JPS61125508A - 石油燃焼器 - Google Patents
石油燃焼器Info
- Publication number
- JPS61125508A JPS61125508A JP24499184A JP24499184A JPS61125508A JP S61125508 A JPS61125508 A JP S61125508A JP 24499184 A JP24499184 A JP 24499184A JP 24499184 A JP24499184 A JP 24499184A JP S61125508 A JPS61125508 A JP S61125508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- air
- flames
- combustion
- wick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は灯芯気化式の偏平形状なる石油燃焼器に関する
もので、ストーブ、ファンヒータ等に利用し得るもので
ある。
もので、ストーブ、ファンヒータ等に利用し得るもので
ある。
従来の技術
従来のこの種の石油燃焼器は、例えば実公昭４７−３１
２１７号公報に示される様に、第３図の様な構造になっ
ていた。即ち、側壁に多数の空気孔を有する偏平形状の
燃焼室１の下端部に、火皿２によって挾持された平板状
の灯芯３の先端が嬉出されており、燃焼室１の外側には
一部にガラス板４を備えた外筒６が設けられている。６
は赤熱コイル、７は赤熱ネットである。燃焼室１は上下
方向に断面変化のない矩形または楕円形の横断面を呈し
ている。
２１７号公報に示される様に、第３図の様な構造になっ
ていた。即ち、側壁に多数の空気孔を有する偏平形状の
燃焼室１の下端部に、火皿２によって挾持された平板状
の灯芯３の先端が嬉出されており、燃焼室１の外側には
一部にガラス板４を備えた外筒６が設けられている。６
は赤熱コイル、７は赤熱ネットである。燃焼室１は上下
方向に断面変化のない矩形または楕円形の横断面を呈し
ている。
発明が解決しようとする問題点
上記構成のものにおいて、定常燃焼時には燃焼室１内で
ほぼ均一な燃焼状態となり、赤熱コイル６や赤熱ネット
７も充分加熱され赤熱するが、点火時においては著しい
火炎の偏りを生ずるという問題があった。即ち平板状の
灯芯３の一部に砥気ヒータ等で着火されると、火炎は灯
芯３長手方向に広まりつつ全体の燃料気化量を増加させ
るが、燃料気化量は急速には増加せず、燃焼熱によって
生ずる通風力（ドラフト）に従って燃焼室１の長手方向
中央部に集中した火炎を形成する結果となる。この状態
は灯芯３かもの燃料気化量が充分大となり、燃料ガスお
よび燃焼排ガス等によって燃焼室１内が充満されるまで
続き、その間不完全燃焼による一酸化炭素や臭気あるい
はスス等を多量に発生するという問題があった。
ほぼ均一な燃焼状態となり、赤熱コイル６や赤熱ネット
７も充分加熱され赤熱するが、点火時においては著しい
火炎の偏りを生ずるという問題があった。即ち平板状の
灯芯３の一部に砥気ヒータ等で着火されると、火炎は灯
芯３長手方向に広まりつつ全体の燃料気化量を増加させ
るが、燃料気化量は急速には増加せず、燃焼熱によって
生ずる通風力（ドラフト）に従って燃焼室１の長手方向
中央部に集中した火炎を形成する結果となる。この状態
は灯芯３かもの燃料気化量が充分大となり、燃料ガスお
よび燃焼排ガス等によって燃焼室１内が充満されるまで
続き、その間不完全燃焼による一酸化炭素や臭気あるい
はスス等を多量に発生するという問題があった。
本発明は上記問題を解決し、点火時において速やかに均
一燃焼へ移行し、−酸化炭素、臭気、スス等の発生を防
止しようとするものである。
一燃焼へ移行し、−酸化炭素、臭気、スス等の発生を防
止しようとするものである。
問題点を解決するための手段
上記従来の問題点を解決する本発明の技術的手段は、偏
平な燃焼室下方部の灯芯先端より上方なる位置に狭隘部
を配設けると共に、この狭隘部上部近傍の燃焼室側壁に
大径の空気孔列を穿設するものである。
平な燃焼室下方部の灯芯先端より上方なる位置に狭隘部
を配設けると共に、この狭隘部上部近傍の燃焼室側壁に
大径の空気孔列を穿設するものである。
作 用
上記技術的手段による作用は次、の様になる。。
燃焼室下方部に設けられた狭隘部により、点火直後の燃
料ガスおよび火炎の横方向への拡大を急速ならしめ、長
手方向に亘る均一性を確保して中央部への集中火炎を防
止すると共に、大径空気孔列によって狭隘部の下方から
上方への火炎移行を速やかに行わしめ、未燃ガスの放出
を防止し、−酸化炭素や臭気の発生を抑えるものである
。
料ガスおよび火炎の横方向への拡大を急速ならしめ、長
手方向に亘る均一性を確保して中央部への集中火炎を防
止すると共に、大径空気孔列によって狭隘部の下方から
上方への火炎移行を速やかに行わしめ、未燃ガスの放出
を防止し、−酸化炭素や臭気の発生を抑えるものである
。
実施例
以下、本発明の一実施例について、添付図面に基づき説
明する。
明する。
第１図において、１１は平板状の灯芯で、上部を火皿１
２に挟持されて先端を上方に突出し、下部はタンク１３
内に収納され燃料に浸漬されている。またツマミ１４の
回転に連動して灯芯１１は上下動する様に構成されてい
る。火皿１２上には多数の空気孔１５を有する横長偏平
の燃焼室１６が載置され、その外側に外筒１７が設けら
