JPS61123793A - ル−ツ真空ポンプ - Google Patents

ル−ツ真空ポンプ

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JPS61123793A
JPS61123793A JP24312784A JP24312784A JPS61123793A JP S61123793 A JPS61123793 A JP S61123793A JP 24312784 A JP24312784 A JP 24312784A JP 24312784 A JP24312784 A JP 24312784A JP S61123793 A JPS61123793 A JP S61123793A
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Japan
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pump
chamber
pump chamber
pressure
vacuum pump
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JP24312784A
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Mitsuru Sakurai
充 桜井
Keiichi Yoshida
恵一 吉田
Kazuyuki Fujii
藤井 和幸
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OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
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OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として油回転ポンプ等の補助ポンプと併用さ
れて中、低真空域から高真空域に至る迄の真空排気に好
適なルーツ真空ポンプ、特に−油洩れ対策を構したルー
ツ真空ポンプに関する。
(従来の技術) 周知の如く、この種ルーツ真空ポンプは第5図に示す如
く二個のまゆ形ローター6eが収納されて吸排気作業が
行なわれるポンプ室1eと、該ポンプ室1eと仕切板8
eにて区画され且つ前記ローター6eを取着するロータ
ー軸5eを軸支して駆動させるための中間室7eとから
なり、該中間室7eにはベアリング及びギヤ等の潤滑の
ために油11を貯留せしめて該油11をポンプ作業中に
中間室7e内にて攪拌、飛散させている。然して、同図
(イ)に示す如くローター軸5eと仕切板8eとの間隙
部20にラビリンスシールの如き非接触式シール手段2
3を単に設けただけでは、例えばポンプ運転停止中に於
ける補助ポンプによる初期排気時に該シール部は全くシ
ール機能を育さず、又運転継続中に於いてもその排気圧
に急激な圧力低下を生じた場合に蒸捏シール効果が発揮
されないために、中間室7eからポンプ室1eへの油流
出を阻止することができず、更には同図(ロ)に示す如
ぐオイルシール21等の接触式シールを用いた場合に於
いては中間室7eとポンプ室1eとの間に一気圧に近い
大なる圧力差が生じてそのシール部材21の寿命が著し
く低下するという欠点が生じていた。
従って、従来に於いては前記の如き欠点を解消せんとし
て、第6図及び第7図に示す如く中間室7eとポンプ室
1eの吸入側、又は中間室7eとポンプ室1eの排出側
とを連結管22.22にて夫々連通せしめることにより
中間室7eとポンプ室1eとの圧力差を減少させるべく
構成してなるものが開発されている。(America
n Vacuum 5ociety発行「J、Vac。
Sci、 Technol、、 Vol、 IEL N
o、3+April 1981 J )(発明が解決し
ようとする問題点) しかしながら、前記従来に於いては例えば第6図(イ)
に示す如くローター軸5eに非接触シール23を施し且
つポンプ室1eの吸入口2e側と中間室7eとを連通さ
せた場合に、吸入側圧力P1と排出側圧力P2との圧力
差が大きくなるに従って中間室7eからポンプ室1eの
