JPS6112995B2 - - Google Patents

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JPS6112995B2
JPS6112995B2 JP56210090A JP21009081A JPS6112995B2 JP S6112995 B2 JPS6112995 B2 JP S6112995B2 JP 56210090 A JP56210090 A JP 56210090A JP 21009081 A JP21009081 A JP 21009081A JP S6112995 B2 JPS6112995 B2 JP S6112995B2
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frame
electrolytic cell
plane
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Miruton Fuoodo Jeimuzu
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Publication of JPS6112995B2 publication Critical patent/JPS6112995B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B9/00Cells or assemblies of cells; Constructional parts of cells; Assemblies of constructional parts, e.g. electrode-diaphragm assemblies; Process-related cell features
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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    • C25B9/70Assemblies comprising two or more cells
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    • C25B9/73Assemblies comprising two or more cells of the filter-press type
    • C25B9/77Assemblies comprising two or more cells of the filter-press type having diaphragms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0271Sealing or supporting means around electrodes, matrices or membranes
    • H01M8/0273Sealing or supporting means around electrodes, matrices or membranes with sealing or supporting means in the form of a frame
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフイルタープレス型電解槽に使用する
ために好適なスペーサ部材に関する。さらに特定
的に述べると、本発明は電解槽中の隣接した電極
フレームの間に所定の隙間を維持するために使用
されるスペーサ部材に関する。
塩素およびアルカリ金属水酸化物を生成するた
めの商業用電解槽は、少くとも1892年にまで遡及
する期間にわたつて、引続いて開発されかつ改良
されてきた。一般的にクロールアルカリセルに
は、沈着アスベストダイヤフラム型式かまたは流
動水銀カソード型式のものがある。過去数年間の
間、ダイヤフラムセルまたは水銀セルの両方にま
さる利点を提供するイオン交換性を有するセパレ
ータを使用したセルの開発がなされてきた。特に
ダイヤフラムセルにおいては、既存の技術を利用
することは望ましいことではあるが、しかしこれ
らのさらに新しいセパレータ材料の要求条件に応
じたセルデザインを提供することもまた必要とさ
れる。デユポン社により「Nafion」という商標
名で市販されかつ旭ガラス株式会社により
「Flemion」という商標名で市販されているよ
うな好適なセパレータ材料は、主としてシートの
形で入手されるので、このようなセパレータを使
用するための最も一般的に用いられるセルは、
「フイルタープレス」型式のものである。フイル
タープレスセルでは、単極式かまたは複極式であ
る電極構造を使用することができる。
フイルタープレスセルにおいては、シート形態
のセパレータがフレーム部材の側部の間に挾握さ
れている。通常、弾性体状ガスケツトである使用
されるシール部材は、フレーム部材とセパレータ
との間でセパレータを損傷させることなく流体密
封シールを効果的に形成しなければならない。流
体密封シールを得る際の困難の一部は、電極フレ
ーム部材を分離するために使用されるガスケツト
が、製造公差が大きいために広範囲に変化する厚