れている。外筒１７の前面上部には、燃焼室１６前面上
部に備えられた赤熱部１６ａに対面してガラス板１８が
配設されている。
２に挟持されて先端を上方に突出し、下部はタンク１３
内に収納され燃料に浸漬されている。またツマミ１４の
回転に連動して灯芯１１は上下動する様に構成されてい
る。火皿１２上には多数の空気孔１５を有する横長偏平
の燃焼室１６が載置され、その外側に外筒１７が設けら
れている。外筒１７の前面上部には、燃焼室１６前面上
部に備えられた赤熱部１６ａに対面してガラス板１８が
配設されている。
ここで燃焼室１７下部の灯芯１１先端より上方なる位置
に制圧板１９が設けられており、狭隘部２０が形成され
ており、この狭隘部２ｏ近傍上部の燃焼室１６側壁に、
少くも下方の空気孔１５より大径なる空気孔列１５ａを
穿設している。また該空気孔列１５ａ直上の燃焼室１６
外壁面には、灯芯１１より気化した燃料は、燃焼室１６
内で空気孔１５，１５ａより空気の供給を受けて混合し
つつ燃焼する。点火時においては、灯芯１１の一部に着
火されると、火炎は灯芯１１に沿って拡大し、灯芯１１
の全長に亘って火炎が形成され、燃料の気化が促進され
る。気化した燃料および灯芯１１近傍の空気孔１５より
流入した空気、並びに燃焼排ガスは、燃焼室１６内に生
じたドラフトにより上昇しようとするが、制圧板１９が
上方にあるために、該制圧板１９以下の燃焼室１６下部
が半閉空間となり、燃焼熱によって体積膨張した圧力が
横方向（長手方向）に働き、この窒闇内で火炎が均一化
される。従って燃焼室１６の中央部に集中して立炎する
ことが避けられ、全幅略均−の上昇気流となし得る。
に制圧板１９が設けられており、狭隘部２０が形成され
ており、この狭隘部２ｏ近傍上部の燃焼室１６側壁に、
少くも下方の空気孔１５より大径なる空気孔列１５ａを
穿設している。また該空気孔列１５ａ直上の燃焼室１６
外壁面には、灯芯１１より気化した燃料は、燃焼室１６
内で空気孔１５，１５ａより空気の供給を受けて混合し
つつ燃焼する。点火時においては、灯芯１１の一部に着
火されると、火炎は灯芯１１に沿って拡大し、灯芯１１
の全長に亘って火炎が形成され、燃料の気化が促進され
る。気化した燃料および灯芯１１近傍の空気孔１５より
流入した空気、並びに燃焼排ガスは、燃焼室１６内に生
じたドラフトにより上昇しようとするが、制圧板１９が
上方にあるために、該制圧板１９以下の燃焼室１６下部
が半閉空間となり、燃焼熱によって体積膨張した圧力が
横方向（長手方向）に働き、この窒闇内で火炎が均一化
される。従って燃焼室１６の中央部に集中して立炎する
ことが避けられ、全幅略均−の上昇気流となし得る。
しかし乍ら狭隘部２０は、燃焼室１６の断面を小さくし
ているために、第２図に示す如く燃料空気・排ガスの混
合気（Ｇ）がここに集中し、流速を犬とする。従って点
火直後に制圧板１９以下の火炎が速かに上方へ移行せず
、狭隘部２０において失火状態となり、未燃ガスを放出
する状態に陥り易い。特に狭隘部２ｏが狭いほど、前記
火炎均一化の効果は大きい反面、この火炎移行は滞り、
長時間に亘って未燃ガスを排出する状態となり、−酸化
炭素や臭気も著しい。ここで狭隘部２０直上の燃焼室１
６側壁に大径の気孔列１５ａを設けることにより、空気
（Ａ′）が多量に流入して混合気（Ｇ）と空気（Ａ）の
混合を促進し、可燃状態とすると共に、気孔列１５ａが
大径であるために火炎（Ｆ）が安定形成（保炎）され易
く、この火炎（Ｆ）が着火源となって、以降、上方の燃
焼を滞りなく進行せしめることが可能となる。かくして
狭隘部２０の上下間の火炎移行が速やかに行われ、未燃
ガスや一酸化炭素、臭気等を点火時に多発することは防
止できる。
ているために、第２図に示す如く燃料空気・排ガスの混
合気（Ｇ）がここに集中し、流速を犬とする。従って点
火直後に制圧板１９以下の火炎が速かに上方へ移行せず
、狭隘部２０において失火状態となり、未燃ガスを放出
する状態に陥り易い。特に狭隘部２ｏが狭いほど、前記
火炎均一化の効果は大きい反面、この火炎移行は滞り、
長時間に亘って未燃ガスを排出する状態となり、−酸化
炭素や臭気も著しい。ここで狭隘部２０直上の燃焼室１
６側壁に大径の気孔列１５ａを設けることにより、空気
（Ａ′）が多量に流入して混合気（Ｇ）と空気（Ａ）の
混合を促進し、可燃状態とすると共に、気孔列１５ａが
大径であるために火炎（Ｆ）が安定形成（保炎）され易
く、この火炎（Ｆ）が着火源となって、以降、上方の燃
焼を滞りなく進行せしめることが可能となる。かくして
狭隘部２０の上下間の火炎移行が速やかに行われ、未燃
ガスや一酸化炭素、臭気等を点火時に多発することは防
止できる。
更に前記大径の気孔列１５ａの外側直上に添装された制
風板２１により、空気（Ａ）の上昇流をさえぎって燃焼
室１６内に向う動圧に変換させると、気孔列１５ａから
の空気（Ａ）の流入はより促進され、保炎効果を増すこ
とができる。
風板２１により、空気（Ａ）の上昇流をさえぎって燃焼
室１６内に向う動圧に変換させると、気孔列１５ａから
の空気（Ａ）の流入はより促進され、保炎効果を増すこ
とができる。
なお狭隘部２０に対して気孔列１５ａの位置は前後どち
らの壁面でも良いが、第２図に示す如く制圧板１９突出
側と対面の側壁に気孔列１５ａを設けた方が、混合気（
Ｇ）流と空気（Ａ）流の混合はより促進され、効果的で
ある。
らの壁面でも良いが、第２図に示す如く制圧板１９突出
側と対面の側壁に気孔列１５ａを設けた方が、混合気（
