JPS61126063A - ニトリルからアミドを分離する方法 - Google Patents

ニトリルからアミドを分離する方法

Info

Publication number
JPS61126063A
JPS61126063A JP60212737A JP21273785A JPS61126063A JP S61126063 A JPS61126063 A JP S61126063A JP 60212737 A JP60212737 A JP 60212737A JP 21273785 A JP21273785 A JP 21273785A JP S61126063 A JPS61126063 A JP S61126063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
amide
nitrile
clay
exchangeable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60212737A
Other languages
English (en)
Inventor
デイーター・フランク
リンコロン・ダグラス・メトカルフエ
ジヨン・ユン―ギイ・パーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo NV filed Critical Akzo NV
Publication of JPS61126063A publication Critical patent/JPS61126063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/32Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C253/34Separation; Purification

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C章業上の利用分野〕 本発明はニトリルの精製に関する、特に本発明は酸およ
び鉱物全利用してニトリルから、アミドを含む不純物を
分離する方法に関する。
〔従来の技術〕
ニトリル、特に脂肪酸から誘導される脂肪酸ニ)−IJ
ルは殺虫剤、ゲル化剤、繊維の柔炊剤および湿潤剤の製
造に有用な、重要な商業製品である。これらのニトリル
を水素化すると一級、二級もしくは三級アミン、特に貴
重な脂肪族アミンを製造することができる。
ニトリルを製造する普通の商業的方法はアンモニアの存
在下で脂肪酸を触媒脱水することである。しかしながら
この方法はニトリルの他に色や裏込の元となる、さまざ
まなアミンやアミドを初めとする多数の厄介表側生成物
をつくり出す。このような不純物、特にアミドば、ニト
リルを貴重な製品を製造するさまざまなプロセスに使用
する前に除去しておかなければならな鴎 ニトリルの精製を取扱つ念従来技術には多数の方法があ
る。これらは一般にニトリル製品に沸点が近くこの几め
蒸留によって除去することが難しい主としてアミンおよ
び着色物からなるニトリル合成反応の副生成物を除去す
るものである。オズボーン(Oaborne)の米国特
許第z622097号の方法においては不純物を含むア
クリロニトリルを先ず活性炭を通過させ次いで湿らせ定
イオン交換材料を通過させている。
このイオン交換材料は酸を使用して再生することができ
るが使用する際には実質的に酸を含まない形になってい
る、米国特許第2.944049号の方法は完全に水素
イオン交換しtベントナイトその他のざ讐ざまな珪醗塩
鉱物を用いて炭化水素混合物から窒素の水素化合物特に
アミンを除去するものである。オブラツド(obxat
)の米国特許第五20瓜497号は塩基性の他の窒素含
有化合物を含む混合物をこの塩基性窒素化合物を沈殿さ
せる金属ハロゲン化物と接触させることにより混合物か
らニトリルを分離する方法を開示している。ヒギンス・
ジュニア(HlgginsJr。)らの米国特許第5,
262.966号の方法では活性アルミナを用いてアク
リロニトリルから不純物であるカルボニル化合物を除去
して−る。
ケルショウ(Kershavr)の米国特許第4,14
スフ17号の方法では酸の存在下でベントナイトを初め
とするざまざまな材料を用いてアジポニトリルからアミ
ンを除去している。この際アジポニトリルは好ましくは
1〜1o1Rt%の水を含んでいる。クールマン(Ku
hlman )の英国特許第1.224790号の方法
はモンモリロナイトを初めとするさまざまな吸着剤を用
いてニトリル類から、不純物、特に環内に1個以上の窒
素原子を有する不純物の除去を行っている。ガズ(0a
aus )らのドイツ特許31.046.601号はシ
リカゲル、活性炭、粘土のような固体吸着剤を用いたア
ジポニトリルの精製法を開示している。
有機陽イオン特にアミンは粘土表面に元々存在する陽イ
オンと置換することができること、および粘土はこの有
機陽イオンを強く選択することがこの技術分野において
知られて−る。
“粘土のコロイド化学”パン・オルフェン、トウイリー
、第2版、1977(Olay ColloiColl
oidChe、”7an 01phen、H,、Wil
ey、2nd ga、。
1977)はこのような技術内容を含む1つの文献であ
る。
本発明は上記文献のいずれにおりても具体的に取組まれ
ていなかつ九問題、すなわちニトリル中の不純物として
のアミドの存在を含む問題に取組むものである。触媒お
よびアンモニアの存在下で脂肪酸を脱水する上記反応に
よって製造された二) IJルは溶液中に飽和濃度(約
0.9重量%)以下のアミドを含むことがある。これら
のアミドを除去する従来の方法は簡単な蒸留であ)、こ
の蒸留はニトリルとアミドの沸点が極めて異なるために
時に:は実行可能である。しかしさまざまな鎖長のニド
IJルの混合物を取扱う場合には鎖長の短い高沸点アミ
ドが鎖長の長いニトリルと共沸するため蒸留による分離
は常に可能であるとは限らない。蒸留はま几エネルギー
コストが増大する時代にあってはますます望ましくな込
ものと々っているかなうのエネルギー人力を必要とする
本発明者は蒸留を行うことなりニトリルを含む溶液から
アミドを除去する方法を発見した。
〔発明の要約〕
本発明の主たる目的はニトリルとアミドを含む溶液から
アミドを除去することである。
従って本発明はその一実施態様において、アミドを含む
不純物(この不純物はアミンのような他の不純物を含ん
でいてもよい)とニトリルの溶液からこの不純物を除去
する方法である。
先ずこの溶液と、表面に交換可能なアルカリもしくはア
