JPS61133508A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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Publication number
JPS61133508A
JPS61133508A JP59255231A JP25523184A JPS61133508A JP S61133508 A JPS61133508 A JP S61133508A JP 59255231 A JP59255231 A JP 59255231A JP 25523184 A JP25523184 A JP 25523184A JP S61133508 A JPS61133508 A JP S61133508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
weight
insulated wire
wire
wires
Prior art date
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Pending
Application number
JP59255231A
Other languages
English (en)
Inventor
博 佐藤
小林 尚吾
紀雄 高畑
政勝 佐藤
近藤 象平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seisen Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Seisen Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPS61133508A publication Critical patent/JPS61133508A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、絶縁電線、特に耐損傷性の優れた照射架橋半
硬質塩化ビニル被覆層を有する絶縁電線に関するもので
ある。
[発明の背景1 架橋塩化ビニル被覆電線は、多様な要求性能に対応でき
、バランスのとれた特性を有し、また難燃性、経済性を
有していることから適用分野も広く、最近著しく使用が
拡大している。
架橋塩化ビニル被覆電線は、コンピュータ、通信機式等
の高度のエレクトロニクス機器、航空機。
自動車、その他多くの分野でも実用されている。
この分野は小型軽量化、高性能化、信頼f1.安全性向
上および省力化を絶えず指向しており、架橋塩化ビニル
被M電線は、この傾向にうまく対応してきたことが著し
い伸長をしてきた理由である。
各種のエレクトロニクス機器内配線、航空機、自動車、
その他において、最近は目的の配線に合わせて数本〜数
百本、数千本がハーネス化され、結束されて用いられる
場合がある。
[発明が解決しようとする問題点] これらの絶縁電線は、当然のことながら苛酷な配線作業
や補修作業に耐えられる耐損傷性が要求される。
近年は、これら電線の薄肉、細線化が進んでおり、ハー
ネスされた結束線から1本〜数本を引き抜いて配線や補
修等を行う場合、線間の摩擦力が大きいと絶縁体が損傷
したり、場合によっては導体断線に至る事故が少なくな
かった。
本発明は、上記に基づいてなされたもので、架橋塩化ビ
ニル絶縁電線のもつ特徴を損なうことなく著しく摩擦力
を小さくし、結束線中から1〜数本引抜き使用する場合
においても、導体断線はもちろん絶縁体損傷を大幅に軒
減でき、しかも優れた機械強度を有する新規な絶縁電線
を提供するものである。
[問題点を解決するための手段〕 本発明の絶縁電線は、ポリ塩化ビニル樹脂100重量部
に対し、可塑剤を50重半部以下、多官面モノマを少な
くとも5重石部、および脂肪酸モノアミドを0.2重量
部含有する樹脂組成物が被覆され、この被覆は放射線照
射により架橋されていることを特徴どするものである。
本発明において、ポリ塩化ビニル樹脂としては、ホモポ
リマを使用することが好ましいが、ポリ塩化ビニルを主
体とするものであれば、エチレン。
プロピレン、塩化ビニリデン、酢酸ビニルなどとのj(
重合体、エチレン−酢酸ビニル、塩素化ポリエチレン等
とのグラフト共重合体、エチレン酢酸ビニル、ニトリル
ゴム、塩素化ポリ■チレン、アクリロニトリルーブタジ
1ンースヂレン等どのブレンド体などが含まれる。
可塑剤としては、ジ−n−オクチルフタレート。
ジー2−Iチルへ主シフタレート、ジイソデシルフタレ
ート、ジトリデシルフタレート等の7タル酸エステル、
ジオクチルアジペート、ジオクヂルマゼレー1−.ジオ
クチルセバケート等の脂肪酸エステル、トリクレジルホ
スフェート、トリオクチルホスフェート等のり/υ酸エ
ステル、■ポキシ化大豆油、エポキシ樹脂等のエポキシ
化物質、アジピン酸、セバスチン酸のポリニスデル類、
トリオクチルトリメリテート、トリーn−Jクチルトリ
メリテート等の1−リメリット酸エステル等の各種可塑
剤が単独使用あるいは併用される。
可塑剤の使用量を50重量部以下に限定したのは機械的
特性を重視したためで、これ以下になると機械的特性が
低下し、十分な耐損傷性を得られない。50重量部以下
であれば特に限定するものではないが、望ましくは20
〜50重量部である。
多官能モノマとしては、ジビニルベンゼン、ニチレング
リ]−ルジメタクリレート、トリアリルイソシアヌレ−
1へ、1〜リメチロールプロパントリメタクリレー1〜
.ジアリルフマレート、トリアリルトリメリテート、ト
リメタクリル1へリメリテート、ペンタエリスリトール
テトラメタクリレート等があげられる。
多官面モノマの使用量を5重量部以上に限定したのは、
