JPS61125516A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポンプによってバーナ部に液体燃料を供給する
ようにした液体燃料燃焼装置に関するものである。

従来の技術 近年、液体燃料燃焼装置、例えば、灯油を燃料とする温
風暖房機は、燃料されにより生じるポンプの空運転や、
この時生じる異常燃焼により発生する黒煙やススの発生
を防止するために、燃料タンクに燃料ぎれを検知する燃
料検知装置が収り付けられている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の液体燃料燃焼
装置の一例について説明する。

まず、この種の液体燃料燃焼装置ｔ￥′ｉ第４図に示す
ように燃料タンク１内の液体燃料ラミ磁ポンプ２で吸上
げてバーナ部３に供給し、このバーナ部３で液体燃料を
気化式せファン４からの空気と度合させて燃焼きせるよ
うになっている。

この液体燃料燃焼装置は第５図のようなバーナ＄３の燃
焼ガスをファン４ａにより温風として吹出口３ａから吹
き出す暖房機に使用することが多いが、この場合には、
燃料され等を生じると未燃ガスやスス等が室内に吹き出
す等の問題を生じることがある。またこの状態において
は、電磁ポツプ３は空運転状態が続くことになり、その
性能が劣化するという問題も発生する。

したがって、一般にこの種の液体燃料燃焼装置において
は、第４図に示すように燃料タンク１に、タンク内の燃
料の液面の高さを検出するフｏ−）スイッチ５が、電磁
ポンプ２とは別に取りつけられ、電磁ポンプ２が、燃料
ぎれのために空運転をする前に、フロートスイッチ５で
、燃料ぎれを検知する構成となっている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のように、電磁ポンプ２とフロートス
イッチ５とが別個忙燃料タンク１に設けられている構成
では、電磁ポンプ２の吸込口とフロートスイッチ５の燃
料検知部とかはなれているため、装置本体が水平の場合
には、電磁ポンプ２が空運転する前に燃料ぎれを検知で
きるが、装置本体が傾いて電磁ポンプ２の方がフロート
スイッチ５よりも高い位置になった場合には、電磁ポン
プ２の空運転が、フロートスイッチ５による燃料ぎれの
検知よりも早くなり、上記に述べた不具合を生じること
となる。

また、電磁ポンプ２とフロートスイッチ５とは別個に燃
料タンク１に取り付けなければならないので、燃料夕／
り１にはこれらの部分を取り付けるだめのスペースが必
要であり、また取り付けに際しても、それぞれに取り付
は用部材や液体燃料が燃料タンク１外に流出しないため
のシール材等が必要であるため、燃料タンク１の小型化
が図れないとか、部品点数の多さによるコスト高をまね
いているといった問題点を存していた。

本発明は上記問題点に鑑み、装置本体の傾き等に関係な
く、確実にポンプが空運転をする前に燃料ぎれを検知す
る燃料検知手段を、コンパクトにして安価に供給するこ
とにより、小型で安価な、異常燃焼の生じない信頼性の
高い液体燃料燃焼装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の液体“、８料燃焼
装置は、燃料検知手段とポンプとを一体化し、かつこの
燃料検知手段の燃料検知部は、ポンプか燃料ぎれのため
に空運転をする以前に、燃料ぎれを検知しうる位置、す
なわち、ポンプの吸込部よりも上方に位置して設けてあ
り、かつこの燃料検知手段の検知によりポンプ駆動を制
御する制御装置を備えているう 作　　　用 本発明は上記した構成によって、その取り付けに必要な
スペースが小さくなり、これにより燃料り／りの小型化
、ひいては装置本体の小型化が図れ、また取付けに要す
る部品の省略化や、燃料タンクの小型化からコストの引
き下げが図れることとなる。また、燃料検知手段とポン
プとの位置が近くなることにより、装置本体の傾きに関
係なく確実に、ポンプが空運転をする前に燃料ぎれを検
知することができ、これによりポンプの駆動を止め、異
常燃焼や、ポンプの空運転による性能劣化を防止できる
。

実施例 以下本発明の一実施例の液体燃料燃焼装置について、図
面を参照しながら説明する。

第１図において、８ｉｉ液体燃料を気化燃焼するバーナ
部、７は上記バーナ部６に液体燃料を導く送油管、８は
上記送油管８に液体燃料を供給する電磁ポンプ、９は上
記バーナ部１に燃焼用空気を供給する燃焼用ファン、１
０は上記燃焼用７１ン９から上記バーナ部１に燃焼用空
気を導く送風管、１１は燃料タンク、１２は前記燃料タ
ンク１１内の液体燃料の液位により燃料の倚無を検知す
る燃料検知手段としてのフロートスイッチ、１３ｉｄ補
助燃料タンクである。

