JPS61140616A - 自己潤滑能力をもったころがり軸受 - Google Patents

自己潤滑能力をもったころがり軸受

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JPS61140616A
JPS61140616A JP26305684A JP26305684A JPS61140616A JP S61140616 A JPS61140616 A JP S61140616A JP 26305684 A JP26305684 A JP 26305684A JP 26305684 A JP26305684 A JP 26305684A JP S61140616 A JPS61140616 A JP S61140616A
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JP
Japan
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lubricant
small hole
bearing
sealed
cage
Prior art date
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Application number
JP26305684A
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English (en)
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JPH0481045B2 (ja
Inventor
Hirotoshi Takada
浩年 高田
Masami Sotomaru
雅美 外丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高温、高真空、特殊雰囲気等、油やグリー
スのよりなdA f′4剤を使用した従来のころがり軸
受では役立たない使用条件下でも、使用可能な自己潤爾
能力をもったころがり軸受に関するものである。
〔従来の技術〕
ころがり軸受を高温、高真空、特殊雰囲気等の通常の潤
滑剤(油、グリース)では役に立たない条件の下で使用
する場合、ころがり軸受を構成する軌道輪、転動体、保
持器等の部品に固体潤滑剤や温情性能のよい金属を被覆
する方法がとられたり、固体潤滑剤粉末を気体媒体と共
にころがり軸受の軌道面、転勤面等の必要箇所に吹付け
る寺の技術が採用されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記のような従来の技術においては、次のよう
な問題点があった。
ころがり軸受を使用中、被覆した固体潤滑剤や。
温情性能のよい金属が剥げ落ちて、転走面で消耗された
後は、無潤滑状態となる。そのため被覆の剥げ落ち力が
耐久性を支配するので、偶然性に支配され易く、耐久性
のばらつきが太き(、非常に短寿命のことも起り得た。
また固体潤滑剤や潤滑性能のよい余積の被積は剥げ落ち
て転走面に入った状態では大きさが不揃いであり、中で
も大きいものは、異物として接触応力を高める作用が大
きいので、ころがり疲れ寿命を短縮する可能性があった
さらに固体潤滑剤粉末を吹付ける場合は、軸受の転走面
に有効に付着させ潤1’!IK与からせることが容易で
はなく、多過ぎると騎績し、少な過ぎると必要箇所に固
体潤滑剤粉末が到達せず、気体媒体と共に流出してしま
う等の問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のころがり軸受は、保持器に封入潤i剤を保有
するための収納室と、封入潤滑剤を遠心力を利用して放
出するため前記収納室に穿設された小孔とがあり、前記
収納室には封入潤滑剤が保有され、しかも前記小孔は当
初固体潤滑剤または潤消能力のある金属により被覆され
ている。
〔作 用−〕
この発明のころがり軸受は、保持器の外径面または外側
面が固体潤滑剤または温情能力のある金属で被覆されて
いるので、使用開始後、相轟期間はその被覆のみで温情
が可能である。そしてそれらの被覆が摩擦や押圧力によ
る機械的破壊によって剥げ落ちたり、金属被覆について
は、軸受の回転や高温の雰囲気、あるいはこれらの相乗
作用によって融触する場合も生じたりして潤滑剤が消耗
された時に1丁度収納室の小孔がそれによって開くので
、収納室中の封入潤滑剤がそのときから新たに転走面に
供給され、温情が継続される。
この封入潤滑剤は収納室の小孔から適量ずつ出て来るの
で、堆積したり無駄になることが少い。
またこの小孔からの封入潤滑剤の放出は、軸受の回転、
直接的には保持器の回転に伴う遠心力によるので、潤滑
剤の不要な静止時には、遠心力が零のため潤滑剤は供給
されず、回転速度が増大して必要な潤滑剤の重が増すほ
ど、遠心力の増大によって潤滑剤の供給量が増加する。
しかも必要な部分にのみ、直接に有効に供給される。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第1の実施例を示すもので、内輪l
と外輪2との間に装入された転動体としての複数個の円
筒ころ3およびこれらの円筒ころ3を適宜の間隔をJ&
jて保持するための保持器4とからなる円筒ころ軸受に
おいて、保持器4には封入潤滑剤(例えば固定潤滑剤)
を保有するための収納室42が設けられている。この収
納室42の大きさや形状は、保持器の大きさや、円筒こ
ろのピッチ間隔等に左右される場合や、逆に収納室42
を大きくするために1円筒ころ3の数を減したり、細く
することも考えられる。使用箇所、使用条件等によりい
ずれを優先するかkより収納室の大きさは左右される。
形状については、加工の難易やコストの点も考慮してき
める必要がある。
保持器4の外径面43等の潤渭を必要とする箇所に供給
するために、収納室42には小孔44が設けられ、この
小孔羽から円筒ころ軸受の回転時に、遠心力により上記
の封入@消削41が供給されるよう罠なっている。
従って小孔伺は収納室42の大きさやftjAM剤の供
給量を加味して1個の場合や、複数個の場合もあり、小
孔伺の方向も軸受の中心から放射方向に設ける場合、軸