ルカリ土類陽イオンを有するアルミニウムシリケートを
含む層構造の鉱物(Iayeredmlneral)と
、アミドのプロトン化条件においてアミドをプロトン化
するのに十分な酸強度を有する酸とを含む反応混合物を
つくる。このとき、このような条件において酸及び交換
可能な陽イオンとの塩の溶解度は、プロトン化反応の平
衡が、アミドがプロトン化された状態にとどまるような
方向に実質的にあるようなものである。この反応混合物
をアミドのプロトン化条件に十分な時間保持し、アミド
をプロトン化し、プロトン化したアミドと、交換可能な
陽イオンとの交換を生ぜしめ、プロトン化し几アミド鉱
物層の表面に付着きせる。この反応混合物の水分は反応
時間の実質的にすべてにわ几って約0.5重量%未満に
保持することが必要である。
次いでこの反応混合物から不純物の含有量が減少したニ
トリルを分離することができる。
本発明の他の実施態様は供給混合物、層構造の鉱物、反
応体の比率、酸の選択、分離方法ならびに操作条件につ
いての詳細を含んでいる。
これらはすべて本発明のさまざまな態様の、それぞれに
ついての以下の検討の中で開示されている。
本発明に特に関連するニトリル原料はココニトリル、タ
ロウニトリル、オレオニトリルを含む3つのタイプの1
つに該当する。これらのタイプの組成物はさまざまな鎖
長の脂肪酸ニトリルの比率によって次のように表わされ
る。
炭素数 68101214161814’ 16’ 1
8’ 18’ココニトリル  、587  5018 
 81.5       6  1タロウニトリル  
      1  32925  1  5  571
.5オレオニトリル      、5 3.5 4 5
  t5 5 76  Mダッシュ(’)およびツーダ
ッシュ(’)aそれぞれ一分子中に1個の不飽和結合お
よび2個の不飽和結合があることを示している。
本発明が特に関連するアミド不純物は次の化学構造をも
っている。
上記式中Rは広範な種類の炭化水素もしくは炭化水量を
基本とする基を示し、特に長鎖脂肪族の基を表わす。本
発明の反応混合物はこのよりなアミド、適当な!!オよ
び層構造の鉱物、例えばこの層の表面に交換可能なアル
カリもしくはアルカリ土類の陽イオンを有するアルミニ
ウムシリケートを含む粘土を含むことになろう。この反
応混合物はニトリル、酸および固体相につbて不均質で
あろう。ニトリル中のアミド含有量はその溶解度の上限
(室温で約0.9重量に以下)まで高くすることができ
、あるbは少なくともアミドの一部が粒状物として認め
られるような濃度であってもよい、上記原料中のアミド
の平均分子量は以下、270であると仮定されている。
この分子量のアミドはタロウアミドと呼ばれる。ニトリ
ルに色や臭いを付与する広範な種類のその他の不純物、
−級アミンも含まれることがある。
本発明を特定の仮設に限定するものではないが、この反
応の第一工程は酸による上記アミドの二重のプロトン化
によって次の構造式を有するイオンを生成することであ
ると考えられる。
が層構造の鉱物と接触するとこの反応の第二工程が起こ
シ、層の表面の交換可能な陽イオンがアミドイオンと交
換し、このアミドイオンが鉱物と結合し交換可能な陽イ
オンが酸相中に移動する。この点で第三の必須の工程が
起こ多、交換可能な陽イオンの酸塩の沈殿によってその
陽イオンが反応系から除去され、次にプロトン化反応の
平衡がプロトン化された形で存在するアミドの方向に実
質的にあるよりにし、かつ交換可能な陽イオンとの再交
換が起こらないようにする。
上記反応を達成するためには酸の選択が櫃めて重要であ
る。第一にこの酸はアミドを二重プロトン化するのに十
分な強さをもたなければならず、第二に酸と交換可能な
陽イオンとの塩の溶解度は上記平衡の効果が起こるよう
なものでなければならな偽。この反応混合物の水分は水
の溶解効果の友めに、この反応が起こっている実施的に
すべてのときにおいて、反応混合物の約0.5重量%未
満の値に注意深くコントロールしなければならない。最
大のアミドの除去を達成する友めには、アミドと交換可
能なイオンのためのビヒクルを与える几めに、まな酸の
一部がざまざまな反応の際に消費されるという理由で、
アミドの二重プロトン化を達成するのに必要とされる化
学量論量より過剰に酸を使用すべきである、 本発明の上記の厳しい制限は上記ケルショウ(xers
hav)の特許、特にその実施例M(粗アジポニトリル
にベントナイト、リン酸および水を加えてMAPアミン
の除去を行っている)のような技術分野における教示に
比較することができる。原見られる水の量(2ml)は
反応混合物の約8.0重量%を構成してい友。この反応
混合物中にアミドが存在してい次かもしれないしいなか
ったかもしれない。しかしもし存在していたとすれば本
発明のプロセスは運がよくても、達成されなかつ九。と
bうのは他でもなく、存在している水の量が本発明の溶
解度の要求が達成されるような量よりはるかに過剰であ
ったからである。
アミドのプロトン化の条件として言及した本発明のプロ
セスが進行する条件は厳密なものでは々い。約り0℃〜
約100℃の温度と約30分〜約4時間の反応時間が、
約10〜約18個の炭素鎖を有する脂肪酸ニトリル原料
の企図され九通常の操作条件である。この反応混合物の
水分のコントロールは真空圧を約30〜約150m1汀
、さらに好ましくは約50〜約75mHyに保持するこ
とによって最もよ1〈達成される。もちろん反応混合物
が形成されている際、水分は粘土、酸および時にはニト
リル供給原料に含まれる水分の几めに、必要とされる0
、5重f%の最大値を上回ることがある。しかし真空が
迅速にこの水分を蒸発させるので反応時間、の実質的に
すべてにわたって必要とされる約0.5重f#%未満が
達成される。
反応混合物に真空をかけると、ニトリルが鉱物、特に粘
土から濾過式れる速度を増大するという利点をもたらす
。その理由は水分の高い粘土はゲル化してν過手段(以
下に説明する)の表面にケーキをつくる傾向があシ、こ
れが濾過速度を低くするからである。
本発明の反応はニトリル−アミド溶液中の鉱物と酸のス
ラリーによって最もよく進行する。
ベントナイト粘土は優れ友鉱物源であり、容易に液体媒
体中で崩壊して微細に分割された粒子となりスラリーを
形成する。硫酸のような酸は。
炭化を防止し、良好な初期懸濁液を与えるように微少な
液滴の形でこのスラリーに加えるべきである。スラリー
は、スターラーやミキサーのような撹拌手段によって反
応の進行中維持することができる。
本発明のプロセスのキーステップは不純物の含有量が低
下したニトリルを反応混合物から分離することである。