吸入口2e側、該ポンプ室le内からシール部23を介
した中間室7eへのエア流れを生じまた同図(ロ)に示
す如くポンプ室Isの排出口3e側と中間室7eとを連
通させた場合に於いてもポンプ室1eの排出口3e側か
ら中間室7 e−、酸中間室7eからシール部23を介
したポンプ室le内へのエア流れを生ずるために、該エ
アが中間室7e内の油を同伴してポンプ室le内が油で
汚染される事態が生じる他、該エア循環流れの際にシー
ル$23に浸入して膜状となった油がポンプ運転停止時
にポンプ室le内に垂れ流れを生じるという重大な問題
点を有していた。その他、前記従来のものに於いては前
記PIとP2の圧力差が大きくなる程エアの流れも多く
なってポンプの排気性能が劣化するという現象が予測で
きる。
また、他方の第7図に示す如くローター軸5eにオイル
シール21等の接触式のシールを用いた場合に於いては
、前記の如きエアの流れは生じないが、中間室7eをポ
ンプ室1eの吸入側又は排気側のいずれの箇所に接続、
連通させた場合に於いても、該中間室7e内の圧力P4
は夫々連通せしめた吸入側圧P1又は吐出側圧’P2と
同等圧となり、Plと22の圧力差が大きくなるに従っ
てオイルシール21等のシール部材の両側に作用する圧
力差も大となって該圧力差を除去せしめることは実際上
不可能であるために、前記シール部材21の使用寿命が
該圧力差によって短縮されるという欠点を未だ解決する
ことができず、前記シール部材の煩雑な部品交換を繰返
して頻繁に行なわなければならないという大なる問題点
を有していた。更に、前記オイルシール等のシール部材
の選定は前記圧力差とローター軸の回転周速との双方を
考慮せねばならず非常に困難で、通常のシール部材を使
用できず、高価なシール部材の使用を余儀なく強いられ
るような問題点をも有していた。
このように、従来に於いては中間室とポンプ室内との圧
力差の発生を解消せしめるべく該ポンプ室内の吸入又は
排出側と中間室を連通せしめる手段が存在するが、この
ような手段によっても実際上ローター軸のシール部に作
用するポンプ室側と中間室側との圧力を均衡させること
ができず、ローター軸のシールに非接触又は接触式のい
ずれのシール手段を用いても上記の如き種々の問題点を
有していたのである。
本発明は上記の如き問題点を解決することを課題として
発明されたもので、その目的とするところはローター軸
のシール部に作用するポンプ室側と中間室側との圧力を
均衡させて該シール部を良好な使用条件のもとで使用さ
せることにより充分なシール機能を有させ、もってロー
ター軸に非接触式シール手段を構した場合に於いては従
来の如くポンプ室及び中間室間に不当なエア流れを生じ
ることなく中間室の油がポンプ室内に流出することを防
止し、且つポンプの真空排気性能を高めることができる
と共に、ローター軸に接触式シールを構した場合に於い
てはそのシール部材に何ら高価で特殊なものを使用する
必要がなく使用寿命を長いものとし、また煩雑なシール
部材の交換作業をも除去せしめる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は従来の如く中間室をポンプ室の吸入側及び排出
側のいずれの位置にも連通させることな(、該中間室を
ポンプ室と常に均衡した圧力となるポンプ室の特定位置
と連通させることにより上記の如き問題点を解決せんと
して構成されたもので、その構成の要旨は、ローター6
.6の各ローター軸5.5を中心とする最小外形寸法を
直径とした二つの円形B、B内、又は前記各ローター6
゜6の外端先端部6a、 6aの夫々の円弧軌跡の交叉
部分A内の位置に対面する仕切板8のポンプ室1側の内
側の内側面位置に該ポンプ室1と中間室7とを連通させ
るための連通用孔14を穿設してなるにある。
(作用) 従って、上記構成を特徴とするルーツ真空ポンプに於い
ては、前記連通用孔14はポンプ室1の吸入側と排出側
の中間位置に位置してローター軸5゜5の近傍位置に存
在し、且つ二個のローター6゜6の端面にて常時又は略
常時シールされた状態であるために、中間室7内の圧力
はローター軸5゜5のシール部のポンプ室1側の圧力と
均−又は略均−でポンプ動作による圧力脈動を受けない
ものとなり、前記シール部の両側に作用するポンプ室1
側の圧力と中間室7内の圧力はポンプの吸入圧、吐出圧