さで入手される、という事実にあることが判明し
た。
フイルタープレス膜電解槽の組立てにおいて、
隣接した電極フレーム上に用いられるガスケツト
の厚さに差異があるために、フレームを流体密封
セルにして締め付けようと試みるときに、問題が
起ることが判明した。電極フレームおよび該フレ
ーム分離用ガスケツトを一緒に締め付けるために
は、屡々液圧ラムまたはその他の型式の加圧装置
が使用される。ガスケツトの厚さに差異がある場
合には、各々のガスケツトが等しいレベルの圧縮
を受けないことが判明している。より厚いガスケ
ツトは当然により薄いガスケツトよりも大きい圧
縮を受ける。厚さの差異が過大である場合には、
セルおよびその構成要素である電極フレームに加
えられる所定の圧縮力では、より薄いガスケツト
とそれに隣接したフレームとの間には空間を生ず
ることがあり、その結果流体の漏洩が起る。これ
を修正するために、電極フレームに付加的な圧力
を加えて、流体密封シールを形成する分離用ガス
ケツトにおける所定のレベルの圧縮を達成するよ
うにしなければならない。屡々、この付加的な圧
縮適用工程中に、フレームを変形または湾曲させ
る過大な力が加えられることがある。それに加え
て、もしも電極フレームの表面が完全に平坦でな
いかまたは丸く形成されていれば、フレームの輪
郭ならびにガスケツトに加えられる圧力のため
に、ガスケツトが電極フレームの間から飛び出す
ことが判明した。この状態のために、フレームを
個別的に組み立てかつ漏洩を阻止するように注意
深く整合させることが必要であつた。
流体の漏洩を起しているガスケツトとそれに隣
接したフレームとの間の例えば0.254mm(0.010イ
ンチ)の隙間を修正するためには、ガスケツトの
すべてを0.254mm(0.010インチ)締めつけて漏洩
を止めることが必要であると判明した。
セパレータとしてイオン交換膜を使用するセル
のためのガスケツトおよびその他の適当な装置を
含むシール装置は、米国特許第4026782号および
同第4207165号各明細書に記載の装置を含んでい
た。米国特許第4026782号明細書は、シール部材
が嵌合する複数の凹部を備えたフレームを有する
複極式セルを教示している。これらの凹部の一つ
には、ダイヤフラムが、パテまたは隙間をかしめ
られたガスケツトにより、フレームにシールされ
ている。このシール構造は電極フレームの一部分
であるスペーサ部材を使用する複雑なフレーム構
造を必要とする。このシール構造には、電極フレ
ームの間で異なる隙間を保つことが必要である場
合に、シール部材を取り替えることにより簡単に
電極フレームの間の隙間を変更することができな
いという不利な点がある。
米国特許第4175025号明細書には、ガスケツト
が嵌合される少くとも一つの凹部を形成せしめた
フイルタープレスフレームが記載さている。セパ
レータすなわち膜は、再生中の膜の収縮のために
その再使用が阻止されることがないように、フレ
ームの端縁を越えて延びるようなサイズに形成さ
れている。隣接したフレームは、互いに対向して
いてしかも異なるサイズをもつ凹部を備えること
ができる。ガスケツトの間に膜をシールするため
に、異なる硬度を有するガスケツトが使用され
る。この型式のシール構造における電極フレーム
の間の隙間は、ガスケツトの高さおよび電極フレ
ームに適用される圧縮量により完全に左右され
る。従つて、使用されるガスケツトの厚さを変え
たりまたは電極フレームに機械加工される凹部を
変えたりすれば、隣接したフレームの各組の間の
隙間を変更することができる。
米国特許第4026782号および同第4175025号明細
書に開示された型式のフレーム部材に凹部を形成
するためには、機械加工のような操作を行なわな
ければならないが、これらの操作はフレームの製
造費用に望ましくない増加を加算する。
米国特許第4207165号明細書に開示された構造
は、所望の隙間を設定するために、隣接した電極
の間に固定されたスペーサ部材を使用している。
しかしながら、セパレータすなわち膜をガスケツ
ト部材の間に固定する方法は、大きくて重く高価
な電極フレームを必要とし、かつ膜すなわちセパ
レータの引裂きを促進することになろう。それに
加えて、この技術では膜を保持電極の間から完全
に滑らせてしまうことになろう。
前述した問題は、本発明を包含した装置の設計
において、フイルタープレス膜電解槽に隣接した
電極フレームの間に配置される所定の厚さの改良
されたスペーサ部材を設けて、電極フレームがク
ランプ部材によつて流体密封状態に共に押圧され
るときに、電極フレームの間の均一な隙間を規定
しかつ維持し、且つ該スペーサ部材を改良された
シール部材と組み合わせて使用して、組立中のセ
パレータ部材の望ましくない滑りを阻止すること
により解決される。
本発明の一つの目的は、簡単な構造のフレーム
を使用し、かつセパレータとフレーム部材との直
接の接触が回避されるシール部材をフイルタープ
レスセルに設けることである。
本発明の別の一つの目的は、シール部材と苛性
アルカリ溶液のような電解液で湿潤しているセパ
レータの滑り易い表面との間の望ましくない滑り
を阻止するシール部材を提供することである。
本発明のさらに一つの目的は、使用される圧縮
圧力の制御に寄与するシール部材を提供すること
である。
本発明のさらに一つの目的は、電極フレームと
各電極フレームの間に配置されるセパレータとを