我々は1つもしくは2つ以上の真空濾過装置によってこ
れt−量もよく達成することができると考えている。こ
のような装置は基本的にはF布のよりな濾過媒体であシ
その一方の側、すなわち供給側は一過すべき流体に露出
され、その他方の側、すなわちFt@は真空に露出され
、このようにして濾過すべき流体を濾過媒体中の多数の
開口を通過せしめ粒状物を媒体の供給側に残すことが望
ましい。有用なF布は、本発明に有用な約10〜約25
ミクロンの開口を備えているポリエステル、ポリプロピ
レンもしくはテフロンのような材料でつくることができ
るc、フィルターの供給側に新しい粘土をプレコートし
、特にアミドで過飽和になつtニトリル原料から沈殿し
九アミドのような微細な粒状物についてその分離効率を
強化することができる。
バード・ヤング・カンパニー(Bira 70ungc
ompany 、 )製のフィルターのような回転式真
空ドラムフィルターは少なくとも本発明のプロセスに関
する限り最も実用的な商業スケールの真空フィルターで
ある。この回転式真空ドラムフィルターは原料保持容器
および回転式真空ドラムを備えており、この真空ドラム
は、スラリー中に、濾過媒体(すなわちこのドラムの曲
面に支持され−aP布)を有する曲面をもって−る。
このドラム内で真空が維持されドラムはその縦軸の回シ
に回転する。F液はスラリーからドラム中に吸込まれ、
ドラムの縦軸の回りでドラムと密封連通、している導管
を通ってドラムから外に出る。このフィルターは、精製
したニトリルと新しい粘土とのスラリーを先ず最初に適
用することによってプレコートすることができる。
運転する際、このプレコートはナイフによって過剰の粘
土を連続的にかき落とすことにより適当な厚さに保持す
ることができる。このナイフは濾過媒体の供給側から所
定の距離に配置され、ドラムの縦軸に対して平行に前後
に往復することができる。
次に第1図につbて説明する。第1図は本発明の最も好
ましい実施態様を示しており1%に精製反応混合物から
ニトリルを分離するスーキームに関するものである。ス
ラリーはバッチ式反応タンク1の中に示されており、最
初は粘土、酸およびアミドを含むニトリルで構成されて
いる。このスラリーはミキサー2を用いて本発明のプロ
セスに適切な条件の下に適切な時間保持される。反応が
完結し友と思われると濾過し、精製しtニトリル製品の
バッチが回収されることになる。
スラリーはライン3とポンプ4によシタンク1から第1
真空濾過装置の保持容器5の中に輸送される。保持容器
5の中のスラリー中に真空ドラム6が一部浸漬されその
端面図が示されてお悦、このドラムの外側の曲面には戸
布が巻いである。ドラム61−J″その縦軸70回りに
回転する。真空がドラム6にかけらf′LP液が容器5
から吸込まれデ布を通過して容器6の中に入り、容器6
から導管8を通って外に出る。導管8は容器6と密封連
通している。
導管8けポンプ10を経て予備混合タンク9に連結され
、タンク9の中でニトリルは新し一粘土によって再びス
ラリー化される。ミキサー11が前記スラリーの形成な
らびに保持を容易にする。スラリーは導管12およびポ
ンプ13により予備混合タンク9から第2の真空濾過装
置の保持容器14に輸送される。保持容器14のスラリ
ー中に真空ドラム15が部分的に浸漬されてお)、その
端面図が示てれている。真空ドラム15はその外側の曲
面の周囲に戸布が巻き付けられている。この戸布は第1
0濾過装置のF布と同じものであってもよい。ドラム1
5はその縦軸16の回シに回転する。
タンク1およびドラム6と15の真空吸引手段(側光ば
スチームエゼクタ−)および各種の弁シよびその他のプ
ロセスの装置のようなさまざまな詳細について#i第1
図に示されていな−6やけ9図面には示ばれてAないが
特に記載しくおく価値のあるものは、蓄積された粒状物
を戸布の表面から連続的に除去する手段である。ドラム
の隣接した小区画を有する三角プリズム型(パイ型)の
部分(その頂点はドラムの縦軸に沿ってAる)が連続的
に真空を軽減され、気体好ましくけ空気によって大気圧
以上の圧力まで加圧され次いで真空圧まで復帰される。
この加圧気体が各セクションの曲面のそれぞれの部分の
p液側から供給側に次々に流れ、そのセクションの蓄積
された粒状物を吹き飛ばす。
本発明の上記好ましい濾過装置の操作の幾つかの最も優
れ友やり方が少なくともパイロットプラントのスケール
にお−て決定’1JA7t(=予備混合タンク9に加え
られる新鮮な粘土の量は粒状物と着色物の除去に関しニ
トリルのitに対して約2重責%が最適であると考えら
れる。ニトリルの第2濾過の前に予備混合するのに使用
される粘土は酸−粘土反応器に@友に補充する粘土と組
合せて再使用することができる。両方の真空ドラムフィ
ルター用にはポリエステル媒体が奨められる。その理由
はポリエステルがニトリルおよび酸性粘土によって構造
的に影響を・受けな−こと、比較的薄い布として使用す
ることができること、それによって高い流速が達成され
かつテフロンのような材料と比較して安価であるという
ことである。濾過条件は酸−粘土処理に用いられたもの
とほぼ同じ温度であり、ドラムスイyターユニットの真
空圧は590mHf〜150酊Fly (絶対圧)であ
る。
以下の非限定的な実施例は本発明の実施を例示し、かつ
特に好ましい本発明の実施態様が根拠とする実験関係の
確立を例示するために示てれるものである。
実施例 r 2種類の異なるニトリル原料について本発明を実施する
のに必要な真空圧の効果を決定する之めに試験を行った
。。この実施例およびその他の実施例のすべての試験に
おりて他に明記しない限シ鉱物源はアメリカンコロイド
社(Americanoollol、4 compan
y )から入手したパンサークリーク触媒グレード(P
anther Creek CatalystGrad
e )として知られているカルシウムベントナイト粘土
であシ、この粘土は次の組成ならびに特性を備えている
組成:主として粘土鉱物モンモリロナイトで構成された
アルミナの含水シリケート。モンモリロナイト顔料は8
5に以上。少量の長石、黒雲母、透明石責などを含んで
いる。
化学組成:標準分析値(乾燥) シリカ      56.00−59.00に(EIi
O,として)アルミナ    18.00−21.00
%C’lt”sとして)鉄(三価)      5.0
0− 8.50%(Fe、O,として)鉄(二価)  
    0.37−0.155%(FeOとして)マグ
ネシウム      3−00−5.30に(MflO
として)ナトリウムおよびカリウム  0−84−1.