第２図は上記電磁ポンプ８の拡大図であるが、この電磁
ポンプ８と上記フロートスイッチ１２の燃料検知部１４
は、上記電磁ポンプ８の燃料吸入口１５よりも上方に位
置している。

第３図は上記フロートスイッチ１２により電磁ポンプ８
の駆動を制御する制御回路で、第１図、第２図と同じく
、８は電磁ポンプであり、１６はスイッチ、１７は点火
回路、１８は燃焼回路、１９は７０−トスイノチ１２か
らの出力を検出する燃料検出回路、２０は電磁ポンプ８
の駆動回路、２１はリレーのコイル、２２はリレーの接
点である。

以上のように構成された液体燃料燃焼装置について、以
下その動作を説明する。まず、スイッチ１６を入れると
点火回路１７、および燃焼回路１８が働き、同時に燃料
検出回路１９により燃料タンク１１内に燃料があると検
出された場合、すなわち、電磁ポンプ８が空運転するこ
とがないと判断された場合には、リレーのコイル２１に
より接点２２は閉じられ電磁ポツプ８の駆動回路２０に
よりｔｆｆｌポンプ８は駆動を開始する。

また、燃料検出回路２ｏにより燃料タンク１１内に燃料
がないと検出された場合、すなわち電磁ポンプ８が空運
転すると判断された場合には、リレーのコイル２１によ
シ接点２２は開けられ、電磁ポンプ８の駆動は停止する
こととなる。

また、フロートスイッチ１２は、電磁ポンプ８と一体化
されているため、上記フロートスイッチ１２の燃料検知
部１４と電磁ポツプ８の吸込口１５とは近接することと
なり、このため、装置本体が傾いていたとしても確実に
、電磁ポツプが空運（するよりも前にフロートスイッチ
１２にて燃料ぎれを検出することができる。

以上のように本実施例によれば、燃料検知手段とポンプ
かはなれているために生じる異常燃焼、すなわち、装置
本体が傾き、ポンプ８の吸込口１５が燃料検知手段の燃
料検知部より下になるために燃料検知部が燃料ぎれを検
出する以前にポンプが燃料されによる空運転をするとい
う異常状態をさけることができ、さらに、燃料検知出段
とポンプが一体となったため、従来、燃料検知手段とポ
ンプとの２か所必要であった取付スペースが１か所でよ
く、またこれにともない、取付部材やソール材等の削減
が図れ、装置本体の小型化、低コスト化が図れる。

なお、本実施例では、ポンプとして電磁ポンプを用い、
燃料検知手段としてはフロートスイッチを用いているが
、これは池の方式のポンプ、燃料検知手段でもよいもの
である。

発明の効果 以上のように本発明は、ポンプと燃料検知手段を一体化
することＫより、燃料されによるポンプの空運転や異常
燃焼を確実に防止でき、さらＫ、燃料タンクの小型化、
ひいては装置本体の小型化が図れ、部品点数の削減によ
る低コスト化も図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における液体燃料燻燃装置の
断面図、第２図はその要部の拡大断面図、第３図は第１
図の実施例忙おける制御回路図、第４図は従来の液体燃
料燃焼装置の断面図、第５図は同液体燃料燃焼装置を用
いた暖房機の断面図である。 ６・・・バーナ部、８　・・・電磁ポンプ、１１・・・
・・燃料タンク、１２　　フロートスイッチ（燃料検知
手段）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名高　
１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）液体燃料を気化させて燃焼するバーナ部と、燃料
   タンク内の燃料を吸込んで前記バーナ部に供給するポン
   プと、前記ポンプの駆動を制御する制御手段とを備え、
   前記ポンプに前記燃料タンク内の燃料を検知する燃料検
   知手段を一体化し、この燃料検知手段の検知により前記
   制御手段がポンプの駆動を制御する液体燃料燃焼装置。
2. （２）燃焼検知手段の燃料検知部は、前記ポンプが燃料
   ぎれのために空運転をする以前に、前記燃料タンク内の
   燃料ぎれを検知しうる位置に配置され、かつ前記制御手
   段は前記燃料検知手段が、燃料ぎれを検知した場合には
   前記ポンプの駆動を停止せしめる構成とした特許請求の
   範囲第１項記載の液体燃料燃焼装置。