JPS61127671A - 高炉吹付補修用キヤスタブル - Google Patents
高炉吹付補修用キヤスタブルInfo
- Publication number
- JPS61127671A JPS61127671A JP24693784A JP24693784A JPS61127671A JP S61127671 A JPS61127671 A JP S61127671A JP 24693784 A JP24693784 A JP 24693784A JP 24693784 A JP24693784 A JP 24693784A JP S61127671 A JPS61127671 A JP S61127671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blast furnace
- castable
- spraying
- raw material
- alumina
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば高炉のように、温度変動の激しい炉壁
損傷部の吹付補修用として好適なキャスタブル耐火物に
関する。
損傷部の吹付補修用として好適なキャスタブル耐火物に
関する。
近年、高炉寿命延長と安定した操業条件を得るために、
高炉炉壁損傷部の補修方法として炉内からの吹付工法が
採用されている。
高炉炉壁損傷部の補修方法として炉内からの吹付工法が
採用されている。
この吹付工法は、主として、高炉シャフト部の炉壁とく
に鉄皮露出部の保護と炉内プロフィール修復を目的とす
るものであって、例えば特開昭５５−５０４０９号公報
に記載されているように、吹付補修材料を乾燥粉末のま
ま、または、これに１〜３重量重量度の少量の水と混合
してロータ式連続吐出吹付機に装填し、圧搾空気と共に
ゴムホースを通じて−送り、ホース先端で別に圧送され
てきた水と混合して吹付ける乾式吹付は法が広く用いら
れている。
に鉄皮露出部の保護と炉内プロフィール修復を目的とす
るものであって、例えば特開昭５５−５０４０９号公報
に記載されているように、吹付補修材料を乾燥粉末のま
ま、または、これに１〜３重量重量度の少量の水と混合
してロータ式連続吐出吹付機に装填し、圧搾空気と共に
ゴムホースを通じて−送り、ホース先端で別に圧送され
てきた水と混合して吹付ける乾式吹付は法が広く用いら
れている。
この乾式吹付は法では、ホース先端での吹付材料と水と
の混合の良否が付着率等の吹付作業性と施工体組織を決
定することから、吹付材料については、水との濡れ性が
よいことが必要である。とくに高炉吹付補修の場合、工
期短縮のため、１分間に１００ｋｇ以上の大量施工が行
われることから、吹付材料の水濡れ性は重要である。
の混合の良否が付着率等の吹付作業性と施工体組織を決
定することから、吹付材料については、水との濡れ性が
よいことが必要である。とくに高炉吹付補修の場合、工
期短縮のため、１分間に１００ｋｇ以上の大量施工が行
われることから、吹付材料の水濡れ性は重要である。
現在、一般に用いられている吹付補修用の材料としては
、耐火粘土質シャモット、電融アルミナ。
、耐火粘土質シャモット、電融アルミナ。
焼結アルミナ、合成ムライトカイヤナイト、アンダリュ
サイト、シリマナイト等のアルミナ系耐火原料と、それ
にアルミナセメントからなるキャスタブル耐火物が用い
られている。
サイト、シリマナイト等のアルミナ系耐火原料と、それ
にアルミナセメントからなるキャスタブル耐火物が用い
られている。
これらの吹付補修用キャスタブルは、施工性に優れ、又
高炉内張りれんがの損耗原因であるアルカリ蒸気、 Ｃ
Ｏガス等の科学的侵食及び装入物による衝撃、摩耗等に
対する抵抗性に優れている。
高炉内張りれんがの損耗原因であるアルカリ蒸気、 Ｃ
Ｏガス等の科学的侵食及び装入物による衝撃、摩耗等に
対する抵抗性に優れている。
しかしながら、施工体として容積安定性に問題があり、
熱衝撃抵抗性に劣っていることから、高炉炉内の極めて
大きい温度変動に対し、スポーリング及びそれに伴う強
度３組織劣化を生しやすいという欠点があり、高炉炉壁
補修の目的を満足に達成することができなかった。
熱衝撃抵抗性に劣っていることから、高炉炉内の極めて
大きい温度変動に対し、スポーリング及びそれに伴う強
度３組織劣化を生しやすいという欠点があり、高炉炉壁
補修の目的を満足に達成することができなかった。
本発明は上記の従来の補修用耐火物の欠点を解消するも
のであって、発塵、リバウンドロスが少なく、施工性に
優れた耐久性を有する高炉吹付補修用キャスタブルを提
供するものである。
のであって、発塵、リバウンドロスが少なく、施工性に
優れた耐久性を有する高炉吹付補修用キャスタブルを提
供するものである。
本発明の吹付補修用キャスタブルは、見掛気孔率が８％
以下で、且つ吸水率が４％以下であるコージェライト原
料粒子を１０〜５０重量％含有せしめたもので、残部が
アルミナ系耐火原料とアルミナセメントとからなるもの
である。
以下で、且つ吸水率が４％以下であるコージェライト原
料粒子を１０〜５０重量％含有せしめたもので、残部が
アルミナ系耐火原料とアルミナセメントとからなるもの
である。
ここに、コージェライト原料とは、焼成法或いは溶融法
により、２Ｍｇ０・２ＡＩ２０ａ ・５Ｓｉ０２結晶
の理論組成を基礎として製造されたものを指し、製造方
法により、組成や粒子の緻密性、形状。
により、２Ｍｇ０・２ＡＩ２０ａ ・５Ｓｉ０２結晶
の理論組成を基礎として製造されたものを指し、製造方
法により、組成や粒子の緻密性、形状。
表面性状等に差異がある。
本発明において使用されるコージェライト原料としては
、粒子の見掛気孔率８％以下であって、吸水率４％以下
の緻密質粒子が水との濡れ性に優れ、発塵、リバウンド
ロスが少なく、施工性に優れており、吹付補修材料への
適用に最も適している。コージェライト原料の添加量は
、その目的とする効果を発揮せしめるためには全量中に
１０重量％は必要であり、又その化学組成から、５０重
量％より多く添加することはアルミナセメントキャスタ
ブルの耐火性を著しく低下させることになる。
、粒子の見掛気孔率８％以下であって、吸水率４％以下
の緻密質粒子が水との濡れ性に優れ、発塵、リバウンド
ロスが少なく、施工性に優れており、吹付補修材料への
適用に最も適している。コージェライト原料の添加量は
、その目的とする効果を発揮せしめるためには全量中に
