JPS61119338A - 容器の製造方法 - Google Patents

容器の製造方法

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JPS61119338A
JPS61119338A JP59240507A JP24050784A JPS61119338A JP S61119338 A JPS61119338 A JP S61119338A JP 59240507 A JP59240507 A JP 59240507A JP 24050784 A JP24050784 A JP 24050784A JP S61119338 A JPS61119338 A JP S61119338A
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coating
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松林 宏
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広田 和実
Hisao Iwamoto
岩本 久夫
Tamio Fujiwara
藤原 民雄
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/22Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
    • B65D1/26Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations
    • B65D1/28Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations formed of laminated material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B15/00Layered products comprising a layer of metal
    • B32B15/04Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B15/08Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin

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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器の製造方法に関するもので、より詳細に
は鋼箔と有機樹脂被覆とから成る積層体を用いて、耐腐
食性、外観特性及び密封的性質に優れた包装容器、特に
側面無継目複合容器を製造する方法に関する。
従−来の技術及び発明の技術的課題 従来、ブリキ或いはティン・フリー・スチール(TFS
 :電解クロム酸処理鋼板)等の表面処理鋼板を用いた
絞り成形容器が、魚肉缶詰、ゼリー類或いは羊カン等を
充填した缶詰等に広く使用されている。
これらの表面処理鋼板は一般に厚みが0117乃至0.
23mの範囲にありこれを用いた缶詰の空缶は廃棄処理
が困難であることから、所謂缶公害の問題を生ずるに至
っている。
容器を使用した後での廃棄の容易さ及び省資源の見地か
ら、板厚の薄い鋼製容器の出現が望まれており、この要
望に答えるものとして、鋼箔と有機樹脂被覆とから成る
積層体を用いて、側面無継目容器を製造することについ
ても既に多くの提案がなされている。
しかしながら、鋼板の板厚fe0.12m以下に迄減少
させて、有機樹脂被覆層との積層体の形で絞り容器に成
形すると1次のような特有の問題を生じることがわかっ
た。先ず、絞り成形に際して、フランジ部から側壁部に
かけてシワが発生し易くなり、このシワの存在によりヒ
ートシールや巻締による確実な密封が困難となることで
ある。また、このシワの発生を防止した容器でも、内容
物を充填、密封径長期間保存すると、容器内面、特に側
壁部で有機被覆下の腐食が進行し、ガスバリヤ−性の低
下或いは金属溶出等により商品寿命が著しく短かくなる
という欠点を生じる。この理由は、容器成形時に発生す
るシワを減少させる目的でシワ押え力を上げると、内面
有機樹脂被覆や、内面樹脂被覆と鋼箔との接着界面が損
傷を受け、或いは損傷を受けない場合にも剥離の原因と
なる応力等が残留するためと思われる。