これに満たないときは放射線を照射しても十分な架橋密
度のものが得られず、例えば加熱変形竹、カットスルー
性、半田ゴテ溶融性、耐半田収縮性等において問題とな
るからである。
」二限値は特に限定しないが、多くなると製品の加工性
が悪くなったり、剛直になったりするので、好ましくは
5〜30車M部である。
本発明にお【ノる脂肪酸モノアミドとしては、エルシル
アミドおよびオレイルアミド等があげられ、これらはい
ずれもポリ塩化ビニルの右する優れた各種特性をほとん
ど害さず、顕著に摩擦抵抗を減少できることが認められ
た。
これは、塩化ビニル被覆表面に滲出1ノて薄膜を作り潤
滑効果をもたらすもので、一般に言われている潤滑効果
とは異なる。しかも、脂肪酸モノアミドの分子間かられ
かるように、揮発性が小ざく長時間にわたってこの性能
を保持し続けることができる。
脂肪酸モノアミドの添加量を0.2重間部としたのは、
0.2重量部未満では摩擦抵抗を低下する効果はほとん
どなく、0.2重量部から著しい滑性効果を発揮し、摩
擦力を低下せしめるという実験結果に基づいたものであ
る。
上限値は、半硬質塩化ビニルの組成、この組成物の混線
および押出加工性等に基づいて決定される。
すなわち、脂肪酸モノアミドは、極めてかつせい効果が
大きく、大量の添加は混練、押出加工性を著しく低下さ
せてしまうので、この点を考慮して決定する必要がある
本発明においては、上記成分以外に、鉛塩、有機錫系安
定剤等の各種安定剤、ステアリン酸金属塩等の各種金属
石鹸類、フェノール系酸化防止剤等の各種酸化防止剤、
ハロゲン、りん化合物等の各種難燃剤、三酸化アンチモ
ン、ホウ酸亜鉛等の飼燃助剤、クレー、炭酸カルシウム
、水酸化アルミニウム等の充填剤類0着色剤、紫外線吸
収剤。
その伯通常の塩化ビニル組成物に使用される各種の配合
剤の添加が可能である。
[実施例] 第1表の各個に示すような配合に基づいた組成物により
作成した成形品の各種特性を測定した。
その結果を第1表の下欄に示す。
特性の測定は次によった。
(1)  引張強さ、伸び、100%モジュラス二〇−
ルとプレスで1m/m厚に成形し、これに電子線を5M
rad照射したシートをダンベルで打ち抜きJIS  
K  6723に基づいて試験した。
(2)静摩擦系数、動摩擦系数ニブレス成型接電子線を
5Mrad照射した1 mtt+×30#X 100t
rmのシートを2枚重ね合わゼ第1図のように20℃で
1850(Jの荷車をのせ500 rrvn/ min
の速さで移動したときの静止および動摩擦系数を式(1
)および(2)より求めた。
第1図において、1はレール、2はスライディングブロ
ック、31.32は試別シート、4は荷重、5はモータ
、6はロードセル、7はチャートなどの記録旧である。
(3)  耐損傷性:導体径0.5#のスズメッキ軟銅
線に厚さ0.3mに被覆した外径1.1#の電線に電子
線を7Mrad照射し、耐損傷性を測定し1こ 。
試験は、第2図のように試別電線で直径20CIIlの
輸を作り、その中に一方の同じ試l!I電線を入れ、1
.1000の荷車を加えてすべらせる操作を繰り返し、
心線導体露用までの回数を求めた。
第2図においては、10は試別電線の輪、11はそれに
通した試別電線、12は荷重である。
(4)耐熱半田性=(3)と同様にして作成した電線を
350℃に加熱した溶融半田中に入れ、その時の収縮と
溶融を観察した。
収縮は30IRInの絶縁体を半田中へ入れたとき3扁
以下の収縮を○、3m以上の収縮をXとした。また、3
50℃に1分間浸漬し、絶縁体がほとんど変化しなかっ
たものを○、変化のあったものをXとした。
この収縮、溶融のいずれか1つでもXであったものはX
とした。
第1表から−b明らかな通り、本発明の範囲にある実施
例1〜5では各特性においてバランスのとれたものとく
1っている。
これに対し、比較例1はエルシルアミドの含有8が規定
値以下のものであり、耐損傷性が劣る。比較例2は多官
面モノマの含有がが規定値以下のもので、耐熱半m +
!lが劣る。比較例3は可塑剤の含有帛が規定値以上の
もので、耐損傷性が劣る。
[発明の効果] 以上の説明から明らかな通り、本発明によれば半硬質塩
化ビニル組成物の有する安価で、加工性がよく、難燃性
で、自由に着色できる等の緒特性を全く損なわずに絶縁
体に潤滑性をもたせることができ、絶縁体損傷や導体絶
縁等の事故を解消できる新規な絶縁電線が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図1、裏、本発明の試料についてのW擦
抵抗測定装置及び耐損傷性試験方法を示す説明図である
。 31.32・・・試料シート。 10・・・試料電線の輪。 11・・・試料電線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対し、可塑剤
    を50重量部以下、多官能モノマを少なくとも5重量部
    、および脂肪酸モノアミドを0.2重量部以上含有する
    樹脂組成物が被覆され、この被覆は放射照射により架橋
    されていることを特徴とする絶縁電線。
JP59255231A 1984-12-03 1984-12-03 絶縁電線 Pending JPS61133508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010023972A1 (ja) * 2008-08-28 2010-03-04 住友電装株式会社 絶縁電線およびワイヤーハーネス
JP2017119806A (ja) * 2015-04-01 2017-07-06 日東電工株式会社 粘着テープ

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