬船において、各バナナハツチ
カバーの裏側にそれぞれ付設され前記各バナナハツチカ
バーを跳ね上げ垂直にセットした状態において最下層船
倉内に樹立されたラック付きガイドレールと協働して上
甲板のバナナハツチまで延びる垂直ガイドレールを構成
するラック付ガイドレールと、前記各ラック付ガイドレ
ールのラックに歯合する駆動歯車により前記各甲板のバ
ナナハツチを通して前記ラック付ガイドレールに沿って
昇降するエレベータ−とを具えたことを特徴とする。

〔作用〕

上述の構成により、カーゴハツチカバーに組込まれたバ
ナナハツチを具えるとともにバナナエレベータ−をも具
え荷役の省力化を図る冷凍運搬船を得ることができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面について説明すると、第１図は
その船倉縦断面図、第２図は第１図の■−■横断面図、
第３図は第１図のバナナエレベータ−を示す部分拡大正
面図、第４図は第３図のガイドレールを示す斜視図であ
る。

上図において、第５〜８図と同一の記号はそれぞれ同図
と同一の部材を示し、１ｂ′。

ｌｃ’、ｌｄ’、ｌｅ’はそれぞれ上甲板Ｂ。

甲板Ｃ，Ｄ、Ｅに設けられた蛇腹式ハツチカバー、２ｂ
’、２ｃ’、２ｄ’、２ｅ’はそれぞれハツチカバー１
ｂ’、ｌｃ’、ｌｄ’。

ｌｅ’の片側寄りの同一関係位置に組込まれたバナナハ
ツチ、３ｂ’、３ｃ’、３ｄ’。

３ｅ’はそれぞれ一端がバナナハツチカバー２ｂ’、２
ｃ’、２ｄ’、２ｅ’に枢支され横手鉛直面内で水平位
置から垂直位置まで１／４円弧Ｇに沿い回動する跳ね上
げ式バナナハツチカバーで、バナナハツチカバー３ｃ′
。

３ｄ’、３ｅ’は垂直位置にセットされたとき、それぞ
れの裏面に取付けられた各２条の平行ガイドレール４ｃ
’、４ｄ’、４ｅ’が内底板Ｔｉ’−ｌｘに設けられた
２条の固定式ガイドレール４ｆ’とともに、上甲板Ｂの
バナナハツチ２ｂ’のところまで延びる竪通ガイドレー
ルを構成するようになっている。

また、ガイトレー／ｌ／４Ｃ’、４ｄ’、４ｅ’。

固定式ガイドレール４ｆ’はそれぞれ断面形状がコの字
状部材を互いに適宜間隔離し、それぞれ背中合せの向き
に平行に取付けることによ多構成されている。

５は固定式ガイドレール４ｆ′、ガイドレール４６’、
４ｄ’、４ｃ’に沿ってバナナハツチ２ｅ’、２ｄ’、
２ｃ”ｉ通して内底板Ｆ上から上甲板Ｂのバナナハツチ
２ｂ’　ｔでの範囲を昇降するバナナエレベータ−１６
はエレベータ−５に取付けられた回転歯車で。

回転歯車６は固定式ガイドレール４ｆ’及びガイドレー
ル３ｅ’、３ｄ′、３ｃ’の溝にそれぞれ設けられたラ
ック７に歯合している。

なお、図示されていないが、回転歯車６には駆動機構が
直結されている。

このよう庁装置において、ハツチカバーｌｂ’、ｌｃ’
、ｌｄ’、Ｉｅ’　ｆそれぞれ開閉するとき、ガイドレ
ール４ｃ’、４ｄ’。

４ｅ’ｅ裏面に取付けたバナナハツチカバー３ｃ’、３
ｄ’、３ｅ’はハツチカバー１ｃ′。

ｌｄ’、１．ｅ’にそれぞれ組込まれ、かつ、バナナエ
レベータ−５は最下層船倉の内底板Ｆ上に格納されてい
るので、ガイドレール４ｃ’、４ｄ’、４ｅ’等がハツ
チカバーｌｃ’、ｌｄ’、ｌｅ’の折畳み開閉移動に妨
げとなることはない。