発明の目的 従って、本発明の目的は、従来の鋼箔−有機樹脂被覆積
層体から製造した絞り容器の前述した欠点が解消された
容器の製造法を提供するにある。
本発明の他の目的は、耐腐食性、外観特性及び密封性の
望ましい組合せを有する鋼箔−有機樹脂複合容器の製造
方法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、廃棄処理が容易であり、しか
もその製造も容易な鋼箔−有機樹脂複合側面無継目容器
の製造方法を提供するKある。
発明の構成 本発明によれば、有機樹脂被覆金属箔積層体を絞り成形
に付することから成る容器の製造方法において、 抗張力(σB)が 100に!g/露z≧σB≧30ゆ/鵡2 ・・曲(1
)で且つ厚さ(T)が 120 fim≧T≧15 ttm     −−(2
)の範囲内にありしかも金属スズ、金属クロム又は金属
ニッケルを含有する表面処理膜を備えた鋼箔と全厚み(
1)が T1/nC/σ≧t≧3 μm     −−(3) 
一 式中nは5.6及びCは4630の数であるの範囲内に
ある有機樹脂被覆との積層体を絞り成形に付することを
特徴とする方法が提供される。
発明の特徴及び作用効果 本発明は、鋼箔として金属スズ、金属クロム又は金属ニ
ッケルを含有する表面処理膜を備えた鋼箔を使用すると
共に、鋼箔の抗張力(σB)及び厚み(1)並びに有機
樹脂被覆の全厚み(1)を一定の範囲内に選ぶことが、
絞り成形時におけるシワの発生を防止し且つ鋼箔の腐食
を防止する上で臨界的であるという知見に基づくもので
ある。
一般に、金属や樹脂の絞り成形において、ブランク(絞
り成形用素材)の周辺部においては、周方向に寸法の縮
少を生じながら、容器軸方向に塑性流動を生じて、最終
容器への成形が行われる。
この場合、金属素材について言えば、素材の厚みが小さ
くなる程、周辺部でのシワの発生が大きくなることが認
められる。これは、厚みが小さくなる種馬方向への素材
の座屈が生じるためと考えられる。また、金属と有機樹
脂被覆との積層体の絞り成形について言えば、有機樹脂
被覆の厚みが大きくなる種周辺部でのシワの発生が犬き
ぐなることが観察される。これは、樹脂層の厚みが大き
くなると、シワ押え力によって樹脂層自体の変形が大き
くなり、金属層へシワ押え力が伝達されにくくなるため
と考えられる。勿論、絞り成形しつつある素材の周辺部
に加えるシワ押え力を大きくすると、シワの発生は少な
くなるが、この場合には既に述べた通り、有機樹脂層の
破損や有機樹脂層と金属との接着界面の破損が生じ易い
。また、必要なシワ押え力は、金属の抗張力にも密接に
関連し、金属の抗張力が大きくなると、一般に高いシワ
押え力が必要となる。
本発明は、鋼箔の抗張力(σB)を前記式(1)の範囲
その厚みσ)を前記式(2)の範囲、及び有機樹脂被覆
の全厚み(t) t−前記式(3)の範囲とすることに
より、絞り成形に際し、比較的小さいシワ押え力で容器
フランジや側壁部におけるシワの発生を防止し、これに
より容器の密封性を向上させ、また樹脂被覆層の破損や
該被覆層と鋼箔との接着界面の破損を防止して、容器の
耐腐食性を防止したものである。
先ず、式(1)の上限値はシワ発生を防止するのに必要
なシワ押え力から決定されるものであり、抗張力(σB
)がこの上限値を越える場合には、過度のシワ押え力が
必要となって、接着界面の破損等により耐腐食性が低下
する。また、この上限値を越えると、絞り成形に際して
素材の切断を生じたり、不均一な塑性流動により厚みが
極めて不均質になる等の欠点を生じる@ 金属箔として鋼箔を用いる場合の顕著な利点は、鋼箔は
剛性や抗張力がアルミ箔等に比して著しく犬であり、従
って金属箔がかなり薄い場合でも。
得られる絞り成形容器の腰が強いことであるが、鋼箔の
抗張力が式(1)の下限を下まわると、上述した利点が
失われることになる。
上記式(2)の鋼箔の厚み(1)め下限値は、前述した
現象に基づいて実験的に定められたものであり、この下
限値を下廻ると、他の条件を如何に変動させてもシワの
発生を防止することが困難である。
またこの下限値よりも下では鋼箔によるガス遮断も完全
を期すことが困難である。また、上記式(2)の鋼箔の
厚み(1)の上限値は、容器を軽量化し、資源を節約し
、その廃棄処理を容易にするという所期の目的から定め
られるものである。
上記式(3)の有機樹脂被覆の厚−”it)の上限値、
即ち σ・t = T”’−C・・・・・・ (4)は、前述
した考察と実験結果とから誘導された実験値であり、よ