25%(Na、 Oとして)カルシウム       
1.20−5.50LX(CaOとして)チタン   
    0.80−0,86に(Ti、02として)炭
  素        3.45−1.20に(COl
として)硫  黄        0.09−0.16
%(so、として)結晶水       5.00−6
.00に(H2Oとして)化学式:およそ次の三層膨張
鉱物構造 (AI、Fe1゜671O,3!l) g 8140to (OR)t NA  Ca  (3,5
x。
水分:納品時最大12% 乾燥粒子サイズ:200メツシユ(74ミクロン)以下
80%以上。
ベンチスケールの反応器で7回のテストを行っ九。酸(
98%馬R04)を不純な脂肪酸ニトリルと粘土のスラ
リー中にスプレーし、反応混合物を各実験において30
分保持し次。テスト   ・1〜3はアミド含有量0.
46重景に、UVおよびガードナーカラーそれぞれ12
4および7のココニトリルを用いて行った。ガードナー
カラーはこの工業界全体に使用されている標準的なカラ
ーインデックスであるがU’7カラーは420ナノメー
ターの波長K>ける紫外カラー観察であシフ、5のガー
ドナーカラーを有し0.75重tにのアミドを含むニト
リルからなる対照試料の[7値を100と定義した。テ
スト4および5はアミド含@0.59重景に、UVカラ
ーおよびガードナーカラーがそれぞれ97と6のタロウ
ニトリルを用いて行つt0テストロと7はアミド含量0
.43重量%υVカラーおよびガードナーカラーがそれ
ぞれ63と5.5のオレオニトリルを用いて行った。各
実験の反応に引続き各バッチを濾過面積38.5α!、
粘土のプレーコートの厚嘔0.5cInのブフナロート
において標準実験室用7紙を用いて濾過した。得られ次
結果を表1に示す。
大気圧における各実験についての反応混合物の水分は粘
土、酸およびニトリルの水分含有量に基いて約0.98
重食%であると計算され、ま九74.2朋Elにおける
反応混合物の水分は釣0.52重量%と計算されるとい
うことに先ず留意することが重要である。
1つの例外を除きテスト結果に及ぼす反応混合物の水分
量の効果は与えられた原料について劇的表ものである。
実験1〜3の供給原料についてアミドは約50%減少し
カラーも著しい減少がある(AFHAはもう1つの標準
カラーインデックスであり約100APEI人単位が1
ガ一ドナ一単位に等しい)。実験4および51Cおいて
は真空系を用いて目立つ友アミドの減少はなかった。
しかしこれは製品サンプルの分析のような実験上の誤差
に起因するものと思われる。なぜならこの使用された特
定の供給原料だついて本発明が有効でないとする合理的
な理由がないからである。
すべての場合において真空によって少なくとも1つのカ
ラーインデックスに関して改良された結果が得られ、ま
た少なくとも一過データが完全であるような供給材料に
ついて一過速度の顕著な改良が認められた。
実施例 ■ ニトリル原料から除去されるべきアミドのさまざt′f
k量について本発明を実施するのに必要な酸と鉱物の總
体的な量を決定するために実験を行った。上記の通シ反
応混合物に供給畜れた酸の量はアミドの二重プロトン化
を行うのく必要とされる化学量論量よシも過剰であつt
0実験結果(以下の表3)からそれぞれの酸の最も酸性
の強いグo)ンだけがアミドのプロトン化に利用される
ことができると結論せざるを得ない。従って化学量論量
はアミド1モルに対して酸2モルであるということにな
るがプロトン化され友アミドのためのビヒクルを与え、
ま友消費された酸の量を補充するために過剰の酸を使用
することが望ましい。
実施例■の試験に類似し次一連の試験を0.75重量%
のアミド不純物を含みUVスキャン100%、ガードナ
ーカラー7.5のタロウニトリル原料について行った。
反応条件は60℃、74.2mH1圧であつ几。硫酸お
よび/またはパンサークリークベントナイト粘土の量は
実験によって変更し次。得られたデータを表2に示す。
示され九すべての%はニトリルの重量に対するものであ
る。
第2図は表2のデータ(カラーデータを除く)全グロッ
トしたものであシ、粘度の各水準について1つの放物線
が見られる。表2と第2図から粘土および酸の使用量が
増加するに従い、アミドの除去量が増加し、カラーイン
デックスが低下することが一般的に認められる。次に、
定性的には本発明はニトリルからアミド、ならびにアミ
ンであることがわかっている着色物を除去するのに有効
であることが明らかである。アミンが除去されるという
ことは、従来アミンの除去には酸−粘土処理による場合
、反応混合物中の水分含量が比較的高いことが必要とさ
れていたことを考慮すれば驚くべきことである。
さらに特に第2図から所定の粘土濃度について極めて興
味のある事実が観察される。すなわちアミドの除去量は
酸濃度と共に増大して最大値となシ、次に酸濃度が上昇