分離するためのシール部材を有する、隣接した電
極フレームの間に配置しうるスペーサ部材であつ
て、シール部材の圧力やシール部材の圧縮とは関
係なく、またセルの組立中に電極フレームを共に
圧縮するために使用される、何等かのボルトトル
クや動流体圧力やまたはその他の類似の締切り装
置による力とも関係なく確保される、確実に一定
の隙間を形成するスペーサ部材を提供することで
ある。
本発明のさらに別の目的は、電極の間の均一な
隙間を保証し、かつ電解槽の組立ておよび操業中
においてシール部材と電極フレームとの間に流体
密封シールの形成を容易ならしめる、隣接した電
極の間に配置される非圧縮性でかつ絶縁性のスペ
ーサ部材を提供することである。
本発明の一つの特徴は、改良されシール部材を
スペーサ部材と共に取り付けて、電極フレームの
各組の間でセパレータをさらに確実にしかも安全
に把持するとともに、電極フレームの間に一定の
しかも全般的に均一な間隙を維持させることであ
る。
本発明の別の一つの特徴は、スペーサ部材を
各々の電極フレームに固着された張り出し台片の
間に直接取り付けうることである。
本発明のさらに一つの特徴は、スペーサ部材が
実質的に非圧縮性でありかつ絶縁性を有している
ことである。
本発明のさらに別の特徴は、スペーサ部材が組
立て中セルに加えられる全部の締切力を受けるの
ではなく、シール部材の変化する変形およびセル
の寸法の変化の程度によつて生ずる過度の力のみ
を支えることである。
本発明の一つの利点は、本発明の改良されたシ
ール部材およびスペーサ部材が、電解槽を組み立
てるとき、シール部材の中での圧縮の不均等な分
布を回避することである。
本発明のさらに一つの利点は、改良されたシー
ル部材およびスペーサ部材が、操業中の電極フレ
ームの間からのいかなる流体の漏洩をも補整する
ための容易な方法を提供することである。
本発明のさらに別の利点は、改良されたシール
部材およびスペーサ部材が、シール部材の圧力や
シール部材の圧縮またはセルを圧縮するために加
えられる締切り装置の力とは関係なく、すべての
電極フレームの間に均一な隙間を維持させること
である。
これらの目的およびその他の目的、特徴ならび
に利点は、クランプ部材により共に保持される複
数個の隣接して配置される電極を有する電解槽に
おいて、少くとも1つの第1フレームおよび少な
くとも1つの第2フレームであつて、前記フレー
ムの各々には電極面が連結される対向側部を備え
ている第1および第2フレームに、取り外し可能
に連結される所定の厚さのスペーサ部材と、シー
ル部材の間に配置されるセパレータ部材であつ
て、前記第1フレームの対向側部の一方および前
記第2フレームの該側部に隣接した対向側部が、
第1平面および該第1平面に全般的に平行な第2
平面を定めていて、それにより前記電極フレーム
が流体密封状態に共に押圧されたときに、前記ス
ペーサ部材が前記第1平面および第2平面の間に
均一な隙間を規定しかつ維持するように配置され
たセパレータ部材とを備えることにより、達成さ
れかつ得られる。
本発明のこれらの利点は特に添付図面について
記載した以下の本発明の詳細な開示内容を読めば
明らかになろう。
第1図について説明すると、全体を符号10で
示したフイルタープレス膜電解槽の側面斜視図を
示してある。カソードフレーム11およびアノー
ドフレーム12が交互に配置されかつ全般的に垂
直方向に向けられていることが理解されよう。カ
ソードフレーム11およびアノードフレーム12
は垂直サイドフレーム部材14、水平サイドフレ
ーム部材15および中間垂直サイドフレーム部材
16(その1個のみを図示した)により支持され
ている。カソードフレーム11およびアノードフ
レーム12は、共に押圧されかつ一連の控えボル
ト18により固定されている。控えボルト18
は、垂直サイドフレーム部材14および水平サイ
ドフレーム部材15に固定された、適当な装着部
材を貫通して挿入される。電解工程中での電極間
の短絡を阻止するために、控えボルト18はボル
ト絶縁体17を有している。控えボルト18はボ
ルト絶縁体17を貫通して、カソードフレーム1
1およびアノードフレーム12の領域中を通る。
電流が例えば外部の電源からアノード母線およ
びアノード母線ナツト(両方共図示せず)を通つ
て第3図のアノード導体桿19の中に流れる。ア
ノード導体桿19はその点から電流を対向アノー
ド面13に通す(第4図ないし第7図参照)。電
流はセパレータ部材すなわち膜20を通りかつ対
向カソード面21を通り(第4図ないし第7図参
照)かつカソード導体桿22およびカソード母線
ナツト24を通つてカソード母線25に流れ続け
る。電流はカソード母線25において電解槽の外
部に流れ続ける。カソード母線ナツト24は各々
のカソードフレーム11およびカソード導体桿2
2毎に1個の対応するカソード母線ナツトを設け
てあるので、第1図には単にその一部分のみを示
してある。各々のアノードフレーム12およびカ
ソードフレーム11が、セパレータすなわち膜に
よりどのように分離されているかを例示するため
に、第1図にイオンの選択的透過性膜すなわちセ
パレータ20を図解的に示してある。
アノードフレーム12およびカソードフレーム
11の頂部から一連の流体流れ導管が突出してい
る。第1図および第3図は各々のアノードフレー
ム12の頂部から突出したアノード上昇管26お