また、バナナ荷役をするとき、第１〜２図に示すように
、バナナハツチカバー３Ｃ′。

３ｄ’、３ｅ’ｆｆｉ上方に跳ね上げ垂直位置にセット
すると、固定ガイドレール４ｆ’ガイドレール４ｅ’、
４ｄ’、４ａ’が内底板Ｆ上からバナナハツチｌｂ’ｔ
で延びる２条の平行なガイドレールを構成するので、バ
ナナエレベータ−５は回転歯車６を駆動することにより
、それぞれのガイドレールに設けられたラック７に歯合
しながら、バナナハツチ２ｃ’、２ｄ’、２ｅ’内を上
下に移動することができる。

そして、このとき回転歯車６は適当間隔全敗って背合せ
に対向して配置された２条の断面形状がコの字状のガイ
ドレールの底面に設けられたラック７に歯合しながら昇
降するので、エレベータ−５がガイドレールから外れる
ということはない。

このような装置によれば、カーゴハツチに組込捷れたバ
ナナハツチにバナナエレベータ−が装備できるので、バ
ナナ荷役の時間短縮及び省力化の効果が奏せられる。

〔発明の効果〕

要するに本発明によれば、各甲板のカーゴハツチカバー
の同一関係位置にそれぞれ組込まれた跳ね上げ式バナナ
ハツチカバーを有する冷凍運搬船において、各バナナハ
ツチカバーの裏側にそれぞれ付設プれ前記各バナナハツ
チカバーを跳ね上げ垂直にセットした状態において最下
層船倉内に樹立されたラック付きガイドレールと協働し
て上甲板のバナナハツチまで延びる垂直ガイドレール全
構成するラック付ガイドレールと、前記各ラック付ガイ
ドレールのラックに歯合する駆動歯車により前記各甲板
のバナナハツチを通して前記ラック付ガイドレールに沿
って昇降するエレベータ−とを具えたことにより、カー
ゴハツチカバーに組込まれたバナナハツチを具えるとと
もにバナナエレベータ−をも具え荷役の省力化を図る冷
凍運搬船を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す船倉縦断面図、第２図
は第１図の■−■横断面図、第３図は第１図のバナナエ
レベータ−を示す部分拡大正面図、第４図は第３図のガ
イドレールを示す斜視図、第５図は公知の冷凍運搬船、
を示す斜視図、第６図は第５図の縦断面図。 第７図は第６図のハツチカバーの開閉状況を示す同じく
縦断面図、第８図は第７図の部分拡大縦断面図である。 ｌｂ’、ｌｃ’、Ｉｄ’、ｌｅ”ハツチカバー、２ｂ’
、２ｃ’、２ｄ’、２ｅ’・・バナナハツチ、３ｂ’、
３ｃ’、３ｄ’。 ３ｅ’・・バナナハツチカバー、４０′。 ４ｄ’、４ｅ’・・　　ガイドレール、４ｆ’・・固定
式ガイドレール、５・・バナナエレベータ−１６・・回
転歯車、７・・ラック、Ｂ・・上甲板、Ｃ，Ｄ、Ｅ・・
甲板、Ｆ・・内底板、Ｇ・・１／４円弧、 復代理人　弁理士　　塚　本　正　文 第２図 第３図　　　　第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 各甲板のカーゴハッチカバーの同一関係位 置にそれぞれ組込まれた跳ね上げ式バナナハッチカバー
   を有する冷凍運搬船において、各バナナハッチカバーの
   裏側にそれぞれ付設され前記各バナナハッチカバーを跳
   ね上げ垂直にセットした状態において最下層船倉内に樹
   立されたラック付きガイドレールと協働して上甲板のバ
   ナナハッチまで延びる垂直ガイドレールを構成するラッ
   ク付ガイドレールと、前記各ラック付ガイドレールのラ
   ックに歯合する駆動歯車により前記各甲板のバナナハッ
   チを通して前記ラック付ガイドレールに沿つて昇降する
   エレベーターとを具えたことを特徴とする冷凍運搬船。