１０重量％は必要であり、又その化学組成から、５０重
量％より多く添加することはアルミナセメントキャスタ
ブルの耐火性を著しく低下させることになる。
添加するコージェライト原料の粒子の大きさとしては、
耐火性の点から１４ｍ未満の粒子の使用は好ましくない
。
耐火性の点から１４ｍ未満の粒子の使用は好ましくない
。
本発明におりるアルミナ系耐火原料としては、従来周知
の耐火粘土質シャモット、合成ムライト電融アルミナ、
焼結アルミナ、シリマナイト、アンダリュサイトを用い
ることができる。
の耐火粘土質シャモット、合成ムライト電融アルミナ、
焼結アルミナ、シリマナイト、アンダリュサイトを用い
ることができる。
また、本発明におけるアルミナセメントとしては、月Ｓ
規格１号、２号の他、Ａｌ１ ｏａ ７ａ重量％以上の
高アルミナセメントを用いることができ、粘性付与、硬
化性等の施工性と施工体強度の付与のためには、全量に
対して１０〜３０重量％を必要とする。
規格１号、２号の他、Ａｌ１ ｏａ ７ａ重量％以上の
高アルミナセメントを用いることができ、粘性付与、硬
化性等の施工性と施工体強度の付与のためには、全量に
対して１０〜３０重量％を必要とする。
第１表に示す品質を有するコージェライト原料を使用し
、第２表に示す配合割合の材料について吹付試験を行っ
た。特定の見掛気孔率と吸水率を有するコージェライト
原料を含有する本発明品は添加！１１０〜５０重量％に
おいて優れた吹付作業性及び良好な付着性を示した。尚
、コージェライト原料の緻密性について、本発明から逸
脱している原料Ｂを使用した比較品ロー１．ロー２につ
いては、吹付作業性の劣化が著しかった。第３表に吹付
条件を示す。
、第２表に示す配合割合の材料について吹付試験を行っ
た。特定の見掛気孔率と吸水率を有するコージェライト
原料を含有する本発明品は添加！１１０〜５０重量％に
おいて優れた吹付作業性及び良好な付着性を示した。尚
、コージェライト原料の緻密性について、本発明から逸
脱している原料Ｂを使用した比較品ロー１．ロー２につ
いては、吹付作業性の劣化が著しかった。第３表に吹付
条件を示す。
第１表
＊Ａ、Ｂ、Ｃ共に粒径は１〜３ｍｍである。
第２表
第３表
第４表からも明らかな通り、本発明品の吹付施工体は、
熱間膨張率が小さく、容積安定性、耐スポーリング性に
優れている。更に、耐アルカリ性並びに耐ＣＯガス性に
おいても従来品と同等以上の性能を示した。
熱間膨張率が小さく、容積安定性、耐スポーリング性に
優れている。更に、耐アルカリ性並びに耐ＣＯガス性に
おいても従来品と同等以上の性能を示した。
第２表に示す本発明品イー２を内容積２６００ ％の高
炉シャフト部に施工した。
炉シャフト部に施工した。
施工実績を第５表に示す。
第 ５ 表
本発明品は、施工に際しては９０％以上の付着率を示し
、施工体は均一な組織を有するものであった。施工体の
残厚推移を添付図に示す。
、施工体は均一な組織を有するものであった。施工体の
残厚推移を添付図に示す。
従来品バー１は４ケ月後残存０．従来品バー２は２ケ月
後残存０であったのに対し、本発明品イー２は５ケ月経
過後においても施工直後の残厚をほぼ維持しており、耐
久性は大幅に向上したことが判った。
後残存０であったのに対し、本発明品イー２は５ケ月経
過後においても施工直後の残厚をほぼ維持しており、耐
久性は大幅に向上したことが判った。
上記実施例に記載したように、本発明の補修用耐火物の
施工性は極めて良く、吹付施工体は、熱間膨張率が小さ
く、容積安定性、耐スポーリング性に優れ、且つ水との
混和性は、極めて良好なものを得ることができる。
施工性は極めて良く、吹付施工体は、熱間膨張率が小さ
く、容積安定性、耐スポーリング性に優れ、且つ水との
混和性は、極めて良好なものを得ることができる。
添付図として示すグラフは、本発明による施工体の耐久
性を示すものである。
性を示すものである。
Claims (1)
- １、粒子の見掛気孔率が８％以下及び吸水率が４％以下
であるコージェライト原料を１０〜５０重量％含有せし
めてなり、残部がアルミナ系耐火原料とアルミナセメン
トとからなることを特徴とする高炉吹付補修用キャスタ
ブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24693784A JPS61127671A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 高炉吹付補修用キヤスタブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24693784A JPS61127671A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 高炉吹付補修用キヤスタブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61127671A true JPS61127671A (ja) | 1986-06-14 |
| JPH0329746B2 JPH0329746B2 (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=17155960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24693784A Granted JPS61127671A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 高炉吹付補修用キヤスタブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61127671A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110937905A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-03-31 | 浙江锦诚新材料股份有限公司 | 一种高抗热震性复合窑口浇注料 |
| CN111484346A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-08-04 | 孙志红 | 用于高炉撇渣器的氮化硅结合浇注料及高炉撇渣器 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239050A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-26 | Hitachi Ltd | A roller clutch used for a starting motor |