よびアノード下降管、すなわち陽極液戻り管28
を示している。同様に、各々のカソードフレーム
11の頂部から突出したカソード上昇管29およ
びカソード下降管、すなわち陰極液戻り管30を
示してある。これらのアノード上昇管26および
カソード上昇管29は、一般に適当な電解液をそ
れに随伴するガスとともに、すなわち陽極液を塩
素ガスとともに、または陰極液を水素ガスととも
に、フイルタープレス膜電解槽10の頂部に装着
された適当な気−液分離装置に送るために使用さ
れる。陽極液気−液分離装置は全体を符号31で
示してあり、一方陰極液気−液分離装置は全体を
符号32で示してある。各々の分離装置は第1図
に示したように気−液分離装置サポート33によ
り電解槽10の頂部に支持されている。これらの
気−液分離装置の各々の中では、随伴したガスを
使用に応じて陽極液体または陰極液体の液体から
分離させることができ、かつそのガスは適当な陰
極液気−液分離装置カバー36または陽極液気−
液分離装置カバー37に固定されたカソードガス
放出管34またはアノードガス放出管35のいず
れかを経て、適当な気−液分離装置から放出せし
められる。
また、第1図には、脱イオン水を陰極液気−液
分離装置32の中に送入する陰極液補給導管38
が部分的に示されている。脱イオン水は、陰極液
気−液分離装置32を通して、電解槽10の中の
各々のカソードフレーム11に適切に供給され
る。陰極液導出管39もまた部分的に図示してあ
り、かつ該導出管は苛性アルカリをそれの適当な
処理装置に取り出すことにより、陰極液気−液分
離装置32の中の液体のレベルを制御する役目を
する。
陽極液補給導管40は、新鮮なブラインを陽極
液気−液分離装置31の中に送入するものであ
り、かつ第1図に最も良く示されている。次にこ
の新鮮なブラインは、陽極液気−液分離装置31
からアノード下降管28を経て各々のアノードフ
レーム12の中へと再循環せしめられる既存の陽
極液流体とともに、各々のアノードフレーム12
の中に適切に供給される。陽極液導出管41もま
た図示してあり、かつ該導出管は陽極液気−液分
離装置31から消耗ブラインを再生のために取り
出すことにより、陽極液気−液分離装置31の内
部の陽極液流体の液体のレベルを制御する役目を
する。
また、第1図には、適当な電極から電解液を排
出するために使用されるカソード底部マニホルド
42およびアノード底部マニホルド44を示して
ある。
フイルタープレス膜電解槽10は、その主要な
構成部分の構造および機能が当業者によく知られ
ているので、全般的にのみ記載してある。フイル
タープレス膜電解槽10のさらに詳細な完全な説
明は1980年3月10日付け米国特許出願第128684号
明細書に記載されている。この米国特許出願の内
容は、該内容が本発明と合致しているかぎり、以
下に関連部分を参考のために特に記載してある。
さらに第1図について説明すると、全体を符号
45で示したスペーサ部材が、カソードフレーム
11およびアノードフレーム12の外面側に適当
に固着されて示されている。スペーサ部材45
は、カソードフレーム11およびアノードフレー
ム12の各々の長手方向すなわち底部から頂部に
至る長手方向サイド部材に沿つて一般的に3個が
配置され、一方電極の頂部部材および底部部材に
沿つて一般的に2個が隔置されて、電解槽10の
まわりに配置される。第2図の拡大図解図は、張
り出し台片46を備えたスペーサ部材45を示し
ており、而してその張り出し台片46は、隣接し
たカソードフレーム11およびアノードフレーム
12のサイド部材に適当に固く固着されている。
張り出し台片46は通常電極フレームに溶接され
ている。スペーサ片48は、第2図に示されてい
るように、張り出し台片46の間に部分的に引離
されて配置されている。第2図は図解用例示図で
あるので、膜すなわちセパレータ部材20もシー
ル部材すなわちガスケツトも示されていない。こ
れらの膜20およびシール部材は、腕接したカソ
ードフレーム11とアノードフレーム12との間
に配置されており、第3図ないし第7図に最も明
瞭に示されている。第4図ないし第7図は、いか
ようにスペーサ片48が配置され、かつ隣接した
電極フレームの隣接した対向側部を通る平面に沿
つて張り出し台片46により保持されているかを
示している。
第3図には、カソードフレーム11およびアノ
ードフレーム12がそれぞれ1個のみ図示され、
各フレームがアノード垂直フレーム部材49およ
びカソード垂直フレーム部材50をそれぞれ備え
ていることが示されている。カソード垂直フレー
ム部材50を相互に連結する部材は、全般的に水
平方向のカソードフレーム部材51である。同様
にアノード垂直フレーム部材49を相互に連結す
る部材は、全般的に水平方向のアノードフレーム
部材52であり、その1個のみを図示してある。
適当なカソードフレーム部材およびアノードフレ
ーム部材は、全般的に平坦な対向する第1側部お
よび第2側部を有するカソードフレーム11およ
びアノードフレーム12をそれぞれ備えている。
第4図はカソードフレーム11と、アノードフ
レーム12とスペーサ部材45と、全体を符号5
4で示したシール部材すなわちガスケツトと、セ
パレータすなわち膜20の対向する両面との間の
協働状態を示す。第4図から理解されるように、
セパレータすなわち膜20は、カソード垂直フレ