し続けるに従い実際に低下するということである。これ
は過剰の遊離の酸が先に吸着されたプロトン化したアミ
ドを粘土から脱着させることに基づくものである。調べ
た範囲において各粘度濃度についての曲線の最大アミド
除去点を通って1本のほぼ真っすぐな線を引くことがで
きる。以下これを操作線と呼ぶ。後から示すようにこの
操作線は放物線の式(1正確に一致する。
第2図の散乱を消去して第2図を第3図として再びグロ
ットした。第3図の曲線は放物線の弐に一致した。第3
図の実線は次の数学的な表現に従って最もよく適合する
上記式において Ac=ニトリルに対する重−J[で表わした硫酸の使用
量 AR=ニトリルに対する重量%で表わしたアミドの除去
量 表2の実験データの点は操作線の上方ではよく一致する
。しかし操作線の下側では実験の曲線は点線のように引
かねばならない。これはそれ自身矛盾するものではない
。なぜなら2つの異なるメカニズムが操作線の両側に関
与しているからである。操作線Ki1するまでは所定の
粘土濃度における酸の量が増大するとアミドの除去量も
増大する。操作線を越えるとより多・くの酸が先に吸着
されたアミドを粘土から除去するようになり、その結果
アミドの除去が見かけ上低くなる。表2のデータおよび
上記放物線の式から次の計算されたデータが表3に示さ
れる。
明細書全体を通して使用されている接頭語″m”はミリ
すなわち、。oo  を示している。酸の使用量につい
て使用されている理想値という用語は放物線の式から計
算された値を示している。
第3図および表3から幾つかの事実が定量的に観察され
る。先ず第一に、添加される粘度のすべての濃度に対し
て粘度対酸の最適重量比は約1[):1(添加された粘
土と酸の水分をそれぞれ12重量%および2重量%とし
ている)であることがわかる。これは酸対交換可能な陽
イオンの当量のモル比にして約2.0 : 2.0であ
る。
後者の比はアミド全プロトン化するのは主として各硫酸
分子からの第1プロトンであること、すなわち第1プロ
トンの解離定数(PKa ニー3.0)が第2プロトン
の解離定数(pxa= 1.9 ) (これは酸から解
離することがさらに困難である)と比べてアミド全プロ
トン化するための利用性を強化していることを示してい
る。
もう一つ観察されることは、酸対除去されたアミドの実
際に観察されたモル比は4%粘土濃度における2、37
から8チ粘土濃度における3、16の範囲であるという
ことである。硫酸対アミドの理論的な化学量論モル比は
約2.0 ニー 1.0であるべきである。従って与え
られた粘土濃度における最大のアミドの除去は過剰の酸
を必要としている。すなわち酸対アミドの比l−j除去
すべきアミドの量に従って増加することが必要であつ九
所定の1!に度の除去すべきアミドについて必要とされ
る酸の量のおよその値を得ることは価値のあることであ
る。第3図の操作線は利用し得る最も憂れた近似である
と考えられる。2当量の交換可能な陽イオンに対して2
モルの酸という上記の比を仮定し、必要とされる酸のミ
リモル対除去されるアミドのミリモルについての第3図
の操作線の式は次のようになるであろう。
Ac=2.081−L46  A+  0.35上記式
においてAcは酸のミリモル数および人は除去されるア
ミドのミリモル数である。この式を第6図に示したアミ
ドの除去された量(6%)の範囲についてプロットする
と、曲線から殆ど外れていない。除去されるべきアミド
のミ1,1モル数という用語は、このプロセスが出発ア
ミド含量の100%を除去することは殆どあう得ないけ
れども出発アミド濃度までのいかなる量も示すことがで
きる。このようKして本発明のプロセスを実施しようと
するものは先ず最後に述べ九式から与えられた所望濃度
のアミドの除去【およそどのくらいの酸が必要であるか
、また第2に上記実験によって確立された粘土対酸の所
定の比からどのくらいの量の粘土が必要であるかを知る
ことになろう。もちろん第3図の操作線はカルシウム陽
イオンと硫酸の系についてeA的なものであり、その他
の陽イオン−2酸の組合せは同様な曲線および操作線を
与えることが理解されるべきである。
実施例 ■ 上記実施例についてのデータはパンデータリークベント
ナイト粘土を用いて得られたものであるけれども、その
表面に交換可能なアルカリもしくはアルカリ土類陽イオ
ンを有するいかなる層構造の鉱物もその目的を達成する
ということが再び強調されなければならない。例えば次
の表4は商業的に入手可能なさまざまな粘土の交換可能
な陽イオン組成(製造者によって与えられたもの)を示
している・ 表  4 粘 土         重量% CaO重量% aa
2゜caベントナイト(USA)’    1.2−5
.5  8.4−1.25コルクレー 1(−9022
,72,7ベントナイト M (Oa)3    5.