り詳細には次のように求められる値である。
即ち、添付図面第1図は鋼箔の抗張力σBを縦軸、有機
被覆の厚み(1)を横軸として、本発明の範囲をプロッ
トした図である。この第1図において、曲線(4)は上
記式(4)で与えられる双曲線である。先ず。
鋼箔の厚みσ)を一定とし、σB及びtt一種々変化さ
せ、次忙シワ押え力を比較的小さい一定値とし、この積
層体にシワが発生するか否かを調べると、第1図の曲線
(4)に示すような臨界線(曲線(4))の右方がシワ
の発生する域で、左方がシワの発生しない域)が求めら
れる。次に、シワ押え力を向上させて、同様のプロット
を行うと、この臨界線は次第に右方に移動するが、シワ
押え力が成る一定値を越えると、この臨界線の右方でも
左方でも、有機被覆の破損や接着界面の破損が生じるよ
うになる。本発明における前記一般式(4)は、有機波
長の破損や接着界面の破損が生じない限界値として求め
られる。しかも、この場合の限界値、σ8とtとの積は
、鋼板の厚みT′t−変化させた場合、Tの17n乗の
値に比例することが見出された。
第1図においては、後述する実施例及び比較例の結果が
プロットされているが、式t≦T1/′1・qσ8を満
足する場合には、シワの発生防止や鋼箔の腐食防止が有
効に行われていることが了解されよう。
前記(3)の被覆厚み(1)の下限値は、鋼箔上にピン
ホールやクラック等の塗膜欠陥のない完全被覆を形成さ
せるという見地から決定されたものである。
本発明に用いる鋼箔は、金属スズ、金属クロム及び金属
ニッケルから成る群より選ばれた金属層含有表面処理層
を備えていることも、耐腐食性と加工性との見地から重
要であり、鋼箔の上にこれらの金属層が形成されていな
い表面処理鋼箔では、たとい前述した諸条件が満足され
たとしても、レトルト殺菌後の耐腐食性が著しく劣るよ
うになる。
発明の好適態様 本発明を、その好適態様について以下に詳細に説明する
積層体 本発明に用いる積層体の一例を示す第2図において、こ
の積層体1は、鋼箔2、鋼箔2の容器内面側となる面に
、必要により接着剤層3を介して設けられた有機樹脂内
面被覆材4及び容器外面側となる面に、必要により接着
剤層5t−介して設けられた有機樹脂外面被覆材6から
成っている。
鋼箔2としては、前述した制限全満足する表面処理鋼箔
が全て使用される。この表面処理鋼箔は、例えば前述し
た厚みに迄冷間圧延された鋼箔に表面処理を施こすこと
により製造され、鋼箔の抗張力(σB)は鋼箔に焼鈍操
作を行い、この際、焼鈍の条件を変えることにより、所
望とする抗張力の鋼箔が得られろ。
本発明の目的に特に好適な表面処理鋼箔は、電解クロム
酸処理鋼箔であり、このものは鋼箔基質上に金属クロム
層及び金属クロム層上にクロム酸化物層を備えたもので
ある。金属クロム層の厚みは、面積当りの重量で表わし
て、一般に30乃至300m97m”、特に50乃至2
50W/m”の範囲にあることが望ましく、一方クロム
酸化物層の厚みは、Cr原子基準で表わして、一般に3
乃至501!9/m”、特に7乃至30■/m 2の範
囲にあることが望ましい。
金属クロム層が耐腐食性及び加工性に関して重要な役割
を演じることは既に指摘した通りであるが、金属クロム
層上のクロム酸化物層は有機樹脂被覆の鋼箔への密着力
を向上させる上で重要である。
耐腐食性に優れた表面処理鋼箔の他の例は、鋼箔基質上
にニッケル或いはスズのメッキ層を設けたものであり、
これらのメッキ層の厚みは、面積当りの重量で表わして
一般に30乃至10,0OOII9/m2、特に50乃
至50001197m”の範囲にあることが望ましい。
これらの金属メッキ層を有する鋼箔は、最終厚みに圧延
した鋼箔にメッキ処理を行って製造してもよいし、或い
は最終厚みに迄圧延する前の鋼箔乃至は鋼板にメッキ処
理を行ない、このメッキしたものを圧延処理に付して、
所望のメッキ処理鋼箔としてもよい。これらのメッキ層
の上にクロム酸及び/又はリン酸による処理膜を形成し
て、有機樹脂被覆との密着性を向上させることもできる
有機樹脂被覆層4及び6としては、鋼箔に密着された状
態で絞り加工可能な樹脂類の全てを用いることができる
。このような樹脂の適当な例は、これに限定されないが
次の通りである。
(、)  ポリオレフィン類;ポリプロピレン、/リエ
チレン、/リブテンー1.プロピレン−エチレン共重合
体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレンー酢酸