Ｇ）流と空気（Ａ）流の混合はより促進され、効果的で
ある。
発明の効果
以上の様に、本発明の石油燃焼器は、偏平なる燃焼室の
下部に設けた狭隘部上部近傍に大径の空もので、偏平形
燃焼器の性能を著しく向上させるものである。
下部に設けた狭隘部上部近傍に大径の空もので、偏平形
燃焼器の性能を著しく向上させるものである。
第１図は本発明一実施例なる石油燃焼器の縦断面図、第
２図はその要部断面図、第３図は従来の石油燃焼器の要
部縦断面図である。 １１・・・・・灯芯、１５・・・・・・空気孔、１６ａ
・・・・・・（大径ン気孔列、１６・・−・・−燃焼室
、１７・・・・・・ＩＡ筒、１９・・・・・・制圧板、
２ｏ・・・・・・狭隘部、２１・・・・・・制風板、２
１ａ・・・・・・開口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ／ｆ山灯Ｊて・ １５・・・皇ｆＬ孔 １７・外弯 ／９・・制万敵 第 ２１２１ １５・・・慶ｌ孔
２図はその要部断面図、第３図は従来の石油燃焼器の要
部縦断面図である。 １１・・・・・灯芯、１５・・・・・・空気孔、１６ａ
・・・・・・（大径ン気孔列、１６・・−・・−燃焼室
、１７・・・・・・ＩＡ筒、１９・・・・・・制圧板、
２ｏ・・・・・・狭隘部、２１・・・・・・制風板、２
１ａ・・・・・・開口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ／ｆ山灯Ｊて・ １５・・・皇ｆＬ孔 １７・外弯 ／９・・制万敵 第 ２１２１ １５・・・慶ｌ孔
Claims (3)
- （１）側壁に多数の空気孔を有する偏平な燃焼室と、前
記燃焼室下端部に先端を臨ませた平板状の灯芯と、前記
燃焼室を収納する外筒とを有し、前記燃焼室内下部の前
記灯芯先端より上方なる位置に狭隘部を設け、前記狭隘
部上部近傍の側壁に少くとも下部より大径の空気孔列を
穿設した石油燃焼器。 - （２）狭隘部上部近傍の大径空気孔列を穿設した燃焼室
壁の外側空気流路に、前記大径空気孔列直上において圧
損を生ぜしめる制風板を配設した特許請求の範囲第１項
記載の石油燃焼器。 - （３）狭隘部は、燃焼室の片側内壁に突起部を配設する
ことにより形成せしめると共に、大径空気孔列をその対
面の前記燃焼室壁に穿設した特許請求の範囲第１項また
は第２項記載の石油燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59244991A JPH0619211B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 石油燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59244991A JPH0619211B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 石油燃焼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61125508A true JPS61125508A (ja) | 1986-06-13 |
| JPH0619211B2 JPH0619211B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17126950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59244991A Expired - Lifetime JPH0619211B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 石油燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619211B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835299U (ja) * | 1971-09-02 | 1973-04-27 | ||
| JPS56108013A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-27 | Toyotomi Kogyo Co Ltd | Combustion cylinder for petroleum stove |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP59244991A patent/JPH0619211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835299U (ja) * | 1971-09-02 | 1973-04-27 | ||
| JPS56108013A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-27 | Toyotomi Kogyo Co Ltd | Combustion cylinder for petroleum stove |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0619211B2 (ja) | 1994-03-16 |
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