ーム部材50およびアノード垂直フレーム部材4
9の隣接した脚部の間に配置された、第1シール
部材すなわちガスケツト55および第2シール部
材すなわちガスケツト56の間に配置されてい
る。カソードフレーム11は、第4図ないし第6
図に垂直フレーム部材50について図示されてい
るように、第1側部53および該側部と対向する
第2側部58に連結されている第1端部分すなわ
ち外周縁部57をフレーム全体の周辺に備えてい
る。同様に、アノードフレーム12は該フレーム
の第1側部60および該側部と対向する第2側部
(図示せず)に連結されている第2端部分すなわ
ち外周縁部63をフレーム全体の周辺に備えてい
る。第4図には、その全体は図示されていないけ
れども、全般的に平坦な第1および第2カソード
電極面21が両側の2個のカソード垂直フレーム
部材50の片側の1個に固定された状態を示して
ある。カソード垂直フレーム部材50は、水平フ
レーム部材52と組み合わされて、全般的に平坦
な対向した第1側部および第2側部を形成してい
る。また、アノードフレーム12には、全般的に
平坦な第3電極面13が固定されている。第4図
から理解されるように、全般的に平坦な第3電極
面13は、アノード垂直フレーム部材49と全般
的に水平なアノードフレーム部材52とによつて
形成されるアノードフレーム12の全般的に平坦
な第1側部60において、アノード垂直フレーム
部材49に固定されている。ガスケツト55は、
フレーム部材50においてカソードフレーム11
の第2側部58に当接する基部と、セパレータす
なわち膜20の第1表面と当接する、扛起部分5
9とからなつている。ガスケツト56は、アノー
ド垂直フレーム49において隣接したアノードフ
レーム12の第1側部60とセパレータすなわち
膜20の前記第1表面と反対側の第2表面とに当
接している。ガスケツト56が膜20と当接する
面積は、ガスケツト55の扛起部分59が膜20
と当接する面積よりも大きい。
カソード垂直フレーム部材50および一部分を
例示したアノード垂直フレーム部材49には、張
り出し台片46が溶接されている。張り出し台片
46は、適当な電極フレームと同一の厚さを有す
る全般的に長方形の形状として示されている。張
り出し台片46の間には、取り外し可能なスペー
サ片48が配置されている。スペーサ片48は、
隣接した電極フレームの間に均一な隙間を保証す
るために、所定の厚さを有するように選択されて
いる。スペーサ片48は良好な絶縁性を有しかつ
本質的に非圧縮性のものでなければならない。ス
ペーサ片48はこれらの特性を有する任意の物質
で構成することができるが、マイカルタ
(micarta−あるプラスチツク材料の商標名−)が
従来好ましい物質であつた。含浸した木材または
含浸していない好適な堅木も、スペーサ片として
使用することができる。十分な強度を有するプレ
キシガラスすらも、スペーサ片として使用するこ
とができる。
第5図に示した実施態様において、使用されて
いるシール部材54では、ガスケツト61および
62の一方の端部がカソード垂直フレーム部材5
0およびアノード垂直フレーム部材49のそれぞ
れの端縁65および66の肩部64に支えられて
使用されている。セパレータすなわち膜20は、
その圧縮中、ガスケツト61の扛起部分68とガ
スケツト62のはめ込み部分69との間に密封さ
れる。カソード垂直フレーム部材50およびそれ
に隣接したアノード垂直フレーム部材49には、
張り出し台片46が固く固着されている。張り出
し台片46の間にはスペーサ片48が配置されて
いる。スペーサ片48は、前述した実施態様と同
様に、電解槽10が圧縮された後で隣接した電極
フレームの間に均一な隙間を維持するために、好
適な所定の厚さを有するように選択される。
第6図には、本発明のシール部材54の付加的
な実施態様を例示している。この実施態様では、
セパレータすなわち膜20がガスケツト70とガ
スケツト71との間にシールされている。ガスケ
ツト70および71は、カソード垂直フレーム5
0の端縁72およびアノード垂直フレーム部材4
9の端縁74の範囲を越えてそれぞれ延びてい
る。セパレータすなわち膜20は、圧縮力を受け
ると、ガスケツト70の扛起部分75とガスケツ
ト71との間に効果的に密封される。前述した実
施態様と同様に、張り出し台片46がカソード垂
直フレーム部材50およびアノード垂直フレーム
部材49に固く固着されている。隣接した電極フ
レームの間に所望の間隙を確保するために、好適
な所定の厚さに選択されたスペーサブロツク48
が、これら張り出し台片の間に配置されている。
第7図には、本発明のスペーサ部材45と協働
するように組み合わされたシール部材54のさら
に別の実施態様が例示されている。この実施態様
においては、セパレータすなわち膜20は挿入部
材76の間で密封される。挿入部材76は、膜2
0と幅の挾いガスケツト79と幅の広いガスケツ
ト78との間の、望ましくない摩擦の発生を防止
する。ガスケツト78および79は、カソードフ
レーム11およびアノードフレーム12のそれぞ
れの隣接した側部80および81の間に配置され
ている。側部80および81には、張り出し台片
46が固く固着されている。電解槽10が圧縮さ
れた後に、隣接した電極フレームの隣接した対向
側部を通る前述した平面の間に所望の隙間を確立