に何ら影響されず、常に均衡した状態となるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
すなわち、第1図(イ)、(ロ)、(ハ)に於いて、1
は吸入口2及び排出口3を夫々相互に対向させてケーシ
ング4内に設けてなるポンプ室を示し、該ポンプ室1内
にはローター軸5,5に夫々取着されたまゆ形ローター
6.6を設けてなる。
7.7aは前記ポンプ室1と仕切板8,8aを介して隔
離された中間室を夫々示し、該中間室7,7aには前記
ローター軸5.5の両端部を軸支するベアリング9やギ
ヤ10等を有し、その底部には潤滑用の油11が貯留さ
れている。12は前記ローター6゜6を相互に逆方向へ
回転させるべく一方のローター軸5の一端部に連結され
駆動回転する電動機を示す。13.13aは前記ロータ
ー軸5.5の仕切板8.8a位置に於けるシール部を夫
々示し、該シール部13.13aは仕切板8,8aにロ
ーター軸5,5の軸径よりも1/Loom単位大径の孔
を穿設した所謂ラビリンスシールである。14.14a
は二個のローター6.6の外端先端部6a、 6aが描
く円軌跡の交差部分Aの丁度中央部の位置、即ち両ロー
ター軸5,5相互間の丁度中央位置に位置すべく仕切板
8,8aのポンプ室1側内側面24.24aに穿設して
なる連通用孔を夫々示し、該連通用孔14.14aは・
中間室7,7a側に延設され、該中間室7,7aとポン
プ室1とを連通させてなる。
本実施例は以上の構成よりなり、次にその使用法並びに
作用について説明すれば、先ずこの種ルーツ真空ポンプ
はこれ以外の例えば油回転ポンプ等の補助ポンプと併用
し、予め該ルーツ真空ポンプを停止させた状態にて補助
ポンプのみの運転にて低、中真空域の排気作業を行なう
のであるが、その際の補助ポンプによる排気時に於いて
はシール部13.13aの微小間隙よりもかなり大径の
連通用孔14. 、I4aを介して中間室7,7aの排
気がスムースに行なわれ、油を同伴する不当なエアの流
れは生じない。また、前記中間室7,7aの排気が連通
用孔14.14aを介して行なわれるために、シール部
13.13aに於いて油同伴のエア流れが生ずることも
ない。更に、前記中間室7.7a内に貯留されてなる油
11が多量のエアを含有する新油の場合には、中間室7
,7aが真空状態となるに従って泡立ち現象を生じるこ
ととなるが、この場合に於いても前記連通用孔14.1
4aを介して中間室7,7aより迅速な排気が行なわれ
るために、前記泡立ちした油が中間室7,7a内に充満
するようなことがなく、ポンプ室1内に油が流出するこ
とが防止されるのである。次に、ポンプ排気雰囲気が所
定の真空域に達すると本実施例に係るルーツ真空ポンプ
を作動せしめるのであるが、該ポンプ作動によってポン
プ室1の吸入口2側と排出口3側とは夫々P1及びP2
となって圧力差を生ずる。然して、ローター軸5,5の
回転によってシール機能を発揮するシール部13.13
aはポンプ室1の吸入、排出口2.3間に位置するため
に、前記ポンプ室1よリシール部13.13aに作用す
る圧力値P3は、Pi<P3 < P2となる。また他
方、連通用孔14.14aは二枚のローター6.6がほ
ぼ常時存在して該ローター6.6の端面25.25と仕
切板8,8aとの間の極めて小幅寸法(通常0.1乃至
O0数ミ1月の間隙部が形成される位置に設けられてな
るために、該連通用孔14.14aの開口部はローター
6.6によって簡易的に閉塞された準シール状態となっ
てポンプ動作の圧力脈動の影響を受けず、しかも該連通
用孔14.14aは前記シール部13.13aと同様に
吸入、排出口2.3間の位置で該シール部13.13a
の近傍位置に設けられてなるために、該連通用孔14、
14aにて連通される中間室7.7a内の圧力P4は当
然に前記シール部13.13aのポンプ室1側の圧力P
3と同等若しくは略同等の圧力値に均一に保たれて、前
記シール部13.13aのポンプ室1側の圧力P3と中
間室7.7aの圧力P4とは均衡した状態となる。従っ
てポンプ動作によってポンプ室lの吸入、排出口2.3
側の圧力PL、 P2に多大な圧力差を生じても、前記
P3. P4は常に相互に均圧状態を保持し、中間室7
.7a内のエアがシール部13゜13a又は連通用孔1