ビニル共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体(アイ
オノマー)。
(b)  71?リアミド類;特に一般式%式%(1) 式中nは3乃至13の数、mは4乃至11の数である で表わされる反復単位か、ら成るポリアミド類。
例えば、ポリ−ω−アミノカプロン酸、ポリ−ω−アミ
ノへブタン酸、ポリ−ω−アミノカプリル酸、ylIJ
−ω−アミノペラゴイン酸、ポリーω−アミノデカン酸
、ポリ−ω−アミノウンデカン酸、2リーω−アミノド
デカン酸、ポリ−ω−アミノトリデカン酸、ポリへキサ
メチレンアジノぐミド、ポリへキサメチレンドデカミド
、ポリへキサメチレンドデカミド、ポリへキサメチレン
トリデカミド、ポリデカメチレンアジパミド、ポリデカ
メチレンアパミド、ポリデカメチレンドデカミド、ポリ
デカメチレントリデカミド、ポリドブ力メチレンアジノ
々ミド、1リドデカメチレンセバカミド、ポリドデカメ
チレンドデカミド、ポリドデカメチレントリデカミド、
ポリトリデカメチレンアジパミド、ポリトリデカメチレ
ンアパミド、ポリトリデカメチレンドデカミド、ポリト
リデカメチレントリデカミド、ポリデカメチレンアジパ
ミド、ポリデカメチレンアジパミド、ポリデカメチレン
アジパミド、ポリトリデカメチレンアジパミド或いはこ
れらのコポリアミド。
(C)/リエステル類;特に一般式 %式%(4) 式中8.は炭素数2乃至6のプルキレン基、R2は炭素
数2乃至24のアルキレン基又はアリーレン基である、 で表わされる反復単位から成る。i? +3エステル。
例、t ハ、?リエチレンテレフタレート、Iジエチレ
ンテレフタレート/イソフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン/テトラメチレンテレ
フタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート/イソ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート/イソフタレ
ート、?リテトラメチレン/エチレンテレフタレート、
ポリエチレン/テトラメチレンテレフタレート/イソフ
タレート、z+)エチレン/オキシベンゾエート、或い
はこれらのブレンド物。
(a)  ylリカービネート類;特に一般式%式%(
5) 式中R3は炭素数8乃至15の炭化水素基、で表わされ
るぼりカーゴネート。
例えば、ポリ−p−キシレングリコールビスカーゼネー
ト、/ IJ−ジオキシジフェニル−メタンカーブネー
ト、ポリージオキシジフェニルエタンカーゲネート、ホ
リージオキシジフェニル2.2− ニア’ロバンカーボ
、*−4、/リーフオキシジフェニル1.1−エタンカ
ー?ネート。
(e)  !り塩化ビニル、塩化ビニル−ブタジェン共
重合体、塩化ビニル−スチレン−ブタジェン共重合体等
の塩化ビニル樹脂。
(f)  塩化ビニリデン−塩化ビニリデン共重合倣塩
化ビニリデン−ビニルピリジン共重合体等の塩化ビニリ
デン樹脂。
(g)  高ニトリル含有量のアクリロニトリル−ブタ
ジェン共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体
、アクリロニトリル−スチレン−ブタジェン共重合体等
のハイニトリル樹脂。
(h)  ポリスチレン樹脂、スチレン−ブタジェン共
重合体等。
これらの樹脂は、一般にフィルムの形に成形し、前述し
た鋼箔に対して熱融着により密着させるか、或いは接着
剤を用いて貼合せる。広範囲の熱可塑性樹脂フィルムと
鋼箔とに対して優れた接着剤は、ウレタン系接着剤であ
り、更にポリオレフィン系フィルムに対してはエチレン
系不飽和カルメン酸やその無水物でグラフト変性された
酸変性オレフィン樹脂を用いることができ、またポリア
ミドフィルムに対しては低融点コポリアミドを、ポリエ
ステルフィルムに対しては低融点コポリエステルを夫々
接着剤として使用することができる。
上述した熱可塑性樹脂フィルムに代えて、有機樹脂塗料
を用いることもできる。このような塗料としては、熱硬
化性及び熱可塑性樹脂から成る任意の保護塗料;例えば
フェノール・エポキシ塗料、アミノーエポキン塗料等の
変性エポキシ塗料;例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、
塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、エ
ポキシ変性−、エポキノアミノ変性−或いはエポキシフ