するために、スペーサ片48が張り出し台片46
の間に配置される。
シール部材54としては、ネオプレン、ハイパ
ロン、エチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)
ゴムまたはガム質ゴムのような弾性体からなるガ
スケツトが好適である。シール部材の硬度は重大
なものではなく、またいずれのガスケツトに対し
ても別個に任意の好適な硬度を選択することがで
きる。これらのガスケツトは、該ガスケツトがフ
レーム部材の凹凸部を充填することができ、それ
により許容寸法公差を格下げすることができて、
例えば金属製フレームの機械加工を最小限にとど
めて生産コストを低減させうるような、低い硬度
を有しているのが好ましい。
組立て中、控えボルト18は電解槽10の周辺
を取り巻くようにして個々に締めつけられる。こ
の控えボルト18の締めつけにより、個々の電極
フレームが共に保持される。どの2個の隣接した
電極の間でも、その間でシール部材54が圧縮さ
れるように、カソードフレーム11およびアノー
ドフレーム12が共に押圧される。カソードフレ
ーム11およびアノードフレーム12の各々は、
電極フレームの周辺全体をめぐつて延びる個々の
ガスケツトを有しているので、電極は個々のガス
ケツトおよび該ガスケツトの間に挿入される膜す
なわちセパレータ20により分離される。電極の
対向面は、スペーサ片48の厚さにより設定され
る均一な隙間だけ離隔される。電極が好適な締切
力を加えることにより共に圧縮されるので、ガス
ケツトは、隣接した電極フレームの間に流体密シ
ールを形成させるとともに、膜の両表面に沿つて
膜20を固定していかなる望ましくない膜20の
滑りをも回避させるように、変型する。隣接した
カソードフレーム11およびアノードフレーム1
2の間の圧縮量は、各々の電極フレームに固く固
着された隣接した張り出し台片46の間で押圧さ
れる、スペーサ片48の厚さにより決定される。
一たん所望の圧縮が達成されてしまうと、控えボ
ルト18はこの圧縮および改良されたシール部材
54によつて達成された流体密封状態を保持する
ようにしつかり固定される。スペーサ片48は電
極フレームの周辺のまわりに配分されているの
で、均一な電極間隙間が得られる。任意の2個の
隣接したカソードフレーム11およびアノードフ
レーム12の間に、一たん流体密シールが形成さ
れてしまつてスペーサ片48が隣接した張り出し
台片46を通して伝達される圧縮力を受けるよう
になると、それ以上の何等かの付加的な圧縮力
は、隣接したカソードフレーム11およびアノー
ドフレーム12の間に配置されたスペーサ片48
により支えられる。
一方のガスケツトの扛起部分の幅は、それのセ
パレータとの接触面積を他方のガスケツトのセパ
レータとの接触面積よりも小さくなるように選択
されている。さらに、この扛起部分の幅はガスケ
ツト圧縮圧力およびガスケツトフレーム面構成力
を所望通りに制御可能となるように選択される。
これらの圧力を制御することにより、ガスケツト
材料の永久圧縮歪およびフレーム部材の曲げまた
は捩りが最小限にとどめられる。第5図に示した
新規のシール部材の実施態様は、電解槽がより高
い圧縮圧力を用いている場合に特に好適である。
ガスケツトの扛起部分の幅は、ガスケツトの圧
縮およびフレーム面構成力を所望通りに制御する
ために、特に選択されている。扛起部分の幅は、
フレーム部材の構造上の強度を超過しないように
して、十分に狭く形成されている。フレーム部材
の直線状の長さ25.4mm(1インチ)あたりの該フ
レーム部材に作用する力Fiは次式により与えら
れる。
Fi=P×W 式中、Pは扛起部分のガスケツト圧力かつWは
圧縮力を受ける扛起部分の拡がつた幅とする。
拡がつた幅Wは次式により与えられる。
W=w÷(1−c) 式中、wは扛起部分の当初の幅かつcは小数で
表わされる圧縮率である。この圧縮率cは、ガス
ケツト材料の如何によるシールを保証するために
十分に高く選択され、かつ0.05ないし0.55の範囲
とすることができ、また0.2ないし0.4の範囲とす
ることが好ましい。
本発明のシール部材の好ましい一実施態様は第
6図に例示た型式のものである。ガスケツトはフ
レームの幅を越えて延びているので、フレームの
外側にある圧縮されないガスケツト材料は、フレ
ームの内部のより高い圧力領域中にはスリツプし
ない。一方のガスケツトの幅の狭い扛起部分が他
方のガスケツトに狭い領域で係合されて、セパレ
ータを効果的にシールしかつ設計された力の荷重
においての最大圧縮量を吸収する。
本発明の電解槽には、動流体圧流れの透過性セ
パレータまたは動流体圧流れの不透過性セパレー
タを使用することができる。イオン交換性を有
し、かつ電解液の動流体圧流れおよび電解槽の中
で生成されるガス生成物の通過に対して不透過性
である、不活性の可撓性セパレータが使用される
ことが好ましい。複数個の懸垂スルホン酸基また
はカルボン酸基またはスルホン酸基およびカルボ
ン酸基の混合物を有しているフルオロカーボン重
合体からなつているような、陽イオン交換膜が好
適に使用されている。「スルホン酸基」および
「カルボン酸基」なる用語は、加水分解のような
過程により適宜酸基に変換されるかまたは酸基か
ら変換される、スルホン酸の塩類またはカルボン
酸の塩類をも包含することを意味している。陽イ
