JPS61136425A - 小形触媒湿式脱臭装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明岐、フェントン脱臭装置を曖良した、固形触媒湿
式脱臭装置に関するものである。

（従来の技術） 鋳物工程から排出されるフェノールを主体とする排ガス
の脱臭装置は、通常、７エントン試薬（過酸化水素に硫
酸第一鉄をＭ！！＃性溶液中で加えたもの）による酸化
脱臭享で５ｉ＝している０しかしながらこの７工ントン
脱臭装置社、反応過程でスラッジ（金属塩−酸化鉄）が
発生するので、このスラッジが吸収塔の気・液接触部（
ＭＡ臭成分Ｗｋ収部分）において目詰りが生じな−よう
にするなめ、気・液接触部を多孔板で形成されることに
なる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらこのように気・液接触部を多孔板で形成し
ても目詰り社主ずるものであることから、一定の性能を
維持するために、多孔板、搭底、循環系の清掃を大小す
ことかできず、し念がって多大の保全工数を必要とし七
〇また従来の７エントン脱臭装置１［Ｈ７エントン試薬
として過酸化水素、硫酸、硫化１１１１鉄、および力性
ソーダの４系統が必要であり、し念がってこれら各系統
ごとにｍ＊糸系統必要となるので、回路が複雑となる上
に、装置がコスト高となる問題があっな。

本発明はこれらの問題点を解決するために成され念もの
であり、７エントン試薬使用の湿式脱臭装置の欠点であ
るスラッジの発生な皆無にして、フェントンの薬液系統
の変更なしにフェントン湿式脱臭装置の改造もしくは転
用を前提としなメンテナンスフリーの脱臭装置を提供す
ることを目的とする。

（問題点を解決するなめの手段） 本発明は上記問題点を解決するための手段として、内部
に多孔板を設は慶吸収塔の排ガス導入口の下部に触媒保
持管を設け、該触媒保持管の内部に触媒を保持したもの
である。

（作用） このような構成とすれば、排ガスに接触したあと吸収液
槽に戻る吸収液が触媒保持管を通るとき、この触媒保持
管内に保持されな触媒と接するので、ここで悪臭成分が
ｗｋ宍され、スラッジの発生が抑制されることになる。

（実鴫例） 次に、本発明の一実施例を第１図について説明する。１
け吸収塔であって、下端は吸収液槽２に一体化してあり
、上端には排気口３が設けられなものである。吸収塔１
の側部にゆ途中に７アン４を設けた排ガス導入口として
のダクト５が取付けられており、被処理気体である排ガ
スを吸収塔１内に導入するようになっているＯ吸収塔１
の内部のダクト５の開口部より上方の部分には、下から
順次、３枚の多孔板６．６．６と、吸収液の噴射ノズル
７、脱湿棚８が設けられ、ダクト５から吸収塔１内に入
った排ガス蝶これらを通過して排気口３に向かうように
なっている。

吸収塔１の内部でダクト５の下方部位には、一部（上部
）をテーパにした触媒保持管９が設けられている。そし
てこの触媒保持ｔ９の直管部の内部には触媒１０Ｍ保持
されて−る。触媒保持管９は上部がテーパになっている
ので、噴霧ノズル７から噴霧され多孔板６．６．６を通
過した吸収液は全部このテーパ部に案内され、触媒１０
な通って吸収液槽２に入ることになる。吸収液槽２内に
は吸収液１１が、触媒保持管９の下部を浸す程度の充分
の量で満しである０ 吸収液槽２の一部には、途中にポンプ１２を接続したパ
イプ１３のＦ端が連設させである。このパイプ１３の上
端は、前述の噴霧ノズル７に接続している。吸収液槽２
の上部には過酸化水素１４を充填したタンク１５Ｓ設け
られ、このタンク１５の底部と吸収液槽２の上部との間
には、途中にポンプ１６を接触しなパイプ１７が設けら
れている０ポモ 吸収液槽２内の吸収液１１の過酸化水素の濃度を検出す
るセンナ１８の指令に従って、作動することになる。１
９憧ドレン槽で、吸収液槽２との間に、途中にパルプ加
を設けたパイプ２１で連通させである。

このように構成されたこの装置は、次のように使用され
る。すなわちポンプ稔を作動させ、吸収液１１をｇｉ取
液槽２から噴霧ノズル７に供給し、ここで多孔板６．６
．６に向けて噴霧させ、触媒保持１１９で回収して吸収
液槽２に循環させ、一方、ファン４を作動させて悪臭成
分を含有する排ガスをその循環中に供給する０排ガスと
してけ、シェル砂を使用する鋳造工場の注湯、冷却１枠
ばらしなどの工程より発生するものの処理をする。

排ガスに接触したのち触媒保持管９により案内され、触
媒１０を通る吸収液は、テーパの角度（テーパ比）によ
って処理状況が変化する０テｐ＜比として望ましくけｊ
ないし１／３、さらに好ましくは２／３程度にするのが
よいＯｆな触媒としては、鉄系固形酸化触媒を、充填量
をＳｖ値Ｔ　５０．０００〜２００．０００　ｈｒ−’
　Ｋ、サラニ好マシ〈は１２０．０００　ｈｒ　　に設
定するのがよい。

第２図は排気口３における出口臭気濃度と触媒保持管９
０テーパ比との関係を示すグラフであり、ｔａ３図は過
酸化水素の消゛ａ景とテーパ比との関係を示すグラフで
ある◎これらのグラフを見れば、上述しな数値の適当値
を理解することができる。

次の表は本発明に係る脱臭ｉｓと従来の７工ントン式脱
実装曾との比較を行なったものである◎比較条件として
は、排ガスを鋳造枠ばらしの際に発生するも′のを使用
し、排ガスの貴社２０００　ｍ’／ｍｉｎ　％触媒保持
管９のテーパ比１／１、触媒ｏｘ　ｔｏｏｏｌＳｓｖ　
値ｈ　１２０．０００ｈｒ”Ｃ、＄）　ル。

（発明の効果） 本発明は以上説明しなような構成と作用を有するもので
あるから、従来の７エントｊン脱実装置に比してＷ造が
著しく簡単になり、しかもメンテナンス７リーの脱臭装
置を得ることができる０

【図面の簡単な説明】

ＩＩＩ図は本発明の一実権例の系統図、第２図および第
３図は本発明に係る脱臭装置の性能を示すグラフである
。 １・−吸収塔　　　　　　２−吸収液槽　　　′５・−
ダクト　　　　　　　６・・・多孔板７・・・噴射ノズ
ル　　　　９・・・触媒保持管１０・−触媒 特許出願人　　ト胃夕自動車株式会社 同　　　　倉敷紡績株式会社 牙１図 １ソ １、、、ｏν収ｒ答７　　・・・噴　奥寸ノス°ル２・
・・吸収液槽　　９・・・触媒イ呆特管５８９．−タ”
　り　　ト　　　　　　　　１０　・・・　貧食　媒６
　・・・乏夕・子Ｌ　版 牙２図 牙３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部に多孔板を設けた吸収塔の排ガス導入口の下
   部に触媒保持管を設け、該触媒保持管の内部に触媒を保
   持したことを特徴とする固形触媒湿式脱臭装置。
2. （２）触媒保持管の一部がテーパ状となっている特許請
   求の範囲第１項記載の固形触媒湿式脱臭装置。