ェノール変性−ビニル樹脂塗料等のビニル又は変性ビニ
ル塗料ニアクリル樹脂系塗料;スチレン−ブタジェン系
共重合体等の合成ゴム系塗料等の単独又は2種以上の組
合せが使用される。
これらの塗料は、エナメル或いはラッカー等の有機溶媒
溶液の形で、或いは水性分散液又は水溶液の形で、ロー
ラ塗装、スプレー塗装、浸漬塗装、静電塗装、電気泳動
塗装等の形で金属素材に予め施こす。勿論、前記樹脂塗
料が熱硬化性の場合には、必要により塗料を焼付ける。
これらの樹脂フィルム及び塗料は、容器の用途や特性に
応じて、徨々の形で使用し得る。例えば鋼箔が比較的薄
く、樹脂被覆による機械的補強が望ましい場合には、樹
脂フィルムを使用すればよく、また鋼箔が比較的厚く、
機械的補強がさほど要求されない場合には塗膜を用いれ
ばよい。勿論、鋼箔の一方の表面に樹脂フィルムを施し
、他方の表面に塗膜を設けてもよいし、また鋼箔の表面
に先ず塗膜を設け、この塗膜の上に樹脂フィルムを設け
てもよい。
更に、使用する樹脂の種類も用途により適宜選定されろ
。例えば、ヒートシールにより蓋を密封するための容器
においては、容器のフランジ部に露出する樹脂被覆材、
即ち樹脂内面材を、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
オレフィン樹脂の様なヒートシール性樹脂とすることが
有利である。
また、内容物充填容器をレトルト殺醒のような加熱殺菌
に付する用途においては、内面材及び外面材を、ポリプ
ロピレン、ポリアミド、ポリエステルのような耐熱性樹
脂層とすることが有利である。
更Kまた、樹脂フィルムや塗膜は、透明なものであって
もよいが、表面処理鋼板を隠蔽するために、チタン白等
の白色顔料や、他の着色顔料或いは染料等を配合した樹
脂フィルムや塗膜を使用してもよい。また、着色剤配合
樹脂フィルムを使用する代りに、樹脂フィルム表面に印
刷インキ層を設け、この印刷インキ層が鋼箔側に位置す
るように、鋼箔に対して樹脂フィルムを貼合せてもよい
絞り成形 本発明によれば、前述した積層体に絞り成形を行う。こ
の絞り成形工程を説明するための第3図において、積層
体1を、しわ押え10で押えた状態で、相対的に軸方向
運動可能なIフチ11とダイス12との間で絞り成形に
付する。この絞り成形は、一段でも或いは多段にも行う
ことができ、例えば、所望の形状及び所望の高さ/径比
率となる迄、ポンチ11及びダイス12の径を段々小さ
くしながら、数次にわたって行うことができる。
この際、本発明によれば、下記式 で定義される絞り比を、一段の絞り加工で1.5乃至2
.3となるように、また全体としての絞り比を1.5乃
至3.5となるような苛酷な条件下で、即ち高度の絞り
比で、無継目カップ容器を製造できることが顕著な特徴
である。
得られる絞りカップは、7ランジ加工、或いは更に7ラ
ンジ端縁部をカーリング加工等に付して、最終容器とす
る。本発明の容器は、蓋との間にヒートシールによる密
封を行うための用途にも使用し得るし、また蓋との間に
巻締による密封を行うための用途にも使用し得る。
本発明を次の実施例で説明する。
実施例 各実施例を通じ各試験及び評価は次の様に行なった0 1、絞り容器成形性 有機被覆鋼箔を外径118鱈の円板状に打抜き、潤滑剤
として・々−ム油を約1.2+9/d−塗布した後、ノ
臂ンチ直径66 m 、パンチ角半径3蝙、ダイ角半径
1簡、ノーンチとダイのクリアランスは、板厚の1,2
〜1,8倍の範囲内に入るように、板厚に応じてダイス
径を変更した焼入鋼製の絞り工具を用い、しわ押え力は
エア・クッション方式による単動プレスにセットし、直
径66 txm 、カツグ深さ32mのフランジ付き力
ツノを成形した。
・7ランジ・シワの評価方法 絞り成形後、フランジ部及び側壁部の7ランジ近傍に生
成するシワを肉眼観察し、シワが全くないもの及び密封
性、外観上許容できる軽度のシワの場合をO1密封性及
び外観上許容できないシワの場合を×とした。
・ 成形状態の評価方法 絞り成形後、側壁部のクラックの発生、底伸び異常、形
状不良を肉眼観察した。
2、実容器保存耐食試験 1で正常に成形できた絞り容器に常法によりドレッシン
グ・ツナを充填し、容器と同じ材料構成の蓋をヒートシ
ールし、116℃で30分間加圧加熱殺菌後、37℃に
て6ケ月間貯蔵したO ・実容器保存耐食試験評価方法 発 錆、○:発錆面積が0〜5%、×:発錆面積が6%
以上 被膜剥離、O:剥離面積がθ〜5チ、X:剥離面積が6
%以上 3、落下耐性 1で正常に成形できた絞り容器に10Qccの水を充填