4.14aを介してポンプ室1内へ流出するようなこと
が防止できることとなり、該エア流れに伴なう油11の
流出が防止されることは勿論のこと、該エア流れに起因
するポンプの排気効率の低下を招くようなことも一切な
く、更には中間室7,7a内の油がシール部13.13
a及び連通用孔14.14a内に積極的に侵入するよう
なことがないために、ポンプ停止時に前記シール部13
゜13a及び連通用孔14.14aより油11がポンプ
室1内に垂れ流れを生ずるようなこともないのである。
尚、上記実施例に於いてはローター軸5,5のシールを
非接触式のラビリンスシールにて行なってなるが、本発
明はこれに限定されるものではなくその他のネジポンプ
式シール等の非接触式シール手段でもよい他、オイルシ
ール等の接触式シール手段を採用しても何ら構わない。
すなわち、上記実施例に於けるラビリンスシールのシー
ル部13.13aに換えてオイルシールを使用した実施
例を、前記実施例と連通用孔14.14aの位置等を全
て同一構成とした第2図に於いて説明すれば、ローター
軸5,5の仕切板8,8aの位置に設けられたオイルシ
ール13b、  13cに作用スるポンプ室1側の圧力
P3と、連通用孔14.14aによってポンプ室1と連
通される中間室7,7a内の圧力P4とは同圧若しくは
略同圧となるために、前記オイルシール13b、  1
3cはその両側に何ら不均衡な圧力差を受けないことと
なって、その使用条件が良好となり使用寿命が長くなる
。また、前記オイルシール13b、  13cはその長
時間の使用の際に、ローター軸5.5との接触摩耗によ
って該ローター軸5,5と僅かな間隙部を形成すること
となるが、該シール部のポンプ室1側の圧力P3と中間
室7,7a内の圧力P4とは均衡してなるために、該間
隙部は前記実施例と同様な非接触式のシール手段を構し
た場合と同一のシール機能を有することとなって、前記
オイルシールL3b、  13cを何ら部品交換するこ
となく前記実施例と同様に中間室7.7aからポンプ室
1内への不当なエア流れを防止して油もれや排気効率の
低下を防止することができるのである。
また、上記各実施例に於いては連通用孔を二本のロータ
ー軸間の丁度中間位置に穿設してなるが、本発明はこれ
に限定されず、要は第3図に示す如く各ローター6.6
の外端先端部6a、 6aの夫々の円弧軌跡の交差部分
A、または各ローター6.6の各ローター軸5.5を中
心とする最小外径寸法りを直径とした二つの円形B、B
内の位置に対応する仕切板8のポンプ室1側の側面に連
通用孔14が穿設されていればよい。けだし、前記A、
B。
Bのいずれの位置に於いても連通用孔14の開口部はロ
ーター6.6の端面にて常時又は略常時準シールされた
状態となって圧力脈動を受けず且つローター軸5.5の
シール部近傍位置に位置して、該シール部のポンプ室側
の圧力と中間室内の圧力とを均圧状態とすることができ
るためである。
尚、本発明は例えば前記B位置に連通用孔を穿没する場
合に、ローター軸のラビリンスシール部等の径を拡張し
たり又は該ラビリンスシール部等に切欠き孔を連設する
ような手段を意図するものではな(、あく迄も本発明は
中間室とポンプ室とを連通させるためにシール部の孔と
は独立した別個の連通用孔を仕切板に穿設する手段にあ
る。
更に、本発明に係る連通用孔はその具体的個数も一個に
限定されず複数個設けても何ら構わず、またその径も通
常数ミリ程度で充分であるがその具体的寸法も任意に変
更可能である他、第4図に示す如く仕切板8に穿設した
連通用孔14に中間室7内の油11が侵入することを特
に防止する手段として、前記連通用孔14を種々傾斜状
に穿設したり或いは前記連通用孔14にパイプ15を接
続するような設計変更も自在である。
その他、本発明はポンプ室、中間室、ローター。
ローター軸等その他の各部の具体的構成は本発明の意図
する範囲内にて全て設計変更自在である。
(発明の効果) 叙上のように、本発明は仕切板の特定位置に連通用孔を
設けることによってローター軸のシール部のポンプ室側
圧力と中間室内の圧力とを均圧状態とすることができる
ために、該シール部の両側に何ら不均等な圧力差を作用
させることなく該シール部に好適なシール機能を有させ
ることができ。
特に非接触式のシール手段に於いては該シール部を介す
る中間室及びポンプ室相互間の不当なエア流れを防止で