オン交換性を有する好適な膜材料の一例は、ポリ
フルオロオレフインとスルホン化パーフルオロビ
ニルエーテルとの共重合体からなるパーフルオロ
スルホン酸樹脂膜である。パーフルオロスルホン
酸樹脂の当量は約900から約1600までであり、ま
た約1100から約1500までであることが好ましい。
パーフルオロスルホン酸樹脂はポリフルオロオレ
フイン布により支持することができる。デユポン
社により「Nafion」という商標名で市販されて
いる合成膜はこの膜の好適な一例である。
好適な膜の第2の例は、イオン交換基としてカ
ルボン酸基を使用した陽イオン交換膜である。こ
れらの膜は例えば乾燥樹脂について0.5〜
4.0mEq/gのイオン交換能力を有している。こ
のような膜は、例えば米国特許第4138373号明細
書に記載されているように、弗素化オレフインを
フルオロビニルカルボン酸化合物と共重合させる
ことにより製造することができる。カルボキシル
基をそのイオン交換基として有する上記イオン交
換膜を製造する第2の方法は、旭ガラス株式会社
による特開昭51−126398号公報に記載されている
方法である。この方法は弗素化レフイン単量体と
カルボキシル基またはカルボキシル基に交換しう
るその他の重合可能な基を含む単量体とを直接に
共重合させることを含んでいる。カルボン酸型陽
イオン交換膜は、旭ガラス株式会社から
「Flemion」という商標名で販されている。
フレーム部材は長方形の棒、C字形またはU字
形チヤンネル、円筒形チユーブ、楕円形チユーブ
ならびにI字形またはH字形の形状に形成するこ
とができる。
フレーム部材の構成材料としては、電解液およ
び電解生成物による腐食に耐える任意の材料を使
用することができる。例えば鉄、鋼、不銹鋼、ニ
ツケル、チタまたはこれらの金属の合金のような
金属を使用することができる。また、同様にポリ
プロピレン、ポリブチレン、ポリテトラフルオロ
エチレン、FEPおよびクロレンド酸をベースと
したポリエステルのようなプラスチツク材料を使
用することができる。しかしながら、電極フレー
ム部材は、張り出し台片46を該フレーム部材に
固く固着せしめることができるような、好適な材
料で構成しなければならない。例えば、もしもア
ノード垂直フレーム部材49および全般的に水平
なフレーム部材52がチタンで構成されていると
すれば、チタンンで構成された張り出し台片46
が使用される。もしもカソード垂直フレーム部材
50および全般的に水平なフレーム部材51がニ
ツケルで構成されているとすれば、張り出し台片
46はニツケルまたは鋼で構成することができ
る。また張り出し台片46を控えボルト18の近
くの適当な電極に取りつけるのが一般的に望まし
いことにも留意すべきである。
本発明の電解槽は(a)ガスケツト圧縮圧力の制
御、(b)ガスケツトフレーム面構成力の制御、(c)シ
ールの効果的な形成および(d)ガスケツトの滑りの
阻止という数個の利点を同時に提供する。それに
加えて、電解槽組立体の許容公差が改良されかつ
建造コストが減少せしめられる。より低い圧縮圧
力を使用してより小さい圧縮装置を使用できるよ
うにして、電解槽のコストをさらに減少させるこ
とができる。
本発明の原理を図示しかつ前述したように取り
入れた好ましい構造について説明したが、本発明
がこのように記載した特定の詳細事項に限定され
るべきではなく、しかも事実上本発明のより広い
態様の実施にあたり大幅に異なる装置を使用でき
ることを理解すべきである。本発明はこの開示し
た内容を読めば当業者にとつて自明の細部、材料
ならびに部品の構成に関するすべての明らかな変
更を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はアノード、カソード、陽極液気−液分
離装置、陰極液気−液分離装置および電極フレー
ムの各組の間のスペーサ部材の配置を例示するた
めに適当部分を破断した単極式フイルタープレス
膜電解槽の側方斜視図、第2図は2個の隣接した
電極フレームの間に部分的に挿入されるように配
置されたスペーサ部材の図解用拡大例示図であり
シール部材を示していない図、第3図は本発明の
新規のシール部材およびスペーサ部材を使用した
1対の隣接した電極フレームの前側立面を斜視図
で例示した図、第4図は本発明のスペーサ部材と
協働するように組み合わされたシール部材の一実
施態様を示すために第3図の電極フレームを4−
4線に沿つて裁つた拡大部分断面図、第5図は本
発明のスペーサ部材と協働するように組み合わさ
れたシール部材の別の実施態様の部分断面図、第
6図は本発明のスペーサ部材と協働するように組
み合わされたシール部材の付加的な一実施態様の
部分断面を例示した図、かつ第7図は棒形フレー
ムとともに使用される本発明のスペーサ部材と協
働するように組み合わされたシール部材のさらに
別の一実施態様の部分断面図である。 10……電解槽、11……カソードフレーム、
12……アノードフレーム、13……アノード面
すなわち第3電極面、14……垂直サイドフレー
ム部材、15……水平サイドフレーム部材、16
……中間垂直サイドフレーム部材、20……セパ
レータ部材すなわち膜、21……カソード面すな
わち第1および第2電極面、45……スペーサ部
材、46……張り出し台片、48……スペーサ
片、49……アノード垂直フレーム部材、50…