93    1.6ベントナイトARB (Na)  
  不明    不明コルクレー A−90(Na)’
      0.4       2.01、パンテー
クリークベントナイト 2.5セツテイミオ シニコラ、ベルミア/ミラノ(日
81:t1!nlo  C1n1cola、Verme
er/Mi’1ano  )3.4ソシエテ・7ランセ
ーズ・ド・ベントナイト・エト・デリプス (8ociets IFrancalse den B
entonitss @tDerives ) 3は天然のカルシクムベントナイト70IIN″′4は
活性化したナトリウムベントナイト70 ”ARB’″
である上記粘土のそれぞれを本発明に従って使用し、タ
ロクニトリルと0.36重量%のアミドを含むニトリル
原料からアミドを除去した。すべての場合において添加
した粘土の量はニトリルに対して6重量慢であり、粘土
対酸の重量比は10.0=1.0であった。反応条件は
温度60℃、圧カフ 4.2 KIAHf 、反応時間
30分であった。ニトリル製品の分析による結果を表5
に示す。
表  5 Ca−ベントナイト(USA)(Ca)  、1   
  >、26    72コルクレーH−90(Ca)
     、13    .23    64ベントナ
イトN  (Ca)     、14   .22  
 61ベントナイト ARB  (Na)    、1
5    .21    58コルクレーA−90(N
a)     、16    .20    56表5
のデータは優勢な交換可能陽イオンとしてナトリウム陽
イオンを含む粘土も本発明に使用するのにある程度有効
であることを示している。しかしながらアミどの除去を
行う能力において異なる粘土を直接に比較するのは、異
なる粘土は交換可能な陽イオンの含有量が異なっている
ことまた一般にカルシウム含有量が高いとアミドの除去
率を高くするのくよシ有益であるということを考慮して
、行うべきである。
実施例 V 本発明は使用する酸の性質およびその交換可能な陽イオ
ンの塩の溶解度がプロセス(おいて重要なパラメーター
であるという基本的な前提にたつものであるので、一連
の実験はその酸の強さならびKそれぞれの塩の溶解度が
非常に異なる4種の酸を用いて行った。反応条件は温度
60℃、圧カフ 4.2 utBf、反応時間3o分−
c”あシ、酸対交換可能な陽イオンの比は当モル比とし
た。得られ次結果を表6に示す。
この点においてアミドのプロトン化に関しである種の事
柄が観察されるべきである。このプロトン化は極端に強
い酸が用いられる時に起こシプロトン化したアミド自身
はzKa値が−1または−0,5(文献値はこれとは十
\異なる)の極めて強い1共役酸”として作用すること
が文献上知られている。
使用した4種類の酸のPKa値は次の通シであった。
H2SO4−31,9 TCム    0.9 H,PO42,17,212,7 BAA     O,7 上記の理由からPKa値が十分に低いかもしくはプロト
ン化したアミドのPK、の値に近いプロトンだけがアミ
ドのプロトン化に利用される。
上記の酸をその酸の強度が低くなる順に並べると次の通
9である。
1st     2nL   5rd ”平均”H2B
O3−5および 1.9     −0.55B8ム 
       0.7               
    0.7TOtA         O,9G、
9町PO42,17,212,72,1 これらの機構的な考察の中では硫酸の二番目のプロトン
はプロトン化に有意の寄与をしていないけれども2番目
のプロトンのPKaは平均PKaに含まれている。一方
■、P04の平均PKaは第一番目のプロトンのpxa
と同じであると考えられる。というのは第二番目と第三
番目のプロトンは本発明の目的とする酸の強度に対して
全く寄与しないと考えられるからである。
しかしアミドの除去はこの酸の強さのパターンに従って
いない。このことは原料のアミド含有量が高いニトリル
を用いた場合にさらに一層顕著なものとなる。従ってこ
のことは真実の現象であシ実験的な誤差ではない。
今、仮にアミドの除去が上記機構に従うものであると仮
定すれば、最も酸強度が高くかつそのカルシウム塩の溶
解度が最も低い酸は最大のアミド除去を示すはずである
。このことは表6の結果を繰返して示す表7に示されて
いるように事実である。カルシウム塩の溶解度は100
1の水に対するグラム数として表わされている。
これは酸相中の塩の溶解度の適切な指標と考えられる。
表  7 TOA    O091°0      0.26H,
FO42,11,80,24 B8人   0.7     61        g
、21この実験データからPKa 、交換可能な陽イオ
ンの酸塩の溶解度および、アミドの致去を結び付ける式
が導き出された。決定されるべき第1項は100.li
tのニトリルに対して存在すべき粘土の量である。この
決定のためにこの量は次の式によって決定される、10
0Iのニトリルに対する交換可能な陽イオンの量を与え
るのに必要な量として表現することができる。
M =  2.08ム −1,46ム+0.35上記式
中Mは粘土中の交換可能な陽イオンのミリモル当量およ
び人は除去されるべきアミドのミリモル数である。
酸の選択はアミどの望ましい除去の程度を達成する酸に
よって決められる。これは次式に従って酸対当量の交換
可能な陽イオンのモル比が約2.0 : 2.0である
ことを仮定している。
上記式中ムRi二lJルに対する重量慢として示し九除
去されたアミドの量、ΔPKaは先に定義した酸の平均
解離定数の逆数の10を底とする対数(tOf、。)t
?7から産月いたもの、AOは二   1トリルの重量
に対する出発アミドの濃度、Eは交換可能な陽イオンの
ダラム当量重量、Cは交換可能な陽イオンの峻険イオン
塩の溶解度(100Iの水に対するグラム数)である。
上記導き出された式は以下の表8および第4図から明ら
かなように実験データと優れた一致を示す。
表 8 H2BO40,3270,550,500,5TCム 
   0.257 0.3 B  0.26  0.4
1H,FO40,219Q、51 0.24   0.
31BSA     O,’200 0.25 0.2
1  0.22この実験的に見出された式は優勢な交換
可能な陽イオンとしてカルシウムを有する粘土に限定さ
れるものではない。表4に示すようにコルクレーA−9
0(0,4% 0aO12,0% Nl!L20 ) 
f:用いた時、初期アミド濃度Q、36チに対して0.