し、容器と同じ材料構成の蓋をヒートシールした。この
ものを高さ30c1nから容器底角部が当たるようにコ
ンクリート床面に落下して変形の度合を観察した。
・落下耐性評価 O:変形なしあるいは軽度であるもの ×:商品価値がなくなる程度に変形したもの実施例1 厚み30μm、抗張力35 kpf/m’の電解クロム
酸処理鋼箔(表面皮膜量、金属クロム:1100rtq
i” 、 alR化クワクロム1589/m” )の両
面に、厚み3μmのウレタン系接着剤を介して201h
n厚のポリエチレンをラミネートして、全厚みが46μ
mの有機樹脂被覆を設けた有機樹脂被覆鋼箔を得た。
こうして得た有機樹脂被覆鋼箔から直径66m。
深さ32箇の7ランノ付カツプを成形し、絞り容器成形
性、実容器保存耐食性試験、落下耐性を調べた。その結
果を表1に示す。
実施例2及び3 容器内面側のポリエチレンの厚みが夫々130μm及び
210μmであり、全厚みが夫々151−及び236μ
mの有機樹脂被覆を設けた以外は実施例1と同様に製造
・試験を行った。
比較例1及び2 容器内面側のポリエチレンの厚みが夫b230μm及び
320μmであり、全厚みが夫々256μm及び346
μmの有機樹脂被覆を設けた以外は実施例1と同様に製
造・試験を行った。
実施例4 厚み30μm、抗張力60に9f/■2の電解クロム酸
処理鋼箔(表面処理量、金属クロム: J O0WI9
/@! 、 II!化りa ム: 15 ml/m” 
)’)片面に焼付後の淳さが5μmになるようエポキシ
−フェノール系塗料を塗布し230℃で30秒間焼付け
た。
次に、未塗装面側K、厚み3μmのウレタン系接着剤を
介して厚み25μmのコポリエステルをラミネートして
、全厚みが33μmの有機樹脂被覆を設けた有機樹脂被
覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様にして容器内面に
コポリエステル被覆層をもつ7ランノ付きカップを成形
し、実施例1と同様の試験を行なりた。その結果を表1
に示す。
実施例5及び比較例3及び4 容器内面側のコポリエステルの厚みが夫々130μm 
、 150μm及び260μmであり、全厚みが夫夫1
38μm 、、 158μm及び268μmの有機樹脂
波1を設けた以外は実施例4と同様に製造・試験を行っ
た。
実施例6 厚み30μm、抗張力85ゆf 7m”のスズめっき鋼
箔(表面処理量、スズ: 2800ダ/m” )の一方
の面に、厚み3μmのウレタン系接着剤を介して208
℃厚のポリプロピレンを、また、他方の面K。
厚み3μmのウレタン系接着剤を介して208℃厚のナ
イロンをラミネートして、全厚みが46μmの有機樹脂
被覆を設けた有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1
と同様にして、容器内面側にポリプロピレン被覆層をも
つ、7ランジ付きカップを成形し、実施例1と同様の試
験を行なった。その結果を表1に示す。
実施例7及び比較例5及び6 容器内面側のポリプロピレンの厚みが夫々70μm、9
0μm及び130μmであり、全厚みが夫々96μm 
、 116μm及び156μmの有機樹脂被覆を設けた
以外は実施例6と同様に製造・試験を行りたO 比較例7 スズめっき鋼箔の抗張力が28 kgf 7m”である
こと以外は、実施例6と同様に製造・試験を行った。
実施例8 厚み75μm、抗張力36k17f/m”の電解クロム
酸処理鋼箔(表面処理量、金属クロム:200■/rP
L2.酸化クロム:8ダ/m2 )の一方の面に、厚み
3μmのウレタン系接着剤を介して208℃厚のポリゾ
ロぜレンを、また、他方の面に、厚み3μmのウレタン
系接着剤を介して208℃厚のナイロンをラミネートし
て、全厚みが46μmの有機樹脂被覆を設けた有機樹脂
被覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様にして、容器内
面側にポリプロピレン被覆層をもつ、7ランジ付きカッ
プを成形し、実施例1と同様の試験を行なった。その結
果を表1に示す。
実施例9,10、比較例8及び9 容器内面側のポリプロピレンの厚みが140μm。
230μm 、 260μm及び340μmであり、全
厚みが夫々166μm 、 256μm、286輛及び
366μmの有機樹脂被覆を設けた以外は実施例8と同
様に製造・試験を行った。
実施例11 厚み75μm、抗張力60kgf/■2の電解クロム酸
処理鋼箔(表面処理量、金属クロム:200■/m2.
