JPS6113361Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6113361Y2
JPS6113361Y2 JP12297280U JP12297280U JPS6113361Y2 JP S6113361 Y2 JPS6113361 Y2 JP S6113361Y2 JP 12297280 U JP12297280 U JP 12297280U JP 12297280 U JP12297280 U JP 12297280U JP S6113361 Y2 JPS6113361 Y2 JP S6113361Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
valve
disc
hole
air injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12297280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5745402U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12297280U priority Critical patent/JPS6113361Y2/ja
Publication of JPS5745402U publication Critical patent/JPS5745402U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6113361Y2 publication Critical patent/JPS6113361Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、デイスクホイールに関し、更に詳し
くは、タイヤの空気注入バルブを露出させるため
のホイールカバーの穴を塞ぐことによつて、デイ
スクホイールに美感を与えるように改良したデイ
スクホイールに関するものである。
車両等に使用される空気入りタイヤ付ホイール
の中には、アルミニユーム合金から成るデイスク
ホイールが取り付けられているものがあり、この
種のデイスクホイールは、元来ホイールの表面部
分に美感を付与するために取り付けるものである
が、従来のアルミニユーム合金製デイスクホイー
ルにおいては、第1図に示すように空気注入バル
ブ1aを露出させなければならないことから空気
注入バルブ1a周囲のホイールデイスク面2aに
穴3aを設けていた。従つて、美感を付与するは
ずのホイールデイスク面2aが、わずかな穴3a
とそこから空気注入バルブ1aが見えることが災
いして美感をそこなう結果になつていた。
また、空気注入バルブ用の穴をカバーで遮蔽す
るものとして実開昭53−91103号公報が提案され
ている。
この公報で提案された考案は、ホイールのバル
ブ穴に雌ネジを切り、キヤツプ(カバー)の外周
に雄ネジを切つて螺合するようにしたものであ
る。この構造のものは、キヤツプの取付けに際し
てホイールのバルブ穴に雌ネジを切る必要がある
上に、この雌ネジに螺合する雄ネジを有するキヤ
ツプを準備する必要があり、その取付けがやゝ複
雑となる欠点がある。
また、雌ネジと雄ネジとが完全に螺合するピツ
チに形成されている関係上、キヤツプを外し、こ
れを再び螺合させる際にネジ山に砂等の異物が付
着していた場合にはキヤツプの取付けが困難とな
る上に、場合によつてはネジが破損することがあ
り、そのためにキヤツプの耐久性が劣る欠点があ
つた。
本考案は、前記従来のキヤツプ(カバー)の有
する欠点を解消するために得られるものであつ
て、その目的とするところは、バルブカバーの取
付けが簡単な、美観に富んだデイスクホイールを
提供することを第1の目的とする。そして、バル
ブカバーを単に押圧するだけでホイールのバルブ
穴に簡単に固定することができるバルブカバーを
有するデイスクホイールを提供することを第2の
目的とする。
更に、デイスクホイール側にネジ加工等の加工
を施すことを必要としないデイスクホイールを提
供することを第3の目的とするものである。
前記目的を達成するための本考案の構成は、デ
イスクホイールのタイヤへの空気注入バルブが覗
く穴を、前記デイスクホイールの表面と実質的に
同一な面を形成する表面と、前記穴の内面に嵌合
する複数に分割された外輪部分と、前記バルブの
螺子部に嵌合する前記螺子部より荒い螺子状溝を
有する複数に分割された内輪部分とを有するバル
ブカバーで覆つて成るデイスクホイールである。
次に第2図〜第5図により本考案の実施例を説
明する。
第2図において、図示しないタイヤのビード部
を嵌めり込むリム4の一部には、その幅方向外側
に向つて空気注入バルブ1が設けられている。こ
のように形成したリム4の内周部にはホイールデ
イスク面2が構成されている。ホイールデイスク
面2の空気注入バルブ1が干渉する部分には穴3
が形成されていて、空気注入バルブ1がホイール
デイスク面2の表面に露出するように成されてい
る。前記穴3には、バルブカバー5が着脱自在に
嵌合されている。このバルブカバー5は、例えば
アルミニウムを材料とする表面層6と樹脂を材料
とする本体7とで形成されており、該本体7は、
第4図から判るように三つ割りにした外輪部分7
aと、四つ割りにした内輪部分7bとで形成され
ており、該内輪部分7bの内周部には、空気注入
バルブ1の螺子部8よりもピツチの荒い螺子状溝
7cが形成されて、空気注入バルブ1の螺子部8
に適度に引掛かるように成されている。また表面
層6は、第5図に示すようにホイールデイスク2
の表面に対して、あたかも実質的に同一な表面
(連続したような表面)を形成するようにその表
面形状にしている。そしてホイールデイスク2の
表面に形成されている模様に対しても、この模様
の一部を構成するように模様が成されている。ま
た表面層6の側部の一部には、回り止め兼着脱爪
6aが形成されていて、穴3に嵌合したバルブカ
バー5の位置決めをするとともにバルブカバー5
の外す時の爪の役目を果している。
本考案は、デイスクホイールのタイヤへの空気
注入バルブ1が覗く穴3を、前記デイスクホイー
ルの表面と実質的に同一となる表面(連続したよ
うな表面)と、前記穴の内面に嵌合する複数に分