20−のアミドの除去が実験的に見出された。硫酸ナト
リウム・10水和物の溶解度Cμ水100Iに対して9
3yであると報告されている。この系についてこの式を
用いると計算されたアミド除去は0.219%であシ、
これは実験とよく一致している。
実施例 V この実施例の目的はg1図の70−スキームに示したよ
うな好ましい実施態様における本発明の実施を例示する
ことである。     −アミド含有量0.38 % 
、ガードナーカラー5.5の先に示した典型的な組成の
タロウニトリル(実施例1の テスト4および5)24
9に9を60℃、74mH? (絶対圧)で撹拌反応器
中(スター2−50 ORPM )、カルシウムベント
ナイト粘度(パンテークリーク水分12%)および98
チ濃硫酸0.7チにより処理した。濃硫酸は粘土のニト
リルスラリーに液中に沈めたスプレーノズルから10〜
15分かけて加えた。
、さらに30分撹拌し7’(後この酸性粘土/ニトリル
スラリーをすぐに回転ドラム式真空フィルター(バード
ヤング、全表面積0.46 m2)によシ濾過した。こ
のフィルターはポリエステル戸布〔テツコー社エルムス
 フォード、ニューヨーク(TetkO工nllFi1
msford、 N、Y、) ; HD7−17ミクロ
ン〕 で被覆され、20oanHfの平均真空がかけら
れた。蓄積した粘土のフィルターケーキをフィルタード
ラムから連続的に除去し比。この除去はドラムの内側か
ら回転フィルタードラムのケーキ排出セクションに対し
て連続して隣接し之ドラムのパイ型の区画されたセクシ
ョンに対して空気圧をかけることによ)行った。ニトリ
ルの濾過速度は平均145517m2時間であった。
この第1P液t−2%の新たな中性粘土を加えた第2撹
拌容器に移した。60℃で20分混合した後このスラリ
ーを同じ回転式ドラム真空フィルターによシ熱濾過した
。このフィルターはポリエステル戸布(テツコー社エル
ムス7オードNY、 HD7−10ミクロン)によシ被
覆され、吸引圧力240m5Hfで6C11535t 
/ m’待時間平均濾過速度が観察された。ケーキの排
出は第1濾過工程と全く同じように行われた。
このようにして精製されたタロウニトリルは透明な液体
であ)、悪臭はなく、ガードナーカラーは1よシ小さく
、また7ミド不純物の含有量は0.1重量%未満であっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は反応混合物からニトリルを分離するス牛−ムを
示す図面である。 第2図は実施例2において得られた除去されたアミドの
量と用いた硫酸の量との関係を示すグラフである。 83図は第2図の散乱を消去して再びグロットしたグラ
フである。 第4図は使用した酸の種類とアミドの除去量との関係を
示すグラフである。 図面番号の説明 1・・・反応タンク 2・・・ミキサ− 6・・・真空ドラム 9・・・予備混合タンク 11 ・・・ミキサ− 15・・・真空ドラム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニトリルと、アミドを含む不純物とを含む溶液か
    ら前記不純物を除去する方法において、前記溶液、表面
    に交換可能なアルカリまたはアルカリ土類陽イオンを有
    するアルミニウムシリケートを含む層構造の鉱物、及び
    アミドのプロトン化条件において前記アミドをプロトン
    化するのに十分な酸強度を有する酸との反応混合物を形
    成し、但し前記条件において前記酸と交換可能な陽イオ
    ンとの塩の溶解度は、プロトン化反応の平衡がプロトン
    化した形にとどまるアミドの方向に実質的にあるような
    ものであり、前記反応混合物を前記条件下に、前記アミ
    ドのプロトン化ならびにプロトン化したアミドと前記交
    換可能な陽イオンとの交換を行わせるのに十分な時間保
    持し、前記プロトン化したアミドが前記表面に付着し、
    前記反応混合物の水含量を前記反応時間の実質的に全体
    にわたつて約0.5重量%未満に保持し、前記反応混合
    物から前記不純物含量の低減したニトリルを分離するこ
    とを特徴とする上記方法。
  2. (2)前記ニトリルが脂肪酸ニトリルを含み、前記鉱物
    がベントナイト粘土を含み、前記アミドのプロトン化条
    件が温度約30℃〜約100℃であり、前記反応混合物
    が前記溶液および酸と前記粘土の微細に分割された粒子
    のスラリーの形であり、前記アミドのプロトン化および
    プロトン化されたアミドと前記交換可能な陽イオンとの
    交換を行わせる時間が約30分〜約4時間である特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記スラリーの水分が前記スラリーを約30〜約
    150mmHgの真空圧に付することによつて保持され
    る特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)存在する粘土の量が、酸対交換可能な陽イオンの
    当量のモル比が約2.0:2.0となるのに必要な量で
    ある特許請求の範囲第2項記載の方法。
  5. (5)前記酸が硫酸、トリクロル酢酸、リン酸、もしく
    はベンゼンスルホン酸一水和物を含む群から選ばれる特
    許請求の範囲第2項記載の方法。
  6. (6)前記交換可能な陽イオンがカルシウム陽イオンを
    含み、前記酸が硫酸を含み、100gのニトリル当りの
    、所与量の除去すべきアミドに対して供給される酸の量
    が次式によつて近似される特許請求の範囲第4項記載の
    方法。 Ac=2.08A^2−1.46A+0.35上記式に
    おいてAcは酸のミリモル数、Aは除去されるべきアミ
    ドのミリモル数である。
  7. (7)前記スラリー中の前記粘土の量が、100gのニ
    トリル当りで、交換可能な陽イオンの量を与えるのに十
    分な量であつて、次式により決定され、 M=2.08A^2−1.46A+0.35(式中Mは
    前記粘土中の交換可能な陽イオンのミリモル当量であり
    、Aは除去されるべきアミドのミリモル数である) 前記酸の量が、酸対交換可能な陽イオンの 当量のモル比が約2.0:2.0となるのに必要な量で
    あり、前記酸が下記の式に従つて望ましい程度のアミド
    の除去を達成するような酸から選ばれる特許請求の範囲
    第2項記載の方法。 AR=.1105^3^√^{^(^E^・^Δ^p^
    k^a^)^/^C^}・log_1_0(Ao/.3
    6)+.022・Δpka+.075・^6√(E/C
    )(式中ARはニトリルに対する重量%として表わした
    除去されるアミドの量であり、Δpkaは酸の平均解離
    定数の逆数の10を底とする対数(log_1_0)の
    値を7から差引いたものであり、Aoはニトリルの重量
    %として表わした出発アミド濃度であり、Eは交換可能
    な陽イオンのグラム当量重量であり、Cは交換可能な陽
    イオンの酸陰イオン塩の溶解度であり、100gの水に
    対するグラム数で表わされている)。
  8. (8)前記粘土がほぼ (Al、Fe_1_._6_7、Mg_0_._3_3
    )Si_4O_1_0(OH)_2Na^+Ca^+^
    +_0_._3_3で表わされる三層膨脹性鉱物構造を
    有 するカルシウムベントナイトを含んでいる特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  9. (9)前記酸が硫酸を含んでいる特許請求の範囲第8項
    記載の方法。
  10. (10)粘土対酸の重量比が、前記粘土が約12重量%
    の水を含み、かつ前記酸が約2重量%の水を含むものと
    して、約10.0:1.0である特許請求の範囲第9項
    記載の方法。
JP60212737A 1984-09-28 1985-09-27 ニトリルからアミドを分離する方法 Pending JPS61126063A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US656083 1984-09-28