酸化クロム: 8 my/m” )の一方の面に焼付後
の厚さが5μmになるようにエポキシエリア塗料を塗布
し、230℃で30秒間焼付けた。次に、未塗装面側に
厚み3μmのウレタン系接着剤を介して、厚み30μm
の4リエチレンをラミネートし、全厚みが38μmの有
機樹脂被覆を設けた有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実
施例1と同様にして、容器内面側にポリエチレン被覆層
をもつ72ンジ付きカップを成形し、実施例1と同様の
試験を行なった。その結果を表1に示す。
実施例12.13及び比較例10 容器内面側のポリエチレンの厚みが夫々100μm 、
 150μm及び170μmであり、全厚みが夫夫10
8μm 、 158μm及び178μmの有機樹脂被覆
を設けた以外は実施例11と同様に製造・試験を行った
実施例14 厚み75 thy* 、抗張力83 klilf/m”
のニッケルめっき鋼箔(表冒処理量、金属ニッケル: 
15001119/m” )の内面に、それぞれ乾燥後
の厚みが3μm。
1μmになるように塩化ビニル塗料を塗布し、200℃
で4秒間乾燥して、全厚みが4μmの有機樹脂被覆を設
けた有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様に
して、容器内面側に厚み3μmの塩化ビニル塗料層をも
つ7ランノ付きカップを成形し実施例1と同様の試験を
行なった。その結果を表1に示す。
比較例11 容器、内面側の塩化ビニル塗料の厚みが1.5μm、外
面側が無塗装である以外は実施例14と同様に製造・試
験を行った。
実施例15 実施例14と同じニッケルめっき鋼箔の一方の面に、乾
燥後の厚みが8μmKなるように塩化ビニル塗布し、2
00℃で40秒間乾燥した。次に、他方の面に3μmの
ウレタン系接着剤を介して厚み100μmのポリプロピ
レンをラミネートし、全厚みが111μmの有機被覆を
設けた有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様
にして、容器内面側に塩化ビニル被覆層をもつフランツ
付きカップを成形し、実施例1と同様の試験を行なった
その結果を表1に示す。
比較例12及び13 容器外面側のポリプロピレンの厚みが夫々120μm及
び160μmである以外は実施例15と同様に製造・試
験を行った。
比較例14 ニッケルめっき鋼箔の抗張力が105 kgf/em2
であること以外は実施例15と同じにして製造・試験を
行った。
実施例16 厚み120μm、抗張力35に9f/a”の電解クロム
酸処理鋼箔(表面処理量、金属クロム=50my/m”
 、酸化クロム: 2 sIITg/m” )の一方の
面に厚み3μmのウレタン系接着剤を介して204℃厚
のコポリエステルをラミネートし、また、他方の面に厚
み3μmのウレタン系接着剤を介して20μmのポリエ
ステルをラミネートし、全厚みが46μmの有機樹脂被
覆を設けt有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1と
同様にして、容器内面側にコポリエステル被覆層をもつ
フランジ付きカップを成形し、実施例1と同様の試験を
行なった。その結果を表1に示す。
実施例17.18,19、比較例15及び16容器内面
側のコポリエステルの厚みが夫々130゜230.28
0,300及び380 tlmであり、全厚みが夫々1
56.256.306.326及び406μmである以
外は実施例16と同じにして製造・試験を行った。
実施例20 厚み120μm、抗張力58に9f/鱈2の電解クロム
酸処理鋼箔(表面処理量、金属クロム:5011197
m” 、酸化クロム:25m9/m”)の一方の面に乾
燥後の厚みが3μmになるように塩化ビニルと酢酸ビニ
ルの共重合体を塗布し、他方の面に乾燥後の厚みが1μ
mになるように塩化ビニル塗料を塗布し、200℃で4
0秒間乾燥して、全厚みが4μmの有機樹脂被覆を設け
た有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様にし
て、容器内面側に塩化ビニル、酢酸ビニル共重合体塗膜
をもつ7ランノ付きカップを成形し、実施例1と同様の
試験を行なった。その結果を表1に示す。
比較例17 容器内面側の塩化ビニル、酢酸ビニル共重合体塗膜の厚
みが1.5μm、外面側が無塗装である以外は実施例2
0と同様にして製造・試験を行った。
実施例21 実施例20と同じ電解クロム酸処理鋼箔を用い、一方の