| JPS5520238A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 | Isolite Insulating Prod | Light weight castable refractory |
| JPS564513A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-17 | Max Co Ltd | Bundling machine |
| JPS56129679A (en) * | 1980-12-26 | 1981-10-09 | Asahi Glass Co Ltd | Castable refractory blend |
| JPS59156969A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-06 | 新日本製鐵株式会社 | 高炉炉壁の補修用吹付材 |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP24693784A patent/JPS61127671A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239050A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-26 | Hitachi Ltd | A roller clutch used for a starting motor |
| JPS5520238A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 | Isolite Insulating Prod | Light weight castable refractory |
| JPS564513A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-17 | Max Co Ltd | Bundling machine |
| JPS56129679A (en) * | 1980-12-26 | 1981-10-09 | Asahi Glass Co Ltd | Castable refractory blend |
| JPS59156969A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-06 | 新日本製鐵株式会社 | 高炉炉壁の補修用吹付材 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110937905A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-03-31 | 浙江锦诚新材料股份有限公司 | 一种高抗热震性复合窑口浇注料 |
| CN110937905B (zh) * | 2019-11-07 | 2022-04-29 | 浙江锦诚新材料股份有限公司 | 一种高抗热震性复合窑口浇注料 |
| CN111484346A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-08-04 | 孙志红 | 用于高炉撇渣器的氮化硅结合浇注料及高炉撇渣器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0329746B2 (ja) | 1991-04-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5559064A (en) | Chrome-free brick | |
| US4125409A (en) | High alumina-chromia plastic refractory mix | |
| EP0817761A1 (en) | Light weight sprayable tundish lining composition | |
| JPS61127671A (ja) | 高炉吹付補修用キヤスタブル | |
| JP3343297B2 (ja) | 内張り用焼成耐火れんが | |
| JPH0313193B2 (ja) | ||
| US3262795A (en) | Basic fused refractory | |
| JPH0238361A (ja) | 耐スポーリング性酸化クロム―アルミナ耐火レンガ | |
| JPS59156969A (ja) | 高炉炉壁の補修用吹付材 | |
| CA1101448A (en) | Self bonding refractory composition of alumina and chrome oxide | |
| JPH0277510A (ja) | 高炉出銑樋カバー用流し込み不定形耐火物 | |
| JP2604310B2 (ja) | 流し込み施工耐火物 | |
| JP2562767B2 (ja) | 流し込み施工耐火物 | |
| JPS6096581A (ja) | 高炉圧入補修材 | |
| JP5663122B2 (ja) | 非鉄金属製錬容器用キャスタブル耐火物及びそれを用いたプレキャストブロック | |
| JPH06321628A (ja) | アルミナ−クロミア−ジルコン系焼結耐火れんが | |
| US4261752A (en) | Gunning refractories | |
| JPH05148042A (ja) | 流し込み施工用不定形耐火物 | |
| JP3224990B2 (ja) | 高炉出銑口閉塞材 | |
| JP3502437B2 (ja) | 高炉吹付補修用キャスタブル | |
| EP0798279A1 (en) | Wet-gunning method | |
| JPH0948676A (ja) | 吹付用不定形耐火物 | |
| JPH01131077A (ja) | ランスコーティング材 | |
| JPH0834666A (ja) | 製鋼用耐火物 | |
| JPH07115956B2 (ja) | 高炉出銑口用マッド材 |