…カソード垂直フレーム部材、51……カソード
水平フレーム部材、52……アノード水平フレー
ム部材、53……カソードフレームの第1側部、
54……シール部材、55……第1シール部材す
なわちガスケツト、56……第2シール部材すな
わちガスケツト、57……カソードフレームの第
1端部分すなわち外周縁部、58……カソードフ
レームの第2側部、60……アノードフレームの
第1側部、61,62……ガスケツト、63……
アノードフレームの第2端部分すなわち外周縁
部、70,71……ガスケツト、76……挿入部
材、78,79……ガスケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の隣接して配置された電極と、少なく
    とも一つの第1フレーム11および該フレームに
    隣接した少なくとも一つの第2フレーム12であ
    つて、前記各々のフレームは対向する側部53,
    58,60であつて該側部の各々には電極面2
    1,13が連結されている側部53,58,60
    と該側部に結合されている外周縁部50,63と
    を備えていて、前記第1フレーム11の対向する
    側部の一方58の外側面と該側部に隣接する前記
    第2フレーム12の対向する側部60の外側面と
    が平坦な第1平面と該第1平面に全般的に平行な
    第2平面とを備えている第1および第2フレーム
    と、前記第1フレーム11と第2フレーム12と
    を分離するシール部材54と、該シール部材の間
    に配置されたセパレータ部材20と、前記フレー
    ムを共に押圧するためのクランプ部材18とを備
    えていて、電解液流体が収納される電解槽装置に
    おいて、(a)前記第1フレーム11の外周縁部57
    の外側面に取付けられた複数個の張り出し台片4
    6および前記第1フレームの張り出し台片に対向
    して前記第2フレームの外周縁部63の外側面に
    取付けられた対応する複数個の張り出し台片46
    と、(b)前記第1平面と前記第2平面との間に配置
    され且つ前記対向して配置された張り出し台片4
    6の間に配置されて該張り出し台片によつて保持
    された所定の厚さのスペーサ片48であつて、前
    記フレームに取り外し可能に連結されそれにより
    前記フレームが前記クランプ部材18によつて流
    体密封状態に共に押圧されるときに前記第1平面
    および第2平面の間に均一な間隙を規定しかつ維
    持するスペーサ片48とを組合わせて備えている
    ことを特徴とする改良された電解槽装置。 2 前記シール部材54がさらに第1シール部材
    55と第2シール部材56とからなり、前記第1
    シール部材55が第1電極フレーム部材50に接
    触し且つ前記第2シール部材56が第2電極フレ
    ーム部材49に接触していることを特徴とする、
    特許請求範囲第1項に記載の電解槽装置。 3 前記セパレータ部材20が動流体圧流れに対
    して透過性のあることを特徴とする、特許請求範
    囲第2項に記載の電解槽装置。 4 前記セパレータ部材20が動流体圧流れに対
    して不透過性のあることを特徴とする、特許請求
    範囲第2項に記載の電解槽装置。 5 前記スペーサ片48がさらに実質的に非圧縮
    性の絶縁性材料からなることを特徴とする、特許
    請求範囲第3項または第4項に記載の電解槽装
    置。 6 前記スペーサ片48がさらにマイカルタ
    (micarta)材料からなることを特徴とする、特
    許請求範囲第5項に記載の電解槽装置。 7 前記スペーサ片48がさらに木材からなるこ
    とを特徴とする、特許請求範囲第5項に記載の電
    解槽装置。 8 前記第1フレーム11および第2フレーム1
    2の外周縁部57,63の外側面に固く固着され
    た張り出し台片46のそれぞれが第1平面および
    第2平面に隣接する少なくとも一つの係合面47
    であつて前記スペーサ片48が該面に当接して配
    置される係合面を有していることを特徴とする、
    特許請求範囲第2項に記載の電解槽装置。 9 シール部材54が第1シール部材55と第2
    シール部材56とからなり、 前記第1シール部材55が第1フレームの第2
    側部58と前記セパレート部材20の第1表面に
    接触しており、 前記第2シール部材56が第2フレームの第1
    側部60と前記セパレート部材20の第2表面と
    に接触しており、 前記セパレート部材20と接触している第1シ
    ール部材55の接触表面積は前記セパレート部材
    20と接触している第2シール部材56の接触表
    面積より小さく、 スペーサ片48はその第1端面と該端面に対向
    する第2端面とを備え、前記第1端面は前記第1
    平面に接触するが侵入しておらず、また前記第2
    端面は前記第2平面に接触するが侵入しておら
    ず、それによつて前記スペーサ片48の所定の厚
    さに等しい均一な隙間を規定すること からなる特許請求範囲第1項記載の電解槽装置。
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