面に乾燥後の厚みが8μmになるように、塩化ビニル′
と酢酸ビニルの共重合体を塗布、200℃で40秒間乾
燥した。次に、他方の面に、3μmのウレタン系接着剤
を介して、厚み90μmの、41Jプロピレンをラミネ
ートし、全厚みが101μmの有機樹脂被覆を設けた有
機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様にして、
容器内面側に塩化ビニル、酢酸ビニルの共重合体塗膜を
もつ7ランジ付きカップを成形し、実施例1と同様の試
験を行なった。結果を表1に示す。
実施例22、比較例18及び19 容器外面側のポリプロピレンの厚みが夫々170゜19
0及び280μmで、有機樹脂被覆の全厚みが夫々18
1,201及び291μmである以外は実施例17と同
様にして製造・試験を行った。
実施例23 厚み120μm、抗張力87 kgf 7m”の電解ク
ロム酸処理鋼箔(表面処理量、金属クロム:120ダ/
m2.酸化クロム:10〜/m2)の一方の面に厚み3
μmのウレタン系接着剤を介して20μ哨厚のポリエチ
レンをラミネートし、他方の面に厚み3μmの同じ接着
剤を介して20μ哨厚のナイロンをラミネートし、全厚
みが46μmの有機樹脂被覆を設けた有機樹脂被覆鋼箔
を得て、これを実施例1と同様にして、容器内面側にポ
リエチレン層をもつフランツ付きカップを成形し、実施
例1と同様の試験を行なった。その結果を表1に示す。
容器内面側のポリエチレンの厚みが夫々90゜110及
び200 Bmで全厚みが夫々116゜136及び22
6μmの有機樹脂被覆を設けた以外は実施例23と同様
にして製造・試験を行った。
比較例22 電解クロム酸処理鋼箔の抗張力が105 kgf/m”
である以外は実施例24と同様にして製造・試験を行っ
た。
実施例25 厚さ75 tim 、抗張力60 kgf 71m2の
電解クロム酸処理鋼箔(表面処理量、金属クロム:io
1n9/m2.酸化クロム20 my/m” )の一方
の面に、厚み3μmのウレタン系接着剤を介して40μ
哨厚のポリプロピレンをラミネートし、他方の面に厚み
3μmの同じ接着剤を介して、30μ哨厚のナイロンを
ラミネートし、全厚みが76μmの有機樹脂被覆を設け
た有機樹脂被覆鋼箔を得て、これを実施例1と同様にし
て、容器内面側にポリプロピレン層をもつ7ランジ付き
カップを成形し、実施例1と同様の試験を行なった。そ
の結果を表IK示  −す。
実施例26では、鋼箔としてニッケルめっき鋼箔(表面
処理量、金属ニッケル=800 m9/1n2) 実施例27では、鋼箔としてスズめっき鋼箔(表面処理
量、金属スズ: 1000m97m” 。
酸化クロム:8ダ/、、” ) 比較例23では、鋼箔として無処理鋼箔比較例24では
、鋼箔としてクロム酸処理鋼箔(表面処理量、金属クロ
ム: O’IIQ/m2゜酸化クロム:5ダ/m” ’
) 比較例25では、鋼箔としてリン酸クロム酸処理鋼箔(
表面処理i、金属クロム:O 〜/m2.酸化クロム: 7 ln97m” )を用い
る以外は実施例25と同様にして製造・試験を行った。
電解クロム酸処理、ニッケルめっき、スズめっき処理は
、無処理、クロム酸処理、リン酸クロム酸処理と比べ著
しく耐食値が優れているのが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋼箔の抗張力σBを縦軸、有機被覆の厚み(1
)を横軸として本発明の範囲をプロットした線図であシ
、 第2図は本発明に用いる積層体の断面構造の一例を示す
断面図であフ、 第3図は本発明の絞シ工程を説明するための断面図であ
る。 1は積層体、2は鋼箔、4及び6は有機樹脂被覆材、1
0はシワ押え、11はポンチ、12はダイスである。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機樹脂被覆金属箔積層体を絞り成形に付するこ
    とから成る容器の製造方法において、抗張力(σ_B)
    が 100kg/mm^2≧σ_B≧30kg/mm^2で
    且つ厚さ(T)が 120μm≧T≧15μm の範囲内にありしかも金属スズ、金属クロム又は金属ニ
    ッケルを含有する表面処理膜を備えた鋼箔と全厚み(t
    )が T^1^/^nC/σ_B≧t≧3μm 式中nは5.6及びCは4630の数であるの範囲内に
    ある有機樹脂被覆との積層体を絞り成形に付することを
    特徴とする方法。
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