US06/656,083 US4575434A (en) 1984-09-28 1984-09-28 Process for the separation of amides from nitriles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61126063A true JPS61126063A (ja) 1986-06-13

Family

ID=24631545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60212737A Pending JPS61126063A (ja) 1984-09-28 1985-09-27 ニトリルからアミドを分離する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4575434A (ja)
EP (1) EP0177097A1 (ja)
JP (1) JPS61126063A (ja)
AU (1) AU4798285A (ja)
BR (1) BR8504757A (ja)
CA (1) CA1260495A (ja)
ES (1) ES8607741A1 (ja)
NO (1) NO853820L (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996322A (en) * 1989-05-15 1991-02-26 Air Products And Chemicals, Inc. Separation of amides with molecular sieves
WO1993023366A1 (en) * 1992-05-21 1993-11-25 Cryodyne Technologies Inc. Method for purification of acetonitrile
US5426208A (en) * 1992-05-21 1995-06-20 Cryodyne Technologies, Inc. Method of purification of acetonitrile
US6395142B1 (en) 1999-10-14 2002-05-28 Chemcycles, Inc. Method and apparatus for purifying low grade acetonitrile and other constituents from hazardous waste
ES2327635T3 (es) * 2002-11-15 2009-11-02 Akzo Nobel N.V. Tratamiento de purificacion/decoloracion de nitrilos grasos.
FR3002227B1 (fr) * 2013-02-20 2021-10-01 Arkema France Procede de nitrilation en phase gaz et liquide gaz

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3206497A (en) * 1965-09-14 Purification of nitriles
US2622097A (en) * 1950-11-13 1952-12-16 American Cyanamid Co Purification of acrylonitrile
US2943049A (en) * 1957-01-25 1960-06-28 Union Oil Co Denitrogenation of hydrocarbon mixtures
US3262966A (en) * 1963-07-22 1966-07-26 Monsanto Co Purification of acrylonitrile
GB1399338A (en) * 1971-10-11 1975-07-02 Ici Ltd Process for the purification of adiponitrile
US4146555A (en) * 1975-08-26 1979-03-27 Du Pont Of Canada Limited Process for purifying adiponitrile

Also Published As

Publication number Publication date
NO853820L (no) 1986-04-01
ES547371A0 (es) 1986-06-01
CA1260495A (en) 1989-09-26
BR8504757A (pt) 1986-07-22
EP0177097A1 (en) 1986-04-09
US4575434A (en) 1986-03-11
AU4798285A (en) 1986-04-10
ES8607741A1 (es) 1986-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2620314A (en) Spheroidal alumina
US2542813A (en) Manufacture of catalyst
US2283173A (en) Synthetic contact masses and their preparation
KR960012696B1 (ko) 촉진된 실리카 촉매의 제조방법
JPH06220067A (ja) アルミノ有機化合物及びその製造方法
JPS61126063A (ja) ニトリルからアミドを分離する方法
US4276160A (en) Method for waste water purification with the aid of a sorption agent
US2284827A (en) Water softening and clarification
US2467271A (en) Process for production of ammonium alum from acid liquors
US4661634A (en) Removal of impurities from amines
US2348072A (en) Manufacture of catalysts
JPH0696451B2 (ja) 五酸化アンチモンゾルの製造方法
JP6080980B2 (ja) シリカ−アルミナ組成物の調製
EP1560808A2 (en) Purification/decolorization treatment for fatty nitriles
JPS59137317A (ja) 針状α型半水石こうの製造方法
US3535259A (en) Process and flocculating agent produced thereby of the reaction products of sulfuric acid and allophane
US1604125A (en) Process of clarifying water
CN1299857A (zh) 一种石油烃类裂化催化剂及其制备方法
US2516988A (en) Method of producing purified brine
US3886196A (en) Magnesium-aluminum-silicate-phosphate catalysts for ammonialytic cleavage of lactams to form omega-aminonitriles
JPS6312645B2 (ja)
US1687480A (en) Method of recovering oxalates
US3267044A (en) Process for preparing a silica-alumina-magnesia cracking catalyst
CN111573704B (zh) 一种高纯度纳米氢氧化钙的制备方法
US1895121A (en) Zeolite preparation