き、またそれによって該シール部並びに連通用孔への油
侵入をも防止できるために、従来前記エア流れ及びシー
ル部等への油侵入に起因して生じていたポンプ作動中の
ポンプ室への油流出、及びポンプ停止中の油垂れ流れを
一切防止して、ポンプ室内を常に清浄な状態に保つこと
ができるという格別な効果を得た。
しかも、前記非接触式シールに於いては既述の如く中間
室及びポンプ室相互間め不当なエア流れを解消してなる
ために、ポンプの真空排気効率を低下させるような現象
も防止できるに至った。
また、接触式のシール手段に於いてもそのシール部材の
両側に不当な圧力差が生じないために、該シール部材の
使用条件が改善されてその使用寿命が従来に比して格段
向上するに限らず、高価で特殊なシール部材を使用する
必要もないために係るコストを低減化し、更には該シー
ル部材の選択も容易となる大なる実益を有する。
更に、重要な効果として、本発明は接触式シール手段に
於いてシール部材が摩耗して該シール部材とローター軸
1間に間隙が生じても、該シール部のポンプ室側圧力と
中間室の圧力とは均圧状態を保って該間隙を生じたシー
ル部に何らエア移動が生じず、該間隙からの油流出が防
止できるために、従来この種接触代シールに於いて必須
とされていたシール部材の煩雑な交換作業を不要ならし
め、保守管理が容易で且つ係る部品コストを一層低減化
することができるという大なる利点を有する。
このように、本発明は仕切板の特定位置に連通用孔を穿
設するだけの手段にて従来解決し得なかった種々の問題
点を解消すべく上記種々の格別な効果を有する他、該連
通用孔の存在によって中間室内の排気が促進されて特に
新油使用時の泡立ち現象にも好適に対処できる利点を有
し、その実用的価値は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るルーツ真空ポンプの本実施例を示
し、同図(イ)は平面断面図、同図(ロ)は同図(イ)
のX−X線断面図、同図(ハ)は側面断面図。 第2図は他実施例を示す平面断面図。 第3図は本発明に係る連通用孔の穿設位置を示す説明図
。 第4図(イ)、(ロ)は他実施例を示す要部断面図。 第5図(イ)、 (ロ)、第6図(イ)、 (ロ)第7
図(イ)、(ロ)は従来例を示す概略説明図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポンプ室1内に一対のまゆ形ローター6、6を設け
    、且つ該ローター6、6を取着してなるローター軸5、
    5を前記ポンプ室1と仕切板8にて区画された中間室7
    内に前記仕切板8とシール手段を有させて軸支して前記
    ローター6、6を相互に逆方向へ回転すべく構成してな
    るルーツ真空ポンプに於いて、前記仕切板8のポンプ室
    1側の内側面24の前記ローター6、6の各ローター軸
    5、5を中心とする最小外形寸法を直径とした二つの円
    形部B、B内、又は前記各ローター6、6の外端先端部
    6a、6aの夫々の円弧軌跡の交叉部分A内の位置に、
    前記ポンプ室1と中間室7とを連通させるための連通用
    孔14を穿設してなることを特徴とするルーツ真空ポン
    プ。 2、前記ローター6、6と仕切板8とのシール手段がラ
    ビリンスシール等の非接触式のシール手段であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のルーツ真空ポン
    プ。 3、前記ローター6、6と仕切板8とのシール手段がオ
    イルシール等を使用した接触式のシール手段であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のルーツ真空ポ
    ンプ。 4、前記連通用孔14が直径数ミリ程度に形成されてな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のルーツ
    真空ポンプ。
JP24312784A 1984-11-16 1984-11-16 ル−ツ真空ポンプ Granted JPS61123793A (ja)

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