割された外輪部分7aと、前記バルブ1の螺子部
8に嵌合する前記螺子部8より荒い螺子状溝7c
と、複数に分割された内輪部分7bとを有するバ
ルブカバー5で覆つて成るデイスクホイールであ
るので、次の効果を奏することができる。
イ 空気注入バルブ1の螺子部8に、バルブカバ
ー5の内輪部分7bに形成した荒い螺子状溝7
cを引つ掛けるようにしたので、バルブカバー
5をデイスクホイールに設けられた穴3に外輪
部分7aを位置させ、空気注入バルブ1の螺子
部8に内輪部分7bを位置させて押し込むこと
によつて簡単にデイスクホイールにバルブカバ
ー5を取付けることができる。
ロ バルブカバー5の外輪部分7aと内輪部分7
bとは複数に分割されているので、外輪部分7
aの弾性力によつてデイスクホイールの穴3内
に弾圧させ、更に内輪部分7bの螺子状溝7c
と空気注入バルブ1の螺子部8とを弾圧嵌合さ
せることによつてバルブカバー5を確実にデイ
スクホイールに固定することができる。
ハ デイスクホイールに設けた穴3の内面に螺子
を加工する必要がないので、工作が容易である
上に、螺子部8と螺子状溝7とは単に嵌合する
のみであるので、これらの間に砂等が噛合つて
も特に問題はない。
ニ バルブカバー5の表面層6は、デイスクホイ
ールの表面に実質的に一致するように、穴3に
合つた形状に形成し、更にデイスクホイールの
表面の模様に合う模様を形成したことによつて
デイスクホイールの空気注入バルブの穴が完全
に覆われ、デイスクホイールの美観を損なうこ
とがない。
なお、ホイールデイスク面2は、アルミニウム
合金が主として使用されるが、これ以外の軽量な
材料で形成してもよい。またホイールデイスク面
2の材料が変つた場合これに伴つて、バルブカバ
ー5の表面層6の材質を合せればよい。
更に本体7の材質も樹脂に限定されるものでは
なく他の材料でもよい。
以上のように本考案によれば、デイスクホイー
ルに美感を与えることができ、デイスクホイール
を本体の姿にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイスクホイールの一部を示す
斜視図、第2図は本考案の実施例を示す一部断面
図、第3図はバルブカバーと空気注入バルブの嵌
合状態を示す一部拡大断面図、第4図は第1図A
−A線の断面図、第5図は第1図に相当する本考
案の一部斜視図である。 1……空気注入バルブ、2……ホイールデイス
ク面、3……穴、4……リム、5……バルブカバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクホイールのタイヤへの空気注入バルブ
    が覗く穴を、前記デイスクホイールの表面と実質
    的に同一な面を形成する表面と、前記穴の内面に
    嵌合する複数に分割された外輪部分と、前記バル
    ブの螺子部に嵌合する前記螺子部より荒い螺子状
    溝を有する複数に分割された内輪部分とを有する
    バルブカバーで覆つて成るデイスクホイール。
JP12297280U 1980-08-29 1980-08-29 Expired JPS6113361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297280U JPS6113361Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297280U JPS6113361Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5745402U JPS5745402U (ja) 1982-03-12
JPS6113361Y2 true JPS6113361Y2 (ja) 1986-04-25

Family

ID=29483564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12297280U Expired JPS6113361Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6113361Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58190201U (ja) * 1982-06-14 1983-12-17 三菱自動車工業株式会社 ホイ−ルキヤツプ
JPH0717822Y2 (ja) * 1987-03-31 1995-04-26 三菱重工業株式会社 ピストンポンプ
US8052223B2 (en) * 2009-07-08 2011-11-08 Hayes Lemmerz International, Inc. Multi-piece vehicle wheel cover retention system and method for producing same
JP7132869B2 (ja) * 2019-02-22 2022-09-07 株式会社丸山製作所 ホイルカバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5745402U (ja) 1982-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2963325A (en) Vehicle wheel trim
JPS6113361Y2 (ja)
JPH08481B2 (ja) ホイ−ルキヤツプ
JPS6018963Y2 (ja) ホィ−ルドカバ−の取付構造
JPS62108004U (ja)
JPH01147701U (ja)
JPH0237607Y2 (ja)
JPH0311901U (ja)
JPH0345302U (ja)
JPH0456501U (ja)
JPH0215501U (ja)
JPH025301U (ja)
JPS62202401U (ja)
JPH0277026U (ja)
JPH0277102U (ja)
JPH0277101U (ja)
JPH01106382U (ja)
JPH01106301U (ja)
JPH01114405U (ja)
JPH01123504U (ja)
JPH0316503U (ja)
JPH049301U (ja)
JPH01145803U (ja)
JPH01128457U (ja)
JPH0455401U (ja)