受の回転方向が一方向のときは、回転方向を考慮して角
度をつげる場合等潤滑を必要とする箇所に容易に封入潤
滑剤が到達するように配慮する。
上記の小孔勾は当初保持器4の外径面43に被覆された
固体潤滑剤45によって塞さがれるか、または高温で温
情能力のある金′属例えば銀、金等の被膜によって密閉
された状態となっている。この固、高真空等の条件にお
いて使用された場合、初期における温情は、保持器4の
外径面43に棟へされた固体潤滑剤45あるいは潤滑能
カのある金属によって行われ、この固体潤滑剤45ある
いは潤滑能カのある金属が使用しつくされると、当初は
密封されていた小孔44が開口し、保持器4の回転に伴
って、収納室42に保有されている封入潤滑剤41が遠
心力によって小孔44から放出され、温情に寄与する。
従って封入潤滑剤が放出し終るまでは必要箇所への潤滑
が続行される。
次に示す第2の実施例は玉軸受、詳しくはアンギュラ玉
軸受の場合で、第2図におい′1:lは内輪、2は外輪
、3は転動体としての玉であり、4は保持器である。
いる封入潤滑剤41の放出口となる小孔伺を密閉する固
体潤滑剤45あるいは潤滑能力のある金属は、保持器4
の外径面43の全面を被覆するわけではなく、外輪2の
内径面21と接触する可能性のある部分およびそれに近
い部分に被覆され、保持器4の外径面43の中央部分に
は被覆されていない。
このアンギュラ玉軸受においても、当初は保持器4の外
径面43における固体@消削または側割性能のある金属
が温情作用をなし、軸受の使用に伴ってこの温情作用が
終了した時点で、小孔勾が開口し、この小孔44から収
納室42に保有されていた封入潤滑剤41が、遠心力に
よって放出され、必要箇所を温情する。
次に示す第3の実施例は、スラスト円筒ころ軸受の場合
であり、lは内輪、2は外輪、3は転動体としての円筒
ころ、4は保持器である。このスラスト円筒ころ軸受に
おいては、保持器4の封入潤滑剤41用の収納室42に
は、第3図において上方部分に小孔44が2個、下方部
分にも小孔伺が2個、合計4個の小孔伺が穿設されてお
り、しかも収納室42に保有されている封入潤潮剤42
が遠心力に設けられている。そのこの保持器4の上面4
6と下面47には、それぞれ収納室42に保有されてい
る封入潤滑剤41の放出口となる小孔掴を密閉するよう
に固体潤滑剤または潤滑組方を有する金属が被覆されて
いて、使用初期の温情は被覆された潤滑剤または金属に
よっ【行われる。被覆された潤滑剤や金属による温情が
終了してからは、上記の二実施例と同様に収納室の封入
潤滑剤が小孔から順次放出されて、温情作用が営まれる
〔発明の効果〕
この発明のころがり軸受は、上記のように構成されてい
るので、高温、高真空等の条件の下において、単に固体
潤滑剤を被覆した軸受に比較して、+11渭剤の供給さ
れる期間が長くなり、その分寿命延長が期待される。
おけば、被階の摩耗による小孔の開口する時期をずらせ
たり、収納室からの潤滑剤の供給量を時期によって変更
したりすることが可能となり、その軸受の総運転期間を
通じて最適の状態に温情されるように設計することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はいずれもこの発明の実施例を示す
要部の断面図で、第1図はこの発明を円筒ころ軸受に適
用した第りの実施例を示し、第2図は同じく玉軸受に適
用した第2の実施例を示し、第3図は同じくスラスト円
筒ころ軸受に適用した第3の実施例を示すものである。 符号の説明

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内輪、外輪、内輪と外輪との間に装入された転動体およ
    びこの転動体を適宜の間隔に保持するための保持器とよ
    りなるころがり軸受において、前記保持器は封入潤滑剤
    を保有するための収納室とこの収納室における封入潤滑
    剤を遠心力を利用して放出するための小孔とを有し、し
    かも前記小孔は当初固体潤滑剤または潤滑能力のある金
    属により被覆されていることを特徴とする自己潤滑能力
    をもったころがり軸受。
JP26305684A 1984-12-14 1984-12-14 自己潤滑能力をもったころがり軸受 Granted JPS61140616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26305684A JPS61140616A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 自己潤滑能力をもったころがり軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26305684A JPS61140616A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 自己潤滑能力をもったころがり軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61140616A true JPS61140616A (ja) 1986-06-27
JPH0481045B2 JPH0481045B2 (ja) 1992-12-22

Family

ID=17384243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26305684A Granted JPS61140616A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 自己潤滑能力をもったころがり軸受

Country Status (1)

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JP (1) JPS61140616A (ja)

Cited By (5)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0481045B2 (ja) 1992-12-22

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